JPH111931A - 擁壁ブロック - Google Patents

擁壁ブロック

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JPH111931A
JPH111931A JP15271897A JP15271897A JPH111931A JP H111931 A JPH111931 A JP H111931A JP 15271897 A JP15271897 A JP 15271897A JP 15271897 A JP15271897 A JP 15271897A JP H111931 A JPH111931 A JP H111931A
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JP
Japan
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planting
front wall
retaining wall
soil
wall
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Application number
JP15271897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Nishioka
賢信 西岡
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Yamau KK
Original Assignee
Yamau KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工が簡単で、自然環境や自然景観を破壊する
ことなく法面を緑化可能とした擁壁ブロックを提供する
こと。 【解決手段】前壁(10)と後壁(11)とを控え壁(12)で連結
した擁壁ブロックであって、前壁(10)の表面に植栽部を
設けるとともに、前記控え壁(12)の前壁側部分に植栽用
土壌充填空間(4) を設け、同土壌充填空間(4) と前記植
栽部とを植栽用連通孔(6) を介して連通させた。また、
前記前壁(10)の表面に多数の擬岩石(1) を設け、同擬岩
石(1) 間に形成された凹部(2) を植栽部とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は擁壁ブロックに関
し、詳しくは、河川や道路の法面をを緑化可能とした擁
壁ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、法面を緑化可能とした擁壁ブロッ
クとして、特開平8−60682号公報に示されたもの
があった。
【0003】これは、図13に示すように、基礎100 上
に柱部材200 を一定間隔を開けて立設し、同柱部材200
に、高さ方向に複数の土砂受け用ブロック300 を差し込
み式に配設し、同土砂受け用ブロック300 の背面に土壌
400 を填装し、上下の土砂受け用ブロック300,300 間に
植栽部500 を形成して法面の緑化を図るようにしたもの
である。
【0004】図15中、600 は土砂受け用ブロック差込
溝孔、700 は基礎栗石、800 は天端ブロック、900 は路
面である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の擁壁ブロックには以下の課題が残されていた。
【0006】すなわち、上記構成では、略水平方向に伸
延した植栽部500 が高さ方向に整然と複数段並ぶことに
なり、たとえ土砂受け用ブロック300 の表面い擬岩石や
自然石を埋設したとしても、自然の景観を創出すること
が難しかった。
【0007】また、河川の法面などに適用すると、上記
したように周囲の風景に馴染まないのに加え、土砂受け
用ブロック300 が前方へ突出しているので、大雨などで
増水し、水流が激しくなった場合に流木や石などが衝突
して擁壁が崩壊してしまうおそれがあった。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
る擁壁ブロックを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、前壁と後壁とを控え壁
で連結した擁壁ブロックであって、前壁の表面に植栽部
を設けるとともに、前記控え壁の前壁側部分に植栽用土
壌充填空間を設け、同土壌充填空間と前記植栽部とを植
栽用連通孔を介して連通させた。したがって、法面の緑
化を図る場合には単体のブロックを積み上げるだけで容
易に施工でき、しかも、植栽された植物の根付きが良好
で、かつ土中の保水量も十分確保可能となる。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、前壁の
表面に多数の擬岩石を設け、同擬岩石間に形成された凹
部を植栽部とした。したがって、自然の景観にマッチし
た法面を創出することができ、植物の生え方にも不自然
さがない。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、前記擬
岩石は、その上部を下部よりも張出状に形成した。した
がって、植栽部の土がこぼれ落ちることを防止できると
ともに、日光が植栽部に十分照射される。
【0012】また、請求項4記載の本発明では、前記植
栽用土壌充填空間を、中版を介して上下に区画した。し
たがって、ブロックを段積みした場合に、各ブロックの
中版の下方には土砂が充填されていない空間が形成さ
れ、しかも同空間は植栽部と連通しているので小動物が
自由に出入りでき、自然環境を守ることができる。
【0013】さらに、請求項5記載の本発明では、前壁
の表面全体に植物種子を埋設した植栽用マットを被覆し
て植栽部とした。したがって、法面全体を簡単に緑化す
ることができ、しかも、充填した土砂の流出が全くな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明は、前壁と後壁とを控え
壁で連結した擁壁ブロックであって、道路や河川の法面
に沿って積み上げ、擁壁として機能させながら法面を緑
化して自然な景観を保持可能としたものである。
【0015】すなわち、前壁の表面に植栽部を設けると
ともに、前記控え壁の前壁側部分に植栽用土壌充填空間
を設け、同土壌充填空間と前記植栽部とを連通孔を介し
て連通させ、植物育成に十分な土壌をブロック内に確保
可能としている。
【0016】植栽部の一形態としては、前壁の表面に多
数の擬岩石を設け、同擬岩石間に形成された凹部で構成
することができ、擬岩石により自然にマッチした法面を
形成するとともに、前記間隙内に盛土して植物を植える
ことにより法面を緑化することができる。
【0017】すなわち、擬岩石を不規則に並べて自然石
のように配置するとともに、隣合う少なくとも3個以上
の擬岩石間に形成される不規則形状の凹部を植栽部とす
ることで自然な緑化が可能となり、また、盛土した凹部
と前記植栽用土壌充填空間内の土壌とを連通孔により連
絡することで、植栽された植物は十分に根付き、土壌に
含まれる水分や養分により枯れることなく育成する。
【0018】前記擬岩石は、その上部を下部よりも張出
状に形成することが好ましく、この張出した部分が受け
皿となって、盛土した土がこぼれ落ちることを防止でき
るとともに、日光が植栽部に十分照射されるので植物の
育成を助長する。
【0019】さらに、前記植栽用土壌充填空間を、中版
を介して上下に区画することができる。そして好ましく
はこの中版を逆ヘ字状に形成するものとする。
【0020】かかる構成とすることにより、ブロックを
段積みした場合に、各ブロックの中版の下方には土砂が
充填されていない空間が形成されることになり、しかも
同空間はブロック前壁の植栽部と連通しているので小動
物が自由に出入りすることができ、また同空間内に巣な
どを設けることができるので自然環境の保護に寄与する
ものである。
【0021】そして、中版を逆へ字状としたことにより
保水力が向上して植物の成育に必要な水分の確保ができ
るとともに、余分な水は前記連通孔より排出されるので
根腐れのおそれもない。
【0022】また、本発明の他の実施の形態として、以
下の構成とすることもできる。
【0023】すなわち、植栽部を、前壁の表面全体に植
物種子を埋設した植栽用マットを被覆して植栽部とする
ものである。この場合、法面全体を簡単に緑化すること
ができ、しかも、充填した土砂の流出が全くない。した
がって、植栽用土壌充填空間と植栽部とを連通する連通
孔は上述したものよりも大きくすることができる。
【0024】
【実施例】
(第1実施例)以下、図面に基づき本発明の第1実施例
を説明する。
【0025】図1は本実施例に係る擁壁ブロックAの配
設状態を示しており、同擁壁ブロックAを道路Gの法面
に段積みして配設し、自然との調和を図りながら法面を
緑化している。1はブロック表面に設けた多数の不規則
形状の擬岩石であり、隣合う少なくとも3個の擬岩石1
間に凹部2が形成されており、同凹部2内に盛土すると
ともに植物3を植栽して植栽部としている。
【0026】ここで、図2〜図7を参照しながら本実施
例に係る擁壁ブロックAについて詳述する。
【0027】図2は擁壁ブロックAの正面図、図3は同
平面図、図4は同側面図、図5は同縦断面図、図6は同
横断面図、図7は同擁壁ブロックAの配設状態の断面視
による説明図である。
【0028】擁壁ブロックAは、図4に示すように、載
置した状態で5%の勾配をもたせた前壁10と後壁11とを
左右の控え壁12,12 で連結して構成している。
【0029】矩形形状の前壁10には、図1及び図2に示
すように、前記擬岩石1を予め不規則に多数形成してい
る。本実施例ではかかる擬岩石1を型により一体成形し
ているが、擬石や自然石を後付けすることもできる。
【0030】また、かかる擬岩石1は、図5に示すよう
に、その上部を下部よりも張出状に形成し、本擁壁ブロ
ックAを段積みした際に、上下にそれぞれ隣接する擬岩
石1,1 間の凹部2では、下側の擬岩石1の張出部分が受
け皿として機能し、盛土をこぼれにくくするとともに、
日光が凹部2内に照射しやすくしている。
【0031】さらに、図2、図3、図5に示すように、
前壁10の上端縁及び下端縁には、切欠開口部20,21 を設
け、後述するように小動物などが前壁10の裏側と出入り
可能としている。
【0032】一方、後壁11も前壁10同様に矩形形状とし
ているが、図6に示すように、前壁10よりも横幅を短く
しており、外カーブとなった法面に施工しても隣合う前
壁10間に間隙が生じないようにしている。
【0033】控え壁12は、図6に示すように、後壁側基
部壁12a と、同基部壁12a から左右斜め前方へ分岐した
前壁側支持壁12b,12b とにより略Y字状に形成し、同支
持壁12a,12a と前壁10とでトラス構造として軽量化を図
りながら十分な強度を有する構成とし、かかる前壁側支
持壁12b,12b 間に植栽用土壌充填空間4を形成してい
る。
【0034】そして、同植栽用土壌充填空間4と擬岩石
1同士の凹部2との間を植栽用連通孔6で連通し(図
5、図7参照)、凹部2内に植栽した植物3の根が植栽
用土壌充填空間4内の土壌に伸延可能としている。
【0035】さらに、図5に示すように、植栽用土壌充
填空間4の下部には断面視で逆へ字状と中版7を設け、
同中版7を介して植栽用土壌充填空間4を上下に区画し
ている。したがって、かかる中版7により植栽用土壌充
填空間4は貯水機能を有することになり、しかも余分な
水は植栽用連通孔6より外部に排出することができるの
で根腐れのおそれもない。
【0036】しかも、図7に示すように、本擁壁ブロッ
クAを段積みした場合、前記中版7の下方には、充填さ
れた土砂8との間に小空間40が形成されることになり、
同小空間40が前記した切欠開口部20,21 を介して外部と
連通しているので、小動物が自由に出入りでき、また同
小空間40に巣などを形成することもでき、自然環境を守
ることができる。また、図6に示すように、左右の控え
壁12,12 間をコンクリート充填空間5としており、同コ
ンクリート充填空間5と外方とを後壁側基部壁12a に設
けた連通孔13,13 を介して連通させている。
【0037】なお、図4及び図5中、14は施工時に通水
孔とするための打抜部、15は擁壁ブロックAを段積みす
る際の位置決め用突部、16は同突部15に対応する位置決
め用凹部である。
【0038】擁壁ブロックAを上記構成としたことによ
り、擬岩石1同士間に形成される凹部2に植物3を植え
ると、図7に示すように、植栽用連通孔6を介して土砂
8へ根が伸延するので根付きが良好となり、しかも、植
栽用土壌充填空間4は逆へ字状とした中版7により区画
されているので各擁壁ブロックA毎に十分保水すること
ができ、さらに擬岩石1の上部を下部よりも張出状とし
ているので盛土のこぼれもなく、かつ日光の照射を植物
3が十分に受けることになるので成育が良好となり、自
然の景観にマッチした法面緑化が可能となる。
【0039】なお、図7において、Bは基礎であり、法
面施工する場合、同基礎B上に擁壁ブロックAを積み上
げ、植栽用土壌充填空間4中に土砂8を充填し、各ブロ
ックA間をコンクリート充填空間5内にコンクリートC
を流し込んで強固に連結するものである。
【0040】なお、本実施例では、擁壁ブロックAを道
路法面に適用したものとしたが、河川用としても用いる
ことができ、環境に溶け込んだ違和感のない自然な緑化
を図ることができる。また、擬岩石1は不自然に突出さ
せていないので、流木などが衝突してブロック崩壊など
を生じるおそれもない。
【0041】(第2実施)次に、図8〜図14を参照し
て本発明の第2実施例について説明する。なお、第1実
施例と同一の構成要素については同符号を用いている。
【0042】図8は第2実施例に係る擁壁ブロックA'の
正面図、図9は同平面図、図10は同側面図、図11は
同横断面図、図12は植栽部の側面視による説明図、図
13は同植栽部の正面視による説明図、図14は第2実
施例に係る擁壁ブロックA'の配設状態を示す説明図であ
る。
【0043】本実施例に係る擁壁ブロックA'の基本形状
は第1実施例と同様であり、図12及び図13に示すよ
うに、前壁10の表面全体に植物種子を埋設した植栽用マ
ットMを被覆して植栽部を構成したことに特徴がある。
【0044】図8〜図11に示すように、前壁10の下端
には、前記植栽用マットMを支持するための鍔部17を形
成しており、また、植栽用土壌充填空間4と連通する植
栽用連通孔6を第1実施例よりも大とするとともに方形
形状に形成し、縦列に3個、横列に4個、縦横に枡目状
に並設している。なお、中央の縦2列分の植栽用連通孔
6は、その一部のみが植栽用土壌充填空間4と連通して
いる。
【0045】植栽用マットMは、図12及び図13に示
すように、方形形状とした保水力を有する椰子マット30
に、種子及び養分を含ませた不織布31を張設し、さら
に、本実施例では、同不織布31にさらにカバー布32を張
設して構成している。そしてかかる植栽用マットMを前
壁10の表面全体に敷設し、亜鉛メッキしたメッシュ体33
により保持している。34は同メッシュ体33を固定するた
めのアンカーボルト、35はカバー布32に設けた発芽用孔
である。
【0046】このように、本実施例では植栽用マットM
で前壁10の全体を覆っており、種子は養分を椰子マット
30に保水された水とともに吸収しながら成育し、さら
に、植栽用マットMから伸延する植物3の根は前記大型
の植栽用連通孔6を介して土砂8に容易に達して根付き
も良好で枯れることがなく、図14に示すように、擁壁
ブロックA'の前面全てを緑化することができる。しか
も、植栽用マットMによって植栽用土壌充填空間4内の
土砂8の流出のおそれも全くない。
【0047】なお、本実施例では、植栽用土壌充填空間
4には中版7を設けていないので、土砂8は所要の擁壁
ブロックA'を積み上げても植栽用土壌充填空間4は高さ
方向に全て連通しており、全てのブロックA'を積み上げ
た後に上方から土砂8を充填することができる。
【0048】ところで、植栽用マットMは、擁壁ブロッ
クA'の前壁10の面積に合わせて予めパネルキット化して
おき、現場施工をより簡略化することも可能である。
【0049】また、本実施例に係る擁壁ブロックA'につ
いても、道路用のみでなく河川用としても用いることが
できる。
【0050】
【発明の効果】本発明では以下の効果を奏する。
【0051】請求項1記載の本発明では、前壁と後壁
とを控え壁で連結した擁壁ブロックであって、前壁の表
面に植栽部を設けるとともに、前記控え壁の前壁側部分
に植栽用土壌充填空間を設け、同土壌充填空間と前記植
栽部とを連通孔を介して連通させたことにより、法面の
緑化を図る場合には単体のブロックを積み上げるだけで
容易に施工でき、しかも、植栽された植物の根付きな
ど、成育が良好となる。
【0052】請求項2記載の本発明では、前壁の表面
に多数の擬岩石を設け、同擬岩石間に形成された凹部を
植栽部としたことにより、上記の効果に加え、自然の
景観にマッチした法面を創出することができ、植物の生
え方にも不自然さがなく、周囲の景色と違和感がなくな
る。
【0053】請求項3記載の本発明では、前記擬岩石
は、その上部を下部よりも張出状に形成したことによ
り、上記、の効果に加え、植栽部の土がこぼれ落ち
ることを防止できるとともに、日光が植栽部に十分照射
されて植物の成育がより良好となる。
【0054】請求項4記載の本発明では、前記植栽用
土壌充填空間を、中版を介して上下に区画したことによ
り、上記〜の効果に加え、ブロックを段積みした場
合に、各ブロックの中版の下方には土砂が充填されてい
ない空間が形成され、しかも同空間は植栽部と連通して
いるので小動物が自由に出入りできる。したがって、小
動物にも十分配慮した擁壁ブロックとなすことができ、
自然環境を守ることができる。
【0055】請求項5記載の本発明では、前壁の表面
全体に植物種子を埋設した植栽用マットを被覆して植栽
部としたことにより、上記の効果に加え、法面全体を
簡単に緑化することができ、しかも、充填した土砂の流
出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る擁壁ブロックの配設状態を示
す説明図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同擁壁ブロックの側面図である。
【図5】同縦断面図である。
【図6】同横断面図である。
【図7】同擁壁ブロックAの配設状態の断面視による説
明図である。
【図8】第2実施例に係る擁壁ブロックの正面図であ
る。
【図9】同平面図である。
【図10】同側面図である。
【図11】同横断面図である。
【図12】植栽部の側面視による説明図である。
【図13】同植栽部の正面視による説明図である。
【図14】第2実施例に係る擁壁ブロックの配設状態を
示す説明図である。
【図15】従来の擁壁ブロックの説明図である。
【符号の説明】
A,A' 擁壁ブロック M 植栽用マット 1 擬岩石 2 凹部 3 植物 4 植栽用土壌充填空間 6 植栽用連通孔 7 中版 10 前壁 11 後壁 12 控え壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前壁(10)と後壁(11)とを控え壁(12)で連結
    した擁壁ブロックであって、 前壁(10)の表面に植栽部を設けるとともに、前記控え壁
    (12)の前壁側部分に植栽用土壌充填空間(4) を設け、同
    土壌充填空間(4) と前記植栽部とを植栽用連通孔(6) を
    介して連通させたことを特徴とする擁壁ブロック。
  2. 【請求項2】前壁(10)の表面に多数の擬岩石(1) を設
    け、同擬岩石(1) 間に形成された凹部(2) を植栽部とし
    たことを特徴とする請求項1記載の擁壁ブロック。
  3. 【請求項3】前記擬岩石(1) は、その上部を下部よりも
    張出状に形成したことを特徴とする請求項2記載の擁壁
    ブロック。
  4. 【請求項4】前記植栽用土壌空間(4) を、中版(7) を介
    して上下に区画したことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の擁壁ブロック。
  5. 【請求項5】前壁(10)の表面全体に植物種子を埋設した
    植栽用マット(M)を被覆して植栽部としたことを特徴と
    する請求項1記載の擁壁ブロック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003498A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Fuji Koatsu Concrete Kk 緑化壁用ブロック及びそれを用いた擁壁等の構造
KR100752689B1 (ko) 2007-04-04 2007-08-29 (주)한국바이오콘 대칭형 블록
JP2017106233A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 丸高コンクリート工業株式会社 擁壁用コンクリートブロック

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