JPH11192224A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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Publication number
JPH11192224A
JPH11192224A JP16198A JP16198A JPH11192224A JP H11192224 A JPH11192224 A JP H11192224A JP 16198 A JP16198 A JP 16198A JP 16198 A JP16198 A JP 16198A JP H11192224 A JPH11192224 A JP H11192224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor shaft
ultrasonic probe
ultrasonic
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP16198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Wakabayashi
洋明 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP16198A priority Critical patent/JPH11192224A/ja
Publication of JPH11192224A publication Critical patent/JPH11192224A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体腔内挿入型超音波探触子において、駆動部
を小型化する。 【解決手段】 モータ44のモータ軸44Aを中空と
し、その内部に信号線100を挿通させる。モータ44
の後端にはエンコーダ46が配置され、モータ44のモ
ータ軸44Aがそのエンコーダ46の中心軸と共用され
る。モータ軸44Aが回転すると内筒42Aが回転し、
その回転力が回転ワイヤ36へ伝達され、超音波振動子
38が回転駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波探触子に関
し、特に体腔内挿入型超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】体腔内挿入型超音波探触子
として、血管内で超音波診断を行うための細径プローブ
が知られている。かかる超音波探触子は、血管内に挿入
される挿入部とその基端側に設けられた駆動部とで構成
される。その駆動部の構成例としては、例えば図2及び
図3に示すようなものが考えられる。
【0003】図2において、駆動部8のケース9内には
モータ10が内蔵され、そのモータ10のモータ軸10
Aにはカップリング12及びスリップリング14を介し
て連結部16の回転部(内筒)16Aが連結されてい
る。回転部16Aは生体内に挿入される回転ワイヤ(図
示せず)に連結されている。なお、回転ワイヤを収容し
たシース18は連結部16の固定部(外筒)16Bに連
結されている。
【0004】上記構成において、カップリング12は、
モータ軸10Aとスリップリング14の軸との間におけ
る軸線のずれを吸収するために設けられている。スリッ
プリング14は、超音波振動子(図示せず)からの信号
を装置本体へ取り出すための部品であり、シース18内
部の回転ワイヤの回転によっても電気的な信号の送受を
行えるように機能する。エンコーダ20は回転角度を検
出するための手段である。
【0005】図3に示す超音波探触子においては、連結
部16の回転部16Aに対して、タイミングベルト22
を介してモータ10の回転力が伝達されている。回転ワ
イヤの内部を挿通する信号線100はロータリーコネク
タ24に接続されている。
【0006】しかしながら、図2に示した構成では、ス
リップリングなどの部材が必要となり、電気的接触に伴
うノイズの問題が危惧される。また、それゆえモータの
軸を回転ワイヤに直接連結できないという問題がある。
また、図3に示した構成では、スリップリングは不要と
なるが、モータの回転力を伝達するためのタイミングベ
ルトなどが必要であり、駆動部が大型化するという問題
がある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、モータと回転ワイヤとの間にスリッ
プリングなどを設ける必要がなく、駆動部を小型化可能
な超音波探触子を提供することある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、先端部に超音波振動子を備え体腔内に挿
入される挿入部と、前記超波振動子を回転駆動するため
の駆動モータを備え、前記挿入部に連結される駆動部
と、を有する超音波探触子において、前記駆動モータの
モータ軸は中空とされ、その内部に前記超音波振動子に
接続される信号線が挿通されたことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、駆動モータのモータ軸
が中空とされ、その内部に挿入部からの信号線が挿通さ
れているので、挿入部に対して又は挿入部に連結された
部材に対してモータ軸を直接連結することが可能にな
り、モータを含む直列配置された組立体の端部から信号
を取り出すことが可能となる。この場合、望ましくは、
挿入部側から、連結部、モータ、ロータリーエンコー
ダ、ロータリーコネクタの順で配置され、そのロータリ
ーコネクタから信号が取り出される。挿入部内において
は回転ワイヤが回転し、それに伴って信号線も回転する
が、モータ軸も同一周期で回転するため信号線に過度の
負荷が加わることもない。また、軸を一致させるための
調整機構(例えばカップリング)も不要となる。
【0010】本発明において、望ましくは、モータ軸が
ロータリーエンコーダの軸と共通化される。すなわち、
モータとロータリーエンコーダが連結され、その内部を
共有の軸が貫通する。本発明において、望ましくは、モ
ータ軸が接地され、これによれば特にモータ内部で生じ
る電磁ノイズから信号が保護される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】図1には、本発明に係る超音波探触子の好
適な実施形態が示されている。この超音波探触子は例え
ば血管内で超音波の送受波を行う体腔内挿入型超音波探
触子である。
【0013】図1において、超音波探触子は、駆動部3
0と挿入部32とで構成される。挿入部32は上述した
ように例えば血管内などに挿入される。挿入部32はフ
レキシブルな樹脂などで構成されるシースチューブ34
と、そのシースチューブ内で回転する回転ワイヤ36
と、で構成される。回転ワイヤ36の先端部には小型の
超音波振動子38が設けられ、この超音波振動子38に
よって超音波の送受波が行われる。回転ワイヤ36が回
転駆動されることにより、超音波振動子38が回転さ
れ、その結果、超音波ビームがラジアル走査される。
【0014】駆動部30は図1に示すように挿入部32
の基端側に設けられ、操作部としても機能するものであ
る。ケース40内には連結部42が設けられている。連
結部42は、固定部としての外筒42Bとその外筒42
B内で回転する内筒42Aとで構成される。外筒42B
は上記シースチューブ34に連結され、一方、内筒42
Aは回転ワイヤ36に連結されている。なお、外筒42
Bはケース40に固定される。
【0015】モータ44は回転ワイヤ36に対して回転
駆動力を与えるものであり、そのモータ軸44Aは当該
モータ44及びエンコーダ46の両者を貫通している。
すなわち、モータ軸44Aはエンコーダ46の中心軸と
しても機能している。モータ軸44A内は中空とされ、
その中には回転ワイヤ36内に挿通された信号線100
がそのまま挿通されている。この信号線100は超音波
振動子38に対して送信信号を供給すると共に、超音波
振動子38からの受信信号を出力するためのものであ
る。
【0016】モータ軸44Aの前端は上記の内筒42A
に固定連結されており、モータ軸44Aの後端はロータ
リーコネクタ48に連結されている。ロータリーコネク
タ48内において、信号線100と信号線102と電気
的接続が図られている。
【0017】したがって上記構成にによれば、図2及び
図3に示したような例えばカップリングやスリップリン
グあるいはタイミングベルトといった構成が不要とな
り、各部材を直線配置してその端部から信号を取り出す
ことが可能となる。その結果駆動部30を小型化できる
と共に、電気的ノイズの面でも良好な特性を確保するこ
とが可能となる。
【0018】ちなみに、モータ44のモータ軸44Aは
例えば毎分500回転〜2000回転程度するものであ
る。信号線100は実際には例えば2本あるいは3本の
ケーブルで構成される。モータ軸44Aの内径は例えば
3mmである。
【0019】本実施形態におけるモータ軸44Aは接地
されており、かかる構成によってモータ44内部で発生
する電磁的なノイズから信号線100が保護されてい
る。なお、図1においては各回転部材を指示するための
ベアリング等が図示されていないが、そのような部材は
必要に応じて適宜設けることが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
超音波探触子における駆動部を小型化・軽量化できると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波探触子の実施形態を示す
説明図である。
【図2】 比較例を示す説明図である。
【図3】 比較例を示す説明図である。
【符号の説明】
30 駆動部、32 挿入部、34 シースチューブ、
36 回転ワイヤ、42 連結部、44 モータ、44
A モータ軸、46 エンコーダ、48 ロータリーコ
ネクタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に超音波振動子を備え体腔内に挿
    入される挿入部と、前記超波振動子を回転駆動するため
    の駆動モータを備え、前記挿入部に連結される駆動部
    と、を有する超音波探触子において、 前記駆動モータのモータ軸は中空とされ、その内部に前
    記超音波振動子に接続される信号線が挿通されたことを
    特徴とする超音波探触子。
JP16198A 1998-01-05 1998-01-05 超音波探触子 Pending JPH11192224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16198A JPH11192224A (ja) 1998-01-05 1998-01-05 超音波探触子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16198A JPH11192224A (ja) 1998-01-05 1998-01-05 超音波探触子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11192224A true JPH11192224A (ja) 1999-07-21

Family

ID=11466327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16198A Pending JPH11192224A (ja) 1998-01-05 1998-01-05 超音波探触子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11192224A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213570A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsuba Corp 差動式キャスタ
JP2015534841A (ja) * 2012-10-12 2015-12-07 マフィン・インコーポレイテッドMuffin Incorporated 三次元内部超音波使用のための装置および方法

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JP2008213570A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsuba Corp 差動式キャスタ
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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040810

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Effective date: 20040817

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041221