JPH11191999A - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents
誘導電動機の制御装置Info
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- JPH11191999A JPH11191999A JP9357449A JP35744997A JPH11191999A JP H11191999 A JPH11191999 A JP H11191999A JP 9357449 A JP9357449 A JP 9357449A JP 35744997 A JP35744997 A JP 35744997A JP H11191999 A JPH11191999 A JP H11191999A
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Abstract
り、該巻上機の稼働効率を改善させる。 【解決手段】制御装置20に指令値演算回路31と位置
通過検出器22と指令切替器23とを付加し、位置通過
検出器22が出力する着床指令信号が発せられると、誘
導電動機3の速度制御を指令値演算回路31が出力する
速度指令値N 2 * により行わせ、巻上機4に装着された
昇降体を所望の停止点で停止させる。
Description
る誘導電動機の制御装置に関する。
の従来例を示す回路構成図であり、1は商用電源などの
交流電源、2は交流電源1より入力される電力を所望の
周波数,電圧の交流電力に変換して出力する複数個の半
導体スイッチなどで構成されるインバータ、3はインバ
ータ2により給電される誘導電動機、4は誘導電動機3
の負荷としての巻上機、5は誘導電動機3の回転速度を
検出する速度検出器、10は誘導電動機3の制御装置を
示す。
設定値(N# )を出力する速度設定器11と、該速度設
定値(N# )を予め定めた加速度(±n’)および加加
速度(±n”)に基づく変換を行いつつ、最終的には該
速度設定値(N# )に一致させる速度指令値(N0 * )
を出力する速度指令演算器12と、該速度指令値(N 0
* )と速度検出器5からの速度検出値(N)との偏差に
基づく調節動作により得られ、該偏差を零にするトルク
指令値(τ* )を出力する速度調節器13と、前記速度
検出値(N)から演算して得られる磁束指令値(φ* )
を出力する磁束指令演算器14と、前記トルク指令値
(τ* )と磁束指令値(φ* )とに基づき周知の技術に
よりベクトル制御を行い、該ベクトル制御の結果に基づ
いてインバータ2の出力を所望の周波数,電圧の交流に
変換するために前記半導体スイッチの駆動信号を出力す
るベクトル制御回路15とを備えている。
による巻上機4の動作例を、図6に示す動作説明図を参
照しつつ、以下に説明する。図6(イ)は巻上機4に装
着された昇降体の状態変化を示す図であり、紙面左図の
位置から、紙面右図の位置へ昇降体が上昇して停止する
場合を示している。また、図6(ロ)はこのときに速度
設定器11が出力する速度設定値(N# )の変化を示
し、図6(ハ)は該速度設定値(N# )の変化に基づき
速度指令演算器12が出力する速度指令値(N0 * )の
変化を示し、図6(ニ)はこのときの該速度指令値(N
0 * )における加速度(α)の変化を示している。
昇降体が指令された移動方向に向かって始動し、時刻t
0 〜t1 の間に速度指令演算器12に予め設定されてい
る加加速度(+n”)で速度指令値(N0 * )の加速度
(α)を速度指令演算器12に予め設定されている加速
度(+n’)まで増大させつつ、速度指令値(N0 *)
を増加させる。
(+n’)のままで、速度指令演算器12が出力する速
度指令値(N0 * )をさらに増加させる。次に、時刻t
2 〜t3 の間は前記加加速度(−n”)で速度指令演算
器12が出力する速度指令値(N0 * )の加速度(α)
を減少させ、時刻t3 で該加速度は零(α=0)とな
り、以後の時刻t4 までは速度指令値と速度設定値とが
等しい値(N0 * =N# )となり、昇降体が一定速度で
上昇し続ける。
昇降体が減速徐行状態に入り、時刻t4 〜t5 の間に速
度指令演算器12に設定されている加加速度(−n”)
で速度指令値(N0 * )の加速度(α)を、速度指令演
算器12に設定されている加速度(−n’)まで−極性
で増大させつつ、速度指令値(N0 * )を減少させ、昇
降体が上昇し続ける。
(−n’)のままで、速度指令演算器12が出力する速
度指令値(N0 * )をさらに減少させる。次に、時刻t
6 〜t7 の間は、前記加加速度(+n”)で速度指令演
算器12が出力する速度指令値(N0 * )の加速度
(α)を−極性で減少させ、時刻t7で該加速度は零
(α=0)となり、以後の時刻t8 まで速度指令値=速
度設定値(N0 * =N# )となり、昇降体が一定の徐行
速度で上昇し続ける。
づき昇降体が徐行速度状態から停止動作に入り、時刻t
8 〜t9 の間は速度指令演算器12に設定されている加
加速度(−n”)で速度指令値(N0 * )の加速度
(α)を速度指令演算器12に設定されている加速度
(−n’)まで−極性で増大させつつ、速度指令演算器
12が出力する速度指令値(N0 * )をさらに減少させ
る。
(+n”)で速度指令演算器12が出力する速度指令値
(N0 * )の加速度(α)を−極性で減少させ、時刻t
10で該加速度は零(α=0)となり、同時に、速度指令
演算器12が出力する速度指令値(N0 * )も零(N0
* =0)となり、昇降体が所望の停止点で停止する。
駆動する誘導電動機の制御方法によると、前記昇降体が
所望の停止点に近づくと、一旦徐行速度まで減速し、そ
の後一定時間(図6の時刻t7 〜t8 の区間)は該昇降
体が徐行速度で移動し、さらに該昇降体を所望の停止点
まで減速して停止させるようにしており、その結果、昇
降体の総移動時間(t0 〜t10)が長くなり、巻上機の
稼働効率を阻害する要因となっていた。
体が一定時間移動する状態を省略し、巻上機の稼働効率
を改善する誘導電動機の制御装置を提供することにあ
る。
動機であって、該電動機の速度指令値(N0 * )と速度
検出値(N)との偏差に基づく調節動作により得られ、
該偏差を零にするトルク指令値(τ* )と、前記速度検
出値(N)から演算して得られる磁束指令値(φ* )と
によるベクトル制御を行い、該ベクトル制御に基づいた
インバータにより該電動機を可変速制御する誘導電動機
の制御装置において、この第1の発明は、前記電動機の
速度設定値(N# )を出力する速度設定器と、前記速度
設定値(N# )を予め定めた加速度および加加速度に基
づく変換を行いつつ、最終的には該速度設定値(N# )
に一致させる速度指令値(N1 * )を出力する第1速度
指令演算器と、前記巻上機に装着された昇降体が、該昇
降体の停止点より手前の所定の位置を通過したときに着
床指令信号を出力する位置通過検知器と、該着床指令信
号が出力されたときに、第1速度指令演算器が出力する
速度指令値(N1 * )と、前記電動機の回転速度と前記
昇降体の昇降速度との係数比と、前記停止点より手前の
所定の位置から該停止点までの距離とから、該昇降体を
該停止点まで移動させ、且つ該停止点に至ったときの該
電動機の回転速度が零になる加速度および加加速度を有
する速度指令値(N2 * )を演算して出力する第2速度
指令演算器と、前記着床指令信号が出力されてないとき
には前記速度指令値(N1 * )を前記速度指令値(N0
* )として出力し、該着床指令信号が出力されたときに
は前記速度指令値(N2 * )を前記速度指令値
(N0 * )として出力する指令値切替器とを備えたこと
を特徴とする。
置において、前記電動機の速度設定値(N# )を出力す
る速度設定器と、前記速度設定値(N# )を予め定めた
加速度および加加速度に基づく変換を行いつつ、最終的
には該速度設定値(N# )に一致させる速度指令値(N
1 * )を出力する第1速度指令演算器と、前記巻上機に
装着された昇降体が、該昇降体の停止点より手前の所定
の位置を通過したときに着床指令信号を出力する位置通
過検知器と、該着床指令信号が出力されたときに、第1
速度指令演算器が出力する速度指令値(N1 *)および
該速度指令値(N1 * )が有する加速度と、前記電動機
の回転速度と前記昇降体の昇降速度との係数比と、前記
停止点より手前の所定の位置から該停止点までの距離と
から、該昇降体を該停止点まで移動させ、且つ該停止点
における該電動機の回転速度が零になる加速度および加
加速度を有する速度指令値(N3 * )を演算して出力す
る第3速度指令演算器と、前記着床指令信号が出力され
てないときには前記速度指令値(N1 * )を前記速度指
令値(N0 * )として出力し、該着床指令信号が出力さ
れたときには前記速度指令値(N3 * )を前記速度指令
値(N0 * )として出力する指令値切替器とを備えたこ
とを特徴とする。
上機を駆動する誘導電動機の制御装置で行われていた、
前述の徐行速度で昇降体が一定時間移動する状態を省略
することができ、その結果、該巻上機の稼働効率が改善
される。
を示す誘導電動機の制御装置の回路構成図であり、図5
に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一符
号を付して、その説明を省略する。すなわち図1におい
て、この制御装置20には速度設定器11,第1速度指
令演算器としての速度指令演算器12,速度調節器1
3,磁束指令演算器14,ベクトル制御回路15の他
に、第2速度指令演算器としての速度指令演算器21
と、位置通過検出器22と、指令切替器23とを備えて
いる。
は、速度設定器11が出力する速度設定値(N# )を予
め定めた加速度(n’)および加加速度(n”)に基づ
く変換を行いつつ、最終的には該速度設定値(N# )に
一致させる速度指令値(N1 *)を出力するようにして
いる。また、位置通過検出器22は巻上機4に装着され
た昇降体が、該昇降体の停止点より手前の所定の位置を
通過したときに着床指令信号を出力し、指令切替器23
は該着床指令信号に基づき速度調節器13への入力の切
替え動作を行う。
による巻上機4の動作例を、図2に示す動作説明図を参
照しつつ、以下に説明する。図2(イ)は巻上機4に装
着された昇降体の状態変化を示す図であり、紙面左図の
位置から、紙面右図の位置へ昇降体が上昇して停止する
場合を示している。また、図2(ロ)はこのときに速度
設定器11が出力する速度設定値(N# )の変化を示
し、図2(ハ)は該速度設定値(N# )の変化に基づき
速度指令値(N 0 * )としての速度指令演算器12が出
力する速度指令値(N1 * )の変化と、前記着床信号が
出力された後の速度指令値(N0 * )としての速度指令
演算器21が出力する速度指令値(N2 * )の変化とを
示し、図2(ニ)はこのときの該速度指令値(N0 * )
における加速度(α)の変化を示している。
昇降体が指令された移動方向に向かって始動し、時刻t
0 〜t1 の間に速度指令演算器12に予め設定されてい
る加加速度(+n”)で速度指令値(N1 * =N0 * )
の加速度(α)を速度指令演算器12に予め設定されて
いる加速度(+n’)まで増大させつつ、速度指令値
(N1 * =N0 * )を増加させる。
(+n’)のままで、速度指令演算器12が出力する速
度指令値(N1 * =N0 * )をさらに増加させる。次
に、時刻t2 〜t3 の間は前記加加速度(−n”)で速
度指令演算器12が出力する速度指令値(N1 * =N0
* )の加速度(α)を減少させ、時刻t3 で該加速度は
零(α=0)となり、以後の時刻t4 までは速度指令値
と速度設定値とが等しい値(N1 * =N0 * =N# )と
なり、前記昇降体が一定速度で上昇し続ける。
昇降体が減速徐行状態に入り、時刻t4 〜t5 の間に速
度指令演算器12に設定されている加加速度(−n”)
で速度指令値(N1 * =N0 * )の加速度(α)を、速
度指令演算器12に設定されている加速度(−n’)ま
で−極性で増大させつつ、速度指令値(N1 * =
N0 * )を減少させ、昇降体が上昇し続ける。
(−n’)のままで、速度指令演算器12が出力する速
度指令値(N1 * =N0 * )をさらに減少させる。この
時刻t6 で前記着床指令信号が発せられ、指令切替器2
3により速度調節器13の入力である速度指令値(N0
* )は速度指令演算器21が出力する速度指令値(N2
* )に切り替わり、速度指令演算器21では下記式
(1)〜(5)の演算を開始する。
起点とし、前記昇降体が停止する時刻t7 までの時間を
T(=t7 −t6 )とすると、速度指令演算器21が出
力する速度指令値(N2 * )の加速度(α)は式(1)
で表される。
2項は加加速度を示し、tがTになったときには、左辺
の加速度が零(α=0)になるように制御する。従っ
て、時刻t6 直後から、速度指令演算器21が時々刻々
出力する速度指令値N2 * (t)は、時刻t6 直前の速
度指令演算器12が出力する速度指令値をN1 * とする
と、式(2)で表される。
初期値n2 ’は式(3)で表される。
との係数比をγとし、時刻t6 直後から時刻t7 までに
該昇降体が移動すべき距離L* と、前記時間Tとには、
式(3)を代入した式(2)を積分演算した結果とし
て、式(4)の関係がある。
n2 ’は、式(5)となる。
式(5)を式(2)に代入して得られた時々刻々の速度
指令値N2 * (t)を速度指令値N2 * として出力する
ことにより、時刻t7 で指令切替器23が出力する速度
指令値(N0 *)も零(N0 * =0)となり、昇降体が
所望の停止点で停止する。
導電動機の制御装置の回路構成図であり、図1に示した
第1の実施回路と同一機能を有するものには同一符号を
付して、その説明を省略する。すなわち図3において、
この制御装置30には速度設定器11,第1速度指令演
算器としての速度指令演算器12a,速度調節器13,
磁束指令演算器14,ベクトル制御回路15,位置通過
検出器22,指令切替器23の他に、第3速度指令演算
器としての速度指令演算器31を備えている。
は、速度指令演算器12と同一機能としての速度設定器
11が出力する速度設定値(N# )を予め定めた加速度
(±n’)および加加速度(±n”)に基づく変換を行
いつつ、最終的には該速度設定値(N# )に一致させる
速度指令値(N1 * )と、該速度指令値(N1 * )が有
する加速度(α)とを出力するようにしている。
による巻上機4の動作例を、図4に示す動作説明図を参
照しつつ、以下に説明する。図4(イ)は巻上機4に装
着された昇降体の状態変化を示す図であり、紙面左図の
位置から、紙面右図の位置へ昇降体が上昇して停止する
場合を示している。また、図4(ロ)はこのときに速度
設定器11が出力する速度設定値(N# )の変化を示
し、図4(ハ)は該速度設定値(N# )の変化に基づき
速度指令値(N 0 * )としての速度指令演算器12が出
力する速度指令値(N1 * )の変化と、前記着床信号が
出力された後の速度指令値(N0 * )としての速度指令
演算器31が出力する速度指令値(N3 * )の変化とを
示し、図4(ニ)はこのときの該速度指令値(N0 * )
における加速度(α)の変化を示している。
は、図2に示した第1の実施例回路と同様なので、その
説明を省略する。時刻t6 で前記着床指令信号が発せら
れ、指令切替器23により速度調節器13の入力である
速度指令値(N0 * )は速度指令演算器31が出力する
速度指令値(N3 * )に切り替わり、速度指令演算器3
1では、時刻t6 直前の速度指令演算器12が出力する
速度指令値をN1 * と、このときの速度指令値N1 * の
加速度αとを入力して、下記式(6)〜(11)の演算
を開始する。
t6 を起点とし、前記昇降体が停止する時刻t8 までの
時間をT(=t8 −t6 )とし、誘導電動機3の回転速
度と前記昇降体の昇降速度との係数比をγとし、時刻t
6 直後から時刻t8 までに該昇降体が移動すべき距離L
* とすると、速度指令演算器31が出力すべき速度指令
値(N3 * )の加速度の初期値n3 ’として、式(6)
で示す演算を行う。
記式(5)と同じ値となる。
指令演算器12から得た前記加速度αと比較して、α≧
n3 ’となる場合には、速度指令演算器31が出力する
時々刻々の速度指令値N3 * (t)は、前記式(2)と
同様の式(7)とする。
較して、α<n3 ’となる場合には、該加速度αに基づ
き速度指令演算器31が出力する時々刻々の速度指令値
N3 * (t)は、式(8)とする。
式(9)で表される。
と前記加加速度αとが一致し、時刻t6 からt7 までの
時間をT7 とし、式(9)による移動距離をL(t7 )
とすると、該n7 ’は式(10)の関係にある。
々出力する速度指令値N3 **(t)は、式(8)の時刻
t7 での値をN7 * とすると、式(11)で表される。
に基づいて、式(7)に基づく速度指令値N3 * (t)
を出力する、又は式(8)〜式(11)に基づく速度指
令値N3 * (t)、若しくはN3 **(t)を出力するこ
とにより、時刻t8 で指令切替器23が出力する速度指
令値(N0 * )も零(N0 * =0)となり、昇降体が所
望の停止点で停止する。
巻上機を駆動する誘導電動機の制御装置で行われてい
た、前述の徐行速度で昇降体が一定時間移動する状態を
省略することができ、その結果、該巻上機の稼働効率が
改善される。特に第2の発明によれば、前記着床指令信
号が発生する前後の速度指令値の切替えショックを無く
することができ、エレベータなどの用途に好適である。
御装置の回路構成図
御装置の回路構成図
図
巻上機、5…速度検出器、10…制御装置、11…速度
設定器、12…速度指令演算器、13…速度調節器、1
4…磁束指令演算器、15…ベクトル制御回路、20…
制御装置、21…速度指令演算器、22…位置通過検出
器、23…指令切替器、30…制御装置、31…速度指
令演算器。
Claims (2)
- 【請求項1】巻上機を駆動する誘導電動機であって、該
電動機の速度指令値(N0 * )と速度検出値(N)との
偏差に基づく調節動作により得られ、該偏差を零にする
トルク指令値(τ* )と、前記速度検出値(N)から演
算して得られる磁束指令値(φ* )とによるベクトル制
御を行い、該ベクトル制御に基づいたインバータにより
該電動機を可変速制御する誘導電動機の制御装置におい
て、 前記電動機の速度設定値(N# )を出力する速度設定器
と、 前記速度設定値(N# )を予め定めた加速度および加加
速度に基づく変換を行いつつ、最終的には該速度設定値
(N# )に一致させる速度指令値(N1 * )を出力する
第1速度指令演算器と、 前記巻上機に装着された昇降体が、該昇降体の停止点よ
り手前の所定の位置を通過したときに着床指令信号を出
力する位置通過検知器と、 該着床指令信号が出力されたときに、第1速度指令演算
器が出力する速度指令値(N1 * )と、前記電動機の回
転速度と前記昇降体の昇降速度との係数比と、前記停止
点より手前の所定の位置から該停止点までの距離とか
ら、該昇降体を該停止点まで移動させ、且つ該停止点に
至ったときの該電動機の回転速度が零になる加速度およ
び加加速度を有する速度指令値(N2 * )を演算して出
力する第2速度指令演算器と、 前記着床指令信号が出力されてないときには前記速度指
令値(N1 * )を前記速度指令値(N0 * )として出力
し、該着床指令信号が出力されたときには前記速度指令
値(N2 * )を前記速度指令値(N0 * )として出力す
る指令値切替器とを備えたことを特徴とする誘導電動機
の制御装置。 - 【請求項2】巻上機を駆動する誘導電動機であって、該
電動機の速度指令値(N0 * )と速度検出値(N)との
偏差に基づく調節動作により得られ、該偏差を零にする
トルク指令値(τ* )と、前記速度検出値(N)から演
算して得られる磁束指令値(φ* )とによるベクトル制
御を行い、該ベクトル制御に基づいたインバータにより
該電動機を可変速制御する誘導電動機の制御装置におい
て、 前記電動機の速度設定値(N# )を出力する速度設定器
と、 前記速度設定値(N# )を予め定めた加速度および加加
速度に基づく変換を行いつつ、最終的には該速度設定値
(N# )に一致させる速度指令値(N1 * )を出力する
第1速度指令演算器と、 前記巻上機に装着された昇降体が、該昇降体の停止点よ
り手前の所定の位置を通過したときに着床指令信号を出
力する位置通過検知器と、 該着床指令信号が出力されたときに、第1速度指令演算
器が出力する速度指令値(N1 * )および該速度指令値
(N1 * )が有する加速度と、前記電動機の回転速度と
前記昇降体の昇降速度との係数比と、前記停止点より手
前の所定の位置から該停止点までの距離とから、該昇降
体を該停止点まで移動させ、且つ該停止点における該電
動機の回転速度が零になる加速度および加加速度を有す
る速度指令値(N3 * )を演算して出力する第3速度指
令演算器と、 前記着床指令信号が出力されてないときには前記速度指
令値(N1 * )を前記速度指令値(N0 * )として出力
し、該着床指令信号が出力されたときには前記速度指令
値(N3 * )を前記速度指令値(N0 * )として出力す
る指令値切替器とを備えたことを特徴とする誘導電動機
の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35744997A JP3680530B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 誘導電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35744997A JP3680530B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 誘導電動機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11191999A true JPH11191999A (ja) | 1999-07-13 |
JP3680530B2 JP3680530B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=18454186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35744997A Expired - Lifetime JP3680530B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 誘導電動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3680530B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002220165A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-06 | Fuji Electric Co Ltd | 誘導電動機の制御装置 |
JP2013090516A (ja) * | 2011-10-21 | 2013-05-13 | Fuji Electric Co Ltd | 速度制御装置 |
CN103264936A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-08-28 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 电梯运行控制方法 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35744997A patent/JP3680530B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN103264936A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-08-28 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 电梯运行控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3680530B2 (ja) | 2005-08-10 |
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