JPH11191190A - 異常監視システム - Google Patents

異常監視システム

Info

Publication number
JPH11191190A
JPH11191190A JP35848997A JP35848997A JPH11191190A JP H11191190 A JPH11191190 A JP H11191190A JP 35848997 A JP35848997 A JP 35848997A JP 35848997 A JP35848997 A JP 35848997A JP H11191190 A JPH11191190 A JP H11191190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
abnormality detection
sound
monitoring system
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35848997A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ozaki
稔 尾崎
Atsushi Kono
篤 河野
Fumihiko Isogai
文彦 磯貝
Masaaki Ueda
雅章 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP35848997A priority Critical patent/JPH11191190A/ja
Publication of JPH11191190A publication Critical patent/JPH11191190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ1〜3の何れかが順次切り替えられな
がら異常検知処理部5等と接続されるものであるため、
異常検知処理部5等と接続される前にカメラが異常な状
態を撮影しても、異常検知処理部5等と接続されたとき
には既に異常な状態が終了しているような場合には、異
常の発生を見逃してしまう課題があった。 【解決手段】 高精度な異常検知処理を実施する異常検
知処理部31の他に、カメラ11〜13により撮影され
た映像の変化を監視し、その変化の度合いが閾値を越え
るとき異常検知信号を出力する簡易なプリアラーム処理
部20〜22を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のカメラ等
を設置して、プラント等の異常を監視する異常監視シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開昭58−79393
号公報に示された従来の異常監視システムを示す構成図
であり、図において、1〜3は監視対象を撮影するカメ
ラ、4はカメラ1〜3の何れかを異常検知処理部5等と
接続するビデオスイッチ、5はカメラ1〜3により撮影
された映像をビデオスイッチ4を介して受信して、その
映像の変化を監視し、その映像が予め設定された条件か
ら逸脱するとスピーカ6からアラームを発報する異常検
知処理部、6はアラームを発報するスピーカ、7はカメ
ラ1〜3により撮影された映像をビデオスイッチ4を介
して受信し、その映像を間欠的に記録媒体8に蓄積する
蓄積処理部、8は映像を蓄積する記録媒体、9は映像を
表示する状態表示部である。
【0003】次に動作について説明する。まず、カメラ
1〜3は、常時、監視対象を撮影するが、異常検知処理
部5に異常が認定されていない通常の監視モードでは、
ビデオスイッチ4がカメラ1〜3と異常検知処理部5等
間の接続を順次切り替えることにより、カメラ1〜3に
撮影された映像が順次、異常検知処理部5や状態表示部
9等に伝送されることになる。
【0004】これにより、状態表示部9にはカメラ1〜
3に撮影された映像が順次切り替えられながら表示され
るとともに、記録媒体8にはカメラ1〜3に撮影された
映像が順次切り替えられながら蓄積されることになる
(通常、1秒間に1コマ程度の間隔で蓄積される)。
【0005】また、異常検知処理部5にも、カメラ1〜
3に撮影された映像が順次切り替えられながら入力され
るので、異常検知処理部5は、各映像の変化を監視し、
各映像が予め設定された条件から逸脱すると、異常が発
生したものと認定し、スピーカ6からアラームを発報す
る。そして、異常検知処理部5は、異常の発生を認定す
ると、その旨をビデオスイッチ4に通知する。
【0006】そして、異常検知処理部5から異常の発生
を認定する旨の通知を受けると、ビデオスイッチ4は、
異常な状態を連続的に監視できるようにするため、モー
ドを通常の監視モードから異常監視モードに変更するこ
とにより、カメラの接続切替を停止する。これにより、
異常な状態を撮影したカメラの映像が連続的に状態表示
部9に表示されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の異常監視システ
ムは以上のように構成されているので、複数のカメラ1
〜3に撮影された映像から監視対象の異常を検知するこ
とができるが、異常検知処理部5に異常が認定されてい
ない通常の監視モードでは、カメラ1〜3の何れかが順
次切り替えられながら異常検知処理部5等と接続される
ものであるため、異常検知処理部5等と接続される前に
カメラが異常な状態を撮影しても、異常検知処理部5等
と接続されたときには既に異常な状態が終了しているよ
うな場合には、異常の発生を見逃してしまうなどの課題
があった。なお、各カメラごとに異常検知処理部5を設
置すれば、異常発生の見逃しを回避することができる
が、異常検知処理部5は高度な画像処理を必要とするた
め、通常高価であり、安価な異常監視システムを構築す
ることができなくなる課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、高価な異常検知処理部を複数台設
けることなく、異常発生の見逃しを回避することができ
る異常監視システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る異常監視
システムは、複数のカメラにより撮影された映像の変化
をそれぞれ監視し、その変化の度合いが閾値を越えると
き異常検知信号を出力する複数の予備検知手段を設ける
とともに、その異常検知信号が転送されると、カメラに
より撮影された映像に基づいて、予備検知手段より高精
度な異常検知処理を実施する本検知手段を設けるように
したものである。
【0010】この発明に係る異常監視システムは、複数
のカメラにより撮影された映像の変化をそれぞれ監視
し、その変化の度合いが閾値を越えるときその変化の度
合いを数値化して出力する複数の予備検知手段を設ける
とともに、その数値が転送されると、カメラにより撮影
された映像に基づいて、予備検知手段より高精度な異常
検知処理を実施する本検知手段を設けるようにしたもの
である。
【0011】この発明に係る異常監視システムは、複数
のセンサがそれぞれ異常を検知すると、異常検知信号を
出力する複数の予備検知手段を設けるとともに、その異
常検知信号が転送されると、カメラにより撮影された映
像に基づいて異常検知処理を実施する本検知手段を設け
るようにしたものである。
【0012】この発明に係る異常監視システムは、複数
のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視し、
その変化の度合いが閾値を越えるとき異常検知信号を出
力する複数の予備検知手段を設けるとともに、その異常
検知信号が転送されると、マイクにより集音された音に
基づいて、予備検知手段より高精度な異常検知処理を実
施する本検知手段を設けるようにしたものである。
【0013】この発明に係る異常監視システムは、複数
のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視し、
その変化の度合いが閾値を越えるときその変化の度合い
を数値化して出力する複数の予備検知手段を設けるとと
もに、その数値が転送されると、マイクにより集音され
た音に基づいて、予備検知手段より高精度な異常検知処
理を実施する本検知手段を設けるようにしたものであ
る。
【0014】この発明に係る異常監視システムは、複数
のセンサがそれぞれ異常を検知すると、異常検知信号を
出力する複数の予備検知手段を設けるとともに、その異
常検知信号が転送されると、マイクにより集音された音
に基づいて異常検知処理を実施する本検知手段を設ける
ようにしたものである。
【0015】この発明に係る異常監視システムは、複数
のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視し、
その変化の度合いが閾値を越えるとき異常検知信号を出
力する複数の予備検知手段を設けるとともに、その異常
検知信号が転送されると、カメラにより撮影された映像
に基づいて異常検知処理を実施する本検知手段を設ける
ようにしたものである。
【0016】この発明に係る異常監視システムは、複数
のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視し、
その変化の度合いが閾値を越えるときその変化の度合い
を数値化して出力する複数の予備検知手段を設けるとと
もに、その数値が転送されると、カメラにより撮影され
た映像に基づいて異常検知処理を実施する本検知手段を
設けるようにしたものである。
【0017】この発明に係る異常監視システムは、複数
の異常検知信号が転送された場合、予め設定された各予
備検知手段の優先度を互いに比較し、優先度が高い予備
検知手段に係る異常検知処理を優先的に実施するように
したものである。
【0018】この発明に係る異常監視システムは、複数
の数値が転送された場合、各数値を互いに比較し、高い
数値を出力した予備検知手段に係る異常検知処理を優先
的に実施するようにしたものである。
【0019】この発明に係る異常監視システムは、隣接
フレームの映像を差分化し、その差分値を閾値と比較す
るようにしたものである。
【0020】この発明に係る異常監視システムは、現在
の映像と正常時の映像を差分化し、その差分値を閾値と
比較するようにしたものである。
【0021】この発明に係る異常監視システムは、複数
のカメラにより撮影された正常時の映像を定期的に本検
知手段に転送し、その本検知手段が正常時の映像を考慮
して異常検知処理を実施するようにしたものである。
【0022】この発明に係る異常監視システムは、異常
検知信号または数値を本検知手段に転送する際に、正常
時の映像を本検知手段に転送するようにしたものであ
る。
【0023】この発明に係る異常監視システムは、音の
振幅を監視し、その振幅の変化を閾値と比較するように
したものである。
【0024】この発明に係る異常監視システムは、音の
周波数成分を監視し、その周波数成分の変化を閾値と比
較するようにしたものである。
【0025】この発明に係る異常監視システムは、現在
の音と正常時の音を比較するようにしたものである。
【0026】この発明に係る異常監視システムは、複数
のマイクにより集音された正常時の音を定期的に本検知
手段に転送し、その本検知手段が正常時の音を考慮して
異常検知処理を実施するようにしたものである。
【0027】この発明に係る異常監視システムは、異常
検知信号または数値を本検知手段に転送する際に、正常
時の音を本検知手段に転送するようにしたものである。
【0028】この発明に係る異常監視システムは、複数
の予備検知手段,複数の蓄積手段及び本検知手段を接続
するネットワークを用いて転送手段を構成するようにし
たものである。
【0029】この発明に係る異常監視システムは、複数
の予備検知手段のうち何れか1つの予備検知手段を本検
知手段に接続するとともに、複数の蓄積手段のうち何れ
か1つの蓄積手段を本検知手段に接続する切替スイッチ
を用いて転送手段を構成するようにしたものである。
【0030】この発明に係る異常監視システムは、蓄積
手段から転送手段を介して映像または音を定期的に受信
して、異常検知処理を実施するようにしたものである。
【0031】この発明に係る異常監視システムは、異常
が認められる場合には、アラームを発報するようにした
ものである。
【0032】この発明に係る異常監視システムは、アラ
ームを発報する場合に限り、転送手段により転送された
映像または音を蓄積するようにしたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による異
常監視システムを示す構成図であり、図において、11
〜13は監視対象を撮影するカメラ、14〜16はカメ
ラ11〜13により撮影された映像をエンドレスに記録
媒体17〜19に蓄積する蓄積処理部(蓄積手段)、1
7〜19はカメラ11〜13により撮影された映像を蓄
積する記録媒体(蓄積手段)、20〜22はカメラ11
〜13により撮影された映像の変化を監視し、その変化
の度合いが閾値を越えるとき異常検知信号を出力するプ
リアラーム処理部(予備検知手段)、23〜25はプリ
アラーム処理部20〜22から出力された異常検知信号
を転送するとともに、その異常検知信号が出力された前
後の映像を記録媒体17〜19から再生して転送するイ
ンタフェースカード(転送手段)、26〜28は蓄積処
理部,プリアラーム処理部及びインタフェースカードか
ら構成された入力処理部である。
【0034】また、29は入力処理部26〜28と集中
監視処理部35を接続するネットワーク(転送手段)、
30は入力処理部26〜28から転送された異常検知信
号及び映像を受信するインタフェースカード(転送手
段)、31は入力処理部26等から異常検知信号が転送
されると、その入力処理部26等から転送された映像に
基づいて、プリアラーム処理部20等より高精度な異常
検知処理を実施し、異常が認められる場合にはスピーカ
32からアラームを発報する異常検知処理部(本検知手
段)、32はアラームを発報するスピーカ(本検知手
段)、33は入力処理部26〜28から転送された映像
を状態表示部36に表示するとともに、その映像から異
常が認められる場合には、その映像を記録媒体34に蓄
積する蓄積処理部(本検知手段)、34は映像を蓄積す
る記録媒体(本検知手段)、35はインタフェースカー
ド30,異常検知処理部31及び蓄積処理部33から構
成された集中監視処理部、36は入力処理部26〜28
から転送された映像を表示する状態表示部(本検知手
段)である。なお、図2はこの発明の実施の形態1によ
る異常監視システムの動作を説明するフローチャートで
ある。
【0035】次に動作について説明する。まず、カメラ
11〜13により撮影された映像が、常時、入力処理部
26〜28に入力され、蓄積処理部14〜16がその映
像をエンドレスに記録媒体17〜19に蓄積する(ステ
ップST1)。また、プリアラーム処理部20〜22
が、カメラ11〜13により撮影された映像の変化を監
視し、その変化の度合いが閾値を越えるとき異常検知信
号を出力する(ステップST1,ST2,ST3)。
【0036】即ち、プリアラーム処理部20〜22は、
図3に示すように、カメラ11等により撮影された映像
の任意のフレームX(静止画)とフレームXに続く次の
フレームY(静止画)の差分を求め、その差分値が予め
設定された閾値を越える場合には、異常であると判断し
て異常検知信号を出力する(図3の例では、輪は動いて
いないので、差分を求めると消滅し、正方形は右下方向
に動いているので、差分を求めると斜線部分が残ること
になり、斜線部分の面積が閾値を越える場合には、異常
であると判断する)。
【0037】ここで、プリアラーム処理部20〜22の
動作をもう少し具体的に説明すると、例えば、屋外の道
路に無断で駐車する車を取り締まるために本システムを
利用するような場合には、車が駐車されていない状態の
道路を撮影した映像と、車が駐車されている状態の道路
を撮影した映像の差分を求め、その差分値と閾値(車の
面積より小さい面積を閾値とする)を比較するようにす
れば、駐車違反の車を検知することができる。
【0038】しかしながら、実際には、途中で日差しが
強くなって道路面に影ができたり、風でゴミが飛んでき
たり、木の枝が揺れたりするので、精度よく駐車違反の
車を検知するためには、差分画像Zの形状,大きさの程
度,動きの進行方向,色の変化等をそれぞれ検討する処
理が必要であり、かかる処理をすべて実施するには、高
価な異常検知処理部を各入力処理部26〜28に設置す
る必要がある。それでは、安価な異常監視システムを構
築することができなくなるので、この実施の形態1で
は、プリアラーム処理部20〜22は上述したような簡
単な異常検知処理を実施して、異常の可能性を検知し
(異常の可能性があるとき異常検知信号を出力する)、
正確な異常検知は後述する集中監視処理部35に委ねる
ようにしている。
【0039】このようにして、プリアラーム処理部20
〜22の何れかから異常検知信号が出力されると(説明
を簡単にするため、以後、プリアラーム処理部20が異
常検知信号を出力したものとする)、入力処理部26の
インタフェースカード23がその異常検知信号をネット
ワーク29を介して集中監視処理部35に転送する。そ
して、集中監視処理部35のインタフェースカード30
がその異常検知信号を受信することにより、異常検知処
理部31が入力処理部26に対して、映像の発信を要求
すると(ステップST11,ST12)、入力処理部2
6の蓄積処理部14が異常検知信号を出力した前後の映
像を記録媒体17から再生し、インタフェースカード2
3がその映像をネットワーク29を介して集中監視処理
部35に転送する(ステップST4,ST5)。
【0040】そして、入力処理部26から異常検知信号
が出力された前後の映像が転送されると、集中監視処理
部35のインタフェースカード30がその映像を受信す
る(ステップST13)。そして、集中監視処理部35
のインタフェースカード30が映像を受信すると、蓄積
処理部33がその映像を状態表示部36に表示する一
方、異常検知処理部31がその映像に基づいて、プリア
ラーム処理部20より高精度な異常検知処理を実施し、
異常が認められる場合にはスピーカ32からアラームを
発報する(ステップST14,ST15)。
【0041】即ち、プリアラーム処理部20が異常の可
能性を検知すると、単に、差分画像Zの面積と閾値を比
較するだけでなく、差分画像Zの形状,大きさの程度,
動きの進行方向,色の変化等をそれぞれ検討することに
より、精度よく異常の有無を判別する。また、画像の解
像度においても、例えば、プリアラーム処理部20で
は、30×30程度の粗い解像度で異常を判別し、異常
検知処理部31では、600×600程度の細かい解像
度で異常を判別するようにすれば、プリアラーム処理部
20より精度よく異常検知処理を実施することになる。
【0042】なお、異常が認められる場合には、異常発
報の履歴を映像で残すため、異常検知処理部31の指示
の下、蓄積処理部33が、異常が検知された映像を記録
媒体34に蓄積する。従って、ユーザ等は、後日、状態
表示部36に適宜、異常時の映像を表示させることがで
きる。
【0043】因みに、図4は入力処理部26〜28及び
集中監視処理部35が行う異常検知処理の流れを説明す
るタイムチャートであり、この例では、カメラ11〜1
3により撮影された映像A〜Cを入力処理部26〜28
がそれぞれ入力し、入力処理部26〜28のプリアラー
ム処理部20〜22がほぼ一斉に異常を検知して異常検
知信号を出力しているが、通常、集中監視処理部35は
同時に複数の異常検知処理を実施することができないの
で、予め設定された入力処理部26〜28の優先度を互
いに比較し、優先度が高い入力処理部に係る異常検知処
理を優先的に実施することを示している(この例では、
入力処理部26の優先度が最も高く、次いで入力処理部
27の優先度が高く設定されている)。
【0044】従って、この例では、入力処理部26〜2
8から順次映像を受信して、集中監視処理部35の異常
検知処理部31が異常検知処理を実施し、異常の有無を
判定するが、入力処理部26,28から転送された映像
A,Cからは異常が認められないので、アラームの発報
は行われず、入力処理部27から転送された映像Bでは
異常が認められるので、アラームを発報していることを
示している。
【0045】この例では、優先度が低い入力処理部25
から転送された映像Cに基づく異常検知処理が、映像
A,Bに基づく異常検知処理が完了するまで待たされて
いるが、その遅延は数秒程度であり、実用上問題になる
ことはない。また、同時に複数の異常検知信号が出力さ
れても、記録媒体17〜19に蓄積された映像A,B,
Cに基づいて異常検知処理が実施されるので、異常の発
生を見逃すおそれはない。従って、集中監視処理部35
の異常検知処理部31は実用上問題になることがない範
囲内で、高精度な異常検知処理を実施することが可能に
なる。例えば、1時間に1回程度、異常が発生する可能
性がある場合において、1分に1回程度、異常検知信号
を出力してしまう精度の低いプリアラーム処理部を設置
するとともに、1回の異常検知処理を1秒で完了する異
常検知処理部31を設置するとすれば、計算上、そのプ
リアラーム処理部を60台設置しても、実用上問題にな
る時間遅れが生ずることはない。
【0046】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、カメラ11〜13により撮影された映像の変
化を監視し、その変化の度合いが閾値を越えるとき異常
検知信号を出力するプリアラーム処理部20〜22を設
けるとともに、その異常検知信号が転送されると、カメ
ラ11〜13により撮影された映像に基づいて、プリア
ラーム処理部20〜22より高精度な異常検知処理を実
施する異常検知処理部31を設けるように構成したの
で、高価な異常検知処理部をカメラの台数分設けること
なく、異常発生の見逃しを回避することができる効果を
奏する。
【0047】実施の形態2.上記実施の形態1では、映
像の変化の度合いが閾値を越えるとプリアラーム処理部
20〜22が、異常検知信号を出力するものについて示
したが、その変化の度合いを数値化し、その数値を出力
するようにしてもよい。即ち、画像の中で動いている部
分の面積を上記実施の形態1と同様にして計算し、その
面積の値を出力するようにしてもよい。これにより、集
中監視処理部35の異常検知処理部31は、単に異常検
知信号を受信する場合と異なり、プリアラーム処理部2
0〜22における異常検知の確度を認識することができ
るため、その数値に応じて異常検知処理の精度や処理方
法を適宜変更することができる効果を奏する。
【0048】また、プリアラーム処理部20〜22が数
値を出力するようにする場合には、同時に複数のプリア
ラーム処理部から数値が転送されてきたとき、各数値を
互いに比較し、高い数値を出力したプリアラーム処理部
に係る異常検知処理を優先的に実施するようにすること
もできる。これにより、異常発生の可能性が高い異常検
知処理を優先的に実施することができる効果を奏する。
【0049】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による異常監視システムを示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。41〜43は監視対象に発生する異
常を検知するセンサ、44〜46はセンサ41〜43が
異常を検知すると、異常検知信号を出力するセンシング
処理部(予備検知手段)である。
【0050】上記実施の形態1,実施の形態2では、プ
リアラーム処理部20〜22がカメラ11〜13により
撮影された映像の変化を監視して、異常発生の可能性を
確認するものについて示したが、例えば、人間の侵入を
検知する赤外線のセンサ41〜43を監視対象に設置
し、そのセンサ41〜43が人間の侵入を検知したと
き、異常検知信号を出力するようにしてもよい。これに
より、異常検知処理を実施するプリアラーム処理部20
〜22を設置する必要がないので、上記実施の形態1,
実施の形態2よりも、さらにシステムを安価に構築する
ことができる効果を奏する。
【0051】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による異常監視システムを示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。51〜53は監視対象の音を集音す
るマイク、54〜56はマイク51〜53により集音さ
れた音をエンドレスに記録媒体57〜59に蓄積する蓄
積処理部(蓄積手段)、57〜59はマイク51〜53
により集音された音を蓄積する記録媒体(蓄積手段)、
60〜62はマイク51〜53により集音された音の変
化を監視し、その変化の度合いが閾値を越えるとき異常
検知信号を出力するプリアラーム処理部(予備検知手
段)、63〜65はプリアラーム処理部60〜62から
出力された異常検知信号を転送するとともに、その異常
検知信号が出力された前後の音を記録媒体57〜59か
ら再生して転送するインタフェースカード(転送手
段)、66〜68は蓄積処理部,プリアラーム処理部及
びインタフェースカードから構成された入力処理部であ
る。
【0052】また、69は入力処理部66〜68と集中
監視処理部75を接続するネットワーク(転送手段)、
70は入力処理部66〜68から転送された異常検知信
号及び音を受信するインタフェースカード(転送手
段)、71は入力処理部66等から異常検知信号が転送
されると、その入力処理部66等から転送された音に基
づいて、プリアラーム処理部60等より高精度な異常検
知処理を実施し、異常が認められる場合にはスピーカ7
2からアラームを発報する異常検知処理部(本検知手
段)、72はアラームを発報するスピーカ(本検知手
段)、73は音を記録媒体74に蓄積する蓄積処理部
(本検知手段)、74は音を蓄積する記録媒体(本検知
手段)、75はインタフェースカード70,異常検知処
理部71及び蓄積処理部73から構成された集中監視処
理部、76は状態表示部である。
【0053】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、カメラ11〜13により撮影された映像の変
化を監視して、異常を検知するものについて示したが、
マイク51〜53により集音された音の変化を監視し
て、異常を検知するようにしてもよい。
【0054】例えば、深夜ビルに侵入する不審者を検知
するような場合には、プリアラーム処理部60〜62が
音の振幅の変化を監視するようにすれば、ガラスが割ら
れる直前の音(例えば、無音)とガラスが割られる音等
を比較することができるので、不審者の侵入の可能性を
確認することができる。また、自動車の事故等を検知す
るような場合には、プリアラーム処理部60〜62が音
の周波数成分の変化を監視するようにすれば、道路の暗
騒音と自動車が衝突する音等を比較することができるの
で、自動車の事故等の可能性を確認することができる。
【0055】そして、プリアラーム処理部60〜62が
異常を検知すると異常検知信号を出力する点や、その
他、異常検知処理部71が、プリアラーム処理部60〜
62よりも高精度な異常検知処理を実施して、異常を確
認するとアラームをスピーカ72から発報する点等も、
上記実施の形態1と同様であるため説明を省略するが、
異常検知処理部71の異常検知処理としては、例えば、
音の振幅や周波数成分を適宜組み合わせて異常を高精度
に検知するようにする。
【0056】以上で明らかなように、この実施の形態4
によれば、マイク51〜53により集音された音の変化
を監視し、その変化の度合いが閾値を越えるとき異常検
知信号を出力するプリアラーム処理部60〜62を設け
るとともに、その異常検知信号が転送されると、マイク
51〜53により集音された音に基づいて、プリアラー
ム処理部60〜62より高精度な異常検知処理を実施す
る異常検知処理部71を設けるように構成したので、高
価な異常検知処理部をマイクの台数分設けることなく、
異常発生の見逃しを回避することができる効果を奏す
る。
【0057】実施の形態5.上記実施の形態4では、音
の変化の度合いが閾値を越えるとプリアラーム処理部6
0〜62が、異常検知信号を出力するものについて示し
たが、その変化の度合いを数値化し、その数値を出力す
るようにしてもよい。即ち、音の振幅の変化や周波数成
分の変化を計算し、その変化の値を出力するようにして
もよい。これにより、集中監視処理部75の異常検知処
理部71は、単に異常検知信号を受信する場合と異な
り、プリアラーム処理部60〜62における異常検知の
確度を認識することができる効果を奏する。従って、そ
の数値に応じて異常検知処理の精度や処理方法を適宜変
更することができる。
【0058】また、プリアラーム処理部60〜62が数
値を出力するようにする場合には、同時に複数のプリア
ラーム処理部から数値が転送されてきたとき、各数値を
互いに比較し、高い数値を出力したプリアラーム処理部
に係る異常検知処理を優先的に実施するようにすること
もできる。これにより、異常発生の可能性が高い異常検
知処理を優先的に実施することができる効果を奏する。
【0059】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6による異常監視システムを示す構成図であり、図に
おいて、図6と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。81〜83は監視対象に発生する異
常を検知するセンサ、84〜86はセンサ81〜83が
異常を検知すると、異常検知信号を出力するセンシング
処理部(予備検知手段)である。
【0060】上記実施の形態4,実施の形態5では、プ
リアラーム処理部60〜62がマイク51〜53により
集音された音の変化を監視して、異常発生の可能性を確
認するものについて示したが、例えば、人間の侵入を検
知する赤外線のセンサ81〜83を監視対象に設置し、
そのセンサ81〜83が人間の侵入を検知したとき、異
常検知信号を出力するようにしてもよい。これにより、
異常検知処理を実施するプリアラーム処理部60〜62
を設置する必要がないので、上記実施の形態1,実施の
形態2よりも、さらにシステムを安価に構築することが
できる効果を奏する。
【0061】実施の形態7.上記実施の形態4,実施の
形態5では、インタフェースカード63等が異常検知信
号または数値を転送する際、その異常検知信号または数
値が出力された前後の音を転送し、その音に基づいて異
常検知処理部71が異常検知処理を実施するものについ
て示したが、図8に示すように、インタフェースカード
63等が異常検知信号または数値を転送する際、その異
常検知信号または数値が出力された前後の映像を転送
し、その映像に基づいて異常検知処理部31が異常検知
処理を実施するようにしてもよく、上記実施の形態4,
実施の形態5と同様の効果を奏することができる。
【0062】実施の形態8.上記実施の形態1,実施の
形態2では、プリアラーム処理部20等が隣接するフレ
ームの差分を求めて映像の変化を検出するものについて
示し、また、上記実施の形態4,実施の形態5では、プ
リアラーム処理部60等が短時間の音の変化を検出する
ものについて示したが、蓄積処理部14,54等が正常
時の映像(または音)を定期的に記録媒体17,57等
に蓄積することにより、現在の映像(または音)と正常
時の映像(または音)の差分を求め、その差分値を閾値
と比較するようにしてもよい。これにより、隣接するフ
レームの差分を求めても、異常を検知することができな
い緩やかに変化する事象についても、異常の可能性を認
定することができる効果を奏する。
【0063】実施の形態9.上記実施の形態8では、プ
リアラーム処理部20,60等が正常時の映像(または
音)を参照画像(または参照音)とするものについて示
したが、インタフェースカード23,63等が正常時の
映像(または音)を定期的に集中監視処理部35,75
に転送して、記録媒体34,74に蓄積することによ
り、異常検知処理部31,71が正常時の映像(または
音)を参照画像(または参照音)とするようにしてもよ
い。これにより、隣接するフレームの差分を求めても、
異常を検知することができない緩やかに変化する事象に
ついても、異常を認定することができる効果を奏する。
【0064】実施の形態10.上記実施の形態9では、
インタフェースカード23,63等が正常時の映像(ま
たは音)を定期的に集中監視処理部35,75に転送す
るものについて示したが、インタフェースカード23,
63等が異常検知信号または数値を転送する際に、正常
時の映像(または音)を転送するようにしてもよい。こ
れにより、正常時の映像(または音)を格納する領域を
記録媒体34,74に確保する必要がなくなり、メモリ
領域を削減することができる効果を奏する。
【0065】実施の形態11.上記実施の形態1から実
施の形態10では、入力処理部26,66等と集中監視
処理部35,75をネットワーク29,69を介して接
続するものについて示したが、図9に示すように、ビデ
オスイッチ(切替スイッチ)91が、複数のプリアラー
ム処理部20等のうち何れか1つのプリアラーム処理部
を異常検知処理部31に接続するとともに、複数の蓄積
処理部14等のうち何れか1つの蓄積処理部を蓄積処理
部33に接続するようにしてもよく、上記実施の形態1
から実施の形態10と同様の効果を奏することができ
る。
【0066】実施の形態12.上記実施の形態1から実
施の形態11では、異常検知信号または数値が異常検知
処理部31等に転送されたとき、映像(または音)が異
常検知処理部31等に転送されるものについて示した
が、図10のST21,ST22に示すように、インタ
フェースカード23等が映像(または音)を定期的に異
常検知処理部31等に転送することにより、異常検知処
理部31等が定期的に異常検知処理を実施するようにし
てもよい。これにより、高精度な異常検知処理を実施す
る異常検知処理部31等の利用効率を高めることができ
るため、異常の検知精度を高めることができる効果を奏
する。
【0067】なお、図11のタイムチャートにおいて、
小文字のアルファベットで表された映像a,b,c,d
は記録媒体17等から定期的に転送された映像であり、
大文字のアルファベットで表された映像Aは、異常検知
信号の転送に伴って転送された映像であることを示して
いる。
【0068】実施の形態13.上記実施の形態1から実
施の形態12では、異常検知処理部31等が記録媒体1
7等から転送された映像(または音)に基づいて異常検
知処理を実施するものについて示したが、他のセンシン
グ情報を入力し、各種の情報を組み合わせて異常検知処
理を実施するようにしてもよく、さらに異常検知処理の
精度を向上させることができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のカメラにより撮影された映像の変化をそれぞれ監視
し、その変化の度合いが閾値を越えるとき異常検知信号
を出力する複数の予備検知手段を設けるとともに、その
異常検知信号が転送されると、カメラにより撮影された
映像に基づいて、予備検知手段より高精度な異常検知処
理を実施する本検知手段を設けるように構成したので、
高価な異常検知処理部を複数台設けることなく、異常発
生の見逃しを回避することができる効果がある。
【0070】この発明によれば、複数のカメラにより撮
影された映像の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合
いが閾値を越えるときその変化の度合いを数値化して出
力する複数の予備検知手段を設けるとともに、その数値
が転送されると、カメラにより撮影された映像に基づい
て、予備検知手段より高精度な異常検知処理を実施する
本検知手段を設けるように構成したので、高価な異常検
知処理部を複数台設けることなく、異常発生の見逃しを
回避することができる効果がある。また、本検知手段
は、単に異常検知信号を受信する場合と異なり、予備検
知手段における異常検知の確度を認識することができる
ため、その数値に応じて異常検知処理の精度や処理方法
を適宜変更することができる効果がある。
【0071】この発明によれば、複数のセンサがそれぞ
れ異常を検知すると、異常検知信号を出力する複数の予
備検知手段を設けるとともに、その異常検知信号が転送
されると、カメラにより撮影された映像に基づいて異常
検知処理を実施する本検知手段を設けるように構成した
ので、高価な異常検知処理部を複数台設けることなく、
異常発生の見逃しを回避することができる効果がある。
また、予備検知手段では異常検知処理を実施する必要が
ないので、映像の変化を監視して異常を検知する予備検
知手段を設置する場合よりも、さらにシステムを安価に
構築することができる効果がある。
【0072】この発明によれば、複数のマイクにより集
音された音の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合い
が閾値を越えるとき異常検知信号を出力する複数の予備
検知手段を設けるとともに、その異常検知信号が転送さ
れると、マイクにより集音された音に基づいて、予備検
知手段より高精度な異常検知処理を実施する本検知手段
を設けるように構成したので、高価な異常検知処理部を
複数台設けることなく、異常発生の見逃しを回避するこ
とができる効果がある。
【0073】この発明によれば、複数のマイクにより集
音された音の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合い
が閾値を越えるときその変化の度合いを数値化して出力
する複数の予備検知手段を設けるとともに、その数値が
転送されると、マイクにより集音された音に基づいて、
予備検知手段より高精度な異常検知処理を実施する本検
知手段を設けるように構成したので、高価な異常検知処
理部を複数台設けることなく、異常発生の見逃しを回避
することができる効果がある。また、本検知手段は、単
に異常検知信号を受信する場合と異なり、予備検知手段
における異常検知の確度を認識することができるため、
その数値に応じて異常検知処理の精度や処理方法を適宜
変更することができる効果がある。
【0074】この発明によれば、複数のセンサがそれぞ
れ異常を検知すると、異常検知信号を出力する複数の予
備検知手段を設けるとともに、その異常検知信号が転送
されると、マイクにより集音された音に基づいて異常検
知処理を実施する本検知手段を設けるように構成したの
で、高価な異常検知処理部を複数台設けることなく、異
常発生の見逃しを回避することができる効果がある。ま
た、予備検知手段では異常検知処理を実施する必要がな
いので、映像の変化を監視して異常を検知する予備検知
手段を設置する場合よりも、さらにシステムを安価に構
築することができる効果がある。
【0075】この発明によれば、複数のマイクにより集
音された音の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合い
が閾値を越えるとき異常検知信号を出力する複数の予備
検知手段を設けるとともに、その異常検知信号が転送さ
れると、カメラにより撮影された映像に基づいて異常検
知処理を実施する本検知手段を設けるように構成したの
で、高価な異常検知処理部を複数台設けることなく、異
常発生の見逃しを回避することができる効果がある。
【0076】この発明に係る異常監視システムは、複数
のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視し、
その変化の度合いが閾値を越えるときその変化の度合い
を数値化して出力する複数の予備検知手段を設けるとと
もに、その数値が転送されると、カメラにより撮影され
た映像に基づいて異常検知処理を実施する本検知手段を
設けるように構成したので、高価な異常検知処理部を複
数台設けることなく、異常発生の見逃しを回避すること
ができる効果がある。また、本検知手段は、単に異常検
知信号を受信する場合と異なり、予備検知手段における
異常検知の確度を認識することができるため、その数値
に応じて異常検知処理の精度や処理方法を適宜変更する
ことができる効果がある。
【0077】この発明によれば、複数の異常検知信号が
転送された場合、予め設定された各予備検知手段の優先
度を互いに比較し、優先度が高い予備検知手段に係る異
常検知処理を優先的に実施するように構成したので、異
常発生の可能性が高い異常検知処理を優先的に実施する
ことができる効果がある。
【0078】この発明によれば、複数の数値が転送され
た場合、各数値を互いに比較し、高い数値を出力した予
備検知手段に係る異常検知処理を優先的に実施するよう
に構成したので、異常発生の可能性が高い異常検知処理
を優先的に実施することができる効果がある。
【0079】この発明によれば、隣接フレームの映像を
差分化し、その差分値を閾値と比較するように構成した
ので、簡単な処理で異常の可能性を認定することができ
る効果がある。
【0080】この発明によれば、現在の映像と正常時の
映像を差分化し、その差分値を閾値と比較するように構
成したので、緩やかに変化する事象についても、異常の
可能性を認定することができる効果がある。
【0081】この発明によれば、複数のカメラにより撮
影された正常時の映像を定期的に本検知手段に転送し、
その本検知手段が正常時の映像を考慮して異常検知処理
を実施するように構成したので、緩やかに変化する事象
についても、異常を認定することができる効果がある。
【0082】この発明によれば、異常検知信号または数
値を本検知手段に転送する際に、正常時の映像を本検知
手段に転送するように構成したので、正常時の映像を格
納するメモリ領域を確保する必要がなくなり、メモリ領
域を削減することができる効果がある。
【0083】この発明によれば、音の振幅を監視し、そ
の振幅の変化を閾値と比較するように構成したので、簡
単な処理で異常の可能性を認定することができる効果が
ある。
【0084】この発明によれば、音の周波数成分を監視
し、その周波数成分の変化を閾値と比較するように構成
したので、簡単な処理で異常の可能性を認定することが
できる効果がある。
【0085】この発明によれば、現在の音と正常時の音
を比較するように構成したので、緩やかに変化する事象
についても、異常を認定することができる効果がある。
【0086】この発明によれば、複数のマイクにより集
音された正常時の音を定期的に本検知手段に転送し、そ
の本検知手段が正常時の音を考慮して異常検知処理を実
施するように構成したので、緩やかに変化する事象につ
いても、異常を認定することができる効果がある。
【0087】この発明によれば、異常検知信号または数
値を本検知手段に転送する際に、正常時の音を本検知手
段に転送するように構成したので、正常時の音を格納す
るメモリ領域を確保する必要がなくなり、メモリ領域を
削減することができる効果がある。
【0088】この発明によれば、複数の予備検知手段,
複数の蓄積手段及び本検知手段を接続するネットワーク
を用いて転送手段を構成したので、映像や音を容易に転
送することができる効果がある。
【0089】この発明によれば、複数の予備検知手段の
うち何れか1つの予備検知手段を本検知手段に接続する
とともに、複数の蓄積手段のうち何れか1つの蓄積手段
を本検知手段に接続する切替スイッチを用いて転送手段
を構成したので、映像や音を容易に転送することができ
る効果がある。
【0090】この発明によれば、蓄積手段から転送手段
を介して映像または音を定期的に受信して、異常検知処
理を実施するように構成したので、高精度な異常検知処
理を実施する本検知手段の利用効率を高めることができ
るため、異常の検知精度を高めることができる効果があ
る。
【0091】この発明によれば、異常が認められる場合
には、アラームを発報するように構成したので、ユーザ
等が速やかに異常発生を確認することができる効果があ
る。
【0092】この発明によれば、アラームを発報する場
合に限り、転送手段により転送された映像または音を蓄
積するように構成したので、異常発報の履歴を映像また
は音で残すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による異常監視シス
テムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による異常監視シス
テムの動作を説明するフローチャートである。
【図3】 映像の変化を検出する処理を説明する画面を
示す図である。
【図4】 入力処理部及び集中監視処理部が行う異常検
知処理の流れを説明するタイムチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3による異常監視シス
テムを示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による異常監視シス
テムを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による異常監視シス
テムを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による異常監視シス
テムを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態11による異常監視シ
ステムを示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態12による異常監視
システムの動作を説明するフローチャートである。
【図11】 入力処理部及び集中監視処理部が行う異常
検知処理の流れを説明するタイムチャートである。
【図12】 従来の異常監視システムを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
11〜13 カメラ、14〜16,54〜56 蓄積処
理部(蓄積手段)、17〜19,57〜59 記録媒体
(蓄積手段)、20〜22,60〜62 プリアラーム
処理部(予備検知手段)、23〜25,30,63〜6
5,70 インタフェースカード(転送手段)、29,
69 ネットワーク(転送手段)、31,71 異常検
知処理部(本検知手段)、32,72 スピーカ(本検
知手段)、33,73 蓄積処理部(本検知手段)、3
4,74 記録媒体(本検知手段)、36 状態表示部
(本検知手段)、41〜43,81〜83 センサ、4
4〜46,84〜86 センシング処理部(予備検知手
段)、51〜53 マイク、91 ビデオスイッチ(切
替スイッチ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 雅章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象を撮影する複数のカメラと、そ
    の複数のカメラにより撮影された映像をそれぞれ蓄積す
    る複数の蓄積手段と、その複数のカメラにより撮影され
    た映像の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合いが閾
    値を越えるとき異常検知信号を出力する複数の予備検知
    手段と、上記予備検知手段から出力された異常検知信号
    を転送するとともに、その異常検知信号が出力された前
    後の映像を上記蓄積手段から再生して転送する転送手段
    と、上記転送手段により異常検知信号が転送されると、
    その転送手段により転送された映像に基づいて、上記予
    備検知手段より高精度な異常検知処理を実施する本検知
    手段とを備えた異常監視システム。
  2. 【請求項2】 監視対象を撮影する複数のカメラと、そ
    の複数のカメラにより撮影された映像をそれぞれ蓄積す
    る複数の蓄積手段と、その複数のカメラにより撮影され
    た映像の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合いが閾
    値を越えるときその変化の度合いを数値化して出力する
    複数の予備検知手段と、上記予備検知手段から出力され
    た数値を転送するとともに、その数値が出力された前後
    の映像を上記蓄積手段から再生して転送する転送手段
    と、上記転送手段により数値が転送されると、その転送
    手段により転送された映像に基づいて、上記予備検知手
    段より高精度な異常検知処理を実施する本検知手段とを
    備えた異常監視システム。
  3. 【請求項3】 監視対象を撮影する複数のカメラと、そ
    の複数のカメラにより撮影された映像をそれぞれ蓄積す
    る複数の蓄積手段と、監視対象に発生する異常を検知す
    る複数のセンサと、その複数のセンサがそれぞれ異常を
    検知すると、異常検知信号を出力する複数の予備検知手
    段と、上記予備検知手段から出力された異常検知信号を
    転送するとともに、その異常検知信号が出力された前後
    の映像を上記蓄積手段から再生して転送する転送手段
    と、上記転送手段により異常検知信号が転送されると、
    その転送手段により転送された映像に基づいて異常検知
    処理を実施する本検知手段とを備えた異常監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 監視対象の音を集音する複数のマイク
    と、その複数のマイクにより集音された音をそれぞれ蓄
    積する複数の蓄積手段と、その複数のマイクにより集音
    された音の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合いが
    閾値を越えるとき異常検知信号を出力する複数の予備検
    知手段と、上記予備検知手段から出力された異常検知信
    号を転送するとともに、その異常検知信号が出力された
    前後の音を上記蓄積手段から再生して転送する転送手段
    と、上記転送手段により異常検知信号が転送されると、
    その転送手段により転送された音に基づいて、上記予備
    検知手段より高精度な異常検知処理を実施する本検知手
    段とを備えた異常監視システム。
  5. 【請求項5】 監視対象の音を集音する複数のマイク
    と、その複数のマイクにより集音された音をそれぞれ蓄
    積する複数の蓄積手段と、その複数のマイクにより集音
    された音の変化をそれぞれ監視し、その変化の度合いが
    閾値を越えるときその変化の度合いを数値化して出力す
    る複数の予備検知手段と、上記予備検知手段から出力さ
    れた数値を転送するとともに、その数値が出力された前
    後の音を上記蓄積手段から再生して転送する転送手段
    と、上記転送手段により数値が転送されると、その転送
    手段により転送された音に基づいて、上記予備検知手段
    より高精度な異常検知処理を実施する本検知手段とを備
    えた異常監視システム。
  6. 【請求項6】 監視対象の音を集音する複数のマイク
    と、その複数のマイクにより集音された音をそれぞれ蓄
    積する複数の蓄積手段と、監視対象に発生する異常を検
    知する複数のセンサと、その複数のセンサがそれぞれ異
    常を検知すると、異常検知信号を出力する複数の予備検
    知手段と、上記予備検知手段から出力された異常検知信
    号を転送するとともに、その異常検知信号が出力された
    前後の音を上記蓄積手段から再生して転送する転送手段
    と、上記転送手段により異常検知信号が転送されると、
    その転送手段により転送された音に基づいて異常検知処
    理を実施する本検知手段とを備えた異常監視システム。
  7. 【請求項7】 監視対象の音を集音する複数のマイク
    と、監視対象を撮影する複数のカメラと、その複数のマ
    イクにより集音された音及び複数のカメラにより撮影さ
    れた映像をそれぞれ蓄積する複数の蓄積手段と、その複
    数のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視
    し、その変化の度合いが閾値を越えるとき異常検知信号
    を出力する複数の予備検知手段と、上記予備検知手段か
    ら出力された異常検知信号を転送するとともに、その異
    常検知信号が出力された前後の映像を上記蓄積手段から
    再生して転送する転送手段と、上記転送手段により異常
    検知信号が転送されると、その転送手段により転送され
    た映像に基づいて異常検知処理を実施する本検知手段と
    を備えた異常監視システム。
  8. 【請求項8】 監視対象の音を集音する複数のマイク
    と、監視対象を撮影する複数のカメラと、その複数のマ
    イクにより集音された音及び複数のカメラにより撮影さ
    れた映像をそれぞれ蓄積する複数の蓄積手段と、その複
    数のマイクにより集音された音の変化をそれぞれ監視
    し、その変化の度合いが閾値を越えるときその変化の度
    合いを数値化して出力する複数の予備検知手段と、上記
    予備検知手段から出力された数値を転送するとともに、
    その数値が出力された前後の映像を上記蓄積手段から再
    生して転送する転送手段と、上記転送手段により数値が
    転送されると、その転送手段により転送された映像に基
    づいて異常検知処理を実施する本検知手段とを備えた異
    常監視システム。
  9. 【請求項9】 本検知手段は複数の異常検知信号が転送
    された場合、予め設定された各予備検知手段の優先度を
    互いに比較し、優先度が高い予備検知手段に係る異常検
    知処理を優先的に実施することを特徴とする請求項1,
    請求項3,請求項4,請求項6および請求項7のうちの
    いずれか1項記載の異常監視システム。
  10. 【請求項10】 本検知手段は複数の数値が転送された
    場合、各数値を互いに比較し、高い数値を出力した予備
    検知手段に係る異常検知処理を優先的に実施することを
    特徴とする請求項2,請求項5および請求項8のうちの
    いずれか1項記載の異常監視システム。
  11. 【請求項11】 予備検知手段は隣接フレームの映像を
    差分化し、その差分値を閾値と比較することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の異常監視システム。
  12. 【請求項12】 予備検知手段は現在の映像と正常時の
    映像を差分化し、その差分値を閾値と比較することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の異常監視システ
    ム。
  13. 【請求項13】 転送手段は複数のカメラにより撮影さ
    れた正常時の映像を定期的に本検知手段に転送し、その
    本検知手段は正常時の映像を考慮して異常検知処理を実
    施することを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3,請求項7および請求項8のうちのいずれか1項記載
    の異常監視システム。
  14. 【請求項14】 転送手段は異常検知信号または数値を
    本検知手段に転送する際に、正常時の映像を本検知手段
    に転送することを特徴とする請求項1,請求項2,請求
    項3,請求項7および請求項8のうちのいずれか1項記
    載の異常監視システム。
  15. 【請求項15】 予備検知手段は音の振幅を監視し、そ
    の振幅の変化を閾値と比較することを特徴とする請求項
    4,請求項5,請求項7,請求項8のうちのいずれか1
    項記載の異常監視システム。
  16. 【請求項16】 予備検知手段は音の周波数成分を監視
    し、その周波数成分の変化を閾値と比較することを特徴
    とする請求項4,請求項5,請求項7および請求項8の
    うちのいずれか1項記載の異常監視システム。
  17. 【請求項17】 予備検知手段は現在の音と正常時の音
    を比較することを特徴とする請求項15または請求項1
    6記載の異常監視システム。
  18. 【請求項18】 転送手段は複数のマイクにより集音さ
    れた正常時の音を定期的に本検知手段に転送し、その本
    検知手段は正常時の音を考慮して異常検知処理を実施す
    ることを特徴とする請求項4から請求項6のうちのいず
    れか1項記載の異常監視システム。
  19. 【請求項19】 転送手段は異常検知信号または数値を
    本検知手段に転送する際に、正常時の音を本検知手段に
    転送することを特徴とする請求項4から請求項6のうち
    のいずれか1項記載の異常監視システム。
  20. 【請求項20】 複数の予備検知手段,複数の蓄積手段
    及び本検知手段を接続するネットワークを用いて転送手
    段を構成することを特徴とする請求項1から請求項19
    のうちのいずれか1項記載の異常監視システム。
  21. 【請求項21】 複数の予備検知手段のうちのいずれか
    1つの予備検知手段を本検知手段に接続するとともに、
    複数の蓄積手段のうちのいずれか1つの蓄積手段を本検
    知手段に接続する切替スイッチを用いて転送手段を構成
    することを特徴とする請求項1から請求項19のうちの
    いずれか1項記載の異常監視システム。
  22. 【請求項22】 本検知手段は蓄積手段から転送手段を
    介して映像または音を定期的に受信して、異常検知処理
    を実施することを特徴とする請求項1から請求項21の
    うちのいずれか1項記載の異常監視システム。
  23. 【請求項23】 本検知手段は異常が認められる場合に
    は、アラームを発報することを特徴とする請求項1から
    請求項22のうちのいずれか1項記載の異常監視システ
    ム。
  24. 【請求項24】 本検知手段はアラームを発報する場合
    に限り、転送手段により転送された映像または音を蓄積
    することを特徴とする請求項23記載の異常監視システ
    ム。
JP35848997A 1997-12-25 1997-12-25 異常監視システム Pending JPH11191190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35848997A JPH11191190A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 異常監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35848997A JPH11191190A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 異常監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11191190A true JPH11191190A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18459586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35848997A Pending JPH11191190A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 異常監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11191190A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037054A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP2008046938A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Hitachi Ltd プラント監視制御装置
JP2018101916A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037054A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Aiphone Co Ltd インターホンシステム
JP2008046938A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Hitachi Ltd プラント監視制御装置
JP2018101916A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7536028B2 (en) Monitoring camera system, monitoring camera control device and monitoring program recorded in recording medium
US20070296813A1 (en) Intelligent monitoring system and method
JP2008152736A (ja) 監視システム、監視装置及び監視方法
JP5274216B2 (ja) 監視システム及び監視方法
JP2003333584A (ja) 監視システム
JP5217106B2 (ja) 映像監視システム、監視映像の異常検出方法及び監視映像の異常検出プログラム
KR20090026937A (ko) 복수의 이벤트 영상을 표시하는 통합 감시 시스템 및 이를이용한 복수의 이벤트 영상 표시 방법
KR102183903B1 (ko) 감시 카메라 및 감시 카메라 제어 방법
JP4535919B2 (ja) 監視システム、監視カメラ、及びコントローラ
JP4611042B2 (ja) 映像出力システムおよび映像を出力するための制御プログラム
JPH11191190A (ja) 異常監視システム
JP2008035096A (ja) 監視装置、監視方法及びプログラム
JP2002279560A (ja) ネットワークカメラ利用の監視方法と監視システム
JP2008085832A (ja) 監視カメラ、監視カメラの制御方法および監視カメラシステム
JP4306017B2 (ja) 監視カメラシステム
CN114554153A (zh) 监控系统用视频流传输控制方法及监控系统
JP2006129218A (ja) 監視システム
JP2006005602A (ja) カメラ監視システムとその記録制御方法、およびビデオ記録装置と記録制御プログラム
EP1143391B1 (en) The detection of obstacles in surveillance systems using pyroelectric arrays
JP2000209571A (ja) 監視カメラシステム
JP2007325170A (ja) 映像監視装置及び方法
KR20160074811A (ko) 가상라인을 이용하여 방향별 발생 이벤트를 감지할 수 있는 cctv모니터링 시스템 및 그 방법
JP2006254277A (ja) 映像監視システム
JP2001346194A (ja) 侵入者管理装置
JP2001224011A (ja) 異常監視方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060509