JPH11191091A - Dma転送方式 - Google Patents

Dma転送方式

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Publication number
JPH11191091A
JPH11191091A JP9358343A JP35834397A JPH11191091A JP H11191091 A JPH11191091 A JP H11191091A JP 9358343 A JP9358343 A JP 9358343A JP 35834397 A JP35834397 A JP 35834397A JP H11191091 A JPH11191091 A JP H11191091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
dma transfer
dma
unit
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9358343A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Watanabe
伸 渡辺
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP9358343A priority Critical patent/JPH11191091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないHW(ハードウエア)量でアクセス時
間の短いDMA転送の実現する。 【解決手段】 CPU部とMEM部とI/O制御部とこ
れらを相互に接続するシステムバスとにおけるDMA転
送方式において、DMA転送アドレスを論理アドレスか
ら物理アドレスに変換するTLB変換をMEM部上で行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション、オフィスコンピュータ等
のコンピュータにおける論理アドレスを使用したDMA
(Direct MemoryAccess)転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すコンピュータの機能構成の一
例に基づいて、論理アドレスを用いた従来のDMA転送
方式について説明する。この種のDMA転送方式では、
I/O制御部内に設けられたDMAC(DMA制御部)
またはシステムバスとI/Oバスを接続するBIU(バ
スブリッジ)にてCPUと同様にTLB変換可能な回路
構成を取ってTLB変換を行うか、上記DMACまたは
BIUにおいて簡易的にTLB変換を行うことによっ
て、論理アドレスから物理アドレスへのアドレス変換を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術には以下のような問題点がある。 (1)その第1の問題点は、多数のI/O制御部からな
るシステムでは、論理アドレスを物理アドレスに変換す
るアドレス変換機構が複数必要となるという問題があ
る。その理由は、DMA制御部に変換機構があるため、
I/O制御部毎もしくはI/Oバス毎にアドレス変換機
構が必要となるからである。 (2)第2の問題点は、アドレス変換機構に対して諸設
定を行うためのアクセス時間が長いという問題点であ
る。その理由は、アドレス変換機構がI/O制御部配下
またはI/Oバス上にあるため、CPUから遠いからで
ある。
【0004】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、少ないHW(ハードウエア)量でアクセス時
間の短いDMA転送の実現を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、CPU部とMEM部とI/O制御部と
これらを相互に接続するシステムバスとにおけるDMA
転送方式において、DMA転送アドレスを論理アドレス
から物理アドレスに変換するTLB変換をMEM部上で
行うという手段を採用する。
【0006】さらに具体的な手段としては、CPU部と
MEM部とI/O制御部とこれらを相互に接続するシス
テムバスとにおけるDMA転送方式において、MEM部
に、DMA転送専用アドレス空間と、該DMA転送専用
アドレス空間に起動されたDMA転送に対してDMA転
送アドレスの上位アドレスの情報を蓄える複数のアドレ
ス情報レジスタと、DMA転送アドレスに基づいてアド
レス情報レジスタの選択を行うと共にその選択されたア
ドレス情報レジスタの値を用いて前記上位アドレスの置
き換えを行うアドレス変換部とを備え、CPU部からI
/O制御部に対してDMA転送専用アドレス空間に対す
るDMA転送を起動させ、DMA転送を受け取ったME
M部にてアドレス情報レジスタの選択を行い、該選択さ
れたアドレス情報レジスタの値を使用してアドレス変換
部にてDMA転送アドレスを論理アドレスから物理アド
レスに変換するという手段を採用する。
【0007】
【作用】このような手段を採用することにより、本発明
では、簡易TLB制御部を従来のように個々のI/O制
御部内に設ける必要がない。また、MEM部においてD
MA転送アドレスが実現されるので、アドレス変換に係
わるアクセス時間が短縮される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係わ
るコンピュータの機能構成(一部分)を示すブロック図
である。この図において、CPU部1とMEM部2とI
/O制御部3がシステムバス4によって接続されてい
る。また、MEM部2内には、簡易BTL制御部5が設
けられている。
【0009】MEM部2は、図2に示すようにアドレス
マップ上に、2n個(=m個)のページ#1〜#mから
構成されたDMA転送専用空間を備えている。このDM
A転送専用空間の先頭アドレスは、物理アドレスにおけ
るページ境界の先頭であり、かつ論理アドレスにおける
オフセットアドレスより上位nビットに関しても全て
「0」となるアドレス値である。
【0010】つまり、図3に示す説明図を参照して説明
すると、DMA転送専用空間のレジスタ選択ビット(n
ビット)とオフセットアドレスが全て「0」となるアド
レスが先頭アドレスとなる。
【0011】簡易TLB制御装置5は、このようなDM
A転送専用空間に対するDMA転送時に機能するもので
ある。簡易TLB制御装置5には、DMA転送専用空間
に対するDMA転送時に、上位アドレスを変換するため
の情報を蓄える2n個(=m個)のアドレス情報レジス
タ6が備えられている。
【0012】また、簡易TLB制御装置5には、DMA
転送時の論理アドレスにおけるオフセットアドレスより
上位nビットの組み合わせにより上記アドレス情報レジ
スタ6の選択を行い、そのレジスタ値を用いてDMA転
送アドレスの上位部分の置き換えを行うアドレス変換部
7が備えられている。
【0013】次に、このように構成された本実施形態の
動作について、図4に示すフローチャートに沿って説明
する。
【0014】CPU部1が、I/O制御部3に対して任
意のアドレス空間に対してDMA転送を実施させる場
合、まずCPU部1が転送先の論理アドレスと全体の転
送量からDMA転送がいくつのページにまたがるか算出
する。その結果が2nページを越える場合には、DMA
転送自体を複数回に分け、必ず2nページ以下でDMA
転送を起動するようにする。
【0015】まず、CPU部1は、MEM部2内にある
簡易TLB制御部5のアドレス情報レジスタ6への設定
を行う。そして、CPU部1は、DMA転送において最
初にデータ転送が行われるぺージの物理アドレスを算出
し、その値をレジスタ選択ピットが全て0選択されるア
ドレス情報レジスタ6に格納する。さらに、CPU部1
は、DMA転送において次にデータ転送が行われるぺー
ジの物理アドレスを算出し、最初のデータ転送時に使用
されたアドレス選択ビットが全て「0」であるのに対
し、「1」を加えた値にて選択されるアドレス情報レジ
スタ6に格納をする。
【0016】同様にして、CPU部1は、次にDMA転
送転送が起動される物理アドレスを算出し、前のぺージ
で使用したアドレス選択ビットに「1」を加えたアドレ
ス選択ビットにて選択されるアドレス情報レジスタ6に
格納を行い、全DMA転送で使用する全ページ分のアド
レス情報レジスタ6への格納を順次行う。
【0017】図4に、論理アドレスにて8ぺージの論理
空間におけるDMA転送の設定例を示す。この例では、
8ページの論理空間におけるDMA転送であるため、8
つの各ページの物理アドレスを算出し、論理アドレスの
順番に各物理アドレスの値をアドレス選択ビットによっ
て選択されるアドレス情報レジスタ6に格納している。
【0018】そして、CPU部1は、I/O制御部3へ
の設定を行う。なお、このI/O制御部3への設定に関
しては、従来技術と同様なので詳細については説明を省
略する。ただし、DMA転送専用空間の転送先アドレス
に関しては、DMA転送専用空間の先頭アドレスに物理
アドレスのぺージ境界下のオフセットの部分を加えたア
ドレスを設定する。
【0019】次に、CPU部1によりI/O制御部3に
対してDMA転送の起動をかける。この結果、I/O制
御部3は、論理DMA転送専用空間に対するDMA転送
を開始する。MEM部2は、I/O制御部3が起動した
DMA転送転送専用空間に対するDMA転送を受ける
と、レジスタ選択ビットを用いアドレス情報レジスタ6
の中から該当するレジスタを選択し、選択されたアドレ
ス値とI/O制御部3からのDMA転送のオフセット部
をあわせる。
【0020】図3にアドレス変換イメージを示す。アド
レス情報レジスタ6よって選択されたレジスタ値は、C
PU部1により予め設定しておいた最初のDMA転送の
物理アドレス値が設定されているため、これにより正し
く物理アドレスに変換されることになる。このままDM
A転送が進めば、いずれぺージ境界を越えることになる
が、ページ境界を越えるとアドレス情報部のレジスタ選
択ビットが「1」増えるため、次のアドレス情報レジス
タ6に切り替わることとなる。
【0021】これにより、DMA転送がページ境界を越
えても次のアドレス情報レジスタ6に切り替わり、CP
U部1にて予め設定しておいた次の物理アドレス空間に
切り替わることとなる。このぺージ境界越えは、全ペー
ジ境界越えのための設定をCPU部1によって起動前に
行われているために、DMA転送全体終了まで自動的に
新しい物理アドレス空間に切り替わって行く。以上の方
法により、MEM部2にてDMA転送に対する簡易的な
TLB変換が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるD
MA転送方式によれば、以下のような効果を奏する。 (1)MEM部上で論埋アドレスを物理アドレスへの変
換が行われるので、従来技術のようにI/O制御部内に
簡易TBL制御部を設ける必要がないので、HW量を少
なくすることが可能である。 (2)MEM部においてDMA転送アドレスが実現され
るので、アドレス変換に係わるアクセス時間が短縮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる機能構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるアドレスマップ
を示す図である。
【図3】 本発明の一実施形態におけるアドレス変換を
説明するための説明図である。
【図4】 本発明の一実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】 本発明の一実施形態におけるアドレス情報レ
ジスタの設定を示す説明図である。
【図6】 従来技術の一例の機能構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】 1……CPU部 2……MEM部 3……I/O制御部 4……システムバス 5……簡易TLB制御部 6……アドレス情報レジスタ 7……アドレス変換部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU部とMEM部とI/O制御部とこ
    れらを相互に接続するシステムバスとにおけるDMA転
    送方式において、DMA転送アドレスを論理アドレスか
    ら物理アドレスに変換するTLB変換をMEM部上で行
    うことを特徴としたDMA転送方式。
  2. 【請求項2】 CPU部とMEM部とI/O制御部とこ
    れらを相互に接続するシステムバスとにおけるDMA転
    送方式において、 MEM部に、DMA転送専用アドレス空間と、該DMA
    転送専用アドレス空間に起動されたDMA転送に対して
    DMA転送アドレスの上位アドレスの情報を蓄える複数
    のアドレス情報レジスタと、DMA転送アドレスに基づ
    いてアドレス情報レジスタの選択を行うと共にその選択
    されたアドレス情報レジスタの値を用いて前記上位アド
    レスの置き換えを行うアドレス変換部とを備え、 CPU部からI/O制御部に対してDMA転送専用アド
    レス空間に対するDMA転送を起動させ、DMA転送を
    受け取ったMEM部にてアドレス情報レジスタの選択を
    行い、該選択されたアドレス情報レジスタの値を使用し
    てアドレス変換部にてDMA転送アドレスを変換するこ
    とを特徴としたDMA転送方式。
JP9358343A 1997-12-25 1997-12-25 Dma転送方式 Pending JPH11191091A (ja)

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JP9358343A JPH11191091A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 Dma転送方式

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JPH11191091A true JPH11191091A (ja) 1999-07-13

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JP9358343A Pending JPH11191091A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 Dma転送方式

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Effective date: 20020205