JPH11190781A - カレンダー付き電子時計 - Google Patents

カレンダー付き電子時計

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JPH11190781A
JPH11190781A JP9359760A JP35976097A JPH11190781A JP H11190781 A JPH11190781 A JP H11190781A JP 9359760 A JP9359760 A JP 9359760A JP 35976097 A JP35976097 A JP 35976097A JP H11190781 A JPH11190781 A JP H11190781A
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健男 武藤
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泰夫 北嶋
Haruhiko Higuchi
樋口  晴彦
Hiroyuki Koike
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    • G04B19/24Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
    • G04B19/243Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator
    • G04B19/247Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator disc-shaped
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    • G04C17/00Indicating the time optically by electric means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時計再起動の際のカレンダー合わせの手間を
少なくしたカレンダー付き電子時計を提供する。 【解決手段】 日付表示駆動用変換機(2)51を動作
させる信号を、通常の運針時には、時刻系変換機(1)
6と連動する24時間スイッチ12からの信号とし、そ
の他の時には、時刻系回路60から信号を受ける24時
間カウンタからの信号とする制御機構133を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日付表示を有する
カレンダー付き電子時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の日付表示を有するカレンダー付き
アナログ電子時計においては、リューズを引き出して、
時分針を停止させると、カレンダーも停止する構造とさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、節電等の目的
で時分針停止のまま長時間放置すると、時計を再起動す
る場合、カレンダー、特に日付を合わせるのに、手間が
掛かる。また、月末無修正機能を備えたアナログ時計に
は、閏年の2月のたびに使用者が修正するタイプと、何
年間に渡り、月末に日付を自動的に判定して送るタイプ
とがあるが、一般に年と月の外観表示を備えておらず、
長期間の停止によって、月又は年と月とが分からなくな
り、日付を適切な月又は年と月とに合わせることが不可
能となる。
【0004】そこで、本発明は、時分針を停止し放置し
た後も日付を合わせる手間が省け、また、月又は年と月
とを判別して合わせ込む必要のない、カレンダー付電子
時計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、時刻系変換機と連動して24時間ごと
に信号を出力する24時間スイッチと、通常の時計動作
時にこの24時間スイッチからの信号に基づいて、動作
する日付表示駆動用の変換機と、時刻系回路から信号を
受けて24時間信号を出力する24時間カウンタと、前
記日付表示駆動用の変換機が動作する信号を、時刻系変
換機を停止させた後、前記24時間カウンタの出力信号
に切替える制御信号を作成する制御機構とを備えたカレ
ンダー付電子時計として、時分針停止後も24時間カウ
ンタにより、カレンダーを送って、日付更新を行わせ、
時計再起動の際のカレンダー合わせの手間を少なくし
た。すなわち、時計の使用者は、時分針のみ、時には、
時分針と日付1日分の合わせ込み修正を行えばよいこと
になる。さらに、何年間かにわたり、2月及び閏年の2
月を含めて月末に日付を自動的に判定して送るタイプの
年と月表示のないアナログ時計では、放置によって、年
及び月の判別が困難となるのが、この判別を不要とでき
る。
【0006】また、時刻系変換機と連動して24時間ご
とに信号を出力する24時間スイッチと、通常の時計動
作時にこの24時間スイッチからの信号に基づいて、動
作する日付表示駆動用の変換機と、時刻系回路から信号
を受けて24時間信号を出力する24時間カウンタと、
日付表示駆動用の変換機が動作する信号として、24時
間カウンタの出力信号を加える制御信号を作成する制御
機構とを備えたカレンダー付き電子時計としても同様の
作用が得られる。
【0007】また、前記制御機構が、リューズ位置に基
づき前記切替える制御信号を作成することとすれば、リ
ューズが時分針を停止させる位置等を用いて、制御機構
を制御することができる。
【0008】また、前記制御機構が、時計の外部に設け
たスイッチに基づき前記切り替える制御信号を作成する
こととすれば、24時間カウンタへの切り替えが自由で
あるため、全面的に時計を停止するか、カレンダーのみ
動かすかの選択が可能である。
【0009】また、前記制御機構が、電圧検出信号に基
づき前記制御信号を作成するものとすれば、電池が残り
少なくなった場合に、放置された時計の節電を図り、カ
レンダー送りの維持を長期間に渡って可能とできる。
【0010】また、前記24時間カウンタが、前記制御
機構の前記制御信号を受けて、動作を開始するものとす
れば、24時間カウンタによる電力消費を減ずることが
できる。
【0011】また、前記24時間カウンタが、通常の時
計動作時に時刻系回路と連動するものとすれば、通常の
時刻系回路とのペースを合わせることができ、時刻に合
った時間に、日付が変わる状態を保つことができる。
【0012】さらに、時計輪列の分針固定車と時針固定
車との間のスリップ機構と、前記リューズの回転動作を
規制する規制手段とを設けるものとすれば、24時間カ
ウンタに切り替え後、スリップ機構のスリップトルクの
強さによってはリューズを回転させてしまうと共に、2
4時間スイッチを動作してしまい、日付が変わってしま
う誤操作を、防止できる。
【0013】また、前記24時間カウンタが、24時間
スイッチが入るごとにリセットされるものとして、24
時間カウンタのペースを時分針のペースと合わせておく
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明に係るカレンダー付き電子
時計の回路構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、水晶振動子を発振させる発
振回路2の信号は、分周回路3で1Hzまで分周され、
波形整形回路(1)4で波形整形され、ステップモータ
等の変換機(1)6を駆動する駆動回路(1)5へ送ら
れる。発振回路2、分周回路3及び波形整形回路(1)
4を時刻系回路60という。駆動回路(1)5の信号
は、変換機(1)6を1秒ごとに駆動する。変換機
(1)6からの回転力は、指針輪列7に伝達され、秒
針、分針、時針を回転させる。さらに、24時間に一回
転するスイッチ車11を回転し、24時間スイッチ12
を24時間ごとにONとする。この24時間カウンタ1
5は、分周回路3からの信号に基づき、24時間をカウ
ントし、24時間に一回信号を出力する。
【0017】この24時間スイッチ12からの日板を駆
動するための信号である(日板駆動信号)24SWは、
24時間カウンタ15からの信号と24時間スイッチ1
2からのこの信号24SWを切り替えるセレクタ14を
通して、制御回路20に入力される。
【0018】制御回路20は、信号24SWを受けて、
日板を駆動するための指令信号(日板駆動信号)BMC
を波形整形回路(2)13へ送り、波形整形回路(2)
13は分周回路3からの信号を整形して、ステップモー
タ等の日板表示駆動用の変換機(2)51を駆動するた
めの駆動信号MOTBを駆動回路(2)50へ送り、駆
動回路(2)50は、変換機(2)51を駆動し、変換
機(2)51は、日輪列52を駆動する。この日輪列5
2によって、日板が駆動される。
【0019】制御機構133は、ここでは、スイッチS
W(1)からなっている。133aはスイッチ用の抵抗
である。このSW(1)が入ることによって制御信号C
Sが発生し、この信号CSは、駆動回路(1)5に入っ
て、時刻系変換機である変換機(1)6を停止させると
ともに、24時間カウンタ15に入って、これを始動す
る。前述のように、24時間カウンタ15は、分周回路
3からの信号をカウントして24時間に一回信号24C
Wを出力する回路であるが、この実施の形態では、この
SW(1)がONされると、制御信号CSを受けてカウ
ントを開始する。また制御信号CSは、セレクタ14を
作動して、24時間スイッチからの信号24SWを24
時間カウンタからの信号24CWへ切り替える。これに
よって、制御回路20は、前述のように、日板駆動信号
BMCを与え、時刻系変換機が停止後も、24時間ごと
に日輪列52を駆動する。
【0020】図1における制御機構であるスイッチ13
3は、単なるスイッチとして示したが、これは、時計の
リューズ位置と連動させたスイッチとすることができ
る。また、時計外部から操作可能な特別のスイッチとす
ることもできる。
【0021】図2は、本発明における別の実施の形態を
示す。図1に対応する回路構成のブロック図である。図
2において、図1と対応する構成要素には同符号を付し
ている。図2においては、電圧検出回路134の検出信
号BDを制御信号CSとして用いる。24時間スイッチ
12からの日板駆動信号24SWは、図1で説明したよ
うにセレクタ14を通して、制御回路に与えられ、通常
の運針時には、このルートによって、図1で説明したと
同様、日輪列52が駆動される。ここでの24時間カウ
ンタ16は、通常運針時、分周回路3からの信号をカウ
ントし、動作を続けている。日板駆動信号24SWは、
24時間カウンタ16にも加えられ、その都度、24時
間カウンタ16をリセットし、時刻系輪列(指針輪列)
7のペースと、24時間カウンタ16のペースとを合わ
せている。
【0022】電圧検出回路134で、電圧が低下したと
の判定をすると検出信号BDを出力する。これは、上述
のように、制御信号CSとして働き、駆動回路(1)5
を停止させ、セレクタ14により、日付表示駆動用の変
換機(2)51の駆動を開始する信号を、24時間カウ
ンタ15からの信号24CWに切り替える。ここでは、
電圧検出回路134が制御機構として働き、節電を行う
とともに、カレンダー送りを長期間にわたって維持す
る。
【0023】図3は、さらに、本発明に係る他の実施の
形態を示す図1に対応する回路構成のブロック図であ
る。図1の構成要素と同じ要素には同符号が付されてい
る。
【0024】ここでの24時間カウンタ16も、通常運
針時に、分周回路3からの信号をカウントして動作を続
行しており、24時間スイッチ12からの日板駆動信号
24SWによって、それが入るたびに、リセットされ
る。制御機構であるスイッチSW(2)135は、制御
信号CSを、駆動回路(1)5へ与えてこれを停止する
とともに、セレクタ14により、日板駆動信号24SW
を24時間カウンタ16からの信号24CWに切り換え
て制御回路20に与える。こうして、24時間カウンタ
16のペースを時刻系の指針輪列とあわせることができ
るとともに、指針輪列7停止後は、カレンダーのみを2
4時間カウンタで送り、カレンダー送りのペースを維持
することができる。
【0025】図4は、さらに、本発明に係る他の実施の
形態を示す図1及び図3に対応する回路構成のブロック
図である。同様な構成要素については図1及び図3と同
じ符号を付している。ここでの特徴は、制御機構136
が、2つのスイッチSW(2)とSW(3)とから成っ
ていること、並びに、セレクタ14aが信号24SWの
みを通過させる状態から、信号24SWと信号24CW
とを共に通過させる状態に切り替えられることである。
この実施の形態に対応する電子時計の具体的な構造につ
いては後述するが、リューズが2段引きされた針修正の
ためのリューズ2段位置で、SW(2)がONとされる
(このときSW(3)は、OFFである。)。また、リ
ューズが1段引きされた時差修正又はカレンダー修正の
リューズ1段位置では、SW(3)がONとされる(こ
のときSW(2)はOFFである。)。
【0026】24時間カウンタ16は、通常、常に分周
回路3からの信号をカウントしており、24時間スイッ
チ12からの日板駆動信号24SWによってリセットさ
れる。信号24SWは、セレクタ14を通して、制御回
路20へ通常運針時には(リューズ0段位置では)与え
られ、図1、図3で前述したように、制御回路20は、
日板駆動信号BMCを出力して、日輪列52を駆動す
る。
【0027】リューズ1段位置では、スイッチSW
(3)がONとされると、制御信号CS(3)がセレク
タ14aに入り、セレクタ14aは、24時間カウンタ
16からの信号24CWの信号とともに24時間スイッ
チ12からの信号24SWをも通過させて制御回路20
に与える。この時差修正のための1段位置では、時刻系
変換機(1)6も通常のペースで動作させておくことが
必要であるからである。
【0028】リューズ2段位置では、スイッチSW
(2)がONとなると制御信号CS(2)が、駆動回路
(1)5を停止し、セレクタ14aが、24時間カウン
タ16からの信号24CWを制御回路20へ与える。こ
の場合においても、セレクタ14aは、信号24SWと
信号24CWとを通過可能である。ここで、リューズを
2段位置で停止し、放置した場合は、誤って24時間ス
イッチが入ってしまう可能性は極めて少ない。しかし、
リューズを1段位置の時差修正位置に放置した場合は、
時刻系変換機(1)6も通常のペースで動作を続けてい
るため、時差修正の1段位置で、リューズの回転を阻止
しておくことが、その後の誤操作をなくすために重要で
ある。
【0029】この具体的実施の形態につき、以下に説明
する。
【0030】図5及び図7は、この具体的実施の形態を
示すものである。
【0031】まず、この実施の形態を具体化した時計に
おける時輪列、指針修正輪列、時差修正輪列、スイッチ
車11の係合及び配置関係について説明する。図5は、
時計の上面側(裏蓋側)から観たムーブメントの部分配
置関係図である。図6は、図5の巻真201から、時修
正伝エ車(1)205、時修正伝エ車(2)206、時
修正伝エ車(3)207、スイッチ中間車208、筒車
209等の時差修正輪列及び日ノ裏車217に添った断
面図である。この図6は、スイッチ中間車208を重ね
合わせることによって繋がるよう便宜上(a)と(b)
とは分割されている。
【0032】地板200には、巻真201、オシドリ2
02、カンヌキ203を含む制御機構(裏回り機構)1
35が、載置されている(図6では、この部分は省略し
ている)。この制御機構135が巻真201及びこれに
固定されるリューズの位置を決める。図5では、リュー
ズの位置は、通常の時計動作状態にある、0段位置であ
る。
【0033】巻真201には、ツヅミ車204と時修正
伝エ車(1)205とが嵌合されており、巻真201
(リューズ)の0段位置では、巻真201(リューズ)
の回転は、どの歯車にも伝達されない。
【0034】巻真201が1段引きされた1段位置は時
差修正とカレンダー修正とが行われる位置である。図6
はこの位置にある場合を示している。この位置に巻真2
01がある場合、巻真201の回転は、ツヅミ車204
を介して、巻真201に回転及びスライド可能に保持さ
れている時修正伝エ車(1)205、これと噛合する時
修正伝エ車(2)206、さらに時修正伝エ車(3)2
07、これと噛合する、スイッチ中間車208へと伝達
される。これらの車は、地板200又は中受152と日
板押エ151との間に支持されている。
【0035】スイッチ中間車208は、その歯車部が、
時針10と固定される上筒歯車(時針固定車)209a
と上筒歯車とスリップ結合された下筒歯車209bとを
有する筒車209の上筒歯車209aと噛合し、そのカ
ナ部が、24時間スイッチ12を構成するスイッチ車1
1と噛合している。このため、巻真201(リューズ)
の1段位置では、巻真201(リューズ)を回転するこ
とにより、時針が回転されるとともに、24時間スイッ
チ12が駆動される。なお、筒車209の上筒歯車20
9aと下筒歯車209bとは、上筒歯車209aに固定
された筒車カナ209cと下筒歯車209bに一体で形
成された筒車カナ躍制バネ209dとによりスリップ可
能に結合されている。この筒車209は、地板200に
固定された筒座219に保持されている。
【0036】このため、巻真の1段位置における筒車か
らの回転は、後述する日ノ裏車217へは伝達されな
い。なお、日ノ裏車は、中受152と地板200との間
に支持されている。
【0037】スイッチ車11上には、スイッチバネ11
aが載置されており、スイッチ車11とともに回転し
て、セレクタ14aに繋がる3つのスイッチ端子20
a、20b、20cと接触して、24時間スイッチ信号
24SWを出力する。
【0038】巻真201(リューズ)が、2段引き出さ
れた2段位置は、針合わせが行われる位置である。この
2段位置に巻真201がある場合、巻真201の角部に
係合しているツヅミ車204は小鉄車215に噛合し、
巻真201の回転は、日ノ裏中間車216、日ノ裏車2
17、さらに、日ノ裏車217の歯車部と噛合する分針
が固定される筒カナ(分針固定車)7fへと、また、日
ノ裏車217のカナ部と噛合する下筒歯車209bへと
回転が伝えられる。この場合、スリップすることなく、
上筒歯車209aと噛合するスイッチ中間車208、ス
イッチ車11へと回転が伝えられる。これは、前記の下
筒歯車209bと上筒歯車209aのスリップ結合力が
スイッチ中間車208を回転される回転力よりも大きく
設定されているからである。こうして、巻真201の2
段位置(針合わせ位置)では、スイッチ車11も連動す
るが、セレクタ14aによって24時間スイッチ12の
信号24SWは働かない。
【0039】日板70は、図5では外周を点線で示して
いるが、内周の日歯車70aは実線で示している。
【0040】なお、図6において、7dは、秒針が固定
される四番車、7eは二番車、7fは筒カナであるが、
これらの輪列は、地板200と輪列受150、中受15
2により保持されている。211はスペーサ、212は
回路支持板、218は裏板である。
【0041】次に、巻真201(リューズ)を例えば巻
真201が1段引き出された前述の時差修正とカレンダ
ー修正とが行われる位置に、置いた時期には、日付の更
新が、24時間カウンタによることとなる。
【0042】しかし、筒車の下筒歯車に形成した筒車カ
ナ躍制バネと筒車カナのスリップ結合力が強い場合に
は、時差修正輪列を介してリューズ(図5及び図6には
図示していないが、リューズには防水用リングが取り付
けられていて、ケースと密着している)も回転し、さら
に、スイッチ車をも回転させる状態が考えられる。そこ
で、この時期における巻真201の回転防止機構につき
説明する。
【0043】図7は、巻真201を通常の時計運転状態
である0段位置においた場合を示す巻真201付近の本
発明に係る時計の断面図である。図7の(b)は、図7
の(a)のD−D線に添った断面図である。
【0044】図7の(a)と(b)とにおいて、巻真2
01は、地板200とプラスチック製の巻真スペーサ2
20とに、挟持されて回転可能である。巻真には、オシ
ドリ202が、小径段に係合して、その巻真の0段、1
段及び2段の各引出し位置を決める。また、巻真には、
その先端側の丸軸に、時修正伝エ車(1)205が、先
端の角部にツヅミ車204が嵌合している。
【0045】これらの車は、ツヅミ車受座221に収納
されるように配置されている。ツヅミ車204には、カ
ンヌキ203がその小径段部に係合して、巻真の引出し
位置とカンヌキ203及びオシドリ202の作用により
連動し、ツヅミ車204は、巻真の0段位置(図7の
(a)の位置)では、いずれの車とも噛合していない。
巻真の1段位置では、ツヅミ車204は時修正伝エ車
(1)205と係合し(図6の(b)参照)時差修正と
カレンダー修正が可能となる。
【0046】巻真の2段位置では、ツヅミ車204は、
小鉄車215と噛合し、針合わせ修正を行える。
【0047】巻真201は、その中央部201aが、巻
真スペーサ220に抱き込まれるように保持されてお
り、この中央部201aに対向して巻真スペーサ220
には、台形状の突起220aが突設されている。この突
起220aによって、巻真201の中央部201aは、
巻真スペーサ220のわずかな弾性も手伝って、締り気
味に保持されて巻真(リューズ)の回転動作は規制され
る。ここでは、巻真の中央部201a、巻真スペーサ2
20の突起220aが、規制手段を構成している。
【0048】上記の図7は、巻真の0段位置の状態を示
しているが、巻真の一段位置でも巻真の中央部201a
は、巻真スペーサ220の突起220aと当接してお
り、同様なリューズの回転動作の規制が働いている。
【0049】なお、222は回転基板、212は回路支
持板であり、その他は図6で前述した要素であり、図6
と同じ番号を付している。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、時刻系
変換機が停止後も、時刻系回路からの信号を受けて動作
を続ける24時間カウンタからの信号により、カレンダ
ーを送り続けることができるため、時計再起動の際のカ
レンダー合わせの手間を少なくした。時計の使用者は、
時分針のみの、時には、時分針と日付1日分の合わせ込
み修正を行えばよいことになる。
【0051】さらに、本発明を、万年カレンダーを有し
ながら年と月の表示を持たないタイプのアナログ時計に
用いる場合には、困難な年及び月の判別を不要とできる
ため特に効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカレンダー付き電子時計の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る別の実施の形態を示すカレンダ
ー付き電子時計の回路構成のブロック図である。
【図3】 本発明に係るさらに別の実施の形態を示すカ
レンダー付き電子時計の回路構成のブロック図である。
【図4】 本発明に係るさらに別の実施の形態を示すカ
レンダー付き電子時計の回路構成のブロック図である。
【図5】 図4の実施の形態を具体化した電子時計の上
面側から観たムーブメントの部分配置関係図である。
【図6】 図5の時差修正輪列に添った断面図である。
(a)と(b)とに便宜上分割した。
【図7】 図5に示した具体的実施の形態における巻真
付近の断面図である。(b)は(a)のD−D線断面図
である。
【符号の説明】
2 発振回路、3 分周回路、4 波形整形回路
(1)、5 駆動回路(1)、6 変換機(1)、7
指針輪列、11 スイッチ車、12 24時間スイッ
チ、14,14a セレクタ、15,16 24時間カ
ウンタ、20 制御回路、50 駆動回路(2)、51
変換機(2)、52 日輪列(日送り機構)、60
時刻系回路、133,135,136 制御機構、13
4 電圧検出回路、201 巻真、201a 中央部、
220 巻真スペーサ、220a 突起、24SW 日
板駆動信号、24CW 24時間カウンタからの信号、
CS,CS(2),CS(3) 制御信号、SW
(1),SW(2),SW(3) スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 博之 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻系変換機と連動して24時間ごとに
    信号を出力する24時間スイッチと、 通常の時計動作時にこの24時間スイッチからの信号に
    基づいて、動作する日付表示駆動用の変換機と、 時刻系回路から信号を受けて24時間信号を出力する2
    4時間カウンタと、 前記日付表示駆動用の変換機が動作する信号を、時刻系
    変換機を停止させた後、前記24時間カウンタの出力信
    号に切替える制御信号を作成する制御機構と、 を備えたことを特徴とするカレンダー付き電子時計。
  2. 【請求項2】 時刻系変換機と連動して24時間ごとに
    信号を出力する24時間スイッチと、 通常の時計動作時にこの24時間スイッチからの信号に
    基づいて、動作する日付表示駆動用の変換機と、 時刻系回路から信号を受けて24時間信号を出力する2
    4時間カウンタと、 前記日付表示駆動用の変換機が動作する信号として、前
    記24時間カウンタの出力信号を加える制御信号を作成
    する制御機構と、 を備えたことを特徴とするカレンダー付き電子時計。
  3. 【請求項3】 前記制御機構は、リューズ位置に基づき
    前記制御信号を作成することを特徴とする請求項1又は
    2記載のカレンダー付き電子時計。
  4. 【請求項4】 前記制御機構は、時計の外部に設けたス
    イッチに基づき前記制御信号を作成することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のカレンダー付き電子時計。
  5. 【請求項5】 前記制御機構は、電圧検出信号に基づき
    前記制御信号を作成することを特徴とする請求項1又は
    2記載のカレンダー付き電子時計。
  6. 【請求項6】 前記24時間カウンタが、前記制御機構
    の前記制御信号を受けて、動作を開始することを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載のカレンダー付き
    電子時計。
  7. 【請求項7】 前記24時間カウンタが、通常の時計動
    作時に時刻系回路と連動していることを特徴とする請求
    項1又は2記載のカレンダー付き電子時計。
  8. 【請求項8】 時計輪列の分針固定車と時針固定車との
    間のスリップ機構と、 前記リューズの回転動作を規制する規制手段とを設けた
    ことを特徴とする請求項3記載のカレンダー付き電子時
    計。
  9. 【請求項9】 前記24時間カウンタが、24時間スイ
    ッチが入るごとにリセットされることを特徴とする請求
    項1、2又は7記載のカレンダー付き電子時計。
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