JP2003255065A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2003255065A
JP2003255065A JP2002054862A JP2002054862A JP2003255065A JP 2003255065 A JP2003255065 A JP 2003255065A JP 2002054862 A JP2002054862 A JP 2002054862A JP 2002054862 A JP2002054862 A JP 2002054862A JP 2003255065 A JP2003255065 A JP 2003255065A
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昭彦 丸山
Akihiro Sawada
明宏 澤田
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    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C17/00Indicating the time optically by electric means
    • G04C17/005Indicating the time optically by electric means by discs
    • G04C17/0058Indicating the time optically by electric means by discs with date indication
    • G04C17/0066Indicating the time optically by electric means by discs with date indication electromagnetically driven, e.g. intermittently
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G19/00Electric power supply circuits specially adapted for use in electronic time-pieces
    • G04G19/12Arrangements for reducing power consumption during storage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 節電モードから表示モードに移行する際に、
システムダウンを起こすことのない電子時計を提供す
る。 【解決手段】 節電制御回路400は、節電モードから
表示モードへの移行時において、節電モード時に停止さ
れた日付表示を現在(移行時)の日付に更新する際に、
日付を表示する日車の駆動を制御する。すなわち、節電
制御回路400は、電源部Bの電源電圧VDDが閾値電
圧V1以下であれば、日車75の駆動禁止を示す日車駆
動禁止信号を日付変更制御回路300に出力し、電源電
圧VDDが、閾値電圧V2以下であれば、表示モード時
における通常の速度より遅い所定の速度によって、日車
75を駆動させるための日車減速駆動信号を日付変更制
御回路300に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、節電機能を有し、
日付表示機構を備えた電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、時刻を表示する時刻表示機構
と、日付を表示する日付表示機構とを備えた携帯型の電
子時計が知られている。この種の電子時計の中には、さ
らに、現在の時刻および日付を表示する表示モードと、
消費電力を節約する節電モードとを、ユーザの使用状態
(例えば、携帯されているか否か)に応じて切り替える
機能を有するものがある。このような電子時計は、ユー
ザによって使用されていれば、表示モードによって時刻
表示機構と日付表示機構とを駆動させる一方、使用され
ない状態が一定期間続いたならば、節電モードによって
各機構の駆動を停止させて節電するとともに、時刻およ
び日付を電子回路によって更新する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、節電モ
ードから表示モードへの移行時においては、現在の時刻
および日付を表示すべく、節電モードへの移行時に停止
された時刻表示機構と日付表示機構とが駆動されるた
め、電源の電圧降下が生じる。このような電圧降下が生
じると、電子時計がシステムダウンに至りやすくなると
いう問題があった。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、節電モードから表示モードに移行する際
に、システムダウンを起こすことのない電子時計を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定の節電
条件下において電源からの給電を停止する節電手段と、
前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動する針駆
動手段と、「年」、「月」および「日」のうち少なくと
も1つの第1の暦情報を表示するカレンダ部材と、前記
電源から給電され、前記カレンダ部材を駆動するカレン
ダ駆動手段と、前記節電手段による給電の停止中に前記
第1の暦情報に対応した回路的な第2の暦情報を更新す
る暦更新手段と、前記節電手段による給電の停止が解除
されたときに、前記カレンダ部材によって表示される第
1の暦情報が、前記暦更新手段によって示される第2の
暦情報と一致するように前記カレンダ部材を駆動する際
に、前記カレンダ駆動手段による前記カレンダ部材の駆
動を制御する制御手段とを具備することを特徴とする電
子時計を提供する。かかる電子時計によれば、節電手段
による給電の停止が解除されたときに、カレンダ部材に
よって表示される第1の暦情報が、暦更新手段によって
示される第2の暦情報と一致するようにカレンダ部材を
駆動する際に、カレンダ部材は、制御手段によって制御
されながら駆動される。これにより、カレンダ部材の駆
動により生じる電源の大幅な電圧降下を抑えることがで
き、システムダウンを防止することが可能となる。
【0006】好ましい態様において、前記電子時計は、
前記電源の出力電圧を検出する電圧検出手段を具備し、
前記制御手段は、前記節電手段による給電の停止が解除
されたときに、前記電源の出力電圧に応じて前記カレン
ダ部材の駆動の進行度合を変更する。このような構成に
よれば、節電手段による給電の停止が解除されたとき
に、電源電圧に応じてカレンダ部材の駆動の進行度合が
変更されるため、システムダウンを防止するとともにカ
レンダ部材を効率的に駆動させることが可能となる。
【0007】また、別の好ましい態様において、前記電
子時計は、前記電源の出力電圧を検出する電圧検出手段
を具備し、前記制御手段は、前記節電手段による給電の
停止が解除されたときに、前記電源の出力電圧が閾値以
下であれば、前記カレンダ部材の駆動を禁止する。この
ような構成によれば、節電手段による給電の停止が解除
されたときに、電源電圧が閾値以下であれば、カレンダ
部材の駆動は禁止される。これにより、カレンダ部材の
駆動を起因とする電圧降下によるシステムダウンを防止
することが可能となる。
【0008】また、以上のものとは別の観点から、所定
の節電条件下において電源からの給電を停止する節電手
段と、前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動す
る針駆動手段と、「年」、「月」および「日」のうち少
なくとも1つの第1の暦情報を表示するカレンダ部材
と、前記電源から給電され、前記カレンダ部材を駆動す
るカレンダ駆動手段と、前記節電手段による給電の停止
中に前記第1の暦情報に対応した第2の暦情報を電気的
に更新する暦更新手段と、前記節電手段による給電の停
止が解除されたときに、前記カレンダ部材によって表示
される第1の暦情報が、前記暦更新手段によって示され
る第2の暦情報と一致するように前記カレンダ部材を駆
動する際に、当該駆動量に応じて前記カレンダ駆動手段
による前記カレンダ部材の駆動を制御する制御手段とを
具備することを特徴とする電子時計を提供する。かかる
電子時計によれば、節電手段による給電の停止が解除さ
れたときに、カレンダ部材は、カレンダ部材によって表
示される第1の暦情報を、暦更新手段によって示される
第2の暦情報と一致させるために必要とされる駆動量に
応じて駆動される。これにより、カレンダ部材の駆動を
起因とする電圧降下によるシステムダウンを防止するこ
とが可能となる。
【0009】また、以上のものとは別の観点から、所定
の節電条件下において電源からの給電を停止する節電手
段と、前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動す
る針駆動手段と、「年」、「月」および「日」のうち少
なくとも1つの第1の暦情報を表示するカレンダ部材
と、前記電源から給電され、前記カレンダ部材を駆動す
るカレンダ駆動手段と、前記電源の電源電圧を検出する
電圧検出手段と、前記節電手段による給電の停止中に前
記第1の暦情報に対応した第2の暦情報を電気的に更新
する暦更新手段と、前記節電手段による給電の停止が解
除されたときに、前記カレンダ部材によって表示される
第1の暦情報が、前記暦更新手段によって示される第2
の暦情報と一致するように前記カレンダ部材を駆動する
際に、当該駆動量と前記電圧検出手段によって検出され
る電源電圧とに応じて、前記カレンダ駆動手段による前
記カレンダ部材の駆動を制御する制御手段とを具備する
ことを特徴とする電子時計を提供する。かかる電子時計
によれば、節電手段による給電の停止が解除されたとき
に、カレンダ部材は、カレンダ部材によって表示される
第1の暦情報を、暦更新手段によって示される第2の暦
情報と一致させるために必要とされる駆動量と、電圧検
出手段によって検出される電源電圧とに応じて駆動され
る。これにより、カレンダ部材の駆動を起因とする電圧
降下によるシステムダウンを防止することが可能とな
る。
【0010】また、以上のものとは別の観点から、所定
の節電条件下において電源からの給電を停止する節電手
段と、前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動す
る針駆動手段と、「年」、「月」および「日」のうち少
なくとも1つを表示するカレンダ部材と、前記カレンダ
部材送りタイミングを示す前記針駆動手段による針の0
時通過を検出し、ゼロ時検出信号として出力するゼロ時
検出手段と、電気的に計時し、24時間経過するごとに
24時間信号を出力する24時間計測手段と、前記ゼロ
時検出信号の出力タイミングと、前記24時間信号の出
力タイミングとが一致していないことを示す不一致信号
を入力する不一致信号入力手段と、前記不一致信号入力
手段によって不一致信号が入力された後、前記ゼロ時検
出手段から第1回目のゼロ時検出信号が出力されると、
前記24時間計測手段による計時をリセットするリセッ
ト手段と、前記不一致信号入力手段によって不一致信号
が入力された後、前記ゼロ時検出手段から第1回目のゼ
ロ時検出信号が出力されると、前記カレンダ部材を駆動
し、当該第1回目のゼロ時検出信号が出力された後、前
記24時間計測手段から24時間信号が出力される毎に
前記カレンダ部材を駆動するカレンダ駆動手段とを具備
することを特徴とする電子時計を提供する。かかる電子
時計によれば、節電手段による針駆動手段への給電の停
止中においても、24時間計測手段によりカレンダ部材
は駆動される。これにより、給電の停止が解除されたと
きに、カレンダ部材を駆動する必要がなく、カレンダ部
材の駆動を起因とする電圧降下が生じないため、システ
ムダウンを防止することが可能となる。
【0011】好ましい態様において、前記節電手段は、
前記不一致信号入力手段によって不一致信号が入力され
た後、前記ゼロ時検出手段から第1回目のゼロ時検出信
号が出力されるまで、給電を停止しない。このような構
成によれば、前記不一致信号入力手段によって不一致信
号が入力された後、ゼロ時検出手段によって針の0時通
過が検出されるまで、針駆動手段への給電は停止されな
い。これにより、針駆動手段への給電の停止前に24時
間計測手段がリセットされ、24時間信号の出力タイミ
ングとゼロ時検出信号の出力タイミングとが一致するた
め、節電手段による針駆動手段への給電の停止後もカレ
ンダ駆動手段によるカレンダ部材の駆動が正確に行われ
る。
【0012】また、別の好ましい様態において、前記電
子時計は、前記不一致信号入力手段によって不一致信号
が入力された後、前記針駆動手段による針の駆動期間を
計時する駆動期間計時手段を具備し、前記節電手段は、
前記駆動期間計時手段による計時が24時間に達するま
で、給電を停止しない。このような構成によれば、前記
不一致信号入力手段によって不一致信号が入力された
後、24時間経過するまで、針駆動手段への給電は、停
止されない。これにより、針駆動手段による針の0時通
過は24時間周期で行われるため、給電の停止前に必ず
0時検出信号が1回検出される。よって、給電の停止前
に、24時間計測手段がリセットされ、24時間信号の
出力タイミングとゼロ時検出信号の出力タイミングとが
一致するため、カレンダ駆動手段によるカレンダ部材の
駆動が正確に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0014】<第1実施形態>はじめに、本発明の第1
実施形態にかかる電子時計の外観について図11を参照
して説明する。この図に示されるように、電子時計10
0は、腕時計型のアナログ時計であり、バンド102に
よってユーザの腕に装着されて使用される。また、電子
時計100の本体101には、円形の時刻表示盤103
が備えられている。時刻表示盤103には、その円周に
沿って時分および秒を示す目盛りが付されており、時刻
表示盤103の上方(紙面垂直方向)に設置された秒針
61、分針62および時針63からなる表示指針によっ
て時刻が表示される。また、時刻表示盤103の図中右
側には日付表示窓180が設けられており、「1」から
「31」までのいずれか数字により当日の日付が表示さ
れる。また、本体101の右側には、リュウズ104が
設けられており、ユーザは、リュウズ104を図中右側
方向に引き出した後、回転させることにより、時分を調
整したり、日付表示窓180に表示される日付を調整し
たりすることができる。
【0015】ここで、本実施形態における電子時計10
0は、表示モードと節電モードとの2つの動作モードを
備えている。このうち、表示モードとは、機械的な表示
機構を駆動させることによって現在の時刻および日付を
表示する動作モードである。一方、節電モードとは、表
示モード中に、ユーザによって所定期間使用(本実施形
態では、携帯)されていないことを電子時計100が検
出したならば、表示機構の駆動を止めることにより節電
する動作モードである。電子時計100は、節電モード
中に、ユーザによる使用を検出したならば、現在の時刻
および日付を表示すべく、表示機構を駆動する。
【0016】図1は、電子時計100の構成を示す図で
ある。この図に示されるように、電子時計100は、発
電する発電部Aと、発電部Aから供給された電流により
充電し、電子時計100の構成各部に電源を供給する電
源部Bと、構成各部を制御する制御部Cと、秒針61を
駆動する秒針機構D1と、制御部Cの制御に応じて秒針
機構D1を駆動する秒針駆動部E1と、分針62および
時針63を駆動する時分針機構D2と、制御部Cの制御
に応じて時分針機構D2を駆動する時分針駆動部E2
と、日付表示を更新する日車機構Fと、制御部Cの制御
に応じて日車機構Fを駆動する日車駆動部Gとを備えて
いる。
【0017】発電部Aは、電子時計100がユーザの腕
に装着された通常の使用状態において、腕の動きを捉え
て回転する回転錘45を備えている。この回転錘45の
回転力は、増速用ギア46を介して発電用ロータ43に
伝達される。発電装置40においては、発電用ロータ4
3が発電用ステータ42の内部で回転することによって
電磁誘導が生じ、交流電流が発生する。制御部Cは、発
電部Aが発電していれば、電子時計100が使用中であ
ることを検出し、また、発電部Aが一定期間発電してい
なければ、電子時計100が使用されていないことを検
出する。
【0018】電源部Bは、整流回路や、二次電源、昇降
圧回路などから構成されており、発電部Aから供給され
た電流を充電し、電子時計100の構成各部に電源電圧
VDDを印加する。ここで、電源部Bは、VSS(低位
側)を基準電位(GND)にとっている。
【0019】制御部Cは、表示モード時において、日車
機構Fによる日付表示を暦通りに更新するための制御
や、表示モードと節電モードとのモード間移行に関する
制御、節電モードから表示モードへの移行時において、
節電モードへの移行時に停止した日付表示を、現在(移
行時)の日付に更新させるための制御などを行い、その
詳細については後述する。
【0020】秒針駆動部E1は、制御部Cの制御の下、
各種駆動パルスを生成し、秒針機構D1に出力する。秒
針機構D1は、秒針駆動部E1から入力する駆動パルス
に応じて駆動する秒モータ10aを備えている。この秒
モータ10aは、駆動パルスの入力に応じてロータ13
aを回転する。ロータ13aの回転は、当該ロータ13
aに噛合された秒中間車51a、秒車52aから構成さ
れる秒輪列50aによって秒針61に伝達される。この
ようにして、秒針61は、ロータ13aの回転に連動し
て運針され、時間(秒)を表示する。
【0021】時分針駆動部E2は、制御部Cの制御の
下、各種駆動パルスを生成し、時分針機構D2に出力す
る。時分針機構D2は、時分針駆動部E2から入力する
駆動パルスに応じて駆動する時分モータ10bを備えて
いる。この時分モータ10bは、駆動パルスの入力に応
じてロータ13bを回転する。ロータ13bの回転は、
当該ロータ13bに噛合された四番車51b、三番車5
2b、二番車53b、日の裏車54bおよび筒車55b
から構成される輪列部50bによって、分針62および
時針63に伝達される。このようにして、分針62およ
び時針63の各々は、ロータ13bの回転に連動して運
針され、時間(時,分)を表示する。
【0022】24時車57は、筒車55bと噛合してお
り、24時間が経過する毎に1回転し、24時車57に
設けられたカム57Aにより「24時(午前0時)」に
なると、常閉接点を構成するスイッチシャフト82とス
イッチピン81とを離間させることにより、開状態(オ
フ状態)とする。これにより、制御部Cは、現在時刻が
「0時」になったことを検出し、日付表示を更新するた
めに日車駆動部Gを制御する。
【0023】日車駆動部Gは、スイッチピン81とスイ
ッチシャフト82とが離間される毎に、日付を示す日車
75を1日分駆動すべく、日車機構Fに含まれるアクチ
ュエータ71に交流電圧を印加する。日車75は、リン
グ状をしており、その上面に日付を示す「1」から「3
1」までの数字が等間隔に配置されている。また、日車
75は、数字の1つが時刻表示盤103に設けられた日
付表示窓180を介して表示されるように本体101に
配置されている。アクチュエータ71は、電圧が印加さ
れると、面内方向(図の紙面と平行な方向)に振動す
る。アクチュエータ71の振動は、ロータ72、日車躍
制用ゼネバ車73および日回し車74を介して日車75
に伝達され、これにより、日車75が回転駆動される。
詳細には、アクチュエータ71の振動によってロータ7
2の外周面が叩かれると、ロータ72が回転駆動され
る。ロータ72が回転すると、ロータ72に噛合した日
車躍制用ゼネバ車73が回転する。日車躍制用ゼネバ車
73が回転すると、日車躍制用ゼネバ車73に設けられ
たカム部73aと係合する日回し車74が回転し、歯部
75Aを介して日車75が時計回り方向に回転される。
このような日車75の回転により、日付表示窓180に
表示される日付が変更される。
【0024】次に、上述した制御部Cの構成について説
明する。図2は、制御部Cとその周辺構成を示す機能ブ
ロック図である。この図に示されるように、制御部C
は、発振回路202を備えている。発振回路202は、
水晶振動子を備え、発振信号を分周回路204に出力す
る。分周回路204は、入力された発振信号を分周し
て、例えば、周波数1Hzのクロック信号などの各種ク
ロック信号CLKを供給する。これら各種クロック信号
CLKは、節電制御回路400、日付変更制御回路30
0、秒針駆動部E1および時分針駆動部E2へ供給され
る。
【0025】秒針駆動部E1は、分周回路204からク
ロック信号CLKを入力すると、クロック信号CLKと
同期した駆動パルス信号を生成し、秒針機構D1に含ま
れる秒モータ10aに出力する。これにより、秒モータ
10aが駆動され、秒針61が運針される。また、時分
針駆動部E2は、分周回路204からクロック信号CL
Kを入力すると、クロック信号CLKと同期した駆動パ
ルス信号を生成し、時分針機構D2に含まれる時分モー
タ10bに出力する。これにより、時分モータ10bが
駆動され、分針62および時針63が運針される。
【0026】発電検出回路210は、電源部Bに含まれ
る整流回路を介して、発電部Aが発電状態にあるか否か
を検出し、発電状態であれば発電検出信号PGDを節電
制御回路400に入力する。また、電圧検出回路212
は、電源部Bの電源電圧VDDを検出し、電源電圧信号
PSVとして節電制御回路400に入力する。
【0027】リセット検出回路208は、ユーザによる
リュウズ104の操作を検出する。詳述すると、リセッ
ト回路208は、リュウズ104が引き出されたことを
検出すると、指針駆動停止信号を分周回路204に送信
する。分周回路204は、指針駆動停止信号を受け取る
と、秒針駆動部E1および時分針駆動部E2へのクロッ
ク信号CLKの供給を停止する。これにより、各指針の
運針が停止される。この状況の下、ユーザは、リュウズ
104を回転させることにより、分針62および時針6
3による表示時刻などを調整する。
【0028】また、リセット検出回路208は、ユーザ
によってリュウズ104が押し込まれたことを検出する
と、後述する日付変更制御回路300および節電制御回
路400にリセット信号を送信する。日付変更制御回路
300および節電制御回路400の各々は、リセット検
出回路208からリセット信号を受け取ると、各種カウ
ンタのカウント値などをリセットする。また、リセット
検出回路208は、リュウズ104が押し込まれたこと
を検出すると、指針駆動開始信号を分周回路204に送
信する。分周回路204は、リセット検出回路208か
ら指針駆動開始信号を受け取ると、秒針駆動部E1およ
び時分針駆動部E2へのクロック信号CLKの供給を開
始する。これにより、各指針の運針が再開される。この
ようにリュウズ104が押し込まれると、電子時計10
0においては、システムリセット(初期化)された後、
各指針の運針が再開される。
【0029】節電制御回路400は、発電検出信号PG
Dに応じて、表示モードと節電モードとのモード間移行
に関する各種制御を行う。詳述すると、節電制御回路4
00は、表示モード時において、発電検出信号が入力さ
れない時間(非発電時間)を計測する非発電時間カウン
タを備えている。この非発電時間カウンタは、発電検出
信号PGDが入力されるとカウント値をリセットし、分
周回路204から入力する1Hz信号をカウントアップ
することによって非発電時間を計時する。表示モード時
において、非発電時間カウンタによる計時が、所定の時
間(例えば、「12時間」など)に達すると、節電制御
回路400は、動作モードを節電モードに移行する。こ
の際、節電制御回路400は、秒針機構D1、時分針機
構D2、および、日車機構Fの各々の機構の駆動停止を
示す節電モード移行信号PSを、秒針駆動部E1、時分
針駆動部E2および日付変更制御回路300の各々に出
力する。これにより、節電モード時においては、針モー
タ10a、時分モータ10bおよびアクチュエータ71
に電圧が印加されることがないため、消費電力が節約さ
れる。節電制御回路400は、節電モード時において
は、カウンタによって日付および時刻を更新する。
【0030】また、節電制御回路400は、節電モード
時に発電検出信号PGDを入力すると、節電モードへの
移行時に停止させた時刻表示および日付表示を、現在の
時刻および日付を表示すべく、以下のように動作モード
を表示モードに移行する。まず、節電制御回路400
は、分周回路204に表示モード移行信号を出力する。
分周回路204は、表示モード移行信号を入力すると、
表示モードにおける通常のクロック信号CLKよりも短
い周期のクロック信号CLKを秒針駆動部E1へ供給す
る。これにより、秒針61は、表示モード時における通
常の速度よりも速い速度によって早送り運針される。ま
た、分周回路204は、節電制御回路400から表示モ
ード移行信号を入力すると、表示モードにおける通常の
クロック信号CLKよりも短い周期のクロック信号CL
Kを時分針駆動部E2へ供給する。これにより、分針6
2および時針63の各々は、表示モードにおける通常の
速度よりも速い速度によって早送り運針される。また、
節電制御回路400には、針位置カウンタと一致検出回
路とが備えられている。針位置カウンタは、各指針が早
送り運針される間に、秒針61、分針62および時針6
3の各々の位置を検出し、針位置信号として一致検出回
路に入力する。一致検出回路は、針位置信号が示す各指
針の表示時刻が、カウンタのカウント値が示す現在時刻
と一致するか否かを判定し、一致したならば一致信号と
して分周回路204に出力する。分周回路204は、一
致信号を受け取ると、表示モードにおける通常のクロッ
ク信号CLKを秒針駆動部E1、および、時分針駆動部
E2へ供給する。これにより、各指針が通常の速度によ
って運針され、現在時刻が表示されることとなる。
【0031】このように各指針によって現在時刻が表示
されると、次に、節電制御回路400は、日付変更制御
回路300に制御信号を出力する。日付変更制御回路3
00は、当該制御信号を入力すると、現在の日付を表示
すべく、節電モードの移行時に停止された日車75を日
車駆動部Gによって駆動させる。
【0032】ところで、このような節電モードから表示
モードへの移行時においては、節電モード時に停止され
た時刻表示を現在(移行時)の時刻に更新するための各
指針の運針は、通常の速度より速い速度によって行われ
る。また、日車75による日付表示については、「1」
から「31」までの表示様態が存在する。このため、節
電モード時に停止された日付表示を現在の日付に更新す
るにあたり、日車機構Fは、最大で「30日」分の日送
りを連続して行わなければならない。これらのような早
送り運針および連続した日送りは、大きなエネルギーを
消費する。このため、節電モードから表示モードへの移
行時に、時刻表示機構と日付表示機構とを略同時に駆動
する従来の電子時計においては、電源部Bの大幅な電源
降下が発生し、電子時計がシステムダウンに至ることが
あった。このようなシステムダウンは、二次電源の劣化
が進んだ場合や、低温時等に内部抵抗が増大した場合な
どにおいて、特に発生しやすいものであった。
【0033】そこで、本実施形態における節電制御回路
400は、システムダウンを防止すべく、節電モードか
ら表示モードへの移行時における日車75の駆動を制御
する。すなわち、節電制御回路400は、電源部Bの電
源電圧VDD、および、日送りの総日数(すなわち、日
車75の総駆動量)に応じて日車75の駆動制御を行
う。詳細には、節電制御回路400は、電圧検出信号P
SVが示す電源電圧VDDが閾値電圧V1以下であれ
ば、システムダウンを防止すべく、日車75の駆動禁止
を示す日車駆動禁止信号を日付変更制御回路300に出
力する。また、節電制御回路400は、電源電圧VDD
が、閾値電圧V1より高い閾値電圧V2以下であれば、
表示モード時における通常の速度より遅い所定の速度に
よって、日車75を駆動させるための日車減速駆動信号
を日付変更制御回路300に出力する。ここで、閾値電
圧V1とは、表示モード時における通常の速度より遅い
所定の速度によって日車75を駆動することにより、シ
ステムダウンを起こす可能性がない電源電圧の下限値で
あり、閾値電圧V2とは、表示モード時における通常の
速度によって日車75を駆動することにより、システム
ダウンを起こす可能性がない電源電圧の下限値である。
【0034】また、節電制御回路400は、日送りの総
日数が定められた閾値日数(本実施形態では、「10
日」とする)以上であれば、通常の速度より遅い所定の
速度によって日車75を駆動させるための日車減速駆動
信号を日付変更制御回路300に出力する。また、節電
制御回路は、日送り日数が閾値日数より小さく、かつ、
電源電圧VDDが閾値電圧V2より高ければ、表示モー
ド時における通常の速度によって、日車75を駆動させ
るための日車通常駆動信号を日付変更制御回路300に
出力する。なお、節電制御回路400は、後述する日付
変更制御回路300から入力する現在の日付を示す情報
と、表示中の日付を示す情報とによって、日送りの総日
数を検出する。
【0035】日付変更制御回路300は、表示モード時
において日車機構Fによる日付表示を暦通りに更新する
ための制御や、節電制御回路400から入力する各種制
御信号に応じて、節電モードから表示モードへの移行時
における日車75の駆動に関する制御などを行う。
【0036】図3は、日付変更制御回路300の機能構
成を示すブロック図である。この図において、入力回路
302は、スイッチシャフト82およびスイッチピン8
1の開/閉状態に応じて時刻が「0時(24時)」にな
ったことを示す0時検出信号を、日付変更タイミング制
御回路304に入力する。また、24時間カウンタ30
6は、分周回路204から供給される1Hzのクロック
信号をカウントアップすることにより、「24時間」の
計時を繰り返し行う。日付変更タイミング制御回路30
4は、上述したリセット検出回路208からリセット信
号を受け取ると、その信号を24時間カウンタに送信す
る。24時間カウンタ306は、リセット信号を受け取
ると、カウント値をリセットする。
【0037】日付変更タイミング制御回路304は、節
電制御回路400から節電モード移行信号PSを入力す
ると、動作モードが表示モードから節電モードに移行し
たことを検出する。また、日付変更タイミング制御回路
304は、節電制御回路400から日車通常駆動信号、
日車減速駆動信号および日車駆動禁止信号のいずれかを
入力すると、動作モードが節電モードから表示モードに
移行したことを検出する。日付変更タイミング制御回路
304は、検出した動作モードに応じて以下の2種類の
動作を行う。すなわち、表示モード時においては、日付
変更タイミング制御回路304は、入力回路302から
0時検出信号を入力すると、24時間カウンタ306に
カウント値をリセットさせるとともに、24時間経過信
号を日車駆動部Gおよび日カウンタ308に送信する。
一方、節電モード時においては、日付変更タイミング制
御回路304は、24時間カウンタ306において桁上
げが発生すると(「1日」が経過すると)、24時間経
過信号を日カウンタ308に出力する。
【0038】日カウンタ308は、「0」から「30」
までを繰り返しカウントするものであり、そのカウント
値によって「日」を示す。日カウンタ308は、日付変
更タイミング制御回路304から24時間経過信号を入
力する毎に、カウント値を「1」だけインクリメント
し、桁上げが発生すると(すなわち、31日が経過する
と)、月カウンタ310に日カウンタ信号を出力する。
月カウンタ310は、「0」から「11」までを繰り返
しカウントするものであり、そのカウント値によって
「月」を示す。月カウンタ310は、日カウンタ信号が
入力される毎にカウント値を「1」だけインクリメント
し、桁上げが発生すると(すなわち、12ヶ月が経過す
ると)、月カウンタ信号を年カウンタ312に出力す
る。年カウンタ312は、月カウンタ信号が入力される
毎に、西暦年を示すカウント値を「1」だけインクリメ
ントする。以上の、年カウンタ312によって示される
「年」と、月カウンタ310によって示される「月」
と、日カウンタ308によって示される「日」との各々
によって、現在の「年」「月」「日」が示される。
【0039】非存在日検出回路314は、年カウンタ3
12によって示される「年」、月カウンタ310によっ
て示される「月」、および、日カウンタ308によって
示される「日」から構成される「年」「月」「日」が、
暦上における非存在日であるか否かを判定し、非存在日
であれば、非存在日検出信号として、日カウンタ308
と日車駆動部Gとに出力する。なお、この非存在日検出
回路314は、閏年に対応した構成であっても良いし、
閏年に対応しない構成であっても良い。日カウンタ30
8は、非存在日検出信号を入力すると、カウント値を
「1」だけインクリメントする。また、日車駆動部G
は、日付変更タイミング制御回路304からの24時間
経過信号、あるいは、非存在日検出回路314からの非
存在日検出信号のいずれかを入力すると、日車75を駆
動すべく、圧電アクチェータ71に電圧を印加する。ま
た、日車駆動部Gは、圧電アクチェータ71に電圧を印
加して日車75を1日分駆動させる毎に、日表示位置変
更信号を日表示位置カウンタ316に出力する。
【0040】日表示位置カウンタ316は、「0」から
「30」までを繰り返しカウントするものであり、初期
値として、電子時計100の初期状態において表示され
る「日」から「1」だけ減算された値が格納される。日
表示位置カウンタ316は、日車駆動部Gから日表示位
置変更信号が入力されるたびにカウント値を「1」だけ
インクリメントする。これにより、日表示位置カウンタ
316におけるカウント値は、常に、日車75によって
表示される「日」から「1」だけ減算された値と一致す
る。また、日表示位置カウンタ316は、そのカウント
値を日表示位置信号として節電制御回路400に出力
し、日カウンタ308は、そのカウント値を日カウンタ
信号として節電制御回路400に出力する。節電制御回
路400においては、日表示位置信号が示すカウント値
と、日カウンタ信号が示すカウント値との差によって、
節電モードから表示モードへの移行時における日送りの
総日数が検出される。
【0041】また、日付変更タイミング制御回路304
は、節電モードから表示モードへの移行時に節電制御回
路400から出力される各種制御信号を受け取ると、当
該制御信号に応じて、日車駆動部Gを介して日車75を
駆動する。より具体的には、日付変更タイミング制御回
路304は、日車通常駆動信号を受け取ると、128H
zの駆動信号周波数の電圧をアクチュエータ71に印加
して日車75を駆動し、日車減速駆動信号を受け取る
と、16Hzの駆動信号周波数の電圧をアクチュエータ
71に印加して日車75を駆動する。また、日付変更タ
イミング制御回路304は、日車駆動禁止信号を受け取
ると、日車75の駆動を禁止する。
【0042】次に、制御部Cが実行する日付変更処理に
ついて図4を参照して説明する。この日付変更処理は、
表示モード時においては、日車75による日付表示を暦
通りに更新し、節電モード時においては、年カウンタ3
12によって示される「年」、月カウンタ310によっ
て示される「月」、および、日カウンタ308によって
示される「日」から構成される「年」「月」「日」のみ
を暦通りに更新するための処理である。なお、この日付
変更処理においては、制御部Cに含まれる入力回路30
2が入力する0時検出信号をトリガとする処理と、制御
部Cに含まれる24時間カウンタ306が入力する1H
z信号をトリガする処理とが並列に実行される。
【0043】はじめに、制御部Cが、0時検出信号をト
リガとして実行する処理について説明する。まず、0時
検出信号を入力すると、制御部Cに含まれる24時間カ
ウンタ306は、ステップSa1において、カウント値
をリセットする。次に、制御部Cは、ステップSa2に
おいて、日車駆動部Gを介して日車75を1日分駆動す
る。次いで、制御部Cに含まれる日表示位置カウンタ3
16は、ステップSa3において、カウント値を「1」
だけインクリメントする。これにより、日表示位置カウ
ンタ316のカウント値によって示される日付が、日車
75によって表示される日付と一致する。
【0044】次に、制御部Cに含まれる日カウンタ30
8は、ステップSa4において、カウント値を「1」だ
けインクリメントし、日カウンタ308において桁上げ
が発生すると、月カウンタ310は、カウント値を
「1」だけインクリメントし、月カウンタ310におい
て桁上げが発生すると、年カウンタ312は、カウント
値を「1」だけインクリメントする。これにより、日カ
ウンタ308によって「31」カウントされるごとに、
月カウンタ310のカウント値によって示される「月」
が更新され、月カウンタ310によって「12」カウン
トされるごとに、年カウンタ312のカウント値によっ
て示される「年」が更新される。
【0045】次いで、制御部Cに含まれる非存在日検出
回路314は、ステップSa5において、年カウンタ3
12によって示される「年」、月カウンタ310によっ
て示される「月」、および、日カウンタ308によって
示される「日」から構成される「年」「月」「日」が、
暦上の非存在日か否かを判定する。この判定結果が「Y
es」であれば、すなわち、非存在日であれば、制御部
Cは、処理手順をステップSa2に戻し、年カウンタ3
12によって示される「年」、月カウンタ310によっ
て示される「月」、および、日カウンタ308によって
示される「日」から構成される「年」「月」「日」が暦
上における存在日となるまで、ステップSa2からステ
ップSa5までの処理を繰り返す。一方、ステップSa
5における判定結果が「No」であれば、制御部Cは、
0時検出信号をトリガとして実行する処理を終了する。
これらのステップSa2からSa5までの処理により、
制御部Cは、例えば「29」日、「30」日、「31」
日などの非存在日をスキップするため、日車75による
日付の表示を暦通りに更新することができる。
【0046】次いで、日付変更処理において、制御部C
が、1Hz信号をトリガとして実行する処理について説
明する。まず、制御部Cに含まれる24時間カウンタ3
06が1Hz信号を入力すると、ステップSa6におい
て、24時間カウンタ306は、カウント値を「1秒」
だけインクリメントする。次に、制御部Cは、ステップ
Sa7において、24時間カウンタ306において桁上
げが発生したか否かを判定する。この判定結果が「N
o」であれば、制御部Cは、1Hz信号をトリガとする
処理を終了する。
【0047】一方、ステップSa7における判定結果が
「Yes」であれば、制御部Cは、ステップSa8にお
いて、動作モードが節電モードであるか否かを判定す
る。この判定結果が「No」であれば、制御部Cは、1
Hz信号をトリガとする処理を終了する。一方、ステッ
プSa8における判定結果が「Yes」であれば、制御
部Cに含まれる日カウンタ308は、ステップSa9に
おいて、カウント値を「1」だけインクリメントし、日
カウンタ308において桁上げが発生すると、月カウン
タ310は、カウント値を「1」だけインクリメント
し、月カウンタ310において桁上げが発生すると、年
カウンタ312は、カウント値を「1」だけインクリメ
ントする。
【0048】次に、制御部Cに含まれる非存在日検出回
路314は、ステップSa10において、年カウンタ3
12によって示される「年」、月カウンタ310によっ
て示される「月」、および、日カウンタ308によって
示される「日」から構成される「年」「月」「日」が暦
上における非存在日か否かを判定する。この判定結果が
「Yes」であれば、すなわち、非存在日であれば、制
御部Cは、処理手順をステップSa9に戻し、年カウン
タ312によって示される「年」、月カウンタ310に
よって示される「月」、および、日カウンタ308によ
って示される「日」から構成される「年」「月」「日」
が暦上における存在日となるまで、ステップSa9およ
びステップSa10の処理を繰り返す。これにより、節
電モード時においても、年カウンタ312、月カウンタ
310および日カウンタ308の各々のカウント値によ
って特定される「年」「月」「日」が暦通りに更新され
る。一方、ステップSa10における判定結果が「N
o」であれば、制御部Cは、1Hz信号をトリガとする
処理を終了する。
【0049】次に、制御部Cが実行する表示モード移行
処理について、図5を参照して説明する。この表示モー
ド移行処理は、節電モードから表示モードへの移行に関
する処理、および、節電モードから表示モードへの移行
時において、節電モードの開始時に停止した日付表示
を、現在(移行時)の日付に更新させるための処理であ
る。また、表示モード移行処理は、発電検出信号PGD
をトリガとして、割り込み実行される処理である。
【0050】まず、制御部Cが、発電検出信号PGDを
入力すると、ステップSb1において、動作モードが節
電モードか否かを判定する。この判定結果が「No」で
あれば、すなわち、表示モードであれば、表示モード移
行処理を終了する。一方、ステップSb1の判定結果が
「Yes」であれば、制御部Cは、ステップSb2にお
いて、節電モードを解除する。
【0051】次に、制御部Cは、ステップSb3におい
て、秒針61、分針62および時針63の各々を、早送
り運針によって、定められた間隔(例えば、時刻表示盤
103における1目盛り)だけ運針する。次に、制御部
Cは、ステップSb4において、早送り運針された各指
針が示す表示時刻が、節電制御回路400に含まれるカ
ウンタのカウント値が示す現在時刻と一致しているか否
かを判定する。この判定結果が「No」であれば、制御
部Cは、処理手順をステップSb3に戻す。これらのス
テップSb3およびSb4の処理により、節電モードへ
の移行時に停止された各指針は、現在時刻を示す位置に
早送り運針される。この後、各指針は、通常の時刻表示
をすべく、通常の速度によって運針される。
【0052】一方、ステップSb4の判定結果が「Ye
s」であれば、制御部Cは、現在の日付を表示すべく、
節電モードへの移行時に停止した日車75の駆動制御を
以下のように行う。まず、制御部Cは、ステップSb5
において、電源部Bの電源電圧VDDが閾値電圧V1よ
り高いか否かを判定する。この判定結果が「No」であ
れば、制御部Cは、表示モード移行処理を終了する。一
方、ステップSb5における判定結果が「Yes」であ
れば、制御部Cは、ステップSb6において、電源電圧
VDDが閾値電圧V2より高いか否かを判定する。この
判定結果が「Yes」であれば、制御部Cは、ステップ
Sb7において、日表示位置カウンタ316のカウント
値と日カウンタ308のカウント値との差によって示さ
れる日車75の送り日数が、10日未満であるか否かを
判定する。この判定結果が「Yes」であれば、制御部
Cは、ステップSb8において、アクチュエータ71に
印加する電圧の駆動信号周波数を128Hzに設定す
る。次に、制御部Cは、ステップSb9において、駆動
信号周波数128Hzの電圧により日車75を1日分駆
動する。
【0053】次いで、制御部Cは、ステップSb10に
おいて、表示される日付を示す日表示位置カウンタ31
6のカウント値が、現在の日付を示す日カウンタ308
のカウント値と一致しているか否かを判定する。この判
定結果が「Yes」であれば、制御部Cは、処理を終了
する。一方、ステップSb10における判定結果が、
「No」であれば、制御部Cは、処理手順をステップS
b9に戻す。そして、制御部Cは、ステップSb9およ
びステップSb10の処理において、現在の日付を表示
すべく、駆動信号周波数128Hzの電圧によって、日
車75を駆動する。
【0054】一方、ステップSb7における判定結果が
「No」であれば、すなわち、日車75の送り日数が1
0日以上であれば、制御部Cは、ステップSb11にお
いて、アクチュエータ71に印加する電圧の駆動信号周
波数を16Hzに設定する。そして、制御部Cは、ステ
ップSb9およびステップSb10において、現在の日
付を表示すべく、駆動信号周波数16Hzの電圧によっ
て、日車75を駆動する。
【0055】また、ステップSb6における判定結果が
「No」であれば、すなわち、電源電圧VDDが閾値電
圧V2以下である場合、制御部Cは、ステップSb11
において、アクチュエータ71に印加する電圧の駆動信
号周波数を16Hzに設定する。そして、制御部Cは、
ステップSb9およびステップSb10において、現在
の日付を表示すべく、駆動信号周波数16Hzの電圧に
よって、日車75を駆動する。
【0056】このように、電源電圧VDDが閾値電圧V
1より低ければ、節電モードから表示モードへの移行時
に、日車75が駆動されることがない。これにより、電
源電圧VDDが非常に低い場合は、日車75が駆動され
ることがないため、日車75の駆動を起因とするシステ
ムダウンが起こる可能性がない。なお、日車75が駆動
されない場合、ユーザは、リュウズ104の操作により
日付を更新する。
【0057】また、電源電圧VDDが閾値電圧V1と閾
値電圧V2との間にある場合、あるいは、日車75の送
り日数が10日以上の場合には、駆動信号周波数128
Hzの電圧より単位時間あたりのエネルギー消費量が小
さな駆動信号周波数16Hzの電圧によって、日車75
は駆動される。このため、電源部Bの急激な電圧降下が
防止され、日車75の駆動を起因とするシステムダウン
を防止することができる。また、電源電圧VDDが閾値
電圧V2より高く、かつ、日車75の送り日数が10日
未満である場合においては、日車75の駆動を起因とす
る電圧降下によって、システムダウンが起こる可能性が
ないため、日車75は、駆動信号周波数128Hzの電
圧によって駆動される。これにより、節電モードから表
示モードの移行の際に、日付表示の更新が素早く行われ
る。なお、本実施形態においては、ステップSb8およ
びステップSb11において設定する駆動信号周波数
を、それぞれ128Hzおよび16Hzとしたが、これ
らの周波数は一例であり、これらの値に限定されるもの
ではない。
【0058】<第2実施形態>上述した第1実施形態に
おいては、節電モード時には、各指針および日車75の
駆動を共に停止させ、また、節電モードから表示モード
への移行時には、電源部Bの電源電圧VDDあるいは日
送り日数に応じて、日車75の駆動を制御する電子時計
100について説明した。第2実施形態においては、節
電モード時には、各指針の駆動を停止する一方、日付を
示す日車75については駆動させる電子時計100につ
いて説明する。
【0059】第2実施形態における電子時計100と第
1実施形態における電子時計100は、制御部Cに含ま
れる節電制御回路400の構成および日付変更回路30
0の構成において異なっている。また、第2実施形態に
おける制御部Cは、第1実施形態における制御部Cに含
まれる電圧検出回路212を備えていない。くわえて、
第2実施形態における電子時計100は、ユーザが、表
示モード中に節電モードへの移行を指示するための外部
操作部材が備えられている。これにより、ユーザは、非
使用時間が所定時間に達さなくとも、強制的に節電モー
ドに移行させることができる。
【0060】図6は、第2実施形態における節電制御回
路400の構成を示す機能ブロック図である。この図に
おいて、12時間カウンタ406は、発電検出信号PG
Dを入力するたびにカウント値をリセットし、分周回路
204から入力する1Hz信号をカウントアップするこ
とにより、「12時間」を繰り返し計時する。この12
時間カウンタ406は、発電検出信号PGDが入力され
ない期間、すなわち、表示モード中における非発電時間
を計時するものであり、桁上げが発生すると、12時間
経過信号として節電モード制御回路412に出力する。
第2実施形態における電子時計100は、表示モード中
に12時間カウンタ406において桁上げが発生する
と、すなわち、非発電時間が「12時間」に達すると、
表示モードから節電モードに移行する。なお、第2実施
形態においては、電子時計100が使用さているか否か
を、非発電時間が「12時間」に達しているか否かによ
って判定するが、この判定に使用する非発電時間は、
「12時間」に限定されるものではない。
【0061】また、電子時計100は、非発電時間が
「12時間」に達していなくても、ユーザが外部操作部
材を操作することによって、表示モードから節電モード
へと動作モードを移行することができる。強制節電回路
404は、外部操作部材を介して、表示モードから節電
モードへの移行を指示する信号を受け取ると、強制節電
信号を節電モード制御回路412に出力する。
【0062】節電モード制御回路412は、12時間カ
ウンタ406からの12時間経過信号、あるいは、強制
節電回路404からの強制節電信号のいずれかを入力す
ると、表示モードから節電モードへの移行を示す節電モ
ード移行信号PSを、秒針駆動部E1、時分針駆動部E
2および24時間カウンタ402に出力する。節電モー
ド移行信号PSを受け取った秒針駆動部E1、時分針駆
動部E2においては、各指針の駆動を停止する。なお、
第1実施形態においては、節電制御部400から出力さ
れる節電モード移行信号PSは、日付変更制御回路30
0にも供給されたが、第2実施形態においては、節電モ
ード時に日車75の駆動を停止させないため、節電モー
ド移行信号PSは、日付変更制御回路300には供給さ
れない。
【0063】また、節電モード制御回路412は、節電
モード中に発電検出信号PGDを入力すると、節電モー
ドを解除し、表示モードに移行するための表示モード移
行信号を24時間カウンタ402および分周回路204
に出力する。表示モード移行信号を受け取った分周回路
204は、節電モード時に停止された各指針が、後述す
る24時間カウンタ402のカウント値による現在時刻
を表示するように、秒針駆動部E1および時分針駆動部
E2を介して、各指針を早送り運針させる。なお、上述
した第1実施形態においては、節電制御回路400は、
節電モードから表示モードへの移行時に、日車減速駆動
信号などの各種制御信号を日付変更制御回路300に出
力したが、第2実施形態においては、節電モード時に日
車75の駆動を停止させないため、それらの制御信号
は、節電制御回路400から出力されない。
【0064】針位置カウンタ408は、秒針61、分針
62および時針63の各々の位置を示すカウンタであ
り、各指針の位置を示す針位置信号を一致検出回路41
0および24時間カウンタ402に出力する。
【0065】24時間カウンタ402は、節電モード中
に、1Hz信号をカウントアップすることにより、「2
4時間」の計時を繰り返し行う。この24時間カウンタ
402は、節電モード制御回路412から節電モード移
行信号PSを入力すると、針位置信号に含まれる現在時
刻を示すようにカウント値をセットし、節電モード中に
現在時刻を計時する。また、24時間カウンタ402
は、節電モード制御回路412から表示モード移行信号
PSを入力すると、現在時刻を24時間カウンタ信号と
して一致検出回路410に出力する。また、24時間カ
ウンタ402は、リセット検出回路208からリセット
信号を入力すると、カウント値をリセットする。
【0066】一致検出回路410は、分周回路204に
よって各指針が早送り運針される際に、針位置信号と2
4時間カウンタ信号とが入力されると、針位置信号によ
って示される各指針の表示時刻と、24時間カウンタ信
号によって示される現在時刻とが一致するか否かを判定
し、一致しているならば、一致信号として分周回路20
4に出力する。分周回路204は、一致信号を入力する
と、秒針駆動部E1および時分針駆動部E2を介して、
各指針の早送り駆動を停止させ、通常の運針速度による
運針を行う。
【0067】SRラッチ回路414は、スイッチシャフ
ト82およびスイッチピン81の開/閉状態に応じて時
刻が「0時(24時)」になったこと示す0時検出信号
を入力するセットピン(S)と、リセット検出回路20
8から出力されるリセット信号を入力するリセットピン
(R)と、入力した信号に応じた信号を節電モード制御
回路412に出力する出力ピン(Q)とを有している。
詳細には、SRラッチ回路414のセットピン(S)
に、0時検出信号が入力されると、出力ピン(Q)から
は、“H”レベルの信号が出力され、リセットピン
(R)に、リセット信号が入力されると、出力ピン
(Q)からは、“L”レベルの信号が出力される。この
ため、出力ピン(Q)から“L”レベルの信号が出力さ
れる間は、リセット信号が入力された後、1度も0時検
出信号が入力されていないことを示す。すなわち、電子
時計100において、システムリセットされた後、1度
も0時検出信号が入力されていないことを示す。節電モ
ード制御回路412は、SRラッチ414から“L”レ
ベルの信号が入力される間に渡り、表示モードから節電
モードへの移行を禁止する。
【0068】次に、第2実施形態における日付変更制御
回路300について説明する。上述した第1実施形態に
おける日付変更制御回路300に含まれる24時間カウ
ンタ306は、0時検出信号を入力するたびにカウント
値をリセットしたが、第2実施形態における24時間カ
ウンタ306は、0時検出信号のうち、リセット検出回
路208から出力されるリセット信号が入力されてから
第1回目の0時検出信号を入力した場合にのみ、カウン
ト値をリセットする。また、第1実施形態における日付
変更制御回路300は、表示モード時において、0時検
出信号が入力されるたびに日付を更新(日車75を駆
動)したが、第2実施形態における日付変更制御回路3
00は、表示モード時において、リセット検出回路20
8から出力されるリセット信号が入力されてから第1回
目の0時検出信号を入力すると日付を更新し、それ以降
においては、動作モードに拘わらず、24時間カウンタ
306から24時間経過信号が出力されるたびに日付を
更新する。
【0069】次いで、制御部Cが実行する日付変更処理
について図7を参照して説明する。上述した第1実施形
態における日付変更処理は、動作モードが表示モードの
場合においてのみ日付表示を暦通りに更新したが、第2
実施形態における日付変更処理は、表示モードおよび節
電モードのいずれの動作モードにおいても、日付表示を
暦通りに更新する。この日付変更処理において、制御部
Cは、0時検出信号をトリガとする処理と、1Hz信号
をトリガとする処理とを並列に実行する。
【0070】はじめに、日付変更処理において、制御部
Cが、0時検出信号をトリガとして実行する処理につい
て説明する。まず、制御部Cに含まれる日付変更タイミ
ング制御回路304は、0時検出信号を入力すると、当
該0時検出信号が、リセット検出回路208から出力さ
れるリセット信号が入力されてから第1回目に入力され
たものか否かを判定する。すなわち、日付変更タイミン
グ制御回路304は、当該0時検出信号が、システムリ
セット後第1回目に入力されたものか否かを判定する。
この判定結果が「No」の場合、制御部Cは、0時検出
信号をトリガとする処理を終了する。
【0071】一方、ステップSc1における判定結果が
「Yes」の場合、制御部Cに含まれる24時間カウン
タ306は、ステップSc2において、そのカウント値
をリセットする。次に、制御部Cは、ステップSc3に
おいて、日車駆動部Gを介して日車75を1日分駆動す
る。次いで、制御部Cに含まれる日表示位置カウンタ3
16は、ステップSc4において、そのカウント値を
「1」だけインクリメントする。これにより、日表示位
置カウンタ316のカウント値によって示される日付
が、日車75によって表示される日付と一致する。
【0072】次に、制御部Cに含まれる日カウンタ30
8は、ステップSc5において、カウント値を「1」だ
けインクリメントし、日カウンタ308において桁上げ
が発生すると、月カウンタ310は、カウント値を
「1」だけインクリメントし、月カウンタ310におい
て桁上げが発生すると、年カウンタ312は、カウント
値を「1」だけインクリメントする。次いで、制御部C
に含まれる非存在日検出回路314は、ステップSc6
において、年カウンタ312によって示される「年」、
月カウンタ310によって示される「月」、および、日
カウンタ308によって示される「日」から構成される
「年」「月」「日」が、暦上の非存在日か否かを判定す
る。この判定結果が「Yes」であれば、すなわち、非
存在日であれば、制御部Cは、処理手順をステップSc
3に戻す。そして、ステップSc3からステップSc6
までの処理によって、日付表示が暦通り更新される。
【0073】一方、ステップSc6における判定結果が
「No」であれば、すなわち、年カウンタ312によっ
て示される「年」、月カウンタ310によって示される
「月」、および、日カウンタ308によって示される
「日」から構成される「年」「月」「日」が暦上におけ
る存在日であれば、制御部Cは、0時検出信号をトリガ
として実行する処理を終了する。
【0074】次に、日付変更処理において、制御部C
が、1Hz信号をトリガとして実行する処理について説
明する。まず、1Hz信号を入力すると、制御部Cに含
まれる24時間カウンタ306は、ステップSc7にお
いて、カウント値を「1(秒)」だけインクリメントす
る。次に、制御部Cは、ステップSc8において、24
時間カウンタ306において桁上げが発生したか否かを
判定する。この判定結果が「No」であれば、制御部C
は、1Hz信号をトリガとする処理を終了する。
【0075】一方、ステップSc8における判定結果が
「Yes」であれば、制御部Cは、ステップSc9にお
いて、システムリセット後、0時検出信号を入力したか
否かを判定する。この判定結果が「No」であれば、制
御部Cは、1Hz信号をトリガとする処理を終了する。
【0076】一方、ステップSc9における判定結果が
「Yes」であれば、制御部Cは、処理手順を上述した
ステップSc3に移行する。この後、制御部Cは、ステ
ップSc3からステップSc6までの処理によって、日
付表示を暦通りに更新する。このように、第2実施形態
の日付変更処理においては、動作モードに関係なく、表
示される日付を更新する。詳述すると、制御部Cは、表
示モード時において、システムリセット後の第1回目の
0時検出信号を入力すると日付を更新し(0時検出信号
をトリガとする処理のステップSc3)、それ以降にお
いては、動作モードに拘わらず、24時間カウンタ30
6から24時間経過信号が出力されるたびに日付を更新
する(1Hz信号をトリガとする処理のステップSc
3)。このように、第2実施形態にかかる電子時計にお
いては、節電モード時においても日車75による日付表
示が更新される。このため、節電モードから表示モード
への移行の際に、連続して日車75が駆動されることが
ない。従って、第2実施形態における電子時計100
は、節電モードから表示モードへの移行時に、日車75
の駆動を起因とするシステムダウンが起こる可能性がな
い。
【0077】次に、制御部Cが実行する節電モード移行
処理について図8を参照して説明する。この節電モード
移行処理とは、表示モードから節電モードへの移行に関
する処理であり、制御部Cは、1Hz信号をトリガして
実行する。第2実施形態における制御部Cは、表示モー
ド時の非発電時間が、所定時間(第2実施形態において
は、12時間)経過したとしても、システムリセット後
の第1回目の0時検出信号が入力されるまで、節電モー
ドへの移行を禁止する。
【0078】まず、制御部Cは、1Hz信号を検出する
と、ステップSd1において、動作モードが節電モード
であるか否かを判定する。この判定結果が「Yes」で
あれば、制御部Cは、処理を終了する。一方、ステップ
Sd1における判定結果が「No」であれば、制御部C
に含まれる12時間カウンタ406は、ステップSd2
において、そのカウント値を「1(秒)」だけインクリ
メントする。なお、12時間カウンタ406は、表示モ
ード時において、発電検出信号が入力されると常にリセ
ットされるため、12時間カウンタ406は、非発電時
間を計時することとなる。
【0079】次に、制御部Cは、ステップSd3におい
て、12時間カウンタ406において桁上げが発生した
か否かを判定する。すなわち、制御部Cは、非発電時間
が12時間経過したか否かを判定する。この判定結果が
「Yes」であれば、制御部Cは、後述するステップS
d4に処理を移行する。
【0080】一方、ステップSd3の判定結果が「N
o」であれば,制御部Cに含まれる節電モード制御回路
412は、ステップSd6において、強制節電信号を受
信したか否かを判定する。すなわち、外部操作部材を介
して、ユーザによって節電モードへの移行を指示された
か否かを判定する。この判定結果が「No」であれば、
制御部Cは、節電モード移行処理を終了する。一方、ス
テップSd6の判定結果が「Yes」であれば、制御部
Cは、ステップSd4へと処理を移行する。
【0081】次に、制御部Cに含まれる節電モード制御
回路412は、ステップSd4において、システムリセ
ット後、0時検出信号を受信したか否かを判定する。こ
の判定は、節電モード制御回路412が、SRラッチ回
路414から入力する信号について、“L”レベルから
“H”レベルに移行したか否かを判定することによって
行われる。この判定結果が「Yes」であれば、制御部
Cは、ステップSd5において、表示モードから節電モ
ードへ移行する。
【0082】一方、ステップSd4の判定結果が「N
o」であれば、制御部Cは、節電モード移行処理を終了
する。このステップSd4の判定処理によって、制御部
Cは、システムリセット後に第1回目の0時検出信号が
入力されるまで、表示モードから節電モードへの移行を
禁止している。節電モード移行処理において、このよう
な処置を採っている理由は、以下の通りである。第2実
施形態における電子時計100は、節電モード時におい
ても日付を更新すべく、システムリセット後に第1回目
の0時検出信号が入力されると日付表示を更新し、それ
以降においては、24時間カウンタ306から24時間
経過信号が出力される毎に日付表示を更新する。このた
め、24時間経過信号の出力タイミングは、表示モード
時における0時検出信号の出力タイミングと一致してい
なければならない。しかしながら、電子時計100にお
いてシステムリセットがなされると、各指針による表示
時刻が0時であるか否かに拘わらず、24時間カウンタ
306のカウント値がリセットされる。このため、シス
テムリセットがなされると、すなわち、リセット検出回
路208からリセット信号が出力されると、それ以降、
24時間経過信号の出力タイミングは、0時検出信号の
出力タイミングと必ずしも一致しない。そこで、第2実
施形態においては、システムリセット後に、0時検出信
号をトリガとして24時間カウンタ306がリセットさ
れるまで、表示モードから節電モードへの移行が禁止さ
れる構成となっている。これにより、24時間経過信号
による日送りタイミングと、0時検出信号による日送り
タイミングとが一致された後に、表示モードから節電モ
ードへの移行が許可されることとなる。従って、24時
間経過信号をトリガとする日送りのタイミングは正確な
ものとなる。
【0083】<第2実施形態の変形例>上述した第2実
施形態の節電モード移行処理においては、システムリセ
ット後に第1回目の0時検出信号が入力されるまで、表
示モードから節電モードへの移行を禁止する構成とした
が、これに限定されるものではない。例えば、システム
リセット後から24時間経過するまで、節電モードへの
移行を禁止する構成としてもよい。本変形例における電
子時計100の構成と、上述した第2実施形態における
電子時計100の構成との主な相違点は、節電制御回路
400にある。
【0084】ここで、図9は、本変形例における節電制
御回路400の構成を示す機能ブロック図である。この
図において、24時間カウンタ402は、第2実施形態
における24時間カウンタ402の動作に加え、リセッ
ト検出回路208からリセット信号を入力した後、24
時間経過すると、リセット24時間経過信号として節電
モード制御回路412に出力する。第2実施形態におけ
る節電モード制御回路412は、SRラッチ回路414
から入力する信号に応じて、表示モードから節電モード
への移行を禁止したが、本変形例における節電モード制
御回路412は、リセット24時間経過信号を入力する
まで表示モードから節電モードへの移行を禁止する。な
お、本変形例における節電制御回路400は、第2実施
形態の節電制御回路400と異なり、SRラッチ回路4
14を備えていない。
【0085】次に、本変形例における節電モード移行処
理について、図10を参照して説明する。なお、図10
において、第2実施形態における節電モード移行処理と
同様のステップについては、図8に示されるステップと
同一の符号が付されている。本変形例における節電モー
ド移行処理(図10参照)が、第2実施形態における節
電モード移行処理(図8参照)と異なる点は、ステップ
Sd'4における判定処理である。この判定処理は、図
8におけるステップSd4の代わりに実行される処理で
あり、節電制御部400に含まれる節電モード制御回路
412が、リセット24時間経過信号を入力するまで節
電モードへの移行を禁止するステップである。これによ
り、表示モードから節電モードへの移行は、システムリ
セットがなされてから、必ず0時検出信号が入力された
後に行われることとなる。従って、第2実施形態と同様
に、24時間経過信号をトリガとする日送りのタイミン
グは、正確なものとなる。
【0086】<第3実施形態>上述した第1実施形態お
よび第2実施形態においては、節電モード時に、秒針6
1、分針62および時針63の駆動を停止する電子時計
100を示した。一方、第3実施形態の電子時計100
は、節電モード時において、分針62、時針63、およ
び、日車75の駆動は行い、秒針61の駆動のみを停止
する。このような構成をとると、節電モード時において
は、消費電力の大きい秒針61の駆動を停止させること
によって節電効果を得ることができる一方、節電モード
から表示モードへの移行時においては、節電モードへの
移行時に停止された秒針61のみを駆動すれば良い。こ
れにより、節電モードから表示モードの移行時におい
て、電圧降下がほとんど生じることがないため、電子時
計100のシステムダウンを防止することができる。な
お、節電モード時において、分針62および時針63の
運針の時間間隔を大きなものにすること(例えば、分針
62であれば、5分運針などの変則運針)によって、さ
らなる消費電力の節約が可能となる。
【0087】<変形例>本発明は、上述した第1形態、
第2実施形態および第3実施形態に限られず、種々の応
用・改良・変形等を加えることが可能である。
【0088】例えば、上述した第1実施形態および第2
実施形態においては、発電部Aおよび二次電源を備えた
電子時計100を説明したが、これに限られない。例え
ば、発電部Aおよび二次電源の代わりに一次電源を備え
た構成としても良い。このような構成にする場合、発電
部Aおよび二次電源を備える必要がないため、電子時計
100の構成を簡易なものにすることができる。なお、
この場合、電子時計100がユーザによって使用されて
いるか否かを判定する機構を備える必要がある。
【0089】また、上述した第1実施形態および第2実
施形態においては、時刻以外の情報として日付を表示す
る電子時計100について説明したが、これに限られな
い。例えば、日付を表示する日車75に代えて、「年」
や、「月」、「曜日」などの暦に関する情報を表示する
カレンダ部材を備え、カレンダ部材を駆動させることに
より、暦に関する情報を更新する電子時計100であっ
ても良い。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
節電モードから表示モードに移行する際に、システムダ
ウンを起こすことのない電子時計が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる電子時計の構
成を示す図である。
【図2】 同電子時計の制御部とその周辺構成を示す機
能ブロック図である。
【図3】 同制御部の日付変更制御回路の構成を示す機
能ブロック図である。
【図4】 同制御部が実行する日付変更処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 同制御部が実行する表示モード移行処理を示
すフローチャートである。
【図6】 本発明の第2実施形態にかかる電子時計の節
電制御回路を示す機能ブロック図である
【図7】 同電子時計の制御部が実行する日付変更処理
を示すフローチャートである。
【図8】 同制御部が実行する節電モード移行処理を示
すフローチャートである。
【図9】 同第2実施形態の変形例における電子時計の
節電制御回路の構成を示す機能ブロック図である。
【図10】 同変形例における電子時計の制御部が実行
する節電モード移行処理を示すフローチャートである。
【図11】 同第1実施形態にかかる電子時計の外観を
示す図である。
【符号の説明】
100…電子時計、A…発電部、B…電源部、C…制御
部、D1…秒針機構、D2…時分針機構、E1…秒針駆
動部、E2…時分針駆動部、F…日車機構、G…日車駆
動部、10a…秒モータ、10b…時分モータ、61…
秒針、62…分針、63…時針、71…アクチュエー
タ、75…日車、180…日付表示窓、210…発電検
出回路、212…電圧検出回路、300…日付変更制御
回路、400…節電制御回路、414…SRラッチ回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F083 AA01 BB06 DD12 DD20 2F084 AA02 AA06 GG04 KK03 LL03 LL04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の節電条件下において電源からの給
    電を停止する節電手段と、 前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動する針駆
    動手段と、 「年」、「月」および「日」のうち少なくとも1つの第
    1の暦情報を表示するカレンダ部材と、 前記電源から給電され、前記カレンダ部材を駆動するカ
    レンダ駆動手段と、 前記節電手段による給電の停止中に前記第1の暦情報に
    対応した回路的な第2の暦情報を更新する暦更新手段
    と、 前記節電手段による給電の停止が解除されたときに、前
    記カレンダ部材によって表示される第1の暦情報が、前
    記暦更新手段によって示される第2の暦情報と一致する
    ように前記カレンダ部材を駆動する際に、前記カレンダ
    駆動手段による前記カレンダ部材の駆動を制御する制御
    手段とを具備することを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 前記電源の出力電圧を検出する電圧検出
    手段を具備し、 前記制御手段は、前記節電手段による給電の停止が解除
    されたときに、前記電源の出力電圧に応じて前記カレン
    ダ部材の駆動の進行度合を変更することを特徴とする請
    求項1に記載の電子時計。
  3. 【請求項3】 前記電源の出力電圧を検出する電圧検出
    手段を具備し、 前記制御手段は、前記節電手段による給電の停止が解除
    されたときに、前記電源の出力電圧が閾値以下であれ
    ば、前記カレンダ部材の駆動を禁止することを特徴とす
    る請求項1に記載の電子時計。
  4. 【請求項4】 所定の節電条件下において電源からの給
    電を停止する節電手段と、 前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動する針駆
    動手段と、 「年」、「月」および「日」のうち少なくとも1つの第
    1の暦情報を表示するカレンダ部材と、 前記電源から給電され、前記カレンダ部材を駆動するカ
    レンダ駆動手段と、 前記節電手段による給電の停止中に前記第1の暦情報に
    対応した第2の暦情報を電気的に更新する暦更新手段
    と、 前記節電手段による給電の停止が解除されたときに、前
    記カレンダ部材によって表示される第1の暦情報が、前
    記暦更新手段によって示される第2の暦情報と一致する
    ように前記カレンダ部材を駆動する際に、当該駆動量に
    応じて前記カレンダ駆動手段による前記カレンダ部材の
    駆動を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    電子時計。
  5. 【請求項5】 所定の節電条件下において電源からの給
    電を停止する節電手段と、 前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動する針駆
    動手段と、 「年」、「月」および「日」のうち少なくとも1つの第
    1の暦情報を表示するカレンダ部材と、 前記電源から給電され、前記カレンダ部材を駆動するカ
    レンダ駆動手段と、 前記電源の電源電圧を検出する電圧検出手段と、 前記節電手段による給電の停止中に前記第1の暦情報に
    対応した第2の暦情報を電気的に更新する暦更新手段
    と、 前記節電手段による給電の停止が解除されたときに、前
    記カレンダ部材によって表示される第1の暦情報が、前
    記暦更新手段によって示される第2の暦情報と一致する
    ように前記カレンダ部材を駆動する際に、当該駆動量と
    前記電圧検出手段によって検出される電源電圧とに応じ
    て、前記カレンダ駆動手段による前記カレンダ部材の駆
    動を制御する制御手段とを具備することを特徴とする電
    子時計。
  6. 【請求項6】 所定の節電条件下において電源からの給
    電を停止する節電手段と、 前記電源から給電され、時分秒を示す針を駆動する針駆
    動手段と、 「年」、「月」および「日」のうち少なくとも1つを表
    示するカレンダ部材と、 前記カレンダ部材送りタイミングを示す前記針駆動手段
    による針の0時通過を検出し、ゼロ時検出信号として出
    力するゼロ時検出手段と、 電気的に計時し、24時間経過するごとに24時間信号
    を出力する24時間計測手段と、 前記ゼロ時検出信号の出力タイミングと、前記24時間
    信号の出力タイミングとが一致していないことを示す不
    一致信号を入力する不一致信号入力手段と、 前記不一致信号入力手段によって不一致信号が入力され
    た後、前記ゼロ時検出手段から第1回目のゼロ時検出信
    号が出力されると、前記24時間計測手段による計時を
    リセットするリセット手段と、 前記不一致信号入力手段によって不一致信号が入力され
    た後、前記ゼロ時検出手段から第1回目のゼロ時検出信
    号が出力されると、前記カレンダ部材を駆動し、当該第
    1回目のゼロ時検出信号が出力された後、前記24時間
    計測手段から24時間信号が出力される毎に前記カレン
    ダ部材を駆動するカレンダ駆動手段とを具備することを
    特徴とする電子時計。
  7. 【請求項7】 前記節電手段は、前記不一致信号入力手
    段によって不一致信号が入力された後、前記ゼロ時検出
    手段から第1回目のゼロ時検出信号が出力されるまで、
    給電を停止しないことを特徴とする請求項6に記載の電
    子時計。
  8. 【請求項8】 前記不一致信号入力手段によって不一致
    信号が入力された後、前記針駆動手段による針の駆動期
    間を計時する駆動期間計時手段を具備し、 前記節電手段は、前記駆動期間計時手段による計時が2
    4時間に達するまで、給電を停止しないことを特徴とす
    る請求項6に記載の電子時計。
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