JPH0313887A - 指針式計測装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、指針式計測装置に関する。

［従来技術とその問題点１ 従来の指針式計測装置、例えばストップウォッチでは、
１秒以下を示す小針の運針は、その文字盤の目盛間隔に
相当する時間が経過する毎に、すなわち間欠的に行なわ
れ、見た目に運針に滑らかさがなくあまり良いものでは
なかった。

このような問題を解決すべく、近年、上記目盛間隔に相
当する時間より短い時間間隔で上記小針を運針するよう
にしたものが提供されている。しかし、この種のもので
は、計測停止のタイミングによっては上記小針が上記目
盛の中間部を指した状態で停止することがあり、このよ
うな場合には計測した時間の読み取りに際して、ある程
度の煩しさが伴なうという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は、上述の如き３１Ｇ情に鑑みてなされたもので
、指針の運針が滑らかで、かつ計測停止時、指針は常に
文字盤上のいずれかの目盛を指す指針式計測装置の提供
を目的とする。

〔発明の要点〕

本発明は、上記目的を達成するために、所定時間単位を
複数ステップで駆動すると共に計測停止の指令があった
ときには、上記所定時間単位の所定整数倍の位置まで駆
動した上で停止するようにしたことを要旨とする。

［実施例］ 以下、図面に示す一実施例に基づいて本考案を具体的に
説明する。なお本実施例は、本発明を、ストップウォッ
チ機能付電子腕時計に適用したものである。

構成 第１図は、本実施例の外観を示す、すなわち、時計ケー
スｌの前面には指針表示部２が配されており、該指針表
示部２の文字盤３上には時針４、分針５、小秒針６が設
けられている。更に、上記文字盤３上小秒針６の周囲に
は、ｌ目盛１秒で１周６０秒の秒計測目盛７および１目
盛’／’ｔｏ秒で１周２秒の１０００秒計測目盛８が印
刷表示されている。また、時計ケースｌの側面には、ス
イッチ５１〜Ｓ３が配設されている。

第２図は、本実施例の回路構成を示すものであり、現在
時刻を計時する計時回路部１０と、ストップウォッチと
して利用するときに計測開始からの経過時間を計測する
ストップウォッチ回路部２０と、本実施例を時計として
用いる際の時計モードとストップウォッチとして用いる
際ストップウォッチモードの間でモード切換を行なうモ
ード切換回路部３０と１時分針５２を駆動して現在時刻
の時分の単位等を指針表示する時分針駆動回路部４０と
、小秒針７２を駆動して現在時刻の秒の単位等を指針表
示する小秒針駆動回路部６０とから構成されている。

計時回路部１０において１発振回路１１は、常時、一定
周波数の信号を発生し、それを分周回路１２に送出する
回路である０分周回路１２は発振回路１１からの上記信
号を分周して３２Ｈ，！信号、３０Ｈｚ信号、およびＩ
Ｈｚ信号を作り、それらを各回路部に送出する回路であ
る０秒カウンタ１３は、分周回路１２からのＩＨｚ信号
を計数して、現在時刻の秒の単位を得て、これを小秒針
駆動回路部６０に得ると共に、６０秒を計数する度にそ
の計数値を０にし、キャリー信号を時分カウンタ１４お
よび時分針駆動回路部４０に与える回路である。時分カ
ウンタ１４は秒カウンタ１３からのキャリー信号を計数
して、現在時刻の時分の単位を得、それを時分針駆動回
路部４０に送出する回路である。

ストップウォッチ回路部２０において、スイッチＳ＋　
は、前述のストップウォッチモードで計測を開始又は停
止する際に操作するスイッチであり、ワンショット回路
２１はスイッチＳ１が操作される度にワンショット信号
を送出する回路である。アンドゲート２２は後述のモー
ド切換回路部３０からのス）−／プウォッチモード指定
信号ｍｓにより開成され、上記ワンショット回路２１か
らのワンショット信号をＴフリップフロップ２３に与え
る回路で、Ｔフリップフロップ２３は、アンドゲート２
２を介してかえられる上記ワンショット信すを受けて、
出力Ｑ１又は反転出力Ｑ１を交互に出力するフリップフ
ロ７プである。また、アンドゲート２４は、上記出力Ｑ
＋　により開成されて、計時回路部ｌＯの分周回路１２
からの３０Ｈ１信号を３進カウンタ２７に送出する回路
である。

スイッチＳ２はストップウォッチモードで計測した経過
時間をリセットする際に操作するスイッチである。ワン
ショット回路２５は、上記スイッチＳ２が操作される度
に、ワンショット信号を送出する回路であり、アンドゲ
ート２６は、モード切換回路部３０からのストップウォ
ッチモード指定信号ｍＳおよびＴフリップフロップ２３
の反転出力Ｑ１が共にＨレベルのときに開成し、ワンシ
ョット回路２５からのワンショット信号を３進カウンタ
２７．１０進カウンタ２８ａ、秒分カウンタ２８ｂおよ
びモード切換回路部３０に送出する回路である。

３進カウンタ２７は、アンドゲート２４を介して送られ
てくる３０Ｈ７信号を計数する３進のカウンタで、計数
値が３になる度に、すなわち’／＋。

秒毎にキャリー信号Ｃ１を送出すると共に、アンドゲー
ト２６を介して送られてくるリセット信号Ｒを受けて計
数値をクリアする。１０進カウンタ２８ａは、’／＋ｏ
秒毎の上記キャリー信号ＣＩ　を計数する１０進のカウ
ンタで、計数値を３倍回路２８ｃに送出すると共に、計
数値がｌＯになる度に、すなわち１８＋毎にキャリー信
号Ｃ２を秒分カウンタ２８ｂおよび時分針駆動回路部４
０に送出し、更にアンドゲート２６を介して送られてく
るリセット信号Ｒを受けて計数値をクリアする。秒分カ
ウンタ２８ｂは上記キャリー信号Ｃ２を計数して、計測
開始からの経過時間を得て、これを時分針駆動回路部４
０に与えると共に得られた経過時間の秒の単位が奇数の
場合に、加算指令信号ＡＤを３０加算回路２８ｄに送出
し、更に、上記リセット信号Ｒを受けて上記経過時間を
クリアする回路である。３倍回路２８ｃは、１０進カウ
ンタ２８ａの計数値を３倍にして３０加算回路２８ｄに
送出する回路で、３０加算回路２８ｄは１秒分カウンタ
２８ｂから加算指令信号ＡＤが送られてきているときに
は、３倍回路２８ｃがら送られてきた値に３０を加算し
た上でそれを小秒針駆動回路部６０に送出し、他方、上
記加算指令信号ＡＤが送られてきていないときは、３倍
回路２８Ｃから送られてした値を小秒針駆動回路部６０
に送出する回路である。すなわち、３倍回路２８ｃおよ
び３０加算回路２８ｄは第１図の１／１ｏ秒計測［１盛
８で示される値を秒計測目ＩＨｔ７で示される値に変換
する回路である。駆動パルス３発出力回路２９は、’／
＋ｏ秒毎に送られてくる上記キャリー信号Ｃ１を受け、
その都度、’／ｙｏ秒周期のパルス信号を３発だけ発生
し、これを小秒針駆動回路部６０に送出する回路である
。

モード切換回路部３０において、スイッチＳ３は、時計
モードとストップウォッチモードの間でモード切換を行
なうのに用いるスイッチである。

ワンショット回路３１はスイッチＳ３が操作される度に
ワンショット信号を送出する回路である。

Ｔフリップフロップ３２は、ワンショット回路３１から
のワンショット信号を受けて交互に出力Ｑ２又は反転出
力Ｑ２をそれぞれス）−／プウォッチモード指定信号ｍ
５、時計モード指定信号ｍｃとして送出するフリップフ
ロップである。オアケ−ト３３はワンショー、ト回路３
１からのワンショット信号およびアンドゲート２６を介
して送られてくるワンショット信号をデイレ−回路３４
に送出する回路で、デイレ−回路３４は送られてきたワ
ンショット信号に所定の遅延を与えた上で、時分針駆動
回路部４０および小秒針駆動回路部６０に送出する回路
である。

時分針駆動回路部４０において、アンドゲート４１ａは
時計モード指定信号ｍｃにより開成されて、持分カウン
タ１４の現在時刻をオアゲート４２を介して一致検出回
路４３に送出する回路である。またアンドゲート４１ｂ
はストップウォッチモード指定信号ｍｓにより開成され
て、秒分カウンタ２８ｂの経過時間をオアゲート４２を
介して一致検出回路４３に送出する回路である。一致検
出回路４３は、時分針位置記憶回路５３から時分針５２
が指している位置を取込み、これと、オアゲート４２を
介して送られてきた時間データ（現在時刻又は経過時間
）とから、時分針５２が、その時点に送られてきている
時間データを指すに至っているかを調べ、該時間データ
を指して゛いるときにＨレベルの信号を送出する回路で
ある。インバータ４４は、一致検出回路４３からの上記
信号を反転してアンドゲート４５に与える回路であり、
アンドゲート４５は、インバータ４４からのＬ記信号に
よって開成されて、デイレ−回路３４で所定の遅延が４
えられた上で送られてくるワンショット信号をＲＳクリ
ップフロップ４６にセット信号として与える回路である
。ＲＳフリップフロップ４６は上記セット信号を受けて
セット状態となり出力Ｑ３を送出し、一致検出回路４３
からの信号をリセット信号として受取り、リセット状態
となり反転出力Ｑ３を送出する回路である。アンドゲー
ト４７は、上記出力Ｑ３により開成され、分周回路１２
からの３２Ｈ７信号を、オアゲート４８を介してモータ
駆動回路４９および時分針位置記憶回路５３に与える回
路である。

アントゲ−）５４ａは、時計モード指定信号ｍｃおよび
反転出力Ｑ３が共にＨレベルのときに開成して秒カウン
タ１３から６０秒毎に（すなわち１分毎に）送出される
キャリー信号をアンドゲート４８を介してモータ駆動回
路４９および時分針位置記憶回路５３に与える回路であ
る。アンドゲート５４ｂは１．ストップウォッチモード
指定信号ｍｓおよび反転出力Ｑ３が共にＨレベルのとき
に開成して、１秒毎のキャリー信号Ｃ２をオアゲート４
８を介してモータ駆動回路４９および時分針位置記憶回
路５３に与える回路である。モータ駆動回路４９は、オ
アゲート４８を介して送られてくる信号を得てステップ
モータ５０を駆動する回路である。ステップモータ５０
はモータ駆動回路４９に駆動されてトルクを輪列機構５
１を介して時分針５２に与えて、これを運針する。また
、時分針位置記憶回路５３は、モータ駆動回路４９にか
えられる信号の全てを取込み、これに基づき１時分針５
２が指す位置を得て、これを記憶する回路である０以上
の如き構成により、時分針５２は、オアゲート４２を介
して一致検出回路４３に送られてきた時間データを指針
表示するまで早送りで運針されることになる。

次に、小秒針駆動回路部６０について説明するが、これ
は概ね１時分針駆動回路部４０と同一構成となっている
。すなわち、アンドゲート６１ａおよび６１ｂは、それ
ぞれ時計モード指定信号ｍＣおよびストップウォー、チ
モード指定信号ｍｓにより開成され、秒カウンタ１３の
秒データ（現在時刻の秒の単位）および３０加算回路２
８ｄからのデータをオアゲート６２を介して一致検出回
路６３に与える回路である。一致検出回路６３は、小秒
針位と記憶回路７３から小秒針７２が指している位ｔを
取込み、これと、オアゲート４２を介して送られてきた
時間データとから、小秒針７２が、その特恵に送られて
きている時間データを指すに至っているかを調べ、該時
間データを指しているときにＨレベルの信号を送出する
回路である。インバータ６４は一致検出回路６３からの
上記信号を反転してアンドゲート６５に与える回路であ
り、アンドゲート６５はインバータ６４からの上記信号
によって開成し、デイレ−回路３４で所定の遅延が与え
られた上で送られてくるワンショット信号をＲＳフリッ
プフロップ６６にセット信号として与える回路である。

ＲＳフリップ７０ツブ６６は、上記セット信号を受けて
セット状態となり、出力Ｑ４を送出し、一致検出回路６
３からの信号をリセット信号として受取り、リセット状
態となり１反転出力Ｑ４を送出する回路である。アンド
ゲート６７は上記出力Ｑ４により開成され１１分周回路
１２からの３２Ｈ２信号をオアゲート６８を介してモー
タ駆動回路６９および小秒針位置記憶回路７３に与える
回路である。

アンドゲート７４ａは時計モード指定信号ｍｃおよび反
転出力Ｑ４が共にＨレベルのときに開成して分周回路１
２からのＩＨｚ信号をオアゲート６８を介してモータ駆
動回路６９および小秒針位置記憶回路７３に送出する回
路である。アンドゲート７４ｂは、ストップウォッチモ
ード指定信号ｍｓおよび反転出力Ｑ４が共にＨレベルの
ときに開成して、駆動パルス３発出力回路２９からパル
ス信号をオアゲート６８を介してモータ駆動回路６９お
よび小秒針位置記憶回路７３に与える回路である。モー
タ駆動回路６９は、オアゲート６８を介して送られてく
る信号を得てステップモータ７０を駆動する回路である
。ステップモータ７０はモータ駆動回路６９に駆動され
てトルクを輪列機構７１を介して小秒針７２にケえて、
これを運針する。また小秒針位置記憶回路７３はモータ
駆動回路６９に与えられる信号の全てを取込み、これに
基づき小秒針７２が指す位置を得てこれを前述の妙計Ｊ
ｊｌｌ　ｒＪ盛７による値として記憶する回路である０
以上の如きａ成により、小秒針７２はオアゲート６２を
介して送られてくる時間データを指針表示するまで、早
送りで運針されることになる。

動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作を説明す
る。

（１）時計モードでの動作 この場合、モード切換回路部３０のＴフリップフロップ
３２からは反転出力Ｑ２すなわち時計モード指定信号ｍ
Ｃが送出されている。また、時分針駆動回路部４０のＲ
Ｓフリップフロップ４６からは反転出力Ｑ３が送出され
ている。従って、これらによってアントゲ−）５４ａが
開成され、秒カウンタ１３からの１分毎の信号がオアゲ
ート４８を介してモータ駆動回路４９に与えられ、時分
針５２は、１分毎に運針され、現在時刻の分の単位以上
を指針表示していく、なお、この際、時分斜位を記憶回
路５３はモータ駆動回路４９に与えられる信号と同一信
号を取込み、時分針５２が指している位置を得て、これ
を記憶していく。

また、上記時計モード指定信号ｍｃは小秒針駆動回路部
６０のアンドゲート７４ａにも与えられ、該アントゲ−
）７４ａには、このとき、ＲＳフリップフロップ６６か
ら反転出力Ｑ４も与えられているので、該アンドゲート
７４ａは開成し、計時回路部１０の分周回路１２からの
ＩＨ２信号が、オアゲート６８を介してモータ駆動回路
６９に与えられ、小秒針７２は現在時刻の秒の単位を指
針表示してい〈、なおこの場合、小秒針位置記憶回路７
３は、Ｌ記時分針位置記憶回路５３と同様、小秒針７２
が指している位置を得て、それを記憶してい〈。

以上の如くして１例えば、いま、１０時ｌＯ分０秒にな
ったとすると、指針表示部２の表示は、第３図（ａ）の
如くになる。

この場合、スイッチＳ３を操作するが、この操作により
、ワンショット回路３１から　ワンショット信号が送出
され、これは、Ｔフリップフロップ３２に与えられ、Ｔ
フリップフロップ３２からは反転出力Ｑ２に代って出力
Ｑ２すなわちストップウォッチモード指定信号ｍｓが送
出されるようになる。このストップウォッチモード指定
信号ｍｓにより、時分針駆動回路部４０ではアントゲ−
）４１　ｂが開成し、秒分カウンタ２８ｂの経過時間（
この場合、未だ計測開始前であるので０分Ｏ秒となって
いる）がオアゲート４２を介して一致検出回路４３に与
えられる。これにより、時分針５２は、上記０分０秒を
指すまで早送りで運針される。また、ストップウォッチ
モード指定信号ｍｓは小秒針駆動回路部６０のアンドゲ
ート６１ｂにも与えられ、該アンドゲート６１　ｂが開
成し、３０加算回路２８ｄの値（計測開始前であるので
Ｏとなっている）が、オアゲート６２を介して一致検出
回路６３に与えられ、小秒針７２は０を指すまで早送り
で運針される０以上の動作により、時分針５２、小秒針
７２はｏＦＩ！？ｏ分Ｏ秒を指すことになる。

（３）スト−、プウオッチモードでの計測開始時の抜弁 上述の如くしてストップウォッチモードとした上で、計
測の開始に当っては、スイッチＳ１を操作する。この場
合、ワンショット回路２１からのワンショット信号は、
ストップウォッチモード指定信号ｍｓにより開成されて
いるアンドゲート２２を介してＴフリップフロップ２３
に与えられ、Ｔフリップフロップ２３は出力Ｑ１を送出
しだす（第５図（ａ）参照）、この出力Ｑ１によりアン
ドゲート２４が開成して３進カウンタ２７に分周回路１
２からの３０Ｈｚ信号、すなわち第５図（ｂ）に示す如
Ｊ信号が得られるようになる。

３進カウンタ２７はこれを計数し、第５図（Ｃ）に示す
如き１／１ｏ秒毎のキャリー信号ＣＩ　すなわち１０Ｈ
７信号を送出し、ｌＯ進カウンタ２８ａはこれを計数し
て１秒毎のキャリー信号Ｃ２すなわちＩＨＩ信号を秒分
カウンタ２８ｂおよびアンドゲート５４ｂに送出する。

そして上記秒分カウンタ２８ｂは上記ＩＨｚ信号を計数
して計測開始からの経過時間を得る。また、上記アンド
ゲート５４ｂには、このときストップウォッチモード指
定信号ｍｓと反転出力Ｑ３が与えられており、該アント
ゲ−）５４ｂは開成しており上記ＩＨ７信号はオアゲー
ト４８を介してモータ駆動回路４９に与えられる。これ
により、時分針５２はＩＩ！ｐ＠に運針を行ない、時針
で上記経過時間の分の単位を表わし、分針で秒の単位を
表わす。

また、３進カウンタ２７からの上記キャリー信号Ｃ＋　
　（第５図（ｃ）参照）は駆動パルス３発出力回路２９
にも与えられ、この駆動パルス３発出力回路２９は、第
５図（ｄ）に示すように上記キャリー信号Ｃ１を１発、
与えられる度に、１／３０秒間隔で３発のパルス信号を
アントゲ−）７４ｂに与える。このとき該アンドゲート
７４ｂはストップウォッチモード指定信号ｍｓにより開
成しているので１．Ｌ記駆動パルス３発出力回路２９か
らのパルス信号は、オアゲート６８を介してモータ駆動
回路６９に与えられ、小秒針７２は上記駆動パルス３発
出力回路２９からのパルス信号がある度に１／３ｏ秒に
対応した運針を行なっていく。すなわち、１／１ｏ秒毎
に、１０００秒に対応した運針を３回だけ行なっていく
ことになる。そして、例えば、計測を開始してから２分
４０秒３が経過したときには、指針表示部２の表示は第
３図（ｂ）の如くになる。

（４）経過時間の計測中に現在時刻を確認する場合の動
作 上述の如くして、ストップウォッチモードでの計測を開
始した後、現在時刻を確認するには、スイッチＳ３を操
作して時計モードに戻す。この場合、ワンショット回路
３１からのワンショット信号により、Ｔフリップフロッ
プ３２からはストップウォッチモード指定信号ｍｓ　に
代って時計モード指定信号ｍＣが送出される。そして時
分針駆動回路部４０においては、時計モード指定信号ｍ
（により、アンドゲート４１　ａが開成され、時分カウ
ンタ１４の現在時刻の時分の単位が、オアゲート４２を
介して、一致検出回路４３に与えられ一致検出回路４３
の一致検出信号はＬレベルとなり、これがインバータ４
４で反転されアンドゲート４５に与えられ、該アンドゲ
ート４５は開成する。また、上述のワンショット回路３
１からのワンショット信号はＴフリップフロップ３２に
与えられるだけでなくオアゲート３３を介して、デイレ
−回路３４で所定の遅延を与えられて、上記開成してい
るアンドゲート４５を介してＲＳフリップフロップ４６
にセット信号として与えられる。

そして、ｔＲＳフリップフロップ４６からの出力Ｑ３に
よりアンドゲート４７が開成し３２Ｈ１信号が早送り信
号としてオアゲート４８を介してモータ駆動回路４９お
よび時分針位置記憶回路５３に≠えられる。これにより
時分針５２は上記現在時刻の時分の単位を指すまで早送
りで運針されることになる。そして時分針５２が現在時
刻の時分の単位を表示するに至ったときには、一致検出
回路４３からの一致検出信号によりＲＳフリップ７０ツ
ブ４６はリセット状態となり、反転出力Ｑ３が送出され
、これと時計モード指定信号ｍｃとにより、アンドゲー
ト５４ａが開成し、秒カウンタ１３からの１分毎の信号
がオアゲート４８を介してモータ駆動回路４９に与えら
れ、１分毎の運針が行なわれていく。また、小秒針駆動
回路部６０においても上記時分針駆動回路部４０におけ
ると、概ね、同様の動作が行なわれる。すなわち、小秒
針７２は秒カウンタ１３の現在時刻の秒の単位を表示す
るまで早送りで運針され、その後は、開成されているア
ンドゲート７４ａおよびオアゲート６８を介して分周回
路１２からのＩＨ１信号がモータ駆動回路６９に与えら
れ、小秒針７２は１秒毎の運針を行なっていく。

以上の如くして、時分針５２．小秒針７２により現在時
刻が指針表示されるので、これにより現在時刻を確認で
きることになるが、この場合、３進カウンタ２７にはア
ンドゲート２４を介して３０Ｈ）信号が継続して与えら
れるので、１０進カウンタ２８ａ、秒分カウンタ２８ｂ
は経過時間を計測し続けることになる。

また上記の如くして、現在時刻を確認した後に、再度、
経過時間を指針表示するには、更にスイッチＳ３を操作
する。これによりＴフリー、プフロツプ３２からストッ
プウォッチモード指定信号ｍｓが送出され、時分針駆動
回路部４０ではアンドゲート４１ｂが開成し、秒分カウ
ンタ２８ｂの経過時間の分秒の単位がオアゲート４２を
介して一致検出回路４３に与えられる。そして、前述と
同様にして１時分針５２は、上記経過時間の分秒の単位
を指すまで早送りで運針され、その後は、開成されてい
る。アンドゲート５４ｂを介して１秒毎のキャリー信号
Ｃ，＋がオアゲート４８を介してモータ駆動回路４９に
かえられ１秒毎の運針が行なわれていく。また小秒針駆
動回路部６０においても、概ね同様の動作が行なわれ、
３０加算回路２８ｄの値、すなわち経過時間の秒以下の
単位を、妙計測目盛７（第１図参照）で表現したときの
ｆ直をアンドゲート６１ａ、オアゲート６２を介して一
致検出回路６３に与えて小秒針７２を早送りで運針し、
上記経過時間の秒以下の単位を指針表示する。そして小
秒針７２が上記経過時間の秒以下の単位を表示するに至
った後は、開成しているアンドゲート７４ｂを介して駆
動パルス３発出力回路２９からのパルス信号をオアゲー
ト６８を介してモータ駆動回路６９に笑えて、前述の如
く、小秒針７２を’／３ｏ秒毎に運針していくことにな
る。

以上の如くして１時分針５２、小秒針７２はストップウ
ォッチモードでの表示に戻る。

（５）計測停止時の動作 ストップウォッチモードでの経過時間の計測を停止トす
るにはスイッチＳ！　を操作する。この場合、ワンショ
ット回路２１から送出されるワンショット信号は、スト
ップウォッチモード指定信号ｍｓにより開成されている
アンドゲート２２を介してＴフリップフロップ２３にケ
えられ、Ｔフリップフロップ２３は出力Ｑ！の送出を停
止し反転出力Ｑ１を送出する。出力Ｑ＋　の送出が停止
にされたことにより、アンドゲート２４が閉成し、３進
カウンタ２７に３０Ｈ，信号が与えられなくなり、３進
カウンタ２７、ｌＯ進カウンタ２８ａ、秒分カウンタ２
８ｂでの計数動作が停止するが、駆動パルス３発出力回
路２９は以後も動作しその直前に送出されたキャリー信
号ＣＩ　に対応する３発のパルス信号中の未発生分があ
るときは、それを発生する。例えばいま、第４図（ａ）
に示スインチＳＩ　を操作して計測を停止したとすると
、３進カウンタ２７の計数は停止し、新たなキャリー信
号Ｃ１が発生されることはないが、駆動パルス３発出力
回路２９からは、未発生分のパルス信号２つをそれぞれ
’／３０秒後および２　／３０１ｊ後に発生する（第５
図参照）、これにより、小秒針７２は、１／３ｏ秒に対
応する運針を更に２回行ない、第４図（ｂ）に示す如く
、１／１ｏ秒を単位とする１０００秒計測目盛８を指す
ことになる。すなわち小秒針６は、１０００秒計測目盛
８の途中を指して停止することはないことになる。

また、１ｏ進カウンタ２８ａの計数停止により、キャリ
ー信号Ｃ２も送出されなくなり、該キャリー信号Ｃ２が
アントゲ−）５４ｂ　　オアゲート４８を介してモータ
駆動回路４９に与えられることもなくなり、時分針５２
は、上記計測停止操作が行なわれたときの経過時間の分
秒の？ｉ位を指して停止する。

（６）計測した経過時間をクリアするときの動作上述の
如くして計測した経過時間をクリアするにはスイー、チ
Ｓ２を操作する。このとき　ワンショット回路２５から
のワンショット信号は反転出力Ｑ１　とストップウォッ
チモード指定信号ｍｓにより開成されているアンドゲー
ト２６を介して３進カウンタ２７、ＩＯ進カウンタ２８
ａ、秒分カウンタ２８ｂヘリセット信号Ｒとして！ｊ、
えられ、計測した経過時間はクリアされる。これにより
、前述と同様にして、時分針５２．小秒針７２はＯを指
すまで早送りされる。

また、上述の如くして計測した経過時間をクリアした後
１時計モードにして時分針５２、小秒針７２により現在
時刻を表示するには、スイッチＳ３を操作するが、この
場合はストップウォッチモードで経過時間の計測の途中
で現在時刻を確認すべく時計モードにしたときと同様に
、時分針５２は時分カウンタ１４の現在時刻の時分の単
位を指針表示するまで早送りで運針され、小秒針７２は
秒カウンタ１３の現在時刻の秒の単位を指針表示するま
で早送りで運針される。然る後、時分針５２は１分毎の
運針を開始し、小秒針７２は１秒毎の運針を開始する。

なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明を
逸脱しない範囲内において種々変形応用Ｏｒ　ｔＥであ
る０例えば、本実施例は本発明をストップウォッチ機能
を有する電子腕時計に適用したものであるがこれに限定
されず１本発明はタイマ等の他の計測装置にも適用でき
ることは勿論である。

［発明の効果］ 本発明は以上詳述したように、所定時間単位を複数ステ
ップで駆動すると共に計測停止の指令があったときには
、上記所定時間単位の所定整数倍の位置まで駆動した上
で停止するようにした指針式計測装置に係るものである
から、指針の運針が滑らかで、かつ計測停止時、指針は
常に文字盤上のいずれかの目盛を指す指針式計測装置の
提供を可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の外観を示す図、第２図は上
記実施例の回路構成を示す図、第３図は各種スイッチの
操作に伴なう指針表示の変遷を示す図、第４図はストッ
プウォッチモードでの計測停止時の小秒針の動作を示す
図、第５図は小秒針駆動のタイムチャートである。 ｌ・・・・・・時計ケース、２・・・・・・指針表示部
、３・・・・・・文字盤、４・・・・・・時針、５・・
・・・・分針、６晶・・・小秒針、７・・・・・・妙計
測目盛、８・・・・・・’／＋ｏ秒計測目盛、ｌＯ・・
・・・・計時回路部、１１・・・・・・発振回路、１２
・・・・・・分周回路、１３・・・・・・秒カウンタ、
１４・・・・・・時分カウンタ、２ｏ・・・・・・スト
ップウォッチ回路部・２７・・・・・・３進カウンタ、
２８ａ・・・・・・１０進カウンタ、２８ｂ・・・・・
・秒分カウンタ、２ｇｃ・・・・・・３倍回路、２８ｄ
・・・・・・３０加算回路、２９・・・・・・駆動パル
ス３発出力回路、３０・・・・・・モード選択回路、３
４・・・・・・デイレ−回路、４０・・・・・・時分針
駆動回路部。 ４３・・・・・・一致検出回路、４９．６９・・・・・
・モータ駆動回路、５２・・・・・・時分針、５３・・
・・・・時分針位置記憶回路、６０・・・・・・小秒針
駆動回路部、７２・・・・・・小秒針、７３・・・・・
・小秒針位こ記憶回路、ＡＤ・・・・・・加算指令信号
、ｍｓ・・・・・・ストップウォッチモード指定信号、
ｍｃ・・・・・・時計モード指定信号。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 計測開始および計測停止の指令を発生するスイッチ手段
   と、 上記スイッチ手段よりの計測開始の指令に応答して、指
   針のステップ駆動を開始し、所定時間単位を複数ステッ
   プで駆動する指針駆動手段と、上記スイッチ手段よりの
   計測停止の指令に応答して、上記指針を所定時間単位の
   所定整数倍の位置まで駆動して停止する停止手段とを備
   えることを特徴とする指針式計測装置。