JP2002181967A - 電子時計及び電子時計の駆動方法 - Google Patents

電子時計及び電子時計の駆動方法

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JP2002181967A JP2000378301A JP2000378301A JP2002181967A JP 2002181967 A JP2002181967 A JP 2002181967A JP 2000378301 A JP2000378301 A JP 2000378301A JP 2000378301 A JP2000378301 A JP 2000378301A JP 2002181967 A JP2002181967 A JP 2002181967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 節電動作状態から通常動作状態への状態移行
を容易にする。 【解決手段】 通常動作状態よりも消費電力の少ない第
1の節電動作状態と第1の節電動作状態よりも消費電力
の少ない第2の節電動作状態のうち何れか一つの節電動
作状態で駆動するとともに、前記第1の節電動作状態か
ら通常動作状態への状態移行条件と、前記第2の節電動
作状態から通常動作状態への状態移行条件が異なるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常動作状態と通
常動作状態より消費電力の少ない複数の節電動作状態で
駆動される電子時計の一つの節電動作状態から他の節電
動作状態あるいは通常動作状態への状態移行に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子時計は、低消費電力化するた
めに通常動作状態と通常動作状態よりも消費電力の少な
い複数の節電動作状態で駆動するように設定し、一次電
池あるいは二次電池等からなる電源装置の蓄電量に応じ
て通常動作状態から所定の節電動作状態に移行して駆動
することにより電子時計としての長寿命化をはかってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、電源装置の蓄電量が減少して通常駆動状態
から、例えば、第1の節電動作状態である秒針停止とデ
ジタル表示消灯モードに移行して駆動されている状態か
ら通常駆動状態へ復帰する場合と、第2の節電動作状態
である時分針停止モードに移行して駆動されている状態
から通常動作状態へ復帰する場合とでは、蓄電量が一定
値に増加するという同一の条件でのみ状態移行してい
た。
【0004】このため、例えば、比較的蓄電量に余裕が
ある第1の節電動作状態の時でも蓄電量が一定値に増加
するまでは秒針の運針開始やデジタル表示の点灯ができ
ないため、秒時刻やカレンダー等を確認することができ
なかった。
【0005】本発明の目的は、上記の課題点を解決し
て、第1の節電状態の時でも秒時刻やカレンダー等を確
認できるようにするとともに、一つの節電動作状態から
他の動作状態へ状態移行する条件を最適化することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電子時計及び電子時計の駆動方法は下記記
載の構成を採用する。
【0007】本発明の電子時計は、時刻情報あるいは機
能情報等を計時あるいは演算し情報を出力する時計回路
と、該時計回路からの出力信号に基づき時刻情報あるい
は機能情報等を表示する表示手段と、前記時計回路に対
して動作制御を行う制御手段と、電子時計を操作するた
めのスイッチ手段と、電子時計を駆動する電源装置とを
備え、前記制御手段の制御に基づき通常動作状態よりも
消費電力の少ない異なる複数の節電動作状態のうち何れ
か一つの所定の節電動作状態にて駆動するとともに、前
記複数の節電動作状態のうちの何れか一つの所定の節電
動作状態から他の任意の節電動作状態あるいは通常動作
状態への状態移行条件が異なるように構成したことを特
徴とする。
【0008】本発明野電子時計は、時刻情報あるいは機
能情報等を計時あるいは演算し情報を出力する時計回路
と、該時計回路からの出力信号に基づき時刻情報あるい
は機能情報等を表示する表示手段と、前記時計回路に対
して動作制御を行う制御手段と、電子時計を操作するた
めのスイッチ手段と、電子時計を駆動する電源装置とを
備え、前記制御手段の制御に基づき通常動作状態よりも
消費電力の少ない第1の節電動作状態、該第1の節電動
作状態よりも消費電力の少ない第2の節電動作状態のう
ち何れか一つの節電動作状態にて駆動するとともに、前
記第1の節電動作状態から通常動作状態への状態移行条
件と、前記第2の節電動作状態から通常動作状態への状
態移行条件が異なるように構成したことを特徴とする。
【0009】本発明の電子時計は、前記電源装置が、一
次電池あるいは二次電池などの蓄電手段であることを特
徴とする。
【0010】本発明の電子時計は、前記状態移行条件が
異なる条件として、前記スイッチ手段の操作が成された
場合あるいは前記蓄電手段の蓄電量の増減との相違とし
たことを特徴とする。
【0011】本発明の電子時計は、前記電源装置が、発
電手段と、該発電手段からの発電エネルギーが充電され
る二次電池等の蓄電手段とにより構成されていることを
特徴とする。
【0012】本発明の電子時計は、前記状態移行条件が
異なる条件として、前記スイッチ手段の操作が成された
場合あるいは前記発電手段の発電量の増減あるいは前記
蓄電手段の蓄電量の増減との相違としたことを特徴とす
る。
【0013】本発明の電子時計は、前記状態移行条件が
異なる条件として、前記スイッチ手段の操作が成された
場合あるいは前記発電手段の発電量の増加あるいは前記
蓄電手段の蓄電量の増加との相違、あるいは3つの手段
の組合せを含めた相違としたことを特徴とする。
【0014】本発明の電子時計は、前記状態移行条件が
異なる条件として、前記スイッチ手段の操作が成された
場合と前記発電手段の発電量の増加との相違としたこと
を特徴とする。
【0015】本発明の電子時計は、前記状態移行条件が
異なる条件として、前記スイッチ手段の操作が成された
場合または前記発電手段の発電量の増加と、前記発電手
段の発電量の増加との相違としたことを特徴とする。
【0016】本発明の電子時計は、前記第1の節電動作
状態から通常状態への状態移行条件が前記スイッチ手段
の操作が成された場合とし、前記第2の節電動作状態か
ら通常動作状態への状態移行条件が前記発電手段の発電
量の増加としたことを特徴とする。
【0017】本発明の電子時計は、前記第1の節電動作
状態から通常動作状態への状態移行条件の種類は、前記
第2の節電動作状態から通常動作状態への状態移行条件
の種類よりも多いことを特徴とする。
【0018】本発明の電子時計は、前記第1の節電動作
状態から通常動作状態への状態移行条件が前記スイッチ
手段の操作が成された場合または前記発電手段の発電量
の増加とし、前記第2の節電動作状態から通常動作状態
への状態移行条件が前記発電手段の発電量の増加とした
ことを特徴とする。
【0019】本発明の電子時計は、前記スイッチ手段
が、外部操作部材、衝撃感知部材、タッチ感知部材ある
いは水感知部材のうちの一つであることを特徴とする。
【0020】本発明の電子時計は、時刻情報あるいは機
能情報等を計時あるいは演算し情報を出力する時計回路
と、該時計回路からの出力信号に基づき時刻情報あるい
は機能情報等を表示する表示手段と、前記時計回路に対
して動作制御を行う制御手段と、電子時計が外部から制
御されるための入力手段とを備え、前記制御手段の制御
に基づき通常動作状態よりも消費電力の少ない節電動作
状態あるいは通常動作状態にて駆動するとともに、前記
節電動作状態から通常動作状態への状態移行条件として
外部から制御され、前記入力手段を介して前記節電動作
状態から通常動作状態へ移行する様に構成したことを特
徴とする。
【0021】本発明の電子時計は、時刻情報あるいは機
能情報等を計時あるいは演算し情報を出力する時計回路
と、該時計回路からの出力信号に基づき時刻情報あるい
は機能情報等を表示する表示手段と、前記時計回路に対
して動作制御を行う制御手段と、電子時計が外部から制
御されるための入力手段とを備え、前記制御手段の制御
に基づき通常動作状態よりも消費電力の少ない異なる複
数の節電動作状態にうちの何れか一つの所定の節電動作
状態にて駆動するとともに、前記複数の節電動作状態の
うちの何れか一つ所定の節電動作状態から他の任意の節
電動作状態あるいは通常動作状態への状態移行条件が異
なる様に構成し、該異なる状態移行条件のうちの一つが
外部から制御され前記入力手段を介して前記所定の節電
動作状態から他の任意の節電動作状態あるいは通常動作
状態へ移行する様に構成したことを特徴とする。
【0022】本発明の電子時計は、前記外部から制御さ
れるための入力手段へは、パーソナルコンピュータ等の
コンピュータから直接、あるいはインターフェースを介
して制御されることを特徴とする。
【0023】本発明の電子時計の駆動方法は、時刻情報
あるいは機能情報等を計時あるいは演算し情報を出力す
る時計回路と、該時計回路からの出力信号に基づき時刻
情報あるいは機能情報等を表示する表示手段と、前記時
計回路に対して動作制御を行う制御手段と、電子時計を
操作するためのスイッチ手段とを備え、前記制御手段の
制御に基づき通常動作状態よりも消費電力の少ない異な
る複数の節電動作状態のうち何れか一つの所定の節電動
作状態にて駆動する電子時計において、前記複数の節電
動作状態のうちの何れか一つの所定の節電動作状態から
他の任意の節電動作状態あるいは通常動作状態への状態
移行条件が異なる様に移行制御することを特徴とする。
【0024】本発明の電子時計の駆動方法は、時刻情報
あるいは機能情報等を計時あるいは演算し情報を出力す
る時計回路と、該時計回路からの出力信号に基づき時刻
情報あるいは機能情報等を表示する表示手段と、前記時
計回路に対して動作制御を行う制御手段と、電子時計を
操作するためのスイッチ手段とを備え、前記制御手段の
制御に基づき通常動作状態よりも消費電力の少ない第1
の節電動作状態、該第1の節電動作状態よりも消費電力
の少ない第2の節電動作状態のうち何れか一つの節電動
作状態にて駆動する電子時計において、前記第1の節電
動作状態から通常動作状態への状態移行条件と、前記第
2の節電動作状態から通常動作状態への状態移行条件が
異なる様に移行制御することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を実施
するための最良の形態における電子時計と電子時計の駆
動方法について説明する。図1は本発明の第1の実施形
態の電子時計のシステム構成図、図2は本発明の第2の
実施形態の電子時計のシステム構成図である。図3は本
発明の第3の実施形態の電子時計のシステム構成図であ
り、第1の実施形態の電子時計をマイコンを用いて、ハ
ードウェアの一部をソフトウェア化し、さらに、スイッ
チ手段の第1の実施例として外部操作手段である外部操
作部材を用いたものである。図4は図3の第3の実施形
態の電子時計のスイッチ手段の第2の実施例として衝撃
感知部材である衝撃センサを用いたステム構成図、図5
は図3の第3の実施形態の電子時計のスイッチ手段の第
3の実施例として水感知部材である水検出手段を用いた
システム構成図である。図6は水検出手段の第1の実施
例、図7は水検出手段の第2の実施例を示す。図8は本
発明の第4の実施形態のスイッチ手段として外部通信手
段を用いた電子時計のシステム構成図である。図9は本
発明の第3の実施形態の電子時計の通常動作状態の動作
プログラムのフローチャート、図10は第1の節電動作
状態の動作プログラムのフローチャート、図11は第2
の節電動作状態の動作プログラムのフローチャートを示
す。以下、図1から図11を適時参照しながら第1実施
形態から第4実施形態の説明をする。
【0026】本発明の第1の実施形態の電子時計は図1
において、ソーラーセル等からなる発電手段1と発電手
段1からの発電エネルギーを充電する二次電池等からな
る蓄電手段2とから構成される電源装置と、電源装置か
ら駆動される電子回路10と表示手段8とスイッチ手段
9とから構成される。電子回路10は時刻情報あるいは
機能情報等を計時あるいは演算し情報を出力する時計回
路5と、時計回路5の動作を制御する制御手段4と、駆
動手段7とからなる。制御手段4は発電手段1の発電量
を検出する発電検出手段3と、60秒をカウントする第
1のカウンタ11と、3日をカウントする第2のカウン
タ12と、ORゲート14とORゲート15とからなる
状態移行条件設定手段39とからなる。時計回路5は機
能情報等を演算するクロノ計測情報発生回路38と、時
刻情報を計時する時刻情報発生回路37と、秒針用モー
タ駆動モード設定手段16と時分針用モータ駆動モード
設定手段19とデジタル駆動モード設定手段22とから
なる節電状態設定手段6とからなる。駆動手段17は節
電状態設定手段6からの出力信号に応じて駆動パルスを
発生する秒針用モータ駆動手段17と時分針用モータ駆
動手段20とデジタル表示駆動手段23とからなる。表
示手段8は、駆動手段7の出力信号に応じて時計回路か
らの出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表
示する秒表示装置18と時分表示装置21とデジタル表
示装置24とからなる。
【0027】時計回路5の時刻情報発生回路37の出力
端子と節電状態設定手段6の秒針用モータ駆動モード設
定手段16の第1の入力端子と時分針用モータ駆動モー
ド設定手段19の第1の入力端子とを接続し、クロノ計
測情報発生回路38の出力端子とデジタル表示駆動モー
ド設定手段22の第1の入力端子とを接続する。発電手
段1の発電量を検出する発電検出手段3の非発電状態を
出力する第1の出力端子25と第1のカウンタ11の入
力端子および第2のカウンタ12の入力端子とを接続す
る。第1のカウンタ11の出力端子と節電状態設定手段
6の秒針用モータ駆動モード設定手段16の第2の入力
端子とデジタル表示駆動モード設定手段22の第2の入
力端子とを接続する。第2のカウンタ12の出力端子と
節電状態設定手段6の時分針モータ駆動モード設定手段
19の第2の入力端子とスイッチ手段9の制御用入力端
子とを接続する。発電検出手段3の発電状態を出力する
第2の出力端子26と状態移行条件設定手段39のOR
ゲート14の第1の入力端子とORゲート15の第1の
入力端子と節電状態設定手段6の時分針用モータ駆動モ
ード設定手段19の第3の入力端子とを接続する。
【0028】スイッチ手段9の第1の出力端子と状態移
行条件設定手段39のORゲート14の第2の入力端子
とを接続し、スイッチ手段9の第2の出力端子と状態移
行条件設定手段39のORゲート15の第2の入力端子
とを接続し、スイッチ手段9の第3の出力端子とクロノ
計測情報発生回路38の入力端子とを接続する。状態移
行条件設定手段39のORゲート14の出力端子と節電
状態設定手段6の秒針用モータ駆動モード設定手段16
の第3の入力端子とを接続し、ORゲート15の出力端
子とデジタル表示駆動モード設定手段22の第3の入力
端子とを接続する。節電状態設定手段6の秒針用モータ
駆動モード設定手段16の出力端子と駆動手段7の秒針
用モータ駆動手段17の入力端子とを接続し、時分針用
モータ駆動モード設定手段19の出力端子と時分針用モ
ータ駆動手段20の入力端子とを接続し、デジタル表示
駆動モード設定手段22の出力端子とデジタル表示駆動
手段23の入力端子とを接続する。さらに、駆動手段7
の秒針用モータ駆動手段17の出力端子と表示手段8の
秒表示装置18の入力端子とを接続し、時分針用モータ
駆動手段20の出力端子と時分表示装置21の入力端子
とを接続し、デジタル表示駆動手段23の出力端子とデ
ジタル表示装置24の入力端子とを接続する。
【0029】次に第1の実施形態の電子時計の動作につ
いて説明する。まず電子時計の通常動作状態と通常動作
状態から第1の節電動作状態への移行について説明す
る。表示手段8の秒表示装置18と時分表示装置21と
デジタル表示装置24はすべて動作している。発電手段
1の発電量が減少して一定値以下になると発電検出手段
3の非発電状態を検出する第1の出力端子25に出力信
号が発生して第1のカウンタ11と第2のカウンタ12
がカウントを開始する。60秒間非発電状態が続くと第
1のカウンタ11の出力端子にカウントアップ出力信号
が発生し、節電状態設定手段6の秒針用モータ駆動モー
ド設定手段16とデジタル表示駆動モード設定手段22
が秒動作許可出力信号、デジタル動作許可出力信号を停
止する。よって表示手段8の秒表示装置18の秒針が停
止し、デジタル表示装置24が動作を停止して消灯す
る。但し時分針モータ駆動モード設定手段19は時分動
作許可出力信号が発生している為時分表示装置21は時
分の表示を行う。すなわち通常動作状態よりも消費電力
の少ない第1の節電動作状態となる
【0030】次にスイッチ手段9により第1の節電動作
状態から通常動作状態への移行について説明する。この
第1の節電動作状態では、スイッチ手段9の操作にてス
イッチ手段9は第1の出力端子から節電解除出力信号を
発生する。よって秒針用モータ駆動モード設定手段16
は出力端子から秒動作許可出力信号を発生し、秒針用モ
ータ駆動手段17は秒表示を開始する。
【0031】さらに、スイッチ手段9の操作にて第2の
出力端子から節電解除出力信号が発生する事でデジタル
表示駆動モード設定手段22は出力端子にデジタル表示
許可出力信号を発生し、デジタル表示駆動手段23はデ
ジタル表示装置24を点灯する。この動作は前記以外に
例えば、カレンダ機能、クロノグラフ機能、タイマー機
能、アラーム機能、水深計機能、高度計機能、気圧計機
能等を制御することもできる。
【0032】さらに、スイッチ手段9の操作にて第1の
出力端子と第2の出力端子から節電解除出力信号を発生
させることにより、秒表示とデジタル表示を同時にさせ
ることができ、時分の表示は行っている状態なので、通
常動作状態に移行したことになる。
【0033】発電手段1が発電する事で第1の節電動作
状態から通常動作状態への移行について説明する。発電
手段1が発電を開始し、一定の発電量となると発電検出
手段3は第2の出力端子26に発電検出出力信号が発生
する為、節電状態設定手段6の秒針用モータ駆動モード
設定手段16とデジタル表示駆動モード設定手段22は
秒動作許可出力信号、デジタル表示許可出力信号を発生
し、通常動作状態に移行する。
【0034】すなわち、第1の節電動作状態から通常動
作状態へは、スイッチ手段9を操作、あるいは発電手段
1の一定の発電量の発電にて移行する。
【0035】次に第1の節電動作状態から第2の節電動
作状態への移行とその状態について説明する。第1の節
電動作状態において、非発電状態が3日間続くと、第2
のカウンタ12の出力端子にカウントアップ出力信号が
発生し、この出力信号によって、節電状態設定手段6の
時分針用モータ駆動モード設定手段19は出力端子の時
分動作許可出力信号を停止する為、これにより第1の節
電動作状態よりも消費電力の少ない第2の節電動作状態
となり、表示手段8の時分針表示装置21の時分針が停
止する。つまり表示手段8のすべての表示装置が停止し
たことになる。さらに、第2のカウンタのカウントアッ
プ出力信号がスイッチ手段9の制御用入力端子に印加さ
れており、スイッチ手段9の動作が禁止されるため、ス
イッチ手段9を操作しても出力端子に節電解除出力信号
は発生しないため通常状態へは移行しない。
【0036】次に第2の節電動作状態から通常動作状態
への移行について説明する。発電手段1が発電を開始し
一定の発電量となり、発電検出手段3の発電状態を出力
する第2の出力端子26に発電検出出力信号が発生する
と、節電状態設定手段6の秒針用モータ駆動モード設定
手段16と時分針用モータ駆動モード設定手段19とデ
ジタル表示駆動モード設定手段22とが動作を開始する
ことで、秒動作許可、時分動作許可及びデジタル動作許
可出力信号が発生し、通常動作状態に移行する。
【0037】すなわち、第2の節電動作状態から通常動
作状態へは発電手段1が一定の発電量の発電を行った場
合にのみ移行する。第2の節電動作状態では、スイッチ
手段9の作動を禁止することにより、不用意にスイッチ
手段9を操作することで通常動作状態に移行し表示部8
が駆動する事による無駄な電力消費を防止できる。
【0038】第1の節電動作状態ではスイッチ手段9を
操作することにより、秒表示とデジタル表示をすること
ができるので、第1の節電動作状態でも秒時刻の確認
や、カレンダ機能、クロノグラフ機能、タイマー機能、
アラーム機能、水深計機能、高度計機能、気圧計機能等
を動作させることができるようになった。
【0039】本発明の第2の実施形態の電子時計は図2
に示すようなシステム構成であり、図1のシステム構成
図に新たに第3のカウンタ13を追加して、発電検出手
段3の発電量検出用に3つの出力端子を設け、発電検出
手段3の3つの出力端子と設定手段4との接続関係と、
第1のカウンタ11と第2のカウンタ12と第3のカウ
ンタ13と節電動作状態設定手段6の各モード設定手段
との接続関係を一部変更して第2の節電動作状態よりも
消費電力の少ない第3の節電動作状態を設けたものであ
る。
【0040】図2において、発電検出手段3に第2の出
力端子26の他に第3の出力端子27と第4の出力端子
28とを設け、発電手段1の発電量が発電量小の第1の
発電量となると発電検出手段3の第2の出力端子26に
発電検出出力信号が発生し、発電手段1の発電量が第1
の発電量より多い発電量中の第2の発電量となると発電
検出手段3の第2の出力端子26と第3の出力端子27
に発電検出出力信号が発生し、発電手段1の発電量が第
2の発電量より多い発電量大の第3の発電量となると発
電検出手段3の第2の出力端子26と第3の出力端子2
7と第4の出力端子28とに発電検出出力信号が発生す
るように構成する。
【0041】発電検出手段3の第2の出力端子26と節
電状態設定手段6の時分針モータ駆動モード設定手段1
9の第3の入力端子とを接続する。発電検出手段3の第
3の出力端子27と状態移行条件設定手段39のORゲ
ート15の第1の入力端子とを接続し、ORゲート15
の出力端子とデジタル表示駆動モード設定手段22の第
3の入力端子とを接続する。発電検出手段3の第4の出
力端子28とORゲート14の第1の入力端子とを接続
し、ORゲート14の出力端子と秒針用モータ駆動モー
ド設定手段16の第3の入力端子とを接続する。発電検
出手段3の非発電状態を検出する第1の出力端子25と
60秒をカウントする第1のカウンタ11の入力端子と
5分をカウントする第2のカウンタ12の入力端子と3
日をカウントする第3のカウンタの入力端子とを接続す
る。第1のカウンタ11の出力端子と秒針用モータ駆動
モード設定手段16の第2の入力端子とを接続し、第2
のカウンタ12の出力端子とデジタル表示駆動モード設
定手段22の第2の入力端子とを接続し、第3のカウン
タ13の出力端子と時分針用モータ駆動モード設定手段
19の第2の入力端子とスイッチ手段9の制御用入力端
子とを接続する。時計回路5の時刻情報発生回路37と
クロノ計測情報発生回路38と節電状態設定手段6との
接続関係、および節電状態設定手段6と駆動手段7との
接続関係、および駆動手段7と表示手段8との接続関係
は図1の第1の実施形態に電子時計と同じであるので、
詳細な説明は省略する。
【0042】第2の実施形態の電子時計の動作について
説明する。まず最初に通常動作状態から第1の節電動作
状態への移行について説明する。通常動作状態では、表
示手段8の秒表示装置18と時分表示装置21とデジタ
ル表示装置24はすべて動作している。発電手段1の発
電量が減少して一定値以下になり発電検出手段3の非発
電状態を検出する第1の出力端子25に非発電検出出力
信号が発生すると第1のカウンタ11と第2のカウンタ
12及び第3のカウンタがカウントを開始する。60秒
間非発電状態が続くと第1のカウンタ11は出力端子に
カウントアップ出力信号を発生し、秒針用モータ駆動モ
ード設定手段16は出力端子の秒動作許可出力信号を停
止する。これにより、通常動作状態よりも消費電力の少
ない第1の節電動作状態となる。但し表示手段8の秒表
示装置18の秒針は停止するが、時分針モータ駆動モー
ド設定手段19とデジタル表示駆動モード設定手段22
は時分動作許可出力信号及びデジタル動作許可出力信号
が発生しているため時分表示装置21の時分とデジタル
表示は動作する。
【0043】第1の節電動作状態から通常動作状態への
復帰は、スイッチ手段9操作があるとスイッチ手段9は
第1の出力端子に節電1解除出力信号を発生する為秒針
用モータ駆動モード設定手段16は出力端子に秒動作許
可出力信号を発生し、秒針用モータ駆動手段17により
秒表示をする。
【0044】発電手段1が発電を開始し、発電量が大の
第3の発電量になると、発電検出手段3の第2の出力端
子26と第3の出力端子27と第4の出力端子28とに
発電量大の発電検出出力信号が発生する為、節電状態設
定手段6の秒針用モータ駆動モード設定手段16は出力
端子に秒動作許可出力信号を発生することで、秒針用モ
ータ駆動手段17は秒表示をさせる。以上により通常駆
動状態に移行することができる。
【0045】すなわち、第1の節電動作状態から通常動
作状態へは、スイッチ手段9を操作することによるか、
あるいは発電手段1が発電量大の第3の発電量の発電を
したことによって移行する。
【0046】第1の節電動作状態から第2の節電動作状
態への移行動作について説明する。第1の節電動作状態
で非発電状態が5分間続くと、第2のカウンタ12の出
力端子にカウントアップ出力信号が発生する事で節電状
態設定手段6のデジタル表示駆動モード設定手段22は
出力端子のデジタル動作許可出力信号を停止する。これ
により、第1の節電動作状態よりもさらに消費電力の少
ない第2の節電動作状態となる。つまり表示手段8の秒
表示装置18の秒針の停止とともに、デジタル表示も動
作を停止する。但し時分針モータ駆動モード設定手段1
9には時分動作許可出力信号が発生して時分表示装置2
1の時分の表示は行われる。
【0047】次に第2の節電動作状態から第1の節電動
作状態及び通常動作状態への復帰について説明する。こ
の第2の節電動作状態では、スイッチ手段9を操作する
と、第2の出力端子には節電2解除出力信号を発生させ
ることにより、デジタル表示駆動モード設定手段22は
出力端子にデジタル動作許可出力信号を発生する為、デ
ジタル表示駆動手段23はデジタル表示装置24を点灯
させる。この動作は、例えば、カレンダ機能、クロノグ
ラフ機能、タイマー機能、アラーム機能、水深計機能、
高度計機能、気圧計機能等を制御することができる。す
なわち、スイッチ手段9を操作して第2の出力端子に節
電2解除出力信号を発生させることにより、第1の節電
動作状態へ移行する。
【0048】さらに、スイッチ手段9を操作する事で第
1の出力端子には節電1解除出力信号が発生し、秒針用
モータ駆動モード設定手段16は出力端子の秒動作許可
出力信号を発生する為、秒針用モータ駆動手段17は秒
表示をする。
【0049】ところで、スイッチ手段9を操作して第1
の出力端子と第2の出力端子に節電解除出力信号を同時
に発生させることにより、秒表示とデジタル表示をさせ
ることができ、時分の表示は行っているので、通常動作
状態に移行することもできる。
【0050】第2の節電動作状態から発電手段1により
発電があった場合の第1の節電動作状態を介し通常動作
状態への移行について説明する。発電手段1が発電を続
け、発電量中の第2の発電量となると発電検出手段3が
発電状態を出力する。よって第2の出力端子26と第3
の出力端子27とに発電量中の発電検出出力信号を発生
する事でデジタル表示駆動モード設定手段22は出力端
子にデジタル動作許可出力信号を発生する。よってデジ
タル表示駆動手段23はデジタル表示動作を行う。以上
により、まず第1の節電動作状態へ移行する。
【0051】さらに、発電手段1の発電量が発電量大の
第3の発電量となると発電検出手段3の発電状態を出力
する第2の出力端子26と第3の出力端子27と第4の
出力端子28とに発電量大の発電検出出力信号を発生す
る為、秒針用モータ駆動モード設定手段16は秒動作許
可出力信号を発生し、秒針用モータ駆動手段17は秒表
示する。以上により通常動作状態へ移行する。
【0052】すなわち、第2の節電動作状態から通常動
作状態へは、スイッチ手段9を操作するか、あるいは、
発電手段1が発電量大の第3の発電量を発電したことに
よって移行し、第2の節電動作状態から第1の節電動作
状態へは、スイッチ手段9を操作するか、あるいは、発
電手段1が発電量中の第2の発電量の発電をしたことに
よって移行する。
【0053】第2の節電動作状態から第3の節電動作状
態への移行について説明する。第2の節電動作状態でさ
らに非発電状態が3日間続くと、第3のカウンタ13の
出力端子にカウントアップ出力信号が発生し、時分針用
モータ駆動モード設定手段19は出力端子の時分動作許
可出力信号を停止する。これにより第2の節電動作状態
よりもさらに消費電力が少ない第3の節電動作状態とな
り、表示手段8の時分針表示装置21の時分針が停止す
る。この状態では表示手段8のすべての表示装置が停止
したことになる。なお、第3のカウンタ13が出力端子
にカウントアップ出力信号が発生するとスイッチ手段9
の制御用入力端子に印加されてスイッチ手段9の動作は
禁止されるため、スイッチ手段9を操作しても出力端子
に節電3解除出力信号は発生しない。
【0054】第3の節電動作状態から第2の節電動作状
態への移行について説明する。発電手段1が発電を開始
し、発電量が発電量小の第1の発電量になると、発電検
出手段3の第2の出力端子26に発電量小の発電検出出
力信号が発生し、時分針用モータ駆動モード設定手段1
9は出力端子に時分動作許可出力信号を発生し、時分表
示装置21が動作して時分表示され、第2の節電動作状
態へ移行する。
【0055】すなわち、第3の節電動作状態から第2の
節電動作状態へは、発電手段1が発電量が小の第1の発
電量の発電をしたことによってのみ移行する。
【0056】スイッチ手段9を操作することにより、第
1の節電動作状態から通常動作状態へ移行して秒表示、
第2の節電動作状態から第1の節電動作状態へ移行して
デジタル表示をすることができるので、第1の節電動作
状態での秒時刻の確認や、第2の節電動作状態でのカレ
ンダ機能、クロノグラフ機能、タイマー機能、アラーム
機能、水深計機能、高度計機能、気圧計機能等を動作さ
せることができるようになった。
【0057】本発明の第3の実施形態の電子時計は図3
に示すようなシステム構成であり、図1の第1の実施形
態の電子回路10の一部をソフトウェア化したものであ
る。第3の実施形態の電子時計は、各種の演算を実行す
る制御用CPUを有するマイコン30と発振器31と1
秒信号等の短時間計時のための短時間計時手段32と、
24時間等の長時間計時のための長時間計時手段33
と、スイッチ手段9の第1の実施例としての外部操作手
段35と外部操作手段の変化を検出する外部操作変化検
出手段34と、第1の実施形態と同じ駆動手段7である
秒針用モータ駆動手段17と時分針用モータ駆動手段2
0とデジタル表示駆動手段23と、表示手段8である秒
表示装置18と時分表示装置21とデジタル表示装置2
4とを備えている。なお動作プログラムを記憶している
ROM、CPUの演算結果を記憶するRAM等は図では
省略してある。
【0058】以下、図3の動作説明をするにおいて、動
作図9の通常動作状態の動作フローチャートを併用す
る。STARTで動作を開始して、ステップ1(以後ス
テップをSと略記する)で短時間計時手段32の計時1
許可信号(ACK32)を有効とし、S2で外部操作変
化検出手段34の外部操作変化許可信号(ACK34)
を有効とし、S3でホルトする。S4で外部操作手段3
5が操作されたか否かを外部操作変化検出手段34から
の出力信号(P34)で判定し、例えばカレンダモード
に切換えるための出力信号(P34)があればS5でカ
レンダモードに切換える等のスイッチ処理を行いS3の
ホルトにもどる。S4の外部操作変化が否であれば、次
にS6で短時間計時手段32からのタイムアップ1信号
(TUP1)の有無を判定し、無であればS3のホルト
にもどる。S6でタイムアップ1信号(TUP1)があ
ればS7で時間処理を行い、S8で時刻更新が必要か否
か判定して必要ならS9で時刻更新処理を行い、時分秒
を運針しデジタル表示を更新する。S10で発電手段1
が発電状態か否かを判定し、発電状態ならS3のホルト
にもどり、非発電状態ならば、S11で60秒経過した
かどうかを判定し、否であればS3のホルトにもどり、
60秒経過したら図10の第1の節電動作状態の動作フ
ローチャートの3へ移行する。
【0059】図10の第1の節電動作状態の動作フロー
チャートにおいて、S12で発電検出手段3の発電検出
許可信号(ACK3)を有効とし、S13で時刻変更処
理時の秒運針禁止命令処理を行って秒針の運針を停止
し、次に、S14でデジタル表示を消灯してS15でホ
ルトする。S16で外部操作手段35が操作されたか否
かを外部操作変化検出手段34からの出力信号(P3
4)で判定し、操作されていれば、S17でスイッチ処
理を行い、S18でデジタル表示を点灯しS19で秒時
刻の復帰処理を行って秒運針し、S20で発電検出許可
信号(ACK3)を無効として図9の1の通常動作状態
に状態移行する。S16で外部操作がなければ、S21
で短時間計時手段32からのタイムアップ1信号(TU
P1)の有無を判定し、無であればS15のホルトにも
どり、タイムアップ1信号(TUP1)があればS22
で時間処理を行い、S23で非発電状態が3日続いたか
否かを判定し、続いていたら図11の第2の節電動作状
態の動作フローチャートの4へ状態移行し、否であれ
ば、S24で時刻更新が必要か否か判定し、必要ならば
S25で時刻更新処理を行い、時分針を運針してS15
のホルトにもどり、S24の時刻更新の必要が否であれ
ばS26で一定量の発電したか否かを判定し、否であれ
ばS15のホルトにもどり、発電していたらS18に移
行してデジタル表示を点灯し、S19で秒時刻復帰処理
を行って秒運針し、S20で発電検出許可信号(ACK
3)を無効として図9の通常動作状態の1に移行する。
【0060】すなわち、第1の節電動作状態から通常動
作状態へは、外部操作手段35を操作することによる
か、あるいは発電手段1が一定量の発電をしたことによ
って移行する。
【0061】S23で非発電状態が3日続くと図11の
第2の節電動作状態の動作フローチャートの4へ状態移
行する。第2の節電動作状態の動作フローチャートにお
いて、S27で短時間計時手段32の計時1許可信号
(ACK32)を無効とし、S28で長時間計時手段3
3の計時2許可信号(ACK33)を有効とし、S29
で外部操作変化検出手段34の外部操作変化許可信号
(ACK34)を無効とし、S30で時刻更新処理時の
時分運針禁止命令処理を行い時分針の運針を停止してS
31でホルトする。S32で長時間計時手段33からの
タイムアップ2信号(TUP2)の有無を判定し、タイ
ムアップ2信号(TUP2)があればS33で時間処理
を行い、S31にもどってホルトする。S32でタイム
アップ2信号(TUP2)がなければ、S34で発電し
たか否かを判定し、否であればS31にもどってホルト
し、発電していたらS35で長時間計時手段33からの
計時情報(P33)を用いてデジタル表示を点灯し、S
36で時分秒時刻の復帰処理を行い時分秒針を運針し、
S37で発電検出許可信号(ACK3)を無効として図
9の通常動作状態の動作フローチャートの2へ移行す
る。
【0062】すなわち、第2の節電動作状態から通常動
作状態へは発電手段1が一定の発電量の発電を行った場
合にのみ移行する。第2の節電動作状態では、外部操作
手段35の作動を禁止することにより、外部操作手段3
5の操作によって不用意に通常動作状態に移行すること
を未然に防ぐことができる。
【0063】第1の節電動作状態では外部操作手段35
を操作することにより、秒表示とデジタル表示をするこ
とができるので、第1の節電動作状態でも秒時刻の確認
や、カレンダ機能、クロノグラフ機能、タイマー機能、
アラーム機能、水深計機能、高度計機能、気圧計機能等
を動作させることができるようになった。
【0064】上記説明では、図1の第1の実施形態の電
子時計のシステム構成図の電子回路10の一部をソフト
ウェア化した例を示したが、図2の第2の実施形態の電
子時計のシステム構成図の電子回路10の一部をソフト
ウェア化して、第2の実施形態の電子時計の様に第2の
節電動作状態よりも消費電力の少ない第3の節電動作状
態を設けることもできる。
【0065】この場合は、第2の実施形態と同様に、第
1の節電動作状態から通常動作状態へは、外部操作手段
35の操作によるか、あるいは発電手段1が発電量大の
第3の発電量の発電をしたことによって移行し、第2の
節電動作状態から通常動作状態へは、外部操作手段35
の操作によるか、あるいは、発電手段1が発電量大の第
3の発電量の発電をしたことによって移行し、第2の節
電動作状態から第1の節電動作状態へは、外部操作手段
35の操作によるか、あるいは、発電手段1が発電量中
の第2の発電をしたことによって移行する。また、第3
の節電動作状態から第2の節電動作状態へは、発電量が
小の第1の発電をしたことによってのみ移行する。
【0066】図4はスイッチ手段9の第2の実施例とし
て衝撃センサ41を用いたものであり、図3の外部操作
手段35と外部操作変化検出手段34のかわりに衝撃セ
ンサ41と衝撃感知手段40としたものである。指で叩
く等により軽い衝撃を電子時計に与えて第1の節電動作
状態から通常動作状態へ移行するように構成した。
【0067】動作プログラムで図3の第3の実施形態の
電子時計と相違するところは、図9のS2の外部操作変
化許可信号(ACK34)有効が衝撃感知許可信号(A
CK40)有効となり、図9のS4外部操作変化有無の
判定と図10のS16の外部操作変化有無の判定が衝撃
の有無の判定になり、図11のS29の外部操作変化許
可信号(ACK34)無効が衝撃感知許可信号(ACK
40)無効となるのみであるので、詳細な説明は省略す
る。
【0068】第1の節電動作状態では衝撃センサ41に
軽い衝撃を与えることにより、デジタル表示をすること
ができるので、第1の節電動作状態でもカレンダ機能、
クロノグラフ機能、タイマー機能、アラーム機能、水深
計機能、高度計機能、気圧計機能等を動作させることが
できるようになった。
【0069】図5はスイッチ手段9の第2の実施例とし
て水検出手段50を用いて水を検出して水深計機能を動
作させるように構成したものであり、図3の外部操作手
段35と外部操作変化検出手段34のかわりに水検出手
段50と圧力センサ52と水深計測手段51としたもの
である。
【0070】図6は水検出手段50の第1の実施例であ
り、ANDゲート60と抵抗61とから構成される。A
NDゲート60の第1の入力端子64と抵抗61の一方
の端子とを接続し、抵抗61の他方の端子と電源の低電
位側とを接続し、第1の入力端子64に近接して電源の
高電位側(Vdd)から接続端子63を設ける。AND
ゲート60の第2の入力端子65には水検出許可信号
(ACK50)を入力する。通常は第1の入力端子は低
電位側に接地されているため、ANDゲート60の出力
には水検出許可信号(ACK50)が発生しない。接続
端子63とANDゲート60の第1の入力端子64とが
水に入ると水によって接続端子63と第1の入力端子6
4との間に抵抗が生じ、第1の入力端子64が電源の高
電位側にプルアップされることによりANDゲート60
の出力に水検出許可信号(ACK50)が発生し、水検
出許可信号(ACK50)が有効になる。
【0071】図7は水検出手段50の第2の実施例であ
り、オペアンプ70と抵抗71と抵抗72とから構成さ
れる比較回路であり、オペアンプ70の+入力端子74
の電位が−入力端子75の電位より高くなると出力を発
生する。オペアンプ70の+入力端子74と抵抗71の
一方の端子とを接続し、抵抗71の他方の端子と電源の
低電位側とを接続し、+入力端子74に近接して電源の
高電位側(Vdd)から接続端子73を設ける。オペア
ンプ70の−の入力端子75と抵抗72の一方の端子と
を接続し、抵抗72の他方の端子と電源の低電位側とを
接続する。さらにオペアンプ70の−入力端子75には
水検出許可信号(ACK50)を入力する。抵抗72は
水検出許可信号(ACK50)が電源の高電位まで達し
ないように電圧調整を行う。通常は+入力端子74は抵
抗71により低電位側に接地されており水検出許可信号
(ACK50)の方が高電位であるので、オペアンプ7
0の出力には水検出許可信号(ACK50)が発生しな
い。接続端子73とオペアンプ70の+入力端子74と
が水に入ると水によって接続端子73と+入力端子74
との間に抵抗が生じ、+入力端子74が電源の高電位側
にプルアップされることにより、水検出許可信号(AC
K50)が入力されている−入力端子75の方が低電位
になってオペアンプ70の出力に水検出許可信号(AC
K50)が発生し、水検出許可信号(ACK50)が有
効になる。
【0072】動作プログラムで図3の第3の実施形態の
電子時計と相違するところは、図9のS2の外部操作変
化許可信号(ACK34)有効が水検出許可信号(AC
K50)有効と水深計測許可信号(ACK51)有効と
なり、図9のS4の外部操作変化の有無の判定と図10
のS16の外部操作変化の有無の判定が水検出有無の判
定になり、図11のS29の外部操作変化許可信号(A
CK34)無効が水検出許可信号(ACK50)無効と
水深計測許可信号(ACK51)無効になるのみである
ので、詳細な説明は省略する。
【0073】通常動作状態と同様に第1の節電動作状態
でも水検出手段50により水を検出して、デジタル表示
をすることができるので、第1の節電動作状態でも水深
計機能等を動作させて水深等を計測することができるよ
うになった。
【0074】本発明の第4の実施形態の電子時計は図3
のシステム構成図に外部から制御されるための入力手段
として通信手段1(80)を設け、パーソナルコンピュ
ータ83と通信手段2(82)からなる外部機器81を
接続してインターフェイスである通信手段2(82)を
介して制御されるように構成したものである。
【0075】動作プログラムで図3の第3の実施形態の
電子時計と相違するところは、外部操作手段35の所に
新たに通信手段1(80)が追加され、図9のS2の外
部操作変化許可信号(ACK34)有効の後に送信許可
信号(TACK80)有効と受信許可信号(RACK8
0)有効とを追加して、図9のS4の外部操作変化の有
無の判定と図10のS16の外部操作変化の有無の判定
の後に通信手段1(80)からの送信検出信号(P8
0)の有無の判定を追加し、送信検出信号(P80)が
あればパーソナルコンピュータ83からの通信データ信
号(INFDATA)を通信手段2(82)を介して送
受信データ(TRDATA)としてデータ処理を行いそ
の後はスイッチ処理と同じプログラムフローとし、図1
1のS29の外部操作変化許可信号(ACK34)無効
の後に送信許可信号(TACK80)無効と受信許可信
号(RACK80)無効を追加すればよいので詳細な説
明は省略する。
【0076】第1の節電動作状態から通常動作状態へ
は、外部操作手段35を操作するか、入力手段である通
信手段1(80)を介してパーソナルコンピュータ83
からなる外部機器81から制御されるか、あるいは発電
手段1が一定量の発電をしたことによって移行する。
【0077】第2の節電動作状態から通常動作状態へは
発電手段1が一定の発電量の発電を行った場合にのみ状
態移行する。第2の節電動作状態では、蓄電手段2の蓄
電量に余裕がないので、外部操作手段35および通信手
段1(80)の作動を禁止することにより、外部操作手
段35の操作あるいはパーソナルコンピュータ83から
の制御によって通常動作状態に状態移行することによる
例えば秒針の停止等を未然に防ぐことができる。
【0078】第1の節電動作状態では外部操作手段35
を操作あるいは外部機器81であるパーソナルコンピュ
ータ83と通信手段2(82)からの制御によって、秒
表示とデジタル表示をすることができ、第1の節電動作
状態でもパーソナルコンピュータ83から入力されたデ
ータのデジタル表示が可能となり、さらに、秒時刻の確
認や、カレンダ機能、クロノグラフ機能、タイマー機
能、アラーム機能等を動作させることができるようにな
った。
【0079】上記説明では、図1の第1の実施形態の電
子時計のシステム構成の一部をソフトウェア化した第3
の実施形態の例を用いたが、図2の第2の実施形態の電
子時計のシステム構成図の一部をソフトウェア化して、
第2の実施形態の電子時計の様に第2の節電動作状態よ
りも消費電力の低い第3の節電動作状態を設けることも
できる。
【0080】この場合は、第1の節電動作状態から通常
動作状態へは、外部操作手段35の操作、または入力手
段である通信手段1(80)を介しての外部機器81の
制御によるか、あるいは、発電手段1が発電量大の第3
の発電量の発電をしたことによって状態移行し、第2の
節電動作状態から通常動作状態へは、外部操作手段35
の操作、または外部機器81からの制御によるか、ある
いは、発電手段1が発電量大の第3の発電量の発電をし
たことによって状態移行し、第2の節電動作状態から第
1の節電動作状態へは、外部操作手段35の操作、また
は外部機器81からの制御によるか、あるいは、発電手
段1が発電量中の第2の発電をしたことによって状態移
行する。また、第3の節電動作状態から第2の節電動作
状態へは、発電量が小の第1の発電をしたことによって
のみ移行する。
【0081】本発明の電子時計の発電手段1としては、
ソーラーセル等からなる太陽電池を用いる例を示した
が、これに限定することなく、例えば、機械エネルギー
を電気エネルギーに変換する自動巻発電装置や、腕と大
気との温度差を利用した熱電発電装置あるいはこれらの
組合せを用いてもよいことは勿論である。
【0082】
【発明の効果】複数の節電動作状態においては、通常動
作状態から容易に入る節電動作状態では、外部操作手段
35を操作あるいは外部機器81から制御するか、ある
いは発電手段1が発電をしたかにより、通常動作状態へ
状態移行する様に構成したため、簡単に秒表示とデジタ
ル表示をすることができ、秒時刻の確認や、カレンダ機
能、クロノグラフ機能、タイマー機能、アラーム機能、
水深計機能、高度計機能、気圧計機能、外部入力データ
表示機能等を動作させることができるようになった。
【0083】通常動作状態から容易に入らない節電動作
状態あるいは2つ以上の節電動作状態を経た節電動作状
態では、通常動作状態への復帰条件を制限する、例え
ば、発電手段1が発電を行った場合にのみ状態移行する
ように構成し、外部操作手段35等の操作によって不用
意に通常動作状態に移行することを未然に防ぐことがで
きるようになった。これは特に蓄電手段2の蓄電量に余
裕がない場合には非常に有効である。これにより信頼性
の高い電子時計が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電子時計のシステム
構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の電子時計のシステム
構成図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の電子時計のスイッチ
手段の第1の実施例として外部操作手段を用いたシステ
ム構成図である。
【図4】本発明の第3の実施形態の電子時計のスイッチ
手段の第2の実施例として衝撃センサを用いたシステム
構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の電子時計のスイッチ
手段の第3の実施例として水検出手段を用いたシステム
構成図である。
【図6】水検出手段の第1の実施例を示す。
【図7】水検出手段の第2の実施例を示す。
【図8】本発明の第4の実施形態の電子時計のシステム
構成図である。
【図9】本発明の第3の実施形態の電子時計の通常動作
状態の動作プログラムのフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態の電子時計の第1の
節電動作状態の動作プログラムのフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第3の実施形態の電子時計の第2の
節電動作状態の動作プログラムのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 発電手段 2 蓄電手段 3 発電検出手段 4 制御手段 5 時計回路 6 節電状態設定手段 7 駆動手段 8 表示手段 9 スイッチ手段 10 電子回路 11 第1のカウンタ 12 第2のカウンタ 13 第3のカウンタ 37 時刻情報発生回路 38 クロノ計測情報発生回路 39 状態移行条件設定手段 14、15 ORゲート 16 秒針用モータ駆動モード設定手段 17 秒針用モータ駆動手段 18 秒表示装置 19 時分針用モータ駆動モード設定手段 20 時分針用モータ駆動手段 21 時分表示装置 22 デジタル表示駆動モード設定手段 23 デジタル表示駆動手段 24 デジタル表示装置 25 第1の出力端子 26 第2の出力端子 27 第3の出力端子 28 第4の出力端子 30 マイコン 31 発振器 32 短時間計時手段 33 長時間計時手段 34 外部操作変化検出手段 35 外部操作手段 40 衝撃感知手段 41 衝撃センサ 50 水検出手段 51 水深計測手段 52 圧力センサ 60 ANDゲート 61、71、72 抵抗 70 オペアンプ 80 通信手段1 81 外部機器 82 通信手段2 83 パーソナルコンピュータ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻情報あるいは機能情報等を計時ある
    いは演算し情報を出力する時計回路と、該時計回路から
    の出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表示
    する表示手段と、前記時計回路に対して動作制御を行う
    制御手段と、電子時計を操作するためのスイッチ手段
    と、電子時計を駆動する電源装置とを備え、前記制御手
    段の制御に基づき通常動作状態よりも消費電力の少ない
    異なる複数の節電動作状態のうち何れか一つの所定の節
    電動作状態にて駆動する電子時計において、前記複数の
    節電動作状態のうちの何れか一つの所定の節電動作状態
    から他の任意の節電動作状態あるいは通常動作状態への
    状態移行条件が異なるように構成したことを特徴とする
    電子時計。
  2. 【請求項2】 時刻情報あるいは機能情報等を計時ある
    いは演算し情報を出力する時計回路と、該時計回路から
    の出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表示
    する表示手段と、前記時計回路に対して動作制御を行う
    制御手段と、電子時計を操作するためのスイッチ手段
    と、電子時計を駆動する電源装置とを備え、前記制御手
    段の制御に基づき通常動作状態よりも消費電力の少ない
    第1の節電動作状態、該第1の節電動作状態よりも消費
    電力の少ない第2の節電動作状態のうち何れか一つの節
    電動作状態にて駆動する電子時計において、前記第1の
    節電動作状態から通常動作状態への状態移行条件と、前
    記第2の節電動作状態から通常動作状態への状態移行条
    件が異なるように構成したことを特徴とする電子時計。
  3. 【請求項3】 前記電源装置が、一次電池あるいは二次
    電池などの蓄電手段であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の電子時計。
  4. 【請求項4】 前記状態移行条件が異なる条件として、
    前記スイッチ手段の操作が成された場合あるいは前記蓄
    電手段の蓄電量の増減との相違としたことを特徴とする
    請求項3記載の電子時計。
  5. 【請求項5】 前記電源装置が、発電手段と、該発電手
    段からの発電エネルギーが充電される二次電池等の蓄電
    手段とにより構成されていることを特徴とする請求項1
    叉は請求項2記載の電子時計。
  6. 【請求項6】 前記状態移行条件が異なる条件として、
    前記スイッチ手段の操作が成された場合あるいは前記発
    電手段の発電量の増減あるいは前記蓄電手段の蓄電量の
    増減との相違としたことを特徴とする請求項5記載の電
    子時計。
  7. 【請求項7】 前記状態移行条件が異なる条件として、
    前記スイッチ手段の操作が成された場合あるいは前記発
    電手段の発電量の増加あるいは前記蓄電手段の蓄電量の
    増加との相違、あるいは3つの手段の組合せを含めた相
    違としたことを特徴とする請求項5記載の電子時計。
  8. 【請求項8】 前記状態移行条件が異なる条件として、
    前記スイッチ手段の操作が成された場合と前記発電手段
    の発電量の増加との相違としたことを特徴とする請求項
    5記載の電子時計。
  9. 【請求項9】 前記状態移行条件が異なる条件として、
    前記スイッチ手段の操作が成された場合または前記発電
    手段の発電量の増加と、前記発電手段の発電量の増加と
    の相違としたことを特徴とする請求項5記載の電子時
    計。
  10. 【請求項10】 前記第1の節電動作状態から通常状態
    への状態移行条件が前記スイッチ手段の操作が成された
    場合とし、前記第2の節電動作状態から通常動作状態へ
    の状態移行条件が前記発電手段の発電量の増加としたこ
    とを特徴とする請求項5叉は7記載の電子時計。
  11. 【請求項11】 前記第1の節電動作状態から通常動作
    状態への状態移行条件の種類は、前記第2の節電動作状
    態から通常動作状態への状態移行条件の種類よりも多い
    ことを特徴とする請求項2、5叉は7記載の電子時計。
  12. 【請求項12】 前記第1の節電動作状態から通常動作
    状態への状態移行条件が前記スイッチ手段の操作が成さ
    れた場合または前記発電手段の発電量の増加とし、前記
    第2の節電動作状態から通常動作状態への状態移行条件
    が前記発電手段の発電量の増加としたことを特徴とする
    請求項5叉は7記載の電子時計。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ手段が、外部操作部材、
    衝撃感知部材、タッチ感知部材あるいは水感知部材のう
    ちの一つであることを特徴とする請求項1乃至12の何
    れかに記載の電子時計。
  14. 【請求項14】 時刻情報あるいは機能情報等を計時あ
    るいは演算し情報を出力する時計回路と、該時計回路か
    らの出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表
    示する表示手段と、前記時計回路に対して動作制御を行
    う制御手段と、電子時計が外部から制御されるための入
    力手段とを備え、前記制御手段の制御に基づき通常動作
    状態よりも消費電力の少ない節電動作状態あるいは通常
    動作状態にて駆動する電子時計において、前記節電動作
    状態から通常動作状態への状態移行条件として外部から
    制御され、前記入力手段を介して前記節電動作状態から
    通常動作状態へ移行する様に構成したことを特徴とする
    電子時計。
  15. 【請求項15】 時刻情報あるいは機能情報等を計時あ
    るいは演算し情報を出力する時計回路と、該時計回路か
    らの出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表
    示する表示手段と、前記時計回路に対して動作制御を行
    う制御手段と、電子時計が外部から制御されるための入
    力手段とを備え、前記制御手段の制御に基づき通常動作
    状態よりも消費電力の少ない異なる複数の節電動作状態
    にうちの何れか一つの所定の節電動作状態にて駆動する
    電子時計において、前記複数の節電動作状態のうちの何
    れか一つ所定の節電動作状態から他の任意の節電動作状
    態あるいは通常動作状態への状態移行条件が異なる様に
    構成し、該異なる状態移行条件のうちの一つが外部から
    制御され前記入力手段を介して前記所定の節電動作状態
    から他の任意の節電動作状態あるいは通常動作状態へ移
    行する様に構成したことを特徴とする電子時計。
  16. 【請求項16】 前記外部から制御されるための入力手
    段へは、パーソナルコンピュータ等のコンピュータから
    直接、あるいはインターフェースを介して制御されるこ
    とを特徴とする請求項14叉は15記載の電子時計。
  17. 【請求項17】 時刻情報あるいは機能情報等を計時あ
    るいは演算し情報を出力する時計回路と、該時計回路か
    らの出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表
    示する表示手段と、前記時計回路に対して動作制御を行
    う制御手段と、電子時計を操作するためのスイッチ手段
    とを備え、前記制御手段の制御に基づき通常動作状態よ
    りも消費電力の少ない異なる複数の節電動作状態のうち
    何れか一つの所定の節電動作状態にて駆動する電子時計
    において、前記複数の節電動作状態のうちの何れか一つ
    の所定の節電動作状態から他の任意の節電動作状態ある
    いは通常動作状態への状態移行条件が異なる様に移行制
    御することを特徴とする電子時計の駆動方法。
  18. 【請求項18】 時刻情報あるいは機能情報等を計時あ
    るいは演算し情報を出力する時計回路と、該時計回路か
    らの出力信号に基づき時刻情報あるいは機能情報等を表
    示する表示手段と、前記時計回路に対して動作制御を行
    う制御手段と、電子時計を操作するためのスイッチ手段
    とを備え、前記制御手段の制御に基づき通常動作状態よ
    りも消費電力の少ない第1の節電動作状態、該第1の節
    電動作状態よりも消費電力の少ない第2の節電動作状態
    のうち何れか一つの節電動作状態にて駆動する電子時計
    において、前記第1の節電動作状態から通常動作状態へ
    の状態移行条件と、前記第2の節電動作状態から通常動
    作状態への状態移行条件が異なる様に移行制御すること
    を特徴とする電子時計の駆動方法。
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