JP3777678B2 - 表示装置および電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネル等の表示装置と、当該表示装置を有する腕時計等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、時刻表示モード、時刻修正モード、アラームモードやストップウォッチモード等の様々なモードを備えたディジタル腕時計が開発・市販されている。このようなディジタル腕時計は、通常、液晶パネル等の表示装置を備えており、使用者は、表示装置に表示された数字や文字等を参照しつつ、腕時計本体に設けられたボタン等を操作してモードの切り換えや時刻の設定処理等を行う。
【0003】
通常、腕時計には携帯性が必要とされるので、腕時計本体の大きさに制限がある。したがって、操作性を考慮すると、ボタンを多数設けることは困難であり、上述した各種モード毎に、あるいは同一モードであっても、同一のボタンに異なる機能を割り当てる必要がある。また、多機能であればあるほど、機能の階層が深くなり、下層の機能を使用した後に上層の初期状態に戻る作業が複雑化してしまう。しかも、上述したように、一つのボタンには様々な機能が割り当てられているので、使用者が所望の状態まで辿り着けなくなる虞がある。
【0004】
こうしたことから、近年のディジタル腕時計は、通常、アラームモード等の所定の状態において、操作が行われていない期間(無操作期間)が一定の時間以上となった場合には、初期状態(例えば、時刻表示モード)に自動的に遷移するオートリターン機能を備えている。
【0005】
また、腕時計においては、針で表示を行うアナログ時計、液晶表示を行うディジタル時計に加えて、近年では、特公昭59−32755号公報などに開示されたように、アナログ時計の表面に液晶表示素子を重ねたコンビネーション型の時計まで開発されている。このようなコンビネーション型の時計によれば、アナログ時刻表示に重ねて、ディジタル時刻表示などの情報を視認することが可能であり、より多くの情報を提示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のオートリターン機能は、オートリターンの基準となる時間(オートリターン時間)を一定としている。したがって、ストップウォッチモードのように使用者の操作が期待されるモードにもオートリターン機能を適用する場合には、オートリターン時間を十分に長くする必要があり、この場合、アラームの確認を行うモードのような使用者が情報を視認するだけのモードにおいては、不必要に長い間、オートリターンが行われないことになる。
【0007】
また、オートリターン時間の最適値は使用者に応じて異なることが予想され、全ての使用者が満足するようなオートリターン時間を見出すことは極めて困難である。もちろん、ボタン等を操作してオートリターンに相当するモード遷移を手動で行うことは可能であるが、前述したように、腕時計が多機能であればあるほど、そのような操作は複雑化してしまう。すなわち、従来のオートリターン機能では、十分な操作性を実現できないという問題があった。
【0008】
また、前述したコンビネーション型の腕時計においては、ディジタル時計のモードがいかなるモードであろうとも、何らかの数字または文字等が、アナログ時計の時針、分針、秒針等に重ねて表示され、アナログ時計の視認性が低下するという問題がある。すなわち、文字板上の情報が多すぎて、所望の情報(時針、分針、秒針)を読み取り難いという問題がある。
【0009】
ところで、特に腕時計においては、メンテナンスの容易性が重視されるので、電池寿命を極力長くする必要がある。しかも、腕時計には、その大きさから、内蔵可能な電池の容量に制限があることから、電池容量の大幅な増加は望めず、よりいっそうの低消費電力化が望まれており、液晶パネルの駆動電圧を下げたり、液晶パネルの駆動パルスのデューティ比を小さくする等、様々な省電力化の試みが為されている。
【0010】
また、近年、コンビネーション型の腕時計において、ディジタル時計の表示装置として高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal )パネルを用いたものが開発されつつある。PDLCパネルは、いわゆるTN(Twisted Nematic )液晶素子を用いたパネルと比較して、偏光板等が不要という長所があるが、その駆動電圧が高く消費電力が大きいため、腕時計等の小型電子機器においては更なる省電力化が必要となる。
【0011】
前述したように、腕時計においては、様々な省電力化の試みが為されているが、このようなPDLCパネルを採用するに十分な省電力化が為されているとは言い難い。また、PDLCパネルを採用せずとも、腕時計の多機能化の観点から、消費電力の低減分を新たな機能の実現に供するといったことが行われており、消費電力の低減は、腕時計の基本的課題となっている。
【0012】
本発明は上述した事情に鑑みて為されたものであり、操作性および視認性の向上と装置全体の消費電力の低減を実現することができる表示装置および電子機器を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の表示装置は、最上層に全消灯モードと、前記全消灯モードの下層に第1のモードと、前記第1のモードの下層に複数のモードを有し、前記第1のモードまたは前記複数のモードを択一的に表示する表示装置であって、前記第1のモードおよび前記複数のモード毎にオートリターン時間を記憶したオートリターン時間記憶手段と、表示中のモードの連続表示時間を計測する計時手段と、前記計時手段の計測結果が表示中のモードのオートリターン時間以上である場合に特定の信号を出力する比較手段と、前記比較手段から前記特定の信号が出力された場合には、前記表示中のモードから現在よりも1段上層のモードに切り換えて表示する表示内容制御手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の表示装置は、前記複数のモードを択一的に選択することができる複数の入力手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の表示装置は、前記第1のモードまたは前記複数のモードは、カレンダーモード、ワンタイムアラームモード、デイリーアラーム表示モード、デイリーアラーム修正モード、ストップウォッチモード、リコールモード、時刻修正モードのいずれかであることを特徴とする。
また、前記オートリターン時間を設定するオートリターン時間設定手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の表示装置は、複数の表示部を重ね合わせていることを特徴とする。
さらに、本発明の電子機器は、上記のいずれかにに記載の表示装置を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
具体的な説明に先立って、本発明の実施形態における基本的な事項について説明する。
【0018】
本実施形態では、操作性を向上させるために、各画面毎のオートリターン時間を設定可能としている。また、視認性を向上させるために、ディジタル時計の表示パネルに何も表示しないモードを設け、このモードをオートリターンによって到達する最終モードとしている。さらに、消費電力を低減するために、各種モードにオートリターン機能を適用し、最終的には表示パネルに何も表示しないモードまでオートリターンするようにしている。
【0019】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による表示装置を適用した腕時計について説明する。
【0020】
A:実施形態の構成
図5(A)および図5(B)は本発明の一実施形態による表示装置を適用した腕時計の一部動作を示すフローチャートであり、オートリターン機能に関する動作を示している。なお、本実施形態による表示装置は図6に示されるようなアナログ時計としての機能とディジタル時計としての機能を併せ持つ、いわゆるコンビネーション型の腕時計に組み込まれ、ディジタル時計の表示部として作動するものとする。
【0021】
図6に示す腕時計において、1は円盤状の文字盤を備えた腕時計本体であり、図中上方が12時方向となっている。2は腕時計本体1の3時方向に突出して設けられたリューズ、A,C,Dは腕時計本体1の8時,2時,4時方向に突出して設けられた操作ボタン、3〜5は腕時計本体1の中心に一端が取り付けられた分針,時針,秒針、6は腕時計本体1の文字盤表面の外周付近に当該外周を12当分するよう設けられた部材である。上記分針3,時針4,秒針5は、アナログ時計のムーブメントの要素であり、腕時計本体1内部の公知の駆動機構(図示略)により駆動される。
【0022】
また、腕時計本体1には、図中手前側に透明な表示パネルが設けられている。この表示パネルは、例えばPDLCパネルであり、何も表示しない状態においてはほとんど透明となるので、使用者は表示パネルの背後の文字盤や分針3,時針4,秒針5等を視認することができる。また、表示パネルに数字や文字が表示されている場合にも、実駆動セグメント(電圧が印可されているセグメント)以外はほとんど透明となるので、使用者は、分針3,時針4,秒針5等の位置を特定し、これらから時刻を読みとることができる。この表示パネルの表示は、腕時計本体1内部の表示制御回路26(後述する)によって制御される。
【0023】
ここで、本腕時計の要部の機能構成について図7を参照して説明する。この図において、11は使用者の指示を入力するための入力手段であり、ボタンA,C,Dおよびリューズ2の動作に連動する各種スイッチを備えている。12は入力制御手段であり、入力手段11の各種スイッチのオン/オフを検出し、所定の時間毎に、操作内容(ボタンA,C,Dおよびリューズ2のいずれが操作されたか、および操作回数)を出力する。
【0024】
13はオートリターン時間設定手段であり、入力制御手段12から出力された操作内容がモード/状態(画面)の変更を招くものである場合には変更後のモード/状態に基づいてオートリターン時間を設定し、オートリターン時間を設定する状態においては、同操作内容に応じてオートリターン時間を設定する。14はオートリターン時間設定手段13により設定されたオートリターン時間を記憶するオートリターン時間記憶手段、15はモード/状態遷移後の無操作期間を測定する計時手段である。
【0025】
16は比較手段であり、オートリターン時間記憶手段14に記憶されたオートリターン時間と、計時手段15によって計時された時間(無操作期間)とを比較し、後者が前者以上となった場合に特定の信号を出力する。17は表示内容制御手段であり、入力制御手段12から出力された操作内容と比較手段16の比較結果(特定の信号の出力の有無)とに基づいて、モード/状態の変更があるか否かを判断し、変更がある場合には表示内容を変更後のモード/状態に応じた内容とし、変更がない場合には現状のままとする。18はLCDドライバ等の表示制御手段、19はLCD等の表示手段であり、表示制御手段18は表示内容制御手段17で決定された表示内容を表示するよう表示手段19を駆動する。
【0026】
次に、上述した機能構成を実現する腕時計の要部の電気的な構成を図8に示す。図8において、24は計時のための基準パルスを出力する発振回路、21は各部を制御するコアCPU(中央演算処理装置)であり、発振回路24から出力される基準パルスに同期して作動する。22はコアCPU21(以後、単に「CPU21」と記す)の動作プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)、23はCPU21に読み書きされるRAM(Random Access Memory)、Tは発振回路24から出力される基準パルスに基づいて計時を行うタイマ(計時手段)であり、CPU21からの指示に基づいて計時動作を開始し、CPU21から指示された時間経過時にCPU21に割り込みをかける。これらの回路要素21〜24およびタイマTは、前述した機能要素13〜17を実現している。
【0027】
また、CPU21には、各ボタンA,C,Dおよびリューズ2の操作内容を入力するための入力制御回路25(入力制御手段12に相当)と、CPU21からの指示に応じてディジタル時計の表示を行うための表示制御回路26と、CPU21からの指示に応じてアナログ時計の歩進を行うためのモータ制御回路27とが接続されており、入力制御回路25には各ボタンA,C,Dに対応したプッシュスイッチ32とリューズ2に対応したリューズスイッチ33が接続されている。
【0028】
また、表示制御回路26にはLCDドライバ28(表示制御回路26と合わせて表示制御手段18に相当)を介して表示パネル29が接続されており、モータ制御回路27にはモータドライバ30を介して表示指針31、すなわち分針3,時針4,秒針5を含む駆動機構が接続されている。
【0029】
なお、上述した回路要素21〜28,タイマT,およびモータドライバ30は1チップのマイクロコンピュータとして実現されている。
【0030】
次に、上述した構成の腕時計が提供する機能について説明する。
【0031】
この腕時計のディジタル時計は、日付および曜日を表示するカレンダーモード、設定時刻に1度だけに鳴動するワンタイムアラームモード、複数個あるデイリーアラームチャンネルの選択および確認を行うデイリーアラーム表示モード、特定のアラームの時刻等を修正するデイリーアラーム修正モード、各種計測を行うストップウォッチモード、過去の計測結果を再表示するリコールモード、現在の年、月、日、時刻等を修正する時刻修正モードに加えて、表示パネルによる表示がオフとなる全消灯モードを有する。なお、全消灯モードは、全消灯用の駆動波形を出力して実現してもよいが、表示制御回路26の電源を切って実現すれば、更なる低消費電力化を実現することができる。
【0032】
上記全消灯モードは、いわゆる初期状態に相当しており、各モードにおいて何も操作を行わないと、ディジタル時計のモードは全消灯モードに遷移する。全消灯モードを除く各モードから全消灯モードへオートリターンするタイミングは、各モードに遷移した時にCPU21からタイマTに伝達される。ここで、図5(A),図5(B)を参照し、オートリターンに関する処理の流れについて説明する。
【0033】
通常、CPU21は使用者の指示(ボタンA,C,Dおよびリューズ2の操作内容)および動作プログラムに従って各状態間の遷移等を行う。この際、CPU21はRAM23を利用する等して、現在の状態を表す情報(例えば、状態番号)を保持する。各状態における表示制御回路26への指示や入力制御回路25を介した指示等の具体的内容については任意であり、公知の技術を適用すれば足りるのでここでは説明を省略し、本実施形態におけるオートリターン機能についてのみ説明する。
【0034】
CPU21は状態遷移時またはボタンA,C,Dの少なくとも一つが操作された時に、図5(A)に示すようなタイマ処理を行う。具体的には、まず、タイマTに対してカウント値(後述する)をクリアする旨の指示を出す(ステップSA1)。タイマTがカウントを行っていない場合、すなわちオートリターンが許可されていない場合にはそのような指示は不要だが、ここでは、処理を簡素化するために、タイマTの動作に関わらずカウント値をクリアするようにしている。
【0035】
次に、状態遷移時であるか否かを判断し(ステップSA2)、状態遷移時であれば、ROM22に予め記憶されたオートリターン時間テーブルに対して、遷移後の状態に対応したレコードの検索を行う(ステップSA3)。ただし、ROM22には、次の表1で示されるようなオートリターン時間テーブルが予め記憶されているものとする。なお、オートリターン時間テーブルにおいて、状態番号が“0”,“1”のレコードはそれぞれカレンダーモード、ワンタイムアラームモード、“2”,“3”,…はそれぞれ他のモード中の各状態に相当し、ここに設定されていない状態はオートリターンしない状態である。
【0036】
【表1】
Figure 0003777678
【0037】
このように、モード毎ではなく状態毎にオートリターン時間を設定したのは、同一モードであっても、状態によってオートリターンの有無やオートリターン時間(オートリターン特性)が異なる可能性があるためであり、カレンダーモード、ワンタイムアラームモードについても、一つの状態しか存在しないモードであるので結果的にモード毎にオートリターン時間を設定しているように見えるに過ぎない。もちろん、複数の状態が存在するモードであっても、当該モードに包含される全消灯が同一のオートリターン特性を備えるような仕様であれば、モード毎にオートリターン時間を設定したテーブルをROM22に記憶するようにしてもよい。
【0038】
前述の検索の結果、遷移後の状態に対応するレコードがオートリターン時間テーブルに存在しない場合、すなわち遷移後の状態がオートリターンを許可しない状態である場合には、タイマ処理を終了し通常の処理に戻る(ステップSA4)。これに対して、遷移後の状態に対応するレコードがオートリターン時間テーブルに存在した場合には、CPU21は当該レコード中のオートリターン時間を読み出し、タイマTへ供給する(ステップSA4,SA5)。
【0039】
なお、ステップSA2で状態遷移時でないと判断された場合、すなわちボタンA,C,Dが操作されたが状態は遷移しない場合(例えば、時刻の変更のためにボタンA,C,Dが操作された場合等)には、タイマ設定処理を終了し通常の処理に戻る。すなわちタイマTのカウント値のクリアのみが行われる。
【0040】
一方、タイマTでは、CPU21からカウント値をクリアする旨の指示を受け取った場合にカウント値を例えば“0”にクリアするとともに、CPU21からオートリターン時間が供給された場合には図5(B)に示すような処理を行う。図5(B)において、タイマTは、CPU21から供給されたオートリターン時間を目標値として設定する(ステップSB1)。以後、タイマTは発振回路24から所定時間間隔で基準パルスが入力される度に所定の値をカウント値に加算し、カウント値が目標値以上となった場合には、CPU21に所定の割り込みを要求して処理を終了する(ステップSB2〜SB5)。
【0041】
タイマTからの所定の割り込み要求を受けたCPU21は、現在の状態の1つ前(1段上層)の状態への自動的な遷移、すなわちオートリターンを行う。もちろん、この状態遷移に伴って、前述のタイマ処理が再び行われることになる。なお、ROM22には、各状態の階層関係を表す情報が格納されており、CPU21は当該情報を参照して現在の状態の1つ前の状態を特定している。ここで、「1つ前の状態」は、本実施形態においては現在の状態の1段上層の状態を意味しているが、「1つ前の状態」が、1段下層の状態、複数段上層または下層の状態、あるいは上層でも下層でもない他の状態を意味するような態様も実現可能である。すなわち、本実施形態を変形すれば、オートリターンによって現在の状態以外の他層の状態に遷移する様々な態様を実現できる。
【0042】
B:実施形態の通常の動作
次に、上述した構成の腕時計の動作について図1〜図4を参照して説明する。図1〜図4は本実施形態による表示装置を適用した腕時計の各状態および状態遷移過程を示す図であり、この図において、○で囲まれたA,C,Dは、各ボタンA,C,D自体および矢印で表された遷移の契機となるボタンを表している。図1には全消灯モード、カレンダーモード、ワンタイムアラームモードの表示状態が示されている。図1に示されるように、全消灯モードにおいては、表示制御回路26は表示パネルの駆動信号を出力しておらず、表示パネルの表示がオフとなっている。この全消灯モードにおいてボタンA,C,Dの少なくとも一つが操作されると、腕時計はカレンダーモードに遷移する。これにより、曜日を表す「MO」,「TU」,「WE」,「TH」,「FR」,「SA」,「SU」や日付を表す「12・6」等が表示パネル上に表示される。
【0043】
カレンダーモードにおいてCボタンが操作されるとワンタイムアラームモードに遷移し、1度のみ鳴動するアラーム(ワンタイムアラーム)の設定のための情報が表示パネルに表示される。なお、ワンタイムアラームモード遷移時には、表示パネル上にアラームの時刻として現在時刻が表示され、以後、ボタンCおよびDの操作に応じて所定の時間間隔(例えば1分間隔)で当該時刻が前進および後進する。なお、所望の時刻を設定した後、ボタンAを操作すればカレンダーモードに戻る。
【0044】
また、カレンダーモードにおいてボタンDが操作されると、デイリーアラーム表示モードに遷移する。デイリーアラーム表示モードおよびデイリーアラーム修正モードは図2に示されるような状態遷移を行うモードであり、デイリーアラーム表示モードにおいては、まず1番目のチャンネル(CH1)に設定されたアラーム時刻をそのオン/オフの状態およびチャンネル番号とともに表示した状態となる。以後、ボタンAが操作される度に表示対象を次のチャンネルとする。なお、最後のチャンネル(CH3)の次の表示対象は、時報のオン/オフであり、この状態でボタンCが操作されると時報のオン/オフが切り換えられ、ボタンAが操作されるとカレンダーモードに戻る。
【0045】
各チャンネルのアラーム時刻等を表示している状態においてボタンCが操作されると、デイリーアラーム修正モードに遷移する。デイリーアラーム修正モードでは、まず、当該チャンネルのアラームのオン/オフを設定する状態となり、表示された“ON”あるいは“OFF”が点滅する。以後、ボタンCが操作される度に、時(午前、午後を含む)の設定、分の設定、12時間/24時間表記の設定に遷移し、最後にデイリーアラーム表示モードに戻る。なお、デイリーアラーム修正モードの各設定状態において、ボタンDが操作されると、設定対象の内容が順次変化する。
【0046】
なお、図面が煩雑になるのを避けるために図示を省略したが、2番目以降のチャンネル(CH2,CH3)のアラーム時刻等を表示している状態においてボタンCが操作されても上述と同様な状態遷移が行われる。
【0047】
また、カレンダーモードにおいてボタンAが操作されると、ストップウォッチモードに遷移する。ストップウォッチモードおよびリコールモードは図3に示されるような状態遷移を行うモードであり、本実施形態では最長で12時間の計測を可能としている。
【0048】
ストップウォッチモードにおいては、まず、スタート前の状態となるが、ここで、ボタンDを操作することにより、ラップ/スプリットの切り換えが可能である。スタート前の状態において、ボタンCを操作すると計測中となり、計測結果が1/100秒単位で更新表示される。計測中の状態において、ボタンDが操作されると、計測を中断することなく、ラップタイムまたはスプリットタイムが算出され、ラップ番号またはスプリット番号とともにRAM23に記憶される。
【0049】
また、計測中の状態においてボタンCが操作されると計測が停止され、計測停止状態に遷移する。計測停止状態において、ボタンCが操作されると現在の計測値から計測をリスタートして計測中の状態に遷移し、ボタンDが操作されるとスタート前の状態に遷移し、計測値がリセットされる。なお、ストップウォッチモードの各状態において、ボタンAが操作されると、リコールモードに遷移する。リコールモードでは、ストップウォッチモードにおけるラップ/スプリットの選択が維持され、まず、当該選択に応じて最終的な計測値が表示される。なお、ボタンDを操作することにより、上記選択を切り換え可能である。
【0050】
リコールモードにおいて、ラップが選択された状態でボタンCが操作されると、当該ボタンCの操作に応じたラップ番号とともに当該ラップ番号に対応して記憶されたラップタイムが表示される。また、スプリットが選択された状態でボタンCが操作されると、当該ボタンCの操作に応じたスプリット番号とともに当該スプリット番号に対応して記憶されたスプリットタイムが表示される。
【0051】
なお、リコールモードのいずれの状態においても、ボタンAが操作されるとカレンダーモードに遷移する。
【0052】
なお、全消灯モードにおいて、リューズ2が引き出されると、時刻修正モードに遷移する。この遷移過程と時刻修正モードにおける処理は、例えば、図4に示されるような流れになる。
【0053】
時刻修正モードにおいては、ボタンCが操作される度に、修正対象が、時刻、年、月、日の順に巡回的に変更される。そして、所望の修正対象が点滅しているときにボタンDを操作することにより、修正対象の内容を順次変更することができる。また、修正対象に関わらず、リューズ2を押し戻すことにより、全消灯モードに遷移する。なお、この遷移の過程は、リューズ2を押し戻した直後に時刻、月、日、曜日を所定の時間だけ表示して使用者に確認を促し、その後に全消灯モードに移行するというものである。
【0054】
C:実施形態のオートリターン動作
次に、上述した通常の動作に組み合わせられたオートリターン動作について説明する。
【0055】
基本的には、ほとんどの状態においてオートリターンが許容されている。例外は、最上層の状態からなる全消灯モードと、状態遷移に「リューズ2の押し戻し」という物理的なアクションを必要とする状態からなる時刻修正モードと、12時間の計測を許容しているストップウォッチモードの計測中の状態と、計測のリスタートを許容している計測停止状態である。
【0056】
本実施形態において、上記例外を除いた各状態に設定されたオートリターン時間は、カレンダーモードおよびワンタイムアラームモードにおいては10秒、ストップウォッチモードにおいては10分、リコールモードにおいては1分である。これらのオートリターン時間は、各状態における表示負荷と各状態の用途とに応じて適宜設定される。消費電力を低減するという観点では、実駆動セグメント数が多い場合、すなわち表示負荷が大きい場合にはオートリターン時間を短縮することが望ましいが、例えば、ストップウォッチモードのスタート前の状態のように、比較的に長い無操作期間が予想される状態のオートリターン時間は、操作性を損なわない程度の十分に長い時間とすべきである。
【0057】
このような状況下で、カレンダーモードからワンタイムアラームモードに遷移し、ここで操作が中断された場合の動作を例示する。
【0058】
CPU21は、カレンダーモードからワンタイムアラームモードへの遷移時に、図5(A)に示す処理を行う。これにより、タイマTには、10秒間を表す目標値が設定され、以後、時間が経過するにつれてタイマTのカウント値が、何らかの操作が行われるまで順次増加していく。
【0059】
ここでは操作は中断されるので、タイマTのカウント値は10秒後に目標値以上となり、CPU21に割り込みを要求する。CPU21は割り込み要求を受け取ると、現在の状態の1段上層の状態、すなわちカレンダーモードへのオートリターンを行うとともに、再び、図5(A)に示される処理を行う。これにより、タイマTは上述と同様の処理を行い、カレンダーモードへの遷移後の無操作期間が10秒間以上となると、CPU21に再度、割り込み要求を行う。これにより、全消灯モードへの遷移が行われる。
【0060】
全消灯モードは最上層の状態のみからなるので、以後、オートリターンは行われない。
【0061】
D:まとめ
以上説明したように、本実施形態によれば、各状態に対してオートリターン時間を独立に設定できるので、自由度が増し、操作性が向上する。
【0062】
また、本実施形態ではコンビネーション型の腕時計に適用しているので、時計としての機能を損なうことがなく、表示パネルによる表示をオフとする全消灯モードまでオートリターンすることができる。全消灯モードにおいては、アナログ時計のみによる上品な表示となるので、ディジタルの時刻情報とアナログの分針3,時針4,秒針5とが重なることがなく、使用者にとっては、時刻を読みとり易いという利点がある。
【0063】
さらに、オートリターンによって最終的に到達する状態においては表示パネルの表示をオフとするようにしたので、操作性を損なうことなく、アナログ時計の視認性を向上させることができるとともに、表示装置の消費電力を低減することができる。
【0064】
なお、コンビネーション型でないディジタル腕時計に適用する場合にも、全消灯モードまでオートリターンするようにしてもよい。この場合、全消灯モードにおいては、時刻を読みとることは不可能となるが、時刻を参照する回数が少ない場合や、全消灯モードにおいては表示パネル背面の絵や模様のみが見えるようにしてアクセサリとしての完成度を高める場合などに好適である。
【0065】
また、状態毎のオートリターン時間のテーブルをRAM23に記憶させるとともに、オートリターン時間を設定するモードを設け、使用者がオートリターン時間を任意に設定できるようにしてもよい。この際、オートリターン時間の設定モードへ遷移するためのボタンを腕時計本体1に新設してもよい。もちろん、RAM23に代えて任意の揮発性または不揮発性のメモリを使用することも可能である。
【0066】
さらに、表示パネルはPDLCパネルに限らず、TN液晶素子やLED等を用いたものでもよい。もちろん、文字盤に表示パネルを埋め込み、その手前を分針3,時針4,秒針5が回動するようにしてもよい。また、表示パネルを複数重ね合わせ、各パネル間に論理的な階層関係を設定し、複数の表示パネルにまたがったオートリターンを行うようにしてもよい。例えば、高消費電力の表示パネルと低消費電力の表示パネルとを重ね合わせ、高消費電力の表示パネルの表示中に無操作期間が所定の時間に達したら低消費電力の表示パネルへオートリターンし、高消費電力の表示パネルによる表示から低消費電力の表示パネルによる表示に切り換えるようにすれば、省電力化を図ることができる。
【0067】
さらに、オートリターンを行わない状態に対してもオートリターン時間を設定し、その時間を十分に長い時間(現実的に経過する虞がない時間)とすれば、他の状態と統一的に扱うことができるので、CPU21の処理を簡素化できるという利点がある。
【0068】
なお、PDLC等の、表示のために電圧が印可されている部分の面積が大きくなるにつれて消費電力が大きくなる表示装置を採用した場合には、全消灯モードを設けなくても消費電力の低減を図ることができる。例えば、液晶パネルにおいて、駆動周波数が同一であれば、数字や文字の表示のために電圧が印可されているセグメントの数が多いほど消費電力は高くなるので、オートリターンの最終到達モードを、電圧が印可されているセグメントの数が他のモードに比較して少ないモードとすれば、消費電力を低減することができる。
【0069】
なお、本実施形態は、本発明に係る表示装置を腕時計に適用したものであるが、本発明は、かかる実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、壁掛時計や携帯電話、携帯型コンピュータ等、様々な電子機器に適用可能であるし、本実施形態と異なる腕時計にも適用可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各モードの表示期間がオートリターン時間以上となった場合に当該モードの他層のモードが表示される。オートリターン時間は各モード毎に独立しているので、オートリターン時間を各モード毎に好適な時間とすれば、適当な時間でオートリターンが行われるので操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による表示装置を適用した腕時計の各状態および状態遷移過程を示す図であり、全消灯モード、カレンダーモード、ワンタイムアラームモードの表示状態を示している。
【図2】 図1と同一趣旨の図であり、デイリーアラーム表示モードおよびデイリーアラーム修正モードの表示状態を示している。
【図3】 図1と同一趣旨の図であり、ストップウォッチモードおよびリコールモードの表示状態を示している。
【図4】 図1と同一趣旨の図であり、時刻修正モードの表示状態を示している。
【図5】 本発明の一実施形態による表示装置を適用した腕時計の一部動作を示すフローチャートであり、(A)はCPU21の、(B)はタイマTの動作を示している。
【図6】 同腕時計の構成を示す外観図である。
【図7】 同腕時計の要部の機能構成を示すブロック図である。
【図8】 同腕時計の要部の電気的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2…リューズ、11…入力手段、12…入力制御手段、13…オートリターン時間設定手段、14…オートリターン時間記憶手段、15…計時手段、16…比較手段、17…表示内容制御手段、18…表示制御手段、19…表示手段、21…コアCPU、22…ROM、23…RAM、24…発振回路、25…入力制御回路、26…表示制御手段、27…モータ制御回路、28…LCDドライバ、29…表示パネル、30…モータドライバ、31…表示指針、32…プッシュスイッチ、33…リューズスイッチ、A,C,D…ボタン、T…タイマ。

Claims (6)

  1. 最上層に全消灯モードと、前記全消灯モードの下層に第1のモードと、
    前記第1のモードの下層に複数のモードを有し、前記第1のモードまたは前記複数のモードを択一的に表示する表示装置であって、
    前記第1のモードおよび前記複数のモード毎にオートリターン時間を記憶したオートリターン時間記憶手段と、
    表示中のモードの連続表示時間を計測する計時手段と、
    前記計時手段の計測結果が表示中のモードのオートリターン時間以上である場合に特定の信号を出力する比較手段と、
    前記比較手段から前記特定の信号が出力された場合には、前記表示中のモードから現在よりも1段上層のモードに切り換えて表示する表示内容制御手段と
    を具備することを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数のモードを択一的に選択することができる複数の入力手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1のモードまたは前記複数のモードのいずれかは、カレンダーモード、ワンタイムアラームモード、デイリーアラーム表示モード、デイリーアラーム修正モード、ストップウォッチモード、リコールモード、時刻修正モードであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記オートリターン時間を設定するオートリターン時間設定手段を具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 複数の表示部を重ね合わせていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の表示装置を有することを特徴とする電子機器。
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