JPH11189320A - 搬送装置およびその搬送方法 - Google Patents
搬送装置およびその搬送方法Info
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- JPH11189320A JPH11189320A JP35867597A JP35867597A JPH11189320A JP H11189320 A JPH11189320 A JP H11189320A JP 35867597 A JP35867597 A JP 35867597A JP 35867597 A JP35867597 A JP 35867597A JP H11189320 A JPH11189320 A JP H11189320A
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Abstract
複数のチェン体3,4間に、搬送経路7上で水平姿勢と
なって荷2を支持する複数のスラット6が保持手段5を
介してチェン体3,4の長さ方向に相対移動自在に保持
され、保持手段5は、チェン体3,4を両側から挟持す
る一対のスプロケット27,29とローラ28,30と
で構成され、スラット6に、スプロケット27,29を
回転させる移動用回転装置が設けられている。
Description
な索体に設けられた荷支持部材に荷を載置し、索体の回
動による荷支持部材の垂直方向または水平方向への移動
によって荷を搬送する搬送装置およびその搬送方法に関
する。
0に示すようなスラットエレベータ式のものが挙げられ
る。このスラットエレベータ式搬送装置101は、4条
のチェン102,103間に複数のスラット104を取
付け、搬送経路105上ではスラット104を水平姿勢
にして荷106を支持搬送し、戻り経路107上ではス
ラット104を垂直姿勢にして戻すように構成されてい
る。
ロケット108間に巻張されている。また、スラット1
04は曲げ自在な簾式であり、スラット104の前部が
外側のチェン102に連結され、スラット104の後部
が内側のチェン103に連結されている。上記搬送経路
105の下端部には、荷106をスラット104上に搬
入する搬入部109が形成され、上記搬送経路105の
上端部には、荷106をスラット104上から搬出する
搬出部110が形成されている。また、搬送経路105
の下端部前方には、荷106を外部から搬入部109ま
で搬送してスラット104上に渡す搬入用コンベヤ11
1が設けられ、搬送経路105の上端部後方には、荷1
06をスラット104から受け取って搬出部110から
外部へ搬出する搬出用コンベヤ112が設けられてい
る。
一定方向Aへ回動させることにより、搬送経路105上
ではスラット104が水平姿勢となって上昇し、戻り経
路107上ではスラット104が垂直姿勢となって戻
る。荷106は、搬入用コンベヤ111で搬入部109
まで搬送されて水平姿勢のスラット104上に渡され、
スラット104上に載置されて搬送経路105に沿って
上昇する。そして、搬出部110まで上昇した荷106
は、スラット104から搬出用コンベヤ112上へ搬出
され、搬出用コンベヤ112で外部へ搬送される。
来形式では、搬送経路105上で水平姿勢となったスラ
ット104の上下間のピッチPは、背の高い荷106と
低い荷106とが混在している場合であっても、最も背
の高い荷106を基準にして設定する必要があるため、
スラット104の数を増やすことが困難であり、荷10
6の搬送能力に限界があった。
過する際に、荷106を搬入用コンベヤ111から上記
スラット104上へタイミングよく乗せる必要がある
が、スラット104の移動速度が速いとタイミングをと
るのが難しくなり、制御が複雑になってしまうといった
問題があった。また、搬入部109において、荷106
は、水平方向に搬送されてスラット104上に搬入され
た後、搬送経路105において上方へ搬送されるため、
スラット104の移動速度が速い場合、荷106の搬送
方向が水平方向から上方へ方向転換する際、図10の仮
想線(イ)で示すように、荷106がスラット104上
で転倒するといった問題も生じた。このような問題があ
るため、スラット104の移動速度を高速化することは
困難であり、荷106の搬送能力に限界があった。
させることを目的とする。
に本第1発明における搬送装置は、搬送経路に沿って回
動自在な無端状の一対の平行な索体と、これら索体を回
動させる駆動装置とが設けられ、上記索体間に、搬送経
路上で水平姿勢となって荷を支持する複数の荷支持部材
が保持手段を介して索体の長さ方向に相対移動自在に保
持され、上記保持手段は、上記荷支持部材の前後左右に
設けられて索体を両側から挟持する一対の移動用輪体で
構成され、上記各荷支持部材に、いずれかの移動用輪体
を回転させる移動用回転装置が設けられているものであ
る。
させることによって、荷支持部材が搬送経路上で水平姿
勢となって荷を支持搬送する。この際、移動用回転装置
により移動用輪体を回転させることによって、荷支持部
材が索体の長さ方向に相対移動する。これにより、各荷
支持部材間のピッチを荷の大きさに応じて拡大したり縮
小することができ、したがって、荷支持部材の数を増や
すことができ、荷の搬送能力が向上する。
の回動方向と同方向へ相対移動させることによって、荷
支持部材を索体の回動速度よりも増速して移動させるこ
とができ、したがって荷の搬送能力が向上する。
持部材が通過する際、この荷支持部材を、索体に対し
て、索体の回動方向と逆方向へ相対移動させることによ
って、荷支持部材を索体の回動速度よりも減速して移動
させることができる。これにより、荷の搬送方向が変化
する箇所において、荷が荷支持部材上で転倒するのを防
止することができる。
互いに連結された駆動用索体と移動用索体とで二重に構
成され、駆動装置は、上記駆動用索体に係合する駆動用
輪体と、この駆動用輪体を回転させる駆動用回転装置と
で構成され、一対の移動用輪体は移動用索体を挟持して
いるものである。
体を回転させることによって、駆動用索体と移動用索体
とが一体に回動する。そして、移動用回転装置を作動さ
せることにより、一対の移動用輪体のいずれかが移動用
索体を挟持した状態で回転し、以って、荷支持部材が両
索体の長さ方向に相対移動する。
体として駆動用チェンが用いられるとともに、移動用索
体として移動用チェンが用いられ、これら駆動用チェン
と移動用チェンとが内外で一体的に取付けられ、駆動用
輪体として、駆動用チェンに係合する駆動用スプロケッ
トが用いられ、相対向する一方の移動用輪体として、移
動用チェンに係合する移動用スプロケットが用いられる
とともに、他方の移動用輪体として、遊転自在な移動用
ローラが用いられ、少なくとも前後いずれかの移動用ス
プロケットが移動用回転装置に連結されているものであ
る。
プロケットを回転させることによって、駆動用チェンと
移動用チェンとが一体に回動する。そして、移動用回転
装置を作動させることにより、移動用スプロケットが回
転し、以って、荷支持部材が両チェンの長さ方向に相対
移動する。この際、移動用ローラは、荷支持部材の移動
に応じて、移動用チェン上を遊転する。
動用スプロケットがそれぞれ移動用回転装置に連結され
ているものである。これによると、移動用回転装置を作
動させることにより、前後両移動用スプロケットがそれ
ぞれ回転し、以って、荷支持部材は水平姿勢で両チェン
の長さ方向に相対移動し得る。
ェンのピッチが駆動用チェンのピッチよりも小さく設定
されているものである。これによると、移動用チェンに
対する荷支持部材の移動が精度良く行える。
材として、荷を支持する支持面にかかる荷重の方向とは
逆側に曲げ自在なスラットが用いられているものであ
る。これによると、スラットは、搬送経路上で水平姿勢
となって荷を支持搬送し、搬送経路以外の索体の反転部
を通過する際に、この反転部に沿って曲がる。これによ
り、スラットは索体の反転部を円滑に通過し得る。
持部材に対して搬入出する搬入出部が設けられているも
のである。これによると、荷を搬入出部から荷支持部材
に対して搬入出する際、荷支持部材を、索体に対して、
索体の回動方向と逆方向へ相対移動させることによっ
て、荷支持部材を索体の回動速度よりも低速で移動させ
ることができる。これにより、荷を搬入出部から荷支持
部材に対して搬入出する際のタイミングをとることが容
易になる。
転装置は、モータと、このモータの両側に突出して両側
部の移動用スプロケットに連結される駆動軸と、減速機
とで構成されているものである。
減速され、駆動軸を介して両移動用スプロケットに伝え
られる。これにより、移動用スプロケットが回転して、
荷支持部材がチェンの長さ方向に相対移動する。
と、減速機と、駆動軸の回転を制動する制動手段と、両
駆動軸を受ける軸受部材とが駆動軸の軸心に沿って直線
状に並べられて筒状の収納体の内部に収納されているも
のである。
動手段で駆動軸の回転を制動することによって、移動用
スプロケットが回転せずに固定される。このため、荷支
持部材は、移動用チェンの長さ方向へ不用意に相対移動
することはなく、移動用スプロケットを介して移動用チ
ェンに確実に固定され、移動用チェンと共に移動する。
路を垂直状に形成し、搬入部と搬出部が上記搬送経路の
上下端部に位置しているものである。これによると、搬
入部から搬入された荷は、荷支持部材に支持されて搬送
経路に沿って垂直方向へ搬送された後、搬出部から搬出
される。
路を水平状に形成し、搬入部と搬出部が上記搬送経路の
水平端部に位置しているものである。これによると、搬
入部から搬入された荷は、荷支持部材に支持されて搬送
経路に沿って水平方向へ搬送された後、搬出部から搬出
される。
部から搬入部まで搬送して荷支持部材に渡す搬入用コン
ベヤと、荷を荷支持部材から受け取って搬出部から外部
へ搬出する搬出用コンベヤとが設けられているものであ
る。
用コンベヤから空の荷支持部材に渡す際、荷支持部材
を、索体に対して、索体の回動方向と逆方向へ相対移動
させることによって、空の荷支持部材を索体の回動速度
よりも低速で移動させることができる。これにより、荷
を搬入用コンベヤから荷支持部材に搬入する際のタイミ
ングをとることが容易になる。
体の回動速度よりも低速で移動させることにより、荷を
荷支持部材から搬出用コンベヤに搬出する際のタイミン
グをとることが容易になる。
は、請求項1記載の搬送装置の搬送方法であって、索体
を一方向へ一定速度で回動させた状態で、移動用回転装
置により移動用輪体を回転させて、索体に対して荷支持
部材を索体の長さ方向へ相対的に移動させ、搬送経路に
おける複数の荷支持部材間のピッチを変更するものであ
る。
持部材間のピッチを拡大したり縮小することができるた
め、荷支持部材の数を増やすことができ、荷の搬送能力
が向上する。
は、請求項1記載の搬送装置の搬送方法であって、索体
を一方向へ一定速度で回動させた状態で、搬入部から荷
支持部材へ荷を搬入する際、移動用回転装置により移動
用輪体を回転させて、索体に対し荷支持部材を索体の回
動方向とは逆方向へ一定速度で相対的に移動させて待機
状態にし、上記荷支持部材を待機状態から索体の回動速
度以下で索体と共に移動させて、上記搬入部から搬入さ
れた荷を荷支持部材で受け取るものである。
に搬入する際のタイミングをとることが容易になる。本
第15発明における搬送装置の搬送方法は、搬出部から
荷を搬出した後、搬出部から搬入部への戻り経路におい
て、索体に対し荷支持部材を索体の回動方向と同方向へ
所定速度で相対的に移動させ、上記戻り経路上の荷支持
部材間のピッチを搬入部の手前側で狭くするものであ
る。
部材は索体の回動速度よりも増速して移動するため、荷
支持部材が搬出部から搬入部まで戻るのに要する時間を
短縮することができ、したがって荷の搬送能力が向上す
る。
は、垂直状の搬送経路において、移動用回転装置を停止
させて前後両移動用輪体を索体に対して制動手段で固定
し、上記荷支持部材を索体と共に移動させるものであ
る。
て、荷支持部材は、索体の長さ方向へ不用意に相対移動
することはなく、前後両移動用輪体を介して索体に確実
に固定される。
態を図1〜図7に基づいて説明する。図1,図2に示す
ように、1は荷2を垂直方向に搬送するスラットエレベ
ータ式の搬送装置であり、4条の無端状のチェン体3,
4(索体の一例)間に保持手段5を介して複数のスラッ
ト6(荷支持部材の一例)が保持され、垂直方向の搬送
経路7上ではスラット6が水平姿勢となって荷2を支持
搬送し、戻り経路8上ではスラット6が垂直姿勢となっ
て戻されるように構成されている。
3,4は、外側のチェン体3と内側のチェン体4とを一
組として、左右両側に設けられている。各チェン体3,
4は、それぞれ複数のスプロケット9〜17間に巻張さ
れている。上記各チェン体3,4はそれぞれ、互いに連
結された駆動用チェン19(駆動用索体)と移動用チェ
ン21とで二重(ダブルチェン)に構成されている。
尚、図6に示すように、上記各スプロケット9〜17は
各チェン体3,4の駆動用チェン19に歯合している。
また、図7に示すように、駆動用チェン19は移動用チ
ェン21の外側に一体的に取付けられており、移動用チ
ェン21のピッチP1が駆動用チェン19のピッチP2よ
りも小さく設定されている。
は駆動装置23によって一定方向Aへ同期して回動され
る。上記駆動装置23は、各チェン体3,4の上部で駆
動用チェン19に歯合している駆動用スプロケット9,
14(駆動用輪体の一例)と、これら駆動用スプロケッ
ト9,14を回転させる駆動用モータ24(駆動用回転
装置の一例)とで構成されている。
は、複数の分割板26を簾状に連結したものであり、荷
2を支持する支持面6aにかかる荷重の方向とは逆側に
曲げ自在な構造を有している。図3に示すように、スラ
ット6の前部は、上記保持手段5を介して、外側のチェ
ン体3の移動用チェン21の長さ方向に相対移動自在に
保持されており、また、スラット6の後部は、上記保持
手段5を介して、内側のチェン体4の移動用チェン21
の長さ方向に相対移動自在に保持されている。
は、スラット6の前部の左右両側に設けられて外側のチ
ェン体3の移動用チェン21を前後両側から挟持する一
対の移動用スプロケット27(一方の移動用輪体の一
例)と移動用ローラ28(他方の移動用輪体の一例)お
よび、スラット6の後部の左右両側に設けられて内側の
チェン体4の移動用チェン21を前後両側から挟持する
一対の移動用スプロケット29(一方の移動用輪体の一
例)と移動用ローラ30(他方の移動用輪体の一例)で
構成されている。
ェン体3の移動用チェン21に歯合しており、両移動用
スプロケット29は内側のチェン体4の移動用チェン2
1に歯合している。また、上記各移動用ローラ28,3
0は遊転自在となっている。尚、図3に示すように、両
移動用スプロケット27と両移動用ローラ28との左右
間隔は両移動用スプロケット29と両移動用ローラ30
との左右間隔よりも広く形成されている。
ケット27を回転させる一方の移動用回転装置32と、
左右両移動用スプロケット29を回転させる他方の移動
用回転装置33とが設けられている。図7に示すよう
に、上記一方の移動用回転装置32は、モータ34と、
このモータ34を貫通して両側へ突出し左右両移動用ス
プロケット27に連結される駆動軸35と、この駆動軸
35の回転を制動する電磁ブレーキ36(制動手段の一
例)と、減速機37と、駆動軸35を受ける軸受部材3
8と、これら各部材34〜38を収納する円筒状の収納
体39とで構成されている。
おり、切断された端部駆動軸35aはカップリング40
により着脱自在に接続されている。尚、上記カップリン
グ40も収納体39の内部に収納されている。また、上
記収納体39の内部において、モータ34と電磁ブレー
キ36と減速機37と軸受部材38とカップリング40
とは駆動軸35の軸心に沿って直線状に並べられて収納
されている。
記一方の移動用回転装置32と同一構造を有しており、
他方の移動用回転装置33の駆動軸35が左右両移動用
スプロケット29に連結されている。
の前後両端にはそれぞれ支軸47を介してブラケット4
8が回動自在に設けられ、上記両移動用回転装置32,
33と移動用ローラ28,30とは上記ブラケット48
に保持されている。
の下端部前方には、荷2をスラット6に対して搬入する
搬入部42と、荷2を外部から搬入部42まで搬送して
スラット6に渡す搬入用ローラコンベヤ43とが設けら
れている。また、搬送経路7の上端部後方には、荷2を
スラット6から搬出する搬出部44と、荷2をスラット
6から受け取って搬出部44から外部へ搬出する搬出用
ローラコンベヤ45とが設けられている。
駆動用モータ24によって駆動用スプロケット9,14
が強制的に回転され、これにより各チェン体3,4が一
定方向Aに一定速度Vで回動する。この際、前後両移動
用回転装置32,33の各モータ34が停止し電磁ブレ
ーキ36で駆動軸35が制動されている場合、各移動用
スプロケット27,29の回転がロックされるため、各
スラット6は、保持手段5により各チェン体3,4に保
持されて、チェン体3,4と一体に一定方向Aへ一定速
度Vで移動する。
は、搬送経路7上で水平姿勢となって上昇し、戻り経路
8上で垂直姿勢となって下方へ戻る。荷2は、搬入用ロ
ーラコンベヤ43によって搬入部42まで搬送されて水
平姿勢のスラット6上に渡され、搬送経路7に沿って上
方へ搬送され、搬出部44においてスラット6から搬出
用ローラコンベヤ45上へ搬出される。
33の各電磁ブレーキ36の制動を解除するとともにモ
ータ34を駆動させることにより、各移動用スプロケッ
ト27,29が移動用チェン21に歯合した状態で強制
的に回転し、その結果、スラット6が各チェン体3,4
の長さ方向に相対移動する。これにより、搬送経路7に
おける各スラット6の上下間のピッチPを荷2の高さに
応じて拡大したり縮小することが自在に行える。このよ
うに、ピッチPを荷2の高さに応じて変更しうるため、
従来のようにピッチPを最も背の高い荷2を基準にして
設定する必要はなく、したがってスラット6の数を増や
すことができ、荷2の搬送能力が向上する。
用回転装置32,33によって各移動用スプロケット2
7,29をチェン体3,4の回動方向Aとは逆方向Bへ
一定速度−Vで回転させることにより、スラット6が移
動用チェン21に対して相対的に逆方向Bへ一定速度−
Vで移動するため、見かけ上、スラット6は搬入用ロー
ラコンベヤ43に対して搬入部42で停止することにな
る。このように、搬入部42でスラット6を搬入用ロー
ラコンベヤ43に対して停止させて待機させておき、荷
2が搬入用ローラコンベヤ43から切り出されるととも
に、各移動用スプロケット27,29を上記一定速度−
Vよりも遅い速度−vaで逆方向Bへ回転させる。これ
により、スラット6は一定方向Aへ一定速度Vよりも遅
い速度(すなわちV−va)で移動するため、搬入用ロ
ーラコンベヤ43からスラット6への荷2の受け渡しの
タイミングをとるのが容易になる。
Aへ一定速度Vよりも遅い速度(すなわちV−va)で
移動させることにより、搬入用ローラコンベヤ43で水
平方向から搬入された荷2が搬送経路7において上方へ
方向転換される際、スラット6上で転倒するのを防止す
ることができる。
動用回転装置32,33の各モータ34が停止し電磁ブ
レーキ36で駆動軸35が制動されるため、各駆動用ス
プロケット27,29の回転がロックされ、各スラット
6は、保持手段5により各チェン体3,4に保持され
て、チェン体3,4と一体に一定方向Aへ一定速度Vで
移動する。
ローラコンベヤ45へ搬出した後、空になったスラット
6は水平姿勢から垂直姿勢となって戻り経路8を下降し
搬入部42へ戻る。
によって各移動用スプロケット27,29をチェン体
3,4の回動方向Aと同方向へ所定速度vaで回転させ
ることにより、スラット6が移動用チェン21に対して
相対的に一定方向Aへ所定速度vaで移動するため、空
のスラット6は戻り経路8を一定方向Aへ移動速度(V
+va)に増速されて搬入部42へ戻される。この際、
図1の仮想線で示すように、先行する空のスラット6と
のピッチP3が短縮され、搬入部42の手前で複数の空
のスラット6が詰まってきた場合は、前後両移動用回転
装置32,33によって各移動用スプロケット27,2
9を逆方向Bへ一定速度−Vで回転させ、搬入部42の
手前で複数の空のスラット6を待機させておく。
6の移動速度を高速にすることができ、さらに、チェン
体3,4を一定速度で回動させたままで、戻り経路8に
おいてスラット6の移動速度をチェン体3,4の回動速
度よりも増速することができるため、荷2の搬送能力が
向上する。また、このように、スラット6の移動速度を
高速化しても、搬入部42においては搬入時のタイミン
グをとり易くするとともに荷2の転倒防止のためにスラ
ット6の移動速度をチェン体3,4の回動速度よりも遅
くすることができるため、高速化による問題点を解決す
ることができる。
体3,4上で各スラット6の移動速度を増減して変更す
ることが可能なため、搬入時のタイミングをとり易くし
得るとともに荷2の転倒を防止でき、さらに搬送能力が
向上する。
1のピッチP1を駆動用チェン19のピッチP2よりも小
さく設定しているため、移動用チェン21に対するスラ
ット6の移動が精度良く行える。
するモータ34と電磁ブレーキ36と減速機37と軸受
部材38とカップリング40とを駆動軸35の軸心に沿
って直線状に並べて収納体39に収納しているため、移
動用回転装置32,33を小型化することができる。さ
らに、端部駆動軸35aをカップリング40から分割
し、長さの異なった端部駆動軸35aをカップリング4
0で駆動軸35に接続することで、左右の移動用スプロ
ケット27の間隔(または左右の移動用スプロケット2
9の間隔)を容易に変更することができる。この際、上
記モータ34と駆動軸35と電磁ブレーキ36と減速機
37と軸受部材38と収納体39とカップリング40と
は同一品を使用することができるため、コストダウンが
実現する。
搬入部42においてはスラット6の移動速度を遅くして
いるが、搬出部44においてもスラット6の移動速度を
遅くしてもよい。これにより、荷2がスラット6から搬
出用ローラコンベヤ45へ搬出される際、荷2に勢いが
付き過ぎて転倒することを防止でき、安全かつ確実に荷
2を搬出することができる。
スラット6に、前方の移動用スプロケット27を回転さ
せる一方の移動用回転装置32と、後方の移動用スプロ
ケット29を回転させる他方の移動用回転装置33とが
設けられているが、前方の移動用スプロケット27に対
して一方の移動用回転装置32のみが設けられ、後方の
移動用スプロケット29に対して移動用スプロケット2
9の回転を制動するブレーキが設けられている構成でも
よい。または、後方の移動用スプロケット29に対して
他方の移動用回転装置33のみが設けられ、前方の移動
用スプロケット27に対して移動用スプロケット27の
回転を制動するブレーキが設けられている構成でもよ
い。
索体の一例としてダブルチェン19,21から成るチェ
ン体3,4を用い、輪体の一例としてスプロケット2
7,29を用いているが、チェン19,21の代りに歯
付きベルトを用い、スプロケット27,29の代りに上
記歯付きベルトに歯合する歯を有したプーリーを用いて
もよい。
搬送経路7の下端部に搬入部42と搬入用ローラコンベ
ヤ43とを設け、搬送経路7の上端部に搬出部44と搬
出用ローラコンベヤ45とを設けているが、搬入部42
と搬入用ローラコンベヤ43とを上端部に設け、搬出部
44と搬出用ローラコンベヤ45とを下端部に設け、荷
2を上方から下降させて搬送する形式であってもよい。
で、前後両移動用回転装置32,33によって各移動用
スプロケット27,29を逆方向Bへ一定速度−Vで回
転させ、空のスラット6を待機させておくことができる
が、このような空のスラット6を待機させる待機時間を
設定しておき、待機時間経過後、各移動用スプロケット
27,29を停止させてスラット6をチェン体3,4と
一体に移動させるようにしてもよい。これにより、移動
用回転装置32,33の各モータ34の消費電力を低減
することができる。
3,4の回動速度V以上の速度Vfでスラット6を各チ
ェン体3,4に対して逆方向Bへ移動させることによ
り、見かけ上、スラット6をVf−Vの速度で逆方向B
へ逆移動させることも可能である。
説明する。尚、先述した第1の実施の形態と同一の部材
については同じ番号を付記して説明を省略する。第2の
実施の形態の搬送装置59は、搬送経路60と戻り経路
61とを水平方向にしたものである。すなわち、無端状
のチェン体62(索体の一例)が、前後一対の駆動用ス
プロケット63(駆動用輪体の一例)と従動用スプロケ
ット64との間に巻張され、左右両側に配設されてい
る。上記左右両チェン体62間には、複数のスラット6
が保持手段5を介してチェン体62の長さ方向へ相対移
動自在に保持されている。
移動用チェン21とで二重(ダブルチェン)に構成され
ている。尚、上記両スプロケット63,64は駆動用チ
ェン19に歯合している。上記チェン体62を回動する
駆動装置23は、上記駆動用スプロケット63と、この
駆動用スプロケット63を回転させる駆動用モータ65
とで構成されている。
送経路60の側でチェン体62を支持する複数の支持用
スプロケット66が歯合している。上記搬送経路60の
前端部には、荷2をスラット6に対して搬入する搬入部
67と、荷2を外部から搬入部67まで搬送してスラッ
ト6に渡す搬入用ローラコンベヤ43とが設けられてい
る。また、上記搬送経路60の後端部には、荷2をスラ
ット6から搬出する搬出部68と、荷2をスラット6か
ら受け取って搬出部68から外部へ搬出する搬出用ロー
ラコンベヤ45とが設けられている。
駆動用スプロケット63が強制的に回転され、左右両チ
ェン体62が一定方向Aに一定速度Vで回動する。 (イ)この状態で、前後両移動用回転装置32,33の
各モータ34が停止し電磁ブレーキ36で駆動軸35が
制動されている場合、各駆動用スプロケット27,29
の回転がロックされるため、各スラット6は、保持手段
5により両チェン体62に保持されて、チェン体62と
一体に一定方向Aへ一定速度Vで移動する。
33の各電磁ブレーキ36の制動を解除するとともにモ
ータ34を駆動させて、各移動用スプロケット27,2
9をチェン体62の回動方向Aとは逆方向Bへ所定速度
−vaで回転させることにより、スラット6が移動用チ
ェン21に対して相対的に逆方向Bへ所定速度−vaで
移動するため、見かけ上、スラット6はV−vaの低速
で一定方向Aへ移動することになる。
aをチェン体62の回動速度Vと同じにした場合、スラ
ット6の移動速度はV−V=0となり、スラット6が見
かけ上停止することになる。
29をチェン体62の回動方向Aと同方向へ所定速度v
aで回転させることにより、スラット6が移動用チェン
21に対して相対的に一定方向Aへ所定速度vaで移動
するため、スラット6はV+vaの高速で一定方向Aへ
移動することになる。
体62上で各スラット6の移動速度を変更することが可
能なため、スラット6の見かけ上の移動速度を、一定速
度Vにしたり、あるいは一定速度Vよりも増減したり、
さらにはスラット6を停止させることができる。
(ハ)に示したようにスラット6を停止させて待機させ
ておき、荷2が搬入用ローラコンベヤ43から切り出さ
れるとともに、上記(ロ)に示したようにスラット6を
一定速度Vよりも低速で一定方向Aへ移動させて荷2を
スラット6上へ搬入する。これにより、搬入用ローラコ
ンベヤ43からスラット6への荷2の受け渡しのタイミ
ングをとるのが容易になる。
ト6をチェン体62と一体に一定方向Aへ一定速度Vで
移動させることにより、荷2が搬送経路60に沿って一
定速度Vで搬送される。
ローラコンベヤ45へ搬出した後、空になったスラット
6は戻り経路61に沿って移動し搬入部67へ戻る。戻
り経路61においては、上記(ニ)に示したようにスラ
ット6を一定速度Vよりも高速で一定方向Aへ移動させ
る。
ト6の移動速度を高速にすることができ、さらに、チェ
ン体62を一定速度で回動させたままで、戻り経路61
においてスラット6の移動速度をチェン体62の回動速
度よりも増速することができるため、荷2の搬送能力が
向上する。また、このように、スラット6の移動速度を
高速化しても、搬入部67においては搬入時のタイミン
グをとり易くするためにスラット6の移動速度をチェン
体62の回動速度よりも遅くすることができるため、高
速化による問題点を解決することができる。
る空のスラット6とのピッチP4が短縮され、搬入部6
7の手前で複数の空のスラット6が詰まってきた場合
は、上記(ハ)に示したようにスラット6を搬入部67
の手前で停止させて待機させておけばよい。
はスラット6の移動速度を遅くしているが、搬出部68
においてもスラット6の移動速度を遅くしてもよい。こ
れにより、荷2がスラット6から搬出用ローラコンベヤ
45へ搬出される際、荷2に勢いが付き過ぎて転倒する
ことを防止でき、安全かつ確実に荷2を搬出することが
できる。
の移動用スプロケット27を回転させる一方の移動用回
転装置32と、後方の移動用スプロケット29を回転さ
せる他方の移動用回転装置33とが設けられているが、
上記両移動用回転装置32,33のいずれか一方のみを
設けた形式であってもよい。
に垂直方向の搬送経路7を有する搬送装置1を挙げ、第
2の実施の形態では図8に示すように水平方向の搬送経
路60を有する搬送装置59を挙げたが、以下に説明す
る第3の実施の形態の搬送装置70は、図9に示すよう
に、前後一対の垂直搬送経路71と上下一対の水平搬送
経路72とを有するものである。
部チェン体73(索体の一例)と後部チェン体74(索
体の一例)とがそれぞれ左右一対配設されており、これ
ら4条のチェン体73,74のうち、左右一対の前部チ
ェン体73は複数のスプロケット75〜78に巻張さ
れ、左右一対の後部チェン体74は複数のスプロケット
79〜82に巻張されている。上記チェン体73,74
は駆動装置83(モータなど)によって一方向へ同期し
て回動される。
介して常に水平姿勢に保持されている。上記保持手段5
は、移動用スプロケット27,29と移動用ローラ2
8,30とで構成されている。
すように垂直方向の搬送経路7を有する搬送装置1を挙
げ、第2の実施の形態では図8に示すように水平方向の
搬送経路60を有する搬送装置59を挙げ、さらに、第
3の実施の形態では図9に示すように前後一対の垂直搬
送経路71と上下一対の水平搬送経路72とを有する搬
送装置70を挙げたが、搬送経路を傾斜させたものであ
ってもよい。
持部材を索体に対して移動させることにより、各荷支持
部材間のピッチを荷の大きさに応じて拡大したり縮小す
ることができ、したがって、荷支持部材の数を増やすこ
とができ、荷の搬送能力が向上する。また、荷支持部材
を、索体に対して、索体の回動方向と同方向へ相対移動
させることによって、荷支持部材を索体の回動速度より
も増速して移動させることができ、したがって荷の搬送
能力が向上する。
持部材が通過する際、この荷支持部材を、索体に対し
て、索体の回動方向と逆方向へ相対移動させることによ
って、荷支持部材を索体の回動速度よりも減速して移動
させることができる。これにより、荷の搬送方向が変化
する箇所において、荷が荷支持部材上で転倒するのを防
止することができる。
動用輪体を回転させることによって、駆動用索体と移動
用索体とが一体に回動し、そして、移動用回転装置を作
動させることにより、一対の移動用輪体のいずれかが移
動用索体を挟持した状態で回転し、以って、荷支持部材
が両索体の長さ方向に相対移動する。
動用スプロケットを回転させることによって、駆動用チ
ェンと移動用チェンとが一体に回動する。そして、移動
用回転装置を作動させることにより、移動用スプロケッ
トが回転し、以って、荷支持部材が両チェンの長さ方向
に相対移動する。この際、移動用ローラは、荷支持部材
の移動に応じて、移動用チェン上を遊転する。
動させることにより、前後両移動用スプロケットがそれ
ぞれ回転し、以って、荷支持部材は水平姿勢で両チェン
の長さ方向に相対移動し得る。
る荷支持部材の移動が精度良く行える。本第6発明によ
れば、スラットは、搬送経路上で水平姿勢となって荷を
支持搬送し、搬送経路以外の索体の反転部を通過する際
に、この反転部に沿って曲がる。これにより、スラット
は索体の反転部を円滑に通過し得る。
支持部材に対して搬入出する際、荷支持部材を、索体に
対して、索体の回動方向と逆方向へ相対移動させること
によって、荷支持部材を索体の回動速度よりも低速で移
動させることができる。これにより、荷を搬入出部から
荷支持部材に対して搬入出する際のタイミングをとるこ
とが容易になる。
速機で減速され、駆動軸を介して両移動用スプロケット
に伝えられる。これにより、移動用スプロケットが回転
して、荷支持部材がチェンの長さ方向に相対移動する。
らに制動手段で駆動軸の回転を制動することによって、
移動用スプロケットが回転せずに固定される。このた
め、荷支持部材は、移動用チェンの長さ方向へ不用意に
相対移動することはなく、移動用スプロケットを介して
移動用チェンに確実に固定され、移動用チェンと共に移
動する。
れた荷は、荷支持部材に支持されて搬送経路に沿って垂
直方向へ搬送された後、搬出部から搬出される。本第1
1発明によれば、搬入部から搬入された荷は、荷支持部
材に支持されて搬送経路に沿って水平方向へ搬送された
後、搬出部から搬出される。
荷を搬入用コンベヤから空の荷支持部材に渡す際、荷支
持部材を、索体に対して、索体の回動方向と逆方向へ相
対移動させることによって、空の荷支持部材を索体の回
動速度よりも低速で移動させることができる。これによ
り、荷を搬入用コンベヤから荷支持部材に搬入する際の
タイミングをとることが容易になる。
体の回動速度よりも低速で移動させることにより、荷を
荷支持部材から搬出用コンベヤに搬出する際のタイミン
グをとることが容易になる。
て各荷支持部材間のピッチを拡大したり縮小することが
できるため、荷支持部材の数を増やすことができ、荷の
搬送能力が向上する。
支持部材に搬入する際のタイミングをとることが容易に
なる。本第15発明によれば、戻り経路において、荷支
持部材は索体の回動速度よりも増速して移動するため、
荷支持部材が搬出部から搬入部まで戻るのに要する時間
を短縮することができ、したがって荷の搬送能力が向上
する。
において、荷支持部材は、索体の長さ方向へ不用意に相
対移動することはなく、前後両移動用輪体を介して索体
に確実に固定される。
概略側面図である。
姿勢で搬送経路上を移動している状態を示す。
姿勢で戻り経路上を移動している状態を示す。
である。
面図である。
概略側面図である。
概略側面図である。
体) 28,30 移動用ローラ(他方の移動用輪体) 32,33 移動用回転装置 34 モータ 35 駆動軸 36 電磁ブレーキ(制動手段) 37 減速機 38 軸受部材 39 収納体 42 搬入部 43 搬入用ローラコンベヤ 44 搬出部 45 搬出用ローラコンベヤ 59 搬送装置 60 搬送経路 61 戻り経路 62 チェン体(索体) 63 駆動用スプロケット(駆動用輪体) 65 駆動用モータ(駆動用回転装置) 67 搬入部 68 搬出部 70 搬送装置 73,74 チェン体(索体) 83 駆動装置 A 一定方向 B 逆方向 P,P1,P2,P3,P4 ピッチ
Claims (16)
- 【請求項1】 搬送経路に沿って回動自在な無端状の一
対の平行な索体と、これら索体を回動させる駆動装置と
が設けられ、上記索体間に、搬送経路上で水平姿勢とな
って荷を支持する複数の荷支持部材が保持手段を介して
索体の長さ方向に相対移動自在に保持され、上記保持手
段は、上記荷支持部材の前後左右に設けられて索体を両
側から挟持する一対の移動用輪体で構成され、上記各荷
支持部材に、いずれかの移動用輪体を回転させる移動用
回転装置が設けられていることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】 索体は、互いに連結された駆動用索体と
移動用索体とで二重に構成され、駆動装置は、上記駆動
用索体に係合する駆動用輪体と、この駆動用輪体を回転
させる駆動用回転装置とで構成され、一対の移動用輪体
は移動用索体を挟持していることを特徴とする請求項1
記載の搬送装置。 - 【請求項3】 駆動用索体として駆動用チェンが用いら
れるとともに、移動用索体として移動用チェンが用いら
れ、これら駆動用チェンと移動用チェンとが内外で一体
的に取付けられ、駆動用輪体として、駆動用チェンに係
合する駆動用スプロケットが用いられ、相対向する一方
の移動用輪体として、移動用チェンに係合する移動用ス
プロケットが用いられるとともに、他方の移動用輪体と
して、遊転自在な移動用ローラが用いられ、少なくとも
前後いずれかの移動用スプロケットが移動用回転装置に
連結されていることを特徴とする請求項2記載の搬送装
置。 - 【請求項4】 前後両移動用スプロケットがそれぞれ移
動用回転装置に連結されていることを特徴とする請求項
3記載の搬送装置。 - 【請求項5】 移動用チェンのピッチが駆動用チェンの
ピッチよりも小さく設定されていることを特徴とする請
求項3記載の搬送装置。 - 【請求項6】 荷支持部材として、荷を支持する支持面
にかかる荷重の方向とは逆側に曲げ自在なスラットが用
いられていることを特徴とする請求項1記載の搬送装
置。 - 【請求項7】 荷を荷支持部材に対して搬入出する搬入
出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
搬送装置。 - 【請求項8】 移動用回転装置は、モータと、このモー
タの両側に突出して両側部の移動用スプロケットに連結
される駆動軸と、減速機とで構成されていることを特徴
とする請求項3または請求項4記載の搬送装置。 - 【請求項9】 モータと、減速機と、駆動軸の回転を制
動する制動手段と、両駆動軸を受ける軸受部材とが駆動
軸の軸心に沿って直線状に並べられて筒状の収納体の内
部に収納されていることを特徴とする請求項8記載の搬
送装置。 - 【請求項10】 搬送経路を垂直状に形成し、搬入部
と搬出部が上記搬送経路の上下端部に位置していること
を特徴とする請求項7記載の搬送装置。 - 【請求項11】 搬送経路を水平状に形成し、搬入部と
搬出部が上記搬送経路の水平端部に位置していることを
特徴とする請求項7記載の搬送装置。 - 【請求項12】 荷を外部から搬入部まで搬送して荷支
持部材に渡す搬入用コンベヤと、荷を荷支持部材から受
け取って搬出部から外部へ搬出する搬出用コンベヤとが
設けられていることを特徴とする請求項10または請求
項11記載の搬送装置。 - 【請求項13】 請求項1記載の搬送装置の搬送方法で
あって、索体を一方向へ一定速度で回動させた状態で、
移動用回転装置により移動用輪体を回転させて、索体に
対して荷支持部材を索体の長さ方向へ相対的に移動さ
せ、搬送経路における複数の荷支持部材間のピッチを変
更することを特徴とする搬送装置の搬送方法。 - 【請求項14】 請求項1記載の搬送装置の搬送方法で
あって、索体を一方向へ一定速度で回動させた状態で、
搬入部から荷支持部材へ荷を搬入する際、移動用回転装
置により移動用輪体を回転させて、索体に対し荷支持部
材を索体の回動方向とは逆方向へ一定速度で相対的に移
動させて待機状態にし、上記荷支持部材を待機状態から
索体の回動速度以下で索体と共に移動させて、上記搬入
部から搬入された荷を荷支持部材で受け取ることを特徴
とする搬送装置の搬送方法。 - 【請求項15】 搬出部から荷を搬出した後、搬出部か
ら搬入部への戻り経路において、索体に対し荷支持部材
を索体の回動方向と同方向へ所定速度で相対的に移動さ
せ、上記戻り経路上の荷支持部材間のピッチを搬入部の
手前側で狭くすることを特徴とする請求項14記載の搬
送装置の搬送方法。 - 【請求項16】 垂直状の搬送経路において、移動用回
転装置を停止させて前後両移動用輪体を索体に対して制
動手段で固定し、上記荷支持部材を索体と共に移動させ
ることを特徴とする請求項13から請求項15のいずれ
かに記載の搬送装置の搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35867597A JP3596265B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 搬送装置および搬送装置を用いた搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35867597A JP3596265B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 搬送装置および搬送装置を用いた搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11189320A true JPH11189320A (ja) | 1999-07-13 |
JP3596265B2 JP3596265B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=18460546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35867597A Expired - Fee Related JP3596265B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 搬送装置および搬送装置を用いた搬送方法 |
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JP (1) | JP3596265B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012121639A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Als Co Ltd | 搬送コンベヤ |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35867597A patent/JP3596265B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012121639A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Als Co Ltd | 搬送コンベヤ |
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