JPH11188133A - 遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 １個の外れのため特定の絵柄の組合せになら
ない場合に、全く新たな回転体などにより外れた部分の
やり直しができたり、他の特典を加えて、マンネリ化を
打破してゲーム性を高め、楽しく遊技をすることができ
るようにする。 【解決手段】 表示窓に表示される絵柄を変化させ得る
絵柄列を複数列有する第１の可変表示部１１を具備し、
前記複数列の変化する絵柄がそれぞれ停止したときの有
効ライン（設定によりＬ１またはＬ１〜Ｌ３またはＬ１
〜Ｌ５などになる）上の絵柄の組合せに応じて配当をす
るものにおいて、第１の可変表示部１１とは別に絵柄を
変化させ得る絵柄列を有する第２の可変表示部１２をさ
らに具備し、第１の可変表示部１１の前記有効ライン上
の絵柄の組合せが特定の絵柄の組合せから１個の外れの
ため入賞しない場合に、第２の表示部１２の停止絵柄を
前記１個の外れた絵柄の代用絵柄として入賞の判断をす
る手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばスロット
マシンのように、複数種類の絵柄が設けられる絵柄列を
たとえば複数列並べて表示窓に現れる絵柄を変化させ、
それぞれの絵柄列が順次停止するときの表示窓の絵柄の
組合せにより配当をする遊技機に関する。さらに詳しく
は、通常の絵柄の組合せだけでなく他の絵柄列の絵柄の
変化を加えることによりマンネリ性を打破し、ゲーム性
を高め、楽しく遊技をすることができる遊技機に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のスロットマシンは、何種類かの絵
柄が配列された回胴をたとえば３個並べて回転させ、遊
技者が回転する回胴を順次ストップボタンを押すことに
より、またはランダムタイマーによって設定された時間
後に、各回胴を停止させて、停止した状態での絵柄の組
合せに応じてメダルなどによる配当が払い出される構成
になっている。

【０００３】この絵柄の組合せは、図６にスロットマシ
ンの一部の正面図が示されるように、表示窓５１にそれ
ぞれ縦方向に３個づつ現れる絵柄のうち、メダルを１枚
投入したときはセンターの１メダルのラインＬ１の横に
３個並ぶ１列での組合せがその対象となり、メダル２枚
を投入したときはさらにその前後の２メダルのラインＬ
２、Ｌ３の２列を加えた３列がその対象となり、さらに
メダル３枚を投入したときは、３メダルの斜めのライン
Ｌ４、Ｌ５の２列を加えた５列がその対象となる。その
ため、メダルを２枚または３枚投入したときは、所定の
停止ラインがそれぞれ３列、５列となる。なお、図６に
おいて、５２は回胴停止表示ランプ、５３は遊技メダル
投入口、５４は回胴回転始動ボタン、５５は回胴回転停
止ボタン、５６は絵柄の組合せによるメダルの払出し枚
数の一覧表、５７は遊技中止ランプや払出しメダルの枚
数など種々の表示部である。

【０００４】前述の絵柄の組合せは、たとえば３個の回
胴により対象となる所定の停止ライン上に並ぶ３個の絵
柄が特定の組合せになるように揃った場合など、一定の
基準に合致した場合に入賞としてメダルの払出しが行わ
れる。また、ある絵柄が第１の回胴で停止した場合、た
とえば２枚のメダルの払い出しが行われ、第２、第３の
回胴で同じ絵柄が停止すればさらに２倍またはそれ以上
のメダルの払出しが行われるという、より大きな入賞に
なる場合もある。さらに、メダルの払出しのみならず、
その絵柄の組合せに応じて役物連続作動増加装置（連続
役物増加装置、いわゆる大ボーナスまたは大当り）また
は役物連続作動装置（連続役物装置、いわゆる小ボーナ
スまたは小当り）などの入賞の可能性を高くする役物遊
技のような、通常のゲームとは異なるゲームを行う権利
を付与する特別入賞も設定されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】前述のように、スロッ
トマシンのような絵柄の組合せによる遊技機では、たと
えば３個の回転体のような絵柄が変化する可変表示部の
全ての絵柄が所定の停止ライン上で所定の絵柄の組合せ
と一致しないと入賞しないか大きな入賞にならない。し
かし、現実には２個は揃うが１個が揃わないというケー
スが非常に多い。そのような場合でも入賞しないときは
新たにメダルの投入をして再度ゲームをやり直すことに
なる。

【０００６】一方、このような１個の外れのみで入賞し
ない場合の救済処置として外れた１個の絵柄が設けられ
ている回転体を再回転させてその回転体のみを再度停止
させて組合せを揃えるチャンスを与える遊技機も存在す
る。しかし、外れた絵柄の回転体を再回転させて停止さ
せても、同じゲーム内では内蔵するマイクロコンピュー
タの作動によりある程度同じ絵柄近辺で停止し、再挑戦
をしてもなかなか停止絵柄の組合せが入賞に至らないの
が実情である。

【０００７】また、この種の遊技機では、その組合せに
応じて配当のランクが変ったり、いわゆる大ボーナスな
どの特別入賞の変化はあるものの、その基本は３個の回
胴（可変表示部）の停止絵柄の組合せだけであり、何回
も遊技を行っているとマンネリ化して興味がなくなって
くるという問題もある。

【０００８】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、スロットマシンのような遊技機において、従
来の絵柄の組合せの対象となる第１の絵柄変化表示部
（可変表示部）の他に少なくとももう１つの可変表示部
を設けることにより、１個の絵柄が外れたために特定の
絵柄の組合せにならない場合に、固定観念のない全く新
たな可変表示部により再度挑戦をすることができる遊技
機を提供することを目的とする。

【０００９】本発明の他の目的は、さらに別の可変表示
部を設けることにより、ゲームの多様化を図り、マンネ
リ化を打破してゲーム性を高め、楽しく遊技をすること
ができる遊技機を提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明による遊技機は、
表示窓に表示される絵柄を変化させ得る絵柄列を複数列
有する第１の可変表示部を具備し、前記複数列の変化す
る絵柄がそれぞれ停止したときの有効ライン上の絵柄の
組合せに応じて配当をする遊技機であって、前記第１の
可変表示部とは別に絵柄を変化させ得る絵柄列を有する
第２の可変表示部をさらに具備し、前記第１の可変表示
部の前記有効ライン上の絵柄の組合せが特定の絵柄の組
合せから１個の外れのため入賞もしくはより大きな入賞
にならない場合に、前記第２の表示部の停止絵柄を前記
１個の外れた絵柄の代用絵柄として入賞の判断をする手
段が設けられている。

【００１１】ここに可変表示部とは、たとえば絵柄がラ
ンダムに設けられた回胴を回転させたり、周縁部に円周
方向に沿って絵柄がランダムに設けられた円盤を回転さ
せたり、液晶表示器により表示絵柄を順次変化させたり
することなどにより、表示窓に表示される絵柄を順次変
化させ得ると共に、停止させることにより所定の位置に
絵柄を表示し得るものを意味する。また、有効ラインと
は、絵柄の組合せの対象となるラインを意味し、たとえ
ば３列の絵柄列が停止して表示窓に３個づつ現れる絵柄
のうち、たとえば投入されるメダルの枚数により横の中
心ラインの１ラインや、その上下のラインを加えた３ラ
インや、斜めの２ラインを加えた５ラインなどの組合せ
の対象となるラインを意味する。

【００１２】さらに、絵柄とは、図形に限らず、数字や
文字や単純なマークなどを含み、同じ表示であることを
認識することができる表現を意味する。さらに、特定の
絵柄の組合せとは、たとえば大ボーナスとなる組合せの
みを対象として特定することもできるし、小物の入賞を
含めた全ての入賞の組合せを対象として特定することも
でき、予め設定して自由に定められる所定の絵柄の組合
せを意味する。また、より大きな入賞とは、たとえば特
定の絵柄が１個または２個、所定の停止ライン上に停止
すれば配当が得られる場合に、２個または３個同じ絵柄
が揃えばさらに多くの配当が得られる場合のように、入
賞していてもそのランクが上昇する入賞を意味する。

【００１３】この構成にすることにより、１個のみ外れ
て入賞しないかより大きな入賞にならない場合に、再度
全く新たな気分で１個のみを再挑戦することができるた
め、入賞もしくはより大きな入賞の可能性が非常に高く
なり、ゲーム性が向上する。

【００１４】前記第２の可変表示部の絵柄が、前記第１
の可変表示部の絵柄と一緒に変化しており、前記第１の
可変表示部の停止絵柄の組合せに前記１個の外れが生じ
た場合のみに遊技者の停止ボタンの作動により停止し、
それ以外の場合は自動的に停止し得る手段がさらに設け
られてもよいし、前記第１の可変表示部の絵柄の停止に
より所定の有効ライン上の絵柄の組合せが前記１個の外
れで入賞しないか、より大きな入賞にならない場合に、
前記第２の可変表示部の絵柄を変化させ、遊技者の停止
ボタンの作動により停止し得る手段がさらに設けられて
もよい。また、前記第１の可変表示部および前記第２の
可変表示部の両方の絵柄を変化させて停止させる手段が
設けられ、該第２の可変表示部の停止絵柄が前記代用絵
柄とされ得るようにしてもよい。

【００１５】さらに、前記第２の可変表示部の絵柄中に
前記第１の可変表示部の絵柄の全ての絵柄の意味を有
し、どの絵柄の代用にもなり得るオールマイティ絵柄が
含まれていることにより、一層ゲーム性が高くなる。

【００１６】前記第１および第２の可変表示部とは別に
当り倍率を定める絵柄を変化させ得る絵柄列を有する第
３の可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示部また
は前記第１およびおよび第２の可変表示部の組合せによ
り有効ライン上の絵柄の組合せが入賞する場合に、該入
賞のランクと前記第３の可変表示部の停止絵柄による倍
率とにより配当をする手段がさらに設けられることによ
り、第１の可変表示部の絵柄の組合せが１個外れる場合
に第２の可変表示部による代用をするだけでなく、その
結果入賞した場合に第３の可変表示部の停止絵柄により
配当が大きく左右するため、一層興味が増加する。

【００１７】前記第１および第２の可変表示部とは別に
配当を定める絵柄を変化させ得る絵柄列を有する第４の
可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示部または前
記第１および第２の可変表示部の組合せにより有効ライ
ン上の絵柄の組合せが予め定めた一定の場合に、前記第
４の可変表示部の停止絵柄に応じて配当をする手段がさ
らに設けられていることにより、第４の可変表示部に配
当権がかかり、一層第５の可変表示部の停止に興味が湧
く。

【００１８】前記第１および第２の可変表示部とは別に
特別の入賞のランクを定める絵柄を変化させ得る絵柄列
を有する第５の可変表示部が設けられ、前記第１の可変
表示部または前記第１および第２の可変表示部の組合せ
により有効ライン上の絵柄の組合せが特別の入賞になる
場合に、前記第５の可変表示部の停止絵柄によるランク
に応じた特別入賞として特権を付与する手段がさらに設
けられてもよい。ここに特別の入賞とは、メダルの払出
し（配当）が多いというような場合ではなく、連続役物
増加作動装置（いわゆる大ボーナス）や、連続役物作動
装置（いわゆる小ボーナス）などの一定の条件で入賞し
やすくなるような特典（特権）を付与するなどの、通常
のゲームとは異なるゲームを行う権利の入賞を意味す
る。

【００１９】さらに、前記第１および第２の可変表示部
とは別に該第１および第２の可変表示部によるゲームと
は異なる特典を定める絵柄を含む絵柄列を有する第６の
可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示部または第
１および第２の可変表示部の組合せに拘らず、前記第６
の可変表示部の停止絵柄により特典を付与する手段がさ
らに設けられてもよい。ここに第１および第２の可変表
示部によるゲームとは異なる特典とは、たとえば第１の
可変表示部の絵柄の停止によるゲームをメダルの投入な
しに前のゲームと同じ条件（たとえば有効ラインなど）
で再度やり直すことができるリプレーとか、たとえば１
点、２点、３点などの得点別の絵柄を設けておき、その
得点を累計してたとえば１０点など一定の得点になった
とき、または特別の絵柄が出た場合に、ボーナス入賞を
しやすくするとか、一定の得点または特別の絵柄が出た
場合にゲームとは別に、コーヒーサービスをするなどの
そのゲームとは直接関係のない特典を意味する。

【００２０】前記第１および第２の可変表示部とは別に
有効ラインを定める絵柄を変化させ得る絵柄列を有する
第７の可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示部の
組合せを前記第７の可変表示部の停止絵柄による有効ラ
インにより入賞か否かを判定する手段がさらに設けられ
ることにより、第７の可変表示部の停止により入賞か否
かが左右され、第７の可変表示部の停止を最後に行えば
興味が最後まで持続される。

【００２１】

【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の遊技機について説明をする。

【００２２】本発明の遊技機は、図１にその一実施形態
であるスロットマシンの停止絵柄表示部が示されている
ように、表示窓に表示される絵柄を変化させ得る、たと
えば回転体１ａ〜１ｃからなる絵柄列を複数列有する第
１の可変表示部１１を具備し、複数列の変化する絵柄が
それぞれ停止したときの有効ラインＬ１〜Ｌ５（設定に
よりＬ１またはＬ１〜Ｌ３またはＬ１〜Ｌ５などにな
る）上の絵柄の組合せに応じて配当をするものにおい
て、絵柄の組合せとなる第１の可変表示部１１とは別に
絵柄を変化させ得る、たとえば別の回転体１ｄからなる
絵柄列を有する第２の可変表示部１２をさらに具備し、
第１の可変表示部１１の前記有効ライン上の絵柄の組合
せが特定の絵柄の組合せから１個の外れのため入賞もし
くはより大きな入賞にならない場合に、第２の可変表示
部１２の停止絵柄を前記１個の外れた絵柄の代用絵柄と
して入賞の判断をする手段が設けられている。

【００２３】すなわち、本発明の遊技機は、図１に示さ
れるように、通常の絵柄の組合せを決める、たとえば３
個の第１から第３の回転体１ａ〜１ｃからなる第１の可
変表示部１１の他に別の（第４の）回転体１ｄからなる
第２の可変表示部１２が並んで設けられていること、お
よびその第２の可変表示部１２は、通常の第１の可変表
示部１１の所定の有効ライン上の停止絵柄の組合せが、
予め設定されている特定の絵柄の組合せに対して１個の
み外れている場合に用いられ、第２の可変表示部１２の
停止絵柄が前述の外れた１個の絵柄と置き換えられて入
賞か否かが判断される手段が設けられていること、に特
徴がある。その他の絵柄が表示窓に３個現れて、投入さ
れるメダルの数によりその組合せの対象となる所定の停
止ラインＬ１〜Ｌ５が１〜５列に設定される点や、メダ
ル投入口１３、スタートレバー７、停止ボタン８、停止
表示ランプ１８、絵柄の組合せによるメダルの払出し枚
数の一覧表１６などの表示部は従来と同じである。な
お、第２の可変表示部１２が設けられる場所にあった従
来の遊技中止ランプや払出しメダルの枚数など種々の表
示部１７などは他の場所に移動して設けられている。

【００２４】絵柄列の一例である回転体１ａ〜１ｄ
（１）としては、図４（ａ）に示されるような帯状体に
絵柄が設けられた回胴でゲーム機の正面と直角方向に回
転するものや、図４（ｂ）に示されるような円盤の周縁
部に円周方向に沿って絵柄が設けられ、ゲーム機の正面
と平行に回転するものなどを用いることができる。可変
表示部を構成する絵柄列としては、このような回転体で
なくても、液晶表示器により表示窓に現れる絵柄が順次
変化する構造のものなどを用いることができる。要は、
表示窓に１または数コマの絵柄を表示させながらその絵
柄を変化させたり、停止させ得るものであればよい。と
くに第２の可変表示部や、後述するさらに別の可変表示
部などで、数字などの簡単な表示ですむ場合には、７セ
グメントなどのＬＥＤなどにより表示し得るものでもよ
い。前述の回転体に設けられる絵柄は、ランダムに設け
られているが、各々のゲーム機の各回転体においてはそ
の絵柄の順番が一定で各ゲーム機のマイクロコンピュー
タに登録されており、どの回転体では一定の基準位置か
ら何番目の絵柄はどういう絵柄であるかが認識されてい
る。この回転体の一定の基準位置として、図４に示され
るように、位置検出用マーク（突起）１１１が設けられ
ており、センサでこの位置検出用マーク１１１を検出す
ることにより、常に回転体の位置検出用マーク１１１が
一定場所を通過するときを知ることができるようになっ
ている。

【００２５】第４の回転体（別の回転体）１ｄの絵柄
は、３個の回転体１ａ〜１ｃのいずれかと同じ配列の絵
柄でもよく、同じ絵柄を異なる配列にしてもよい。この
第４の回転体の所定の停止ラインは、センターラインの
Ｌ１（図１参照）の部分のみをその対象としてセンター
に停止した絵柄で判定することもできるし、後述する代
用する回転体の所定の停止ライン上の位置の絵柄として
設定する（たとえば有効ラインが図１のＬ５のラインで
第２と第３の回転体の絵柄が特定の絵柄の組合せに一致
していて第１の回転体１ａの絵柄が外れている場合は、
第１の回転体１ａのＬ２のラインの絵柄が対象となるた
め、第４の回転体のＬ２のラインの絵柄をその対象とす
る）こともできる。センターラインを常にその対象とす
る場合には、第４の回転体１ｄの表示窓をセンターライ
ンの部分のみが露出するようにしてもよい。また、第１
の表示部１１の上側とか、下側に配置することもでき
る。

【００２６】この第４の回転体１ｄは３個の回転体１ａ
〜１ｃと同時に回転させ、３個の回転体１ａ〜１ｃが停
止して所定の停止ラインでの組合せが１個のみ外れてい
るときに停止ボタン５により停止させ得る（第４の回転
体１ｄの下の停止表示ランプ２が点灯する）構成にする
ことができる。この例のフローチャートを図２に示す。
すなわち、通常の動作と同様にメダルの投入に続くスタ
ートレバーの始動により第１から第４の回転体が回転し
（Ｓ１）、ストップボタンの始動により第１の回転体の
停止（Ｓ２）、第２の回転体の停止（Ｓ３）、第３の回
転体の停止（Ｓ４）を経て所定の停止ライン上の停止絵
柄の組合せが特定（所定）の組合せであるか否かを判定
する（Ｓ５）。特定の組合せであればメダルの払出しま
たはボーナスゲームの設定などを経て（Ｓ６）終了す
る。

【００２７】所定の組合せでない場合、小物の入賞か否
かを判定し（Ｓ７）、入賞であればメダルの払出しをし
（Ｓ８）終了する。入賞していない場合は、停止絵柄の
組合せが所定の組合せに対して２つは一致するが１個だ
けいずれかの回転体で外れているか否かを判定し（Ｓ
９）、１個だけの外れでなければ第４の回転体を停止さ
せ（Ｓ１０）て終了する。１個だけの外れであれば第４
の回転体のストップボタンの停止表示ランプを点灯し
（Ｓ１１）、ストップボタンが作動し得る状態にする。
そして第４の回転体のストップボタンが作動されたか否
かを調べ（Ｓ１２）、作動されたら第４の回転体を停止
させる（Ｓ１３）。その後、第４の回転体の所定の停止
ライン上の停止絵柄を検出し（Ｓ１４）、その絵柄が前
述の１個だけ外れた絵柄と置き換えられたときに特定の
絵柄の組合せになるか否かを調べ（Ｓ１５）、特定の絵
柄の組合せになっておればメダルの払出し、および／ま
たはボーナスゲームの設定をし（Ｓ１６）終了する。こ
の特定の絵柄の組合せになっているか否かは、第４の停
止絵柄が特定の絵柄であるか否かにより直ちに判定され
る。第４の回転体の停止絵柄を用いても特定の絵柄の組
合せにならない場合は、ゲームを終了する。

【００２８】前述の第４の回転体の回転始動は、最初か
ら回転させないで、３個の回転体が停止して所定の停止
ライン上での停止絵柄の組合せが特定の絵柄の組合せに
対して１個だけ外れている場合に、回転を始めることも
できる。このときのフローチャートを図３に示す。図２
と同じ工程については同じステップ番号を付して詳細な
説明は省略する。すなわち、まず第１から第３の回転体
を回転させ（Ｓ２１）、前述と同様に順次回転体を停止
させる。そして、所定の停止ライン上の停止絵柄の組合
せが所定の組合せに対して１個だけいずれかの回転体で
外れているか否かを判定し（Ｓ９）、１個だけの外れで
あれば第４の回転体を回転させる（Ｓ２２）。そして、
第４の回転体の停止表示ランプを点灯して（Ｓ１１）作
動し得る状態にし、前述と同様の動作をする。

【００２９】遊技機の構成は、図５にその主要部のブロ
ック図が示されているように、第４の回転体１ｄ、その
駆動手段５ｄ、６ｄおよびその停止絵柄検出手段２ｄが
追加され、検出される停止絵柄の情報が入賞判定部３に
送られる以外は従来と同様の構成である。たとえば第１
から第４の回転体１ａ〜１ｄの４個が並列に並べられ、
それぞれの回転体１（１ａ〜１ｄ）はモータ制御部４か
らの信号によりモータ駆動回路５ａ〜５ｄを介してステ
ッピングモータ６ａ〜６ｄの回転、停止により回転した
り停止するようになっている。通常のステッピングモー
タ６ａ〜６ｄの回転や停止は、ゲーム機の正面に設けら
れるスタートレバー７（回転始動手段）および停止ボタ
ン８または自動的に停止するための乱数発生部９（回転
停止手段）により、モータ制御部４に指示を出すことに
より行われる。各回転体の始動は通常スタートレバー７
により全ての回転体が一斉に回転を始めるが、スタート
レバー７により１個の回転体が回転を始め、その回転に
応じて次々と他の回転体の回転を始めることもできる。
停止の場合は各回転体ごとの停止手段により停止する。

【００３０】そして、３個の回転体の停止により、所定
の停止ライン上に停止している絵柄が停止絵柄検出手段
２ａ〜２ｃにより検出され、その組合せが入賞している
か否かの判断が入賞判定部３によりなされ、入賞の場合
にはメダル払出し制御部１０により入賞に応じたメダル
の払出しが行われる。本発明では、停止絵柄検出手段２
ａ〜２ｃによる停止絵柄の検出の結果が特定絵柄の組合
せと１個だけ一致していない場合に、第４の回転体１ｄ
の停止絵柄を代用して再度特定絵柄の組合せになったか
否かを判定する構成になっている。

【００３１】停止絵柄検出手段２ａ〜２ｃは、回転体１
の位置検出用マーク（図４の１１１参照）を検出するセ
ンサ、回転体１が位置検出用マークの位置から絵柄が何
個進んだかをカウントするカウンタ、および回転体が停
止したときのカウンタの数により所定の停止ライン上の
絵柄が何であるかを検出する停止絵柄検出部からなって
いる。すなわち、カウンタはセンサが位置検出用マーク
を認識する度に０にリセットされて、その後のパルスモ
ータを駆動するパルスの数をカウントすることにより、
停止した状態が回転体の特定の印１１１から何個目の絵
柄で止ったかを知ることができる。各回転体に設けられ
る絵柄の順序は予めわかっているため、そのカウンタに
より表示窓の所定の停止ライン上の絵柄を知ることがで
きる。

【００３２】各回転体の停止により所定の有効ライン上
に停止した絵柄の検出結果は入賞判定部３に送られ、各
回転体の停止絵柄の組合せが、予め定められた入賞の絵
柄、および／または特定絵柄の組合せと一致するか否か
の判定をする。この一致しているか否かは、停止絵柄検
出手段により検出される絵柄と予め設定されている入賞
または特定の絵柄と比較することにより容易にどの回転
体の絵柄が一致していないかを知ることができる。そし
て、入賞している場合にはメダル払出し制御部１０を経
て所定の数のメダルが払い出され、場合によってはボー
ナスゲームが設定される。なお、この停止絵柄の検出お
よび入賞か否かの判定は、マイクロコンピュータにより
なされ、従来の３個の回転体が止ったときに３個の絵柄
が揃って入賞したか否かを検出するために行う方法と同
じである。

【００３３】前述の特定絵柄は、入賞の絵柄の組合せの
全てを特定絵柄として第４の回転体の停止絵柄により代
用するようにすることもできるし、大ボーナスや小ボー
ナスなど大きな入賞の場合の絵柄の組合せのみを設定す
ることもできる。予め設定しておき、遊技機の正面など
に表示をしておくことにより明白になる。

【００３４】本発明によれば、あと１個揃っておれば大
ボーナスや小物などの入賞が得られるという場合に、再
度第４の回転体の停止により挑戦をすることができるた
め、非常に興味が増す。しかも、外れた回転体の再回転
ではないため、その回転体の癖とは異なる興趣が湧き、
非常にゲームを楽しむことができる。

【００３５】以上の例では、通常の絵柄の組合せを行う
第１の可変表示部が３個の例であったが、４個以上の回
転体でも同様である。また、前述の例では、３個の回転
体の停止により１個の絵柄が特定の絵柄の組合せと一致
しない場合に第４の回転体（第２の可変表示部）の停止
により、再度の組合せの可能性を追及する方法であった
が、第４の回転体を先に、または通常の回転体と共に停
止させておいて、その停止絵柄をいずれかの回転体の停
止絵柄の代用をして特定の絵柄の組合せになるか否かを
判定する用い方をしてもよい。極言すれば、第４の回転
体を含めた全ての回転体の停止を行って、第４の回転体
の停止絵柄をいずれかの回転体の絵柄と置き換えること
により特定の絵柄の組合せになればその特定の絵柄の組
合せの入賞とすることができる。また、第２の可変絵柄
表示部が第４の回転体１個のみであったが、２個以上で
組合せにより生じる絵柄で代用するようにすることもで
きる。さらに、回転体の例であったが、前述のように回
転体に限らず、液晶表示器などのような表示窓に現れる
絵柄を変化させ、停止させ得る可変絵柄表示部であれば
よい。

【００３６】本発明によれば、通常のゲームで、１個の
絵柄が異なる場合でもさらに第２の可変表示部の停止絵
柄で代用をすることができるため、入賞の確率が高くな
り興趣が向上するが、さらに別の可変表示部を設け、通
常の絵柄の組合せのみでなく、その組合せに変形を与え
ることにより一層変化に富み、マンネリ性を打破するこ
とができる。なお、この別の可変表示部は、前述と同様
の絵柄列を１列または２列以上有するもので、その動作
も前述と同様に構成することができる。つぎに、第１お
よび第２の可変表示部とは別の可変表示部を設けてゲー
ムの多様化を図る例について説明をする。この場合、第
１の可変表示部の横にそのまま並べてもよいし、前述の
第２またはこれから述べる別の可変表示部を第１の可変
表示部の上部または下部、その他遊技機のどこかに設け
る構造にすることもできる。

【００３７】別の可変表示部の例として、１、２、３な
どの当り倍率を表す絵柄が設けられた第３の可変表示部
を設け、第１の可変表示部の絵柄の組合せ（代用絵柄を
用いる場合を含む）の結果入賞する場合に、その配当を
２倍、３倍などとして払い出すようにすることができ
る。第３の可変表示部の絵柄検出手段を設けて前述と同
様に絵柄を検出し、その絵柄（倍率）に応じて、前述の
メダル払出し制御部１０にその倍率を送ることにより、
たとえば倍率絵柄が１のときはメダルを５枚、倍率絵柄
が２のときはメダルを１０枚、倍率絵柄が３のときはメ
ダルを１５枚などの倍率絵柄により配当を増やすことが
できる。その結果、遊技者は第１の可変表示部の組合せ
と、第２の可変表示部の代用だけで終らず、さらに配当
を増やすべく楽しみを持続することができる。また、倍
率の１、２、３を示す表示でなく、またはそれらの表示
と共に、特別の絵柄を第４の可変表示部に設けておき、
第１の可変表示部の絵柄の組合せが７で揃ってボーナス
ゲームの権利を得た場合に、さらに第４の可変表示部に
特別の絵柄が出た場合は、２回のボーナスゲームの権利
を得るなどの構成にすることもできる。

【００３８】別の可変表示部の他の例として、第１の可
変表示部の絵柄の組合せ（代用絵柄を用いる場合を含
む）を入賞のランクに分けないで一定として、何らかの
入賞とし、その配当をたとえばメダル５枚、８枚、１０
枚、１５枚などと設定をした絵柄が設けられた絵柄列か
らなる第４の可変表示部により設定することもできる。
この場合、前述の第１の可変表示部の絵柄を当りと外れ
などに簡略化してその組合せが生じたり、従来の絵柄の
ままで、特定した絵柄の組合せが生じたら、入賞判定部
３で一律の入賞とし、第４の可変表示部により停止した
絵柄の配当をメダル払い出し制御部１０に送ることによ
り、第４の可変表示部の絵柄による配当をすることがで
きる。

【００３９】別の可変表示部のさらに他の例として、た
とえば第１の可変表示部の組合せ（代用絵柄を用いる場
合を含む）により、大ボーナスと小ボーナスなどの特別
の入賞があり得る場合などに、その２以上の特別の入賞
を統一してボーナス入賞などの特別入賞とし、そのボー
ナス入賞が大ボーナス（ビッグの絵柄）なのか小ボーナ
ス（スモールの絵柄）なのかを定める絵柄が設けられた
第５の可変表示部が設けられる構成にすることもでき
る。これは、前述の一律に入賞にして第４の可変表示部
により配当を定めるのと異なり、ボーナスゲームなど通
常のゲームとは異なるゲームを行う権利の特別入賞のラ
ンクを第５の可変表示部により行うので、見掛上特別入
賞の確率が上昇したように見えると共に、最も高いラン
ク（たとえば大ボーナス）の特別入賞を意識的に狙うこ
とができ、一層興味が増す。前述と同様の構成により実
現することができる。なお、前述のビッグ、スモールの
他に第５の可変表示部を再度挑戦することができる意味
のワンモアの絵柄を設けることもできる。さらに、大と
小のみならず、中のランクを設定することもできるし、
さらに別のランクを設定することもできる。

【００４０】別の可変表示部のさらに他の例として、そ
の第１の可変表示部の組合せ（代用絵柄を用いる場合を
含む）によるゲームの結果とは異なる特典を付与する意
味の絵柄を含む絵柄列からなる第６の可変表示部とする
こともできる。このゲームの結果と異なる特典とは、た
とえばリプレー絵柄の表示により、そのゲームと同じ条
件で再度メダルを投入することなくゲームを行うことが
できるようにしたり、特定絵柄の表示により、つぎのゲ
ームを１メダルで５ラインの権利を決められた回数行う
ことができるようにしたり、一定得点の絵柄、または得
点の異なる絵柄を設けておき、その得点を集計して一定
の得点になったときに、つぎのゲームでボーナス入賞の
確率が高くなるようにしたり、あるいはゲームと全然関
係のないコーヒーサービスをするなどの特典を付与する
ものである。このような構成にする場合、第６の可変表
示部の停止絵柄を前述と同様に絵柄検出手段２により検
出し、リプレーの場合は自動的に第１の可変表示部の絵
柄を変化（回転体の回転）させ、得点絵柄の場合はその
得点をメモリに集計し、コーヒーサービスなどの場合は
音楽表示などをして店員に知らせるなどの手段が設けら
れることにより行われる。

【００４１】別の可変表示部のさらに他の例として、有
効ライン設定絵柄が設けられる絵柄列からなる第７の可
変表示部を設けることができる。従来、前述のように、
たとえばメダルの投入枚数により、１ライン、３ライ
ン、５ラインなどが設定されているが、これをメダルの
投入は常に一定とし、第７の可変表示部の停止絵柄によ
り有効ラインを設定するものである。すなわち、第７の
可変表示部の停止絵柄で５ラインの絵柄が出ればその５
ラインで入賞の有無が判断され、１ラインの場合はその
１ラインにより判断される。この有効ラインの設定の絵
柄は、図式でもよく、矢印でもよく、また一覧表に定め
た絵柄でもよい。この場合、図１のＬ１〜Ｌ５に示され
る直線状のラインに限らず、へ字型など折れ曲ったライ
ンでも絵柄の表示により指示することができる。この構
成にする場合、第７の可変表示部の有効ラインの表示に
応じて各絵柄列の対象となる位置が、マイコンにより各
絵柄列の基準位置から何番目かが絵柄検出手段と同様の
手段により得られ、その位置の絵柄が前述の絵柄検出手
段により検出される。その検出された絵柄の組合せが所
定の組合せであるか否かが入賞判定部１９により行われ
る。この構成にすることにより、第１および第２の可変
表示部の組合せだけでなく、第７の可変表示部により有
効ラインを設定することができるため、非常に興趣が増
すという効果がある。

【００４２】なお、前述のそれぞれの別の可変表示部の
絵柄の変化の開始および停止の時期についてはとくに制
約を受けず、第１の可変表示部の前に行ってもよい。こ
のようにすることにより、たとえば高配当または大ボー
ナスなどの可能性を先に知りながら絵柄の組合せをする
ことにより、一層興味が増す。さらに、この別の可変表
示部の停止絵柄の対象となる位置は、図１のＬ１、Ｌ
２、Ｌ３のいずれのラインに設定することもでき、すべ
てを対象にすることもできるし、１つの絵柄だけを表示
するようにすることもできる。また、この別の可変表示
部を複数絵柄列で構成することもできるし、これらの可
変表示部にさらにこれらの別の可変表示部（たとえば前
述の第３の可変表示部と第４の可変表示部など）を組合
せることもできる。

【００４３】さらに、絵柄を停止させるときは、ストッ
プボタンにより停止させる構造でもよいし、乱数表によ
り自動的に停止させる構成にすることもできる。ストッ
プボタンにより停止させるときは、遊技者の意思により
停止させることができ、また、自動的に停止させるとき
は絵柄の変化を認識することができる程度にゆっくりと
変化させることができ、共に遊技者の興趣を誘うことが
できる。

【００４４】

【発明の効果】本発明によれば、あと１個揃えば入賞ま
たは大きな入賞というような場合に、第２の可変表示部
の停止絵柄を用いて再度判定をすることができるため、
しかも、外れた回転体などの絵柄列の絵柄の変化ではな
く別の第４の絵柄列により新たな気分で再挑戦をするこ
とができるため、非常にゲーム性を高めることができ、
興趣をそそるゲームをすることができる。

【００４５】さらに、第１および第２の可変表示部とは
別の可変表示部を絡ませることにより、非常にゲームの
広がりが生じ、マンネリ性を打破して新鮮味のあるゲー
ムを楽しむことができる。その結果、遊技者は飽きるこ
となくゲームを楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の遊技機の一実施形態であるスロットマ
シンの絵柄表示部の説明図である。

【図２】図１の遊技機の主要部のフローチャートの一例
である。

【図３】図１の遊技機の主要部のフローチャートの他の
例である。

【図４】可変表示部の一例である回転体の例を示す図で
ある。

【図５】図１の遊技機の主要部のブロック図である。

【図６】従来のスロットマシンの正面図の一例の一部を
示す図である。

【符号の説明】

１１ 第１の可変表示部 １２ 第２の可変表示部 １ａ〜１ｄ 回転体 Ｌ１〜Ｌ５ 有効ライン

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表示窓に表示される絵柄を変化させ得る
   絵柄列を複数列有する第１の可変表示部を具備し、前記
   複数列の変化する絵柄がそれぞれ停止したときの有効ラ
   イン上の絵柄の組合せに応じて配当をする遊技機であっ
   て、前記第１の可変表示部とは別に絵柄を変化させ得る
   絵柄列を有する第２の可変表示部をさらに具備し、前記
   第１の可変表示部の前記有効ライン上の絵柄の組合せが
   特定の絵柄の組合せから１個の外れのため入賞もしくは
   より大きな入賞にならない場合に、前記第２の可変表示
   部の停止絵柄を前記１個の外れた絵柄の代用絵柄として
   入賞の判断をする手段が設けられてなる遊技機。
2. 【請求項２】 前記第２の可変表示部の絵柄が、前記第
   １の可変表示部の絵柄と一緒に変化しており、前記第１
   の可変表示部の停止絵柄の組合せに前記１個の外れが生
   じた場合のみに遊技者の停止ボタンの作動により停止
   し、それ以外の場合は自動的に停止し得る手段がさらに
   設けられてなる請求項１記載の遊技機。
3. 【請求項３】 前記第１の可変表示部の絵柄の停止によ
   り所定の有効ライン上の絵柄の組合せが前記１個の外れ
   で入賞もしくはより大きな入賞にならない場合に、前記
   第２の可変表示部の絵柄を変化させ、遊技者の停止ボタ
   ンの作動により停止し得る手段がさらに設けられてなる
   請求項１記載の遊技機。
4. 【請求項４】 前記第１の可変表示部および前記第２の
   可変表示部の両方の絵柄を変化させて停止させる手段が
   設けられ、該第２の可変表示部の停止絵柄が前記代用絵
   柄とされ得る請求項１記載の遊技機。
5. 【請求項５】 前記第２の可変表示部の絵柄中に前記第
   １の可変表示部の絵柄の全ての絵柄の意味を有し、どの
   絵柄の代用にもなり得るオールマイティ絵柄が含まれて
   なる請求項１、２、３または４記載の遊技機。
6. 【請求項６】 前記第１および第２の可変表示部とは別
   に当り倍率を定める絵柄を変化させ得る絵柄列を有する
   第３の可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示部ま
   たは前記第１およびおよび第２の可変表示部の組合せに
   より有効ライン上の絵柄の組合せが入賞する場合に、該
   入賞のランクと前記第３の可変表示部の停止絵柄による
   倍率とにより配当をする手段がさらに設けられてなる請
   求項１、２、３、４または５記載の遊技機。
7. 【請求項７】 前記第１および第２の可変表示部とは別
   に配当を定める絵柄を変化させ得る絵柄列を有する第４
   の可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示部または
   前記第１および第２の可変表示部の組合せにより有効ラ
   イン上の絵柄の組合せが予め定めた一定の場合に、前記
   第４の可変表示部の停止絵柄に応じて配当をする手段が
   さらに設けられてなる請求項１、２、３、４または５記
   載の遊技機。
8. 【請求項８】 前記第１および第２の可変表示部とは別
   に特別の入賞のランクを定める絵柄を変化させ得る絵柄
   列を有する第５の可変表示部が設けられ、前記第１の可
   変表示部または前記第１および第２の可変表示部の組合
   せにより有効ライン上の絵柄の組合せが特別の入賞にな
   る場合に、前記第５の可変表示部の停止絵柄によるラン
   クに応じた特別入賞として特権を付与する手段がさらに
   設けられてなる請求項１、２、３、４または５記載の遊
   技機。
9. 【請求項９】 前記第１および第２の可変表示部とは別
   に該第１および第２の可変表示部によるゲームとは異な
   る特典を定める絵柄を含む絵柄列を有する第６の可変表
   示部が設けられ、前記第１の可変表示部または第１およ
   び第２の可変表示部の組合せに拘らず、前記第６の可変
   表示部の停止絵柄により特典を付与する手段がさらに設
   けられてなる請求項１、２、３、４または５記載の遊技
   機。
10. 【請求項１０】 前記第１および第２の可変表示部とは
    別に有効ラインを定める絵柄を変化させ得る絵柄列を有
    する第７の可変表示部が設けられ、前記第１の可変表示
    部の組合せを前記第７の可変表示部の停止絵柄による有
    効ラインにより入賞か否かを判定する手段がさらに設け
    られてなる請求項１、２、３、４または５記載の遊技
    機。