JPH11187779A - 海苔網洗浄装置 - Google Patents

海苔網洗浄装置

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JPH11187779A
JPH11187779A JP36044597A JP36044597A JPH11187779A JP H11187779 A JPH11187779 A JP H11187779A JP 36044597 A JP36044597 A JP 36044597A JP 36044597 A JP36044597 A JP 36044597A JP H11187779 A JPH11187779 A JP H11187779A
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JP
Japan
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laver net
cleaning liquid
cleaning
work boat
sea
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JP36044597A
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English (en)
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Moriyuki Matsumoto
盛行 松本
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SHINWA KOTEC KK
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SHINWA KOTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海苔網の洗浄作業を円滑に行うための海苔網
洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 自走可能な作業船(2) の左右舷部間に洗
浄液噴出管(9) と反射板(21)とを対向させた状態で横架
するとともに、洗浄液噴出管(9) の外周面に複数の噴出
口(11)を反射板(21)へ向けて穿設し、海上を走行するこ
とにより、海上に張設した海苔網(22)を洗浄液噴出管
(9) と反射板(21)との間を通過させるとともに、同海苔
網(22)に向けて洗浄液(7) を噴霧して、海苔網(22)を洗
浄する海苔網洗浄装置において、前記反射板(21)は、作
業船(2) に水平方向へ向けて回動自在に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海苔網洗浄装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の海苔網洗浄装置としては、例え
ば、実開昭60-35789号に開示されているように、作業船
の左右舷部に機枠をそれぞれ取付け、両機枠間に洗浄液
噴出管と反射板とを上下に横架したものがある。
【0003】そして、海苔網を洗浄液噴出管と反射板と
の間に介在させ、海苔網の伸延する方向へ向けて作業船
を進行させながら、洗浄液噴出管と反射板との間を通過
する海苔網に向けて洗浄液を噴出して、海苔網を洗浄す
るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
海苔網洗浄装置にあっては、作業船の左右両舷部それぞ
れに機枠を取付け、両機枠間に洗浄液反射板を横架して
いたため、海面に海苔網を張設した状態のまま洗浄作業
を行うと、海底に立設した海苔網支柱と海苔網とを連結
するための連結紐が左右の機枠に引っ掛かってしまうと
いった不具合があった。
【0005】そのため、海面に海苔網を張設した状態の
まま海苔網を洗浄するためには、作業船の左右両舷部に
おいてそれぞれ作業者が海苔網から連結紐を取外しなが
ら作業船を進行させなければならず、作業者を二人以上
要するとともに、洗浄作業が煩雑なものとなっていた。
【0006】しかも、潮上側では、潮流の作用によって
海苔網が潮下側に引っ張られ、連結紐が引張した状態と
なっており、海苔網から連結紐を取り外すことが困難と
なり、円滑な洗浄作業が行えなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、自
走可能な作業船の左右舷部間に洗浄液噴出管と反射板と
を対向させた状態で横架するとともに、洗浄液噴出管の
外周面に複数の噴出口を反射板へ向けて穿設し、海上を
走行することにより、海上に張設した海苔網を洗浄液噴
出管と反射板との間を通過させるとともに、同海苔網に
向けて洗浄液を噴霧して、海苔網を洗浄する海苔網洗浄
装置において、前記反射板は、作業船に水平方向へ向け
て回動自在に取付けることとした。
【0008】また、前記作業船には、反射板を支持する
ための支柱を立設し、同支柱の内部に連通路を形成し、
同連通路の一端に洗浄液タンクをポンプを介して連通連
結する一方、連通路の他端に前記洗浄液噴出管を連通連
結することとした。
【0009】また、前記洗浄液噴出管は、前記洗浄液タ
ンクの直上方位置に配設し、同洗浄液タンクの上部に開
口を形成して、洗浄液噴出管から噴出された洗浄液を洗
浄液タンクに回収可能に構成することとした。
【0010】また、自走可能な作業船の内部に洗浄機構
を設けて、海上を走行しながら海苔網を洗浄すべく構成
してなる海苔網洗浄装置において、作業船の右舷又は左
舷船首部の少なくともいずれか一方に海苔網案内杆を海
面へ向けて突設して、海上を走行することにより、海苔
網を海苔網案内杆に沿わせて海面から作業船の上部に引
き上げるべく構成することとした。
【0011】また、前記海苔網案内杆は、作業船に収容
可能に取付けることとした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る海苔網洗浄装置は、
自走可能な作業船の内部に洗浄機構を載置して構成した
ものである。
【0013】洗浄機構は、作業船の左右舷部間に洗浄液
噴出管と反射板とを対向させた状態で横架するととも
に、洗浄液噴出管の外周面に複数の噴出口を反射板へ向
けて穿設したものである。
【0014】しかも、反射板は、作業船に水平方向へ向
けて回動自在に取付けたものである。
【0015】従って、反射板を回動させることにより、
海底に立設した海苔網支柱と海面に張設した海苔網とを
連結するための連結紐が反射板と干渉することがなく、
海苔網から連結紐を取り外す必要がなくなり、海苔網の
洗浄作業を作業者一人で円滑に行うことができるもので
ある。
【0016】また、作業船に反射板を支持するための支
柱を立設し、同支柱の内部に連通路を形成し、同連通路
の一端に洗浄液タンクをポンプを介して連通連結する一
方、連通路の他端に前記洗浄液噴出管を連通連結するこ
とにより、洗浄機構の構造を簡単なものとすることがで
きるものである。
【0017】また、洗浄液噴出管を洗浄液タンクの直上
方位置に配設し、同洗浄液タンクの上部に開口を形成し
て、洗浄液噴出管から噴出された洗浄液を洗浄液タンク
に回収可能に構成することにより、洗浄液を循環させて
使用でき、洗浄液を無駄なく使用することができるもの
である。
【0018】また、作業船の右舷又は左舷船首部の少な
くともいずれか一方に海苔網案内杆を海面へ向けて突設
することにより、海上走行に伴って海苔網を海苔網案内
杆に沿わせて海面から作業船の上部に引き上げることが
でき、作業者一人で海苔網の洗浄作業を円滑に行うこと
ができるものである。
【0019】また、海苔網案内杆を作業船に収容可能に
取付けることにより、海苔網案内杆が海上走行の妨げと
なることはなく、また、海苔網案内杆の破損を防止する
ことができるものである。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0021】(実施例1) 図1〜図3は、本発明に係
る海苔網洗浄機1を示した図であり、同海苔網洗浄機1
は、自走可能な作業船2の内部に洗浄機構3を載置して
構成している。
【0022】作業船2は、平面視で略横長矩形箱型に形
成した船体4の船尾に左右一対の船外機5,5 を配設する
とともに、船体4の船首と船尾とに円筒状の浮き6をそ
れぞれ配設して、自走可能に構成している。図中、26,2
7 は前後の海苔網受け板である。
【0023】洗浄機構3は、洗浄液7を貯留した洗浄液
タンク8に洗浄液噴出管9をポンプ10を介して連通連結
し、同洗浄液噴出管9の外周面上部に複数の噴出口11を
間隔を開けて穿設し、同噴出口11から洗浄液7を噴出す
るようにしている。図中、12はポンプ10を駆動させるた
めの発電機である。
【0024】洗浄液タンク8は、作業船2の船首部に横
長矩形箱型状のタンク本体28を載置し、同タンク本体28
の上部に下方へ向けて湾曲させた蓋体13を覆設し、同蓋
体13に複数の開口14を穿設している。
【0025】タンク本体28の底部には、撹拌翼15を回動
自在に配設しており、同撹拌翼15によって、タンク本体
28内の洗浄液7を撹拌することにより、洗浄液7のpH濃
度を略均一に保持するようにしている。図中、16は撹拌
翼15を駆動させるための電動モータである。
【0026】また、洗浄液タンク8には、pH調整機17を
連通連結しており、同pH調整機17は、洗浄液7のpH濃度
を検出するためのpH検出センサと洗浄液7の原液を貯留
した原液タンクと蒸留水を貯留した蒸留水貯留タンクと
を具備しており、pH検出センサにより検出した洗浄液7
のpH濃度が所定値以下となった場合には、原液タンク内
の原液を洗浄液7に混入し、一方、pH検出センサにより
検出した洗浄液7のpH濃度が所定値以上となった場合に
は、蒸留水タンク内の蒸留水を洗浄液7に混入して、洗
浄液7のpH濃度が洗浄に適した所定範囲内になるように
している。
【0027】洗浄液噴出管9は、作業船2の右舷船首部
に立設した支柱18の中途部に着脱自在に取付けている。
【0028】支柱18は、中空円筒状の支柱本体19の中空
部に連通路20を形成し、同連通路20の下端には、洗浄液
タンク8をポンプ10を介して連通連結する一方、連通路
20の上端には、洗浄液噴出管9を連通連結している。
【0029】支柱18の先端には、反射板21を水平方向へ
向けて回動自在に取付けている。
【0030】反射板21は、略中央部を上方へ向けて折曲
しており、通常状態においては、前記洗浄液噴出管9の
直上方位置に位置している。
【0031】このように、反射板21を支持する支柱18の
内部に洗浄液7が流れる連通路20を形成することによ
り、洗浄機構3の構造を簡単なものとすることができ
る。
【0032】海苔網洗浄機1は、以上のように構成され
ており、同海苔網洗浄機1を用いた洗浄作業方法につい
て以下に説明する。
【0033】海苔網22は、図3及び図4に示すように、
海面23に張設されており、左右側部に複数の連結紐24の
先端を長手方向に間隔を開けて取付け、同連結紐24の基
端を、海底に立設した海苔網支柱25の上部に取付けてい
る。従って、連結紐24は、海面23上の海苔網22と海苔網
支柱25の上部との間に張設されている。
【0034】そして、海苔網22を洗浄液噴出管9と反射
板21との間に載置した状態で海苔網洗浄装置1を走行さ
せることにより、海苔網22を洗浄液噴出管9と反射板21
との間を通過させ、同海苔網22に向けて洗浄液噴出管9
から洗浄液7を噴霧して、海苔網22を洗浄する。
【0035】洗浄液7は、ポンプ10の作用により、洗浄
液タンク8から支柱18の内部に形成した連通路20を流
れ、更には、洗浄液噴出管9の噴出口11から上方の反射
板21へ向けて噴霧される。
【0036】そして、噴出口11から上方へ向けて噴霧さ
れた洗浄液7は、一部が海苔網22の下面に付着する。ま
た、海苔網22の下面に付着せずに、網目を通過した洗浄
液7は、反射板21で反射して、一部が海苔網22の上面に
付着する。さらに、海苔網22に付着しなかった洗浄液7
は、再び洗浄液タンク8に回収される。
【0037】このように、洗浄液7を循環させて使用し
ているため、洗浄液7を無駄なく使用することができ
る。
【0038】しかも、洗浄液タンク8にpH調整機17を連
通連結しているため、洗浄液7を常に洗浄に適したpH濃
度に維持することができる。
【0039】海苔網22の端部や中途部においては、海苔
網洗浄機1を海苔網22の端部へ走行させ(図4中、Aで
示す。)、その位置で反射板21の先端を船尾へ向けて回
動させ、その状態のままで海苔網22の長手方向へ向けて
前進し(図4中、Bで示す。
【0040】)、反射板21の先端が連結紐24の下方を通
過した後に、反射板21の先端を左舷部へ向けて回動させ
る(図4中、Cで示す。)。
【0041】このようにして、海苔網22から連結紐24を
取り外すことなく、反射板21を連結紐24の下方を通過さ
せることができ、海苔網22の洗浄作業を円滑に行うこと
ができる。
【0042】(実施例2) 図5及び図6は、他実施例
としての海苔網洗浄機1を示した図であり、同海苔網洗
浄機1は、自走可能な作業船2の内部に洗浄機構3を載
置して構成している。
【0043】作業船2は、平面視で略横長矩形箱型に形
成した船体4の船尾略中央に船外機5を配設するととも
に、船体4の外側壁4aと内側壁4bとの間、及び、外側底
4cと内側底4dとの間に空間29を密閉状に形成し、同空間
29を浮きとして機能させている。
【0044】また、作業船2は、右舷船首部に海苔網案
内杆30を海面23へ向けて突設しており、同海苔網案内杆
30は、船体4に進退自在に取付けて、使用時には、先端
を作業船2の右舷下方へ向けて伸延させ、非使用時に
は、船体4の内部に収容できるようにしている。
【0045】そして、海苔網洗浄装置1が海上を走行す
るのに伴い、海苔網22を海苔網案内杆30に沿わせて海面
23から作業船2の上部に引き上げることができるように
している。
【0046】そのため、作業船2の右舷に作業者がいな
くても、海苔網22を海面23から作業船2上へ引上げら
れ、作業者一人で海苔網22の洗浄作業を行うことができ
る。
【0047】また、海苔網案内杆30は、非使用時に作業
船2に収納可能としているため、作業船2の海上走行の
妨げとなることがなく、また、海苔網案内杆30の破損を
防止することができる。
【0048】尚、海苔網案内杆30は、左右舷船首部両方
に取付けてもよく、また、船体4に海苔網案内杆30の基
端を首振り自在に枢着して、作業船2に収納可能に構成
してもよい。
【0049】船体4の左右舷側船首部等の角部は、平面
視及び側面視で略円弧状に形成しており、海中の障害物
等との衝突により船体4が破損しないようにしている。
【0050】また、船体4の船首部上側を湾曲面状に形
成しており、前記海苔網案内杆30に沿って海面23から引
き上げられた海苔網22が船首部上側の湾曲面に沿って洗
浄機構3へ滑らかに移動できるようにしている。
【0051】洗浄機構3は、作業船2の船首部に横長矩
形箱型状のタンク本体31を載置し、同タンク本体31の上
部に海苔網受け板32を取付けている。
【0052】海苔網受け板32は、底板33を凹状に湾曲さ
せて形成し、海苔網受け板32の上部に洗浄液7を貯留で
きるようにしている。
【0053】また、海苔網受け板32は、タンク本体31に
ポンプ34を介して連通連結されている。図中、35は噴出
管である。
【0054】そして、タンク本体30内の洗浄液7がポン
プ34の作動によって海苔網受け板31の上部に貯留し、そ
の洗浄液7中に海苔網22を浸漬することにより、海苔網
22の洗浄を行うようにしている。しかも、その際に、海
苔網受け板32の底板33を湾曲させて形成しているため、
海苔網22を底板33の上面に沿わせて円滑に移動させるこ
とができる。
【0055】また、海苔網受け板31の上部から溢れた洗
浄液7は、タンク本体30の船首側上部に取付けた樋36を
介して再びタンク本体30へ流入するようにして、洗浄液
7を循環して使用できるようにしている。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0057】(1) 請求項1記載の本発明では、作業船に
反射板を水平方向へ向けて回動自在に取付けているた
め、反射板を回動させることにより、連結紐と反射板と
の干渉を防止でき、海苔網から連結紐を取り外す必要が
なくなり、海苔網の洗浄作業を作業者一人で円滑に行う
ことができる。
【0058】(2) 請求項2記載の本発明では、作業船に
反射板を支持するための支柱を立設し、同支柱の内部に
連通路を形成し、同連通路の一端に洗浄液タンクをポン
プを介して連通連結する一方、連通路の他端に前記洗浄
液噴出管を連通連結しているため、洗浄機構の構造を簡
単なものとすることができる。
【0059】(3) 請求項3記載の本発明では、洗浄液噴
出管を洗浄液タンクの直上方位置に配設し、同洗浄液タ
ンクの上部に開口を形成して、洗浄液噴出管から噴出さ
れた洗浄液を洗浄液タンクに回収可能に構成しているた
め、洗浄液を循環させて使用でき、洗浄液を無駄なく使
用することができる。
【0060】(4) 請求項4記載の本発明では、自走可能
な作業船の内部に洗浄機構を設けて、海上を走行しなが
ら海苔網を洗浄すべく構成してなる海苔網洗浄装置にお
いて、作業船の右舷又は左舷船首部の少なくともいずれ
か一方に海苔網案内杆を海面へ向けて突設しているた
め、海上を走行することにより、海苔網を海苔網案内杆
に沿わせて海面から作業船の上部に引き上げることがで
き、作業者一人で海苔網の洗浄作業を円滑に行うことが
できる。
【0061】(5) 請求項5記載の本発明では、海苔網案
内杆を作業船に収容可能に取付けているため、作業船の
海上走行の妨げとなることがなく、また、海苔網案内杆
の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔網洗浄装置を示す平面図。
【図2】同側面断面図。
【図3】同背面断面図。
【図4】海苔網洗浄装置による洗浄作業を示す説明図。
【図5】他実施例としての海苔網洗浄装置を示す平面
図。
【図6】同側面断面図。
【符号の説明】
1 海苔網洗浄機 2 作業船 3 洗浄機構 7 洗浄液 8 洗浄液タンク 9 洗浄液噴出管 10 ポンプ 11 噴出口 12 発電機 14 開口 18 支柱 20 連通路 21 反射板 22 海苔網 24 連結紐 25 海苔網支柱 30 海苔網案内杆

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走可能な作業船(2) の左右舷部間に洗
    浄液噴出管(9) と反射板(21)とを対向させた状態で横架
    するとともに、洗浄液噴出管(9) の外周面に複数の噴出
    口(11)を反射板(21)へ向けて穿設し、海上を走行するこ
    とにより、海上に張設した海苔網(22)を洗浄液噴出管
    (9) と反射板(21)との間を通過させるとともに、同海苔
    網(22)に向けて洗浄液(7) を噴霧して、海苔網(22)を洗
    浄する海苔網洗浄装置において、 前記反射板(21)は、作業船(2) に水平方向へ向けて回動
    自在に取付けたことを特徴とする海苔網洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記作業船(2) には、反射板(21)を支持
    するための支柱(18)を立設し、同支柱(18)の内部に連通
    路(20)を形成し、同連通路(20)の一端に洗浄液タンク
    (8) をポンプ(10)を介して連通連結する一方、連通路(2
    0)の他端に前記洗浄液噴出管(9) を連通連結したことを
    特徴とする請求項1記載の海苔網洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄液噴出管(9) は、前記洗浄液タ
    ンク(8) の直上方位置に配設し、同洗浄液タンク(8) の
    上部に開口(14)を形成して、洗浄液噴出管(9) から噴出
    された洗浄液(7) を洗浄液タンク(8) に回収可能に構成
    したことを特徴とする請求項2記載の海苔網洗浄装置。
  4. 【請求項4】 自走可能な作業船(2) の内部に洗浄機構
    (3) を設けて、海上を走行しながら海苔網(22)を洗浄す
    べく構成してなる海苔網洗浄装置において、 作業船(2) の右舷又は左舷船首部の少なくともいずれか
    一方に海苔網案内杆(30)を海面(23)へ向けて突設して、
    海上を走行することにより、海苔網(22)を海苔網案内杆
    (30)に沿わせて海面(23)から作業船(2) の上部に引き上
    げるべく構成したことを特徴とする海苔網洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記海苔網案内杆(30)は、作業船(2) に
    収容可能に取付けたことを特徴とする請求項4記載の海
    苔網洗浄装置。
JP36044597A 1997-12-26 1997-12-26 海苔網洗浄装置 Pending JPH11187779A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320992A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Nichimo Co Ltd 海苔網薬剤処理装置
JP2002320418A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Hisashi Kawajiri 筒を利用した海苔網洗浄装置
KR101964016B1 (ko) * 2018-10-23 2019-03-29 남궁일선 양식장용 김발 세척장치
JP2021153582A (ja) * 2020-03-26 2021-10-07 ヘチョン テック カンパニー,リミテッド 海苔養殖場殺菌浄化システム(Laver aquaculture sterilization and purification system)

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