JP2000295939A - 海洋構造物の洗浄装置 - Google Patents

海洋構造物の洗浄装置

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JP2000295939A
JP2000295939A JP11104148A JP10414899A JP2000295939A JP 2000295939 A JP2000295939 A JP 2000295939A JP 11104148 A JP11104148 A JP 11104148A JP 10414899 A JP10414899 A JP 10414899A JP 2000295939 A JP2000295939 A JP 2000295939A
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washing
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Keizo Yasutake
計三 安武
Yukio Takimoto
幸男 滝本
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Kanmon Dock Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄・清掃能力や走行の安定性などにすぐれ
た自走式の海洋構造物の洗浄装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 洗浄ノズル8へ海砂が混入した海水を送
り、これを海洋構造物へ向って射水して洗浄する。洗浄
水には海砂が混入しているので、洗浄能力はきわめて高
い。また本体1の両側部に中空の車輪2を備える。車輪
2は浮力が得られるように中空体になっている。車輪2
には注排水部として栓14が設けられている。栓14が
車輪2に海水を適量注入することにより、全体の前後左
右の重心バランスをとり、重心Gを最適位置にする。こ
れにより洗浄装置の直進性が確保されて走行性が安定
し、また遠隔操作による進行方向の変更が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養魚用の生けす、
船舶、岸壁、堤防などの海洋構造物の洗浄装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】養魚場は、海洋に漁網を張設して生けす
を構築し、その内部で魚を養殖するようになっている
が、漁網にはエサの残滓、海藻などの汚物類が付着しや
すい。漁網に汚物類が付着すると、生けす内外の海水の
流通は阻害され、生けす内の酸素濃度が低下するなどし
て海水の水質が悪化しやすい。海水の水質が悪化する
と、魚の病気発生原因になり、場合によっては大量の魚
が死亡する。
【0003】したがって養魚場では漁網を洗浄すること
が行われる。従来、漁網の洗浄は、潜水夫が洗浄ノズル
を保持して海中に潜り、洗浄ノズルから漁網へ高圧の洗
浄水を噴射することにより行われていた。しかしながら
このような潜水夫の手作業による洗浄は過酷な作業であ
り、また海中深く潜水することからかなり危険でもあっ
た。
【0004】そこで、潜水夫によらずに漁網を洗浄する
洗浄装置が提案された(実開平4−74954号公
報)。このものは、台車を潜水させて漁網に沿って自走
させながら、台車に取り付けられた洗浄ノズルから洗浄
水を射出し、漁網を洗浄するようにしたものであり、台
車の走行などは母船上の遠隔操作部により遠隔操作する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の洗浄装置では、洗浄ノズルから海水を射水するため洗
浄・清掃能力が小さいものであり、また台車の走行の安
定性が悪く、そのため遠隔操作性が悪いなど装置の完成
度は十分ではないなどの問題点があり、したがって未だ
養魚場には普及していない実情にある。またこのような
洗浄装置を、船舶や岸壁・堤防などの洗浄・清掃装置と
して用いることも考えられるが、その場合も上記と同様
の問題が発生する。
【0006】そこで本発明は、洗浄・清掃能力と走行の
安定性にすぐれた自走式の海洋構造物の洗浄装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の海洋構造物の洗
浄装置は、本体と、本体の両側部に設けられて海洋構造
物の表面を転動する複数個の車輪と、これらの車輪を駆
動する駆動部と、本体の底面に設けられて回転しながら
海洋構造物へ向って洗浄水を射水する洗浄ノズルと、こ
の洗浄ノズルに海砂が混入された洗浄水を供給する海砂
供給手段と、本体の背面に設けられて海水を射水するこ
とによりその反力で車輪を海洋構造物に押しつける与圧
ノズルと、少なくとも前記駆動部を遠隔操作する遠隔操
作部を備えた。
【0008】この構成において、与圧ノズルから海水を
噴射してその反力により車輪を海洋構造物に押しつけ、
車輪を駆動して自走させながら、洗浄ノズルから海砂が
混入された海水を射水することにより、海洋構造物を洗
浄する。
【0009】また好ましくは、洗浄装置全体の重心バラ
ンスを調整するための重心バランス調整手段を設けたも
のである。また重心バランス調整手段が、好ましくは、
前記本体の隅部に設けられた中空体であり、この中空体
に水を注入・排出するための注排水部を設け、この中空
体に注入する水量を調整することにより、全体の重量バ
ランスを調整するようにした。また好ましくは、前記本
体の隅部に設けられる前記車輪を、前記中空体とした。
【0010】この構成において、本体の隅部に設けられ
た車輪などの中空体に注入する水量を調整するなどして
全体の重量バランスを調整することにより走行性が安定
し、また遠隔操作による左右等への進行方向の変更も容
易に行うことができる。また海中にあって浮力を受ける
洗浄装置の重量を最適に調整することができる。
【0011】また前記与圧ノズルが複数個あり、これら
の与圧ノズルからの海水の射水方向を前記洗浄ノズルの
射水方向と異ならせることにより、洗浄ノズルの射水エ
ネルギーと与圧ノズルの射水エネルギーを相殺するよう
にしたものである。
【0012】この構成において、洗浄ノズルからの洗浄
水の射水エネルギーと与圧ノズルからの海水の射水エネ
ルギーは互いに相殺される。したがって洗浄ノズルから
の射水エネルギーの反力により本体ががたつくのを解消
できる。
【0013】また前記洗浄ノズルの吐出孔の形状を、洗
浄水が海洋構造物へ向って略帯状に射水される形状とし
たものである。
【0014】この構成において、洗浄ノズルの吐出孔か
ら射水された洗浄水は略帯状に拡がって海洋構造物に吹
き付けられるので、広い範囲を強い衝突エネルギーで強
力に洗浄することができる。
【0015】また前記洗浄ノズルを海洋構造物からガー
ドするためのガード体を設けたものである。この場合好
ましくは、ガード体は、本体の底面における洗浄ノズル
の先端部の周囲に設ける。また好ましくは、洗浄ノズル
の先端部に設ける。
【0016】この構成において、洗浄ノズルの先端部は
ガード体でガードされているので、この先端部が海洋構
造物に引っ掛かるのを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、海洋構造物として養魚場の
生けすの漁網を例にとり、本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は海洋構造物の洗浄装置の斜視
図、図2は同平面図、図3は同底面図、図4は同側面
図、図5は同正面図、図6は同与圧ノズルの側面図、図
7は同洗浄ノズルの斜視図、図8は同洗浄ノズルの配置
を示す本体の簡略底面図、図9は同洗浄ノズルの斜視
図、図10は同簡略平面図である。
【0018】図1において、1は箱型の本体であり、そ
の両側部にはそれぞれ複数個(本形態では各2個)の車
輪(前輪と後輪)2が取り付けられている。本体1と車
輪2は、海水中で適度の浮力が得られるように密閉され
た中空体となっている。本体1の4隅に設けられた車輪
2は、本体1の内部に設けられた油圧モータなどの駆動
部9(図10)により駆動される。図1および図2にお
いて、13は本体1の上面隅部に設けられた開閉板であ
り、開閉板13を開閉して駆動部9などの保守管理を行
う。後述するように、本体1の4隅に設けられた中空体
から成る車輪2は、重心バランスの調整手段を兼務す
る。
【0019】図6において、本体1の中央には中空の管
体部3が垂直に貫通している。管体部3の上端部には本
体1の上面(背面)から上方へ突出するパイプ4が連結
されており、パイプ4の上端部には水平なパイプ5が連
結されている(図1、図2も参照)。図1において、パ
イプ5は本体1の幅方向に上面と平行(水平)に配設さ
れており、その両端の先端部には複数個(本形態では2
個)の与圧ノズル6a,6bが設けられている。図4お
よび図6において、2個の与圧ノズル6a,6bは、互
いに逆方向(前後方向)に傾斜している。本形態では鉛
直線Nに対して、10°〜20°程度、望ましくは約1
5°傾斜している。
【0020】図3および図4において、本体1の底面に
は水平(底面と平行)なパイプ7が放射状に複数本(本
形態では平面視して120゜の間隔で3本)連結されて
おり、パイプ7の先端部には洗浄ノズル8が連結されて
いる。パイプ7は管体部3(図6)の下端部に連結され
ている。洗浄ノズル8は洗浄水を海中の漁網11へ向っ
て射水するが、その射水エネルギーの反力により、洗浄
ノズル8は管体部3を中心に回転(旋回)する(図3の
矢印A)。なお本形態のパイプ4,5は回転しない。
【0021】図1および図6において、パイプ4にはパ
イプ10が連結されている。パイプ10から高圧の海水
がパイプ4へ圧送される。パイプ4内へ圧送された海水
は、与圧ノズル6a,6bおよび洗浄ノズル8から射水
される。なおパイプ10には、図1に示す母船30上な
どの適所に設けられた遠隔操作部31からホース(図示
せず)を通して海水が圧送される。
【0022】図3および図5において、本体1の底部の
前部と後部にはロッド15が本体1の幅方向に装着され
ている。また本体1の底部の両側部にもロッド16が本
体1の前後方向に設けられている。これらのロッド1
5,16は、洗浄ノズル8の周囲を包囲するように枠形
の閉ループ状に配設されている。また図7において、洗
浄ノズル8にはリング17が溶接などで固着されてお
り、洗浄ノズル8はリング17に斜方向に貫通してい
る。図2、図3において、22は本体1の端部に設けら
れたフックなどの係止部である。係止部22にワイヤな
どを係着し、本洗浄装置の運搬などを行う。なお図1で
は係止部22は省略している。
【0023】ロッド15,16やリング17は、洗浄ノ
ズル8が漁網に引っ掛かるのを防止するためのガード体
となるものである。すなわち、本洗浄装置は、車輪2が
養魚場の漁網11(図4、図5)に接地して走行し、洗
浄ノズル8を本体1の底面上を回転させながら、これか
ら洗浄水としての海水を射水して漁網11を洗浄するも
のであるが、漁網11は波浪などのために揺動している
ため、洗浄ノズル8の先端部が漁網11に引っ掛かると
漁網11を損傷し、あるいは洗浄ノズル8も破損するお
それがある。そこでノズル8の先端部の周囲をロッド1
5,16でガードし、更に洗浄ノズル8の先端部をリン
グ17でガードすることにより、洗浄ノズル8が漁網1
1に引っ掛かるトラブルを二重に防止しているものであ
る。勿論、ガード体の具体的構成は本形態に限定される
ものではなく、要は洗浄ノズル8の先端部が漁網11に
引っ掛からない構造のものであればよい。
【0024】図7において、ノズル8の先端面には洗浄
水の吐出孔12が開口されている。吐出孔12は細長い
スリット孔であり、鎖線にて示すように洗浄水を次第に
拡がる略帯状の断面Sで射水する。図8は、3本の洗浄
ノズル8を平面視した状態を示す簡略図である。図8に
示すように、各洗浄ノズル8は吐出孔12から洗浄水を
射水しながら、その射水の反力により管体部3を中心に
矢印A方向へ回転する。したがって吐出孔12は、図8
に示す二重リングa,bの範囲内にドーナツ状に洗浄水
を射水し、漁網11に吹き付ける。
【0025】このように吐出孔12をスリット状にして
洗浄水を略帯状の断面Sで射水しながら管体部3を中心
に矢印A方向へ回転させれば、洗浄水を広い範囲で漁網
11に吹き付けることができ、広い範囲の洗浄が可能と
なって洗浄の作業性が向上する。更には吐出孔12を細
いスリット孔にすることにより、射水エネルギーを強く
して勢いよく洗浄水を漁網11に吹き付けることができ
る。
【0026】吐出孔としては、図9に示すように複数個
の小孔12aを直線状に開口してもよく、要は洗浄水を
実質的に次第に拡がる略帯状の断面で射水することによ
り、洗浄水の射水エネルギーを強くするとともに、洗浄
水を漁網11に吹き付ける範囲を広くすればよい。
【0027】図6に示すように、与圧ノズル6a,6b
は鉛直線Nに対して互いに逆方向に約15゜で傾斜させ
ている。以下、その理由について説明する。図3におい
て、洗浄ノズル8は、洗浄水の射水エネルギーの反力に
より矢印A方向へ回転するが、この射水エネルギーの反
力により本体1はがたつく。本体1ががたつくと、本洗
浄装置の海中での走行は不安定となり、進行方向が狂い
やすい。そこ与圧ノズル6a,6bを傾斜させて洗浄ノ
ズル8の射水方向と反対方向に射水することにより、洗
浄ノズル8の射水エネルギーと与圧ノズル6a,6bの
射水エネルギーを相殺し、これにより本体1のがたつき
を解消する。また与圧ノズル6a,6bから斜上方へ射
出する射水エネルギーの反力により、車輪2を漁網11
に押し付ける。なお本洗浄装置は、海中を反転しながら
3次元的に走行する。したがって本明細書において、上
方や下方などの方向は相対的な方向である。
【0028】図6において、パイプ5には管21が連結
されている(図1も参照)。この管21には、母船30
などから海砂を混入した海水が圧送されてくる。この海
砂を含んだ海水は、パイプ10から送られてきた海水と
混合され、洗浄ノズル8から噴出する。すなわち管21
は、海砂供給手段となっている。このようにして洗浄ノ
ズル8から噴出される洗浄水に海砂を混合すれば、漁網
11の洗浄・清掃能力を著しく向上させることができ
る。しかも海砂は、養魚場の近くの海岸などで容易・安
価に入手できる利点がある。なお図2、図5は管21を
省略している。
【0029】次に本洗浄装置の重心バランスを調整する
手段について説明する。本洗浄装置は、母船30上にお
いてオペレータがモニタテレビ(後述)などを見ながら、
母船30からの遠隔操作により海中を3次元的に走行す
るものであり、所望方向へ走行させるためにはその直進
性や方向転換性が確保されねばならない。このためには
全体の重心バランスの調整が重要であり、重心バランス
が崩れると、本洗浄装置は直進できず、右方向や左方向
などへ進行方向が狂いやすい。そこで次のようにして重
心バランスを調整する。
【0030】図10は本洗浄装置を簡略に示すものであ
る。図10において、本体1の隅部に設けられた車輪2
は中空体であるが、各車輪2には栓14が装着されてい
る(図1も参照)。この栓14は液体(通常は海水)の
注排水部となっている。そこで栓14から各車輪2内に
液体を適量注入することにより、車輪2の浮力を調整
し、これにより前後方向および左右方向(X−X方向,
Y−Y方向)の重心バランスを調整して、重心Gが所望
の位置(通常は本体1の中心)になるようにする。この
ようにして重心バランスを調整すれば、本洗浄装置の走
行の安定性、殊に直進性を確保でき、母船30からの遠
隔操作により、容易に所望方向に直進させたり、進行方
向の変更を行うことができる。
【0031】なお進行方向の変更は、例えば、本体1の
両側部の車輪2のうち、一方の車輪2の回転を停止若し
くは加減速するなどして行うことができる。また重心バ
ランスの調整手段としては、本形態以外にも、例えば本
体1内部の隅部(例えば4隅に設けられた駆動部9の近
傍)に中空体を格別に配設して、これらの中空体に注排
水部により注排水するようにしてもよい。このような手
段によれば、手近な海水を利用して簡単に重心バランス
を調整できる利点がある。また海中を走行する本洗浄装
置の重量をこれが受ける浮力とのバランスを考慮して最
適に調整し、すぐれた走行性能を確保することができ
る。また本形態のように、本体1の4隅に備えられた車
輪2を中空体として利用すれば、構造が簡単化できるだ
けでなく、排水するときは、車輪2を回して栓14を下
側にして栓14をはずせば、簡単に排水できる。勿論、
重心バランスの調整手段としては、中空体によらずに、
本体1などの各所におもりを着脱自在に装着するように
してもよい。
【0032】図1において、本体1の上面前部には観察
ユニット20が設けられている。観察ユニット20の内
部にはビデオカメラや光源などが組付けられている。本
形態の観察ユニット20の形状は球体であり、これより
走行中に受ける海水抵抗が常に一定になるようにしてい
る。母船30と観察ユニット20は、ケーブル(図示せ
ず)などで接続されている。オペレータは、母船30上
において、観察ユニット20のビデオカメラがとらえた
映像をモニタテレビで見ながら、各車輪2の駆動部の制
御やパイプ10への海水の圧送などの必要な制御等を行
う。勿論、遠隔操作部31は、母船30上に設けずに、
陸地上の管理室などに設けてもよい。
【0033】この海洋構造物の洗浄装置は上記のような
構成より成るので、オペレータは母船30に乗船して、
モニタテレビを見ながら必要な制御を行い、漁網11の
洗浄作業を行う。この場合、洗浄装置は、進行方向の方
向転換や反転動作などを的確に行う必要があり、そのた
めには全体の重心バランスが安定していなければならな
い。何故ならば、例えば図10において、重心位置が
G’で示す位置に変位していると、洗浄装置は矢印N方
向へまっすぐに直進せずに、矢印N’方向へ進行方向が
曲がってしまうからである。そこで本洗浄装置は、その
運転の前に、各車輪2に液体を注入し、重心位置が正し
くなるように予め調整する。
【0034】上記実施の形態では、海洋構造物として養
魚場の生けすの漁網を例にとって説明したが、本発明は
船舶、岸壁、堤防などの海洋構造物の洗浄装置にも適用
できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、洗
浄水に海砂を混入したことにより、洗浄・清掃能力を著
しく向上できる。また全体の重量バランスを調整するこ
とにより、走行性が安定し、また遠隔操作による左右等
への進行方向の変更を容易に行うことができる。また海
中を走行する本洗浄装置の重量をこれが受ける浮力との
バランスを考慮して最適に調整し、すぐれた走行性能を
確保することができる。この場合、本体の隅部に設けら
れた中空体に注入する水量を調整して全体の重心バラン
スを調整するようにすれば、手近な海水を利用して、簡
単に重心バランスを調整することができる。またこの場
合、車輪を中空体として利用すれば、構造を簡単化で
き、また車輪を回して栓などの注排水部を下側にするこ
とにより、内部の海水を簡単に排水できる。
【0036】また与圧ノズルからの海水の射水方向を洗
浄ノズルの射水方向と異ならせることにより、洗浄ノズ
ルの射水エネルギーと与圧ノズルの射水エネルギーを相
殺することにより、洗浄ノズルからの射水エネルギーの
反力により本体ががたつくのを解消できる。
【0037】また洗浄ノズルの吐出孔の形状を、洗浄水
が漁網へ向って略帯状に射水される形状とすることによ
り、洗浄ノズルの吐出孔から射水された洗浄水は略帯状
に拡がって漁網に吹き付けられるので、広い範囲を強い
衝突エネルギーで強力に洗浄することができる。
【0038】また洗浄ノズルを海洋構造物からガードす
るためのガード体を設けることにより、この先端部が海
洋構造物に引っ掛かるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】海洋構造物の洗浄装置の斜視図
【図2】海洋構造物の洗浄装置の平面図
【図3】海洋構造物の洗浄装置の底面図
【図4】海洋構造物の洗浄装置の側面図
【図5】海洋構造物の洗浄装置の正面図
【図6】海洋構造物の洗浄装置の与圧ノズルの側面図
【図7】海洋構造物の洗浄装置の洗浄ノズルの斜視図
【図8】海洋構造物の洗浄装置の洗浄ノズルの配置を示
す本体底面の簡略底面図
【図9】海洋構造物の洗浄装置の洗浄ノズルの斜視図
【図10】海洋構造物の洗浄装置の簡略平面図
【符号の説明】
1 本体 2 車輪(中空体) 6a,6b 与圧ノズル 8 洗浄ノズル 11 漁網 12,12a 吐出孔 14 栓(注排水部) 15,16 ロッド(ガード体) 17 リング(ガード体) 21 管(海砂供給手段) 30 母船 31 遠隔操作部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、本体の両側部に設けられて海洋
    構造物の表面を転動する複数個の車輪と、これらの車輪
    を駆動する駆動部と、本体の底面に設けられて回転しな
    がら海洋構造物へ向って洗浄水を射水する洗浄ノズル
    と、この洗浄ノズルに海砂が混入された洗浄水を供給す
    る海砂供給手段と、本体の背面に設けられて海水を射水
    することによりその反力で車輪を海洋構造物に押しつけ
    る与圧ノズルと、少なくとも前記駆動部を遠隔操作する
    遠隔操作部を備えたことを特徴とする海洋構造物の洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 洗浄装置全体の重心バランスを調整する
    ための重心バランス調整手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の海洋構造物の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記重心バランス調整手段が、前記本体
    の隅部に設けられた中空体であり、この中空体に水を注
    入・排出するための注排水部を設け、この中空体に注入
    する水量を調整することにより、全体の重量バランスを
    調整するようにしたことを特徴とする請求項2記載の海
    洋構造物の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記本体の隅部に設けられる前記車輪
    を、前記中空体としたことを特徴とする請求項3記載の
    海洋構造物の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記与圧ノズルが複数個あり、これらの
    与圧ノズルからの海水の射水方向を前記洗浄ノズルの射
    水方向と異ならせることにより、洗浄ノズルの射水エネ
    ルギーと与圧ノズルの射水エネルギーを相殺するように
    したことを特徴とする海洋構造物の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記洗浄ノズルの吐出孔の形状を、洗浄
    水が海洋構造物へ向って略帯状に射水される形状とした
    ことを特徴とする請求項1記載の海洋構造物の洗浄装
    置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄ノズルの先端部を海洋構造物か
    らガードするためのガード体を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の海洋構造物の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記ガード体が、前記本体の底面におけ
    る前記洗浄ノズルの先端部の周囲に設けられていること
    を特徴とする請求項7記載の海洋構造物の洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記ガード体が、前記洗浄ノズルの先端
    部に設けられていることを特徴とする請求項7記載の海
    洋構造物の洗浄装置。
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