JP2000295938A - 養魚場の漁網洗浄装置 - Google Patents

養魚場の漁網洗浄装置

Info

Publication number
JP2000295938A
JP2000295938A JP11103977A JP10397799A JP2000295938A JP 2000295938 A JP2000295938 A JP 2000295938A JP 11103977 A JP11103977 A JP 11103977A JP 10397799 A JP10397799 A JP 10397799A JP 2000295938 A JP2000295938 A JP 2000295938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing net
main body
nozzle
cleaning device
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11103977A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohiko Yoshinaga
豊彦 吉永
Yukio Takimoto
幸男 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanmon Dock Service Co Ltd
Original Assignee
Kanmon Dock Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanmon Dock Service Co Ltd filed Critical Kanmon Dock Service Co Ltd
Priority to JP11103977A priority Critical patent/JP2000295938A/ja
Publication of JP2000295938A publication Critical patent/JP2000295938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行の安定性などにすぐれた自走式の養魚場
の漁網洗浄装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体1の両側部に中空の車輪2を備え
る。車輪2は浮力が得られるように中空体になってい
る。車輪2には注排水部として栓14が設けられてい
る。栓14が車輪2に海水を適量注入することにより、
全体の前後左右の重心バランスをとり、重心Gを最適位
置にする。これにより漁網洗浄装置の直進性が確保され
て走行性が安定し、また遠隔操作による進行方向の変更
が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養魚場の漁網洗浄
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】養魚場は、海洋に漁網を張設して生けす
を構築し、その内部で魚を養殖するようになっている
が、漁網にはエサの残滓、海藻などの汚物類が付着しや
すい。漁網に汚物類が付着すると、生けす内外の海水の
流通は阻害され、生けす内の酸素濃度が低下するなどし
て海水の水質が悪化しやすい。海水の水質が悪化する
と、魚の病気発生原因になり、場合によっては大量の魚
が死亡する。
【0003】したがって養魚場では漁網を洗浄すること
が行われる。従来、漁網の洗浄は、潜水夫が洗浄ノズル
を保持して海中に潜り、洗浄ノズルから漁網へ高圧の洗
浄水を噴射することにより行われていた。しかしながら
このような潜水夫の手作業による洗浄は過酷な作業であ
り、また海中深く潜水することからかなり危険でもあっ
た。
【0004】そこで、潜水夫によらずに漁網を洗浄する
洗浄装置が提案された(実開平4−74954号公
報)。このものは、台車を潜水させて漁網に沿って自走
させながら、台車に取り付けられた洗浄ノズルから洗浄
水を射出し、漁網を洗浄するようにしたものであり、台
車の走行などは母船上の遠隔操作部により遠隔操作する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の洗浄装置では、台車の走行の安定性が悪く、そのため
遠隔操作性が悪いなど装置の完成度は十分ではなく、し
たがって未だ養魚場には普及していない実情にある。
【0006】そこで本発明は、走行の安定性にすぐれた
自走式の養魚場の漁網洗浄装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の養魚場の漁網洗
浄装置は、本体と、本体の両側部に設けられた複数個の
車輪と、これらの車輪を駆動する駆動部と、本体の底面
に設けられて回転しながら漁網へ向って洗浄水を射水す
る洗浄ノズルと、本体の背面に設けられて海水を射水す
ることによりその反力で車輪を漁網に押しつける与圧ノ
ズルとを備え、少なくとも前記駆動部を遠隔操作部によ
り遠隔操作するようにした養魚場の漁網洗浄装置におい
て、漁網洗浄装置全体の重心バランスを調整するための
重心バランス調整手段を設けたものである。また重心バ
ランス調整手段として、好ましくは、前記本体の隅部に
設けられた中空体であり、この中空体に水を注入・排出
するための注排水部を設け、この中空体に注入する水量
を調整することにより、全体の重量バランスを調整する
ようにした。更に好ましくは、前記本体の隅部に設けら
れる前記車輪を、前記中空体とした。
【0008】この構成において、本体の両側部に設けら
れた車輪などの中空体に注入する水量を調整するなどし
て全体の重量バランスを調整することにより走行性が安
定し、また遠隔操作による左右等への進行方向の変更も
容易に行うことができる。また海中にあって浮力を受け
る洗浄装置の重量を最適に設定することができる。
【0009】また前記与圧ノズルが複数個あり、これら
の与圧ノズルからの海水の射水方向を前記洗浄ノズルの
射水方向と異ならせることにより、洗浄ノズルの射水エ
ネルギーと与圧ノズルの射水エネルギーを相殺するよう
にしたものである。
【0010】この構成において、洗浄ノズルからの洗浄
水の射水エネルギーと与圧ノズルからの海水の射水エネ
ルギーは互いに相殺される。したがって洗浄ノズルから
の射水エネルギーの反力により本体ががたつくのを解消
できる。
【0011】また前記洗浄ノズルの吐出孔の形状を、洗
浄水が漁網へ向って略帯状に射水される形状としたもの
である。
【0012】この構成において、洗浄ノズルの吐出孔か
ら射水された洗浄水は略帯状に拡がって漁網に吹き付け
られるので、広い範囲を強い衝突エネルギーで強力に洗
浄することができる。
【0013】また前記洗浄ノズルを漁網からガードする
ためのガード体を設けたものである。この場合好ましく
は、ガード体は、本体の底面における洗浄ノズルの先端
部の周囲に設ける。また好ましくは、洗浄ノズルの先端
部に設ける。
【0014】この構成において、漁網は海中で揺れ動い
ているが、洗浄ノズルの先端部はガード体でガードされ
ているので、この先端部が漁網に引っ掛かるのを防止で
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は養魚場の漁網洗浄装置の斜
視図、図2は同平面図、図3は同底面図、図4は同側面
図、図5は同正面図、図6は同与圧ノズルの側面図、図
7は同洗浄ノズルの斜視図、図8は同洗浄ノズルの配置
を示す本体底面の簡略底面図、図9は同洗浄ノズルの斜
視図、図10は同簡略平面図である。
【0016】図1において、1は箱型の本体であり、そ
の両側部にはそれぞれ複数個(本形態では各2個)の車
輪(前輪と後輪)2が取り付けられている。本体1と車
輪2は、海水中で適度の浮力が得られるように密閉され
た中空体となっている。本体1の4隅に設けられた車輪
2は、本体1の内部に設けられた油圧モータなどの駆動
部9(図10)により駆動される。図1および図2にお
いて、13は本体1の上面隅部に設けられた開閉板であ
り、開閉板13を開閉して駆動部9などの保守管理を行
う。
【0017】図6において、本体1の中央には中空の管
体部3が垂直に貫通している。管体部3の上端部には本
体1の上面(背面)から上方へ突出するパイプ4が連結
されており、パイプ4の上端部には水平なパイプ5が連
結されている(図1、図2)。図1において、パイプ5
は本体1の幅方向に上面と平行(水平)に配設されてお
り、その両端の先端部には複数個(本形態では2個)の
与圧ノズル6a,6bが設けられている。図4および図
6において、2個の与圧ノズル6a,6bは、互いに逆
方向(前後方向)に傾斜している。本形態では鉛直線N
に対して、10°〜20°程度、望ましくは約15°傾
斜している。
【0018】図3および図4において、本体1の底面に
は水平(底面と平行)なパイプ7が放射状に複数本(本
形態では平面視して120゜の間隔で3本)連結されて
おり、パイプ7の先端部には洗浄ノズル8が連結されて
いる。パイプ7は管体部3(図6)の下端部に連結され
ている。洗浄ノズル8は洗浄水を海水中の漁網11へ向
って射水するが、その射水エネルギーの反力により、洗
浄ノズル8は管体部3を中心に回転(旋回)する(図3
の矢印A)。なお本形態のパイプ4,5は回転しない。
【0019】図1および図6において、パイプ4にはパ
イプ10が連結されている。パイプ10から高圧の海水
がパイプ4へ圧送される。パイプ4内へ圧送された海水
は、与圧ノズル6a,6bおよび洗浄ノズル8から射水
される。なおパイプ10には、図1に示す母船30上な
どに設けられた遠隔操作部31からホース(図示せず)
を通して海水が圧送される。
【0020】図4および図5において、本体1の底部の
前部と後部にはロッド15が本体1の幅方向に装着され
ている。また本体1の底部の両側部にもロッド16が本
体1の前後方向に設けられている。これらのロッド1
5,16は、洗浄ノズル8の周囲を包囲するように枠形
の閉ループ状に配設されている。また図7において、洗
浄ノズル8にはリング17が溶接などで固着されてお
り、洗浄ノズル8はリング17に斜方向に貫通してい
る。
【0021】ロッド15,16やリング17は、洗浄ノ
ズル8が漁網に引っ掛かるのを防止するためのガード体
となるものである。すなわち、本漁網洗浄装置は、車輪
2が養魚場の漁網11(図4、図5)に接地して走行
し、洗浄ノズル8を本体1の底面上を回転させながら、
これから洗浄水としての海水を射水して漁網11を洗浄
するものであるが、漁網11は波浪などのために揺動し
ているため、洗浄ノズル8の先端部が漁網11に引っ掛
かると漁網11を損傷し、あるいは洗浄ノズル8も破損
するおそれがある。そこでノズル8の先端部の周囲をロ
ッド15,16でガードし、更に洗浄ノズル8の先端部
をリング17でガードすることにより、洗浄ノズル8が
漁網11に引っ掛かるトラブルを二重に防止しているも
のである。勿論、ガード体の具体的構成は本形態に限定
されるものではなく、要は洗浄ノズル8の先端部が漁網
11に引っ掛からない構造のものであればよい。
【0022】図7において、ノズル8の先端面には洗浄
水の吐出孔12が開口されている。吐出孔12は細長い
スリット孔であり、鎖線にて示すように洗浄水を次第に
拡がる略帯状の断面Sで射水する。図8は、3本の洗浄
ノズル8を平面視した状態を示す簡略図である。図8に
示すように、各洗浄ノズル8は吐出孔12から洗浄水を
射水しながら、その射水の反力により管体部3を中心に
矢印A方向へ回転する。したがって吐出孔12は、図8
に示す二重リングa,bの範囲内にドーナツ状に洗浄水
を射水し、漁網11に吹き付ける。
【0023】このように吐出孔12をスリット状にして
洗浄水を略帯状の断面Sで射水しながら管体部3を中心
に矢印A方向へ回転させれば、洗浄水を広い範囲で漁網
11に吹き付けることができ、広い範囲の洗浄が可能と
なって洗浄の作業性が向上する。更には吐出孔12を細
いスリット孔にすることにより、射水エネルギーを強く
して勢いよく洗浄水を漁網11に吹き付けることができ
る。
【0024】吐出孔としては、図9に示すように複数個
の小孔12aを直線状に開口してもよく、要は洗浄水を
実質的に次第に拡がる略帯状の断面で射水することによ
り、洗浄水の射水エネルギーを強くするとともに、洗浄
水を漁網11に吹き付ける範囲を広くすればよい。
【0025】図6に示すように、与圧ノズル6a,6b
は鉛直線Nに対して互いに逆方向に約15゜で傾斜させ
ている。以下、その理由について説明する。図3におい
て、洗浄ノズル8は、洗浄水の射水エネルギーの反力に
より矢印A方向へ回転するが、この射水エネルギーの反
力により本体1はがたつく。本体1ががたつくと、本漁
網洗浄装置の海中での走行は不安定となり、進行方向が
狂いやすい。そこ与圧ノズル6a,6bを傾斜させて洗
浄ノズル8の射水方向と反対方向に射水することによ
り、洗浄ノズル8の射水エネルギーと与圧ノズル6a,
6bの射水エネルギーを相殺し、これにより本体1のが
たつきを解消する。また与圧ノズル6a,6bから斜上
方へ射出する射水エネルギーの反力により、車輪2を漁
網11に押し付ける。なお本漁網洗浄装置は、海中を反
転しながら3次元的に走行する。したがって本明細書に
おいて、上方や下方などの方向は相対的な方向である。
【0026】次に本漁網洗浄装置の重心バランスを調整
する手段について説明する。本漁網洗浄装置は、母船3
0上においてオペレータがモニタテレビ(後述)などを見
ながら、母船30からの遠隔操作により海中を3次元的
に走行するものであり、所望方向へ走行させるためには
その直進性が確保されねばならない。このためには全体
の重心バランスの調整が重要であり、重心バランスが崩
れると、本漁網洗浄装置は直進できず、右方向や左方向
などへ進行方向が狂いやすい。そこで次のようにして重
心バランスを調整する。
【0027】図10は本漁網洗浄装置を簡略に示すもの
である。図10において、本体1の隅部に設けられた車
輪2は中空体であるが、各車輪2には栓14が装着され
ている(図1も参照)。この栓14は液体(通常は海
水)の注排水部となっている。そこで栓14から各車輪
2内に液体を適量注入することにより、前後方向および
左右方向(X−X方向,Y−Y方向)の重心バランスを
調整し、重心Gが所望の位置(通常は本体1の中心)に
なるようにする。このようにして重心バランスを調整す
れば、本漁網洗浄装置の走行の安定性、殊に直進性を確
保でき、母船30からの遠隔操作により、容易に所望方
向に直進させたり、進行方向の変更を行うことができ
る。
【0028】なお進行方向の変更は、例えば、本体1の
両側部の車輪2のうち、一方の車輪2の回転を停止若し
くは加減速するなどして行うことができる。また重心バ
ランスの調整手段としては、本形態以外にも、例えば本
体1内部の隅部(例えば4隅に設けられた駆動部9の近
傍)に中空体を格別に配設して、これらの中空体に注排
水部により注排水するようにしてもよい。このような手
段によれば、手近な海水を利用して簡単に重心バランス
を調整できる利点がある。また海中を走行する本洗浄装
置の重量をこれが受ける浮力とのバランスを考慮して最
適に調整し、すぐれた走行性能を確保することができ
る。また本形態のように、本体1の4隅に備えられた車
輪2を中空体として利用すれば、構造が簡単化できるだ
けでなく、排水するときは、車輪2を回して栓14を下
側にして栓14をはずせば、簡単に排水できる。勿論、
重心バランスの調整手段としては、中空体によらずに、
本体1などの各所におもりを着脱自在に装着するように
してもよい。
【0029】図1において、本体1の上面前部には観察
ユニット20が設けられている。観察ユニット20の内
部にはビデオカメラや光源などが組付けられている。本
形態の観察ユニット20の形状は球体であり、これによ
り走行中に受ける海水抵抗が常に一定になるようにして
いる。母船30と観察ユニット20は、ケーブル(図示
せず)などで接続されている。オペレータは、母船30
上において、観察ユニット20のビデオカメラがとらえ
た映像をモニタテレビで見ながら、各車輪2の駆動部の
制御やパイプ10への海水の圧送などの必要な制御等を
行う。勿論、遠隔操作部31は、母船30上に設けず
に、陸地上の管理室などに設けてもよい。
【0030】この養魚場の漁網洗浄装置は上記のような
構成より成るので、オペレータは母船30に乗船して、
モニタテレビを見ながら必要な制御を行い、漁網11の
洗浄作業を行う。この場合、漁網洗浄装置は、進行方向
の方向転換や反転動作などを的確に行う必要があり、そ
のためには全体の重心バランスが安定していなければな
らない。何故ならば、例えば図10において、重心位置
がG’で示す位置に変位していると、洗浄装置は矢印N
方向へまっすぐに直進せずに、矢印N’方向へ進行方向
が曲がってしまうからである。そこで本漁網洗浄装置
は、その運転の前に、各車輪2に液体を注入し、重心位
置が正しくなるように予め調整する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、全
体の重量バランスを調整することにより、走行性が安定
し、また遠隔操作による左右等への進行方向の変更を容
易に行うことができる。また海中を走行する本洗浄装置
の重量をこれが受ける浮力とのバランスを考慮して最適
に調整し、すぐれた走行性能を確保することができる。
この場合、本体の隅部に設けられた中空体に注入する水
量を調整して全体の重心バランスを調整するようにすれ
ば、手近な海水を利用して、簡単に重心バランスを調整
することができる。またこの場合、車輪を中空体として
利用すれば、構造を簡単化でき、また車輪を回して栓な
どの注排水部を下側にすることにより内部の海水を簡単
に排水できる。
【0032】また与圧ノズルからの海水の射水方向を前
記洗浄ノズルの射水方向と異ならせることにより、洗浄
ノズルの射水エネルギーと与圧ノズルの射水エネルギー
を相殺することにより、洗浄ノズルからの射水エネルギ
ーの反力により本体ががたつくのを解消できる。
【0033】また洗浄ノズルの吐出孔の形状を、洗浄水
が漁網へ向って略帯状に射水される形状とすることによ
り、洗浄ノズルの吐出孔から射水された洗浄水は略帯状
に拡がって漁網に吹き付けられるので、広い範囲を強い
衝突エネルギーで強力に洗浄することができる。
【0034】また洗浄ノズルを漁網からガードするため
のガード体を設けることにより、この先端部が漁網に引
っ掛かるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】養魚場の漁網洗浄装置の斜視図
【図2】養魚場の漁網洗浄装置の平面図
【図3】養魚場の漁網洗浄装置の底面図
【図4】養魚場の漁網洗浄装置の側面図
【図5】養魚場の漁網洗浄装置の正面図
【図6】養魚場の漁網洗浄装置の与圧ノズルの側面図
【図7】養魚場の漁網洗浄装置の洗浄ノズルの斜視図
【図8】養魚場の漁網洗浄装置の洗浄ノズルの配置を示
す本体底面の簡略底面図
【図9】養魚場の漁網洗浄装置の洗浄ノズルの斜視図
【図10】養魚場の漁網洗浄装置の簡略平面図
【符号の説明】
1 本体 2 車輪 6a,6b 与圧ノズル 8 洗浄ノズル 11 漁網 12,12a 吐出孔 14 栓(注排水部) 15,16 ロッド(ガード体) 17 リング(ガード体) 30 母船 31 遠隔操作部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、本体の両側部に設けられた複数
    個の車輪と、これらの車輪を駆動する駆動部と、本体の
    底面に設けられて回転しながら漁網へ向って洗浄水を射
    水する洗浄ノズルと、本体の背面に設けられて海水を射
    水することによりその反力で車輪を漁網に押しつける与
    圧ノズルとを備え、少なくとも前記駆動部を遠隔操作部
    により遠隔操作するようにした養魚場の漁網洗浄装置に
    おいて、漁網洗浄装置全体の重心バランスを調整するた
    めの重心バランス調整手段を設けたことを特徴とする養
    魚場の漁網洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記重心バランス調整手段が、前記本体
    の隅部に設けられた中空体であり、この中空体に水を注
    入・排出するための注排水部を設け、この中空体に注入
    する水量を調整することにより、全体の重量バランスを
    調整するようにしたことを特徴とする請求項1記載の養
    魚場の漁網洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記本体の隅部に設けられる前記車輪
    を、前記中空体としたことを特徴とする請求項2記載の
    養魚場の漁網洗浄装置。
  4. 【請求項4】 本体と、本体の両側部に設けられた複数
    個の車輪と、これらの車輪を駆動する駆動部と、本体の
    底面に設けられて回転しながら漁網へ向って洗浄水を射
    水する洗浄ノズルと、本体の背面に設けられて海水を射
    水することによりその反力で車輪を漁網に押しつける与
    圧ノズルとを備え、少なくとも前記駆動部を遠隔操作部
    により遠隔操作するようにした養魚場の漁網洗浄装置に
    おいて、前記与圧ノズルが複数個あり、これらの与圧ノ
    ズルからの海水の射水方向を前記洗浄ノズルの射水方向
    と異ならせることにより、洗浄ノズルの射水エネルギー
    と与圧ノズルの射水エネルギーを相殺するようにしたこ
    とを特徴とする養魚場の漁網洗浄装置。
  5. 【請求項5】 本体と、本体の両側部に設けられた複数
    個の車輪と、これらの車輪を駆動する駆動部と、本体の
    底面に設けられて回転しながら漁網へ向って洗浄水を射
    水する洗浄ノズルと、本体の背面に設けられて海水を射
    水することによりその反力で車輪を漁網に押しつける与
    圧ノズルとを備え、少なくとも前記駆動部を遠隔操作部
    により遠隔操作するようにした養魚場の漁網洗浄装置に
    おいて、前記洗浄ノズルの吐出孔の形状を、洗浄水が漁
    網へ向って略帯状に射水される形状としたことを特徴と
    する養魚場の漁網洗浄装置。
  6. 【請求項6】 本体と、本体の両側部に設けられた複数
    個の車輪と、これらの車輪を駆動する駆動部と、本体の
    底面に設けられて回転しながら漁網へ向って洗浄水を射
    水する洗浄ノズルと、本体の背面に設けられて海水を射
    水することによりその反力で車輪を漁網に押しつける与
    圧ノズルとを備え、少なくとも前記駆動部を遠隔操作部
    により遠隔操作するようにした養魚場の漁網洗浄装置に
    おいて、前記洗浄ノズルの先端部を漁網からガードする
    ためのガード体を設けたことを特徴とする養魚場の漁網
    洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記ガード体が、前記本体の底面におけ
    る前記洗浄ノズルの先端部の周囲に設けられていること
    を特徴とする請求項6記載の養魚場の漁網洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記ガード体が、前記洗浄ノズルの先端
    部に設けられていることを特徴とする請求項7記載の養
    魚場の漁網洗浄装置。
JP11103977A 1999-04-12 1999-04-12 養魚場の漁網洗浄装置 Pending JP2000295938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11103977A JP2000295938A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 養魚場の漁網洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11103977A JP2000295938A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 養魚場の漁網洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000295938A true JP2000295938A (ja) 2000-10-24

Family

ID=14368396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11103977A Pending JP2000295938A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 養魚場の漁網洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000295938A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184471A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Motor Corp 車両制御装置
RU2444189C2 (ru) * 2009-05-27 2012-03-10 Государственное научное учреждение ордена "Знак Почета" Научно-исследовательский институт сельского хозяйства Крайнего Севера Сибирского отделения Российской академии сельскохозяйственных наук (ГНУ НИИСХ КС СО Россельхозакадемии) Устройство и способ очистки сетей
WO2018080315A1 (en) * 2016-10-28 2018-05-03 HAUKÅS, John Kristian Assembly for carrying out an operation on a net
CN110979914A (zh) * 2019-12-03 2020-04-10 东莞洁涂箱包有限公司 一种可利用储水对搬运进行助力的蓄水桶

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184471A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Motor Corp 車両制御装置
RU2444189C2 (ru) * 2009-05-27 2012-03-10 Государственное научное учреждение ордена "Знак Почета" Научно-исследовательский институт сельского хозяйства Крайнего Севера Сибирского отделения Российской академии сельскохозяйственных наук (ГНУ НИИСХ КС СО Россельхозакадемии) Устройство и способ очистки сетей
WO2018080315A1 (en) * 2016-10-28 2018-05-03 HAUKÅS, John Kristian Assembly for carrying out an operation on a net
CN110979914A (zh) * 2019-12-03 2020-04-10 东莞洁涂箱包有限公司 一种可利用储水对搬运进行助力的蓄水桶
CN110979914B (zh) * 2019-12-03 2020-08-21 台州黄岩百千华日用品厂 一种可利用储水对搬运进行助力的蓄水桶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8635730B2 (en) In situ sub marine net cleaning and inspecting device
KR20190083606A (ko) 선박용 추진 시스템
AU2018219041B2 (en) Apparatus for removal and collection of fouling from a dived structure and a method for using the apparatus
US4663879A (en) Method and apparatus for harvesting crawfish and like living things
KR102320690B1 (ko) 선체용 해태망 세척장치
JP2000295939A (ja) 海洋構造物の洗浄装置
JP2000295938A (ja) 養魚場の漁網洗浄装置
CN111167765B (zh) 一种桥墩水下内凹狭槽的表面附着物的清洗方法及机器人
CA3073453A1 (en) Aquatic floating cage rotation device
JP2002095384A (ja) 水中構造物の洗浄装置
GB2073568A (en) Gathering seaweed
JPH1084816A (ja) 底棲生物の捕獲装置
JP2004097042A (ja) 海苔作業船
CA2319862A1 (en) Apparatus and method for clearing aquatic vegetation
JPH0799875A (ja) 無人防除方法及びその装置
JP2008022707A (ja) 噴霧機
CN105850919B (zh) 一种沙虫采收播种机
JP2938230B2 (ja) 海苔の刈り取り方法、海苔網の酸処理方法ならびに海苔の刈り取りおよび海苔網の酸処理方法
JP7182784B2 (ja) 養殖桁洗浄装置
JP3220279B2 (ja) 海底耕うん装置及び海底耕うん方法
CN218773191U (zh) 水产养殖用防虫药剂喷洒设备
JP2844056B2 (ja) 農薬等の散布装置及び農薬等の散布方法
CN218679852U (zh) 一种苗圃花卉种植用松土机
JP3299664B2 (ja) 海苔養殖用作業船
SU1703629A1 (ru) Аэратор