JPH02249435A - 磯焼け地盤の表面再生方法及びその装置 - Google Patents

磯焼け地盤の表面再生方法及びその装置

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JPH02249435A
JPH02249435A JP1069766A JP6976689A JPH02249435A JP H02249435 A JPH02249435 A JP H02249435A JP 1069766 A JP1069766 A JP 1069766A JP 6976689 A JP6976689 A JP 6976689A JP H02249435 A JPH02249435 A JP H02249435A
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pipe
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Nobutoshi Iwasaki
岩崎 順利
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)技術分野 本発明は、サブマージドウォータージェットを利用して
、磯焼けした沿岩部の岩礁表面を再生する方法と装置に
間するものである。
(ロ)背景技術 沿岩部の岩礁が磯焼は現象によって黄色又は白色化し、
コンブやワカメの胞子が付着しにくくなり、これらの海
藻の生育を阻害することが多い。
このような磯焼は現象とは、スガモやホンダワラなどの
雑草類の繁茂や石炭藻の死骸によって岩破面が黄色もし
くは白色に変色することをいい2これがコンブ、アラメ
、カシメあるいはテングサ、フノリなどの有用藻類が生
育するところに発生すると大きな被害を与え、また、そ
の回復にも数年かかるので非常に恐れられており、この
現象は°近時我国の沿岸部にも広くみちれ、有用海藻類
の生育の障害となっている。
その対策としては、岩礁面をひっかくこと、磯そうし、
投石等が行なわれて来たが、あまり効果がなく、現在い
ろいろその再生対策技術が開発され提案されている。
例えば、l)ウォータージュー2ト、2)岩礁爆破、3
)岩礁石投入などである。
これらの技術のうち、ウォータージェットの場合には水
中噴射になるので、高圧水の吐出圧力を数100 Kg
/ cm”以上とかなり高圧にしてもその射程距離は著
しく短くなり、その除去能率が非常に悪い、また、岩礁
爆破といった火薬を利用する方法も水産動物類の死滅や
施工の安全性の点で問題がある。更に岩石の投入ではそ
の採取9M搬。
投入に大きな労力や日時を要する等の欠点がある。
(ハ)発明の開示 本発明は上記のウォータージェットに関するものである
が、サブマージドウォータージェットを利用して高能率
で磯焼けをした岩盤面を再生する方法とその装置を提供
するものである。
一般に、ウォータージェットは大気中では土や岩石など
の切削、切断等に使用されていて、切削能率が良いが、
上記のように水中ではその能率が極端に低下し、この現
象は深度が深くなる程その有−効射程距離が短くなる。
従って、このウォータージェットにより磯焼けした岩盤
面を剥離除去しようとしても効果的でない。
そこで、本発明はサブマージドウォータージェットの水
噴流ノズルの周囲に空気噴流を噴射する円環状ノズルを
設けることにより、水中における水噴流の有効射程距を
延ばし、更にこれらノズルを複数備えた支持体を回転さ
せることによって上記水噴流を有効に利用して、岩盤の
磯焼は面の除去効率の向上を図るものである。
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(ニ)実施例 第1図は本発明に係る装置の気水噴流水力モニターの原
理図であり、1はその中間部を内外二重管のロッド2の
先端に取り付けられた筒状支持体で、該支持体1には後
記するようにジェット水と圧縮空気を同時に噴出するノ
ズル9(第2〜3図に示す)が複数設けられている。
3は上記ロッド2中間部に接続された二重スイベルで、
その外側に設けられたエアモーター、電動モーター、油
圧モーターなどの回転駆動部4によって自在に支持され
、該スイベル3の回転によって上記支持体1が回転する
ようになっている。なお、水噴流で回転駆動させる場合
はエアモーター等は使用しない。
5は上記スイベル3を介してロッド2の内vza内に高
圧水を供給する高圧水供給管、6は同じくロッド2の外
管26に圧縮空気を供給する圧縮空気供給管であり、7
は上記エアモーター4を回転駆動するための給気管、8
はその排気管である。なお、エアモーター4を使用せず
水噴流で回転駆動してもよい、この場合は7は給水管、
8は排水管となる。
第2〜3図に示すように、ノズル9は二重管になってお
り、内側のジェット水噴孔22からは圧力水が、また外
周部の円環状の圧縮空気噴射孔23からは圧縮空気が噴
射されるように形成されている。
ジェット水噴射孔22め孔径りはジェット水の有効射程
に著しく影響するため、他の諸条件等を勘案して適宜法
める。
第4〜5図に示すように、支持体1内には前記ロー、ド
内管22と連通する水通路10ならびにロッド外管26
と連通する水通路11がそれぞれ形成され、該支持体1
には下面に4個のノズル9が設けられて、各ノズル9は
それぞれ上記水通路10及び空気通路11を介し、その
中心からジェット水がまたその周囲からは圧縮空気が噴
出するように構成されている。
第6図はロッド2中間部の二重スイベル3とエアモータ
ー4の機構の一例を示すもので、第1図では前記したよ
うに該スイベル3内には上から高圧水と圧縮空気を供給
し、エアモーター4には別系統で圧縮空気を供給するよ
うになっている。
即ち、12は前記高圧水供給管5に連通しスイベル3軸
心を貫通する通水部、13は該通水部12周囲に形成さ
れた通気部であり、このように内外二重に構成された二
重スイベル3はその外側のエアモーター4内にベアリン
グ14により回転自在に支持され、エアモーター用圧縮
空気供給管からその供給7aを介してモーター4内に送
気された圧縮空気はスイベル3外周面に形成されたフィ
ン21に衝突して該スイベル3を回転させながら通気部
13内に入り、ロラー外管26内へ送られる。
これにより、ロッド先端の支持体1が水平回転させられ
ると共に、圧縮空気は該支持体1に設けられたノズル9
から噴出することになる。
また、ノズル9から噴射する高圧水や圧縮空気の噴射開
始、停止および調整は引金24によって操作できるよう
に構成されている。
しかして、沿岸部の岩礁表面の磯焼けを削剥除去する場
合、作業場所が陸地から比較的離れているときには、ノ
ズル支持体lに高圧水を供給するための高圧水ポンプ1
5.圧縮空気を供給するニアコンプレッサー16ならび
にゼネレーター17を全て作業に積み込んでもよいが、
陸地から近くまた水深が比較的浅いときには、高圧水ポ
ンプ15、コンプレッサー16.ゼネレーター陸上に設
置しておき、これをホース2oにより前記した先端装置
部分に接続して潜水夫がこれを担持し、海中で作業する
次に、第6図により岩盤表面の磯焼は区域を削剥除去す
る作業の一例を説明する。
まず、a)高圧ポンプ15.コンプレッサー16、ゼネ
レーター17を陸地の所定個所に設置し、作業員が担持
した水力モニターまで高圧水用ホースと圧縮空気用ホー
ス20を延長して所定筒所に接続する。
b)次に、電気系統を接続する。
C)水力モニターを潜水作業員が担持した状態で高圧水
ポンプ15.コンプレッサー16を始動させ、空欠噴流
を伴なった高圧水噴流を大気中に噴射させてその噴射性
状に異常がないかチエツクする。その後、引金24で噴
射を止める。
d)次に、所定の場所(磯焼は岩盤上)に水力モニター
を移動させ、岩盤表面の磯焼けを削剥する。
なお、支持体に設けるノズルは通常2〜6木程度とし、
スイベルの回転のためのトルクは水噴流の噴射時の反力
を利用する。
また、回転速度は水噴流の噴射方向、流量、圧力等に応
じてスイベルに装着されているブレーキによって調整す
る。高圧ポンプは吐出圧力300〜700 Kgy’ 
C11”程度、流量は30〜6031/分程度とし、磯
焼は状態に応じて適宜に調整する。
この気水噴流用水力モニターの操作は1作業員が直接担
持しても、また適当な担持機械ロボット等に装着しても
よい。
通常の磯焼は除去には500 Kg/ crs” 、流
量51/分程度の能力を持ったポンプで充分であり、コ
ンプレッサーとしては圧カフKg/c腸2.流量3ma
/分程度のものが良い、この値は海の深さや磯焼は状態
等を勘定し、水と空気の噴射が海水中で有効に活用する
ために必要にして充分な値から求められる。
上記高圧水ポンプ15.コンプレッサー16゜ゼネレー
ター17等を作業船に配設した場合は、水力モニターの
固定や推進移動装置、連続移動作業用の移動装置等が必
要なことは勿論である。
(ホ)発明の効果 本発明は上記のようにしてなり、その効果を列挙すれば
次の通りである。
(1)支持体の各ノズルにおいて、高圧ジェット水の周
囲から高圧空気噴流が噴射する構造となっているので、
ジェット水の有効射程距離が著しく髪くなって強力とな
り、磯焼は区域を高能率で確実に除去することができる
(2)複数のノズルを備えた支持体を水平回転させるの
で、ジェット水が経済的に利用できて施工能率が良い。
(3)流体による切断、削除であるので、かなりの凹凸
や不整形状の岩盤でも効果的に磯焼は表面を剥離除去す
ることができる。
(4)ノズル支持体、ロッド、スイベルなどが小型軽量
で水力モニター全体がコンパクトに構成されているので
、海上からでもまた潜水夫による海中作業でも施工でき
、操作が容易で機動性に優れている。
(5)先端装置部の回転は水噴流の反力を利用している
ので、#別な駆動装置を必要とせず、また始動や停止操
作が手元でできるので安全性が高い等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置(気水噴流用水力モニター)
の説明図、第2図は本発明に係る装置のノズル部分の側
面断面図、第3図は第2図A−A断面図、第4図は複数
のノズルを備えた支持体の縦断面図、第5図は第4図B
−B断面図、第6図は二重スイベルとエアモーターの一
例を示す縦断面図、第7図は施工状態の一例を示す説明
図である。 符号説明 1−筒状支持体、2−二重管ロッド、3−二重スイベル
、4−エアモーター等の回転駆動部、5−高圧水供給管
、6−圧縮空気供給管、7−給気管(給水管)、8−排
気管(排水管)9−ノズル、1〇−水通路、11−空気
通路、12−通水部、13−通気部、14−ベアリング
、15−高圧水ポンプ、16−コンプレッサー、17−
ゼネレーター、18−作業員、19−磯焼は岩盤、20
−ホース、21−フィン、22−圧力水噴射孔、23−
圧縮空気噴射孔、24−引金、25−ホルダー 特  許  出  願  人  岩  崎  順  利
第1図 第2囚 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心からジェット水がまたその周囲からは圧縮空
    気が噴出するノズルを複数備えた支持体を回転させなが
    ら圧力水と圧縮空気を強圧噴射させることにより岩礁等
    の磯焼け表面を削剥除去することを特徴とする磯焼け地
    盤の表面再生方法。
  2. (2)中心からジェット水がまたその周囲からは圧縮空
    気が噴出するノズルを複数下面に設けた筒状支持体の中
    間部が内外二重管に構成されたロッドの先端部に取付け
    られ、該支持体内には上記ロッド内管に連通する水通路
    とロッド外管に連通する空気通路が形成されてそれぞれ
    上記各ノズルに連通し、上記ロッドの中間部には該ロッ
    ドに通連する二重スイベルが固定され、該スイベルはそ
    の外側に設けられた回転駆動部により回転自在に支持さ
    れていると共に上記ロッドの内管に圧力水をまた外管に
    圧縮空気を供給する供給管が接続されてなることを特徴
    とする磯焼け地盤の表面再生装置。
  3. (3)前記特許請求の範囲第2項において、前記ノズル
    支持体の回転は、ロッド外管へ供給する圧縮空気を前記
    二重スイベルの回転駆動部へ直接供給して回転させる場
    合と、ロッド内管へ供給する圧力水を前記二重スイベル
    の回転駆動部へ供給して回転させる場合のいずれかであ
    る磯焼け地盤の表面再生装置。
JP1069766A 1989-03-22 1989-03-22 磯焼け地盤の表面再生方法及びその装置 Granted JPH02249435A (ja)

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JPH0511B2 JPH0511B2 (ja) 1993-01-05

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