JPS6030232Y2 - 洗壜機の撹拌装置 - Google Patents

洗壜機の撹拌装置

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Publication number
JPS6030232Y2
JPS6030232Y2 JP3489981U JP3489981U JPS6030232Y2 JP S6030232 Y2 JPS6030232 Y2 JP S6030232Y2 JP 3489981 U JP3489981 U JP 3489981U JP 3489981 U JP3489981 U JP 3489981U JP S6030232 Y2 JPS6030232 Y2 JP S6030232Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring
arm
cleaning liquid
container
stirring blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP3489981U
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English (en)
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JPS57149295U (ja
Inventor
了典 川向
Original Assignee
澁谷工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 澁谷工業株式会社 filed Critical 澁谷工業株式会社
Priority to JP3489981U priority Critical patent/JPS6030232Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、隣接する複数の浸漬槽内に容器を通過させる
とともに、この槽内の洗浄液を攪拌し、これにより容器
を洗浄する洗壜機に関し、より詳しくは洗浄液を攪拌す
る攪拌装置の改良に関するものである。
従来、この種の攪拌装置は、洗浄液に剛体の攪拌部材を
枢支し、これを揺動させることにより洗浄液を攪拌する
構成を有している。
したがって、攪拌部材の移動軌跡は扇形であり、この扇
形内の洗浄液が該部材により排除されてこの周囲の洗浄
液が攪拌され、流動して容器外側のラベルを剥離させる
のである。
ところが、このように攪拌部材を単に揺動させるだけの
構成であると、攪拌部材先端から生じる渦が大きく、上
記ラベルを剥離させるに充分な液の流動が得られない。
このため、洗浄液の充分な攪拌を行なうには攪拌部材は
一定以上の長さが必要であり、また圧力中心が攪拌部材
の下部に生じるので、この部材の洗浄液から受けるモー
メントが非常に大きなものとなる。
したがって攪拌部材の駆動軸に発生するトルクが大とな
り、装置全体が大規模なものとならざるを得ない。
本考案は以上の点に鑑み、小さいトルクで駆動すること
ができ、しかも、有効な攪拌を行なうことのできる攪拌
装置を提供するもので、攪拌部材は、浸漬槽に揺動自在
に支持されたアームと、このアームに支承された板状の
攪拌翼とを備えることを特徴としている。
以下、図示実施例により本考案を説明する。
第1図は洗壜機の一部の縦断面図を示し、1,2゜3は
それぞれ互に隣接する浸漬槽で、隔壁4,5により水密
を保たれており、各浸漬槽1.2.3内には苛性ソーダ
等の洗浄液りが貯留されている。
6,6は各隔壁4,5の上部にそれぞれ回転自在に支持
したスプロケットで、これらスプロケット6.6に無端
状のチェーン8を掛回している。
チェーン8は所定間隔毎に容器保持具16(第3図参照
)を有しており、駆動源(図示せず)により駆動されチ
ェーン案内部材17(第3図参照)に沿って各浸漬槽1
,2.3内を上下に蛇行して進む。
したがって、容器保持具に保持された容器Cは、各浸漬
槽1.2.3内の洗浄液りの中を通過し、この間に洗浄
される。
9は浸漬槽1の中央部に略垂直方向に設けた壜底案内部
材で、容器Cの移動経路を沿って浸漬槽1の上方から底
部にわたって配設しており、その中間部分は浸漬槽1の
下方において反転折曲され、一両端部は洗浄液り上に突
出している。
上記チェーン8により搬送される容器Cはその底部をこ
の壜底案内部材9に案内されて浸漬槽1内を移動するよ
うになっている。
壜底案内部材9としては、第2図a、b、cに示したよ
うに、隣り合う容器Cを共に支持する帯板状の案内部材
9aと、一列の容器Cの底部中央を支持する幅狭帯板状
の案内部材9bと、板状を呈し、容器Cの底部近傍に長
孔11を穿設した案内部材90等が考えられる。
これらは、共に、後述する攪拌部材10の作用による洗
浄液りの攪拌の影響が容器Cに充分に及ぶようになって
いるのであるが、本実施例においては第2図すに示す構
造の案内部材9bを採用している。
しかして、攪拌部材10は洗浄液りの液面近傍を攪拌す
るもので、この攪拌によりこれの近傍を通過する容器C
の周囲の洗浄液りを流動させ、該容器C表面のラベルを
剥離させる。
12.は攪拌部材10のアーム、13は上記壜底案内部
材9の両端間に配設するとともに浸漬槽1に対して回転
自在なロッドで、アーム12は、このロッド13に固着
されており、このロッド13の浸漬槽1からの突出部に
設けた操作部材14を介して揺動されるようになってい
る。
15はアーム12の揺動端に支承した板状の攪拌翼で、
この攪拌翼15の略中央部ががピン24を介して該揺動
端に取付けられている。
攪拌翼15は、軽量かつ′拷性の高いものとするため、
第4図に示すように、4本の断面矩形の筒状部材15a
を接合することにより構成している。
18はアーム12の中央部に形成した第1ストツパで、
攪拌翼15の上端部に干渉してそれをアーム12に対し
て所定角以上回転するのを阻止するためのものである。
19は浸漬槽1内側に設は一対の第2ストツパで、攪拌
翼15の下端部に干渉してこれが上記壜底案内部材9に
衝突するのを防止する役割を果すものであり、それぞれ
の内側には緩衝用ゴム23を設けている。
なお、攪拌翼15は上記第1ストツパ18によりその回
転運動を規制されるため、これら第2ストツパ19は必
ずしも必要なものではない。
以上のような構成を有する攪拌部材10の作用により容
器Cから除去されたラベルは自重により浸漬槽1の底部
に沈下し、排出口20から排出されて図示しないフィル
タへ送られる。
クー1は浸漬槽底部1aの上方に設けた上方ノズルで、
ジェット流を噴出し、これにより壜底案内部材9に付着
したラベル滓を除去するとともに浸漬槽底部1aに排出
口20側へ向う水流を発生させるものであり、22は底
部1aの両側に設けた側部ノズルで、ラベル滓等を底部
1aの中央付近に集合させるためのものである。
以上の構成を有する本実施例装置は、次のように作用し
て容器Cからラベルを剥離する。
すなわち、容器Cがチェーン8により浸漬槽1内を搬送
される間、図示しない駆動源の作用により操作部材14
を介してアーム12が揺動される。
アーム12に取付けられた攪拌翼15は、揺動運動の初
期において速度の自乗に比例する抵抗(粘性抵抗)によ
り圧力中心がピン24よりも下方にくるため、進行方向
側の面をや下方に向けてっつ揺動し、この結果、第5図
a”−dに矢印Aで示す如く、洗浄液りの流動を起す。
すなわち、下方への流動を生ずることになり、これによ
り容器Cの周囲の液が広範囲にわたって攪乱され、ラベ
ル除去作業を有効に行なうことができる。
また、全体として見れば、攪拌翼15はロッド13を中
心とする回転運動よりもむしろ左右運動を行なっており
、したがって従来装置における揺動運動のみによる液の
攪乱よりも、さらに効果的に攪拌を行なうことができ、
アーム12を駆動するためのモーメントも従来に比して
小さくなる。
モーメントが小さくなったことにより、動力を同一とし
た場合回転速度を大きくすることができ、したがって、
従来と同等の駆動源で有効な攪拌を行なうことができる
また、壜底案内部材9は、浸漬槽1の上部において必ず
しも鉛直方向に延在するものとは限らない。
例えば、第6図a、 bに示したように、上方に窄まっ
た構造のもの、あるいは、上方に拡開した構造のもの等
がある。
このような構造のものにおいては、攪拌翼15が洗浄液
を有効に攪拌するように、つまり、壜底案内部材9,9
の間を充分揺動できるように、第1および第2ストツパ
18.19を壜底案内部材9に沿わせて装置することが
できる。
なお攪拌翼15のアーム12の取付は位置は、攪拌翼5
の深さ方向に対して中央付近が最も好ましい。
しか腰攪拌翼15の上端が液面近傍にあり、かつ、アー
ム12の角速度が大きく、このため液面に発生する波、
あるいは攪拌翼15の端部から生じる渦が比較的大きい
場合は、圧力中心が攪拌翼15の中心よりも上方にくる
ことが考えられ、上記取付は位置は、むしろ攪拌翼15
の中心よりも上方位置にとる方がよい。
以上のように本考案によれば、浸漬槽下方へ向う液流動
を発生しやすいので効果的に洗浄液を攪拌することがで
き、また、アーム等の駆動部材を小型化することが可能
となるという効果が得られる。
特に、上記アームには上記攪拌翼の上端部両側と干渉し
て該攪拌翼の揺動時における下向き回転角度を規制する
ストッパを設けるようにしているため、壜底案内部材の
上縁部構造の狭窄接近状態に合わせて攪拌翼両側の最適
な自由回転角度の規制を選定し攪拌効果を向上させ得る
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例の要部および壜底案内部材を示す断面図、
第1図は本考案の一実施例の隣部の水平断面図、第4図
は攪拌翼の断面図、第5図は攪拌部材の作動状態を示す
説明図、第6図a。 bは、壜底案内部材の他の態様を示す概略正面図である
。 1、2.3・・・・・・浸漬槽、10・・・・・・攪拌
部材、12・・・・・・アーム、15・・・・・・攪拌
翼、C・・・・・・容器、L・・・・・・洗浄液。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄液を貯留する浸漬槽内に容器を通過させ、該浸漬槽
    に枢支した攪拌部材を揺動させることにより、上記洗浄
    液を攪拌して容器を洗浄する洗壜機の攪拌装置において
    、上記攪拌部材は、浸漬槽に揺動自在に支持されたアー
    ムと、このアームに支承された板状の攪拌翼とを備え、
    上記アームには上記攪拌翼の上端両側と干渉して該攪拌
    翼の揺動時における下向き回転角度を規制するストッパ
    を設けたことを特徴とする洗壜機の攪拌装置。
JP3489981U 1981-03-13 1981-03-13 洗壜機の撹拌装置 Expired JPS6030232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3489981U JPS6030232Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13 洗壜機の撹拌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3489981U JPS6030232Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13 洗壜機の撹拌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57149295U JPS57149295U (ja) 1982-09-18
JPS6030232Y2 true JPS6030232Y2 (ja) 1985-09-11

Family

ID=29832188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3489981U Expired JPS6030232Y2 (ja) 1981-03-13 1981-03-13 洗壜機の撹拌装置

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JP (1) JPS6030232Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6155241B2 (ja) * 2014-09-24 2017-06-28 寿原株式会社 インキ撹拌装置

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JPS57149295U (ja) 1982-09-18

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