JP2003024887A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JP2003024887A
JP2003024887A JP2001214659A JP2001214659A JP2003024887A JP 2003024887 A JP2003024887 A JP 2003024887A JP 2001214659 A JP2001214659 A JP 2001214659A JP 2001214659 A JP2001214659 A JP 2001214659A JP 2003024887 A JP2003024887 A JP 2003024887A
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JP
Japan
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cleaning
cleaned
tank
bottom plate
horn
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Application number
JP2001214659A
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English (en)
Inventor
Masanori Sato
正典 佐藤
Shigefumi Goto
繁文 後藤
Osanari Okada
長也 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Honda Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の超音波洗浄装置では、洗浄される食品
が柔らかいにも関わらず、洗浄槽内の底板にエロージョ
ン(腐食)が発生するが、これは底板に食品が直接当た
り、又、プロペラで撹拌しているために、キャビテーシ
ョン強度が強くなるためであり、従って、洗浄槽の底板
の耐久性が落ち、頻繁にメンテナンスが必要になるとい
う問題があった。 【解決手段】 洗浄槽1に被洗浄物を入れた洗浄液2が
挿入され、回転軸3aにそれぞれ縦方向に伸びる4つの
板状の撹拌部材3bを持つ撹拌装置3が装着され、この
撹拌装置3の周囲の洗浄槽1にそれぞれフランジ4bが
装着された縦長のホーン4aを設けた複数のランジュバ
ン型振動子4が装着され、このランジュバン型振動子4
のホーン4aは洗浄槽1の洗浄液2に浸漬されており、
又、洗浄槽1の底板1aの中心に、洗浄液2及び洗浄さ
れた被洗浄物を取り出す流出口5が装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、超音波振動と撹拌
による食品の洗浄に係り、特に、エタノールを用いた食
品を洗浄する超音波洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、洗浄
槽内に撹拌装置を装着し、洗浄槽の外側底部に超音波振
動子を装着し、洗浄槽に食品と洗浄液を入れて洗浄する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
超音波洗浄装置では、洗浄される食品が柔らかいにも関
わらず、洗浄槽内の底板にエロージョン(腐食)が発生
するが、これは底板に食品が直接当たり、又、プロペラ
で撹拌しているために、キャビテーション強度が強くな
るためであり、従って、洗浄槽の底板の耐久性が落ち、
頻繁にメンテナンスが必要になるという問題があった。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、洗浄液に被
洗浄物を入れて洗浄する洗浄槽と、該洗浄槽の前記洗浄
液を撹拌する撹拌装置と、前記洗浄液に浸漬されるホー
ンを有し、該ホーンが装着されたランジュバン型振動子
とからなり、該ランジュバン型振動子による超音波振動
と前記撹拌装置による前記洗浄液及び被洗浄物の撹拌に
より前記被洗浄物を洗浄するものであり、又、前記洗浄
液はエタノール濃度が10〜60%であり、さらに、前
記被洗浄物は食品でもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、洗浄液と被洗浄物を
入れた洗浄槽の中心に縦方向に伸びる板状の撹拌部材を
持つ撹拌装置を設け、又、撹拌装置の周囲に複数のラン
ジュバン型振動子に縦長のホーンを設けて、このホーン
を洗浄槽の洗浄液に縦長に設けることにより、板状の撹
拌部材で洗浄液と被洗浄物を撹拌すると、洗浄液と被洗
浄物は板状の撹拌部材から外側に押し出されるが、撹拌
部材の周囲にランジュバン型振動子の縦長のホーンが洗
浄液中に装着されているので、撹拌部材から押し出され
た洗浄液と被洗浄物はランジュバン型振動子のホーンに
衝突し、そこでホーンから発生した超音波振動により被
洗浄物が洗浄され、従って、洗浄槽の底板は直接振動す
ることがないので、腐食することがない。
【0006】
【実施例】図1は本発明の1実施例の超音波洗浄装置の
平面図、図2は図1の超音波洗浄装置の側面断面図で、
洗浄槽1に被洗浄物を入れた洗浄液2が挿入され、回転
軸3aにそれぞれ縦方向に伸びる4つの板状の撹拌部材
3bを持つ撹拌装置3が装着され、この撹拌装置3の周
囲の洗浄槽1にそれぞれフランジ4bが装着された縦長
のホーン4aを設けた複数のランジュバン型振動子4が
装着され、このランジュバン型振動子4のホーン4aは
洗浄槽1の洗浄液2に浸漬されており、又、洗浄槽1の
底板1aの中心に、洗浄液2及び洗浄された被洗浄物を
取り出す流出口5が装着されている。
【0007】このように構成された本実施例の超音波洗
浄装置では、撹拌装置3の板状の撹拌部材3aで洗浄液
2と被洗浄物を撹拌すると、洗浄液2と被洗浄物は板状
の撹拌部材3aの上下が中心付近に流れ込んだ洗浄液2
が板状の撹拌部材3aの外側に押し出されることによっ
て循環されるが、撹拌部材3aの周囲に複数のランジュ
バン型振動子4の縦長のホーン4aが洗浄液中に装着さ
れているので、撹拌部材3aから押し出された洗浄液2
と被洗浄物はランジュバン型振動子4のホーン4aに衝
突し、そこでランジュバン型振動子4のホーン4aから
発生した超音波振動により被洗浄物が洗浄される。
【0008】従って、撹拌装置3の撹拌部材3aは洗浄
液2と被洗浄物とを上下に撹拌し、ランジュバン型振動
子4のホーン4aによってキャビテーションが発生する
が、底板1aは直接振動しないので、洗浄槽1の底板1
aを腐食することがない。
【0009】なお、上記実施例では、洗浄槽1の底板1
aを傾斜して、その中心に流出口5を設けた例を示した
が、底板1aを平らに構成して、洗浄槽1の側板に流出
口を設けてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波洗
浄装置では、洗浄液と被洗浄物を入れた洗浄槽に板状の
撹拌部材を持つ撹拌装置を設け、又、複数のランジュバ
ン型振動子に縦長のホーンをそれぞれ設けて、このホー
ンを洗浄槽の洗浄液に浸漬することにより、板状の撹拌
部材で洗浄液と被洗浄物を撹拌すると、洗浄液と被洗浄
物は板状の撹拌部材から外側に押し出されて撹拌されて
洗浄されるが、撹拌部材の周囲にランジュバン型振動子
の縦長のホーンが洗浄液中に装着されているので、撹拌
部材から押し出された洗浄液と被洗浄物はランジュバン
型振動子のホーンに衝突し、ホーンから発生した超音波
振動によって洗浄され、さらに、ランジュバン型振動子
のホーンから発生した超音波はキャビテーションを生じ
るが、洗浄槽の底板を腐食することがないという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の超音波洗浄装置の平面図で
ある。
【図2】図1の超音波洗浄装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 洗浄液 3 撹拌装置 4 ランジュバン型振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 長也 愛知県豊橋市大岩町字小山塚20番地 本多 電子株式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA46 AB32 BB02 BB83 BB87 BB92 BC00 4B053 AA01 BA11 BB01 BB04 BE04 BE12 BK60 BL20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液に被洗浄物を入れて洗浄する洗浄
    槽と、該洗浄槽の前記洗浄液を撹拌する撹拌装置と、前
    記洗浄液に浸漬されるホーンを有し、該ホーンが装着さ
    れたランジュバン型振動子とからなり、該ランジュバン
    型振動子による超音波振動と前記撹拌装置による前記洗
    浄液及び被洗浄物の撹拌により前記被洗浄物を洗浄する
    ことを特徴とする超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液はエタノール濃度が10〜6
    0%であることを特徴とする請求項1記載の超音波洗浄
    装置。
  3. 【請求項3】 前記被洗浄物は食品であることを特徴と
    する請求項1及び2記載の超音波洗浄装置。
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