JPH06186235A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JPH06186235A
JPH06186235A JP4338222A JP33822292A JPH06186235A JP H06186235 A JPH06186235 A JP H06186235A JP 4338222 A JP4338222 A JP 4338222A JP 33822292 A JP33822292 A JP 33822292A JP H06186235 A JPH06186235 A JP H06186235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
air
stirring rod
agitation
liquid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4338222A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mizuno
博 水野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4338222A priority Critical patent/JPH06186235A/ja
Publication of JPH06186235A publication Critical patent/JPH06186235A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撹拌時間を短縮するとともに撹拌棒を充分に洗
浄することが可能な撹拌装置を提供することにある。 【構成】検液9中で撹拌棒22を動かして検液9を撹拌
する撹拌装置21において、撹拌棒22を中空とすると
ともに空気ポンプ25に接続し、撹拌棒22から検液9
中に空気を吐出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば分析装置に組込
まれ、血液或いは尿等を含む検液を撹拌する撹拌装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、血液や尿等の成分分析を行う成
分分析装置が知られており、成分分析装置には撹拌装置
が組込まれている。この撹拌装置は、血液(もしくは
尿)及び試薬及び希釈液を混合してなる検液を撹拌す
る。そして、この種の撹拌装置として、例えば図4に示
すような揺動式のものや、図5に示すような吐出式もの
が在る。
【0003】図4中に示す撹拌装置1は撹拌棒2を備え
ており、撹拌棒2は保持金具3に固定されている。保持
金具3は回転軸4に枢支されており、保持金具3からは
鉄製の板部5が突出している。板部5には戻しばね6が
接続されており、板部5は戻しばね6によって付勢され
ながら電磁石7に吸着される。そして、電磁石7のON
・OFFに伴って、撹拌棒2が矢印Aで示すように回転
軸4を中心として揺動する。撹拌棒2の先端は反応容器
8内の被撹拌液としての検液9に浸される。そして、撹
拌棒2の揺動に伴って検液9が撹拌される。
【0004】一方、図5中に示す撹拌装置11において
は、特殊形状の反応容器12が用いられており、この反
応容器12には空気導入管13が設けられている。さら
に、この撹拌装置11には吐出管14が備えられてお
り、この吐出管14は図示しない空気供給源に接続され
ている。吐出管14は矢印Bで示すように空気導入管1
3に接続され、撹拌用の空気が矢印Cで示すように反応
容器12中へ送られる。そして、検液15中に多数の気
泡16…が発生し、検液15が撹拌される。さらに、こ
の他のタイプの撹拌装置として、撹拌棒を回転させるも
のも在る。
【0005】図4に示すように撹拌棒を利用した撹拌装
置においては、撹拌棒に検液が付着する。そして、一つ
の撹拌棒を繰返し使用するために、撹拌棒を洗浄する場
合がある。洗浄の際には、撹拌棒が洗浄槽中の洗浄液に
浸されて揺動或いは回転する。さらに、撹拌棒に付着し
た検液、即ち付着液が除去されたのち、最終的には洗浄
液も除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、血液
や尿等のための分析装置には分析の高速化が要求されて
いる。そして、分析の高速化のための重要な条件として
撹拌時間の短縮が挙げられている。このため、検液を短
時間で効率的に撹拌する撹拌装置が望まれている。
【0007】また、一本の撹拌棒を用いて複数の検液を
撹拌する場合、撹拌棒が次の検液に付着液を持込むこと
がある。この場合、持込まれた付着液が分析精度不良の
原因になるが、分析の高速化に伴い充分な洗浄が困難に
なる。複数の試薬を用いて多項目の分析を行う場合に
は、試薬間の汚染も同様に問題となる。本発明の目的と
するところは、撹拌時間を短縮するとともに撹拌棒を充
分に洗浄することが可能な撹拌装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、被撹拌液中で撹拌棒を動かして
被撹拌液を撹拌する撹拌装置において、撹拌棒を中空と
するとともに空気供給源に接続し、撹拌棒から被撹拌液
中に空気を吐出することにある。こうすることによって
本発明は、撹拌時間を短縮するとともに撹拌棒を充分に
洗浄できるようにしたことにある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の各実施例を検液の撹拌につい
て図1〜図3に基づいて説明するが、試薬についても同
様に説明できることは言うまでもない。なお、従来の技
術の項で説明したものと重複する部分については同一番
号を付し、その説明は省略する。
【0010】図1は本発明の第1実施例を示すもので、
図中の符号21は撹拌装置を示している。この撹拌装置
21は撹拌棒22を有している。撹拌棒22は中空に成
形されており、その内側に空気通路23を有している。
さらに、撹拌棒22は保持金具3に差し込まれており、
保持金具3に一体に固定されている。そして、撹拌棒2
2は保持金具3から下方へ突出している。
【0011】保持金具3は回転軸4に枢支されており、
撹拌棒22を保持したまま回転軸4を中心として自在に
回転する。保持金具3の側部にはL字形の板部5が固定
されており、この板部5の一片は保持金具3から側方へ
突出している。板部5の先端部には戻しばね6の一端が
接続されており、この戻しばね6は保持金具3を引張っ
て付勢している。
【0012】さらに、撹拌装置21には電磁石7が備え
られており、この電磁石7は板部5に対向している。電
磁石7は間欠的にON・OFFされる。そして、電磁石
7のON・OFFに伴い、板部5の吸着と解放が繰返さ
れる。この結果、撹拌棒22が矢印Aで示すように回転
軸4を中心として揺動する。
【0013】また、撹拌棒22の上端部には可撓性を有
する空気チュ−ブ24の一端が接続されており、空気チ
ュ−ブ24の他端は、空気供給源としての空気ポンプ2
5に設けられた吐出ポ−ト26に接続されている。空気
チュ−ブ24は、空気ポンプ25の吐出ポ−ト26と撹
拌棒22の空気通路23とを連通させている。そして、
空気ポンプ25から吐出された空気が、空気チュ−ブ2
4を通って撹拌棒22に導かれ、空気通路23を通って
撹拌棒22の先端から吐出される。
【0014】撹拌装置21には移送ユニット(図示しな
い)が備えられており、保持金具3がこの移送ユニット
に連結されている。そして、保持金具3が垂直方向及び
水平方向に移送され、撹拌棒22が図1中の反応容器8
と図2中の洗浄槽27との間を移動する。なお、空気チ
ュ−ブ24は可撓性を有しているので、撹拌棒22の揺
動や移動に追従して弾性変形する。
【0015】図1中に示すように、被撹拌液としての検
液9の撹拌の際には、撹拌棒22の先端部が反応容器8
に差込まれて検液9に浸される。さらに、電磁石7が間
欠的にON・OFFされ、板部5が交互に吸着・解放さ
れる。そして、撹拌棒22が揺動し、検液9を撹拌す
る。
【0016】さらに、空気ポンプ25から供給された空
気が撹拌棒22の先端から検液9中に吐出される。検液
9には多数の気泡28…が発生し、この気泡28…が反
応容器8の底部から検液9の液面9aに向って上昇す
る。これに伴って検液9に上下方向の流れが発生し、検
液9が更に撹拌される。
【0017】撹拌棒22の洗浄の際には、図2中に示す
ように、撹拌棒22が洗浄槽27に差込まれ、洗浄液2
9に浸される。さらに、撹拌棒22が撹拌の際と同様に
揺動させられるとともに、空気を吐出して洗浄液29に
流れを発生させる。そして、洗浄液29の流れを利用し
て、撹拌棒22に付着した付着液30…が除去され、撹
拌棒22が洗浄される。
【0018】すなわち、上述のような撹拌装置21にお
いては、撹拌棒22が揺動するとともに、撹拌棒22か
ら空気が吐出されるので、検液9には、撹拌棒22の揺
動に伴う流れと、空気の吐出に伴う流れとが発生する。
このため、撹拌棒22の揺動のみに頼った場合に比べ
て、検液9には複雑な流れが発生し、検液9の撹拌の効
果が高まる。したがって、検液9を短時間で充分に撹拌
することができ、撹拌時間の短縮が可能になる。そし
て、成分分析の時間も短縮され、所定時間あたり処理テ
スト数が増す。
【0019】また、撹拌棒22の洗浄の際にも撹拌棒2
2から空気が吐出されるので、撹拌棒22の揺動のみに
頼った場合に比べて、洗浄効果が高い。したがって、付
着液30…を効率よく除去することができ、撹拌棒22
を短時間で充分に洗浄することが可能になる。そして、
付着液30…を原因として分析デ−タの精度が低下する
ことを防止できる。
【0020】なお、撹拌棒22から空気が吐出されるの
で、検液9の撹拌の際には検液9が空気通路23に侵入
しない。このため、撹拌棒22の内壁が汚れにくく、撹
拌棒22の内壁の洗浄が不要である。また、例えば空気
の流通経路の途中にヒ−タを設置し、撹拌棒22から温
風を吐出すれば、検液9の温度立上りを向上させること
が可能である。つぎに、本発明の第2実施例を図3に基
づいて説明する。なお、従来の技術の項や第1実施例と
同様の部分については同一番号を付し、その説明は省略
する。
【0021】図3は本発明の第2実施例を示しており、
図中の符号41は撹拌装置である。この撹拌装置41に
おいては、撹拌棒42の先端に撹拌体43が設けられて
おり、この撹拌体43は側方へ突出している。さらに、
撹拌棒42には第1の軸受44と第2の軸受45とが外
嵌されており、撹拌棒42は第1の軸受44を介して保
持金具46に連結されている。ここで、図中に符号47
で示すのは、撹拌棒42を保持金具46に固定する止め
輪である。
【0022】さらに、撹拌棒42には従動歯車48が同
軸的に外嵌されており、この従動歯車48は、モ−タ4
9に取付けられた駆動歯車50と噛合っている。そし
て、モ−タ49の駆動力が両歯車48、50を介して撹
拌棒42に伝達され、撹拌棒42が矢印Dで示すように
回転する。
【0023】また、撹拌棒42は中空に成形されてお
り、その内側に空気通路51を有している。さらに、撹
拌棒42は空気チュ−ブ24を介して空気ポンプ25に
接続されている。空気チュ−ブ24の一端は第2の軸受
45に装着されており、撹拌棒42は第2の軸受45を
介して空気チュ−ブ24に接続されている。
【0024】このような撹拌装置42においては、撹拌
棒42の回転に伴う撹拌と、空気の吐出に伴う撹拌とが
行われる。したがって、撹拌棒42の回転のみに頼った
場合に比べて撹拌の効果が高まり、撹拌時間の短縮が可
能になる。さらに、撹拌棒24を洗浄する場合にも、第
1実施例と同様に、空気を利用して洗浄効果を高めるこ
とが可能である。また、本実施例においては、空気チュ
−ブ24が第2の軸受45に装着されているので、撹拌
棒42が回転しても空気チュ−ブ24は捩じれない。な
お、本発明は、要旨を逸脱しない範囲で種々に変形する
ことが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被撹拌液
中で撹拌棒を動かして被撹拌液を撹拌する撹拌装置にお
いて、撹拌棒を中空とするとともに空気供給源に接続
し、撹拌棒から被撹拌液中に空気を吐出するものであ
る。したがって本発明は、撹拌時間を短縮するとともに
撹拌棒を充分に洗浄できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の撹拌装置の検液撹拌時を
示す説明図。
【図2】本発明の第1実施例の撹拌装置の撹拌棒洗浄時
を示す説明図。
【図3】本発明の第2実施例の撹拌装置の検液撹拌時を
示す説明図。
【図4】従来の揺動式の撹拌装置を示す構成図。
【図5】従来の吐出式の撹拌装置を示す構成図。
【符号の説明】
9…検液(被撹拌液)、21…撹拌装置、22…撹拌
棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被撹拌液中で撹拌棒を動かして上記被撹
    拌液を撹拌する撹拌装置において、上記撹拌棒を中空と
    するとともに空気供給源に接続し、上記撹拌棒から上記
    被撹拌液中に空気を吐出することを特徴とする撹拌装
    置。
JP4338222A 1992-12-18 1992-12-18 撹拌装置 Withdrawn JPH06186235A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4338222A JPH06186235A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 撹拌装置

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JP4338222A JPH06186235A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 撹拌装置

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JPH06186235A true JPH06186235A (ja) 1994-07-08

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ID=18316080

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JP4338222A Withdrawn JPH06186235A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 撹拌装置

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Cited By (6)

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Effective date: 20000307