JPH0658941A - 自動化学分析システム - Google Patents
自動化学分析システムInfo
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- JPH0658941A JPH0658941A JP4215101A JP21510192A JPH0658941A JP H0658941 A JPH0658941 A JP H0658941A JP 4215101 A JP4215101 A JP 4215101A JP 21510192 A JP21510192 A JP 21510192A JP H0658941 A JPH0658941 A JP H0658941A
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- stirring
- cleaning
- movement
- washing
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F31/00—Mixers with shaking, oscillating, or vibrating mechanisms
- B01F31/80—Mixing by means of high-frequency vibrations above one kHz, e.g. ultrasonic vibrations
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
動を減少させ、攪拌子の損傷を防止し且つ洗浄水及び反
応液の飛散を防止する。さらに洗浄水の反応容器への持
ち込みを減少させる。 【構成】保持体11は圧電振動子を保持する。この圧電
振動子の振動子は攪拌子23を成し、攪拌子23の幅方
向を円弧状の移動方向の接線方向に揃える。保持体11
はアーム12を介して水平移動用モータ30、上下方向
移動用モータ31に結合させる。モータ30、31はド
ライバ42を介してCPU40の指令を受け、洗浄プー
ル33と反応容器CT0 の位置を移動。攪拌子23は振
動コントローラ41により振動する。CPU40は、洗
浄プール33での洗浄後に攪拌子23を振動させて洗浄
水を振り落とす。また水平方向及び上下方向の移動間に
一定時間の間合いを持たす。
Description
野の試料などの特定成分量を求める自動化学分析システ
ムに係り、特に、その攪拌装置の改良に関する。
状の試料と試薬をそれぞれ定量分注し、分注した試料及
び試薬を攪拌混合したことによる化学反応の過程を、吸
光度変化を検知することで測定し、試料中の特定成分の
量を求めるシステムである。
試薬を攪拌・混合し、その反応液を均質化させる攪拌装
置が備えられており、この攪拌は、反応の再現性を得る
上で重要な要素技術となっている。攪拌装置は、試料と
試薬を反応容器内で攪拌する攪拌子と、この攪拌子を保
持する保持機構と、攪拌子を洗浄水で洗浄すると共に付
着した試料及び試薬を取り去る洗浄機構と、攪拌子の保
持機構を洗浄機構と反応容器との間で移動させる移動機
構とを有する。そして、かかる攪拌装置では、攪拌子の
反応容器への移動及びその攪拌と、攪拌子の洗浄機構へ
の移動及びその洗浄とが繰り返される。
リュー状又は板状の攪拌子を用いたものが知られてお
り、この攪拌子をモータで回転させることにより攪拌で
きるようになっている。また、モータを使用しない攪拌
子としては、薄い金属板の両側に圧電素子(ピエゾ素
子)を貼り付けたバイモルフ型の圧電振動子を使ったも
のも知られている(例えば米国特許第4,612,29
1号参照)。このものでは、上記金属板の先端にステン
レスなどの剛体でなる攪拌板(棒)が取り付けられてお
り、交流電圧が印加されたときの圧電振動子の振動が攪
拌板に伝達され、攪拌できるようになっている。
た従来の攪拌方式の内、モータの回転に拠る攪拌子は、
反応容器の上下方向の攪拌能力が劣るため、攪拌効果が
容器の底部や上部まで伝わり難く、攪拌時間が長くなる
という欠点があった。この攪拌時間の長期化を避けるた
めにモータの回転数を上げると、泡立ちが生じたり、空
気(気泡)を巻き込んだりして、容器の形状、大きさに
拠っては反応液が容器から溢れたり、飛散することもあ
った。
て、圧電振動子の先端に取り付けられる攪拌板の幅方向
が、攪拌子の移動方向(円弧状の移動の場合にはその接
線方向)に対してある角度(例えば90度)を持つよう
に、攪拌子が位置決めされていることがある。このよう
に位置決めされている場合、攪拌子が洗浄位置と攪拌位
置の間で移動されると、攪拌板の振動方向(即ち、幅方
向に直交する厚さ方向)と移動方向が揃うことから、攪
拌板が慣性力などに因り大きく振動する。とくに、水平
方向及び垂直方向に連続的に移動させるときの振動は大
きい。このため、例えば攪拌のために攪拌板を反応容器
内に降ろす際、容器の縁に当たって折れ曲がったり、損
傷したりすることがある。また、その振動に因り、攪拌
子に付着していた反応溶液や洗浄水が移動時に付近に飛
散することがある。
拌板の表面に付着するが、従来の攪拌方式においては、
洗浄後の攪拌子をそのまま攪拌のために使用していたた
め、測定データが薄められて低値データとなることもあ
った。
り巻く状況に鑑みてなされたもので、攪拌時間の短縮を
図ると共に攪拌子に付着して応溶液に混入する洗浄水分
を確実に減らすことを第1の目的とする。また、攪拌子
の移動時における振動を抑制することにより、攪拌子の
破損などを防止することを第2の目的とする。さらに、
攪拌子の移動時における溶液及び洗浄水の飛散を防止す
ることを第3の目的とする。
め、この発明に係る自動化学分析システムは、柔体構造
を有した長片状且つ板状の攪拌子と、この攪拌子を垂下
状態で保持する保持機構と、この保持機構を洗浄プール
と反応容器との間で移動可能な移動手段と、その攪拌子
の面に対向する方向に、上記攪拌子を振動させる攪拌子
振動手段と、攪拌子を洗浄する洗浄手段と、上記洗浄手
段による上記攪拌子の洗浄完了後、その攪拌子を振動さ
せる洗浄後振動手段とを具備する攪拌装置を備えてい
る。
記攪拌子は、圧電振動子の振動子により形成されてい
る。別の好適な態様では、前記攪拌子の幅方向は、前記
移動手段によって移動される移動方向又はその接線方向
に平行である。さらに別の好適な態様では、前記攪拌子
の垂下方向を上下方向とし、その上下方向に直交する方
向を横方向としたとき、前記移動手段は上記上下方向及
び横方向に前記保持機構を移動させる手段であって、そ
の上下方向の移動と横方向の移動との間に一定の待ち時
間を置く間合い設定手段を有する。
ている状態で、攪拌時振動手段が作動すると、攪拌子の
面に対向する方向に攪拌子が周期的に振り子の如く振動
する。これにより、容器内の上下方向にも高い攪拌効果
が得られる。攪拌が終了すると、攪拌子は移動手段によ
り洗浄プールまで搬送され、洗浄プール内で洗浄手段に
より洗浄される。この洗浄プールでの洗浄が完了する
と、洗浄後振動手段が作動し、攪拌子を振動させる。こ
れにより、攪拌子は洗浄プールで洗浄された後に再び反
応容器まで移動される直前、即ち攪拌子が洗浄プール内
の空間に在るときに攪拌子を振動させ、攪拌子に付着し
ている洗浄水(水滴)を洗浄プール内で振り落とす。
れていると、振動周波数、振幅の調整が容易になり、溶
液の泡立ちなどを抑制できる。
接線方向に一致させて保持されているので、その移動方
向又はその接線方向の運動には高い剛性を示し、洗浄プ
ールと反応容器との間を移動させても、慣性力に因って
生じる攪拌子の振動が少なくなる。これにより、移動中
の付着した洗浄水や溶液の飛散も減少する。
動手段が有する間合い設定手段によって、上下方向の移
動と横方向の移動との間に一定の待ち時間が置かれる。
これにより、移動時に攪拌子に僅かな振動が生じたとし
ても、その振動が待ち時間の間に収束するから、攪拌子
が反応容器や洗浄プールの縁に当たってしまうことが無
い。
照して説明する。
の攪拌装置は、図1に示すように、攪拌アーム部10を
備えている。この攪拌アーム部10は、圧電振動子を保
持する保持する保持体11と、この保持体11に結合さ
れ且つ水平方向に延びたアーム12とを有する。
図2のように構成されている。この圧電振動子20は、
柔体構造のフレキシブルな金属板シム21の両側に圧電
セラミックス22a,22bが貼り付けられ、バイモル
フ形に構成されている。なお、圧電セラミックスは金属
板シム21の片側の表面にだけ貼り付け、ユニセルフ形
の圧電振動子を形成してもよい。上記バイモルフ形の圧
電振動子20に対して、図3に示すように、電源27か
ら交流電圧を印加すると、圧電セラミックス22a,2
2bは交互に伸び縮みし、金属板シム21はその面に直
交する方向(振動方向という)に振動する。シム21の
一端は固定体28に固定される。シム21の他端は同一
材にて延長され長片状且つ板状の攪拌子23(ブレー
ド)となる。この攪拌子23は、金属板シム21の振動
と共に同一振動方向に振れ、後述する反応容器内で攪拌
作用を発揮できる。金属板シム21の下端には、振動子
の質量を調節する重り24が取り付けられている。
移動方向又はその接線方向に直交する(即ち、攪拌子の
幅方向と移動方向又はその接線方向とは平行する)よう
に、攪拌子の配置方向が決められている(図5参照)。
く、水平方向移動用の電動モータ30の回転軸30aの
上部に固設されている。このモータ30は図示の如く上
下方向配置であり、回転軸30aが回動すると、アーム
12、即ち保持体11が水平面内で円弧を描いて回動
し、後述する攪拌子洗浄位置WSと反応容器CT列内の
攪拌位置AGとの間を移動可能になっている。
ギアが形成されている。さらに、上下方向移動用の電動
モータ31が水平向きに配されており、このモータ31
の回転軸31aにもギアが形成されている。この回転軸
31aのギアが前述したモータ30の回転軸30のギア
に噛み合い、ウオームギア構造を成している。このた
め、一方のモータ31が回転すると、もう一方のモータ
30、即ち保持体11が上下方向に移動可能になってい
る。
置WSには、洗浄プール33が上方向きに設置されてい
る。この洗浄プール33には、配管34を介して洗浄水
供給用ポンプ35が接続され、このポンプ35が配管3
6を介して洗浄水タンク37に接続されている。これに
より、ポンプ35が駆動すると、洗浄水タンク37内の
洗浄水が汲み上げられ、洗浄プール33に吐出される。
洗浄プール33の底には排水用の穴が設けられており、
この穴が配管38を介して廃液タンク39に接続されて
いる。このため、洗浄後の廃液がタンク39内に溜まる
ようになっている。
し且つ攪拌・洗浄処理の制御を行うCPU(中央処理装
置)40と、このCPU40の指令の元に駆動する振動
コントローラ41及びドライバ42とを備えている。C
PU40は後述する図4記載の処理を行う。また振動コ
ントローラ41は、CPU40から攪拌指令が出された
ときに、所定周波数の交流電圧を圧電振動子20に供給
する。ドライバ42は2つの電動モータ30及び31並
びにポンプ35を駆動する、3つの駆動回路を内臓して
おり、各駆動回路に対する駆動指令がCPU40から出
されたときに、各駆動対象に駆動信号を供給するように
なっている。
の攪拌・洗浄処理を説明する。
U40は攪拌子23を上下方向の最上位位置に移動させ
る指令を出す。つまり、ドライバ42に指令を与えて、
上下方向移動用のモータ31を回転させる。これによ
り、水平方向移動用のモータ30全体が上昇するから、
保持体11、即ち攪拌子23も上昇し、所定の最上位位
置まで上昇する。このステップ50の処理が済むと、C
PU40はステップ51に処理を移行させる。このステ
ップ51では、予め記憶していた一定時間(例えば0.
3秒)、振動子の次の処理への移動を停止させる。即
ち、最上位位置から次の処理である水平方向への移動を
直ちに開始することなく、一定の間合いをとる。
はステップ52に移行して、攪拌子23を洗浄位置WS
まで水平移動させる指令を出す。これにより、ドライバ
42は水平方向移動用のモータ30を所定方向に回転さ
せ、保持体11、即ち攪拌子23を洗浄位置WSの真上
の最上位位置まで旋回させる。この旋回後、ステップ5
3の処理を実施する。このステップ53でも一定時間の
待ちが指令され、旋回後直ちに次の降下工程に移行する
ことはない。
ステップ54の処理が実施される。つまり、ドライバ4
2は再びモータ31を回転させて、攪拌子23を洗浄プ
ール33の内部の所定位置まで真っ直ぐ下ろさせる。
U40は次のステップ55の処理にて、予め定めた一定
時間の洗浄をドライバ42に指令する。これにより、ド
ライバ42はポンプ35を駆動し、洗浄水タンク37に
貯留されている洗浄水を洗浄プール33に吐出される。
これにより、洗浄プール33に在る攪拌子23が洗浄水
で洗浄される。そして、一定時間の洗浄水の吐出が終了
すると、ステップ56に移行して洗浄水が止められ、洗
浄が終了する。
が未だ洗浄プール33内に在る状態で、CPU40は振
動コントローラ41に、攪拌子23を振動させるよう指
令する。これにより、振動コントローラ41は圧電振動
子20を励振し、その金属板シム21、即ち攪拌子23
を適宜な周波数で振動させるから、攪拌子23に付着し
ていた洗浄水の水滴が強制的に振り落とされる(図9参
照)。なお、この実施例では、振り落としのための最適
周波数(攪拌時の励振周波数と異ならさせてもよいし、
同一としてもよい)が実験などに拠り予め決められてお
り、その値が振動コントローラ41のメモリに格納され
ている。
と、ステップ58の処理に移行する。この処理では、C
PU40はドライバ42に指令を与え、攪拌子23を洗
浄位置WSにおける最上位位置まで引き上げさせる。次
いでステップ59の処理に移行し、かかる攪拌子引上げ
後も直ちに水平移動させることなく、一定時間待つ。こ
の待ちの状態が終了すると、ステップ60に移行し、C
PU40はドライバ42に指令を与え、攪拌子23を今
度は洗浄位置WSから攪拌位置AGまで水平方向に回動
させる。この水平移動後も、ステップ61の処理実施に
よって、一定時間待機する。
ちの状態が終了すると、今度は、ステップ62にて上下
方向移動用モータ31が駆動され、攪拌子23がその時
点で攪拌位置AGに居る反応容器CT0 内に下ろされ
る。このようにして攪拌準備が完了すると、ステップ6
3の処理が実施される。ステップ63では、CPU40
が振動コントローラ41に攪拌指令を与えるから、振動
コントローラ41は予め設定された攪拌用の周波数で圧
電振動子20を励振する。この励振により、攪拌子23
が振動方向に所定攪拌周波数で振れ、反応容器CT0 内
の試料と試薬が攪拌されて均質化される。
ステップ64の処理を実施することで圧電振動子20に
対する励振が止められるから、攪拌も終了する。次いで
ステップ65において、引き続き攪拌処理を継続するか
否かをオペレータからの指令情報やシーケンス情報に基
づき判断し、継続すると判断したときは前述したステッ
プ50の処理に戻り、継続しないと判断したときは攪拌
処理を終了させる。
の保持機構を成す。また、図4のステップ63、64の
処理、振動コントローラ41及び圧電振動子20が本発
明の攪拌子振動手段を形成し、図4のステップ55、5
6、ドライバ42、ポンプ35、配管34、36及びタ
ンク37が本発明の洗浄手段を形成している。さらに、
図4のステップ50〜54,58〜62の処理、ドライ
バ42、モータ30、31及びアーム12が本発明の移
動手段を形成する。この内、図4のステップ51、5
3、59、61の処理が間合い設定手段に相当する。さ
らに、図4のステップ57の処理、振動コントローラ4
1及び圧電振動子20が本発明の洗浄後振動手段を形成
している。
処理されることから、種々の利点が得られる。
置AGの間で水平方向に移動させる際、攪拌子23の幅
方向と水平移動方向(又はその接線方向)とが図5に示
すように揃っているため、攪拌子23の振動が極めて少
ない。つまり、図6(a)に示すように攪拌子停止の状
態から水平方向に移動させても、攪拌子の幅方向の剛性
が高いため、その移動中の振動は微小であり、停止させ
ても振動は殆ど残らない(同図(b)(c)参照)。
模式的に示す。図7に示すように、攪拌子23の振動方
向と移動方向とが一致している場合、その移動中の振動
は大きく、停止後も大きな振動が暫く続き(図8(a)
〜(c)参照)、前述した様々な問題を呈していた。
きも、上述したように振動を抑制できることに加え、水
平方向から上下方向又はその反対向きに移動させると
き、各動作間に一定の待ち時間を設けていることから、
各方向で若干の振動が生じたとしても、その振動を待ち
時間の間に確実に収束させることができる。これによ
り、振動を長時間引きずっていることがないから、攪拌
子23を反応容器内の下ろすとき、攪拌子23がその縁
に当たって損傷する恐れも無く、耐久性及び装置の信頼
性も向上する。また移動中の振動が極めて少ないという
ことは、攪拌子23に付着した溶液や洗浄水の飛散も殆
ど無い。
く、同じ洗浄プール33内で洗浄水が強制的に振り落と
されることから(同図中、符号W…Wは水滴を示す)、
移動中の洗浄水の水滴飛散が防止されると共に測定デー
タが薄められて低値データとなることも確実に抑制され
る。
は、垂直方向の振動成分も含んでいるため、反応容器の
上下方向の攪拌能力が高く、攪拌時間が短かくなる。ま
た、泡立ちや空気(気泡)の巻き込みも少なく、反応液
の溢れ、飛散が殆ど解消されるほか、キャリオーバなど
も少なくなるという利点がある。
しも上述したように圧電振動子の振動子片で構成する必
要はなく、長片状且つ板状であって、その厚さ方向に振
動させる攪拌子であればよい。
動化学分析システムは、柔体構造を有した長片状且つ板
状の攪拌子と、この攪拌子を垂下状態で保持する保持機
構と、この保持機構を洗浄プールと反応容器との間で移
動可能な移動手段と、その攪拌子の面に対向する方向
に、攪拌子を振動させる攪拌子振動手段と、攪拌子を洗
浄する洗浄手段と、洗浄手段による攪拌子の洗浄完了
後、その攪拌子を振動させる洗浄後振動手段とを具備し
た攪拌装置を備えている。この内、攪拌子は例えば圧電
振動子の振動子により形成される。また、攪拌子の幅方
向は、例えば、移動手段によって移動される移動方向又
はその接線方向に平行である。さらに、移動手段は上下
方向及び横方向に保持機構を移動させる手段であって、
例えば、その上下方向の移動と横方向の移動との間に一
定の待ち時間を置く間合い設定手段を有する。このた
め、攪拌子は従来よりも高い攪拌能力を呈し、攪拌時間
が短縮されるほか、移動中の攪拌子の振動が抑制され、
これにより、攪拌子が反応容器の縁に当たって損傷する
などの事態も防止されると共に、移動中における洗浄水
や反応液の飛散も防止される。さらに、洗浄水の反応容
器への持ち込みも著しく低減し、反応容器内の反応に与
える悪影響が少なくなり、精度の高い測定が可能にな
る。
れる攪拌装置を示す、一部ブロック化した構成図。
関係を示す、保持体の底面より見た説明図。
時の振動の様子を示す説明図。
の関係を示す、保持体の底面より見た説明図。
の振動の様子を示す説明図。
説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 柔体構造を有した長片状且つ板状の攪拌
子と、この攪拌子を垂下状態で保持する保持機構と、こ
の保持機構を洗浄プールと反応容器との間で移動可能な
移動手段と、その攪拌子の面に対向する方向に、攪拌子
を振動させる攪拌子振動手段と、上記攪拌子を洗浄する
洗浄手段と、上記洗浄手段による上記攪拌子の洗浄完了
後、その攪拌子を振動させる洗浄後振動手段とを具備す
る攪拌装置を備えたことを特徴とする自動化学分析シス
テム。 - 【請求項2】 前記攪拌子は、圧電振動子の振動子によ
り形成されている請求項1記載の自動化学分析システ
ム。 - 【請求項3】 前記攪拌子の幅方向は、前記移動手段に
よって移動される移動方向又はその接線方向に平行であ
る請求項2記載の自動化学分析システム。 - 【請求項4】 前記攪拌子の垂下方向を上下方向とし、
その上下方向に直交する方向を横方向としたとき、前記
移動手段は上記上下方向及び横方向に前記保持機構を移
動させる手段であって、その上下方向の移動と横方向の
移動との間に一定の待ち時間を置く間合い設定手段を有
する請求項2記載の自動化学分析システム。
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