JPH11187771A - 連結方式の植物栽培用パネル - Google Patents
連結方式の植物栽培用パネルInfo
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- JPH11187771A JPH11187771A JP9368157A JP36815797A JPH11187771A JP H11187771 A JPH11187771 A JP H11187771A JP 9368157 A JP9368157 A JP 9368157A JP 36815797 A JP36815797 A JP 36815797A JP H11187771 A JPH11187771 A JP H11187771A
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- panel main
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Supports For Plants (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 壁面に沿わせて植物を栽培する場合に、植物
の成長に合わせて上方向や左右方向に順次継ぎ足して植
物の支持面を形成できる連結方式の植物栽培用パネルを
提供する。 【解決手段】 パネル本体2の左右側部に、パネル本体
相互を左右方向に着脱可能に連結するための嵌合方式の
連結部3,5を設ける。又パネル本体2の上下部に、該
パネル本体相互を上方向に着脱可能に連結するための嵌
合方式の連結部6,7を設ける。
の成長に合わせて上方向や左右方向に順次継ぎ足して植
物の支持面を形成できる連結方式の植物栽培用パネルを
提供する。 【解決手段】 パネル本体2の左右側部に、パネル本体
相互を左右方向に着脱可能に連結するための嵌合方式の
連結部3,5を設ける。又パネル本体2の上下部に、該
パネル本体相互を上方向に着脱可能に連結するための嵌
合方式の連結部6,7を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、壁面に沿
わせて植物を栽培するときに該植物の成長に合わせて上
方向や左右方向に順次継ぎ足して植物の支持面を形成す
る場合に用いて好適であり、或いは、花壇の大きさに合
わせて左右方向や上方向に順次継ぎ足して柵等を形成す
る場合に用いて好適である連結方式の植物栽培用パネル
に関するものである。
わせて植物を栽培するときに該植物の成長に合わせて上
方向や左右方向に順次継ぎ足して植物の支持面を形成す
る場合に用いて好適であり、或いは、花壇の大きさに合
わせて左右方向や上方向に順次継ぎ足して柵等を形成す
る場合に用いて好適である連結方式の植物栽培用パネル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、蔓性の植物を這わせて建物の壁
面を装飾するために用いられている従来の植物支持具
は、所定の幅と高さを有して全体が一体に形成されてい
るものであり、相互を連結させて上方向や左右方向に継
ぎ足しできる構成のものではなかった。又、花壇の周囲
に柵を形成するために地面に突き刺して用いる柵パネル
も、相互を連結させて左右方向や上方向に継ぎ足しでき
る構成のものではなかった。
面を装飾するために用いられている従来の植物支持具
は、所定の幅と高さを有して全体が一体に形成されてい
るものであり、相互を連結させて上方向や左右方向に継
ぎ足しできる構成のものではなかった。又、花壇の周囲
に柵を形成するために地面に突き刺して用いる柵パネル
も、相互を連結させて左右方向や上方向に継ぎ足しでき
る構成のものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の植物支持具
によるときは、上方向への継ぎ足しができなかったた
め、蔓性植物が上方に伸びるにつれて支持装置の高さが
不足する場合が生じ、植物の成長に対応できない問題が
あった。又左右方向の連結も予定されていなかったた
め、相互を安定的に且つ見栄えよく連結するということ
ができなかった。
によるときは、上方向への継ぎ足しができなかったた
め、蔓性植物が上方に伸びるにつれて支持装置の高さが
不足する場合が生じ、植物の成長に対応できない問題が
あった。又左右方向の連結も予定されていなかったた
め、相互を安定的に且つ見栄えよく連結するということ
ができなかった。
【0004】一方前記柵パネルも、左右方向の連結が予
定されていなかったため、地面に突き刺すことによって
一応の安定は確保できても、相互を安定的に且つ見栄え
よく連結するということができなかった。又、上下方向
の連結手段を有しないために、継ぎ足しによって柵高さ
を高くすることができなかった。
定されていなかったため、地面に突き刺すことによって
一応の安定は確保できても、相互を安定的に且つ見栄え
よく連結するということができなかった。又、上下方向
の連結手段を有しないために、継ぎ足しによって柵高さ
を高くすることができなかった。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みて開発され
たものであり、植物の成長や壁面の高さ・幅に合わせて
順次連結して植物支持装置を自在に広げていくことが可
能である連結方式の植物栽培用パネルの提供を目的とす
るものである。又、例えば花壇の柵等を形成する場合
に、相互を順次連結することによって、その柵等を所望
長さや所望高さに容易に設定可能とする連結方式の植物
栽培用パネルの提供を目的とするものである。
たものであり、植物の成長や壁面の高さ・幅に合わせて
順次連結して植物支持装置を自在に広げていくことが可
能である連結方式の植物栽培用パネルの提供を目的とす
るものである。又、例えば花壇の柵等を形成する場合
に、相互を順次連結することによって、その柵等を所望
長さや所望高さに容易に設定可能とする連結方式の植物
栽培用パネルの提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
連結方式の植物栽培用パネル(以下植物栽培用パネルと
いう)は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体相
互を左右方向に着脱可能に連結するための連結部を設け
たことを特徴とするものである。
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
連結方式の植物栽培用パネル(以下植物栽培用パネルと
いう)は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体相
互を左右方向に着脱可能に連結するための連結部を設け
たことを特徴とするものである。
【0007】又本発明に係る植物栽培用パネルの他の態
様は、パネル本体の上下部分に、該パネル本体相互を上
下方向に着脱可能に連結するための連結部を設けたこと
を特徴とするものである。
様は、パネル本体の上下部分に、該パネル本体相互を上
下方向に着脱可能に連結するための連結部を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】又本発明に係る植物栽培用パネルのその他
の態様は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体相
互を左右方向に着脱可能に連結するための連結部を設け
る一方、前記パネル本体の上下部分には、該パネル本体
相互を上下方向に着脱可能に連結するための連結部を設
けたことを特徴とするものである。
の態様は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体相
互を左右方向に着脱可能に連結するための連結部を設け
る一方、前記パネル本体の上下部分には、該パネル本体
相互を上下方向に着脱可能に連結するための連結部を設
けたことを特徴とするものである。
【0009】本発明に係る植物栽培用パネルのより具体
的な態様は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体
相互を左右方向に着脱可能に連結するための、互いに係
合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の一面側
の左右側部分のいずれか一方に設けた連結部は、該一方
の側部分において、左右方向で見て外方に突出するよう
に設けられた突出部と、該突出部の先端に設けられた、
横断面円形状を呈して上下に長い係合軸部とからなる。
又、左右側部分の内の他方に設けた連結部は、前記係合
軸部を抜け出し不能に挟持可能な挟持部からなることを
特徴とするものである。
的な態様は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体
相互を左右方向に着脱可能に連結するための、互いに係
合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の一面側
の左右側部分のいずれか一方に設けた連結部は、該一方
の側部分において、左右方向で見て外方に突出するよう
に設けられた突出部と、該突出部の先端に設けられた、
横断面円形状を呈して上下に長い係合軸部とからなる。
又、左右側部分の内の他方に設けた連結部は、前記係合
軸部を抜け出し不能に挟持可能な挟持部からなることを
特徴とするものである。
【0010】本発明に係る植物栽培用パネルのより具体
的な他の態様は、パネル本体の上下部分に、該パネル本
体相互を上下方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の一面
側の上下部分のいずれか一方に設けた連結部は、該一方
の部分において、上下方向で見て外方に突出するように
設けられた突出部と、該突出部の先端に設けられた、横
断面円形状を呈して左右に長い係合軸部とからなる。
又、上下部分の内の他方に設けた連結部は、前記係合軸
部を抜け出し不能に挟持可能な挟持部からなることを特
徴とするものである。
的な他の態様は、パネル本体の上下部分に、該パネル本
体相互を上下方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の一面
側の上下部分のいずれか一方に設けた連結部は、該一方
の部分において、上下方向で見て外方に突出するように
設けられた突出部と、該突出部の先端に設けられた、横
断面円形状を呈して左右に長い係合軸部とからなる。
又、上下部分の内の他方に設けた連結部は、前記係合軸
部を抜け出し不能に挟持可能な挟持部からなることを特
徴とするものである。
【0011】前記各植物栽培用パネルにおいて、パネル
本体の左右側部分に設けた連結部相互の連結は、パネル
本体相互を所要の角度で連結可能とするのがよい。
本体の左右側部分に設けた連結部相互の連結は、パネル
本体相互を所要の角度で連結可能とするのがよい。
【0012】又前記各植物栽培用パネルにおいて、パネ
ル本体の表裏面のいずれか一方に、支柱を略密接状態で
挿通させるための、上下方向に延びる挿通孔部を設ける
のがよい。
ル本体の表裏面のいずれか一方に、支柱を略密接状態で
挿通させるための、上下方向に延びる挿通孔部を設ける
のがよい。
【0013】又前記各植物栽培用パネルにおいて、パネ
ル本体に、下方向又は上方向に突出する軸部を設けると
共に、該軸部の先端部分を略密接状態で挿入させるため
の挿入凹所を、該パネル本体に併せて設け、該軸部の先
端部分を前記挿入凹所に挿入させることによって、パネ
ル本体相互を上下方向に連設可能とすることがある。
ル本体に、下方向又は上方向に突出する軸部を設けると
共に、該軸部の先端部分を略密接状態で挿入させるため
の挿入凹所を、該パネル本体に併せて設け、該軸部の先
端部分を前記挿入凹所に挿入させることによって、パネ
ル本体相互を上下方向に連設可能とすることがある。
【0014】本発明に係る植物栽培用パネルのより好ま
しい態様は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体
相互を左右方向に着脱可能に連結するための、互いに係
合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の左右側
部分のいずれか一方に設けられた連結部は、パネル本体
の裏面で突出した裏側突出部と、左右方向で見た外方に
突出する外方突出部と、該外方突出部の先端に設けられ
た、横断面円形状を呈して上下に長い係合軸部とからな
る。又、前記パネル本体の左右側部分の内の他方に設け
た連結部は、パネル本体の裏面で突出し且つその先端に
おいて、左右方向で見た外方に折曲する第1の挟持片
と、パネル本体の側端面において、左右方向で見た外方
に突出する第2の挟持片とからなり、該第2の挟持片
は、前記第1の挟持片と対向する部分には存せず、第1
の挟持片の上下に位置させて設けられており、且つ、パ
ネル本体の裏面には、支柱を略密接状態で挿通させるた
めの、上下方向に延びる挿通孔部が設けられていること
を特徴とするものである。
しい態様は、パネル本体の左右側部分に、該パネル本体
相互を左右方向に着脱可能に連結するための、互いに係
合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の左右側
部分のいずれか一方に設けられた連結部は、パネル本体
の裏面で突出した裏側突出部と、左右方向で見た外方に
突出する外方突出部と、該外方突出部の先端に設けられ
た、横断面円形状を呈して上下に長い係合軸部とからな
る。又、前記パネル本体の左右側部分の内の他方に設け
た連結部は、パネル本体の裏面で突出し且つその先端に
おいて、左右方向で見た外方に折曲する第1の挟持片
と、パネル本体の側端面において、左右方向で見た外方
に突出する第2の挟持片とからなり、該第2の挟持片
は、前記第1の挟持片と対向する部分には存せず、第1
の挟持片の上下に位置させて設けられており、且つ、パ
ネル本体の裏面には、支柱を略密接状態で挿通させるた
めの、上下方向に延びる挿通孔部が設けられていること
を特徴とするものである。
【0015】本発明に係る植物栽培用パネルのより好ま
しい他の態様は、パネル本体の上下部分に、該パネル本
体相互を上下方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の上下
部分のいずれか一方に設けられた連結部は、パネル本体
の裏面で突出した裏側突出部と、上下方向で見た外方に
突出する外方突出部と、該外方突出部の先端に設けられ
た、横断面円形状を呈して左右に長い係合軸部とからな
る。又、前記パネル本体の上下部分の内の他方に設けた
連結部は、パネル本体の裏面で突出し且つその先端にお
いて、上下方向で見た外方に折曲する第1の挟持片と、
パネル本体の上端面又は下端面において、上下方向で見
た外方に突出する第2の挟持片とからなり、該第2の挟
持片は、前記第1の挟持片と対向する部分には存せず、
第1の挟持片の左右に位置させて設けられており、且
つ、パネル本体の裏面には、支柱を略密接状態で挿通さ
せるための、上下方向に延びる挿通孔部が設けられてい
ることを特徴とするものである。
しい他の態様は、パネル本体の上下部分に、該パネル本
体相互を上下方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、前記パネル本体の上下
部分のいずれか一方に設けられた連結部は、パネル本体
の裏面で突出した裏側突出部と、上下方向で見た外方に
突出する外方突出部と、該外方突出部の先端に設けられ
た、横断面円形状を呈して左右に長い係合軸部とからな
る。又、前記パネル本体の上下部分の内の他方に設けた
連結部は、パネル本体の裏面で突出し且つその先端にお
いて、上下方向で見た外方に折曲する第1の挟持片と、
パネル本体の上端面又は下端面において、上下方向で見
た外方に突出する第2の挟持片とからなり、該第2の挟
持片は、前記第1の挟持片と対向する部分には存せず、
第1の挟持片の左右に位置させて設けられており、且
つ、パネル本体の裏面には、支柱を略密接状態で挿通さ
せるための、上下方向に延びる挿通孔部が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0016】前記外方突出部には、前記第1の挟持片の
前記折曲する部分を挿入させるための係合開口を設け、
該折曲する部分が該係合開口に挿入せしめられることに
よって、パネル本体相互を所要の角度で連結可能とする
のがよい。
前記折曲する部分を挿入させるための係合開口を設け、
該折曲する部分が該係合開口に挿入せしめられることに
よって、パネル本体相互を所要の角度で連結可能とする
のがよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜2において本発明に係る植
物栽培用パネル1は、パネル本体2の左右側部分に、該
パネル本体相互を左右方向に着脱可能に連結するための
連結部3,5を設ける一方、前記パネル本体2の上下部
分には、該パネル本体相互を上下方向に着脱可能に連結
するための連結部6,7を設けてなるものである。
に基づいて説明する。図1〜2において本発明に係る植
物栽培用パネル1は、パネル本体2の左右側部分に、該
パネル本体相互を左右方向に着脱可能に連結するための
連結部3,5を設ける一方、前記パネル本体2の上下部
分には、該パネル本体相互を上下方向に着脱可能に連結
するための連結部6,7を設けてなるものである。
【0018】前記パネル本体2は、本実施の形態におい
ては、縦長の楕円環状なし且つその内部に装飾枠部8が
設けられた環状部10を左右方向に一連に4個連ねた横
長の板状形態を呈する。
ては、縦長の楕円環状なし且つその内部に装飾枠部8が
設けられた環状部10を左右方向に一連に4個連ねた横
長の板状形態を呈する。
【0019】そして該パネル本体2の左右側部分のいず
れか一方の側部分に設けられた連結部3は、図3に示す
ように、パネル本体2の上下方向の中間部分に比較的長
く設けられており、横断面略L字状をなす。より具体的
には、該パネル本体2の側部分の裏面で突出した裏側突
出部11と、パネル本体を左右方向で見た外方に突出す
る外方突出部12と、該外方突出部12の先端に突設さ
れた、横断面円形状を呈して上下に長い係合軸部13と
からなり、前記外方突出部12の上下寄り部位には、前
記係合軸部13が完全な円形を呈したものとなる態様
で、後述の折曲する部分20を挿入させるための上下に
長い矩形状係合開口15が設けられている。
れか一方の側部分に設けられた連結部3は、図3に示す
ように、パネル本体2の上下方向の中間部分に比較的長
く設けられており、横断面略L字状をなす。より具体的
には、該パネル本体2の側部分の裏面で突出した裏側突
出部11と、パネル本体を左右方向で見た外方に突出す
る外方突出部12と、該外方突出部12の先端に突設さ
れた、横断面円形状を呈して上下に長い係合軸部13と
からなり、前記外方突出部12の上下寄り部位には、前
記係合軸部13が完全な円形を呈したものとなる態様
で、後述の折曲する部分20を挿入させるための上下に
長い矩形状係合開口15が設けられている。
【0020】一方、前記パネル本体2の他方の側部分に
設けられた連結部5は、パネル本体2の裏面の上下位置
で突出する第1の挾持片16と、パネル本体2の側端面
に設けられた第2の挾持片17とからなる。該第1の挾
持片16は、前記側部分の裏面で突出する円弧部19の
先端に、パネル本体を左右方向で見た外方に折曲する部
分20が連設されており、該折曲する部分20の内面
に、上下方向に連続して、横断面三角形状をなす第1の
係合突条21が設けられている。又前記第2の挾持片1
7は、上下の第1の挾持片16a,16b間と上の第1
の挾持片16aの上側部分と下の第1の挾持片16bの
下側部分に配置され、パネル側端面22に、左右方向で
見た外方に板状に突出している。その肉厚はパネル本体
の肉厚と略等しく、且つその表面23は図2に示すよう
に、パネル本体の表面25と略面一である。又その裏面
には、上下方向に連続する横断面三角形状の第2の係合
突条26が、図6に示すように、平面視で前記第1の係
合突条21に対向する状態で設けられている。
設けられた連結部5は、パネル本体2の裏面の上下位置
で突出する第1の挾持片16と、パネル本体2の側端面
に設けられた第2の挾持片17とからなる。該第1の挾
持片16は、前記側部分の裏面で突出する円弧部19の
先端に、パネル本体を左右方向で見た外方に折曲する部
分20が連設されており、該折曲する部分20の内面
に、上下方向に連続して、横断面三角形状をなす第1の
係合突条21が設けられている。又前記第2の挾持片1
7は、上下の第1の挾持片16a,16b間と上の第1
の挾持片16aの上側部分と下の第1の挾持片16bの
下側部分に配置され、パネル側端面22に、左右方向で
見た外方に板状に突出している。その肉厚はパネル本体
の肉厚と略等しく、且つその表面23は図2に示すよう
に、パネル本体の表面25と略面一である。又その裏面
には、上下方向に連続する横断面三角形状の第2の係合
突条26が、図6に示すように、平面視で前記第1の係
合突条21に対向する状態で設けられている。
【0021】又パネル本体2の下部分に設けられた前記
連結部7は、図4に示すように、パネル本体2の下部分
裏面に設けられており、横断面略L字状をなす。より具
体的には、該パネル本体2の下部分の裏面に突出した裏
側突出部27と、パネル本体を上下方向で見た下方に突
出する下方突出部29と、該下方突出部29の先端に設
けられた、横断面円形状を呈する横長の係合軸部30と
からなる。
連結部7は、図4に示すように、パネル本体2の下部分
裏面に設けられており、横断面略L字状をなす。より具
体的には、該パネル本体2の下部分の裏面に突出した裏
側突出部27と、パネル本体を上下方向で見た下方に突
出する下方突出部29と、該下方突出部29の先端に設
けられた、横断面円形状を呈する横長の係合軸部30と
からなる。
【0022】一方、前記パネル本体2の上部分に設けら
れた前記連結部6は、図4に示すように、パネル本体2
の上部分裏面で突出する第1の挾持片31と、パネル本
体2の上端面32に突設された第2の挾持片33とから
なる。該第1の挾持片31は、前記上端側部分の裏面で
突出する円弧部35の先端に、パネル本体の上方向に折
曲する部分20が連設されており、該折曲する部分36
の内面に、左右方向に連続して、横断面三角形状をなす
第1の係合突条37が設けられている。又前記第2の挾
持片33は、前記第1の挾持片31の左右両側に配置さ
れ、前記上端面32に、上方に板状に突出する。その肉
厚はパネル本体の肉厚と略等しく、且つその表面39は
図2に示すように、パネル本体の表面25と略面一であ
る。又その裏面には、左右方向に連続する横断面三角形
状の第2の係合突条40が、図10に示すように、側面
視で前記第1の係合突条37に対向して設けられてい
る。
れた前記連結部6は、図4に示すように、パネル本体2
の上部分裏面で突出する第1の挾持片31と、パネル本
体2の上端面32に突設された第2の挾持片33とから
なる。該第1の挾持片31は、前記上端側部分の裏面で
突出する円弧部35の先端に、パネル本体の上方向に折
曲する部分20が連設されており、該折曲する部分36
の内面に、左右方向に連続して、横断面三角形状をなす
第1の係合突条37が設けられている。又前記第2の挾
持片33は、前記第1の挾持片31の左右両側に配置さ
れ、前記上端面32に、上方に板状に突出する。その肉
厚はパネル本体の肉厚と略等しく、且つその表面39は
図2に示すように、パネル本体の表面25と略面一であ
る。又その裏面には、左右方向に連続する横断面三角形
状の第2の係合突条40が、図10に示すように、側面
視で前記第1の係合突条37に対向して設けられてい
る。
【0023】又パネル本体2の裏面41には、前記隣り
合う環状部10,10の接合部分42の内の両側に位置
するものの上下に位置させて、支柱43を略密接状態で
挿通させるための、上下方向に延びる挿通孔部45を有
する筒状体46を突設してなる。該筒状体46は、パネ
ル本体2の裏側に突設されたU字状突片47によって形
成されており、該U字状突片47の突出部分において、
図2に示すように、パネル本体が開口49されている。
合う環状部10,10の接合部分42の内の両側に位置
するものの上下に位置させて、支柱43を略密接状態で
挿通させるための、上下方向に延びる挿通孔部45を有
する筒状体46を突設してなる。該筒状体46は、パネ
ル本体2の裏側に突設されたU字状突片47によって形
成されており、該U字状突片47の突出部分において、
図2に示すように、パネル本体が開口49されている。
【0024】図5〜6は、左右の連結部3,5が係合す
ることによってパネル本体2,2相互が左右方向に直線
状に連結された状態を示すものであり、前記係合軸部1
3が、平面視で対向する前記第1、第2の係合突条2
1,26間を、弾性的に押し広げて通過し、前記第1の
挾持片16の基端側が形成する係合凹所51に納まる。
そして該係合軸部13は、前記対向する第1、第2の係
合突条21,26によって抜け止めされる。なお両パネ
ル1,1の分離は、係合軸部13と第1、第2の係合突
条21,26との係合を解除して行う。
ることによってパネル本体2,2相互が左右方向に直線
状に連結された状態を示すものであり、前記係合軸部1
3が、平面視で対向する前記第1、第2の係合突条2
1,26間を、弾性的に押し広げて通過し、前記第1の
挾持片16の基端側が形成する係合凹所51に納まる。
そして該係合軸部13は、前記対向する第1、第2の係
合突条21,26によって抜け止めされる。なお両パネ
ル1,1の分離は、係合軸部13と第1、第2の係合突
条21,26との係合を解除して行う。
【0025】又図7〜8は、左右の連結部3,5の係合
によって、パネル本体2,2相互を直角に交わるように
連結した状態を示すものであり、前記第1の挾持片16
の前記折曲する部分20が前記係合開口15内に挿入せ
しめられ、係合軸部13が、平面視で対向する前記第
1、第2の係合突条21,26間を弾性的に押し広げて
通過し、前記係合凹所51に納まり、この状態で係合軸
部13の抜け止めが図られている。なお両パネル1,1
の分離は、係合軸部13と第1、第2の係合突条21,
26との係合を解除して行う。
によって、パネル本体2,2相互を直角に交わるように
連結した状態を示すものであり、前記第1の挾持片16
の前記折曲する部分20が前記係合開口15内に挿入せ
しめられ、係合軸部13が、平面視で対向する前記第
1、第2の係合突条21,26間を弾性的に押し広げて
通過し、前記係合凹所51に納まり、この状態で係合軸
部13の抜け止めが図られている。なお両パネル1,1
の分離は、係合軸部13と第1、第2の係合突条21,
26との係合を解除して行う。
【0026】又図9〜10は、上下の連結部6,7が係
合することによってパネル本体2,2相互が上下方向に
直線状に連結された状態を示すものであり、前記係合軸
部30が、側面視で対向する前記第1、第2の係合突条
37,40間を、弾性的に押し広げて通過し、前記第1
の挾持片31の基端側が形成する係合凹所53に納ま
る。そして該係合軸部30は、前記対向する第1、第2
の係合突条37,40によって抜け止めされる。なお両
パネル1,1の分離は、係合軸部30と第1、第2の係
合突条37,40との係合を解除して行う。
合することによってパネル本体2,2相互が上下方向に
直線状に連結された状態を示すものであり、前記係合軸
部30が、側面視で対向する前記第1、第2の係合突条
37,40間を、弾性的に押し広げて通過し、前記第1
の挾持片31の基端側が形成する係合凹所53に納ま
る。そして該係合軸部30は、前記対向する第1、第2
の係合突条37,40によって抜け止めされる。なお両
パネル1,1の分離は、係合軸部30と第1、第2の係
合突条37,40との係合を解除して行う。
【0027】然して、前記構成を有する植物栽培用パネ
ル1を用いて、例えば建物の壁面55を植物で装飾する
に際しては、図11に示すように、植物P、例えば薔薇
や朝顔等の蔓性植物の成長に合わせて、前記上下の連結
部6,7相互を図9に示すように連結することにより、
植物栽培用パネル1を順次上方向に継ぎ足していく。
ル1を用いて、例えば建物の壁面55を植物で装飾する
に際しては、図11に示すように、植物P、例えば薔薇
や朝顔等の蔓性植物の成長に合わせて、前記上下の連結
部6,7相互を図9に示すように連結することにより、
植物栽培用パネル1を順次上方向に継ぎ足していく。
【0028】又、左右側部分の連結部3,5相互を図5
に示すように連結することにより、植物栽培用パネル1
を順次左右方向に継ぎ足していくこともある。これらに
よって、所要の広がりを有する面状の植物支持装置Aが
構成される。
に示すように連結することにより、植物栽培用パネル1
を順次左右方向に継ぎ足していくこともある。これらに
よって、所要の広がりを有する面状の植物支持装置Aが
構成される。
【0029】植物栽培用パネル1を上方向に継ぎ足した
ものの強度的安定性を向上させるために、図1に一点鎖
線で示し、又図12に示すように、パネル本体2に設け
た前記上下の挿通孔部45,45に支柱43を略密接状
態で挿通させ、該支柱の下端部分43aを地中に所定長
さ押し込むのがよい。この支柱43は、単位長さの支柱
部材相互を順次連結することにより所要長さに設定され
得る。なお美観上、支柱の上端が、構成された面状の植
物支持装置Aの上端から突出しないように、地中への支
柱の押し込み量を調節するのがよい。
ものの強度的安定性を向上させるために、図1に一点鎖
線で示し、又図12に示すように、パネル本体2に設け
た前記上下の挿通孔部45,45に支柱43を略密接状
態で挿通させ、該支柱の下端部分43aを地中に所定長
さ押し込むのがよい。この支柱43は、単位長さの支柱
部材相互を順次連結することにより所要長さに設定され
得る。なお美観上、支柱の上端が、構成された面状の植
物支持装置Aの上端から突出しないように、地中への支
柱の押し込み量を調節するのがよい。
【0030】又図13は、花壇の柵Bを構成するために
本発明の植物栽培用パネル1を用いた場合を示すもので
あり、パネル本体2,2相互が左右方向に直線状に連結
される部分においては、図5に示す連結態様を採用でき
る。又パネル本体2,2相互が直角に連結される部分に
おいては、図7に示す連結態様を採用できる。なお前記
柵Bは、上下の連結部6,7相互を連結することによ
り、その高さを高く設定することもできる。この場合
も、前記上下の挿通孔部45,45に支柱43が略密接
状態で挿通せしめられ且つ該支柱43の下端部分が地面
に押し込まれることにより、柵Bの強度的な安定が確保
される。なお美観上、支柱43の上端が、構成された柵
Bの上端から突出しないように、地中への押し込み量を
調節するのがよい。
本発明の植物栽培用パネル1を用いた場合を示すもので
あり、パネル本体2,2相互が左右方向に直線状に連結
される部分においては、図5に示す連結態様を採用でき
る。又パネル本体2,2相互が直角に連結される部分に
おいては、図7に示す連結態様を採用できる。なお前記
柵Bは、上下の連結部6,7相互を連結することによ
り、その高さを高く設定することもできる。この場合
も、前記上下の挿通孔部45,45に支柱43が略密接
状態で挿通せしめられ且つ該支柱43の下端部分が地面
に押し込まれることにより、柵Bの強度的な安定が確保
される。なお美観上、支柱43の上端が、構成された柵
Bの上端から突出しないように、地中への押し込み量を
調節するのがよい。
【0031】前記のように構成された面状の植物支持装
置Aや柵Bは、左右の連結部3,5と上下の連結部6,
7、更に筒状体46がパネル本体2の裏面に設けられて
いるため、面状植物支持装置や柵等の可視面となる表側
のデザインを見栄えよく構成できることになる。
置Aや柵Bは、左右の連結部3,5と上下の連結部6,
7、更に筒状体46がパネル本体2の裏面に設けられて
いるため、面状植物支持装置や柵等の可視面となる表側
のデザインを見栄えよく構成できることになる。
【0032】〔その他の実施の形態〕 前記植物栽培用パネルにおいて、パネル本体相互を
上下方向にのみ連結するときは、左右側部分の連結部が
省略されることがある。又パネル本体を左右方向にのみ
連結するときは、上下の連結部が省略されることがあ
る。
上下方向にのみ連結するときは、左右側部分の連結部が
省略されることがある。又パネル本体を左右方向にのみ
連結するときは、上下の連結部が省略されることがあ
る。
【0033】 図14、図15〜16は、パネル本体
2の左右方向又は上下方向の連結の他の態様を示すもの
であり、C字状をなす連結部55と軸状の連結部56と
を係合させている。
2の左右方向又は上下方向の連結の他の態様を示すもの
であり、C字状をなす連結部55と軸状の連結部56と
を係合させている。
【0034】又図15〜16は、パネル本体2の左右側
部分に設けた連結部3,5を筒状に構成した場合を示
し、軸心を共通にして上下に連なる連結孔57,57に
連結軸59が略密接状態で挿入せしめられることによ
り、パネル本体相互が左右方向に着脱可能に連結されて
いる。
部分に設けた連結部3,5を筒状に構成した場合を示
し、軸心を共通にして上下に連なる連結孔57,57に
連結軸59が略密接状態で挿入せしめられることによ
り、パネル本体相互が左右方向に着脱可能に連結されて
いる。
【0035】パネル本体相互の左右方向及び上下方向の
その他の連結手段としては、凹凸嵌合方式等各種の公知
手段を採用できる。
その他の連結手段としては、凹凸嵌合方式等各種の公知
手段を採用できる。
【0036】又パネル本体2,2相互の連結は、例えば
図16に一点鎖線で示し又図17に示すように、直角以
外の屈曲状態で連結することも可能である。なお図17
に示す連結手段は、図3に示した連結手段と基本的に同
一である。
図16に一点鎖線で示し又図17に示すように、直角以
外の屈曲状態で連結することも可能である。なお図17
に示す連結手段は、図3に示した連結手段と基本的に同
一である。
【0037】 図18は、パネル本体2に、下方向に
突出する軸部60を設けると共に、該軸部の下端部分6
0aを略密接状態で挿入させるため挿通孔(挿入凹所)
61をパネル本体2に併せて設け、該軸部の下端側の部
分60aを前記挿通孔61に挿入させることによって、
パネル本体2,2相互の上下方向の連結の安定性を向上
させた場合を示すものである。なお、前記軸部を上方向
に突設し、その上端部分を挿通孔(挿入凹所)に挿入さ
せることとしてもよい。これらの場合、前記挿通孔を挿
入用の盲孔(挿入凹所)に代えてもよい。
突出する軸部60を設けると共に、該軸部の下端部分6
0aを略密接状態で挿入させるため挿通孔(挿入凹所)
61をパネル本体2に併せて設け、該軸部の下端側の部
分60aを前記挿通孔61に挿入させることによって、
パネル本体2,2相互の上下方向の連結の安定性を向上
させた場合を示すものである。なお、前記軸部を上方向
に突設し、その上端部分を挿通孔(挿入凹所)に挿入さ
せることとしてもよい。これらの場合、前記挿通孔を挿
入用の盲孔(挿入凹所)に代えてもよい。
【0038】 パネル本体の形態は、前記実施の形態
で示したものに限られず任意に設定され得る。
で示したものに限られず任意に設定され得る。
【0039】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 本発明に係る植物栽培用パネルは、上下方向又は左
右方向に、或いは上下方向及び左右方向に着脱可能に連
結できるため、例えば壁面等に植物を這わせて装飾する
場合、植物の成長に合わせて上下方向や左右方向に順次
連結できる。このような連結により構成された自由な広
がりを有する面状の植物支持装置により、壁面等に個性
的な立体的デザインを付与できると共に、植物の成長を
阻害することなく壁面等を植物で効果的に装飾できるこ
とになる。又、上下方向や左右方向の相互連結により、
花壇等に所定高さの柵等を形成できることともなる。
る。 本発明に係る植物栽培用パネルは、上下方向又は左
右方向に、或いは上下方向及び左右方向に着脱可能に連
結できるため、例えば壁面等に植物を這わせて装飾する
場合、植物の成長に合わせて上下方向や左右方向に順次
連結できる。このような連結により構成された自由な広
がりを有する面状の植物支持装置により、壁面等に個性
的な立体的デザインを付与できると共に、植物の成長を
阻害することなく壁面等を植物で効果的に装飾できるこ
とになる。又、上下方向や左右方向の相互連結により、
花壇等に所定高さの柵等を形成できることともなる。
【0040】 パネル本体に、支柱を略密接状態で挿
通させるための挿通孔部を設けるときは、該挿通孔部を
挿通する支柱の下端部分を地面に押し込むこと等によ
り、該支柱によりパネル本体を補強できると共に、パネ
ル連結によって形成された前記面状の植物支持装置や柵
の強度的な安定性を向上させ得る。
通させるための挿通孔部を設けるときは、該挿通孔部を
挿通する支柱の下端部分を地面に押し込むこと等によ
り、該支柱によりパネル本体を補強できると共に、パネ
ル連結によって形成された前記面状の植物支持装置や柵
の強度的な安定性を向上させ得る。
【0041】 特に、パネル本体の裏面に突出する状
態で各連結部や挿入孔部を設けることにより、植物栽培
用パネルの連結によって形成された面状の植物支持装置
や柵等の、可視面となる表側のデザインを、見栄えよく
構成できることになる。
態で各連結部や挿入孔部を設けることにより、植物栽培
用パネルの連結によって形成された面状の植物支持装置
や柵等の、可視面となる表側のデザインを、見栄えよく
構成できることになる。
【0042】 特に前記のように、第1の挾持片と第
2の挾持片とにより連結部を構成することとし、該第1
の挾持片と対向する部分には第2の挾持片が存在しない
ように構成するときには、植物栽培用パネルを射出成形
によって製造する場合、金型の脱型方向をパネル本体の
厚さ方向に設定するだけで脱形できることとなり、金型
構造の簡素化を図ることができる。又これにより、植物
栽培用パネルの製造能率の向上と製造コストの低減を期
し得ることとなる。又このように、パネル本体の一面側
に突出する状態で連結部を構成するときは、パネル本体
の肉厚をそれほど確保できない場合であっても、前記面
状の植物支持装置や柵等の、表側からする美観を損なう
ことなく、確実な連結部を構成できる利点がある。
2の挾持片とにより連結部を構成することとし、該第1
の挾持片と対向する部分には第2の挾持片が存在しない
ように構成するときには、植物栽培用パネルを射出成形
によって製造する場合、金型の脱型方向をパネル本体の
厚さ方向に設定するだけで脱形できることとなり、金型
構造の簡素化を図ることができる。又これにより、植物
栽培用パネルの製造能率の向上と製造コストの低減を期
し得ることとなる。又このように、パネル本体の一面側
に突出する状態で連結部を構成するときは、パネル本体
の肉厚をそれほど確保できない場合であっても、前記面
状の植物支持装置や柵等の、表側からする美観を損なう
ことなく、確実な連結部を構成できる利点がある。
【図1】植物栽培用パネルを示す斜視図である。
【図2】植物栽培用パネルを示す斜視図である。
【図3】パネル本体の左右の連結部を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】パネル本体の上下の連結部を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】パネル本体を左右方向に連結した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】その断面図である。
【図7】パネル本体を直角に連結した状態を示す斜視図
である。
である。
【図8】その断面図である。
【図9】パネル本体を上下方向に連結した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図10】その断面図である。
【図11】植物栽培用パネルを用いて建物の壁面を植物
で装飾した状態を示す正面図である。
で装飾した状態を示す正面図である。
【図12】植物栽培用パネルを、パネル本体に設けた挿
通孔部を挿通する支柱により補強した状態を示す正面図
である。
通孔部を挿通する支柱により補強した状態を示す正面図
である。
【図13】植物栽培用パネルを花壇の柵の構成に用いた
場合を示す斜視図である。
場合を示す斜視図である。
【図14】パネル本体相互の他の連結態様を示す断面図
である。
である。
【図15】パネル本体相互の他の連結態様を示す斜視図
である。
である。
【図16】その断面図である。
【図17】パネル本体相互を所定の角度で連結した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図18】植物栽培用パネルの他の態様をその使用状態
で示す斜視図である。
で示す斜視図である。
1 植物栽培用パネル 2 パネル本体 3 連結部 5 連結部 6 連結部 7 連結部 11 裏側突出部 12 外方突出部 13 係合軸部 15 係合開口 16 第1の挾持片 17 第2の挾持片 21 第1の係合突条 26 第2の係合突条 43 支柱 45 挿通孔部
Claims (11)
- 【請求項1】 パネル本体の左右側部分に、該パネル本
体相互を左右方向に着脱可能に連結するための連結部を
設けたことを特徴とする連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項2】 パネル本体の上下部分に、該パネル本体
相互を上下方向に着脱可能に連結するための連結部を設
けたことを特徴とする連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項3】 パネル本体の左右側部分に、該パネル本
体相互を左右方向に着脱可能に連結するための連結部を
設ける一方、前記パネル本体の上下部分には、該パネル
本体相互を上下方向に着脱可能に連結するための連結部
を設けたことを特徴とする連結方式の植物栽培用パネ
ル。 - 【請求項4】 パネル本体の左右側部分に、該パネル本
体相互を左右方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、 前記パネル本体の一面側の左右側部分のいずれか一方に
設けた連結部は、該一方の側部分において、左右方向で
見て外方に突出するように設けられた突出部と、該突出
部の先端に設けられた、横断面円形状を呈して上下に長
い係合軸部とからなり、 又、左右側部分の内の他方に設けた連結部は、前記係合
軸部を抜け出し不能に挟持可能な挟持部からなることを
特徴とする連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項5】 パネル本体の上下部分に、該パネル本体
相互を上下方向に着脱可能に連結するための、互いに係
合し得る連結部を設けてなり、 前記パネル本体の一面側の上下部分のいずれか一方に設
けた連結部は、該一方の部分において、上下方向で見て
外方に突出するように設けられた突出部と、該突出部の
先端に設けられた、横断面円形状を呈して左右に長い係
合軸部とからなり、 又、上下部分の内の他方に設けた連結部は、前記係合軸
部を抜け出し不能に挟持可能な挟持部からなることを特
徴とする連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項6】 パネル本体の左右側部分に設けた連結部
相互の連結は、パネル本体相互を所要の角度で連結可能
とされていることを特徴とする請求項1、3又は4記載
の連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項7】 パネル本体の表裏面のいずれか一方に、
支柱を略密接状態で挿通させるための、上下方向に延び
る挿通孔部を設けたことを特徴とする請求項1〜6のい
ずれかに記載の連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項8】 パネル本体に、下方向又は上方向に突出
する軸部を設けると共に、該軸部の先端部分を挿入させ
るための挿入凹所を、該パネル本体に併せて設け、該軸
部の先端部分を前記挿入凹所に略密接状態で挿入させる
ことによって、パネル本体相互を上下方向に連設可能と
したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項9】 パネル本体の左右側部分に、該パネル本
体相互を左右方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、 前記パネル本体の左右側部分のいずれか一方に設けられ
た連結部は、パネル本体の裏面で突出した裏側突出部
と、左右方向で見た外方に突出する外方突出部と、該外
方突出部の先端に設けられた、横断面円形状を呈して上
下に長い係合軸部とからなり、 又、前記パネル本体の左右側部分の内の他方に設けた連
結部は、パネル本体の裏面で突出し且つその先端におい
て、左右方向で見た外方に折曲する第1の挟持片と、パ
ネル本体の側端面において、左右方向で見た外方に突出
する第2の挟持片とからなり、該第2の挟持片は、前記
第1の挟持片と対向する部分には存せず、第1の挟持片
の上下に位置させて設けられており、且つ、パネル本体
の裏面には、支柱を略密接状態で挿通させるための、上
下方向に延びる挿通孔部が設けられていることを特徴と
する連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項10】 パネル本体の上下部分に、該パネル本
体相互を上下方向に着脱可能に連結するための、互いに
係合し得る連結部を設けてなり、 前記パネル本体の上下部分のいずれか一方に設けられた
連結部は、パネル本体の裏面で突出した裏側突出部と、
上下方向で見た外方に突出する外方突出部と、該外方突
出部の先端に設けられた、横断面円形状を呈して左右に
長い係合軸部とからなり、 又、前記パネル本体の上下部分の内の他方に設けた連結
部は、パネル本体の裏面で突出し且つその先端におい
て、上下方向で見た外方に折曲する第1の挟持片と、パ
ネル本体の上端面又は下端面において、上下方向で見た
外方に突出する第2の挟持片とからなり、該第2の挟持
片は、前記第1の挟持片と対向する部分には存せず、第
1の挟持片の左右に位置させて設けられており、且つ、
パネル本体の裏面には、支柱を略密接状態で挿通させる
ための、上下方向に延びる挿通孔部が設けられているこ
とを特徴とする連結方式の植物栽培用パネル。 - 【請求項11】 前記外方突出部には、前記第1の挟持
片の前記折曲する部分を挿入させるための係合開口を設
け、該折曲する部分が該係合開口に挿入せしめられるこ
とによって、パネル本体相互が所要の角度で連結可能と
されていることを特徴とする請求項9記載の連結方式の
植物栽培用パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9368157A JPH11187771A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 連結方式の植物栽培用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9368157A JPH11187771A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 連結方式の植物栽培用パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187771A true JPH11187771A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18491099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9368157A Pending JPH11187771A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 連結方式の植物栽培用パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11187771A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004042165A1 (en) * | 2002-11-07 | 2004-05-21 | Sferco Pty. Limited | Modular barrier system |
JP2014173274A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Dow Chemical Company | 軽量盛土用側壁の施工方法及びそれに用いる壁パネル |
JP2015089361A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社リッチェル | 仕切体 |
JP2018137999A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 株式会社大里 | 板材ホルダ及び板材補助ホルダ |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9368157A patent/JPH11187771A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004042165A1 (en) * | 2002-11-07 | 2004-05-21 | Sferco Pty. Limited | Modular barrier system |
JP2014173274A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Dow Chemical Company | 軽量盛土用側壁の施工方法及びそれに用いる壁パネル |
JP2015089361A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社リッチェル | 仕切体 |
JP2018137999A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 株式会社大里 | 板材ホルダ及び板材補助ホルダ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000613 |