JPH11186428A - ハーメチックシールカバー - Google Patents

ハーメチックシールカバー

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Publication number
JPH11186428A
JPH11186428A JP9353174A JP35317497A JPH11186428A JP H11186428 A JPH11186428 A JP H11186428A JP 9353174 A JP9353174 A JP 9353174A JP 35317497 A JP35317497 A JP 35317497A JP H11186428 A JPH11186428 A JP H11186428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal cover
hermetic seal
thickness
metal plating
gold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9353174A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumoto Mori
伸幹 森
Hideji Fujii
秀司 藤井
Chiyuu Inoue
注 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP9353174A priority Critical patent/JPH11186428A/ja
Publication of JPH11186428A publication Critical patent/JPH11186428A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16195Flat cap [not enclosing an internal cavity]

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーメチックシール工程において用いる
ロウ材付きのシールカバーは厚さ1μm以上の金メッキ
が施されており、かつこの金メッキ法としてバレルメッ
キ法が採用されているため、極めて高価なものとなって
いる。本発明の課題は安価なハーメチックシールカバー
の提供にある。 【解決手段】 コイル状あるいはシート状のカバー素材
のロウ材取り側の付け面側に厚さ0.05〜1.0μm
の金メッキを施し、次いで所望形状に打ち抜き、次いで
ロウ材を金メッキ上に設けて得たことを特徴とするハー
メチックシールカバーであり、好ましくは打ち抜き加工
時に金メッキ側を打ち抜きのダレ面とする。また、シー
ルカバーの材質としてコバール合金、銅等を用い、ロウ
材として金錫合金ロウ、鉛錫合金ロウなどを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に半導体装置に好
適なハーメチックシールカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子のパッケージングの一種に図
1に示すようなセラミックパッケージがある。図1のセ
ラミックパッケージにおいて、1のセラミック基板は、
中央部に半導体素子接合用のメタライズ層を有する下層
板と、その表面にリードパターンが形成され、かつ中央
部に開口を有する中間板と、該リードパターンのリード
の内側先端部が露出する大きさの開口を有する上層板の
3つの板が一体化された構造であり、その長辺側部には
上記リードパターンの各リード外側先端と導通するよう
に接合された金属リード2が設けられている。そして、
上記上層部表面の開口周囲部にはカバー接着用のメタラ
イズ層3が形成されている。メタライズ層3及び上記リ
ードパターンは通常Mo−Mn系の導電ペーストで形成
され、これらとリード2には金メッキが施されている。
【0003】このような基板1を用いるパッケージング
工程はハーメチックシール工程と言われるが、図2に示
すように、まず半導体素子4を基板1の中央くぼみに上
記半導体素子接合用メタライズ層を介して接合し、該半
導体素子4上の電極とリード内側先端部とを細いコネク
ター線で結合した後、メタライズ層3の上に図2で示す
ようなロウ材5つきのシールカバー6を載せ、ロウ材の
融点以上に加熱し、冷却してシールカバー6をロウ付け
する。
【0004】シールカバー6のロウ材5には一般的に金
錫合金ロウ、鉛錫合金ロウなどが用いられ、シールカバ
ー6の材質としては一般的にコバール合金、銅あるいは
銅合金、セラミック等が用いられている。またロウ材5
とシールカバーの接合には熱圧着法、溶融法、圧接法、
スポット溶接法等が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ハーメ
チックシール工程においてロウ材付きのシールカバー5
は厚さ1μm以上の金メッキが施されており、かつこの
金メッキ法としてバレルメッキ法が採用されているた
め、極めて高価なものとなっている。すなわち、従来品
は所定の寸法に成形加工した金属板にバレルメッキ法で
金メッキをするため、金属板全面に金メッキが施される
からである。
【0006】本発明の課題は安価なハーメチックシール
カバーの提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく種々の検討を行った結果、金メッキを薄く
し、メッキ後打ち抜き加工すれば上記課題を解決できる
ことを見出し本発明に至った。
【0008】すなわち、上記課題を解消する本発明の方
法は、コイル状あるいはシート状のカバー素材のロウ材
取り付け面側に厚さ0.05〜1.0μmの金メッキを
施し、次いで所望形状に打ち抜き、次いでロウ材を金メ
ッキ上に設けて得たことを特徴とするハーメチックシー
ルカバーであり、好ましくは打ち抜き加工時に金メッキ
側を打ち抜きのダレ面とするものである。
【0009】また、シールカバーの材質としてコバール
合金、銅等を用い、ロウ材として金錫合金ロウ、鉛錫合
金ロウなどを用いるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図3は本発明のハーメチックシー
ルカバーの一例を断面図で示してある。シールカバー6
はコバール合金製でありロウ材取り付け面に金メッキ7
設けられており、ロウ材5はAu−Sn合金である。以
下実施例を用いて更に本発明を説明する。
【0011】
【実施例】(実施例1)厚さ0.2mmのコバール合金
コイル材の片面に常法に従い厚さ0.1μmの金メッキ
を施した後、10mm角にプレスで打ち抜いた。このう
ち抜いた部材の金メッキ面に圧着法で金・錫ロウ材を接
合し、ハーメチックシールカバーを30個作成した。
【0012】次にこれらを用いて連続炉により窒素雰囲
気中にて最高温度320℃でパッケージに封止した。こ
の封止したものを30個用いて0.45MPa、2時間
のヘリウムリーク試験を行った。その結果、リーク不良
はなかった。
【0013】(実施例2、3)厚さ0.2mmのコバー
ル合金コイル材の片面に常法に従い厚さ0.1μmの金
メッキを施した後、5mm角にプレスで金メッキ面がダ
レ面となるように、打ち抜いた。このうち抜いた部材の
金メッキ面に圧着法で0.04(実施例2)、0.05
mm(実施例3)の厚さに金・錫ロウ材を接合し、それ
ぞれ30個のハーメチックシールカバーを作成した。
【0014】これらを用いて連続炉により窒素雰囲気中
にて最高温度320℃でパッケージに封止した。この封
止したものを30個用いて0.45MPa、2時間のヘ
リウムリーク試験を行った。その結果、リーク不良は出
なかった。
【0015】(実施例4〜8)金メッキの厚さを0.0
5(実施例4)、0.25(実施例5)、0.50(実
施例6)、0.75(実施例7)、1.0(実施例8)
とした以外は実施例1と同様にそれぞれ30個のハーメ
チックシールカバーを作成し、0.45MPa、2時間
のヘリウムリーク評価した。
【0016】その結果、リーク不良はなかった。
【0017】(実施例9)リードフレーム製造用の厚さ
0.2mmの短冊状銅板を用いた以外は実施例1と同様
にそれぞれ30個のハーメチックシールカバーを作成
し、0.45MPa、2時間のヘリウムリーク試験を評
価した。
【0018】その結果、リーク不良はなかった。
【0019】(比較例1、2)次に金メッキ面がバリ面
となる用にした以外は実施例2,3と同様にしてそれぞ
れ30個のハーメチックシールカバーを作成した。
【0020】これらを用いて連続炉により窒素雰囲気中
にて最高温度320℃でパッケージに封止した。この封
止したものを30個用いて0.45MPa、2時間のヘ
リウムリーク試験を行った。その結果、ロウ材の厚さを
0.05mmとしたものではリーク不良は出なかったも
のの、ロウ材の厚さを0.04mmとしたものでリーク
不良が1つ出た。この結果、金メッキ面をバリ面とする
とリーク不良が発生する確率が高く、好ましくないこと
がわかった。
【0021】
【発明の効果】本発明のハーメチックシールカバーは製
造時にロウ材を設ける側のみしか金メッキを施さないた
め、従来のように全面メッキを施したものと比較して製
造コストを大幅に削減でき、経済性に優れる。また、性
能的にも従来のものと同程度であり、ボイドが生成せ
ず、シールの信頼性及び収率を良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のセラミックパッケージの要部を示した図
である。
【図2】従来のパケージの断面図である。
【図3】本発明のハーメチックシールカバーの一例を示
した断面図である。
【符号の説明】
1−−−セラミック基板 2−−−金属リード 3−−−カバー接着用メタライズ層 4−−−導体素子 5−−−ロウ材 6−−−シールカバー 7−−−金メッキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状あるいはシート状のカバー素
    材のロウ材取り付け面側に厚さ0.05〜1.0μmの
    金メッキを施し、次いで所望形状に打ち抜き、次いでロ
    ウ材を金メッキ上に設けて得たことを特徴とするハーメ
    チックシールカバー。
  2. 【請求項2】 打ち抜き加工時に金メッキ側が打ち抜
    きのダレ面となっている請求項1記載のハーメチックシ
    ールカバー。
  3. 【請求項3】 シールカバーの材質としてコバール合
    金、銅等を用い、ロウ材として金錫合金ロウ、鉛錫合金
    ロウなどを用いる請求項1または2記載のハーメチック
    シールカバー。
JP9353174A 1997-12-22 1997-12-22 ハーメチックシールカバー Pending JPH11186428A (ja)

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JP9353174A JPH11186428A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 ハーメチックシールカバー

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JP9353174A JPH11186428A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 ハーメチックシールカバー

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JPH11186428A true JPH11186428A (ja) 1999-07-09

Family

ID=18429065

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9353174A Pending JPH11186428A (ja) 1997-12-22 1997-12-22 ハーメチックシールカバー

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JP (1) JPH11186428A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010199600A (ja) * 2010-04-12 2010-09-09 Tokuriki Honten Co Ltd 封止材料およびその製造方法

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JP2010199600A (ja) * 2010-04-12 2010-09-09 Tokuriki Honten Co Ltd 封止材料およびその製造方法

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