JPH11186023A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JPH11186023A
JPH11186023A JP35797597A JP35797597A JPH11186023A JP H11186023 A JPH11186023 A JP H11186023A JP 35797597 A JP35797597 A JP 35797597A JP 35797597 A JP35797597 A JP 35797597A JP H11186023 A JPH11186023 A JP H11186023A
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JP
Japan
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terminal
coil
electrodes
terminals
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP35797597A
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English (en)
Inventor
Koichi Takenoshita
幸一 竹之下
Kazuyuki Futami
計行 二見
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Minebea AccessSolutions Inc
Original Assignee
Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボビンと、該ボビンに巻装されるコイルと、該
コイルの両端から延びるコイル端末を接続してボビンに
固定される一対の導電性金属から成る端子とを備えるコ
イル装置において、従来からの端子形状を変更すること
なく、充分な信頼性でコイル端末が端子に接続されるよ
うにする。 【解決手段】コイル端末8が、両端子7の挟持部7cに
ヒュージングもしくはハンダ付により接続されるととも
に、両端子7の巻付け部7bに皮膜剥離スポット溶接に
より接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボビンと、該ボビ
ンに巻装されるコイルと、該コイルの両端から延びるコ
イル端末を接続してボビンに固定される一対の端子とを
備えるコイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるコイル装置は、たとえば特
開平5−182825号公報等により既に知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
5−182825号公報で開示されたコイル装置では、
コイルから延びるコイル端末を挟み込む挟持部と、コイ
ル端末を巻付け可能な巻付け部とが端子に設けられてお
り、該端子の挟持部にコイル端末がヒュージングにより
接続されている。また前記コイル端末をハンダ付により
端子に接続することも従来から一般的に行なわれてい
る。
【0004】ところが、ヒュージングもしくはハンダ付
による接続は、その接続作業のチェックを導通チェック
に頼っており、そのような導通チェックでは、接続が不
充分であっても接続OKの判定をする虞れがある。この
ため、加工初期の品質保証は可能であっても充分な耐久
性を有した接続がなされていることを保証することがで
きず、信頼性が常に問題となる。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、従来からの端子形状を変更することなく、充
分な信頼性でコイル端末が端子に接続されるようにした
コイル装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ボビンと、該ボビンにワイヤが巻付けら
れて成るコイルと、該コイルの両端から延びるコイル端
末を挟み込む挟持部ならびに前記コイル端末を巻付け可
能な巻付け部を有して導電性金属により形成されるとと
もに前記ボビンに固定される一対の端子とを備え、両コ
イル端末が両端子にそれぞれ接続されるコイル装置にお
いて、前記両コイル端末が、前記両端子の挟持部にヒュ
ージングもしくはハンダ付により接続されるとともに、
前記両端子の巻付け部に皮膜剥離スポット溶接により接
続されることを特徴とする。
【0007】かかる構成によれば、ヒュージングもしく
はハンダ付による接続の品質が充分に保証されていなか
ったとしても、皮膜剥離スポット溶接による接続で品質
の保証が可能となり、充分な信頼性を得ることができ
る。しかも挟持部および巻付け部を有した従来の端子を
そのまま用いることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図4は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1はコイル装置の側面図、図2は図1の
要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は溶接
電極を端子に対応させて示す断面図である。
【0010】先ず図1において、このコイル装置は、合
成樹脂から成るボビン5と、たとえば銅線に絶縁皮膜が
形成されて成るワイヤの前記ボビン5への巻付けにより
構成されるコイル6と、導電性金属により形成されると
ともにボビン5の成形時にモールド結合されるようにし
て該ボビン5に固定される一対の端子7,7とを備え、
前記コイル6の両端から延びる一対のコイル端末8,8
が各端子7,7に接続される。
【0011】図2および図3を併せて参照して、端子7
は、ボビン5から突出されるようにして基端部がボビン
5に埋設される平板状の端子本体7aと、コイル端末8
の先端部を複数回巻付けることを可能として略T字状に
形成されて端子本体7aの先端に一体に連設される巻付
け部7bと、コイル端末8の中間部を挟み込むことを可
能として端子本体7aの中間側部に一体に連設される挟
持部7cとから成るものである。
【0012】挟持部7cは、端子本体7aに面一に連な
って該端子本体7aから側方に突出される第1板部分7
1 と、第1板部分7c1 に対向する第2板部分7c2
と、第1および第2板部分7c1 ,7c2 間を連結する
連結部分7c3 とで構成されるものであり、連結部分7
3 は、第2板部分7c2 が第1板部分7c1 に対して
近接・離反することを可能として両板部分7c1 ,7c
2 間を連結する。
【0013】挟持部7cの両板部分7c1 ,7c2 間に
はコイル端末8が挿通され、両板部分7c1 ,7c2
に電圧をかけつつ圧着するヒュージングにより挟持部7
cにコイル端末8が接続されることになる。また巻付け
部7bに巻付けられたコイル端末8は、皮膜剥離スポッ
ト溶接により該巻付け部7bに接続される。
【0014】図4において、前記ヒュージングおよび皮
膜剥離スポット溶接に用いられる溶接電極は、端子7の
一面側で該端子7に直交する方向に延びる第1電極11
と、端子7に対して斜めに交差する方向に延びて先端部
を端子7の一面に対向させる第2電極12と、前記第1
電極11の長手方向延長上で端子7の他面に先端部を対
向させるようにして端子7の他面側に配置される第3電
極13とを備え、第1電極11の先端部は端子7とは反
対側で第2電極12の先端部に連設される。
【0015】このような溶接電極を用いたヒュージング
により、コイル端末8を挟持部7cに接続するにあたっ
ては、コイル端末8を挿通せしめた状態にある挟持部7
cにその両側から第1および第3電極13により圧力を
かけつつ第1および第3電極11,13間に電圧を印加
すればよい。また前記溶接電極を用いた皮膜剥離スポッ
ト溶接により、コイル端末8を巻付け部7bに接続する
にあたっては、図4で示すように、巻付け部7bに複数
回巻付けられた状態にあるコイル端末8を、第2電極1
2の先端部および第3電極13の先端部間で挟んだ状態
で、第1および第2電極11,12間、ならびに第1お
よび第3電極11,13間に電圧を印加する。そうする
と、先ず第1および第2電極11,12に電流が通じて
第2電極12の先端部が発熱し、コイル端末8の絶縁皮
膜が溶融、剥離されることになる。而して、その絶縁皮
膜の剥離に伴って第1および第3電極11,13間にも
電流が流れるようになると、コイル端末8において巻付
け部7bに巻付けられた部分ならびに巻付け部7bが相
互に溶融し、接続が完了することになる。
【0016】このような、ヒュージングによる接続、な
らびに皮膜剥離スポット溶接による接続の実行順は、特
に定められるものではなく、どちらを先に行なってもよ
い。
【0017】次にこの実施例の作用について説明する
と、コイル6から延びる一対のコイル端末8,8は、端
子7,7の挟持部7c,7cにヒュージングにより接続
されるとともに、巻付け部7b,7bに皮膜剥離スポッ
ト溶接により接続されるので、ヒュージングによる接続
の品質が充分に保証されていなかったとしても、皮膜剥
離スポット溶接による接続で、コイル端末8,8および
端子7,7の接続の品質保証が可能となり、充分な信頼
性を得ることができる。
【0018】しかも端子7は、挟持部7cおよび巻付け
部7bを有した従来の形状のものをそのまま用いること
ができ、接続品質向上のために端子形状を特別に変更す
る必要はない。
【0019】またヒュージングおよび皮膜剥離スポット
溶接を行なうにあたって、同一の溶接電極を用いること
ができ、コイル端末8,8および端子7,7の接続品質
を保証するにあたって、特別な溶接電極を用いる必要が
なく、また溶接電極を取替える必要もないので、コスト
の増大および作業工程の増加を極力抑えることができ
る。
【0020】ヒュージングおよび皮膜剥離スポット溶接
を行なうにあたって用いる溶接電極が、図5で示すよう
に構成されていてもよい。この溶接電極は、図4で示し
た上記実施例の溶接電極と同様に、端子7の一面側で該
端子7に直交する方向に延びる第1電極11と、端子7
に対して斜めに交差する方向に延びて先端部を端子7の
一面に対向させる第2電極12と、前記第1電極11の
長手方向延長上で端子7の他面に先端部を対向させるよ
うにして端子7の他面側に配置される第3電極13′と
を備えるものであるが、巻付け部7bに巻付けられてい
るコイル端末8の第3電極13′との接触を回避すべく
コイル端末8を収納せしめる凹部14が第3電極13の
先端部に設けられる。
【0021】このような溶接電極を用いても、上記実施
例と同様にヒュージングおよび皮膜剥離溶接を行なうこ
とができる。
【0022】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0023】たとえば上記実施例では、コイル端末8が
端子7の挟持部7cにヒュージングにより接続される構
成としたが、前記挟持部7cにハンダ付によりコイル端
末8が接続されるものについても本発明を適用可能であ
る。また巻付け部7bが挟持部7cよりもボビン5寄り
の部分で端子7に設けられるものについても本発明を適
用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヒュージ
ングもしくはハンダ付による接続の品質が充分に保証さ
れていなかったとしても、皮膜剥離スポット溶接による
接続で品質を保証して充分な信頼性を得ることができ、
しかも挟持部および巻付け部を有した従来の端子をその
まま用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のコイル装置の側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】溶接電極を端子に対応させて示す断面図であ
る。
【図5】溶接電極の変形例を示す図4に対応した断面図
である。
【符号の説明】
5・・・ボビン 6・・・コイル 7・・・端子 7b・・・巻付け部 7c・・・挟持部 8・・・コイル端末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン(5)と、該ボビン(5)に巻装
    されるコイル(6)と、該コイル(6)の両端から延び
    るコイル端末(8)を挟み込む挟持部(7c)ならびに
    前記コイル端末(8)を巻付け可能な巻付け部(7b)
    を有して導電性金属により形成されるとともに前記ボビ
    ン(5)に固定される一対の端子(7)とを備え、両コ
    イル端末(8)が両端子(7)にそれぞれ接続されるコ
    イル装置において、前記両コイル端末(8)が、前記両
    端子(7)の挟持部(7c)にヒュージングもしくはハ
    ンダ付により接続されるとともに、前記両端子(7)の
    巻付け部(7b)に皮膜剥離スポット溶接により接続さ
    れることを特徴とするコイル装置。
JP35797597A 1997-12-25 1997-12-25 コイル装置 Pending JPH11186023A (ja)

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