JPH11185203A - データ記録再生装置及び同装置に適用される不規則ノイズ検出方法 - Google Patents

データ記録再生装置及び同装置に適用される不規則ノイズ検出方法

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JPH11185203A
JPH11185203A JP35734197A JP35734197A JPH11185203A JP H11185203 A JPH11185203 A JP H11185203A JP 35734197 A JP35734197 A JP 35734197A JP 35734197 A JP35734197 A JP 35734197A JP H11185203 A JPH11185203 A JP H11185203A
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JP35734197A
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Miyuki Ito
美由紀 伊藤
Akio Toda
昭夫 戸田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーボデータ中の複数のバーストデータの再生
信号のいずれかにバルクハウゼンノイズ等の不規則なノ
イズが重畳している異常状態を自動検出する。 【解決手段】ディスク1上に配置されたサーボセクタの
サーボ領域中のバースト領域からヘッド2によりバース
トデータA〜Dが再生され、その再生信号A〜Dの振幅
のピーク値がP/H回路9で保持されて、A/D変換回
路10によりA/D変換されると、CPU14は、信号
A〜Dの振幅のピーク値のディジタル値であるバースト
出力A〜Dを読み込み、その出力A〜Dの和をRAM1
6内に確保したXレジスタに格納した後、そのXレジス
タの値と、最も最近に正常であると判断されたサーボセ
クタでのバースト出力A〜Dの和を示すYレジスタの値
との差を求め、その差が閾値TH1を越えている場合
に、バースト出力A〜Dのいずれかに不規則なノイズが
重畳されているとして、ライト動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク上に記録
されたサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を
行うデータ記録再生装置及び同装置に適用される不規則
ノイズ検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドによりデータの記録再生を行うデ
ータ記録再生装置、例えば磁気ディスク装置では、ディ
スク(記録媒体)上に配置されたサーボセクタのサーボ
領域に記録されている複数のバーストデータを含むサー
ボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う、いわ
ゆるセクタサーボ方式の位置決め制御を適用するのが一
般的である。また、このセクタサーボ方式の位置決め制
御を適用する磁気ディスク装置では、近年、高記録密度
化を実現する手段の1つとして、高い再生出力が得られ
るMR(Magneto Resistive ;磁気抵抗効果型)ヘッ
ド、DSMR(DualStripe Magneto Resistive ;2重
ストライプ磁気抵抗効果型)ヘッド、或いはGMR(Gi
ant Magneto Resistive ;巨大磁気抵抗効果型)ヘッド
を再生ヘッドとして用いた、いわゆる複合分離型の磁気
ヘッドが採用されるようになってきている。ここでは、
この種の磁気ヘッドを、全てMRヘッド(磁気抵抗効果
型ヘッド)と呼ぶことにする。
【0003】しかし、MRヘッドは、優れた再生特性を
有している反面、MRヘッド(の主たる構成要素である
MR素子)の磁気感度が急激に変化し、ヘッド再生出力
に不規則なノイズが発生(重畳)する問題がある。この
ノイズは、バルクハウゼンノイズと呼ばれる。
【0004】このようなバルクハウゼンノイズが発生し
た場合、ヘッドからの再生出力信号に乱れが生じる。も
し、データ領域からの再生出力信号にバルクハウゼンノ
イズが重畳した場合には、リードエラーとなる。また、
サーボ領域中のシリンダデータ領域(シリンダアドレ
ス)からの再生出力信号(再生信号)にバルクハウゼン
ノイズが重畳した場合にはアドレスエラーを起こしてし
まう。また、サーボ領域中の例えばバーストデータA,
Bの組とバーストデータC,Dの組が記録されているバ
ースト領域からの再生出力信号の一部にバルクハウゼン
ノイズが重畳した場合には、当該バーストデータA,B
の再生信号またはバーストデータC,Dの再生信号に基
づいて求められるヘッドの位置情報はヘッド位置を正し
く反映せず、正しい位置決め制御ができなくなる。この
理由については、後述する[発明の実施形態]の欄で詳
述する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術においては、ヘッドの再生信号にバルクハウゼンノイ
ズ等の不規則なノイズが発生すると、そのノイズがバー
ストデータの再生信号に重畳された場合には、絶対位置
の正確な認識ができずに正しい位置決め制御ができなく
なる恐れがあるという問題があった。特にライト時の位
置決め制御の場合には、記録ヘッドがトラック中心から
外れて位置決めされる状態(いわゆるオフトラック状
態)でライト動作が行われ、隣接トラックのデータ破壊
を招く恐れがあった。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、ヘッドによりサーボセクタのサーボ領域
からサーボデータが再生された場合に、そのサーボデー
タ中の複数のバーストデータの再生信号のいずれかにバ
ルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳している
異常状態を自動的に検出することができるデータ記録再
生装置及び同装置に適用される不規則ノイズ検出方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク上に
配置されたサーボセクタのサーボ領域に記録されている
複数のバーストデータを含むサーボデータに基づいてヘ
ッドの位置決め制御を行うデータ記録再生装置におい
て、上記ヘッドによりサーボセクタのサーボ領域からサ
ーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ中の
複数のバーストデータの再生信号であるバースト信号の
振幅を検出して、その検出した現在のサーボセクタでの
複数のバースト信号の振幅の和を求め、その和を、基準
値として設定されている少なくとも1つ前のサーボセク
タでの正常な複数のバースト信号の振幅の和と比較する
ことで、現在のサーボセクタでの複数のバースト信号の
いずれかに不規則なノイズが重畳されていることを検出
するようにしたことを特徴とする。ここで、不規則なノ
イズが重畳されていることが検出されなかった場合に
は、対応する複数のバースト信号の振幅の和を次の基準
値として設定し、常に、不規則なノイズが重畳していな
いこと(即ち正常であること)が最も最近に確認された
サーボセクタでの複数のバースト信号の振幅の和を基準
値として用いるようにするとよい。
【0008】このように、本発明においては、サーボデ
ータ中の複数のバースト信号の振幅の和は、正常な状態
では、ヘッド位置に無関係に一定であることに着目し、
正常であると判断された少なくとも1つ前のサーボセク
タでの正常な複数のバースト信号の振幅の和を基準値と
して、現在のサーボセクタでの複数のバースト信号の振
幅の和と比較することで、現在のサーボセクタでの複数
のバースト信号のいずれかにバルクハウゼンノイズ等の
不規則なノイズが重畳されている異常状態を簡単に検出
することが可能となる。したがって、この異常状態を検
出した場合にライト動作を禁止することで、不規則なノ
イズの影響で正しい位置情報が得られずにオフトラック
状態でライト動作が行われて隣接トラックのデータ破壊
を招くことを防止できる。
【0009】なお、現在のサーボセクタでの複数のバー
スト信号の振幅の和との比較対象となる基準値として
は、上記のような、正常であると判断された少なくとも
1つ前のサーボセクタでの正常な複数のバースト信号の
振幅の和の他に、予め設定される基準値、または現在の
サーボセクタに先行する複数のサーボセクタでの正常な
複数のバースト信号の振幅の和の平均値を用いるように
してもよい。また、ヘッドの特性の経時変化を考慮し
て、上記予め設定される基準値を固定とせずに、例えば
予め定められた動作時間経過毎、或いは電源オン時毎な
どに、複数のサーボセクタでの複数のバースト信号の振
幅の和の平均値を求めて、それを基準値とするとよい。
【0010】また、サーボセクタのサーボ領域に記録さ
れる複数のバーストデータは、2つのバーストデータを
単位に対をなしており、各バーストデータ対の各々のデ
ータの再生信号(バースト信号)の振幅の和はヘッド位
置に無関係に一定であることから、現在のサーボセクタ
での複数のバースト信号対毎の振幅の和を求め、その信
号対毎の振幅の和を、現在のサーボセクタに先行する複
数のサーボセクタでの同一種類の正常なバースト信号対
の振幅の和の平均値と比較することで、現在のサーボセ
クタでの複数のバースト信号対のいずれかの信号に不規
則なノイズが重畳されていることを検出するようにして
もよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気ディスク装置
に適用した実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置のサ
ーボ制御系を中心とした構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、1はデータが記録される媒
体であるディスク(磁気ディスク)、2はディスク1へ
のデータ書き込み(データ記録)及びディスク1からの
データ読み出し(データ再生)に用いられるヘッド(磁
気ヘッド)である。ヘッド2は、ディスク1の各データ
面に対応してそれぞれ設けられているものとする。なお
本実施形態では、ディスク1は単一枚であるとするが、
複数枚積層して設けられることもある。
【0013】ヘッド2は記録ヘッドと再生ヘッドとが分
離した複合分離型ヘッドであり、再生ヘッドにはMR素
子からなるMRヘッドが用いられている。このMRヘッ
ドは、本来のMRヘッドの他、DSMRヘッド、或いは
GMRヘッドをも示すものとする。なお、以下の説明で
は、ヘッド2をMRヘッド2と呼ぶこともある。
【0014】ディスク1の両面には図2に示すように同
心円状の多数のトラックが形成され、各トラックは複数
のセクタ(サーボセクタ)100に等分割されている。
各サーボセクタ100は、サーボデータが記録されたサ
ーボ領域110と、データ(ユーザデータ)が記録され
る(複数のデータセクタを構成する)データ領域(ユー
ザ領域)120からなる。各サーボ領域110は、ディ
スク上では中心から各トラックを渡って放射状に等間隔
で配置されている。
【0015】図3に、サーボ領域110のフォーマット
の概念図を示す。同図に示すように、サーボ領域110
は、信号の振幅を安定化するために一定の周波数のデー
タが記録されたAGC安定化領域(振幅AGC領域)1
11、イレーズとサーボ領域識別用の固有のサーボ識別
パターンとセクタ番号(サーボセクタ番号)を示すセク
タデータが記録されたセクタデータ領域112、シリン
ダ番号(シリンダアドレス)を示すシリンダデータが記
録されたシリンダデータ領域113、当該シリンダデー
タの示すシリンダ内の位置誤差を波形の振幅で示すため
の複数のバーストデータ(からなるバーストパターン)
が記録されたバースト領域114等、周知の領域を有す
る。ここでは、バースト領域114には4つのバースト
データ(位置誤差情報)A,B,C,Dが記録されてお
り、バーストデータAとBの組み合わせ(バーストデー
タA,Bの対)と、バーストデータCとDの組み合わせ
(バーストデータC,Dの対)の一方を選択的に使用し
てヘッド2の位置決め制御が行われる。
【0016】図4にバースト領域114におけるバース
トデータA〜Dの配置例の概念図を示す。同図に示すよ
うに、バーストデータA,Bは、各トラックの中心位置
を境にトラックピッチと同じ幅で交互に一定周波数で記
録されている。一方、バーストデータC,Dは、各トラ
ック境界を境にトラックピッチと同じ幅で交互に一定周
波数で記録されている。したがって、ヘッド2(の再生
ヘッド)が図4のようにトラック中心に位置決めされて
いる状態では、当該ヘッド2により再生出力されるバー
ストデータA,Bの再生信号(以下、バースト信号A,
Bと称する)の振幅は等しい。このとき、バーストデー
タC,Dの再生信号(以下、バースト信号C,Dと称す
る)の振幅は、一方が0で、他方がバースト信号A,B
の振幅の2倍となる。図3の概念図では、このバースト
信号A〜D(バーストデータA〜Dの再生信号)の振幅
の違いを、高さ(紙面の上下方向のサイズ)の違いで表
してある。
【0017】再び図1を参照すると、ディスク1はスピ
ンドルモータ(SPM)3により高速に回転する。ヘッ
ド2はキャリッジ4と称するヘッド移動機構に取り付け
られて、このキャリッジ4の移動によりディスク1の半
径方向に移動する。キャリッジ4は、ボイスコイルモー
タ(VCM)5により駆動される。
【0018】スピンドルモータ(SPM)3及びボイス
コイルモータ(VCM)5は、モータドライバ6に接続
されている。モータドライバ6は、スピンドルモータ3
に制御電流を流して当該モータ3を駆動する他、ボイス
コイルモータ5に制御電流を流して当該モータ5を駆動
する。この制御電流を表す値(操作量)は、CPU(マ
イクロプロセッサ)11の計算処理で決定される。
【0019】各ヘッド2は例えばフレキシブルプリント
配線板(FPC)に実装されたヘッドアンプ回路(ヘッ
ドIC)7と接続されている。ヘッドアンプ回路7は、
ヘッド2の切り替え、ヘッド2との間のリード/ライト
信号の入出力等を司るもので、ヘッド2で読み取られた
アナログ出力(アナログ再生出力)を増幅するヘッドア
ンプ、及びライトチャネルから送られてくる書き込みデ
ータに従いヘッド2にライト信号(ライト電流)を出力
するライトドライバ(いずれも図示せず)を有する。
【0020】ヘッドアンプ回路7は、当該ヘッドアンプ
回路7(内のヘッドアンプ)により増幅されたアナログ
出力(ヘッド2のリード信号)を一定の振幅に増幅する
AGC(Automatic Gain Controll )回路8と接続され
ている。
【0021】AGC回路8は、当該AGC回路8の出力
からヘッド位置決め制御等のサーボ処理に必要なサーボ
データ中のバースト信号A〜Dの各々のピーク値をホー
ルドするピークホールド回路(P/H回路)9に接続さ
れている。ピークホールド回路9は、当該ピークホール
ド回路9の各出力(バースト信号A〜D)を順次ディジ
タルデータに変換してCPU14に出力するA/D変換
回路10と接続されている。
【0022】また、AGC回路8は、当該AGC回路8
の出力を入力してデータ再生動作に必要な信号処理を行
うリードチャネル11、及び当該AGC回路8の出力の
ピークを検出して2値化するピーク検出回路12と接続
されている。ピーク検出回路12はサーボデータ検出回
路13と接続されている。このサーボデータ検出回路1
3は、ピーク検出回路12の出力から、図3に示したセ
クタデータ領域112中のサーボ識別パターンを検出す
ることでサーボ領域110を検出し、その旨のセクタ割
り込みをCPU14に対して発生する機能と、当該サー
ボ領域110内のバースト領域114に記録されている
各バースト信号A〜Dのタイミングを表すバースト切り
替え信号131をピークホールド回路9に出力する機能
と、サーボ領域110内のシリンダデータ領域113に
記録されているシリンダデータを抽出・復号してCPU
14に出力する機能とを有している。
【0023】CPU14は、例えばワンチップのマイク
ロプロセッサである。このCPU14は、ROM15に
格納されている制御用プログラム(ファームウェア)に
従って磁気ディスク装置内の各部を制御する。
【0024】CPU14は、サーボデータ検出回路13
により抽出されたシリンダデータ及びA/D変換回路1
0で変換されたバースト信号A〜Dのピーク値に対する
A/D変換値(以下、バースト出力A〜Dと称する)を
読み取り、その読み取ったデータに従って(モータドラ
イバ6を介してボイスコイルモータ5を駆動制御するこ
とで)ヘッド2を目標シリンダに移動させて、その目標
シリンダ内の目標位置に位置決めするヘッド位置決め制
御を司る。ここで、目標位置の位置決め制御には、バー
スト出力A,Bの組とC,Dの組のうちのいずれかの組
をもとに算出した位置情報が用いられる。CPU14
は、この位置決め制御の処理の中で、今回読み取ったバ
ースト出力A〜Dの和を、前回(或いはそれ以前に)読
み取ったバースト出力A〜Dの和と比較することで、今
回読み取ったバースト出力(バースト信号)A〜Dのい
ずれかにバルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが
(目標位置に対して許容範囲内にヘッド2を位置決めす
るのに支障がでる程度)重畳されていることを検出する
ようになっている。
【0025】CPU14は、ヘッド位置決め制御以外
に、HDC18を制御することによるリード/ライトデ
ータの転送制御も行う。CPU14には、磁気ディスク
装置内の各部を制御するための制御用プログラム(ファ
ームウェア)が格納されている不揮発性メモリとしての
ROM(Read Only Memory)15、CPU14のワーク
領域等を提供する書き替え可能な揮発性メモリとしての
RAM(Random Access Memory)16、CPU14の制
御のもとでヘッドアンプ回路7を介してヘッド2による
リード/ライト動作を制御するリード/ライト動作制御
回路17、及びディスクコントローラ(HDC)18が
接続されている。HDC18は、ホスト装置との間のコ
マンド、データの通信を制御すると共に、リードチャネ
ル11及び図示せぬライトチャネル(を介してディスク
1)との間のデータの通信を制御する。
【0026】次に、図1の構成の磁気ディスク装置で適
用可能な第1及び第2のヘッド位置決め制御方法につい
て順に説明する。なお、この各動作は、ROM11に格
納されるプログラムを変えることで、それぞれ実現され
る。 [第1のヘッド位置決め制御方法]まず、第1のヘッド
位置決め制御方法について、図5のフローチャートを参
照して説明する。
【0027】HDC18は、ホスト装置から例えばリー
ドまたはライト命令が与えられた場合、その命令に含ま
れている論理アドレスからヘッド2を位置させるべき目
標シリンダを示す目標シリンダ番号を生成して、CPU
14に出力する。ここでは、ライト命令が与えられたも
のとする。
【0028】CPU14は、これを受けてヘッド2を目
標シリンダまで移動(シーク)させ、しかる後に当該ヘ
ッド2を目標シリンダ内の目標位置に位置決めするシー
ク・位置決め制御を次のように行う。
【0029】まず、シーク・位置決め制御時において、
ディスク1上のサーボ領域110に記録されているサー
ボデータがヘッド2により読み取られたものとする。こ
のヘッド2の読み取り出力であるリード信号(アナログ
出力)はヘッドアンプ回路7(内のヘッドアンプ)で増
幅され、更にAGC回路8により一定の振幅に増幅され
る。
【0030】ピーク検出回路12は、AGC回路8の出
力から、パルスピーク検出によりデータパルスを抽出す
る。サーボデータ検出回路13は、ピーク検出回路12
にて抽出されたデータパルスから、図3に示したセクタ
データ領域112中のサーボ識別パターンを検出し、C
PU14に対してセクタ割り込みを発生すると共に、そ
の検出タイミングをもとに、バースト領域114に記録
されているバーストデータA,B,C,Dのタイミング
を表すバースト切り替え信号131をピークホールド回
路9に出力する。またサーボデータ検出回路13は、ピ
ーク検出回路12にて抽出されたデータパルスから図3
に示したシリンダデータ領域113に記録されているシ
リンダデータを抽出・復号してCPU14に出力する。
【0031】ピークホールド回路9は、AGC回路8の
出力から(サーボデータ中の)各バースト信号A〜Dの
ピーク値をサンプルホールドする動作をサーボデータ検
出回路13からのバースト切り替え信号131のタイミ
ングで行う。これによりピークホールド回路9は、バー
スト信号A,B,C,Dのピーク値を抽出する。このバ
ースト信号A,B,C,Dのピーク値はA/D変換回路
10によりA/D変換され、そのA/D変換値であるバ
ースト出力A,B,C,DはCPU14に送られる。
【0032】CPU14は、サーボデータ検出回路13
から送られる(サーボデータ中の)シリンダデータをも
とにモータドライバ6を介してVCM5を駆動制御する
ことでヘッド2を目標シリンダ上に移動させるシーク制
御を行う。
【0033】CPU14は、ヘッド2を目標シリンダま
で移動させるとシーク制御を終了し、今度はヘッド2を
目標シリンダの目標位置から一定の範囲内に収めるため
のヘッド位置決め制御を行う。このヘッド位置決め制御
の処理は、上記のシーク制御の完了後において、サーボ
データ検出回路13からセクタ割り込みが発生する毎
に、図5のフローチャートに示す手順で行われる。
【0034】第1のヘッド位置決め制御方法を適用する
場合、RAM16には、Xレジスタ、Yレジスタ、及び
Zレジスタの各レジスタ領域が確保される。Xレジスタ
はセクタ割り込みの要因となったサーボセクタでのバー
スト出力A,B,C,Dの和を保持するのに用いられ、
Yレジスタは少なくとも1つ前のサーボセクタでのバー
スト出力A,B,C,Dの和(ここでは、バルクハウゼ
ンノイズ等の不規則なノイズが重畳していないことが最
も最近に確認されたサーボセクタでのバースト出力A,
B,C,Dの和)を保持するのに用いられ、Zレジスタ
はXレジスタの値からYレジスタの値を差し引いた値を
保持するのに用いられる。
【0035】さてCPU14は、セクタ割り込みが発生
すると、その時点におけるXレジスタの内容をYレジス
タに移す(ステップS1)。このセクタ割り込み発生時
におけるXレジスタの内容(値)は、少なくとも1つ前
のセクタ割り込みの要因となったサーボセクタ、即ち今
回のセクタ割り込みの要因となったサーボセクタ(現サ
ーボセクタ)の少なくとも1つ前のサーボセクタ(バル
クハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していない
ことが最も最近に確認されたサーボセクタ)でのバース
ト出力A,B,C,Dの和を示しており、その値がYレ
ジスタに移される。
【0036】次にCPU14は、今回のセクタ割り込み
発生時にA/D変換回路10から送られた現サーボセク
タでのバースト出力A,B,C,Dを読み込んでRAM
16内の所定の領域に一時格納した後(ステップS
2)、そのバースト出力A,B,C,Dの和(A+B+
C+D)を算出し、その結果を(RAM16内に確保し
た)Xレジスタに格納する(ステップS3)。
【0037】ところで、バースト出力A,Bの和(A+
B)とバースト出力C,Dの和(C+D)は、バルクハ
ウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳されていない正
常な状態ではヘッド幅に依存し、同一ヘッドでは、それ
ぞれ一定である。したがってバースト出力A,B,C,
Dの和(A+B+C+D)の値も一定である。よって、
バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳してい
ないことが例えば最も最近に確認されたサーボセクタで
のバースト出力A,B,C,Dの和を基準値として、現
サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの和と比
較すれば、現サーボセクタでのバースト出力A,B,
C,Dのいずれかにバルクハウゼンノイズ等の不規則な
ノイズが重畳しているか否かを判定することが可能とな
る。
【0038】そこでCPU14は、Xレジスタの値、即
ち現サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの和
(A+B+C+D)と、Yレジスタの値、即ち基準値と
しての少なくとも1つ前のサーボセクタでのバースト出
力A,B,C,Dの和(A+B+C+D)との差を求
め、その結果をZレジスタに格納する(ステップS
4)。
【0039】次にCPU14は、Zレジスタの値を予め
定められた閾値TH1と比較する(ステップS5)。も
し、Zレジスタの値が閾値TH1以下であるならば、即
ち現サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの和
が、バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳し
ていないことが最も最近に確認されたサーボセクタでの
バースト出力A,B,C,Dの和に対して、閾値TH1
を上回るほど大きくないないならば、CPU14は、現
サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dにはバル
クハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していない
ものと判断し、リード/ライト動作制御回路17に対し
てライト動作を禁止(中止)させるためのライトインヒ
ビット(ライト禁止)フラグを、ライト動作禁止解除状
態となるように、当該フラグの状態に無関係にリセット
する(ステップS6)。
【0040】次にCPU14は、ヘッド2を目標位置に
位置決めするための周知の制御を行う。即ちCPU14
は、まず上記ステップS2で読み込んだ現サーボセクタ
でのバースト出力A,Bの組またはバースト出力C,D
の組をもとに、(A−B)/(A+B)または(C−
D)/(C+D)の演算を行い、その演算結果をもと
に、目標とするシリンダの目標位置を基準とするヘッド
2の正規化された位置情報を求める(ステップS7)。
なお、(A−B)/(A+B)は、|A−B|の値があ
る閾値以下の場合(この場合、ヘッド2はトラック中心
の近傍にあり、バースト出力C,Dの値の一方がほぼ最
大値となり他方がほぼ最小値となる)の位置決め制御に
用いられ、(C−D)/(C+D)は、|A−B|の値
が上記閾値を越えている場合(この場合、ヘッド2はト
ラック境界の近傍にあり、バースト出力A,Bの値の一
方がほぼ最大値となり他方がほぼ最小値となる)の位置
決め制御に用いられる。
【0041】次にCPU14は、求めた位置情報をもと
に、ヘッド2を目標位置に位置決めするのに必要な操作
量を算出し、その算出した操作量をアナログ量に変換
(D/A変換)してモータドライバ6に出力してボイス
コイルモータ5を駆動することで(ステップS8,S
9)、ヘッド2を目標位置に移動させる。
【0042】これに対し、上記ステップS5での比較の
結果、Zレジスタの値が閾値TH1以下でないならば、
即ち現サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの
和が、バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳
していないことが最も最近に確認されたサーボセクタで
のバースト出力A,B,C,Dの和に対して、閾値TH
1を越えて大きいならば、CPU14は、現サーボセク
タでのバースト出力A,B,C,Dにはバルクハウゼン
ノイズ等の不規則なノイズが(ヘッド2の位置決め制御
に大きな影響を与える程度)重畳しているものと判断す
る。この場合、CPU14は、リード/ライト動作制御
回路17に対してライト動作を禁止(中止)させるため
に、ライトインヒビットフラグをセットする(ステップ
S10)。またCPU14は、現在のYレジスタの値、
即ちバルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳し
ていないことが最も最近に確認されたサーボセクタでの
バースト出力A,B,C,Dの和を、次のサーボセクタ
でのバースト出力A,B,C,Dの和との比較の基準と
するために、Xレジスタに戻す(ステップS11)。
【0043】次にCPU14は、上記したライトインヒ
ビットフラグをリセットした場合と同様に、ステップS
7〜S9を実行して、ヘッド2を目標位置に位置決めす
るための制御を行う。但し、ここではライトインヒビッ
トフラグがセットされているため、ライト動作は行われ
ない。
【0044】このように本実施形態においては、現サー
ボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの和が、バル
クハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していない
ことが最も最近に確認されたサーボセクタでのバースト
出力A,B,C,Dの和に対して、閾値TH1を越えて
大きい場合には、現サーボセクタでのバースト出力A,
B,C,Dにバルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズ
が重畳しているものとして、ライトインヒビットフラグ
をセットして、ライト動作を禁止するようにした。この
結果、バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズの影響
で実際には目標位置に正しく位置決めされていない、い
わゆるドリフトオフ状態で、ライト動作(いわゆるドリ
フトオフライト動作)が行われて、隣接トラックのデー
タが破壊されるのを防止することができる。
【0045】なお、本実施形態では、XレジスタはRA
M16に確保されていることから、電源がオフされる
と、その保持データは失われる。そのため、例えば電源
オン時毎に、複数のサーボセクタのバースト出力A,
B,C,Dを測定して、その測定結果をもとに、バース
ト出力A,B,C,Dの和(A+B+C+D)の平均値
を求め、その平均値をXレジスタの初期設定値として設
定するとよい。
【0046】ここで、サーボ領域110内のバースト領
域114からヘッド2によりバーストデータA,B,
C,Dを再生する際にバルクハウゼンノイズが発生した
場合に、その再生信号に対応するバースト出力A,B,
C,Dをもとに位置情報を求めてヘッド2の位置決め制
御を行う場合の問題について、図6を参照して説明す
る。
【0047】まず、ヘッド2がトラックの中心位置に存
在する状態で、当該ヘッド2によりバースト領域114
からバーストデータA,B,C,Dを再生する際に、そ
の再生信号であるバースト信号A,B,C,Dのうちの
例えばバースト信号Aだけに、バルクハウゼンノイズが
重畳したものとする。この場合、バースト信号Aの振幅
は、図3に示したようなバルクハウゼンノイズが重畳し
ていない正常な状態とは異なり、図6(a)に示すよう
に、バルクハウゼンノイズ(B.H.N.)の重畳分だ
け大きくなり、バースト信号A,Bの各振幅の関係は、
正常な状態のA=BからA>Bとなる。
【0048】一般に、ヘッド2の位置決め制御では、例
えばバースト出力A,Bの組を用いる場合には、目標シ
リンダ(トラック)上でバースト出力A,Bの値がA=
Bとなる位置にヘッド2を位置決めするのを基本とする
(再生ヘッドと記録ヘッドとが分離している複合分離型
ヘッドの場合には、実際には、リード時とライト時とで
目標位置が異なる)。したがって、図6(a)のように
バースト信号Aにバルクハウゼンノイズ(B.H.
N.)が重畳しているときは、ヘッド2をトラックの中
心位置に位置決めするために、バースト出力A,Bの値
が図6(b)に示すようにA=Bとなる位置にヘッド2
を移動しようとすると、実際にはヘッド2は、図6
(c)に示すように、トラックの中心位置から外れた位
置に位置決めされることになる。
【0049】このように、バースト出力A,B,C,D
のいずれかにバルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズ
が重畳すると、当該バースト出力A,B,C,Dに基づ
いて算出される位置情報(位置誤差)に変動が生じ、つ
まり位置情報の信頼性が低くなり、正しく位置決めされ
なくなる恐れがある。
【0050】しかし本実施形態では、このような状態
を、現サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの
和と、バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳
していないことが最も最近に確認されたサーボセクタで
のバースト出力A,B,C,Dの和とを比較することで
検出し、その際にはライト動作を禁止(中止)すること
で、ドリフトオフライトが発生するのを防止している。
【0051】なお、以上はライト命令の実行時のヘッド
位置決め制御について述べたが、本実施形態ではリード
命令の実行時にも、図5のフローチャートに従って同一
手順でヘッド位置決め制御が行われる。 [第2のヘッド位置決め制御方法]次に、第2のヘッド
位置決め制御方法について、図7のフローチャートを参
照して説明する。
【0052】第2のヘッド位置決め制御方法を適用する
場合、RAM16には、Xレジスタ、及びZレジスタの
各レジスタ領域が確保される。Xレジスタは現サーボセ
クタでのバースト出力A,B,C,Dの和を保持するの
に用いられ、ZレジスタはXレジスタの値から予め定め
られた閾値TH2を差し引いた値を保持するのに用いら
れる。
【0053】第2のヘッド位置決め制御方法の特徴は、
Xレジスタの値(現サーボセクタでのバースト出力A,
B,C,Dの和)との比較の対象(基準)となる値とし
て、上記第1のヘッド位置決め制御方法で適用した、バ
ルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していな
いことが最も最近に確認されたサーボセクタでのバース
ト出力A,B,C,Dの和を用いる代わりに、予め定め
られた閾値TH2(つまり即値)を用いていることであ
る。
【0054】ここでは、セクタ割り込みが発生する毎
に、図7のフローチャートに従う処理が次のように行わ
れる。CPU14は、セクタ割り込みが発生すると、A
/D変換回路10から送られた現サーボセクタでのバー
スト出力A,B,C,Dを読み込んでRAM16内の所
定の領域に一時格納した後(ステップS21)、そのバ
ースト出力A,B,C,Dの和(A+B+C+D)を算
出し、その結果を(RAM16内に確保した)Xレジス
タに格納する(ステップS22)。
【0055】次にCPU14は、Xレジスタの値、即ち
現サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dの和
(A+B+C+D)と、閾値TH2との差を求め、その
結果をZレジスタに格納する(ステップS23)。そし
てCPU14は、Zレジスタの値を前記第1のヘッド位
置決め制御方法で適用したのと同じ閾値TH1と比較す
る(ステップS24)。
【0056】ステップS24での比較の結果、Zレジス
タの値が閾値TH1以下であるならば、CPU14は現
サーボセクタでのバースト出力A,B,C,Dにはバル
クハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していない
ものと判断し、ライトインヒビット(ライト禁止)フラ
グを、当該フラグの状態に無関係にリセットする(ステ
ップS25)。一方、Zレジスタの値が閾値TH1を越
えているならば、CPU14は現サーボセクタでのバー
スト出力A,B,C,Dにはバルクハウゼンノイズ等の
不規則なノイズが重畳しているものと判断し、ライトイ
ンヒビット(ライト禁止)フラグをセットする(ステッ
プS26)。
【0057】CPU14は、ステップS25またはステ
ップS26を実行すると、上記ステップS21で読み込
んだ現サーボセクタでのバースト出力A,Bの組または
バースト出力C,Dの組を用いた、(前記第1のヘッド
位置決め制御方法を適用した図5のフローチャート中の
ステップS7〜S9と同様の)ヘッド2を目標位置に位
置決めするための制御を行う(ステップS27〜S2
9)。
【0058】なお、以上の説明では、第1のヘッド位置
決め制御方法との違いを理解しやすくするために、Xレ
ジスタの値(現サーボセクタでのバースト出力A,B,
C,Dの和)との比較の対象(基準)となる値として、
バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳してい
ないことが最も最近に確認されたサーボセクタでのバー
スト出力A,B,C,Dの和を用いる代わりに、閾値T
H2を用いたものとしているが、これに限るものではな
い。例えば、閾値TH1と閾値TH2との和に一致する
閾値TH3(=TH1+TH2)を用意して、これをX
レジスタの値と比較し、Xレジスタの値の方が大きい場
合に、バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳
しているものと判断するようにしてもよい。この場合、
Zレジスタを使用する必要はなくなる。
【0059】また、ヘッド2の特性の経時変化を考慮す
ると、上記閾値TH2は固定とせずに、例えば予め定め
られた動作時間経過毎、或いは電源オン時毎など、複数
のサーボセクタのバースト出力A,B,C,Dを適宜測
定して、その測定結果をもとに、例えばバースト出力
A,B,C,Dの和(A+B+C+D)の平均値を用い
るなどして、閾値TH2を再設定するとよい。また、閾
値TH2として、複数のサーボセクタのバースト出力
A,B,C,Dの和の平均値を用いる場合、セクタ割り
込みの都度、例えば先行する所定数のサーボセクタのバ
ースト出力A,B,C,Dの和の平均値を算出して、閾
値TH2を再設定するようにしてもよい。但し、バルク
ハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していると判
断されたサーボセクタのバースト出力A,B,C,D
は、平均値算出の対象外とした方がよい。
【0060】また、バルクハウゼンノイズ等の不規則な
ノイズが重畳されていない状態では、前記したようにバ
ースト出力A,Bの和と、バースト出力C,Dの和は一
定であることから、セクタ割り込みの都度、現サーボセ
クタのバースト出力A,Bの和、及びバースト出力C,
Dの和を、閾値TH4,TH5と比較するようにしても
よい。そして閾値TH4,TH5は固定とせずに、予め
定められた動作時間経過毎、或いは電源オン時毎など、
複数のサーボセクタのバースト出力A,B,C,Dを適
宜測定して、その測定結果をもとに、例えばバースト出
力A,Bの和(A+B)の平均値、バースト出力C,D
の和(C+D)の平均値を用いるなどして、閾値TH
4,TH5を再設定するとよい。この他に、先行する所
定数のサーボセクタのバースト出力A,Bの和の平均値
と、同じくバースト出力C,Dの和の平均値を算出し
て、閾値TH4とTH5を再設定するようにしてもよ
い。但し、バルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが
重畳していると判断されたサーボセクタのバースト出力
A,B,C,Dは、平均値算出の対象外とした方がよ
い。
【0061】更に、バースト出力A,B,C,Dの和に
代えて、バースト出力A,Bの和(A+B)、またはバ
ースト出力C,Dの和(C+D)を用い、現サーボセク
タでのバースト出力A,Bまたはバースト出力C,Dの
和を、少なくとも1つ前のサーボセクタ(バルクハウゼ
ンノイズ等の不規則なノイズが重畳していないことが最
も最近に確認されたサーボセクタ)でのバースト出力
A,Bまたはバースト出力C,Dの和を基準に比較する
とか、バースト出力A,Bまたはバースト出力C,Dの
和の平均値と比較するとか、予め定められた閾値(基準
値)と比較するようにしても構わない。なお、平均値を
比較の基準とする以外の技術については、本出願人によ
り本願の先願となる特願平8−201683号にて提案
されている。
【0062】また、以上の説明では、バースト領域11
4に記録されたバーストパターンが4つのバーストデー
タA,B,C,D(2組のバーストデータ対)から構成
されているものとしたが、本発明は6つのバーストデー
タA,B,C,D,E,F(3組のバーストデータ対)
から構成されている場合にも適用可能である。
【0063】図8に、図2中のサーボ領域110が6つ
のバーストデータA〜Fが記録されたバースト領域11
4′を含むものとする場合の、当該サーボ領域110の
フォーマットの概念図を示し、図9に、このバースト領
域114′における各バーストデータA〜Fの配置例の
概念図を示す。
【0064】図9に示すように、バースト領域114′
におけるバーストデータA,Bは、各トラックの中心位
置から当該トラックに直交する第1の方向に1/4トラ
ックずれた位置を境に、トラックピッチと同じ幅で交互
に一定周波数で記録されている。次に、バーストデータ
C,Dは、図4に示したバースト領域114におけるバ
ーストデータA,Bと同様の配置であり、各トラックの
中心位置を境に、トラックピッチと同じ幅で交互に一定
周波数で記録されている。次に、バーストデータE,F
は、各トラックの中心位置から上記第1の方向とは逆の
第2の方向に1/4トラックずれた位置を境に、トラッ
クピッチと同じ幅で交互に一定周波数で記録されてい
る。したがって、ヘッド2(の再生ヘッド)がトラック
中心に位置決めされている状態では、当該ヘッド2によ
り再生出力されるバースト信号A〜Fの振幅は、B,E
が最も大きく、次にC,Dが大きく、A,Fが最も小さ
い。図8の概念図では、このバースト信号A〜F(バー
ストデータA〜Fの再生信号)の振幅の違いを、高さ
(紙面の上下方向のサイズ)の違いで表してある。バー
スト信号A,Bの振幅の和と、バースト信号C,Dの振
幅の和と、バースト信号E,Fの振幅の和とは、正常な
状態では、ヘッド位置に無関係に一定である。したがっ
て、バースト信号A〜Fの振幅の和も、ヘッド位置に無
関係に一定である。
【0065】このような6つのバースト信号A〜Fを用
いた場合のヘッド位置決め制御時には、前記第1のヘッ
ド位置決め制御方法と同様にして、現サーボセクタでの
バースト出力A,B,C,D,E,Fの和を、バルクハ
ウゼンノイズ等の不規則なノイズが重畳していないこと
が最も最近に確認されたサーボセクタでのバースト出力
A,B,C,D,E,Fの和を基準として比較すること
で、現サーボセクタでのバースト出力A,B,C,D,
E,Fにバルクハウゼンノイズ等の不規則なノイズが重
畳しているか否かを判断することが可能である。また、
前記第2のヘッド位置決め制御方法と同様にして、現サ
ーボセクタでのバースト出力A,B,C,D,E,Fの
和を、前記した閾値TH2またはTH3に相当する閾値
を基準として比較することも可能である。
【0066】なお、6つのバースト信号A〜Fを用いた
場合、ヘッド2の位置情報は、(A−B)/(A+
B)、(C−D)/(C+D)、または(E−F)/
(E+F)の演算により求められる。
【0067】以上に述べた実施形態では、ヘッド2にM
Rヘッドを用いた磁気ディスク装置に適用した場合につ
いて説明したが、本発明は、ディスク上に記録された複
数のバーストデータを含むサーボデータに基づいてヘッ
ドの位置決め制御を行うデータ記録再生装置であって、
ヘッドからの再生信号に不規則なノイズが重畳する可能
性のあるデータ記録再生装置であれば、MRヘッド以外
のヘッドを用いた磁気ディスク装置は勿論、それ以外の
光磁気ディスク装置、フロッピーディスク装置などのデ
ータ記録再生装置にも適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ヘ
ッドによりサーボセクタのサーボ領域からサーボデータ
が再生された場合に、そのサーボデータ中の複数のバー
ストデータの再生信号のいずれかにバルクハウゼンノイ
ズ等の不規則なノイズが重畳している異常状態を自動的
に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
サーボ制御系を中心とした構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で適用されるディスク1の代表的な
フォーマット例を示す概念図。
【図3】図2中のサーボ領域110のフォーマット例を
示す概念図。
【図4】図3中のバースト領域114におけるバースト
データA〜Dの配置例を示す概念図。
【図5】同実施形態で適用される第1のヘッド位置決め
制御方法を説明するためのフローチャート。
【図6】バーストデータA,B,C,Dを再生する際に
バルクハウゼンノイズが発生した場合の問題を説明する
ための図。
【図7】同実施形態で適用される第2のヘッド位置決め
制御方法を説明するためのフローチャート。
【図8】図2中のサーボ領域110のフォーマットの変
形例を示す概念図。
【図9】図8中のバースト領域114′におけるバース
トデータA〜Fの配置例を示す概念図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…ヘッド 5…ボイスコイルモータ(VCM) 9…ピークホールド回路(P/H回路) 10…A/D変換回路 13…サーボデータ検出回路 14…CPU(第1の検出手段、第2の検出手段、演算
手段、基準値設定手段、ライト動作中止手段) 15…ROM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されている複数のバーストデータを含
    むサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う
    データ記録再生装置において、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータの再生信号であるバース
    ト信号の振幅を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により前記複数のバースト信号の振
    幅が検出される都度、現在のサーボセクタでの当該複数
    のバースト信号の振幅の和を求める演算手段と、 前記演算手段によって求められた現在のサーボセクタで
    の複数のバースト信号の振幅の和を、基準値として設定
    されている少なくとも1つ前のサーボセクタでの正常な
    複数のバースト信号の振幅の和と比較することで、前記
    現在のサーボセクタでの複数のバースト信号のいずれか
    に不規則なノイズが重畳されていることを検出するため
    の第2の検出手段とを具備することを特徴とするデータ
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の検出手段により不規則なノイ
    ズが重畳されていることが検出されなかった場合、対応
    する複数のバースト信号の振幅の和を次の前記基準値と
    して設定する基準値設定手段を更に具備することを特徴
    とする請求項1記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されている複数のバーストデータを含
    むサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う
    データ記録再生装置において、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータの再生信号であるバース
    ト信号の振幅を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により前記複数のバースト信号の振
    幅が検出される都度、現在のサーボセクタでの当該複数
    のバースト信号の振幅の和を求める演算手段と、 前記演算手段によって求められた現在のサーボセクタで
    の複数のバースト信号の振幅の和を、予め設定された基
    準値と比較することで、前記現在のサーボセクタでの複
    数のバースト信号のいずれかに不規則なノイズが重畳さ
    れていることを検出するための第2の検出手段とを具備
    することを特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されている複数のバーストデータを含
    むサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う
    データ記録再生装置において、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータの再生信号であるバース
    ト信号の振幅を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により前記複数のバースト信号の振
    幅が検出される都度、現在のサーボセクタでの当該複数
    のバースト信号の振幅の和を求める演算手段と、 前記演算手段によって求められた現在のサーボセクタで
    の複数のバースト信号の振幅の和を、当該サーボセクタ
    に先行する複数のサーボセクタでの正常な複数のバース
    ト信号の振幅の和の平均値と比較することで、前記現在
    のサーボセクタでの複数のバースト信号のいずれかに不
    規則なノイズが重畳されていることを検出するための第
    2の検出手段とを具備することを特徴とするデータ記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されているそれぞれ異なる記録境界を
    持つ複数のバーストデータ対を含むサーボデータに基づ
    いてヘッドの位置決め制御を行うデータ記録再生装置に
    おいて、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータ対の各々のデータの再生
    信号であるバースト信号の振幅を検出する第1の検出手
    段と、 前記第1の検出手段により前記複数のバースト信号対の
    各々の信号の振幅が検出される都度、現在のサーボセク
    タでの当該複数のバースト信号対毎に振幅の和を求める
    演算手段と、 前記演算手段によって求められた現在のサーボセクタで
    の複数のバースト信号対毎の振幅の和を、当該サーボセ
    クタに先行する複数のサーボセクタでの同一種類の正常
    なバースト信号対の振幅の和の平均値と比較すること
    で、前記現在のサーボセクタでの複数のバースト信号対
    のいずれかの信号に不規則なノイズが重畳されているこ
    とを検出するための第2の検出手段とを具備することを
    特徴とするデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の検出手段により不規則なノイ
    ズの発生が検出された場合にライト動作を中止させるラ
    イト動作中止手段を更に具備することを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されている複数のバーストデータを含
    むサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う
    データ記録再生装置に適用される不規則ノイズ検出方法
    であって、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータの再生信号であるバース
    ト信号の振幅を検出する第1のステップと、 前記第1のステップで前記複数のバースト信号の振幅が
    検出される都度、現在のサーボセクタでの当該複数のバ
    ースト信号の振幅の和を求める第2のステップと、 前記第2のステップで求めた現在のサーボセクタでの複
    数のバースト信号の振幅の和を、基準値として設定され
    ている少なくとも1つ前のサーボセクタでの正常な複数
    のバースト信号の振幅の和と比較することで、前記現在
    のサーボセクタでの複数のバースト信号のいずれかに不
    規則なノイズが重畳されていることを検出するための第
    3のステップとを具備することを特徴とする不規則ノイ
    ズ検出方法。
  8. 【請求項8】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されている複数のバーストデータを含
    むサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う
    データ記録再生装置に適用される不規則ノイズ検出方法
    であって、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータの再生信号であるバース
    ト信号の振幅を検出する第1のステップと、 前記第1のステップで前記複数のバースト信号の振幅が
    検出される都度、現在のサーボセクタでの当該複数のバ
    ースト信号の振幅の和を求める第2のステップと、 前記第2のステップで求めた現在のサーボセクタでの複
    数のバースト信号の振幅の和を、予め設定された基準値
    と比較することで、前記現在のサーボセクタでの複数の
    バースト信号のいずれかに不規則なノイズが重畳されて
    いることを検出するための第3のステップとを具備する
    ことを特徴とする不規則ノイズ検出方法。
  9. 【請求項9】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されている複数のバーストデータを含
    むサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を行う
    データ記録再生装置に適用される不規則ノイズ検出方法
    であって、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータの再生信号であるバース
    ト信号の振幅を検出する第1のステップと、 前記第1のステップで前記複数のバースト信号の振幅が
    検出される都度、現在のサーボセクタでの当該複数のバ
    ースト信号の振幅の和を求める第2のステップと、 前記第2のステップで求めた現在のサーボセクタでの複
    数のバースト信号の振幅の和を、当該サーボセクタに先
    行する複数のサーボセクタでの正常な複数のバースト信
    号の振幅の和の平均値と比較することで、前記現在のサ
    ーボセクタでの複数のバースト信号のいずれかに不規則
    なノイズが重畳されていることを検出するための第3の
    ステップとを具備することを特徴とする不規則ノイズ検
    出方法。
  10. 【請求項10】 ディスク上に配置されたサーボセクタ
    のサーボ領域に記録されているそれぞれ異なる記録境界
    を持つ複数のバーストデータ対を含むサーボデータに基
    づいてヘッドの位置決め制御を行うデータ記録再生装置
    に適用される不規則ノイズ検出方法であって、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、当該サーボデータ
    中の前記複数のバーストデータ対の各々のデータの再生
    信号であるバースト信号の振幅を検出する第1のステッ
    プと、 前記第1のステップで前記複数のバースト信号対の各々
    の信号の振幅が検出される都度、現在のサーボセクタで
    の当該複数のバースト信号対毎に振幅の和を求める第2
    のステップと、 前記第2のステップで求めた現在のサーボセクタでの前
    記バースト信号対毎の振幅の和を、当該サーボセクタに
    先行する複数のサーボセクタでの同一種類の正常なバー
    スト信号対の振幅の和の平均値と比較することで、前記
    現在のサーボセクタでの複数のバースト信号対のいずれ
    かの信号に不規則なノイズが重畳されていることを検出
    するための第3のステップとを具備することを特徴とす
    る不規則ノイズ検出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459719B1 (ko) * 2002-08-28 2004-12-03 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브의 자기기록폭 측정 방법
US7203022B2 (en) 2004-06-02 2007-04-10 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Disk device, and positioning control method and signal-processing circuit for head

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