JP2000040318A - ディスク記憶装置及び同装置におけるヘッドの位置決め制御方法 - Google Patents

ディスク記憶装置及び同装置におけるヘッドの位置決め制御方法

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JP2000040318A
JP2000040318A JP10208055A JP20805598A JP2000040318A JP 2000040318 A JP2000040318 A JP 2000040318A JP 10208055 A JP10208055 A JP 10208055A JP 20805598 A JP20805598 A JP 20805598A JP 2000040318 A JP2000040318 A JP 2000040318A
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servo
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head
servo sector
positioning control
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Miyuki Ito
美由紀 伊藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーボセクタのサーボ領域から正しいサーボデ
ータが抽出できなくても、その影響がヘッド位置決め制
御で後続サーボセクタに及ぶのを防止する。 【解決手段】ディフェクトサーボセクタとして検出され
たディスク1上のサーボセクタを特定する情報(サーボ
セクタアドレス及びシリンダアドレス)をFROM15
内の管理テーブル152に登録しておく。CPU14
は、ヘッド2によりサーボセクタのサーボ領域からサー
ボデータが読み出され、サーボセクタアドレス及びシリ
ンダアドレスがサーボデータ検出回路13によって抽出
され、バーストデータがピークホールド回路9により抽
出される毎に、上記両アドレスによって管理テーブル1
52を参照することで現サーボセクタがディフェクトサ
ーボセクタであるか否かを判定し、ディフェクトサーボ
セクタの場合には、抽出されたシリンダアドレス及びバ
ーストデータに基づくヘッド位置決め制御を控える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク上に記録
されたサーボデータに基づいてヘッドの位置決め制御を
行うディスク記憶装置及び同装置におけるヘッドの位置
決め制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データの記録にディスク(ディスク記録
媒体)を用いたディスク記憶装置、例えば磁気ディスク
装置では、ディスク(磁気ディスク)上のトラックに等
間隔で配置されたサーボセクタのサーボ領域に記録され
ているサーボデータに基づいて、更に具体的に述べるな
らばサーボデータ中のシリンダアドレス及びバーストデ
ータ(サーボバーストパターン)に基づいてヘッドの位
置決め制御を行う、いわゆるセクタサーボ方式の位置決
め制御を適用するのが一般的である。
【0003】この種の磁気ディスク装置では、何らかの
要因で、サーボデータが正しく抽出できないサーボエラ
ー、例えばサーボデータ中のバーストデータが正しく抽
出できないバースト異常に起因するサーボエラーが発生
した場合には、誤ったサーボデータ(バーストデータ)
に基づいてヘッドの位置決め制御が行われることにな
る。この場合、先行するサーボセクタ(のサーボ領域)
からのサーボデータに基づくヘッド位置決め制御でヘッ
ドが目標位置(に対する一定の誤差範囲内)に正しく位
置決めされていたとしても(つまりオントラック状態に
あったとしても)、誤ったサーボデータに基づいて(目
標位置から外れているとして)ヘッド位置決め制御が行
われることで、ヘッドは目標位置から外れてしまい、即
ちオフトラック(ドリフトオフ)してしまい、データの
記録再生ができなくなるという不具合が発生する。
【0004】すると、後続のサーボセクタでサーボデー
タを正しく抽出できたとしても、当該サーボデータに基
づいてヘッドを実際に目標位置に位置決めできるまで、
数セクタを要することから、それらのセクタに対しても
データの記録再生を行うことができなくなる可能性があ
る。
【0005】以上に述べたサーボエラーを発生するサー
ボセクタが存在する場合のヘッド位置決め制御によるサ
ーボセクタ位置とヘッド位置ずれ量との関係の一例を図
5に示す。この図5には、サーボセクタ#1〜#6の範
囲では、正しく抽出されたサーボデータに基づいてヘッ
ドが目標位置に正しく位置決めされており、ライト可能
な状態にあることが示されている。この状態で、次のサ
ーボセクタ#7(のサーボ領域)からサーボデータが正
しく抽出できなかった場合には、ヘッドは実際には正し
く位置決めされているのに、当該誤ったサーボデータに
よりヘッドがオントラック状態から外れていると判断さ
れる。すると、サーボセクタ#7はライト禁止状態に設
定される。また、上記誤ったサーボデータに基づく位置
決め制御が行われることで、図5に示すようにヘッドは
ドリフトオフしてオントラック状態から大きく外れる。
【0006】この場合、後続のサーボセクタ#8,#9
ではサーボデータが正しく抽出できたとしても、ヘッド
をオントラック状態に戻すには時間がかかるため、ヘッ
ドは当該セクタ#8,#9でも依然としてオントラック
状態から外れ、サーボセクタ#7に続いてライト禁止と
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ディ
スク上に記録されたサーボデータに基づいてヘッドの位
置決め制御を行うディスク記憶装置では、サーボセクタ
のサーボ領域からサーボデータが正しく抽出できないサ
ーボエラー、例えばバースト異常に起因するサーボエラ
ーの場合には、実際にはヘッドが目標位置に位置決めさ
れていたとしても、当該サーボデータに基づく位置決め
制御によりヘッドが目標位置から大きく外れてしまう。
このため従来は、たとえ後続のサーボセクタのサーボ領
域から正しくサーボデータが抽出できたとしても、その
影響が数セクタに及び、その数セクタ分の期間はヘッド
が目標位置から外れている状態が続いて、データの記録
再生が円滑に行えないという問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、サーボセクタのサーボ領域から正しくサ
ーボデータが抽出できない場合にも、その影響がヘッド
の位置決め制御において後続のサーボセクタに及ぶのを
極力防止できる磁気ディスク装置及び同装置におけるヘ
ッドの位置決め制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク上に
配置されたサーボセクタのサーボ領域に記録されている
サーボデータに基づいてヘッドの移動に必要な操作量を
決定し、当該操作量をもとに前記ヘッドの位置決め制御
を行うディスク記憶装置において、ディスク上の全ての
サーボセクタの中からサーボエラーを発生するディフェ
クトサーボセクタとして検出されたサーボセクタの情報
が予め登録されたディフェクトサーボセクタ登録手段
と、ヘッドによりサーボセクタのサーボ領域からサーボ
データが読み出される毎に、上記ディフェクトサーボセ
クタ登録手段の登録内容を参照することで、当該サーボ
セクタがディフェクトサーボセクタであるか否かを判定
するディフェクトサーボセクタ判定手段と、このディフ
ェクトサーボセクタ判定手段によりディフェクトサーボ
セクタであると判定された場合、当該サーボセクタのサ
ーボ領域から読み出されるサーボデータに基づくヘッド
位置決め制御を抑止する制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0010】このような構成のディスク記憶装置におい
ては、サーボ領域からの正しいサーボデータ抽出が行え
ないサーボセクタ、つまりサーボエラーを発生するディ
フェクトサーボセクタのリストが予めディフェクトサー
ボセクタ登録手段に登録されているため、ヘッドにより
サーボセクタのサーボ領域からサーボデータが読み出さ
れる毎に行われるヘッド位置決め制御の際に、当該ディ
フェクトサーボセクタ登録手段に登録されているディフ
ェクトサーボセクタのリストを参照することで、現在の
サーボセクタがディフェクトサーボセクタであるか否か
を判定することができる。
【0011】ここで、ディフェクトサーボセクタ登録手
段の登録情報(ディフェクトサーボセクタのリスト)に
基いてディフェクトサーボセクタを判定するには、当該
登録情報として、サーボエラーを発生するサーボセクタ
を特定するための情報、例えばサーボセクタ中のサーボ
セクタアドレス及びシリンダアドレスの組を用いるとよ
い。但し、サーボセクタアドレス及びシリンダアドレス
の組を用いるためには、当該サーボセクタアドレス及び
シリンダアドレスは正しく読める必要がある。この場
合、ディフェクトサーボセクタとして登録できるサーボ
セクタは、サーボデータ中のバーストデータが正しく抽
出できないサーボセクタ、即ちバースト異常セクタとな
る。
【0012】さて、上記のディフェクトサーボセクタ登
録手段の登録情報に基づく判定で、現在のサーボセクタ
がディフェクトサーボセクタであると判定された場合に
は、当該サーボセクタのサーボ領域から読み出される誤
ったサーボデータに基づくヘッド位置決め制御が抑止さ
れる。
【0013】このように、ディフェクトサーボセクタの
場合には、当該サーボセクタのサーボ領域から読み出さ
れる誤ったサーボデータに基づくヘッド位置決め制御を
控えることで、従来のように誤ったサーボデータに基づ
くヘッド位置決め制御を行う場合と異なって、ヘッドの
位置ずれ量が大きくなるのを防ぎ、安定したヘッド位置
決め制御が行える。この結果、サーボエラーを発生した
サーボセクタの影響が、ヘッドの位置決め制御において
後続のサーボセクタに及ぶのを極力防止でき、データの
記録再生が行えないサーボセクタの数を減らすことがで
きる。
【0014】ここで、ディフェクトサーボセクタである
と判定されたサーボセクタのサーボ領域から読み出され
る誤ったサーボデータに基づくヘッド位置決め制御を抑
止するだけでなく、前回のヘッド位置決め制御に使用し
た操作量をもとにヘッド位置決め制御を行うならば、位
置ずれ量が大きくなるのを一層確実に防ぐことができ
る。この効果は、最近の過去複数回のヘッド位置決め制
御に使用した操作量から現在のヘッド位置に対応する操
作量を推定し、当該操作量をもとにヘッド位置決め制御
を行うならば、一層顕著となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気ディスク装置
に適用した実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置のサ
ーボ制御系を中心とした構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、1はデータが記録される媒
体であるディスク(磁気ディスク)、2はディスク1へ
のデータ書き込み(データ記録)及びディスク1からの
データ読み出し(データ再生)に用いられるヘッド(磁
気ヘッド)である。ヘッド2は、ディスク1の各記録面
に対応してそれぞれ設けられているものとする。なお本
実施形態では、ディスク1は単一枚であるとするが、複
数枚積層して設けられることもある。
【0017】本実施形態で適用されるヘッド2は記録ヘ
ッドと再生ヘッドとが分離した複合分離型ヘッドであ
り、再生ヘッドにはMR素子からなるMRヘッドが用い
られている。
【0018】ディスク1の両面には図2に示すように同
心円状の多数のトラックが形成され、各トラックは複数
のセクタ(サーボセクタ)100に等分割されている。
各サーボセクタ100は、サーボデータが記録されたサ
ーボ領域110と、データ(ユーザデータ)が記録され
る(複数のデータセクタを構成する)データ領域(ユー
ザ領域)120からなる。サーボ領域110は、ディス
ク1上では中心から各トラックを渡って放射状に等間隔
で配置されている。
【0019】サーボ領域110に記録されているサーボ
データは、サーボ領域識別用の固有のサーボ識別パター
ン、該当するサーボセクタ100のシリンダ上の配置位
置に固有のサーボセクタ番号を示すサーボセクタアドレ
ス、該当するサーボセクタ100が存在するシリンダ位
置に固有のシリンダ番号を示すシリンダアドレス(シリ
ンダコード)、当該シリンダアドレスの示すシリンダ内
の位置誤差を波形の振幅で示すためのバーストデータ
(バーストパターン)等を含む。このバーストデータは
例えば4つのバースト信号A,B,C,Dからなり、バ
ースト信号AとBの組み合わせと、バースト信号CとD
の組み合わせの一方を選択的に使用してヘッド2の位置
決め制御が行われる。ここではバースト信号A,Bは、
各トラックの中心位置を境にトラックピッチと同じ幅で
交互に一定周波数で記録され、バースト信号C,Dは、
各トラック境界を境にトラックピッチと同じ幅で交互に
一定周波数で記録されている。
【0020】再び図1を参照すると、ディスク1はスピ
ンドルモータ(SPM)3により高速に回転する。ヘッ
ド2はキャリッジ4と称するヘッド移動機構に取り付け
られて、このキャリッジ4の移動によりディスク1の半
径方向に移動する。キャリッジ4は、ボイスコイルモー
タ(VCM)5により駆動される。
【0021】スピンドルモータ(SPM)3及びボイス
コイルモータ(VCM)5は、モータドライバ6に接続
されている。モータドライバ6は、スピンドルモータ3
に制御電流を流して当該モータ3を駆動する他、ボイス
コイルモータ5に制御電流を流して当該モータ5を駆動
する。この制御電流を表す値(操作量)は、CPU14
の計算処理で決定される。
【0022】各ヘッド2は例えばフレキシブルプリント
配線板(FPC)に実装されたヘッドアンプ回路(ヘッ
ドIC)7と接続されている。ヘッドアンプ回路7は、
ヘッド2の切り替え、ヘッド2との間のリード/ライト
信号の入出力等を司るもので、ヘッド2で読み取られた
アナログ出力(アナログ再生出力)を増幅するヘッドア
ンプ、及びライトチャネルから送られてくる書き込みデ
ータに従いヘッド2にライト信号(ライト電流)を出力
するライトドライバ(いずれも図示せず)を有する。
【0023】ヘッドアンプ回路7は、当該ヘッドアンプ
回路7(内のヘッドアンプ)により増幅されたアナログ
出力(ヘッド2のリード信号)を一定の振幅に増幅する
AGC(Automatic Gain Controll )回路8と接続され
ている。
【0024】AGC回路8は、当該AGC回路8の出力
からヘッド位置決め制御等のサーボ処理に必要なサーボ
データ中のバースト信号A〜Dの各々のピーク値をホー
ルドするピークホールド回路(P/H回路)9に接続さ
れている。ピークホールド回路9は、当該ピークホール
ド回路9の各出力(バースト信号A〜D)を順次ディジ
タルデータに変換してCPU14に出力するA/D変換
回路10と接続されている。なお、A/D変換回路10
をCPU14に内蔵させることも可能である。
【0025】また、AGC回路8は、当該AGC回路8
の出力を入力してデータ再生動作に必要な信号処理を行
うリードチャネル11、及び当該AGC回路8の出力の
ピークを検出して2値化するピーク検出回路12と接続
されている。ピーク検出回路12はサーボデータ検出回
路13と接続されている。このサーボデータ検出回路1
3は、ピーク検出回路12の出力から、サーボ領域11
0内に記録されているサーボ識別パターンを検出するこ
とでサーボ領域110を検出し、その旨のセクタ割り込
みをCPU14に対して発生する機能と、当該サーボ領
域110内に記録されている各バースト信号A〜Dのタ
イミングを表すバースト切り替え信号131をピークホ
ールド回路9に出力する機能と、サーボ領域110内に
記録されているサーボセクタアドレス並びにシリンダア
ドレスを抽出・復号してCPU14に出力する機能とを
有している。
【0026】CPU14は、例えばワンチップのマイク
ロプロセッサである。このCPU14は、フラッシュR
OM(FROM)15に格納されている制御プログラム
151に従って磁気ディスク装置内の各部を制御する。
【0027】CPU14は、サーボデータ検出回路13
により抽出されたシリンダアドレス及びA/D変換回路
10で変換されたバースト信号A〜Dのピーク値に対す
るA/D変換値(以下、バースト出力A〜Dと称する)
を読み取り、その読み取ったデータに従って(モータド
ライバ6を介してボイスコイルモータ5を駆動制御する
ことで)ヘッド2を目標シリンダに移動させて、その目
標シリンダ内の目標位置に位置決めするヘッド位置決め
制御を司る。ここで、目標位置への位置決め制御には、
バースト出力A,Bの組とC,Dの組のうちのいずれか
の組をもとに算出した位置誤差(ヘッド位置情報)が用
いられる。
【0028】CPU14は、ヘッド位置決め制御以外
に、HDC18を制御することによるリード/ライトデ
ータの転送制御も行う。CPU14には、書き換え可能
な不揮発性メモリとしてのフラッシュROM(Read Onl
y Memory)15、CPU14のワーク領域等を提供する
書き換え可能な揮発性メモリとしてのRAM(Random A
ccess Memory)16、CPU14の制御のもとでヘッド
アンプ回路7を介してヘッド2によるリード/ライト動
作を制御するリード/ライト動作制御回路17、及びH
DC(ディスクコントローラ)18が接続されている。
なお、フラッシュROM(以下、FROMと称する)1
5及びRAM16をCPU14に内蔵させることも可能
である。
【0029】FROM15には、CPU14の制御に必
要な制御プログラム151が格納されている。またFR
OM15には、ほぼ定常的にサーボエラーとなるサーボ
セクタ100、つまりディフェクトサーボセクタの情報
が登録されたディフェクトサーボセクタ管理テーブル1
52が、例えばディスク1の記録面数(ヘッド数)分格
納されている。
【0030】HDC18は、ホスト装置との間のコマン
ド、データの通信を制御すると共に、リードチャネル1
1及び図示せぬライトチャネル(を介してディスク1)
との間のデータの通信を制御する。
【0031】次に図1の構成の磁気ディスク装置の動作
を説明する。まず、ディスク1の記録面に配置されてい
る全てのサーボセクタ100の中からディフェクトサー
ボセクタを洗い出すディフェクトサーボセクタ洗い出し
処理について説明する。
【0032】本実施形態では、図1の磁気ディスク装置
の製造段階において、ホスト装置(テスト装置)からの
指示に従うCPU14の制御により、ディスク1の各記
録面に配置されている全てのサーボセクタ100のサー
ボ領域110を対象とするサーボデータの読み取りを行
うことで、ほぼ定常的にサーボエラーとなるサーボセク
タ100をサーボデータの信頼性が低いディフェクトサ
ーボセクタとして検出するディフェクトサーボセクタ洗
い出し処理を実行するようにしている。ここでは、同一
サーボセクタ100について、当該サーボセクタ100
内のサーボ領域110からのサーボデータ読み取りを予
め定められた複数回実行し、正しいサーボデータを抽出
できなかった回数、つまりサーボエラーとなった回数が
一定の回数を超えたサーボセクタ100を、ほぼ定常的
にサーボエラーとなるディフェクトサーボセクタとして
検出する。
【0033】但し、サーボデータ中のサーボセクタアド
レスまたはシリンダアドレスが正しく読めないサーボセ
クタは、当該サーボセクタを特定できないため、本実施
形態におけるディフェクトサーボセクタの対象外とす
る。即ち本実施形態におけるディフェクトサーボセクタ
とは、サーボセクタアドレス及びシリンダアドレスは正
しく再生できるものの、バーストデータがほぼ定常的に
正しく再生できない、つまりバースト異常のあるサーボ
セクタ100のことである。
【0034】上記したような、ほぼ定常的にサーボエラ
ーとなるサーボセクタ100には、そのサーボ領域11
0にきず、あるいは微小な突起等が存在する場合が多
い。特に、サーボ領域110に突起が存在する場合に
は、ヘッド2にMRヘッドを用いた磁気ディスク装置で
は、当該突起にヘッド2が接触(衝突)することにより
発生する熱で再生波形(リード信号波形)が乱される、
即ち再生波形がDC的に変化して(1〜2μs程度の時
間の変化で、周波数的には低い)ベースライン(再生波
形の振幅の中心ライン)がシフトする熱アスペリティ
(Thermal Asperity;TA)という現象のために、定常
的にサーボエラーを招く。
【0035】CPU14は、ディフェクトサーボセクタ
として検出したサーボセクタ100の情報(サーボセク
タ100を特定する情報)をFROM15内に確保され
ている、対応するディスク1の記録面(ヘッド番号)に
固有のディフェクトサーボセクタ管理テーブル152に
登録する。ここでディフェクトサーボセクタの情報は、
当該サーボセクタ(100)が存在するシリンダ位置を
示すシリンダアドレスと、そのシリンダ上の当該サーボ
セクタの配置位置に固有のサーボセクタアドレスとから
なる。なお、ディフェクトサーボセクタ管理テーブル1
52の保存先はFROM15に限るものではなく、例え
ばディスク1上のユーザから見えない特別の領域(一般
にシステム領域と称される)など、書き換え可能な不揮
発性記憶装置であればよい。もし、ディフェクトサーボ
セクタ管理テーブル152をディスク1上の特別の領域
に保存する場合には、装置の起動時にCPU14の制御
により当該管理テーブル152をディスク1から読み出
してRAM16上に展開することで、当該管理テーブル
152が高速に参照できるようにするとよい。
【0036】次に、通常動作時(例えばユーザ使用時)
におけるサーボセクタ100毎のヘッドの位置決め制御
について、図3のフローチャートを参照して説明する。
HDC18は、ホスト装置から例えばリードまたはライ
ト命令が与えられた場合、その命令に含まれている論理
アドレスからヘッド2を位置させるべき目標シリンダを
示す目標シリンダ番号を生成して、CPU14に出力す
る。
【0037】CPU14は、これを受けてヘッド2を目
標シリンダまで移動(シーク)させ、更に当該ヘッド2
を目標シリンダ内の目標位置に位置決めするヘッド位置
決め制御(シーク・位置決め制御)を次のように行う。
【0038】まず、ヘッド位置決め制御時において、デ
ィスク1上のサーボ領域110に記録されているサーボ
データがヘッド2により読み取られたものとする。この
ヘッド2の読み取り出力であるリード信号(アナログ出
力)はヘッドアンプ回路7(内のヘッドアンプ)で増幅
され、更にAGC回路8により一定の振幅に増幅され
る。
【0039】ピーク検出回路12は、AGC回路8の出
力から、パルスピーク検出によりデータパルスを抽出す
る。サーボデータ検出回路13は、ピーク検出回路12
にて抽出されたデータパルスから、サーボデータ中のサ
ーボ識別パターンを検出し、CPU14に対してセクタ
割り込みを発生すると共に、その検出タイミングをもと
に、サーボデータ中のバースト信号A,B,C,Dのタ
イミングを表すバースト切り替え信号131をピークホ
ールド回路9に出力する。またサーボデータ検出回路1
3は、ピーク検出回路12にて抽出されたデータパルス
からサーボデータ中のサーボセクタアドレス及びシリン
ダアドレスを抽出・復号してCPU14に出力する。
【0040】ピークホールド回路9は、AGC回路8の
出力から(サーボデータ中の)各バースト信号A〜Dの
ピーク値をサンプルホールドする動作をサーボデータ検
出回路13からのバースト切り替え信号131のタイミ
ングで行う。これによりピークホールド回路9は、バー
スト信号A,B,C,Dのピーク値を抽出する。このバ
ースト信号A,B,C,Dのピーク値はA/D変換回路
10によりA/D変換され、そのA/D変換値であるバ
ースト出力A,B,C,DはCPU14に送られる。
【0041】CPU14は、サーボデータ検出回路13
からのサーボセクタ割り込み毎に図3のフローチャート
に従って以下の処理を実行する。まずCPU14は、サ
ーボデータ検出回路13からのサーボセクタ割り込み時
にサーボデータ検出回路13から送られた該当するサー
ボセクタ100でのサーボセクタアドレス及びシリンダ
アドレスを取り込んでRAM16内の所定の領域に一時
格納する(ステップS1)。
【0042】次にCPU14は、RAM16内に取り込
んだサーボセクタアドレス及びシリンダアドレスからな
る情報、つまりサーボセクタ割り込みの要因となったサ
ーボセクタ100の情報により該当するサーボセクタ1
00が存在するディスク1の記録面に固有の(FROM
15内の)ディフェクトサーボセクタ管理テーブル15
2を参照し、その情報が当該管理テーブル152に登録
されているか否かを調べることで、当該サーボセクタ1
00がディフェクトサーボセクタであるか否かを判定す
る(ステップS2,S3)。
【0043】CPU14は、サーボセクタ割り込みの要
因となったサーボセクタ100がディフェクトサーボセ
クタでないと判定した場合、サーボデータ検出回路13
からのサーボセクタ割り込み時にA/D変換回路10か
ら送られた当該サーボセクタ100でのバースト出力
A,B,C,Dを取り込んでRAM16内の所定の領域
に一時格納する(ステップS4)。
【0044】次にCPU14は、RAM16内に取り込
んだシリンダアドレス及びバースト出力A,B,C,D
をもとに、ヘッド2の現在位置と目標位置との位置誤差
を算出する(ステップS5)。
【0045】次にCPU14は、求めた位置誤差もと
に、ヘッド2を目標位置に位置決めするのに必要な操作
量を算出し、その算出した操作量をモータドライバ6に
出力してボイスコイルモータ5を駆動することで(ステ
ップS6,S7)、ヘッド2を目標位置に移動させる。
【0046】同時にCPU14は、ステップS4で算出
した操作量をRAM16内に確保されたXレジスタに保
存する(ステップS8)。つまり、Xレジスタの内容
を、最新の操作量に更新する。この処理は、サーボセク
タ割り込みの要因となったサーボセクタ100がディフ
ェクトセクタであった場合に、後述するように、当該セ
クタのサーボ領域110から抽出されるサーボデータ
(中のシリンダアドレス及びバーストデータ)をもとに
操作量を算出する代わりに、前回のサーボセクタ割り込
み時のヘッド位置決め制御で用いられた操作量を利用で
きるようにするために行われる。
【0047】ステップS6で算出された操作量がモータ
ドライバ6に出力されると共にXレジスタに保存される
と、1回のサーボセクタ割り込みに対するヘッド位置決
め制御は終了となる。
【0048】一方、サーボセクタ割り込みの要因となっ
たサーボセクタ100がディフェクトサーボセクタであ
ると判定した場合には、CPU14はRAM16内に確
保されたXレジスタに保持されている操作量、即ち最も
最近のサーボセクタ割り込み時のヘッド位置決め制御で
モータドライバ6に出力された操作量を、そのまま今回
の操作量としてモータドライバ6に出力してボイスコイ
ルモータ5を駆動することで(ステップS9)、ヘッド
2を目標位置に移動させる。これにより、1回のサーボ
セクタ割り込みに対するヘッド位置決め制御は終了とな
る。
【0049】このように本実施形態においては、サーボ
セクタ割り込みの要因となったサーボセクタ100、即
ち現サーボセクタ100が、ほぼ定常的にサーボエラー
となるディフェクトサーボセクタであることが判明でき
た場合には、当該セクタのサーボ領域110から読み取
られる誤ったサーボデータに基づくヘッド位置決め制御
を行わずに、その直前のサーボセクタ割り込み時のヘッ
ド位置決め制御で用いられた操作量を利用してヘッド位
置決め制御を行うようにしている。このため、誤った操
作量による誤ったヘッド移動を防止でき、データの記録
再生ができないサーボセクタの発生を減らすことができ
る。
【0050】本実施形態においてサーボエラーを発生す
るサーボセクタが存在する場合のヘッド位置決め制御に
よるサーボセクタ位置とヘッド位置ずれ量との関係の一
例を図4に示す。この図4には、図5の例と同様に、サ
ーボセクタ#1〜#6の範囲では、正しく抽出されたサ
ーボデータに基づいてヘッドが目標位置に正しく位置決
めされており、ライト可能な状態にあることが示されて
いる。次のサーボセクタ#7では、図5の例と同様に、
サーボデータが正しく抽出できずにサーボエラーが発生
するものとする。但し、このサーボセクタ#7は、ディ
フェクトサーボセクタとしてディフェクトサーボセクタ
管理テーブル152に登録されているものとする。
【0051】さて本実施形態では、サーボセクタ#7で
のサーボエラーの要因がバースト異常にあり、サーボデ
ータ中のサーボセクタアドレス及びシリンダアドレスは
正しく抽出できる場合には、そのサーボセクタアドレス
及びシリンダアドレスからなる情報によりディフェクト
サーボセクタ管理テーブル152を参照することで、当
該サーボセクタ#7がディフェクトサーボセクタである
ことを検出できる。この場合、当該サーボセクタ#7の
サーボ領域110から読み取られる誤ったサーボデータ
に基づいて操作量を算出して当該誤った操作量を用いた
ヘッド位置決め制御を行うのではなく、先行するサーボ
セクタ#6でのヘッド位置決め制御で用いられた操作量
を用いてヘッド位置決め制御を行う。これにより、図5
に示した従来技術とは異なって、位置決め精度が悪化し
て後続のサーボセクタ、つまり#8以降のサーボセクタ
に悪影響を及ぼすことはなく、サーボエラーが発生した
サーボセクタ#7のみがライト禁止になるだけで済む。
【0052】以上に述べた実施形態では、最も最近に算
出された操作量を保存しておき、ディフェクトサーボセ
クタが検出された場合には当該操作量をそのまま利用す
る場合について説明したが、これに限るものではない。
例えば最近の過去複数回のヘッド位置決め制御に使用し
た操作量を保存して、その複数回分の操作量の変化の傾
向から、現在のヘッド位置に対応する操作量を推定し、
その推定した操作量を用いるようにしても構わない。こ
の際、単純に複数回分の位置誤差(ヘッド位置情報)の
平均値を求め、それを推定値としても構わない。また、
保存の対象となる操作量は、ステップS7で出力される
複数回分の操作量だけであっても、複数の連続するサー
ボセクタに対応してステップS7またはステップS9で
出力される連続する複数回分の操作量であっても構わな
い。
【0053】また、以上に述べた実施形態では、ヘッド
2にMRヘッドを用いた磁気ディスク装置に適用した場
合について説明したが、本発明は、ディスク上に記録さ
れた複数のバーストデータを含むサーボデータに基づい
てヘッドの位置決め制御を行うディスク記憶装置であれ
ば、MRヘッド以外のヘッドを用いた磁気ディスク装置
は勿論、光磁気ディスク装置、フロッピーディスク装置
など、磁気ディスク装置以外のディスク記憶装置にも適
用可能である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
ーボエラーを発生するサーボセクタをディフェクトセク
タとして予め登録しておき、そのサーボセクタのサーボ
領域から読み出されるサーボデータはヘッド位置決め制
御に使用しないようにしたので、誤ったサーボデータに
基づくヘッド移動で位置ずれ量が大きくなるのを防ぎ、
安定したヘッド位置決め制御が行える。これにより、サ
ーボエラーを発生したサーボセクタの影響が、ヘッドの
位置決め制御において後続のサーボセクタに及ぶのを極
力防止でき、データの記録再生が行えないサーボセクタ
の数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
サーボ制御系を中心とした構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で適用されるディスク1の代表的な
フォーマット例を示す概念図。
【図3】同実施形態におけるサーボセクタ毎のヘッドの
位置決め制御を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施形態においてサーボエラーを発生するサ
ーボセクタが存在する場合のヘッド位置決め制御による
サーボセクタ位置とヘッド位置ずれ量との関係の一例を
示す図。
【図5】サーボエラーを発生するサーボセクタが存在す
る場合の従来のヘッド位置決め制御によるサーボセクタ
位置とヘッド位置ずれ量との関係の一例を示す図。
【符号の説明】 1…ディスク 2…ヘッド 5…ボイスコイルモータ(VCM) 9…ピークホールド回路(P/H回路) 10…A/D変換回路 13…サーボデータ検出回路 14…CPU(ディフェクトサーボセクタ判定手段、制
御手段) 15…FROM(フラッシュROM、不揮発性記憶手
段) 152…ディフェクトサーボセクタ管理テーブル(ディ
フェクトサーボセクタ登録手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されているサーボデータに基づいてヘ
    ッドの移動に必要な操作量を決定し、当該操作量をもと
    に前記ヘッドの位置決め制御を行うディスク記憶装置に
    おいて、 前記ディスク上の全てのサーボセクタの中からサーボエ
    ラーを発生するディフェクトサーボセクタとして検出さ
    れたサーボセクタの情報が予め登録されたディフェクト
    サーボセクタ登録手段と、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、前記ディフェクト
    サーボセクタ登録手段の登録内容を参照することで、当
    該サーボセクタがディフェクトサーボセクタであるか否
    かを判定するディフェクトサーボセクタ判定手段と、 前記ディフェクトサーボセクタ判定手段によりディフェ
    クトサーボセクタであると判定された場合、当該サーボ
    セクタのサーボ領域から読み出されるサーボデータに基
    づくヘッド位置決め制御を抑止する制御手段とを具備す
    ることを特徴とするディスク記憶装置。
  2. 【請求項2】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されているサーボデータに基づいてヘ
    ッドの移動に必要な操作量を決定し、当該操作量をもと
    に前記ヘッドの位置決め制御を行うディスク記憶装置に
    おいて、 前記ディスク上の全てのサーボセクタの中からサーボエ
    ラーを発生するディフェクトサーボセクタとして検出さ
    れたサーボセクタの情報が予め登録されたディフェクト
    サーボセクタ登録手段と、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、前記ディフェクト
    サーボセクタ登録手段の登録内容を参照することで、当
    該サーボセクタがディフェクトサーボセクタであるか否
    かを判定するディフェクトサーボセクタ判定手段と、 前記ディフェクトサーボセクタ判定手段によりディフェ
    クトサーボセクタであると判定された場合、前回のヘッ
    ド位置決め制御に使用した操作量をもとにヘッド位置決
    め制御を行う制御手段とを具備することを特徴とするデ
    ィスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されているサーボデータに基づいてヘ
    ッドの移動に必要な操作量を決定し、当該操作量をもと
    に前記ヘッドの位置決め制御を行うディスク記憶装置に
    おいて、 前記ディスク上の全てのサーボセクタの中からサーボエ
    ラーを発生するディフェクトサーボセクタとして検出さ
    れたサーボセクタの情報が予め登録されたディフェクト
    サーボセクタ登録手段と、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、前記ディフェクト
    サーボセクタ登録手段の登録内容を参照することで、当
    該サーボセクタがディフェクトサーボセクタであるか否
    かを判定するディフェクトサーボセクタ判定手段と、 前記ディフェクトサーボセクタ判定手段によりディフェ
    クトサーボセクタであると判定された場合、最近の過去
    複数回のヘッド位置決め制御に使用した操作量から現在
    のヘッド位置に対応する操作量を推定し、当該操作量を
    もとにヘッド位置決め制御を行う制御手段とを具備する
    ことを特徴とするディスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 ディスク上に配置されたサーボセクタの
    サーボ領域に記録されているサーボデータに基づいてヘ
    ッドの移動に必要な操作量を決定し、当該操作量をもと
    に前記ヘッドの位置決め制御を行うディスク記憶装置に
    おけるヘッドの位置決め制御方法であって、 前記ディスク上の全てのサーボセクタの中からサーボエ
    ラーを発生するサーボセクタをディフェクトサーボセク
    タとして検出して、その検出したサーボセクタの情報の
    リストを予め不揮発性記憶手段に登録しておき、 前記ヘッドにより前記サーボセクタのサーボ領域から前
    記サーボデータが読み出される毎に、前記不揮発性記憶
    手段に登録されている情報リストを参照することで、当
    該サーボセクタがディフェクトサーボセクタであるか否
    かを判定し、 ディフェクトサーボセクタであると判定した場合には、
    当該サーボセクタのサーボ領域から読み出されるサーボ
    データに基づくヘッド位置決め制御を抑止するようにし
    たことを特徴とするヘッドの位置決め制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466916B1 (ko) * 2000-07-07 2005-01-24 히다치 글로벌 스토리지 테크놀로지스 네덜란드 비.브이. 회전 기억 장치 및 그 제어 방법
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