JPWO2009028014A1 - デイスク装置の製造方法、記憶ディスクのサーボ情報書き込み方法及びデイスク装置 - Google Patents

デイスク装置の製造方法、記憶ディスクのサーボ情報書き込み方法及びデイスク装置 Download PDF

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Abstract

サーボトラックライタ(2)は、記憶デイスク(10)へのサーボ情報(102−1〜102−8)の書込み中に、サーボ情報が位置をずれて書き込まれたことを検出し、検出されたサーボ情報の位置を特定し、欠陥サーボ情報として、記憶デイスク(10)に書き込む。記憶デイスク(10)を搭載したデイスク装置(3)は、この書込み情報を利用して、位置ずれしたサーボ情報を使用したヘッドの位置制御を防止し、トラックピッチ異常等によるデータ化けを防止できる。

Description

本発明は、記憶デイスク媒体に、ヘッドの位置を検出するためのサーボ情報を書き込むデイスク装置の製造方法、記憶デイスクのサーボ情報書き込み方法及びデイスク装置に関し、特に、デイスク媒体へのサーボ情報書き込みを、サーボトラックライタで実行し、その後、デイスク装置に、デイスク媒体を組み込む工程をとるデイスク装置の製造方法、記憶デイスクのサーボ情報書き込み方法及びデイスク装置に関する。
磁気ディスク装置等のディスク装置は、ヘッドを、ディスクの所望のトラックに位置付け、ヘッドにより、ディスクのトラックにデータをリード/ライトする。ディスクには、トラックの円周方向に、所定間隔でサーボ情報を記録してあり、ヘッドが、このサーボ情報を読み込み、復調して、ヘッドの位置情報を得る。
近年の磁気ディスク装置は、記録密度の向上に伴い、トラックピッチが狭くなっている。このため、サーボ情報の書き込みは、従来のように装置組み立て状態ではなく、高精度の専用の設備(サーボトラックライタという)上で、複数枚のデイスク媒体に対して同時に書き込む。そして、その媒体を装置に組み込んで、装置で使用することが増えている。
図10に示すように、このサーボトラックライタは、デイスク媒体10上を、所定ピッチで、ヘッドを移動して、デイスク媒体10の回転に伴い、同心円状に、多数の(例えば、270個)のサーボ情報を書き込む。この同心円が、トラックT1〜TNとなる。この媒体10上に書き込むトラック数も増加しているため(例えば、1万トラック以上)、サーボ情報の書き込みに要する時間も増加している。このトラック数の増加と,狭トラックピッチと合わせて、サーボ情報の書込み位置エラーとなるトラック数も増加している。
従来のサーボトラックライタでは、瞬間的に外部から振動を受け、書込み位置エラーが発生した場合には、再度ストッパ位置に、ヘッドを戻して、再書き込みを行う等のリトライを実施していた。しかしながら、サーボ情報のエラートラック数の増加により、リトライを実施すると、サーボトラックライトに時間がかかるため、リトライの実施が困難となっている。
このため、従来、デイスク装置に、媒体を組み込んだ後に、サーボ情報の位置情報をヘッドで読み取り、位置決め品質を測定して、位置決め品質の悪いトラックは、使用しないように、スキップして使用する等の対策を実施している(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9−198822号公報 特開平11−353829号公報
しかしながら,近年のトラックピッチが狭くなるにつれ、位置決め品質に現れないトラックピッチ異常等の箇所が媒体上に存在し、複数のデータが媒体上に残ったままとなってデータ化けとなる不具合の原因となる場合があった。図11に示すように、トラックT2のサーボ情報SVが、位置エラーなしに記録され、トラックT2が形成された後、隣接するトラックT1のサーボ情報SVを書込み中に、外部振動を受けると、トラックT1のサーボ情報は、所定に位置(実線)からずれて、書き込まれる。このため、トラックT1の軌跡は、部分的にトラックピッチが変化した点線状となる。
同様に、隣接するトラックTMのサーボ情報SVを書込み中に、外部振動を受けると、トラックTMのサーボ情報は、所定にトラック位置(実線)TMからずれて、書き込まれる。このため、トラックTMの軌跡は、全体的にトラックピッチが変化した点線状となる。
このようなトラックT1、TMが形成されると、前述の装置レベルで、位置決め品質を測定する従来技術では、サーボ情報SV自体は、正常に書き込まれているため、ヘッドは、正常に読み取り、位置決め品質が不良とは、判定できない。
一方、データのリード/ライト時には、ヘッドは、サーボ情報で、位置決めを行うが、正確に同じ位置をリード/ライトするとは、限らず、各リード/ライトで、若干の位置ずれがある。このため、トラックT1,TMでは、ライトデータの上書きを行う場合に、前にライトしたデータ位置と、今回ライトするデータ位置が相違し、前にライトしたデータを完全に上書き(消去)できず、上書きしても、前にライトしたデータが残ってしまう(読み取れてしまう)という問題が発生する。
従って、本発明の目的は、サーボ情報書き込み中に、外部振動等でエラーとなったサーボ情報の箇所を特定するためのデイスク装置の製造方法、サーボ情報書込み方法及びデイスク装置を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、サーボ情報の書込みに起因するトラックピッチ異常によるリード/ライト性能の低下を防止するためのデイスク装置の製造方法、サーボ情報書込み方法及びデイスク装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、サーボ情報書き込み中に、外部振動等でエラーとなった箇所を特定し、特別のハードウェアを追加することなく、特定箇所を記憶するためのデイスク装置の製造方法、サーボ情報書込み方法及びデイスク装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、サーボ情報書き込み中に、外部振動等でエラーとなった箇所を特定し、デイスクが搭載された装置で、トラックピッチ異常によるリード/ライト性能の低下を防止するためのデイスク装置の製造方法、サーボ情報書込み方法及びデイスク装置を提供することにある。
この目的の達成のため、本発明のサーボ情報書込み方法は、記憶デイスクの半径方向に、ヘッドを所定ピッチで移動し、各半径位置において、前記記憶デイスクの円周方向に、複数のサーボ情報を書き込むステップと、前記半径位置で、前記サーボ情報の書込み中に、前記ヘッドの位置ずれ値を検出し、前記検出した位置ずれ値が所定値より大きいかを判定するステップと、前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きい場合に、前記位置ずれ値が、所定値より大きい欠陥サーボ情報の位置を、前記記憶デイスクの所定の半径方向に位置に書き込むステップとを有する。
又、本発明のデイスク装置の製造方法は、記憶デイスクの半径方向に、ヘッドを所定ピッチで移動し、各半径位置において、前記記憶デイスクの円周方向に、複数のサーボ情報を書き込むステップと、前記半径位置で、前記サーボ情報の書込み中に、前記ヘッドの位置ずれ値を検出し、前記検出した位置ずれ値が所定値より大きいかを判定するステップと、前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きい場合に、前記位置ずれ値が、所定値より大きい欠陥サーボ情報の位置を、前記記憶デイスクの所定の半径位置に書き込むステップと、前記記憶デイスクを、デイスク装置に組み込み後、前記デイスク装置のヘッドで、前記記憶デイスクの前記所定の半径位置に書き込まれた前記欠陥サーボ情報の位置をメモリに読み出すステップと、前記欠陥サーボ情報を使用禁止にするため、前記記憶デイスクの制御情報領域に、前記読み出した前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップとを有する。
又、本発明のデイスク装置は、各半径位置で、複数のサーボ情報が円周方向に書き込まれた記憶デイスクと、前記記憶デイスクの情報のリード/ライトを行うヘッドと、前記ヘッドを前記記憶デイスクの所定の半径位置に移動するアクチュエータと、前記ヘッドが読み取った前記サーボ情報により、前記ヘッドに位置を検出して、前記アクチュエータを制御する制御回路とを有し、前記制御回路は、前記記憶デイスクの半径方向に、ヘッドを所定ピッチで移動し、各半径位置において、前記記憶デイスクの円周方向に、複数のサーボ情報を書き込んだ際に、前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きい欠陥サーボ情報の位置を、前記記憶デイスクから読み出し、前記欠陥サーボ情報の位置に従い、使用禁止トラック位置を設定する。
更に、本発明では、好ましくは、前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、前記記憶デイスクに書き込んだサーボ情報領域内に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きいことを検出する毎に、メモリに、前記欠陥サーボ情報の位置を格納するステップと、前記記憶デイスクの全面のサーボ情報の書込み後、前記メモリの前記欠陥サーボ情報の位置を読み出し、前記記憶デイスクの所定の半径位置に書き込むステップとを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記サーボ情報領域内に書き込むステップは、前記サーボ情報の偏心量を記憶するポストコード領域に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記サーボ情報領域内に書き込むステップは、前記サーボ情報のサーボマークに同期して、前記サーボ情報領域内に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、前記欠陥サーボ情報の半径方向の位置と、円周方向の位置とを書き込むステップからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶デイスクの各トラックの偏心量を測定するステップと、前記測定した偏心量若しくはRRO補正データを前記サーボ情報の前記ポストコード領域に書き込むステップとを更に有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御回路は、前記ヘッドにより、前記記憶デイスクの制御情報領域に書き込まれた前記欠陥サーボ情報の位置を読み出す。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶デイスクは、サーボトラックライタにより、各半径方向に位置に、複数の前記サーボ情報が円周方向に書き込まれ、且つ前記欠陥サーボ情報の位置が、特定の半径位置に書込まれた記憶デイスクからなる。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御回路は、測定された前記サーボ情報の偏心量を用いて、前記記憶デイスクの回転軸を中心に、前記ヘッドを仮想円制御し、且つ前記欠陥サーボ情報の位置に従い、前記仮想円制御における使用禁止仮想トラックを設定する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御回路は、前記仮想トラックが、前記欠陥サーボ情報を横切る前記仮想トラックを、前記使用禁止と設定する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御回路は、前記記憶デイスクから、前記欠陥サーボ情報の半径方向及び円周方向の位置を読み出し、前記半径方向及び円周方向の位置に従い、使用禁止トラック位置を設定する。
更に、本発明では、好ましくは、前記記憶デイスクが、磁気デイスクで構成され、前記ヘッドが、磁気ヘッドで構成される。
記憶デイスクへのサーボ情報の書込み中に、サーボ情報が位置をずれて書き込まれたことを検出し、検出されたサーボ情報の位置を特定し、欠陥サーボ情報として、記憶デイスクに書き込むため、位置ずれしたサーボ情報を使用したヘッドの位置制御を防止でき、トラックピッチ異常等によるデータ化けを防止できる。
本発明のデイスク装置の製造方法の一実施の形態の説明図である。 図1の記憶デイスクのサーボ情報の説明図である。 図1の欠陥サーボ情報の位置の格納フォーマット図である。 本発明のサーボトラックライタの一実施の形態の構成図である。 本発明のサーボ情報書込み方法の一実施の形態の処理フロー図である。 本発明のデイスク装置の一実施の形態のブロック図である。 図6の仮想円位置制御の説明図である。 図6の欠陥サーボ情報を使用した場合のヘッド位置制御の説明図である。 図6の欠陥サーボ情報を無視した場合のヘッド位置制御の説明図である。 従来のサーボ情報の書込み方法の説明図である。 従来のサーボ情報書込み方法によるヘッド位置制御の説明図である。
符号の説明
2 サーボトラックライタ
3 デイスク装置(デイスクドライブ)
10 記憶デイスク(磁気デイスク)
102−1〜102−8 サーボ情報
120 ポストコード領域
12、50 磁気ヘッド
14,54 VCM(アクチュエータ)
18,51 スピンドルモータ
22,56 プリアンプ
20 リードチャネル回路
36 HDC
30 DSP
28 MCU
34、38 メモリ
52 クロックヘッド
58 アームミラー
60 クロックヘッド用プリアンプ/パルスデテクタ
62 PLL回路
64 パターンジェネレータ
66 レーザー位置デコーダ
80 STWコントローラ
82 サーボコントローラ
以下、本発明の実施の形態を、図面に従い、デイスク装置の製造方法、サーボ情報書込み方法、デイスク装置、他の実施の形態の順で説明する。しかし、本発明は、下記実施の形態に限らず、種々の変形が可能である。
(デイスク装置の製造方法)
図1は、本発明のデイスク装置の製造方法の一実施の形態の工程図、図2は、図1のサーボ情報が書き込まれたデイスクの説明図、図3は、サーボトラックライト中に検出された位置エラー箇所の格納フォーマットの説明図である。
図2、図3を参照して、図1により、デイスク装置の製造工程を説明する。
(S10)図4で説明するように、サーボトラックライタ2で、磁気デイスク10にサーボ情報を書き込む。図2に示すように、磁気ディスク10は、円周方向に所定間隔で、サーボ情報102−1〜102−8が書き込まれる。ディスク一周に、N個(図では、8個)のサーボ情報を使用するディスク装置に使用するディスク媒体100には、サーボトラックライト工程で、N個のサーボ情報102−1〜102−8が書き込まれる。
サーボ情報102−1〜102−8は、プリアンブル110、同期制御のためのシンクマークパターン112、サーボセクタ番号114、トラック位置を示すグレイコード116、位置制御のためのバースト信号118と、RRO(Repeatable Run Out)補正情報を格納するポストコード120とからなる。
このサーボ情報102−1〜102−8の間に、単数又は複数のセクタが配置される。このサーボライト中に、外部振動等の理由により位置エラーとなった箇所の位置情報(半径位置,Indexからの距離)を記憶し,全面のサーボ情報書き込み後に、磁気デイスク10のあらかじめ決められた位置のサーボ情報(Servo Frame)に連続して書き込む。このときに書き込むサーボ欠陥情報(位置情報)は、サーボ情報のサーボマークに同期して、図2のポストコード120に書き込む。
なお,サーボ欠陥情報を媒体10に書き込む場合,ストッパ位置等を基準にして書き込み位置を決定しても、熱等の影響によりずれることが考えられる為、半径方向の幅を十分に広くして、複数のトラックに、多重で書き込みを行う。
一方,周方向(時間方向)の位置は、媒体10に同期したクロックを用いて書き込まれるため、サーボマークの位置に対する位置ずれ少なく、隣接したトラックに、同じデータをライトしても、ピークの位置を揃えることが可能である。ピーク位置がずれないことから、1/2トラック送り等で,サーボ欠陥情報を媒体10に、重ね書きしても、正しくデータを読み出すことが可能である。
サーボ情報に連続して書き込むサーボ欠陥データは、サーボフレーム毎に分割して書き込まれる。例えば、図3に示すように、インデックスに相当する位置から順に、ヘッダ情報122、欠陥個数124、欠陥位置(その1)126、欠陥位置(その2)128・・・欠陥情報(最後)138の順に書き込む。
(S12)このように、サーボ情報とサーボ欠陥情報とが、書き込まれた磁気デイスク10を、磁気デイスクドライブ3に組み込み、ドライブ3を組み立てる。この磁気デイスクドライブ3は、図6で詳細に説明する。
(S14)組み立て後のテスト工程では、デイスク装置3のヘッドを、媒体10の欠陥情報が書き込まれている範囲のトラックにシークして、RRO補正データと同じように、媒体10上のポストコード120に書き込まれているサーボ欠陥情報を読み出す。サーボ欠陥情報が読み出せない場合には、半径位置をずらし、サーボ欠陥情報が読み出せるまでリトライを行う。読み出されたサーボ欠陥情報は、装置の不揮発性メモリ(図6の34)に記録する。即ち、正規のRRO補正データを、ポストコード120に、書き込むためには、サーボ欠陥情報に上書きする必要があるため、媒体10上から退避させる。
(S16)そして、デイスク装置3は、RROを測定し、磁気デイスク10のサーボ情報のポストコード120に書き込む。
(S18)次に、デイスク装置3は、欠陥サーボ位置のトラック以外のユーザエリアのリード/ライトテストを行い、フォーマッテイングする。
(S20)デイスク装置3は、不揮発性メモリ34に格納した欠陥サーボ位置情報を、磁気デイスク10のシステムエリア(例えば、最インナー領域)に書き込む。
このようにして、サーボトラックライタ2で、磁気デイスク10に、サーボ情報を書き込み中に、外部振動等で、書込み位置がずれたことを検出し、そのサーボ情報位置を、磁気デイスク10のサーボ情報内に書き込む。そして、このサーボ情報とサーボ情報欠陥位置とを記録された磁気デイスク10を、ドライブ3に搭載し、ドライブを組み立て、テストを行う。この時、ドライブは、磁気デイスク10のサーボ情報内のサーボ情報欠陥情報を読み出し、制御情報を格納するシステムエリアに記録する。
サーボ情報に欠陥がある場合、特に位置情報に異常がある場合には、誤ったVCM電流を流すため、その後の位置も乱れてしまう。しかし、ドライブ3が,媒体10のシステムエリアから、あらかじめどの位置に欠陥のあるサーボ情報があるかを把握でき、そのサーボ情報は無視する。このため、その後の位置ずれを抑制することが可能となる。
(サーボ情報書込み方法)
図4は、本発明のサーボトラックライタの一実施の形態の構成図、図5は、図4の構成におけるサーボトラックライト処理フロー図である。
図4に示すように、磁気デイスク10が、複数枚、スピンドルモータの回転軸51に取り付けられる。VCM(ヘッド移動モータ)54は、そのアーム先端に設けられた磁気ヘッド50を、磁気デイスク51の半径方向に移動する。VCM54のアームには、位置検出用ミラー58が設けられている。クロックヘッド52は、媒体10上に、一定周波数でデータを書き込み, そのデータを読み出す。レーザー位置デコーダ66は、VCM(アクチュエータ)54に取り付けたミラー58にレーザー光を照射して、反射光の角度により、アクチュエータ54の位置を検出する。
クロックヘッド用プリアンプ/パルス検出器60は、クロックヘッド58の出力を増幅し、媒体10の回転に同期したクロックを再生する。PLL(Phase Lock Loop)回路62は、クロックヘッド58から読み出された出力から、媒体10の回転に同期したクロックを作成する。パターンジェネレータ64は、PLL回路62のクロックに従って、媒体10に書き込むライトデータ(サーボパターンデータ)を出力する。プリアンプ56は、パターンジェネレータ64から出力されたライトデータに対応したライト電流を、磁気ヘッド50に供給する。
STW(Servo Track Writer)コントローラ80は、サーボトラックライタ2の全体を制御する。サーボコントローラ82は、レーザー位置デコーダ66からのアクチュエータの位置と、STWコントローラ80からの指示位置との位置誤差により、VCM54をサーボ制御するとともに、スピンドル速度コントローラ70を制御する。VCMコントローラ/ドライバ68は、サーボコントローラ82の指令値に応じて、VCM54を駆動する。スピンドル速度コントローラ70は、スピンドルモータ51の回転速度を制御する。
このサーボトラックライタ2の大まかな動作を説明する。ヘッド移動モータ(Voice Coil Motor)54のアーム先端に、複数の磁気ヘッド50が取り付けられ、スピンドルモータの回転軸51に、複数枚の対象ディスク10を取り付ける。この各ディスク10の各面に、各磁気ヘッド50が対面する。
サーボトラックライトを開始すると、スピンドルモータ51の回転により、搭載された磁気ディスク10が回転する。クロックヘッド52により、磁気ディスク10から読み取られた出力で、PLL回路62が、回転同期クロックを発生する。又、アクチュエータ54の磁気ヘッド10の位置を、レーザー位置デコーダ66が検出し、その検出位置は、サーボコントローラ82に与えられる。
STWコントローラ80は、検出位置を参照して、サーボコントローラ82を介し、モータ54を1ピッチずつ移動制御(サーボ制御)し、磁気ヘッド10を所望位置に位置付け、同期クロックに従い、パターンジェネレータ64から書込みサーボパターンを、各磁気ヘッド10に与える。
このため、対象ディスク10の各面には、図2で説明したサーボ情報102−1〜102−8が、指定された書込電流で、書き込まれる。一般に、1枚の磁気ディスク10の片面には、10万トラック程度のデータトラック数を有するため、10万に、1データトラックを構成するサーボトラック数を乗じた数のトラックの位置決めを行い、各トラックに、図2で説明したサーボ情報102−1〜102−8を、指定された書込電流で、書き込む。
この全トラック分の書込み後、サーボトラックライト処理を終了する。そして、スピンドルモータの回転軸51から、対象ディスク10を抜き取り、サーボ情報が書き込まれた図2の磁気ディスクを作成する。
このサーボトラックライト中に、STWコントローラ80は、図5で説明する処理を行い、レーザー位置デコーダ66の出力から、半径方向の書込み位置エラーを検出し、その場所を特定する。
以下、図5により、このサーボトラックライト処理を説明する。
(S30)STWコントローラ80は、書き始め位置(媒体10の半径方向の開始位置)を、レーザー位置デコーダ66の出力から、確認する。
(S32)STWコントローラ80は、パターンジェネレータ64に、サーボ情報書込みを指示する。これにより、VCM54で位置決めされた半径位置で、磁気ヘッド50が、サーボ情報を、書き込む。STWコントローラ80は、このサーボ情報の書込みの間、レーザー位置デコーダ66の検出位置を監視し、半径方向の位置ずれが、閾値(オフトラック閾値)以上であるかを検出する。検出位置が、閾値以上であるなら、サーボ書き込み位置エラーと判断する。
(S34)STWコントローラ80は、サーボ書込み位置エラーと判定すると、エラー発生位置(半径位置を示すトラックアドレス(通常は、グレイコードで記録される)及び媒体10インデックスからの距離)を、内蔵するメモリに、欠陥情報として、記憶する。そして、ステップS32に戻る。
(S36)STWコントローラ80は、媒体10の1周分のサーボ書込みが終了したかを判定する。終了していない場合には、ステップS32に戻る。
(S38)STWコントローラ80は、媒体10の1周分のサーボ書込みが終了したと判定すると、媒体10の全面(所望トラック数)の書込みが終了したかを判定する。媒体10の全面の書込みが終了していない場合には、STWコントローラ80は、サーボコントローラ82に、1ピッチ分ヘッドを移動するよう位置指示を与える。これにより、サーボコントローラ82の制御で、VCM54は、磁気ヘッド50を半径方向に1ピッチ分移動する。そして、ステップS32に戻る。
(S40)STWコントローラ80は、全面の書込みが終了したと判定すると、磁気ヘッド50を、媒体10のエラー情報書込み位置に移動する。即ち、STWコントローラ80は、サーボコントローラ82に、書込み位置に、ヘッドを移動するよう位置指示を与える。これにより、サーボコントローラ82の制御で、VCM54は、磁気ヘッド50を半径方向のエラー情報書込み位置に移動する。
(S42)STWコントローラ80は、内蔵したメモリのエラー発生位置情報を読み出し、プリアンプ56を介し、磁気ヘッド50により、デイスク10のサーボ情報(Servo Frame)に連続して書き込む。このときに書き込むサーボ欠陥情報(位置情報)は、サーボ情報のサーボマークに同期して、図2のポストコード120に書き込む。又、サーボ情報に連続して書き込むサーボ欠陥データは、サーボフレーム毎に分割して書き込む。そして、磁気デイスク10の1周のサーボ情報内に、図3の全ての欠陥位置情報の書き込みが完了できたかを判定し、完了できない場合には、磁気ヘッド50を、媒体の半径方向に1ピッチ移動し、同様に、残りの欠陥位置情報を書き込み、終了する。
このように、STWコントローラ80は、1周のサーボ情報書込み中に、磁気ヘッド50の位置を監視し、外部振動等により、許容値を超える磁気ヘッドの位置ずれを検出すると、その半径位置とインデックスからの距離を、欠陥サーボ位置情報として、いったん、メモリに格納する。
そして、ドライブに、この磁気デイスク10を組み込んでも、欠陥サーボ位置が読めるように、特定の半径位置に、まとめて且つサーボ情報内に書き込む。更に、サーボトラックライト時に、ポストコードは、情報が書き込まれていないため、このポストコードに記憶することにより、サーボトラックライトのクロック及び周波数で、欠陥サーボ位置を書き込むことができる。又、ドライブも、サーボ情報読み取りのクロック、周波数で、磁気デイスク10に書き込まれた欠陥サーボ位置を読み出すことができる。
(デイスク装置)
図6は、本発明のデイスク装置の一実施の形態の構成図、図7は、図6の仮想円制御の説明図、図8及び図9は、欠陥サーボ位置情報による位置制御の説明図である。図6は、デイスク装置として、磁気ディスク装置を示す。図6に示すように、磁気記憶媒体である磁気ディスク10が、スピンドルモータ18の回転軸19に設けられる。この磁気デイスク10は、前述のサーボトラックライタ2で、サーボ情報と欠陥サーボ位置とが書き込まれたものであり、ドライブのスピンドルモータ18に組み込まれる。スピンドルモータ18は、磁気ディスク10を回転する。アクチュエータ(VCM)14は、先端に磁気ヘッド12を備え、磁気ヘッド12を磁気ディスク10の半径方向に移動する。
アクチュエータ14は、回転軸を中心に回転するボイスコイルモータ(VCM)で構成される。この例では、磁気ディスク装置に、2枚の磁気ディスク10が搭載され、4つの磁気ヘッド12が、同一のアクチュエータ14で同時に駆動される。
磁気ヘッド12は、リード素子と、ライト素子とからなる。磁気ヘッド12は、スライダに、磁気抵抗(MR)素子を含むリード素子を積層し、その上にライトコイルを含むライト素子を積層して、構成される。
プリアンプ22は、磁気ヘッド12に書込み電流を送出し、磁気ヘッド12の読み取り信号を増幅する。サーボ・コンボ回路26は、スピンドルモータ18を駆動し、且つボイスコイルモータ(VCM)14に駆動電流を供給し、VCM14を駆動する。
リードチャネル回路20は、プリアンプ22からの読み取り信号の内、サーボ信号から、磁気ヘッド12の位置を復調する。コントローラは、マイクロコントローラ(MCU)28と、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)30と、ドライブインタフェース回路32とからなる。
DSP30は、リードチャネル回路20からの復調位置から現在位置を検出し、検出した現在位置と目標位置との誤差に従い、VCM駆動指令値を演算する。即ち、シーク、フォローイングを含むサーボ制御を行う。
MCU28は、MPUと、ROMと,RAMとからなり、リードオンリーメモリ(ROM)は、MPUの制御プログラム等を格納し、ランダムアクセスメモリ(RAM)は、MPUの処理のためのデータ等を格納する。このMCU28が、後述する欠陥サーボ位置による位置制御を無効とする処理等を行う。
ドライブインタフェース回路32は、ドライブ側回路(リードチャネル20、プリアンプ22、サーボ・コンボ回路26)と、MCU28,DSP30とのブリッジを形成し、MCU28と、第1の内部バス44で接続され、DSP30と、第2の内部バス46で接続される。
フラッシュROM(Read Only Memory)34は、マイクロコード等のブートプログラムを格納する。ハードディスクコントローラ(HDC)36は、サーボ信号のセクタ番号を基準にして,1周内の位置を判断し,リードチャネル20に、データの記録・再生を指示する。
バッファ用ランダムアクセスメモリ(RAM)38は、HDC36にメモリバス48で接続され、リードデータやライトデータを一時格納する。HDC36は、USB(Universal Serial Bus),ATA(AT Attached)やSCSI(Small Computer System
Interface) 等のインターフェイスIFで、ホストと通信する。バス40は、MCU28,フラッシュROM34、HDC36を接続する。又、HDC36は、リード及びライトデータのやりとりのため、データバス42で、リードチャネル20に接続される。
図6の構成では、HDC36が、ホストやドライブとのデータのやりとりを行い、DSP30が、磁気ヘッド12のシーク、フォローイング制御を行い、MCU28が、HDC36が受領したコマンドに従い、各部を制御する処理を行う。
ここで、前述のように、MCU28の制御で、デイスク装置3のヘッド12を、媒体10の欠陥情報が書き込まれている範囲のトラックにシークして、RRO補正データと同じように、媒体10上のポストコード120に書き込まれているサーボ欠陥情報を読み出す。サーボ欠陥情報が読み出せない場合には、半径位置をずらし、サーボ欠陥情報が読み出せるまでリトライを行う。読み出されたサーボ欠陥情報は、装置の不揮発性メモリ34に記録する。
デイスク装置3のMCU28は、対象データトラックのRROを測定し、そのRROを補正する補正値を計算して、補正値を、磁気デイスク10のサーボ情報のポストコード120に書き込む。デイスク装置3のMCU28は、不揮発性メモリ34に格納した欠陥サーボ位置情報を、磁気デイスク10のシステムエリア(例えば、最インナー領域)に書き込む。このポストコード120に書き込むデータは、測定したRRO値であっても良い。その後に、デイスク装置3のMCU28は、欠陥サーボ位置のトラック以外のユーザエリアのリード/ライトテストを行い、フォーマッテイングする。
次に、この磁気デイスクドライブ3の欠陥サーボ位置情報を使用したヘッド位置制御を説明する。専用の設備であるサーボトラックライタ2でサーボ情報を書き込み,装置に組み込む場合は、書き込まれたサーボ情報の中心と、媒体10の回転中心がずれることに起因して、位置情報が1次の正弦波状に変動する。所謂偏心である。
この1次の正弦波に、VCM、磁気ヘッドを追従制御すると、トラックフォロー時に、VCMに常時、電流を流す必要があり、消費電力や機構の消耗上、好ましくない。又、この1次の変動(RRO)は、媒体が異なると、振幅、位相ともに大きく異なるため、ヘッドチェンジ時のヘッドのセトリングに大きく時間がかかる。図7に示すように、消費電力やこの時間を短縮する目的で、媒体10の回転中心を中心とする仮想的なトラックVTに、ヘッド12を追従させる制御(仮想円制御という)を採用している。
この仮想円制御では、複数本の媒体のサーボ情報で規定されたトラックSVを、VCM電流を固定したヘッド軌道(仮想トラック)が、横切り、そのサーボ情報を読み取っている。
この場合に、図8に示すように、サーボコントローラ30の位置誤差PESは、欠陥サーボ情報を復調した現在位置を使用すると、大きくなり、あたかもオフトラックが発生したと判定される。一方、図9に示すように、この欠陥サーボ情報を無視して、位置誤差PESを計算すると、位置誤差PESが、異常に大きくなることは、ない。
従来は、欠陥のあるトラックSVは、すべてデータトラックとして使用しないように制御をおこなっており、サーボ情報の中心と、媒体10の回転中心のずれが大きいほど,欠陥のあるトラックSVを横切る仮想的なトラックVTが増えてしまう。即ち、欠陥のあるトラックSVを横切る全ての仮想トラックVTも使用禁止としていた。例えば、1本の欠陥のあるトラックSVを横切る仮想トラックVTは、数百本もある。
本実施例では、前述のように、欠陥のあるサーボ情報の欠陥位置(サーボフレーム位置)が、あらかじめ判明しているため、欠陥のあるサーボ情報を読み出す仮想的なトラックのみを使用禁止トラックにすることができる。例えば、図7では、欠陥トラックDFに対し、4本の仮想トラックVTが横切る場合には、従来は、4本の仮想トラックを使用禁止としていたが、本実施例では、この欠陥トラックDFの欠陥位置のサーボ情報を読み出す仮想トラック(例えば、1本)のみを使用禁止とする。このため、媒体の使用効率を向上することができる。
例えば、MCU28は、前述の媒体10のシステムエリアの欠陥サーボ位置を読み出し、仮想円トラックの偏心量から、各仮想円トラックが横切るサーボ情報トラック及び使用するサーボ情報の位置を計算し、前述の欠陥サーボ位置と比較して、使用禁止の仮想円トラックを決定し、使用禁止に設定する。
(他の実施の形態)
ディスク媒体を磁気ディスクで説明したが、他のサーボ情報を使用する記憶媒体にも適用できる。サーボ情報の書込みは、ディスク装置にディスク媒体を組み込み後、サーボ情報を書き込む方法(装置STW,セルフサーボライト)にも適用できる。又、前述のドライブ3のテスト工程は、ドライブ3に接続した専用の試験装置で、実行しても良い。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
記憶デイスクへのサーボ情報の書込み中に、サーボ情報が位置をずれて書き込まれたことを検出し、検出されたサーボ情報の位置を特定し、欠陥サーボ情報として、記憶デイスクに書き込むため、位置ずれしたサーボ情報を使用したヘッドの位置制御を防止でき、トラックピッチ異常等によるデータ化けを防止できる。

Claims (20)

  1. 記憶デイスクの半径方向に、ヘッドを所定ピッチで移動し、各半径位置において、前記記憶デイスクの円周方向に、複数のサーボ情報を書き込むステップと、
    前記半径位置で、前記サーボ情報の書込み中に、前記ヘッドの位置ずれ値を検出し、前記検出した位置ずれ値が所定値より大きいかを判定するステップと、
    前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きい場合に、前記位置ずれ値が、所定値より大きい欠陥サーボ情報の位置を、前記記憶デイスクの所定の半径方向に位置に書き込むステップとを有する
    ことを特徴とするサーボ情報書込み方法。
  2. 前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、
    前記記憶デイスクに書き込んだサーボ情報領域内に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項1のサーボ情報書込み方法。
  3. 前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、
    前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きいことを検出する毎に、メモリに、前記欠陥サーボ情報の位置を格納するステップと、
    前記記憶デイスクの全面のサーボ情報の書込み後、前記メモリの前記欠陥サーボ情報の位置を読み出し、前記記憶デイスクの所定の半径方向の位置に書き込むステップとを有する
    ことを特徴とする請求項1のサーボ情報書込み方法。
  4. 前記サーボ情報領域内に書き込むステップは、
    前記サーボ情報の偏心量若しくは偏心補正値を記憶するポストコード領域に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項2のサーボ情報書込み方法。
  5. 前記サーボ情報領域内に書き込むステップは、
    前記サーボ情報のサーボマークに同期して、前記サーボ情報領域内に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項2のサーボ情報書込み方法。
  6. 前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、
    前記欠陥サーボ情報の半径方向の位置と、円周方向の位置とを書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項1のサーボ情報書込み方法。
  7. 記憶デイスクの半径方向に、ヘッドを所定ピッチで移動し、各半径位置において、前記記憶デイスクの円周方向に、複数のサーボ情報を書き込むステップと、
    前記半径位置で、前記サーボ情報の書込み中に、前記ヘッドの位置ずれ値を検出し、前記検出した位置ずれ値が所定値より大きいかを判定するステップと、
    前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きい場合に、前記位置ずれ値が、所定値より大きい欠陥サーボ情報の位置を、前記記憶デイスクの所定の半径方向に位置に書き込むステップと、
    前記記憶デイスクを、デイスク装置に組み込み後、前記デイスク装置のヘッドで、前記記憶デイスクの前記所定の半径位置に書き込まれた前記欠陥サーボ情報の位置をメモリに読み出すステップと、
    前記欠陥サーボ情報を使用禁止にするため、前記記憶デイスクの制御情報領域に、前記読み出した前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップとを有する
    ことを特徴とするデイスク装置の製造方法。
  8. 前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、
    前記記憶デイスクに書き込んだサーボ情報領域内に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項7のデイスク装置の製造方法。
  9. 前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、
    前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きいことを検出する毎に、メモリに、前記欠陥サーボ情報の位置を格納するステップと、
    前記記憶デイスクの全面のサーボ情報の書込み後、前記メモリの前記欠陥サーボ情報の位置を読み出し、前記記憶デイスクの所定の半径位置に書き込むステップとを有する
    ことを特徴とする請求項7のデイスク装置の製造方法。
  10. 前記サーボ情報領域内に書き込むステップは、
    前記サーボ情報の偏心量若しくは偏心補正値を記憶するポストコード領域に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項8のデイスク装置の製造方法。
  11. 前記サーボ情報領域内に書き込むステップは、
    前記サーボ情報のサーボマークに同期して、前記サーボ情報領域内に、前記欠陥サーボ情報の位置を書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項8のデイスク装置の製造方法。
  12. 前記記憶デイスクの各トラックの偏心量を測定するステップと、
    前記測定した偏心量若しくは偏心補正値を前記サーボ情報の前記ポストコード領域に書き込むステップとを更に有する
    ことを特徴とする請求項10のディスク装置の製造方法。
  13. 前記欠陥サーボ情報の位置を書込むステップは、
    前記欠陥サーボ情報の半径方向の位置と、円周方向の位置とを書き込むステップからなる
    ことを特徴とする請求項8のデイスク装置の製造方法。
  14. 各半径位置で、複数のサーボ情報が円周方向に書き込まれた記憶デイスクと、
    前記記憶デイスクの情報のリード/ライトを行うヘッドと、
    前記ヘッドを前記記憶デイスクの所定の半径位置に移動するアクチュエータと、
    前記ヘッドが読み取った前記サーボ情報により、前記ヘッドに位置を検出して、前記アクチュエータを制御する制御回路とを有し、
    前記制御回路は、前記記憶デイスクの半径方向に、ヘッドを所定ピッチで移動し、各半径位置において、前記記憶デイスクの円周方向に、複数のサーボ情報を書き込んだ際に、前記ヘッドの位置ずれ値が、所定値より大きい欠陥サーボ情報の位置を、前記記憶デイスクから読み出し、前記欠陥サーボ情報の位置に従い、使用禁止トラック位置を設定する
    ことを特徴とするデイスク装置。
  15. 前記制御回路は、
    前記ヘッドにより、前記記憶デイスクの制御情報領域に書き込まれた前記欠陥サーボ情報の位置を読み出す
    ことを特徴とする請求項14のデイスク装置。
  16. 前記記憶デイスクは、
    サーボトラックライタにより、各半径方向に位置に、複数の前記サーボ情報が円周方向に書き込まれ、且つ前記欠陥サーボ情報の位置が、特定の半径位置に書込まれた記憶デイスクからなる
    ことを特徴とする請求項14のデイスク装置。
  17. 前記制御回路は、
    測定された前記サーボ情報の偏心量を用いて、前記記憶デイスクの回転軸を中心に、前記ヘッドを仮想円制御し、且つ前記欠陥サーボ情報の位置に従い、前記仮想円制御における使用禁止仮想トラックを設定する
    ことを特徴とする請求項14のデイスク装置。
  18. 前記制御回路は、
    前記仮想トラックが、前記欠陥サーボ情報を横切る前記仮想トラックを、前記使用禁止と設定する
    ことを特徴とする請求項17のデイスク装置。
  19. 前記制御回路は、前記記憶デイスクから、前記欠陥サーボ情報の半径方向及び円周方向の位置を読み出し、前記半径方向及び円周方向の位置に従い、使用禁止トラック位置を設定する
    ことを特徴とする請求項14のデイスク装置。
  20. 前記記憶デイスクが、磁気デイスクで構成され、
    前記ヘッドが、磁気ヘッドで構成された
    ことを特徴とする請求項14のデイスク装置。
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