JPH11183230A - 流量計測方法、流量計測装置、及びガスメータ - Google Patents

流量計測方法、流量計測装置、及びガスメータ

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JPH11183230A
JPH11183230A JP9352893A JP35289397A JPH11183230A JP H11183230 A JPH11183230 A JP H11183230A JP 9352893 A JP9352893 A JP 9352893A JP 35289397 A JP35289397 A JP 35289397A JP H11183230 A JPH11183230 A JP H11183230A
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fluid
gas
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプリングタイム間の小刻みな流量変動の
検出精度の向上を図り、流体の検出が行われないサンプ
リングタイム間を狙った流体の盗用行為の発生を未然に
検出すること。 【解決手段】 流体の流量Qが定流量に保持されている
場合に一定サンプリング周期の中にランダム周期でサン
プリングパルスを生成し、流体の流量Qが変動する場合
に基底サンプリングタイムでサンプリングパルスを生成
し、サンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計量
して流量データ15aを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量の計量
方法に関し、特に、LPガスの流量の計量方法に関す
る。
【0002】また本発明は、流体の流量の計量装置に関
し、特に、LPガスの流量を計測する流量計測装置に関
する。
【0003】本発明は、ガスメータに関し、特に、LP
ガスの使用ガス量を流量として計量し、2次側ガス供給
系統に供給されるLPガスの供給異常を検出してLPガ
スの供給を遮断する電子ガスメータに関する。
【0004】
【従来の技術】図5及び図6は、従来の流量計測方法を
説明するための信号波形図である。従来この種の流量計
測方法としては、例えば、図5又は図6に示すようなも
のがある。
【0005】すなわち、従来の流量計測方法において
は、第1振動子が流体経路に設けられ超音波信号を出力
し、この第1振動子とガス流体経路を挟んで対面して設
けられた第2振動子がこの第1振動子から送信される超
音波信号を受信し、ドライバが、サンプリングタイム一
定(固定)の場合や流量によってサンプリングタイムを
可変サンプリングタイムに基づくサンプリングパルスに
同期してこの第1振動子を駆動し、伝搬時間計測部が、
第1振動子と第2振動子との間を伝播する超音波信号の
伝搬時間を計測して伝搬時間情報を出力し、この様にし
て求めた伝搬時間情報に基づいて流量算出部が流体の流
量を算出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の流量計測方法では、サンプリングタイム一定
(固定)の場合や流量によってサンプリングタイムを可
変としている場合では、サンプリング間でのガス使用量
に対応できず、積算が低めに出てしまうという問題点が
あった。
【0007】また一方で、サンプリングタイムを非常に
短くしてガス使用量の積算精度を高めることも考えられ
るが、サンプリングタイムを非常に短くすることに起因
して電力消費量が増大してしまう可能性が大きいと考え
られる。特に、出荷時に装填された電池によって10年
程度の連続使用を措定しているガスメータの分野では、
極力消費電力を低減する必要があるため、サンプリング
タイムをいたずらに短くするような制御は実用的でない
と思考する。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、サンプリングタイム
一定(固定)の場合や流量によってサンプリングタイム
を可変としている場合にかかわらず、サンプリング間で
ガス使用量をより正確に積算することを課題としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1に記載の発明は、流体の
流量Qの計量周期にかかるサンプリングタイムの情報を
生成する工程であって、流体の流量Qが一定時間だけ定
流量に保持されている場合に一定サンプリング周期の中
にランダム周期で前記サンプリングパルスを生成するサ
ンプリングモード判定工程と、前記サンプリングパルス
に同期して流体の流量Qを計量して流量データ15aを
生成する流量計量工程とを有する論理構成とした流量計
測方法である。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、流体の流
量Qが一定時間だけ定流量に保持されている場合に一定
サンプリング周期の中にランダム周期でサンプリングパ
ルスを生成する処理をサンプリングモード判定工程が実
行し、サンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計
量して流量データ15aを生成する処理を流量計量工程
が実行するので、サンプリング精度の向上を図ることが
できるようになり、サンプリングタイム間の小刻みな流
量変動の検出精度の向上を図ることができるようにな
り、その結果、ガス使用量をより正確に積算できるよう
になる。また、流体の流量Qが一定時間だけ定流量に保
持されている場合に限定してランダム周期で流体の流量
Qを計量して流量データ15aを生成するので、流量計
測に要する消費電力の低減化を図ることができるように
なる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、流量計
測に要する電池電流の低減化を図ることができるように
なり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができ
るようになる。更に加えて、ランダム周期で流体の流量
Qを計量するので、流体の検出が行われないサンプリン
グタイム間を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検出
でき、またこのような盗用行為を困難にすることができ
るようになる。
【0011】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項2に記載の発明は、流体の流量Qの計量周期
にかかるサンプリングパルスを生成する工程であって、
流体の流量Qが定流量に保持されている場合に一定サン
プリング周期の中にランダム周期で前記サンプリングパ
ルスを生成し、流体の流量Qが変動する場合に基底サン
プリングタイムで前記サンプリングパルスを生成するサ
ンプリングモード判定工程と、前記サンプリングパルス
に同期して流体の流量Qを計量して流量データ15aを
生成する流量計量工程とを有する論理構成とした流量計
測方法である。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、流体の流
量Qが定流量に保持されている場合に一定サンプリング
周期の中にランダム周期でサンプリングパルスを生成
し、流体の流量Qが変動する場合に基底サンプリングタ
イムでサンプリングパルスを生成する処理をサンプリン
グモード判定工程が実行し、サンプリングパルスに同期
して流体の流量Qを計量して流量データ15aを生成す
る処理を流量計量工程が実行するので、サンプリング精
度の向上を図ることができるようになり、サンプリング
タイム間の小刻みな流量変動の検出精度の向上を図るこ
とができるようになり、その結果、ガス使用量をより正
確に積算できるようになる。また、流体の流量Qが変動
する場合に基底サンプリングタイムでサンプリングして
流量データ15aを生成するので、流量計測に要する消
費電力の低減化を図ることができるようになる。特に、
電池駆動のケースを考慮した場合、流量計測に要する電
池電流の低減化を図ることができるようになり、電池寿
命の使用時間の長寿命化を図ることができるようにな
る。更に加えて、ランダム周期で流体の流量Qを計量す
るので、流体の検出が行われないサンプリングタイム間
を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検出でき、また
このような盗用行為を困難にすることができるようにな
る。
【0013】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項3に記載の発明は、流体の流量Qの計量周期
にかかるサンプリングパルスを生成する工程であって、
流体の流量Qが所定流量以下である場合にランダム周期
で前記サンプリングパルスを生成するサンプリングモー
ド判定工程と、前記サンプリングパルスに同期して流体
の流量Qを計量して流量データ15aを生成する流量計
量工程とを有する論理構成とした流量計測方法である。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、流体の流
量Qが所定流量以下である場合にランダム周期でサンプ
リングパルスを生成する処理をサンプリングモード判定
工程が実行し、サンプリングパルスに同期して流体の流
量Qを計量して流量データ15aを生成する処理を流量
計量工程が実行するので、サンプリング精度の向上を図
ることができるようになり、サンプリングタイム間の小
刻みな流量変動の検出精度の向上を図ることができるよ
うになり、その結果、ガス使用量をより正確に積算でき
るようになる。また、流体の流量Qが所定流量以下であ
る場合にランダム周期でサンプリングして流量データ1
5aを生成するので、流量計測に要する消費電力の低減
化を図ることができるようになる。特に、電池駆動のケ
ースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の低減
化を図ることができるようになり、電池寿命の使用時間
の長寿命化を図ることができるようになる。更に加え
て、ランダム周期で流体の流量Qを計量するので、流体
の検出が行われないサンプリングタイム間を狙った流体
の盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのような盗
用行為を困難にすることができるようになる。
【0015】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項4に記載の発明は、流体の流量Qの計量周期
にかかるサンプリングパルスを生成する工程であって、
流体の流量Qが所定流量未満である場合にランダム周期
で前記サンプリングパルスを生成し、流体の流量Qが所
定流量以上である場合に可変周期で前記サンプリングパ
ルスを生成するサンプリングモード判定工程と、前記サ
ンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計量して流
量データ15aを生成する流量計量工程とを有する論理
構成とした流量計測方法である。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、流体の流
量Qが所定流量未満である場合にランダム周期でサンプ
リングパルスを生成し、流体の流量Qが所定流量以上で
ある場合に可変周期でサンプリングパルスを生成する処
理をサンプリングモード判定工程が実行し、サンプリン
グパルスに同期して流体の流量Qを計量して流量データ
15aを生成する処理を流量計量工程が実行するので、
サンプリング精度の向上を図ることができるようにな
り、サンプリングタイム間の小刻みな流量変動の検出精
度の向上を図ることができるようになり、その結果、ガ
ス使用量をより正確に積算できるようになる。また、流
体の流量Qが所定流量以上である場合に可変周期でサン
プリングして流量データ15aを生成するので、流量計
測に要する消費電力の低減化を図ることができるように
なる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、流量計
測に要する電池電流の低減化を図ることができるように
なり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができ
るようになる。更に加えて、ランダム周期で流体の流量
Qを計量するので、流体の検出が行われないサンプリン
グタイム間を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検出
でき、またこのような盗用行為を困難にすることができ
るようになる。
【0017】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の流量計
測方法において、前記サンプリングモード判定工程は、
流体の流量Qに反比例してサンプリングパルスが短くな
る可変周期で前記サンプリングパルスを生成する論理構
成とした流量計測方法である。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の効果に加えて、流体の流量Qに反比例してサン
プリングパルスが短くなる可変周期でサンプリングパル
スを生成する処理をサンプリングモード判定工程が実行
するので、大きな流量に対してはサンプリングタイムを
小さく設定でき、少ない流量に対してはサンプリングタ
イムを大きく設定して、サンプリング精度の向上を図る
ことができるようになり、流量変動の検出精度の向上を
図ることができるようになり、その結果、ガス使用量を
より正確に積算できるようになる。また、流体の流量Q
に反比例する可変周期でサンプリングを行うので、流量
計測に要する消費電力の低減化を図ることができるよう
になる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、流量
計測に要する電池電流の低減化を図ることができるよう
になり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることがで
きるようになる。
【0019】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項6に記載の発明は、流体の流量Qの計量周期
にかかるサンプリングパルスを生成する工程であって、
流体の流量Qにかかわらずランダム周期で前記サンプリ
ングパルスを生成するサンプリングモード判定工程と、
前記サンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計量
して流量データ15aを生成する流量計量工程とを有す
る論理構成とした流量計測方法である。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、流体の流
量Qにかかわらずランダム周期でサンプリングパルスを
生成する処理をサンプリングモード判定工程が実行し、
サンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計量して
流量データ15aを生成する処理を流量計量工程が実行
するので、サンプリング精度の向上を図ることができる
ようになり、サンプリングタイム間の小刻みな流量変動
の検出精度の向上を図ることができるようになり、その
結果、ガス使用量をより正確に積算できるようになる。
また、流体の流量Qにかかわらずランダム周期でサンプ
リングするので、流量計測に要する消費電力の低減化を
図ることができるようになる。特に、電池駆動のケース
を考慮した場合、流量計測に要する電池電流の低減化を
図ることができるようになり、電池寿命の使用時間の長
寿命化を図ることができるようになる。更に加えて、流
体の流量Qにかかわらずランダム周期でサンプリングす
るので、流体の検出が行われないサンプリングタイム間
を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検出でき、また
このような盗用行為を困難にすることができるようにな
る。
【0021】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれ
か一項に記載の流量計測方法において、前記サンプリン
グモード判定工程は、前記基底サンプリングタイムから
所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に基づいて
前記ランダム周期を決定する工程を含む論理構成とした
流量計測方法である。
【0022】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果に加えて、基底サン
プリングパルスから所定の位相範囲でランダムに発生さ
せた位相に基づいてランダム周期を決定する処理をサン
プリングモード判定工程が実行するので、サンプリング
精度の向上を図ることができるようになり、サンプリン
グタイム間の小刻みな流量変動の検出精度の向上を図る
ことができるようになり、その結果、ガス使用量をより
正確に積算できるようになる。また、ランダム周期でサ
ンプリングするので、流量計測に要する消費電力の低減
化を図ることができるようになる。特に、電池駆動のケ
ースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の低減
化を図ることができるようになり、電池寿命の使用時間
の長寿命化を図ることができるようになる。更に加え
て、ランダム周期でサンプリングするので、流体の検出
が行われないサンプリングタイム間を狙った流体の盗用
行為の発生を未然に検出でき、またこのような盗用行為
を困難にすることができるようになる。
【0023】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項8に記載の発明は、流体の流量Qを計測する
流量計測装置10において、流体の流量Qの計量周期に
かかるサンプリングパルス11aを出力する手段であっ
て、流体の流量Qが所定の流量範囲内に保持されている
場合に一定サンプリング周期の中にランダム周期で前記
サンプリングパルス11aを出力し、流体の流量Qが当
該所定の流量範囲を越えて変動する場合に基底サンプリ
ングタイムで前記サンプリングパルス11aを出力する
サンプリングタイマ手段11と、前記サンプリングパル
ス11aに同期して流体の流量Qを積算し、当該積算結
果に基づいて流量データ15aを出力する流量計量手段
12とを有するハードウェア構成とした流量計測装置1
0である。
【0024】請求項8に記載の発明によれば、流体の流
量Qが一定時間だけ定流量に保持されている場合に一定
サンプリング周期の中にランダム周期でサンプリングパ
ルスを生成する処理をサンプリングタイマ手段11が実
行し、サンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計
量して流量データ15aを生成する処理を流量計量手段
12が実行するので、サンプリング精度の向上を図るこ
とができるようになり、サンプリングタイム間の小刻み
な流量変動の検出精度の向上を図ることができるように
なり、その結果、ガス使用量をより正確に積算できるよ
うになる。また、流体の流量Qが一定時間だけ定流量に
保持されている場合に限定してランダム周期で流体の流
量Qを計量して流量データ15aを生成するので、流量
計測に要する消費電力の低減化を図ることができるよう
になる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、流量
計測に要する電池電流の低減化を図ることができるよう
になり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることがで
きるようになる。更に加えて、ランダム周期で流体の流
量Qを計量するので、流体の検出が行われないサンプリ
ングタイム間を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検
出でき、またこのような盗用行為を困難にすることがで
きるようになる。
【0025】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項9に記載の発明は、流体の流量Qを計測する
流量計測装置10において、流体の流量Qの計量周期に
かかるサンプリングパルス11aを出力する手段であっ
て、流体の流量Qが所定流量以下である場合にランダム
周期で前記サンプリングパルス11aを出力するサンプ
リングタイマ手段11と、前記サンプリングパルス11
aに同期して流体の流量Qを積算し、当該積算結果に基
づいて流量データ15aを出力する流量計量手段12と
を有するハードウェア構成とした流量計測装置10であ
る。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、流体の流
量Qが所定流量以下である場合にランダム周期でサンプ
リングパルスを生成する処理をサンプリングタイマ手段
11が実行し、サンプリングパルスに同期して流体の流
量Qを計量して流量データ15aを生成する処理を流量
計量手段12が実行するので、サンプリング精度の向上
を図ることができるようになり、サンプリングタイム間
の小刻みな流量変動の検出精度の向上を図ることができ
るようになり、その結果、ガス使用量をより正確に積算
できるようになる。また、流体の流量Qが所定流量以下
である場合にランダム周期でサンプリングして流量デー
タ15aを生成するので、流量計測に要する消費電力の
低減化を図ることができるようになる。特に、電池駆動
のケースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の
低減化を図ることができるようになり、電池寿命の使用
時間の長寿命化を図ることができるようになる。更に加
えて、ランダム周期で流体の流量Qを計量するので、流
体の検出が行われないサンプリングタイム間を狙った流
体の盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのような
盗用行為を困難にすることができるようになる。
【0027】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項10に記載の発明は、流体の流量Qを計測す
る流量計測装置10において、流体の流量Qの計量周期
にかかるサンプリングパルス11aを出力する手段であ
って、流体の流量Qが所定流量未満である場合にランダ
ム周期で前記サンプリングパルス11aを出力し、流体
の流量Qが所定流量以上である場合に可変周期で前記サ
ンプリングパルス11aを出力するサンプリングタイマ
手段11と、前記サンプリングパルス11aに同期して
流体の流量Qを積算し、当該積算結果に基づいて流量デ
ータ15aを出力する流量計量手段12とを有するハー
ドウェア構成とした流量計測装置10である。
【0028】請求項10に記載の発明によれば、流体の
流量Qが所定流量未満である場合にランダム周期でサン
プリングパルスを生成し、流体の流量Qが所定流量以上
である場合に可変周期でサンプリングパルスを生成する
処理をサンプリングタイマ手段11が実行し、サンプリ
ングパルスに同期して流体の流量Qを計量して流量デー
タ15aを生成する処理を流量計量手段12が実行する
ので、サンプリング精度の向上を図ることができるよう
になり、サンプリングタイム間の小刻みな流量変動の検
出精度の向上を図ることができるようになり、その結
果、ガス使用量をより正確に積算できるようになる。ま
た、流体の流量Qが所定流量以上である場合に可変周期
でサンプリングして流量データ15aを生成するので、
流量計測に要する消費電力の低減化を図ることができる
ようになる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、
流量計測に要する電池電流の低減化を図ることができる
ようになり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ること
ができるようになる。更に加えて、ランダム周期で流体
の流量Qを計量するので、流体の検出が行われないサン
プリングタイム間を狙った流体の盗用行為の発生を未然
に検出でき、またこのような盗用行為を困難にすること
ができるようになる。
【0029】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の流
量計測装置10において、前記サンプリングタイマ手段
11は、流体の流量Qに反比例してサンプリングタイム
が短くなる可変周期で前記サンプリングパルス11aを
出力するハードウェア構成とした流量計測装置10であ
る。
【0030】請求項11に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、流体の流量Qに反比例して
サンプリングパルスが短くなる可変周期でサンプリング
パルスを生成する処理をサンプリングタイマ手段11が
実行するので、大きな流量に対してはサンプリングタイ
ムを小さく設定でき、少ない流量に対してはサンプリン
グタイムを大きく設定して、サンプリング精度の向上を
図ることができるようになり、流量変動の検出精度の向
上を図ることができるようになり、その結果、ガス使用
量をより正確に積算できるようになる。また、流体の流
量Qに反比例する可変周期でサンプリングを行うので、
流量計測に要する消費電力の低減化を図ることができる
ようになる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、
流量計測に要する電池電流の低減化を図ることができる
ようになり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ること
ができるようになる。
【0031】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項12に記載の発明は、流体の流量Qの計量周
期にかかるサンプリングパルス11aを出力する手段で
あって、流体の流量Qにかかわらずランダム周期で前記
サンプリングパルス11aを出力するサンプリングタイ
マ手段11と、前記サンプリングパルス11aに同期し
て流体の流量Qを積算し、当該積算結果に基づいて流量
データ15aを出力する流量計量手段12とを有するハ
ードウェア構成とした流量計測装置10である。
【0032】請求項12に記載の発明によれば、流体の
流量Qにかかわらずランダム周期でサンプリングパルス
を生成する処理をサンプリングタイマ手段11が実行
し、サンプリングパルスに同期して流体の流量Qを計量
して流量データ15aを生成する処理を流量計量手段1
2が実行するので、サンプリング精度の向上を図ること
ができるようになり、サンプリングタイム間の小刻みな
流量変動の検出精度の向上を図ることができるようにな
り、その結果、ガス使用量をより正確に積算できるよう
になる。また、流体の流量Qにかかわらずランダム周期
でサンプリングするので、流量計測に要する消費電力の
低減化を図ることができるようになる。特に、電池駆動
のケースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の
低減化を図ることができるようになり、電池寿命の使用
時間の長寿命化を図ることができるようになる。更に加
えて、流体の流量Qにかかわらずランダム周期でサンプ
リングするので、流体の検出が行われないサンプリング
タイム間を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検出で
き、またこのような盗用行為を困難にすることができる
ようになる。
【0033】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項13に記載の発明は、請求項8乃至12のい
ずれか一項に記載の流量計測装置10において、前記サ
ンプリングタイマ手段11は、前記基底サンプリングタ
イムから所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に
基づいて前記ランダム周期を決定するランダム周期発生
部111を含むハードウェア構成とした流量計測装置1
0である。
【0034】請求項13に記載の発明によれば、請求項
8乃至12のいずれか一項に記載の効果に加えて、基底
サンプリングパルスから所定の位相範囲でランダムに発
生させた位相に基づいてランダム周期を決定する処理を
サンプリングタイマ手段11が実行するので、サンプリ
ング精度の向上を図ることができるようになり、サンプ
リングタイム間の小刻みな流量変動の検出精度の向上を
図ることができるようになり、その結果、ガス使用量を
より正確に積算できるようになる。また、ランダム周期
でサンプリングするので、流量計測に要する消費電力の
低減化を図ることができるようになる。特に、電池駆動
のケースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の
低減化を図ることができるようになり、電池寿命の使用
時間の長寿命化を図ることができるようになる。更に加
えて、ランダム周期でサンプリングするので、流体の検
出が行われないサンプリングタイム間を狙った流体の盗
用行為の発生を未然に検出でき、またこのような盗用行
為を困難にすることができるようになる。
【0035】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項14に記載の発明は、請求項8乃至13のい
ずれか一項に記載の流量計測装置10において、前記流
量計量手段12は、流体経路Lに設けられ超音波信号1
21aを出力する第1振動子121と、当該第1振動子
121と前記流体経路Lを挟んで対面し当該第1振動子
121から送信される超音波信号121aを受信する第
2振動子122と、前記サンプリングパルス11aに同
期して当該第1振動子121を駆動するドライバ13
と、当該第1振動子121と当該第2振動子122との
間を伝播する超音波信号121aの伝搬時間を計測して
伝搬時間情報14aを出力する伝搬時間計測部14と、
当該伝搬時間情報14aに基づいて流体の流量Qを算出
して前記流量データ15aを出力する流量算出部15と
を有するハードウェア構成とした流量計測装置10であ
る。
【0036】請求項14に記載の発明によれば、請求項
8乃至13のいずれか一項に記載の効果に加えて、サン
プリングパルス11aに同期してドライバ13が第1振
動子121を駆動し、流体経路Lに設けられ超音波信号
121aを第1振動子121が出力し、第1振動子12
1を流体経路Lを挟んで対面した第2振動子122が第
1振動子121から送信される超音波信号121aを受
信し、第1振動子121と第2振動子122との間を伝
播する超音波信号121aの伝搬時間を伝搬時間計測部
14が計測して伝搬時間情報14aを出力し、伝搬時間
情報14aに基づいて流体の流量Qを流量算出部15が
算出して流量データ15aを生成する処理を流量計量手
段12が実行するので、サンプリング精度の向上を図る
ことができるようになり、サンプリングタイム間の小刻
みな流量変動の検出精度の向上を図ることができるよう
になり、その結果、ガス使用量をより正確に積算できる
ようになる。また、ランダム周期で流体の流量Qを計量
して流量データ15aを生成するので、流量計測に要す
る消費電力の低減化を図ることができるようになる。特
に、電池駆動のケースを考慮した場合、流量計測に要す
る電池電流の低減化を図ることができるようになり、電
池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができるように
なる。更に加えて、ランダム周期で流体の流量Qを計量
するので、流体の検出が行われないサンプリングタイム
間を狙った流体の盗用行為の発生を未然に検出でき、ま
たこのような盗用行為を困難にすることができるように
なる。
【0037】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項15に記載の発明は、請求項8乃至14のい
ずれか一項に記載の流量計測装置10を用いた電子ガス
メータ20において、使用ガス量を流量として計量し、
2次側ガス供給系統L2に供給されるガスの供給異常を
検出してガスの供給を遮断する電子ガスメータ20にお
いて、前記流量計測装置10と、前記流量データ15a
を用いてガスの異常流量を検知した際にガス供給を遮断
するための閉栓信号21aを出力し、当該異常流量の解
除を待って開栓信号21bを出力する流量監視手段21
と、ガス供給路Lgに設けられ、ガス供給路Lg内のガス
の供給を前記閉栓信号21aに応じて遮断し、前記開栓
信号21bに応じてガスの供給を開始するガス遮断弁2
2と、前記流量データ15aを用いてガス使用料金にか
かる課金情報23aを出力する課金手段23とを有する
ハードウェア構成とした電子ガスメータ20である。
【0038】請求項15に記載の発明によれば、請求項
8乃至14のいずれか一項に記載の効果に加えて、サン
プリングパルス11aに同期してドライバ13が第1振
動子121を駆動し、流体経路Lに設けられ超音波信号
121aを第1振動子121が出力し、第1振動子12
1を流体経路Lを挟んで対面した第2振動子122が第
1振動子121から送信される超音波信号121aを受
信し、第1振動子121と第2振動子122との間を伝
播する超音波信号121aの伝搬時間を伝搬時間計測部
14が計測して伝搬時間情報14aを出力し、伝搬時間
情報14aに基づいて流体の流量Qを流量算出部15が
算出して流量データ15aを生成する処理を流量計量手
段12が実行するので、サンプリング精度の向上を図る
ことができるようになり、サンプリングタイム間の小刻
みな流量変動の検出精度の向上を図ることができるよう
になり、その結果、流量データ15aを用いてガスの異
常流量を検知した際にガス供給を遮断するための閉栓信
号21aを出力する流量監視手段21における処理を高
い異常流量検知精度を以て実現できるようになる。ま
た、ランダム周期で流体の流量Qを計量して流量データ
15aを生成するので、流量計測に要する消費電力の低
減化を図ることができるようになる。特に、電池駆動の
ケースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の低
減化を図ることができるようになり、電池寿命の使用時
間の長寿命化を図ることができるようになる。更に加え
て、ランダム周期で流体の流量Qを計量するので、流体
の検出が行われないサンプリングタイム間を狙った流体
の盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのような盗
用行為を困難にすることができるようになる。その結
果、盗用行為を極力回避した高精度の流量データ15a
を用いてガス使用料金を課金手段23が高い精度で課金
できるようになる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施形態を説明する。
【0040】図1は、本発明の流量計測方法を実行する
流量計測装置10、及びこのような流量計測装置10を
内蔵するガスメータの一実施形態を説明するための機能
ブロック図である。
【0041】図1に示す流量計測装置10は、LPガス
の流量Q(単位は[リットル])を計測するものであっ
て、サンプリングタイマ手段11、流量計量手段12を
中心とするハードウェア構成となっている。
【0042】サンプリングタイマ手段11は、流体の一
形態であるLPガスの流量Qの計量周期を決定するサン
プリングパルス11aを出力する手段であって、LPガ
スの流量Qが所定の流量範囲内に保持されている場合に
一定サンプリング周期の中にランダム周期でサンプリン
グパルス11aを出力し、LPガスの流量Qが所定の流
量範囲を越えて変動する場合に基底サンプリングタイム
でサンプリングパルス11aを出力する機能を有し、後
述する流量計測方法を記述したプログラムコードを実行
できるマイクロコンピュータを中心にして構成されてい
る。
【0043】またサンプリングタイマ手段11は、後述
する流量計測方法を実行する場合、基底サンプリングタ
イムから所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に
基づいてランダム周期を決定するランダム周期発生部1
11を有している。
【0044】この場合、基底サンプリングパルス11a
から所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に基づ
いてランダム周期を決定する処理をサンプリングタイマ
手段11が実行するので、サンプリング精度の向上を図
ることができるようになり、サンプリングタイムT間の
小刻みな流量変動ΔQの検出精度の向上を図ることがで
きるようになり、その結果、LPガス使用量をより正確
に積算できるようになる。また、ランダム周期でサンプ
リングするので、LPガス流量計測に要する消費電力の
低減化を図ることができるようになる。特に、電池駆動
のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に要する電
池電流の低減化を図ることができるようになり、電池寿
命の使用時間の長寿命化を図ることができるようにな
る。更に加えて、ランダム周期でサンプリングするの
で、LPガスの流量検出が行われないサンプリングタイ
ムT間の間隙を狙ったLPガスの盗用行為の発生を未然
に検出でき、またこのようなLPガスの盗用行為を困難
にすると同時に防止を図ることができるようになる。
【0045】またサンプリングタイマ手段11は、後述
する流量計測方法を実行する場合、LPガスの流量Qが
所定流量以下である場合にランダム周期でサンプリング
パルス11aを出力する機能も有している。
【0046】サンプリングタイマ手段11は、後述する
流量計測方法を実行する場合、LPガスの流量Qが所定
流量未満である場合にランダム周期でサンプリングパル
ス11aを出力し、LPガスの流量Qが所定流量以上で
ある場合に可変周期でサンプリングパルス11aを出力
する機能も有している。
【0047】またサンプリングタイマ手段11は、後述
する流量計測方法を実行する場合、LPガスの流量Qに
反比例してサンプリングタイムTが短くなる可変周期で
サンプリングパルス11aを出力する機能を有してい
る。
【0048】この場合、大きな流量に対してはサンプリ
ングタイムTを小さく設定でき、少ない流量に対しては
サンプリングタイムTを大きく設定して、サンプリング
精度の向上を図ることができるようになり、流量変動の
検出精度の向上を図ることができるようになり、その結
果、LPガス使用量をより正確に積算できるようにな
る。また、LPガスの流量Qに反比例する可変周期でサ
ンプリングを行うので、LPガス流量計測に要する消費
電力の低減化を図ることができるようになる。特に、電
池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に要
する電池電流の低減化を図ることができるようになり、
電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができるよう
になる。
【0049】またサンプリングタイマ手段11は、後述
する流量計測方法を実行する場合、LPガスの流量Qに
かかわらずランダム周期でサンプリングパルス11aを
出力する機能も有している。
【0050】この場合、LPガスの流量Qにかかわらず
ランダム周期でサンプリングパルス11aを出力する処
理をサンプリングタイマ手段11が実行し、サンプリン
グパルス11aに同期してLPガスの流量Qを計量して
流量データ15aを出力する処理を流量計量手段12が
実行するので、サンプリング精度の向上を図ることがで
きるようになり、サンプリングタイムT間の小刻みな流
量変動ΔQの検出精度の向上を図ることができるように
なり、その結果、LPガス使用量をより正確に積算でき
るようになる。また、LPガスの流量Qにかかわらずラ
ンダム周期でサンプリングするので、LPガス流量計測
に要する消費電力の低減化を図ることができるようにな
る。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、LPガス
流量計測に要する電池電流の低減化を図ることができる
ようになり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ること
ができるようになる。更に加えて、LPガスの流量Qに
かかわらずランダム周期でサンプリングするので、LP
ガスの流量検出が行われないサンプリングタイムT間の
間隙を狙ったLPガスの盗用行為の発生を未然に検出で
き、またこのようなLPガスの盗用行為を困難にすると
同時に防止を図ることができるようになる。
【0051】図1に示す流量計量手段12は、サンプリ
ングパルス11aに同期してLPガスの流量Qを積算
し、積算結果に基づいて流量データ15aを出力する機
能を有し、第1振動子121、第2振動子122、ドラ
イバ13、伝搬時間計測部14、流量算出部15を中心
とするハードウェア構成となっている。
【0052】図1に示す第1振動子121は、流体経路
Lに設けられ超音波信号121aを出力する機能を有
し、具体的には、超音波振動子を用いて実現している。
【0053】図1に示す第2振動子122は、第1振動
子121を流体経路Lを挟んで対面し第1振動子121
から送信される超音波信号121aを受信する機能を有
し、具体的には、超音波振動子を用いて実現している。
【0054】図1に示すドライバ13は、サンプリング
パルス11aに同期して第1振動子121を駆動する機
能を有し、具体的には、パワーアンプを用いて実現して
いる。
【0055】図1に示す伝搬時間計測部14は、第2振
動子122第1振動子121と第2振動子122との間
を伝播する超音波信号121aのLPガス内の伝搬時間
を計測して伝搬時間情報14aを出力する機能を有し、
具体的には、カウンタを用いて実現している。
【0056】図1に示す流量算出部15は、伝搬時間情
報14aに基づいてLPガスの流量Qを算出して流量デ
ータ15aを出力する機能を有し、具体的には、前述の
マイクロプロセッサーを用いて実現している。
【0057】これにより、サンプリングパルス11aに
同期してドライバ13が第1振動子121を駆動し、流
体経路Lに設けられ超音波信号121aを第1振動子1
21が出力し、第1振動子121を流体経路Lを挟んで
対面した第2振動子122が第1振動子121から送信
される超音波信号121aを受信し、第1振動子121
と第2振動子122との間を伝播する超音波信号121
aのLPガス内の伝搬時間を伝搬時間計測部14が計測
して伝搬時間情報14aを出力し、伝搬時間情報14a
に基づいてLPガスの流量Qを流量算出部15が算出し
て流量データ15aを出力する処理を流量計量手段12
が実行するので、サンプリング精度の向上を図ることが
できるようになり、サンプリングタイムT間の小刻みな
流量変動ΔQの検出精度の向上を図ることができるよう
になり、その結果、LPガス使用量をより正確に積算で
きるようになる。また、ランダム周期でLPガスの流量
Qを計量して流量データ15aを出力するので、LPガ
ス流量計測に要する消費電力の低減化を図ることができ
るようになる。特に、電池駆動のケースを考慮した場
合、LPガス流量計測に要する電池電流の低減化を図る
ことができるようになり、電池寿命の使用時間の長寿命
化を図ることができるようになる。更に加えて、ランダ
ム周期でLPガスの流量Qを計量するので、LPガスの
流量検出が行われないサンプリングタイムT間の間隙を
狙ったLPガスの盗用行為の発生を未然に検出でき、ま
たこのようなLPガスの盗用行為を困難にすると同時に
防止を図ることができるようになる。
【0058】以上説明したように、流量計測装置10に
よれば、サンプリング精度の向上を図ることができるよ
うになり、サンプリングタイムT間の小刻みな流量変動
ΔQの検出精度の向上を図ることができるようになり、
その結果、LPガス使用量をより正確に積算できるよう
になる。また、ランダム周期でLPガスの流量Qを計量
して流量データ15aを出力するので、LPガス流量計
測に要する消費電力の低減化を図ることができるように
なる。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、LPガ
ス流量計測に要する電池電流の低減化を図ることができ
るようになり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図るこ
とができるようになる。更に加えて、ランダム周期でL
Pガスの流量Qを計量するので、LPガスの流量検出が
行われないサンプリングタイムT間の間隙を狙ったLP
ガスの盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのよう
なLPガスの盗用行為を困難にすると同時に防止を図る
ことができるようになる。
【0059】次に、図面に基づき、電子ガスメータの一
実施形態を説明する。
【0060】図1に示す電子ガスメータ20は、LPガ
スの使用主体(ユーザ=加入者)である一般家庭、店
舗、工場設備毎に個別に設けられていることが一般的で
あって、図1に示すように、使用LPガス量を計量し、
2次側ガス供給系統に供給されるLPガス(流体の一形
態)の供給異常を遮断事象として検出してLPガス供給
を遮断し、また2次側ガス供給系統に供給されるLPガ
スのガス漏洩等の供給異常が解除(具体的には、ガス漏
洩箇所の修繕)されたことを検出してLPガス供給を復
帰(再開)する機能を有し、前述の流量計測装置10、
流量監視手段21、ガス遮断弁22、課金手段23、動
力源として内蔵した電池を中心とするハードウェア構成
となっている。
【0061】また電子ガスメータ20は、ガス漏洩検知
装置を内蔵するものや、計量したLPガス使用量等の課
金情報や前述の微少漏洩警告等のセキュリティ情報を電
話回線等の通信回線を介して接続されたガス管理主体や
警備主体に電文形態で通報する機能を有している。
【0062】このような電子ガスメータ20は、LPガ
スの使用主体(ユーザ)である一般家庭、店舗、工場設
備毎に個別に設けられていることが一般的である。
【0063】具体的には、ガス管理主体や警備主体は、
一般家庭、店舗、工場設備等のユーザ毎にガス漏洩検知
装置が設置されていた場合、NTTの電話サービスの一
形態であるノーリンギング通信方式を用いて一般家庭、
店舗、工場設備毎のガス漏洩検知装置に各々アクセス
し、各ユーザから前述のセキュリティ情報を電話回線を
介して集中的に回収して各種のセキュリティサービスを
実行している。
【0064】同様に、ガス管理主体や警備主体は、一般
家庭、店舗、工場設備毎に電子ガスメータ20が設置さ
れていた場合、NTTの電話サービスの一形態であるノ
ーリンギング通信方式を用いて一般家庭、店舗、工場設
備毎の電子ガスメータ20に各々アクセスし、各ユーザ
から課金情報やセキュリティ情報を電話回線を介して集
中的に回収して料金請求や各種のセキュリティサービス
を実行している。
【0065】電子ガスメータ20に対するこのような使
用形態において、ガス漏洩検知装置または電子ガスメー
タ20からの微少漏洩警告を前述のノーリンギング通信
等の通報手段を介して受け取ったガス管理主体や警備主
体は、該当するガス漏洩検知装置または電子ガスメータ
20が設置されているユーザのところへ保守員を送って
いる。
【0066】この際、LPガス供給会社の保守員が持参
したデータターミナル等の外部通信機能を有する携帯端
末をガス漏洩検知装置または電子ガスメータ20に設け
られた外部通信ポート(具体的には、RS232C通信
方式を実行できる5ビット通信ポート)に接続して電文
形態で収集できる微少漏洩警告の原因に関する情報は、
漏洩タイマのカウント情報に限定されており、微少漏洩
判定処理工程を行った期間に渡る漏洩流量(この場合、
LPガスの漏洩流量)等の微少漏洩警告の原因に関する
情報を収集している。
【0067】具体的には、電子ガスメータ20は、例え
ば、ガス遮断弁22よりも下流側(加入者側)に配管さ
れている2次側ガス供給系統L2に供給されるLPガス
の流量を、2次側ガス供給系統L2に介設されている流
量センサ34が生成する流量パルスを用いて検出し、L
Pガスのガス漏洩等の供給異常の有無を判断し、LPガ
スのガス漏洩等の供給異常が発生していると判断した場
合に微少漏洩警告を発してLPガスの供給を遮断してい
る。
【0068】図1に示す流量監視手段21は、流量デー
タ15aを用いてガスの異常流量を検知した際にガス供
給を遮断するための閉栓信号21aを出力し、異常流量
の解除を待って開栓信号21bを出力する機能を有し、
具体的には、前述のマイクロプロセッサーを用いて実現
している。
【0069】図1に示すガス遮断弁22は、ガス供給路
Lgに設けられ、ガス供給路Lg内のLPガスの2次側ガ
ス供給系統L2への供給を閉栓信号21aに応じて遮断
し、開栓信号21bに応じてガスの供給を開始する機能
を有している。
【0070】図1に示す課金手段23は、流量データ1
5aを用いてガス使用料金を精算するために用いられる
課金情報23aを出力する機能を有し、具体的には、前
述のマイクロプロセッサーを用いて実現している。
【0071】以上説明したように、電子ガスメータ20
によれば、サンプリングパルス11aに同期してドライ
バ13が第1振動子121を駆動し、流体経路Lに設け
られ超音波信号121aを第1振動子121が出力し、
第1振動子121を流体経路Lを挟んで対面した第2振
動子122が第1振動子121から送信される超音波信
号121aを受信し、第1振動子121と第2振動子1
22との間を伝播する超音波信号121aのLPガス内
の伝搬時間を伝搬時間計測部14が計測して伝搬時間情
報14aを出力し、伝搬時間情報14aに基づいてLP
ガスの流量Qを流量算出部15が算出して流量データ1
5aを出力する処理を流量計量手段12が実行するの
で、サンプリング精度の向上を図ることができるように
なり、サンプリングタイムT間の小刻みな流量変動ΔQ
の検出精度の向上を図ることができるようになり、その
結果、流量データ15aを用いてガスの異常流量を検知
した際にガス供給を遮断するための閉栓信号21aを出
力する流量監視手段21における処理を高い異常流量検
知精度を以て実現できるようになる。また、ランダム周
期でLPガスの流量Qを計量して流量データ15aを出
力するので、LPガス流量計測に要する消費電力の低減
化を図ることができるようになる。特に、電池駆動のケ
ースを考慮した場合、LPガス流量計測に要する電池電
流の低減化を図ることができるようになり、電池寿命の
使用時間の長寿命化を図ることができるようになる。更
に加えて、ランダム周期でLPガスの流量Qを計量する
ので、LPガスの流量検出が行われないサンプリングタ
イムT間の間隙を狙ったLPガスの盗用行為の発生を未
然に検出でき、またこのようなLPガスの盗用行為を困
難にすると同時に防止を図ることができるようになる。
その結果、LPガスの盗用行為を極力回避した高精度の
流量データ15aを用いてガス使用料金を課金手段23
が高い精度で課金できるようになる。
【0072】次に、図面に基づき、流量計測方法の各種
実施形態を説明する。 (第1実施形態)図2は、図1の流量計測方法の第1実
施形態を説明するための信号波形図である。
【0073】図2の流量計測方法は、LPガスの流量Q
の計量周期を決定するサンプリングタイムTの情報を出
力する工程であって、LPガスの流量Qが一定時間だけ
定流量(例えば、流量ゼロ)に保持されている場合に一
定サンプリング周期t1[sec]の中にランダム周期
t2[sec]でサンプリングパルス11aを出力する
サンプリングモード判定工程と、サンプリングパルス1
1aに同期してLPガスの流量Qを計量して流量データ
15aを出力する流量計量工程とを有し、前記マイクロ
コンピュータで実行可能なプログラムコードで記述され
ている。
【0074】この場合、LPガスの流量Qが一定時間だ
け定流量(例えば、流量ゼロ)に保持されている場合に
一定サンプリング周期t1の中にランダム周期t2でサ
ンプリングパルス11aを出力する処理をサンプリング
モード判定工程が実行し、サンプリングパルス11aに
同期してLPガスの流量Qを計量して流量データ15a
を出力する処理を流量計量工程が実行するので、サンプ
リング精度の向上を図ることができるようになり、サン
プリングタイムT間の小刻みな流量変動ΔQの検出精度
の向上を図ることができるようになり、その結果、LP
ガス使用量をより正確に積算できるようになる。また、
LPガスの流量Qが一定時間だけ定流量(例えば、流量
ゼロ)に保持されている場合に限定してランダム周期で
LPガスの流量Qを計量して流量データ15aを出力す
るので、LPガス流量計測に要する消費電力の低減化を
図ることができるようになる。特に、電池駆動のケース
を考慮した場合、LPガス流量計測に要する電池電流の
低減化を図ることができるようになり、電池寿命の使用
時間の長寿命化を図ることができるようになる。更に加
えて、ランダム周期でLPガスの流量Qを計量するの
で、LPガスの流量検出が行われないサンプリングタイ
ムT間の間隙を狙ったLPガスの盗用行為の発生を未然
に検出でき、またこのようなLPガスの盗用行為を困難
にすると同時に防止を図ることができるようになる。
【0075】ここで、サンプリングモード判定工程は、
基底サンプリングタイムt1から所定の位相範囲でラン
ダムに発生させた位相に基づいてランダム周期t2を決
定する工程を実行している。
【0076】この場合、基底サンプリングパルス11a
から所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に基づ
いてランダム周期t2を決定する処理をサンプリングモ
ード判定工程が実行するので、サンプリング精度の向上
を図ることができるようになり、サンプリングタイムT
間の小刻みな流量変動ΔQの検出精度の向上を図ること
ができるようになり、その結果、LPガス使用量をより
正確に積算できるようになる。また、ランダム周期t2
でサンプリングするので、LPガス流量計測に要する消
費電力の低減化を図ることができるようになる。特に、
電池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に
要する電池電流の低減化を図ることができるようにな
り、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができる
ようになる。更に加えて、ランダム周期t2でサンプリ
ングするので、LPガスの流量検出が行われないサンプ
リングタイムT間の間隙を狙ったLPガスの盗用行為の
発生を未然に検出でき、またこのようなLPガスの盗用
行為を困難にすると同時に防止を図ることができるよう
になる。
【0077】なお、サンプリングモード判定工程は、L
Pガスの流量Qの計量周期を決定するサンプリングパル
ス11aを出力する工程であって、LPガスの流量Qが
定流量(例えば、流量ゼロ)に保持されている場合に一
定サンプリング周期t1の中にランダム周期t2でサン
プリングパルス11aを生成し、LPガスの流量Qが変
動する場合に基底サンプリングタイムt1でサンプリン
グパルス11aを出力するようにしてもよい。この場
合、LPガスの流量Qが定流量(例えば、流量ゼロ)に
保持されている場合に一定サンプリング周期t1の中に
ランダム周期t2でサンプリングパルス11aを生成
し、LPガスの流量Qが変動する場合に基底サンプリン
グタイムt1でサンプリングパルス11aを出力する処
理をサンプリングモード判定工程が実行し、サンプリン
グパルス11aに同期してLPガスの流量Qを計量して
流量データ15aを出力する処理を流量計量工程が実行
するので、サンプリング精度の向上を図ることができる
ようになり、サンプリングタイムT間の小刻みな流量変
動ΔQの検出精度の向上を図ることができるようにな
り、その結果、LPガス使用量をより正確に積算できる
ようになる。また、LPガスの流量Qが変動する場合に
基底サンプリングタイムt1でサンプリングして流量デ
ータ15aを出力するので、LPガス流量計測に要する
消費電力の低減化を図ることができるようになる。特
に、電池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計
測に要する電池電流の低減化を図ることができるように
なり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができ
るようになる。更に加えて、ランダム周期でLPガスの
流量Qを計量するので、LPガスの流量検出が行われな
いサンプリングタイムT間の間隙を狙ったLPガスの盗
用行為の発生を未然に検出でき、またこのようなLPガ
スの盗用行為を困難にすると同時に防止を図ることがで
きるようになる。
【0078】(第2実施形態)図3は、図1の流量計測
方法の第2実施形態を説明するための信号波形図であ
る。
【0079】図3に示す流量計測方法は、LPガスの流
量Qの計量周期を決定するサンプリングパルス11aを
出力する工程であって、LPガスの流量Qが所定流量Q
2[リットル]以下である場合にランダム周期でサンプ
リングパルス11aを出力するサンプリングモード判定
工程と、サンプリングパルス11aに同期してLPガス
の流量Qを計量して流量データ15aを出力する流量計
量工程とを有し、前記マイクロコンピュータで実行可能
なプログラムコードで記述されている。
【0080】この場合、LPガスの流量Qが所定流量Q
2[リットル]以下である場合にランダム周期でサンプ
リングパルス11aを出力する処理をサンプリングモー
ド判定工程が実行し、サンプリングパルス11aに同期
してLPガスの流量Qを計量して流量データ15aを出
力する処理を流量計量工程が実行するので、サンプリン
グ精度の向上を図ることができるようになり、サンプリ
ングタイムT間の小刻みな流量変動ΔQの検出精度の向
上を図ることができるようになり、その結果、LPガス
使用量をより正確に積算できるようになる。また、LP
ガスの流量Qが所定流量Q2[リットル]以下である場
合にランダム周期でサンプリングして流量データ15a
を出力するので、LPガス流量計測に要する消費電力の
低減化を図ることができるようになる。特に、電池駆動
のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に要する電
池電流の低減化を図ることができるようになり、電池寿
命の使用時間の長寿命化を図ることができるようにな
る。更に加えて、ランダム周期でLPガスの流量Qを計
量するので、LPガスの流量検出が行われないサンプリ
ングタイムT間の間隙を狙ったLPガスの盗用行為の発
生を未然に検出でき、またこのようなLPガスの盗用行
為を困難にすると同時に防止を図ることができるように
なる。
【0081】またサンプリングモード判定工程は、LP
ガスの流量Qに反比例してサンプリングパルス11aが
短くなる可変周期でサンプリングパルス11aを出力す
るようになっている。
【0082】この場合、LPガスの流量Qに反比例して
サンプリングパルス11aが短くなる可変周期でサンプ
リングパルス11aを出力する処理をサンプリングモー
ド判定工程が実行するので、大きな流量に対してはサン
プリングタイムTを小さく設定でき、少ない流量に対し
てはサンプリングタイムTを大きく設定して、サンプリ
ング精度の向上を図ることができるようになり、流量変
動の検出精度の向上を図ることができるようになり、そ
の結果、LPガス使用量をより正確に積算できるように
なる。また、LPガスの流量Qに反比例する可変周期で
サンプリングを行うので、LPガス流量計測に要する消
費電力の低減化を図ることができるようになる。特に、
電池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に
要する電池電流の低減化を図ることができるようにな
り、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができる
ようになる。
【0083】ここで、サンプリングモード判定工程は、
基底サンプリングタイムt1から所定の位相範囲でラン
ダムに発生させた位相に基づいてランダム周期を決定す
る工程を実行している。
【0084】この場合、基底サンプリングパルス11a
から所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に基づ
いてランダム周期t1,t2,t3,t4,…を決定す
る処理をサンプリングモード判定工程が実行するので、
サンプリング精度の向上を図ることができるようにな
り、サンプリングタイムT間の小刻みな流量変動ΔQの
検出精度の向上を図ることができるようになり、その結
果、LPガス使用量をより正確に積算できるようにな
る。また、ランダム周期t1,t2,t3,t4,…で
サンプリングするので、LPガス流量計測に要する消費
電力の低減化を図ることができるようになる。特に、電
池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に要
する電池電流の低減化を図ることができるようになり、
電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができるよう
になる。更に加えて、ランダム周期t1,t2,t3,
t4,…でサンプリングするので、LPガスの流量検出
が行われないサンプリングタイムT間の間隙を狙ったL
Pガスの盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのよ
うなLPガスの盗用行為を困難にすると同時に防止を図
ることができるようになる。
【0085】なお、サンプリングモード判定工程は、L
Pガスの流量Qが所定流量Q2[リットル]未満である
場合にランダム周期でサンプリングパルス11aを生成
し、LPガスの流量Qが所定流量Q2[リットル]以上
である場合に可変周期でサンプリングパルス11aを出
力するようにしてもよい。この場合、LPガスの流量Q
が所定流量Q2[リットル]未満である場合にランダム
周期でサンプリングパルス11aを生成し、LPガスの
流量Qが所定流量Q2[リットル]以上である場合に可
変周期でサンプリングパルス11aを出力する処理をサ
ンプリングモード判定工程が実行し、サンプリングパル
ス11aに同期してLPガスの流量Qを計量して流量デ
ータ15aを出力する処理を流量計量工程が実行するの
で、サンプリング精度の向上を図ることができるように
なり、サンプリングタイムT間の小刻みな流量変動ΔQ
の検出精度の向上を図ることができるようになり、その
結果、LPガス使用量をより正確に積算できるようにな
る。また、LPガスの流量Qが所定流量Q2[リット
ル]以上である場合に可変周期でサンプリングして流量
データ15aを出力するので、LPガス流量計測に要す
る消費電力の低減化を図ることができるようになる。特
に、電池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計
測に要する電池電流の低減化を図ることができるように
なり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができ
るようになる。更に加えて、ランダム周期でLPガスの
流量Qを計量するので、LPガスの流量検出が行われな
いサンプリングタイムT間の間隙を狙ったLPガスの盗
用行為の発生を未然に検出でき、またこのようなLPガ
スの盗用行為を困難にすると同時に防止を図ることがで
きるようになる。
【0086】(第3実施形態)図4は、図1の流量計測
方法の第3実施形態を説明するための信号波形図であ
る。
【0087】図4の流量計測方法は、LPガスの流量Q
の計量周期を決定するサンプリングパルス11aを出力
する工程であって、LPガスの流量Qにかかわらずラン
ダム周期t1,t2,t3,t4,…でサンプリングパ
ルス11aを出力するサンプリングモード判定工程と、
サンプリングパルス11aに同期してLPガスの流量Q
を計量して流量データ15aを出力する流量計量工程と
を有し、前記マイクロコンピュータで実行可能なプログ
ラムコードで記述されている。
【0088】この場合、LPガスの流量Qにかかわらず
ランダム周期t1,t2,t3,t4,…でサンプリン
グパルス11aを出力する処理をサンプリングモード判
定工程が実行し、サンプリングパルス11aに同期して
LPガスの流量Qを計量して流量データ15aを出力す
る処理を流量計量工程が実行するので、サンプリング精
度の向上を図ることができるようになり、サンプリング
タイムT間の小刻みな流量変動ΔQの検出精度の向上を
図ることができるようになり、その結果、LPガス使用
量をより正確に積算できるようになる。また、LPガス
の流量Qにかかわらずランダム周期t1,t2,t3,
t4,…でサンプリングするので、LPガス流量計測に
要する消費電力の低減化を図ることができるようにな
る。特に、電池駆動のケースを考慮した場合、LPガス
流量計測に要する電池電流の低減化を図ることができる
ようになり、電池寿命の使用時間の長寿命化を図ること
ができるようになる。更に加えて、LPガスの流量Qに
かかわらずランダム周期t1,t2,t3,t4,…で
サンプリングするので、LPガスの流量検出が行われな
いサンプリングタイムT間の間隙を狙ったLPガスの盗
用行為の発生を未然に検出でき、またこのようなLPガ
スの盗用行為を困難にすると同時に防止を図ることがで
きるようになる。
【0089】ここで、サンプリングモード判定工程は、
基底サンプリングタイムt1から所定の位相範囲でラン
ダムに発生させた位相に基づいてランダム周期t1,t
2,t3,t4,…を決定する工程を実行している。
【0090】この場合、基底サンプリングパルス11a
から所定の位相範囲でランダムに発生させた位相に基づ
いてランダム周期t1,t2,t3,t4,…を決定す
る処理をサンプリングモード判定工程が実行するので、
サンプリング精度の向上を図ることができるようにな
り、サンプリングタイムT間の小刻みな流量変動ΔQの
検出精度の向上を図ることができるようになり、その結
果、LPガス使用量をより正確に積算できるようにな
る。また、ランダム周期t1,t2,t3,t4,…で
サンプリングするので、LPガス流量計測に要する消費
電力の低減化を図ることができるようになる。特に、電
池駆動のケースを考慮した場合、LPガス流量計測に要
する電池電流の低減化を図ることができるようになり、
電池寿命の使用時間の長寿命化を図ることができるよう
になる。更に加えて、ランダム周期t1,t2,t3,
t4,…でサンプリングするので、LPガスの流量検出
が行われないサンプリングタイムT間の間隙を狙ったL
Pガスの盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのよ
うなLPガスの盗用行為を困難にすると同時に防止を図
ることができるようになる。
【0091】
【発明の効果】請求項1乃至7に記載の発明によれば、
流体の流量のサンプリング精度の向上を図ることができ
るようになり、サンプリングタイム間の小刻みな流量変
動の検出精度の向上を図ることができるようになり、そ
の結果、ガス使用量をより正確に積算できるようにな
る。また、流量計測に要する消費電力の低減化を図るこ
とができるようになる。特に、電池駆動のケースを考慮
した場合、流量計測に要する電池電流の低減化を図るこ
とができるようになり、電池寿命の使用時間の長寿命化
を図ることができるようになる。更に加えて、ランダム
周期で流体の流量を計量するので、流体の検出が行われ
ないサンプリングタイム間を狙った流体の盗用行為の発
生を未然に検出でき、またこのような盗用行為を困難に
することができるようになる。
【0092】請求項8乃至14に記載の発明によれば、
流体の流量が一定時間だけ定流量に保持されている場合
に一定サンプリング周期の中にランダム周期でサンプリ
ングパルスを生成する処理をサンプリングタイマ手段が
実行し、サンプリングパルスに同期して流体の流量を計
量して流量データを生成する処理を流量計量手段が実行
するので、サンプリング精度の向上を図ることができる
ようになり、サンプリングタイム間の小刻みな流量変動
の検出精度の向上を図ることができるようになり、その
結果、ガス使用量をより正確に積算できるようになる。
また、流体の流量が一定時間だけ定流量に保持されてい
る場合に限定してランダム周期で流体の流量を計量して
流量データを生成するので、流量計測に要する消費電力
の低減化を図ることができるようになる。特に、電池駆
動のケースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流
の低減化を図ることができるようになり、電池寿命の使
用時間の長寿命化を図ることができるようになる。更に
加えて、ランダム周期で流体の流量を計量するので、流
体の検出が行われないサンプリングタイム間を狙った流
体の盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのような
盗用行為を困難にすることができるようになる。
【0093】請求項15に記載の発明によれば、サンプ
リング精度の向上を図ることができるようになり、サン
プリングタイム間の小刻みな流量変動の検出精度の向上
を図ることができるようになり、その結果、流量データ
を用いてガスの異常流量を検知した際にガス供給を遮断
するための閉栓信号を出力する流量監視手段における処
理を高い異常流量検知精度を以て実現できるようにな
る。また、ランダム周期で流体の流量を計量して流量デ
ータを生成するので、流量計測に要する消費電力の低減
化を図ることができるようになる。特に、電池駆動のケ
ースを考慮した場合、流量計測に要する電池電流の低減
化を図ることができるようになり、電池寿命の使用時間
の長寿命化を図ることができるようになる。更に加え
て、ランダム周期で流体の流量を計量するので、流体の
検出が行われないサンプリングタイム間を狙った流体の
盗用行為の発生を未然に検出でき、またこのような盗用
行為を困難にすることができるようになる。その結果、
盗用行為を極力回避した高精度の流量データを用いてガ
ス使用料金を課金手段が高い精度で課金できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量計測方法を実行する流量計測装
置、及びこのような流量計測装置を内蔵するガスメータ
の一実施形態を説明するための機能ブロック図である。
【図2】図1の流量計測方法の第1実施形態を説明する
ための信号波形図である。
【図3】図1の流量計測方法の第2実施形態を説明する
ための信号波形図である。
【図4】図1の流量計測方法の第3実施形態を説明する
ための信号波形図である。
【図5】従来の流量計測方法(サンプリングタイム固
定)を説明するための信号波形図である。
【図6】従来の流量計測方法(サンプリングタイム可
変)を説明するための信号波形図である。
【符号の説明】
10…流量計測装置 11…サンプリングタイマ手段 111…ランダム周期発生部 11a…サンプリングパルス 12…流量計量手段 121…第1振動子 121a…超音波信号 122…第2振動子 13…ドライバ 14…伝搬時間計測部 14a…伝搬時間情報 15…流量算出部 15a…流量データ 20…電子ガスメータ 21…流量監視手段 21a…閉栓信号 21b…開栓信号 22…ガス遮断弁 23…課金手段 23a…課金情報 L…流体経路 L2…2次側ガス供給系統 Lg…ガス供給路 Q…流体の流量

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流量の計量周期にかかるサンプリ
    ングタイムの情報を生成する工程であって、流体の流量
    が一定時間だけ定流量に保持されている場合に一定サン
    プリング周期の中にランダム周期で前記サンプリングパ
    ルスを生成するサンプリングモード判定工程と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を計量し
    て流量データを生成する流量計量工程とを有することを
    特徴とする流量計測方法。
  2. 【請求項2】 流体の流量の計量周期にかかるサンプリ
    ングパルスを生成する工程であって、流体の流量が定流
    量に保持されている場合に一定サンプリング周期の中に
    ランダム周期で前記サンプリングパルスを生成し、流体
    の流量が変動する場合に基底サンプリングタイムで前記
    サンプリングパルスを生成するサンプリングモード判定
    工程と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を計量し
    て流量データを生成する流量計量工程とを有することを
    特徴とする流量計測方法。
  3. 【請求項3】 流体の流量の計量周期にかかるサンプリ
    ングパルスを生成する工程であって、流体の流量が所定
    流量以下である場合にランダム周期で前記サンプリング
    パルスを生成するサンプリングモード判定工程と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を計量し
    て流量データを生成する流量計量工程とを有することを
    特徴とする流量計測方法。
  4. 【請求項4】 流体の流量の計量周期にかかるサンプリ
    ングパルスを生成する工程であって、流体の流量が所定
    流量未満である場合にランダム周期で前記サンプリング
    パルスを生成し、流体の流量が所定流量以上である場合
    に可変周期で前記サンプリングパルスを生成するサンプ
    リングモード判定工程と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を計量し
    て流量データを生成する流量計量工程とを有することを
    特徴とする流量計測方法。
  5. 【請求項5】 前記サンプリングモード判定工程は、流
    体の流量に反比例してサンプリングパルスが短くなる可
    変周期で前記サンプリングパルスを生成することを特徴
    とする請求項4に記載の流量計測方法。
  6. 【請求項6】 流体の流量の計量周期にかかるサンプリ
    ングパルスを生成する工程であって、流体の流量にかか
    わらずランダム周期で前記サンプリングパルスを生成す
    るサンプリングモード判定工程と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を計量し
    て流量データを生成する流量計量工程とを有することを
    特徴とする流量計測方法。
  7. 【請求項7】 前記サンプリングモード判定工程は、前
    記基底サンプリングタイムから所定の位相範囲でランダ
    ムに発生させた位相に基づいて前記ランダム周期を決定
    する工程を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか一項に記載の流量計測方法。
  8. 【請求項8】 流体の流量を計測する流量計測装置にお
    いて、 流体の流量の計量周期にかかるサンプリングパルスを出
    力する手段であって、流体の流量が所定の流量範囲内に
    保持されている場合に一定サンプリング周期の中にラン
    ダム周期で前記サンプリングパルスを出力し、流体の流
    量が当該所定の流量範囲を越えて変動する場合に基底サ
    ンプリングタイムで前記サンプリングパルスを出力する
    サンプリングタイマ手段と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を積算
    し、当該積算結果に基づいて流量データを出力する流量
    計量手段とを有することを特徴とする流量計測装置。
  9. 【請求項9】 流体の流量を計測する流量計測装置にお
    いて、 流体の流量の計量周期にかかるサンプリングパルスを出
    力する手段であって、流体の流量が所定流量以下である
    場合にランダム周期で前記サンプリングパルスを出力す
    るサンプリングタイマ手段と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を積算
    し、当該積算結果に基づいて流量データを出力する流量
    計量手段とを有することを特徴とする流量計測装置。
  10. 【請求項10】 流体の流量を計測する流量計測装置に
    おいて、 流体の流量の計量周期にかかるサンプリングパルスを出
    力する手段であって、流体の流量が所定流量未満である
    場合にランダム周期で前記サンプリングパルスを出力
    し、流体の流量が所定流量以上である場合に可変周期で
    前記サンプリングパルスを出力するサンプリングタイマ
    手段と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を積算
    し、当該積算結果に基づいて流量データを出力する流量
    計量手段とを有することを特徴とする流量計測装置。
  11. 【請求項11】 前記サンプリングタイマ手段は、流体
    の流量に反比例してサンプリングタイムが短くなる可変
    周期で前記サンプリングパルスを出力することを特徴と
    する請求項10に記載の流量計測装置。
  12. 【請求項12】 流体の流量の計量周期にかかるサンプ
    リングパルスを出力する手段であって、流体の流量にか
    かわらずランダム周期で前記サンプリングパルスを出力
    するサンプリングタイマ手段と、 前記サンプリングパルスに同期して流体の流量を積算
    し、当該積算結果に基づいて流量データを出力する流量
    計量手段とを有することを特徴とする流量計測装置。
  13. 【請求項13】 前記サンプリングタイマ手段は、前記
    基底サンプリングタイムから所定の位相範囲でランダム
    に発生させた位相に基づいて前記ランダム周期を決定す
    るランダム周期発生部を含むことを特徴とする請求項8
    乃至12のいずれか一項に記載の流量計測装置。
  14. 【請求項14】 前記流量計量手段は、流体経路に設け
    られ超音波信号を出力する第1振動子と、当該第1振動
    子と前記流体通路を挟んで対面し当該第1振動子から送
    信される超音波信号を受信する第2振動子と、前記サン
    プリングパルスに同期して当該第1振動子を駆動するド
    ライバと、当該第1振動子と当該第2振動子との間を伝
    播する超音波信号の伝搬時間を計測して伝搬時間情報を
    出力する伝搬時間計測部と、当該伝搬時間情報に基づい
    て流体の流量を算出して前記流量データを出力する流量
    算出部とを有することを特徴とする請求項8乃至13の
    いずれか一項に記載の流量計測装置。
  15. 【請求項15】 使用ガス量を流量として計量し、2次
    側ガス供給系統に供給されるガスの供給異常を検出して
    ガスの供給を遮断する電子ガスメータにおいて、 前記流量計測装置と、 前記流量データを用いてガスの異常流量を検知した際に
    ガス供給を遮断するための閉栓信号を出力し、当該異常
    流量の解除を待って開栓信号を出力する流量監視手段
    と、 ガス供給路に設けられ、ガス供給路内のガスの供給を前
    記閉栓信号に応じて遮断し、前記開栓信号に応じてガス
    の供給を開始するガス遮断弁と前記流量データを用いて
    ガス使用料金にかかる課金情報を出力する課金手段とを
    有することを特徴とする請求項8乃至14のいずれか一
    項に記載の流量計測装置を用いた電子ガスメータ。
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WO2003008914A1 (de) * 2001-07-16 2003-01-30 Abb Research Ltd Abtastverfahren für durchflussmessgeräte
JP2021103154A (ja) * 2019-12-26 2021-07-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガスメータ

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