JP3291772B2 - 器具判別装置 - Google Patents

器具判別装置

Info

Publication number
JP3291772B2
JP3291772B2 JP19815092A JP19815092A JP3291772B2 JP 3291772 B2 JP3291772 B2 JP 3291772B2 JP 19815092 A JP19815092 A JP 19815092A JP 19815092 A JP19815092 A JP 19815092A JP 3291772 B2 JP3291772 B2 JP 3291772B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
information
appliance
gas
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19815092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0642995A (ja
Inventor
徹 渥美
良雄 堀池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP19815092A priority Critical patent/JP3291772B2/ja
Publication of JPH0642995A publication Critical patent/JPH0642995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291772B2 publication Critical patent/JP3291772B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータ等に内蔵さ
れガス等の流量を監視し流量変化の仕方により今どのよ
うなガス器具が使われているかを推定し、ガス器具が異
常な使われ方をしていると判断されるときにガスを遮断
する、いわゆるマイコンメータと呼ばれるガスメータに
内蔵される器具判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の器具判別装置について膜式ガスメ
ータに用いた例を図5で説明する。図5において、1は
膜式ガスメータの膜が一往復するのに連動して一回転す
る円盤、2は円盤1の外周上に等間隔で配置された複数
の磁石、3は円盤1の近くに固定配置され磁界の変化を
検出しパルス信号を出力する磁気抵抗素子、4は磁気抵
抗素子3からのパルス信号立ち上がり部から一秒を計測
し一秒後に信号を出力する第1タイマー部、5は第1タ
イマー部4からの信号で時間計測をスタートし磁気抵抗
素子3からのパルス信号立ち上がり部入力までの時間
(a秒)を計測するとともにパルス信号立ち上がり部入
力後第1タイマー部4のスタート信号を出力する第2タ
イマー部、6は第1タイマー部4が一秒計測中に磁気抵
抗素子3から出力されるパルス数(N個)をカウントす
るパルスカウント部、7は第2タイマー部5の計測時間
が例えば10秒より大きければ流量が零であるとして信
号を出力する流量零判定部である。流量零判定部7が1
0秒を基準に流量零判定を行うのは、ガス器具の最小流
量は400[kcal/h]でありこの流量を周波数に
変換すると0.1[Hz]となるからである。8は第2タイ
マー部5とパルスカウント部6と流量零判定部7からの
情報を用い周波数{(N+1)/(1+a)}を算出す
る周波数算出部である。そして、円盤1から周波数算出
部8でもって流量計測手段9が構成される。10はあら
かじめ流量計測手段9から出力される周波数をリットル
単位の流量に換算するための換算係数を記憶する換算係
数記憶部である。換算係数は例えば、膜式メータの計量
膜が一往復して0.8リットルの流量が計測できその間に
8パルスが出力される計測手段9の場合、換算係数は
0.1[リットル/パルス]となる。11は流量計測手段
9からの周波数を換算係数記憶部10が記憶している換
算係数によってリットル単位の流量に換算する流量換算
部である。そして、換算係数記憶部10と流量換算部1
1で換算流量算出手段12が構成される。13は換算流
量算出手段12が算出した流量を記憶する記憶部、14
は換算流量算出手段12が算出した現在の流量と記憶部
13が記憶している流量から、例えば現在の流量値Qi
と一つ前の時間における流量値Qi-1 との差|Qi−Q
i-1 |があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が
変化したと判定し変化流量を算出する変化判定部であ
る。そして、記憶部13と変化判定部14で変化流量を
検出する変化検出手段15が構成される。16はあらか
じめ保有ガス器具の点火流量を記憶する器具情報記憶手
段である。17は変化検出手段15からの変化流量と器
具情報記憶手段16からの点火流量情報で各ガス器具個
別の使用状態を推定する個別流量推定部、18は個別流
量推定部17が推定した各個別ガス器具の使用状態を記
憶する個別流量記憶部である。そして、個別流量推定部
17と個別流量記憶部18でもって推定手段19が構成
される。
【0003】次に個別流量推定部17の動作について説
明する。例えば、保有ガス器具の使用状況は、最初ガス
ファンヒータが400[リットル/h]で使用されてお
り、次にガステーブルが300[リットル/h]で点火
された場合を考える。個別流量推定部17は、現在40
0[リットル/h]で使用中のガス器具であるガスファ
ンヒータが300[リットル/h]の流量が増加して7
00[リットル/h]に変化する可能性及び現在使われ
ていない保有器具が点火された可能性をそれぞれ計算す
る。可能性の計算方法はそれぞれのガス器具のガス使用
流量域と使用される可能性の関係をあらわす関数や器具
情報記憶手段16に記憶されている点火時の流量値と変
化流量値の比を用いてそれぞれのガス器具の変化の可能
性を計算する(特願平2−240791号ガス器具判別
装置に具体的計算方法を示す)。器具情報記憶手段16
には、ガステーブルの点火時の流量値300[リットル
/h]が記憶されており変化流量300[リットル/
h]と一致するためガステーブルが点火された可能性は
1と計算される。次にその他の保有ガス器具それぞれに
ついて変化の可能性を算出し、最も大きな可能性を有す
る保有ガス器具の変化であると推定する。この場合は可
能性1であるガステーブルの点火であると推定されるこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ガスに含まれる水分により計量膜に水が溜
り計量膜の一往復で0.6リットルしか流量を計測できな
くなった場合、器具情報記憶部16にガス器具1が50
0[リットル/h]でガス器具2が400[リットル/
h]で点火流量が記憶されており、ガス器具2が点火さ
れたとき、換算流量算出手段12は500[リットル/
h]の流量を算出する。そして変化検出手段15は50
0[リットル/h]の変化流量を検出し、推定手段19
は器具情報記憶手段16に器具1の点火流量が500
[リットル/h]と記憶されており、変化流量と一致す
るため個別流量推定部17は器具1の点火と推定してし
まい正確に各ガス器具個別の使用状態を推定できないと
いう課題と、正確な積算値を求めることができないとい
う課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ガス
に含まれる水分により計量膜に水が溜り計量膜が一往復
して計測する流量が変化したとき換算係数を更新するこ
とで、正確に各ガス器具の個別の使用状態を推定するこ
とができる器具判別装置の提供を第1の目的としたもの
である。
【0006】第2の目的は計量膜が一往復して計測する
流量が変化したとき換算係数を更新することで、常に正
確な積算流量値を算出するとともに、ガスメータの積算
情報との差を算出し正しいガス使用料金を得ることであ
る。
【0007】また、第3の目的はガスメータの計量器と
して使用できる使用限界情報とガス供給設備と使用者を
結ぶガス供給ラインの異常に関する情報を提供すること
にある。
【0008】第4の目的は各ガス器具別の使用に対する
正確な積算流量値を得るとともに、特定器具のガス使用
料金に対して割引を行うというサービス制度を支援する
積算流量情報を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を
達成するために本発明の器具判別装置は、流体の流量情
報を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段が計測
した流量情報をあらかじめ設定した換算係数で流量値に
換算する換算流量算出手段と、前記換算流量算出手段か
らの情報により流量の変化を検出する変化検出手段と、
ガス器具の燃焼時の流量情報を記憶する器具情報記憶手
段と、前記器具情報記憶手段の流量情報と前記変化検出
手段からの流量変化情報から流量変化の原因を推定しそ
の推定結果を記憶する推定手段と、前記推定手段がガス
の使われていない状態から使われたと推定したとき前記
器具情報記憶手段が記憶している流量情報と前記流量計
測手段が計測した流量情報から換算係数を補正する換算
係数補正手段を備えたものである。
【0010】また第2の目的を達成するために、換算流
量算出手段からの換算流量値を積算する積算手段と、前
記積算手段と計量メータの積算値の差を算出する料金補
正手段を備えたものである。
【0011】また第3の目的を達成するために、換算係
数補正手段が換算係数を補正したときその日時と換算係
数の履歴を記憶するとともにその情報から膜式ガスメー
タの計量膜に蓄積した水量を算出する履歴記憶手段を備
えたものである。
【0012】さらに第4の目的を達成するために、推定
手段が推定した使用ガス器具の使用流量情報と履歴記憶
手段の情報で個別積算値を算出する個別積算手段を備え
たものである。
【0013】
【作用】本発明は上記構成によって、推定手段がガスが
使われていない状態からガス器具が使われたと推定した
とき器具情報記憶手段が記憶している使用器具の燃焼時
の流量情報と前記流量計測手段が計測した流量情報で換
算係数を補正することで、ガスに含まれる水分により計
量膜に水が溜り計量膜が一往復して計測する流量が変化
しても正確な流量が求まる。
【0014】また、積算手段がガスに含まれる水分によ
り計量膜に水が溜り計量膜が一往復して計測する流量が
変化しても正確な流量値を積算し、料金補正手段が積算
手段と計量メータの積算値の差を算出する。
【0015】また、履歴記憶手段が記憶する換算係数補
正手段の換算係数補正履歴情報で膜に溜まる水量を予測
できるとともに、ガスに含まれる水分情報を地域別及び
季節別に得ることでガス供給ラインの異常が判明する。
【0016】さらに、個別積算手段は履歴記憶手段の換
算係数補正履歴情報で推定手段が推定した各ガス器具の
使用流量情報を補正し積算することで、ガスに含まれる
水分により計量膜に水が溜り計量膜が一往復して計測す
る流量が変化しても正確に各ガス器具の使用流量を積算
できる。
【0017】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1を参照して
説明する。なお従来例と同一部分には同一符号を付与し
ている。図1において、1は膜式ガスメータの膜が一往
復するのに連動して一回転する円盤、2は円盤1の外周
上に等間隔で配置された複数の磁石、3は円盤1の近く
に固定配置され磁界の変化を検出しパルス信号を出力す
る磁気抵抗素子、4は磁気抵抗素子3からのパルス信号
立ち上がり部から一秒を計測し一秒後に信号を出力する
第1タイマー部、5は第1タイマー部4からの信号で時
間計測をスタートし磁気抵抗素子3からのパルス信号立
ち上がり部入力までの時間(a秒)を計測するとともに
パルス信号立ち上がり部入力後第1タイマー部4のスタ
ート信号を出力する第2タイマー部、6は第1タイマー
部4が一秒計測中に磁気抵抗素子3から出力されるパル
ス数(N個)をカウントするパルスカウント部、7は第
2タイマー部5の計測時間が例えば10秒より大きけれ
ば流量が零であるとして信号を出力する流量零判定部で
ある。流量零判定部7が10秒を基準に流量零判定を行
うのは、ガス器具の最小流量は400[kcal/h]
でありこの流量を周波数に変換すると0.1[Hz]となる
からである。8は第2タイマー部5とパルスカウント部
6と流量零判定部7からの情報を用い周波数{(N+
1)/(1+a)}を算出する周波数算出部である。そ
して、円盤1から周波数算出部8でもって流量計測手段
9が構成される。10は流量計測手段9が計測した周波
数をリットル単位の流量に換算するための換算係数をあ
らかじめ設定し記憶する換算係数記憶部、11は換算係
数記憶部10が記憶している換算係数と流量計測手段9
からの周波数で換算流量を算出する流量換算部である。
そして換算係数記憶部10と流量換算部11で換算流量
算出手段12が構成される。13は換算流量算出手段1
2が算出した流量を記憶する記憶部、14は換算流量算
出手段12が算出した現在の流量と記憶部13が記憶し
ている前回の流量から、例えば現在の流量値Qiと一つ
前の時間における流量値Qi-1 との差|Qi−Qi-1 |
があらかじめ取り決めた閾値以上であれば流量が変化し
たと判定し変化流量を算出する変化判定部である。16
はあらかじめ保有ガス器具の点火流量と点火後60秒経
過したときのガス器具の燃焼時の周波数を記憶する器具
情報記憶手段である。本実施例では風呂の燃焼時の周波
数を器具情報記憶手段16は記憶している。17は変化
検出手段15からの変化流量と器具情報記憶手段16が
記憶している点火流量情報で各ガス器具個別の使用状態
を推定する個別流量推定部、18は個別流量推定部17
が推定した各個別ガス器具の使用状態を記憶する個別流
量記憶部である。そして、個別流量推定部17と個別流
量記憶部18とで推定手段19が構成される。20は推
定手段19がガスがつかわれていない状態から器具情報
記憶手段16に燃焼時の周波数を記憶している器具が点
火されたと推定したときから60秒後に信号を出力する
60秒タイマー部、21は60秒タイマー部20からの
信号で器具情報記憶手段16に記憶されている風呂の燃
焼時の周波数と流量計測手段9が計測した周波数の差が
あらかじめ取り決めた閾値より大きいかを判定する周波
数比較部、22は周波数比較部21の判定結果が周波数
の差があらかじめ取り決めた閾値より大きければ器具情
報記憶手段16に記憶されている風呂の燃焼時の周波数
と流量計測手段9が計測した周波数の比から換算係数を
補正する換算係数補正部、23は換算係数補正部22の
出力を記憶する補正係数記憶部、24は周波数比較部2
1が器具情報記憶手段16に記憶されている風呂の燃焼
時の周波数と流量計測手段9が計測した周波数の差があ
らかじめ取り決めた閾値より大きいとき換算係数記憶部
23に記憶されている換算係数補正部22が算出した換
算係数Km-1 と換算係数補正部22が算出した今回の補
正換算係数Km-1 の差(|Km −Km-1 |)があらかじ
め取り決めた閾値より小さければ換算係数記憶部10に
記憶されている換算係数を換算係数補正部22が算出し
た今回の補正換算係数Km-1 に更新し、|Km −Km-1
|があらかじめ取り決めた閾値より大きければ補正係数
記憶部23の記憶値を零にする判定部である。そして6
0秒タイマー部20から判定部24でもって換算係数補
正手段25が構成される。
【0018】上記構成において、補正手段19がガスが
使用されていない状態から風呂が点火されたことを推定
したとき換算係数補正手段24が60秒後の計測周波数
と器具情報記憶手段16に記憶されている風呂の点火後
60秒後の周波数を比較しあらかじめ取り決めた閾値以
上の差がある状態が2回連続して発生しかつそのとき算
出された補正換算係数の差があらかじめ取り決めた閾値
より小さければ換算係数記憶部10に記憶されている換
算係数を更新するよう作用し、ガスに含まれる水分によ
り計量膜に水がたまり計量膜が一往復して計測する流量
値が変化しても正確な流量計測を行うことができ、推定
手段19が正確に各ガス器具個別の使用状態を推定する
ことができる。
【0019】なお本実施例では、推定手段19が器具の
点火を推定して60秒後の燃焼流量情報で換算係数の補
正の必要性を判定したが、とくに60秒でなくてもよ
い。点火後燃焼が安定すれば特に問題ない。
【0020】図2に示される第2の実施例は、換算流量
算出手段12からの流量値を積算する積算手段26と、
計量メータの機械式積算計の積算値を読み込む計量メー
タ部27と、積算手段26の積算値情報と計量メータ部
27の機械式積算計の積算情報の差を算出する使用量比
較部28と、ガス使用料金請求の為に行う検針時に使用
量比較部28が算出した積算情報の差を記憶する使用量
記憶部29と、使用量比較部28が算出した積算情報の
差と使用量記憶部29が記憶している積算情報の差より
補正料金を算出する補正料金算出部30と、使用量記憶
部29に記憶されている計量メータより算出したガス使
用量請求額と補正料金算出部30が算出した補正金額を
表示する表示部32という構成である。そして計量メー
タ部27から補正料金算出部30でもって料金補正手段
31が構成される。
【0021】この実施例では、ガスに含まれる水分によ
り計量膜に水が溜り計量膜が一往復して計測する流量が
変化している状態で積算された機械式積算計の積算情報
と換算流量算出手段12が算出した正確な流量情報の積
算情報で、本来機械式積算計の誤った積算情報で算出し
たガス使用料金請求額を補正することができる。
【0022】図3に示される第3の実施例は、換算係数
補正手段25が換算係数を補正したときその日時と換算
係数の履歴を記憶する履歴記憶部33と、履歴記憶部3
3が新しく換算係数の履歴を記憶したとき履歴記憶部3
3に記憶されている履歴情報より膜式メータの計量膜に
蓄積された水量を算出する蓄積量算出部34と、蓄積量
算出部34が算出した水量がメータ号数により計量法に
取り決められた計量誤算範囲を逸脱したとき信号を出力
する使用限界判定部35と、通信指令信号を受信すると
履歴記憶部33の記憶情報を送出する通信手段34と、
通信手段34に通信指令信号を送出し履歴記憶手段33
が記憶している情報を通信手段を介して取り込み予め準
備されたガス供給ライン情報やガス供給基地が各家庭に
送出しているガスに含まれる水分情報からガス供給ライ
ンの異常情報を得る履歴記憶情報解析手段35と、ガス
メータ及びガス供給ラインの異常状態に関する情報を表
示する表示部32という構成である。そして、履歴記憶
部33から使用限界判定部35でもって履歴記憶手段3
6が構成される。
【0023】この実施例では、例えば履歴記憶部33に
初期換算係数が0.1[リットル/パルス]で記憶されて
おりある換算係数が補正された日時の換算係数が0.09
7[リットル/パルス]で記憶されていた時、蓄積量算
出部34は1パルス当たりに含まれる水量の影響である
0.003[リットル]の誤差を初期換算係数との差より
算出し膜式メータの計量膜が一往復で8パルス出力され
るため0.024[リットル]の計量膜に蓄積した水量を
算出できる。そして、使用限界判定部35は計量膜容量
の3%以上の水量が蓄積したとき通信手段を介してガス
会社のガス供給センタ装置に取り付けられた表示部32
に電話回線等を使用して情報を表示する。
【0024】また、履歴記憶情報解析手段38は、毎月
初めに通信指令信号を送出し履歴記憶部33に記憶され
ている最終の換算係数が補正された履歴情報を各家庭よ
り電話回線等を使用し通信手段37を介して取り込む。
そして、取り込んだ情報より算出した各家庭の計量膜に
蓄積している水量情報と各家庭のガス使用量より算出し
たガス供給基地より送出されるガスに含まれる水分量情
報とガス供給基地のガス送出時の水分量情報とガス供給
ラインの埋設図情報で埋設管の異常を検出するとともに
埋設管の異常ポイントを推定する。そして、表示部32
に埋設管の異常ポイント情報を表示する。
【0025】上記構成において、各家庭の膜式メータの
計量膜に蓄積する水量が検出できることで、計量器とし
ての限界を検出することができる。また、ガスに含まれ
る水分量に関する情報で埋設管の異常を推定し、埋設管
の腐敗によるガスもれでガスが地下に充満し発生する大
爆発事故等を未然に防止することができる。
【0026】また、本実施例において、使用限界判定部
35は計量器としての限界を検出する方法として計量膜
に蓄積した水分量がある閾値以上になることで検出した
が、履歴記憶部33に記憶されている換算係数の補正履
歴情報より計量膜に蓄積する水量がある閾値を逸脱する
時期を推定することでも、同じように計量器としての限
界を検出することができる。このことで、取り替え工事
時期等の計画を前もって調整することが可能となり効率
的工事人員の運営が可能となる。
【0027】図4に示される第4の実施例は、推定手段
19が推定した各保有ガス器具の使用状態を積算する個
別積算部39と、換算係数補正手段25が算出した換算
係数にたいして割引率を予め設定している割引率記憶部
40と、割引率記憶部40に記憶されている換算係数に
対する割引率と個別積算部に記憶されている個別積算値
より個別器具の使用量を算出する個別器具使用量算出部
41と、個別器具使用量算出部41が算出した特定器具
の使用量を表示する表示部32とで構成される。そし
て、個別積算部39から個別器具使用料金算出部41で
もって個別積算手段42が構成される。
【0028】この実施例では、例えば割引率記憶部40
に記憶しておく換算係数に対する割引率に特定器具の使
用量割引と補正係数を算出した時点から前回の補正係数
算出時点までに算出した積算値に含まれる水量による積
算誤差を補正するための補正率を含めて設定している。
【0029】上記構成により、より正確な個別器具の積
算値を算出することができ、ガス器具別料金制を支援す
ることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の器具判別装
置は、換算係数補正手段が測定流量情報と器具情報記憶
手段に記憶された器具の燃焼時の流量情報で換算係数を
補正するように作用し、膜式メータの計量膜に水が溜ま
り計量値が変化しても各保有器具の使用状態を正確に推
定できる。
【0031】また、計量膜が一往復して計測する流量が
変化したとき換算係数を更新することで、常に正確な積
算流量値を算出するとともに、ガスメータの積算情報と
の差を算出することでガス使用量にたいして正しいガス
使用料金を請求することができ、ガス使用者の信用を得
ることができる。
【0032】また、履歴記憶手段が記憶する換算係数補
正手段の換算係数補正履歴情報で膜に溜まる水量情報を
得ることができガスメータの計量器として使用できる使
用限界がわかるとともに、膜に溜まる水量情報より供給
ガスに含まれる水分量を推定しガス供給設備と使用者を
結ぶガス供給ラインの異常を推定することで、ガス爆発
等を防止することができる。
【0033】さらに、ガスに含まれる水分により計量膜
に水が溜り計量膜が一往復して計測する流量が変化して
も各ガス器具別の使用に対する正確な積算流量値を得る
ことで、特定器具のガス使用料金に対して割引を行うと
いうサービス制度を支援する積算流量情報を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における器具判別装置の
ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における器具判別装置の
主要ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における器具判別装置の
主要ブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における器具判別装置の
主要ブロック図
【図5】従来の器具判別装置のブロック図
【符号の説明】
9 流量計測手段 12 換算流量算出手段 15 変化検出手段 19 推定手段 25 換算係数補正手段 26 積算手段 31 料金補正手段 36 履歴記憶手段 42 個別積算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01F 3/22 G01F 3/22 D (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 15/075 G01F 1/00 G01F 3/22 F23N 5/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の流量情報を計測する流量計測手段
    と、前記流量計測手段が計測した流量情報をあらかじめ
    設定した換算係数で流量値に換算する換算流量算出手段
    と、前記換算流量算出手段からの情報により流量の変化
    を検出する変化検出手段と、ガス器具の燃焼時の流量情
    報を記憶する器具情報記憶手段と、前記器具情報記憶手
    段の流量情報と前記変化検出手段からの流量変化情報か
    ら流量変化の原因を推定しその推定結果を記憶する推定
    手段と、前記推定手段がガスの使われていない状態から
    使われたと推定したとき前記器具情報記憶手段が記憶し
    ている流量情報と前記流量計測手段が計測した流量情報
    から換算係数を補正する換算係数補正手段とを備えた器
    具判別装置。
  2. 【請求項2】換算流量算出手段からの換算流量値を積算
    する積算手段と、前記積算手段と計量メータの積算値の
    差を算出する料金補正手段を備えた請求項1記載の器具
    判別装置。
  3. 【請求項3】換算係数補正手段が換算係数を補正したと
    きその日時と換算係数の履歴を記憶するとともにその情
    報から膜式ガスメータの計量膜に蓄積した水量を算出す
    る履歴記憶手段を備えた請求項1記載の器具判別装置。
  4. 【請求項4】推定手段が推定した使用ガス器具の使用流
    量情報と履歴記憶手段の情報で個別積算値を算出する個
    別積算手段を備えた請求項1記載の器具判別装置。
JP19815092A 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置 Expired - Fee Related JP3291772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19815092A JP3291772B2 (ja) 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19815092A JP3291772B2 (ja) 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0642995A JPH0642995A (ja) 1994-02-18
JP3291772B2 true JP3291772B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=16386295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19815092A Expired - Fee Related JP3291772B2 (ja) 1992-07-24 1992-07-24 器具判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291772B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083028A (ja) * 2006-08-30 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス料金算出システム及びガス供給システム
JP5202159B2 (ja) * 2008-07-28 2013-06-05 三菱電機株式会社 データ表示装置およびデータ表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0642995A (ja) 1994-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8515692B2 (en) Flow rate measuring apparatus and program thereof
JP4604896B2 (ja) 流量計測装置とこの装置に接続された通信システム
US5574229A (en) Electronic water meter with corrections for flow rate
EP2093545A1 (en) Flow rate measuring device and gas supply system employing it, method for specifying gas appliance
US20030004661A1 (en) Automatic calibration of time keeping for utility meters
JP5324848B2 (ja) アダプタ
KR950012817B1 (ko) 유량계측 및 관리장치
JP3291772B2 (ja) 器具判別装置
JPS5834321A (ja) 双回転子型容積流量計の補正装置
JP3203782B2 (ja) 流量計測装置
JP3044933B2 (ja) 器具判別装置
JP2000253466A (ja) ロードサーベイシステム,中央装置及び端末装置
KR20140124292A (ko) 온압 보정에 의한 가스 요금 부과 시스템 및 방법
JP3510378B2 (ja) ガス流量計
JP4170831B2 (ja) 流体計数装置及びガスメータ
JP3078563B2 (ja) 流量演算装置
JP4636838B2 (ja) ユーティリティ管理システム
JP7283845B2 (ja) 検針装置及び検針方法
JP5379754B2 (ja) カウンター
JP4575015B2 (ja) ガスメータ
JP2004125611A (ja) ガス遮断装置
JP2002365119A (ja) 流体流量の積算装置
JPS604818A (ja) 流量測定装置
JP3074892B2 (ja) 流量積算表示装置
JP2005156542A (ja) ガスメータ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110329

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110329

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees