JP2000253466A - ロードサーベイシステム,中央装置及び端末装置 - Google Patents

ロードサーベイシステム,中央装置及び端末装置

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JP2000253466A
JP2000253466A JP11049056A JP4905699A JP2000253466A JP 2000253466 A JP2000253466 A JP 2000253466A JP 11049056 A JP11049056 A JP 11049056A JP 4905699 A JP4905699 A JP 4905699A JP 2000253466 A JP2000253466 A JP 2000253466A
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JP
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time
difference
central device
transmission
reception
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JP11049056A
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Shinichi Kawamura
真一 河村
Shigeru Nonami
成 野波
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロードサーベイシステムの時刻合わせに係る
通信の処理負担を軽減する。 【解決手段】 ガスメータ端末装置側において単位時間
当たりのパルス数を蓄積しておき、所定の送信間隔毎に
蓄積しておいたパルス数、その蓄積を開始した時計3に
よる計量開始日時及び同じく時計3による送信時刻を中
央装置側へ送信する。一方、中央装置側において単位時
間当たりのパルス数及び計量開始日時並びに送信時刻を
受信した時刻を受信時刻とし、該受信時刻及び受信した
送信時刻の差分に基づき、計量開始日時から計量周期毎
の計量時刻を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置により計
時される時刻の補正が必要なシステム、特に、複数の計
量装置によって経時的に計量した消費量を中央装置(ホ
スト装置)にて集計するロードサーベイシステム,中央
装置及び端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス,電気等の消費量は、消費者
毎のガス配管経路中又は配電経路中に設けられた消費量
計により計測し、検針員がそれぞれの消費量計を検針す
ることによって調査されていたため、検針作業のために
は多大な人手及び労力が必要であった。しかし、このよ
うな検針作業の自動化を目的とする自動検針システムが
既に開発されている。
【0003】自動検針システムの一般的な構成は、消費
者側に設けてある端末装置と、ガス,電気等の供給事業
者側に設けてある中央装置とを公衆電話回線などの通信
回線を介して接続してなり、消費者毎の端末装置により
消費量を自動的に計量し、それぞれ計量した消費量に基
づく消費量信号を、通信回線を介して中央装置側へ伝送
するようになしたものである。
【0004】このような自動検針システムにおいて、消
費者毎に設けられた各端末装置から中央装置へ消費量信
号を一斉に伝送する場合には、中央装置側にその処理能
力を越える程の膨大な量の通信タスクが集中して、消費
量信号の受信が不確実になることが予測される。そこ
で、消費量信号を中央装置側にて確実に受信するため
に、各端末装置に計時手段を設けておき、また消費量信
号を伝送すべき時間帯を振り分けて設定しておいて、各
端末装置からは前記計時時刻が設定してある時間帯にな
ったときに消費量信号を伝送すべくなしている。
【0005】この場合、各端末装置の計時時刻を一致さ
せておくことが前提条件となる。すなわち、計時時刻の
誤差を生じさせないために、計時手段は高精度でなけれ
ばならない。しかし、高精度の計時手段は高価であっ
て、端末装置の製造コストの制約から前記端末装置に組
み込むことが可能な計時手段の精度には限界があるた
め、各端末装置の計時時刻にある程度の誤差が生じるこ
とはやむを得ないという事情がある。
【0006】特開昭64−8800号公報において提案されて
いる自動検針システム用端末機は、端末装置(端末機)
側の計時手段の時刻合わせに係る発明であって、端末装
置側の計時手段の計時時刻を、端末装置と中央装置(管
理センタ)との信号伝送の都度、前記中央装置から与え
られる正確な時刻に基づき修正すべくなすことで、各端
末装置の計時時刻の誤差が累積されないように時刻合わ
せを行うことを目的とする。
【0007】このような自動検針システムにおいて、計
量した消費量を所定の時間、例えば1時間を単位として
中央装置にて集計するように構成すると、前記中央装置
にて時間の経過と消費量との関連についての調査、即ち
ロードサーベイが可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなロードサー
ベイシステムでは、消費量が計量された計量時刻を正確
に把握するために、前述の自動検針システム用端末機よ
りも厳密に時刻合わせを行って、各端末装置の計時時刻
を一致させておくことが要求される。しかし仮に、時刻
合わせの頻度を増加させたとしても、即ち信号伝送の有
無によらずに頻繁に中央装置側から各端末装置の計時時
刻の修正を行うべくなしたとしても、中央装置に大きな
処理負担を強いることになるから、現実的ではない。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、端末装置側にて計量時刻を記録しておき、該
計量時刻を、その送信の際に端末装置側から送信される
送信時刻とそれを受信した中央装置側の受信時刻との差
分に基づいて補正することが可能なロードサーベイシス
テム,中央装置及びこれと接続するための端末装置の提
供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る中央装置
は、計時手段を有する端末装置から、前記計時手段によ
り予め計時された時刻を受信する中央装置において、前
記計時手段により計時された送信時刻を受信する手段
と、前記送信時刻を受信した受信時刻を計時する計時手
段と、計時した受信時刻及び受信した送信時刻の差分を
求める演算手段と、求めた差分に基づき、受信した時刻
を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0011】図3は本発明に係る時刻補正の概念を説明
するための概念図である。図において、G1は端末装置側
に設けられた計時手段である。計時手段G1は、計量時刻
及び送信時刻を参照するために使用される。これら計量
時刻及び送信時刻は、該送信時刻になると中央装置側の
補正手段G2へ与えられる。一方、中央装置側には送信時
刻を受信した受信時刻を参照するための計時手段G3が設
けてあって、この受信時刻は補正手段G2へ与えられる。
そして、補正手段G2は受信時刻と送信時刻との差分に基
づいて補正すべき誤差を特定し、計量時刻を補正する。
【0012】図4は本発明に係る中央装置及び端末装置
を用いたロードサーベイシステムの動作シーケンスを説
明するための動作シーケンス図である。前記端末装置
は、消費量を計量する計量装置と接続してある。計量装
置は、調査対象の通過量が単位体積に達する都度、パル
ス信号を発信すべくなしてあって、所定の計量周期当た
りのパルス数を計数することにより、消費量を計量する
ものである。
【0013】図において、端末装置は所定の計量周期毎
に計量された消費量に基づく消費量信号及びその計量時
刻を記録する(A) 。そして、端末装置は所定の伝送周期
に基づき設定される送信時刻になると、消費量信号,計
量時刻及び前記送信時刻を送信する(B) 。中央装置は、
端末装置から消費量信号,計量時刻及び送信時刻を受信
して、その受信時刻を記録する(C) 。その後、中央装置
は前記受信時刻と前記送信時刻との差分を補正すべき誤
差と特定し、後述する補正式に基づいて計量時刻を補正
する(D) 。更に、補正後の計量時刻に基づき後述する手
順に従って計量期間を標準化し(E) 、ロードサーベイに
使用する。
【0014】図5は中央装置が端末装置から受信するデ
ータのフォーマットを説明するための説明図である。こ
のフォーマットにおいては、計量周期毎の計量時刻を計
量開始日時,計量周期及び計量回数により記録する。図
において、31桁から38桁までのフィールドF1は計量開始
日時を表すロードサーベイ開始時刻フィールドである。
39桁から40桁までのフィールドF2は計量周期を表すロー
ドサーベイ間隔フィールドである。50桁から54桁までの
フィールドF3は計量開始日時から1計量周期分のパルス
数を表すパルス差分No.1フィールドである。55桁から59
桁までのフィールドF4は計量開始日時の1回目計量周期
後から1周期分のパルス数を表すパルス差分No.2フィー
ルドである。165 桁から169 桁までのフィールドF5は計
量開始日時の23回目計量周期後から1周期分のパルス数
を表すパルス差分No.24 フィールドである。171 桁から
182 桁までのフィールドF6は中央装置側の受信時刻を表
すセンタ受信時刻フィールドである。また、183 桁から
194 桁までのフィールドF7は端末装置側から与えられる
送信時刻を表すメータ送信時刻フィールドである。
【0015】この発明においては、端末装置側から中央
装置側へ送信された時刻を、端末装置から送信される送
信時刻とそれを受信した中央装置側の受信時刻との差分
に基づいて補正するから、時刻合わせに係る通信の処理
負担を増加させずに、受信した時刻を補正することがで
きる。
【0016】第2発明に係る中央装置は、前記演算手段
は、差分として前記受信時刻から前記送信時刻を減算し
た差を求め、また前記補正手段は、求めた差を受信した
時刻に加算することで、前記時刻を補正すべくなしてあ
ることを特徴とする。
【0017】以下に示す数1は、計量時刻の補正に係る
補正式の一例であって、計量周期をTUと表し、端末装
置から中央装置へ1回当たりn計量周期分の消費量信号
を伝送するものとする。また伝送回数をdと表して、d
回目の伝送についてその計量開始日時をTS[d] ,送信
時刻をTM[d] ,受信時刻をTC[d] と夫々表す。これ
らの変数に基づいて、i番目の計量周期の計量時刻の補
正時刻T[d,i] を求める。
【0018】
【数1】
【0019】この発明においては、端末装置側から中央
装置側へ送信された時刻を、端末装置から送信される送
信時刻とそれを受信した中央装置側の受信時刻との差分
に基づいて簡便に補正するから、時刻合わせに係る通信
の処理負担を増加させずに、受信した時刻を補正するこ
とができる。
【0020】第3発明に係る中央装置は、前記受信時刻
及び前記送信時刻を記憶しておく記憶手段を備え、また
前記演算手段は、前記受信時刻から前記送信時刻を減算
した第1差を求める手段と、前記時刻の受信より過去に
前記記憶手段に記憶された受信時刻及び送信時刻を読み
出して、前者から後者を減算した第2差を求める手段と
を備え、また前記補正手段は、第2差を受信した時刻に
加算した和を求める手段と、第1差から第2差を減算し
た差を第2差に係る受信時刻からの経過時間に応じて比
例配分した値を求める手段と、求めた値を前記和に加算
する手段とを備えることを特徴とする。
【0021】以下に示す数2は、計量時刻の補正に係る
補正式の他の一例であって、前回の伝送、即ちd−1回
目の伝送における受信時刻TC[d-1] 及び送信時刻TM
[d-1] を考慮することで、数1と比較してより厳密に補
正時刻を求める。
【0022】
【数2】
【0023】図6は計量時刻の補正に係る補正式の概念
を説明するための説明図であって、図6(A) は数1,図
6(B) は数2に夫々対応している。数1は図6(A) に示
すように、受信時刻TC[d] と送信時刻TM[d] との差
分を、受信した計量時刻に加算することで補正時刻を求
める。例えば、送信時刻の方が10分遅れているとき、各
計量周期について一律に10分を加算して補正時刻を求め
る。
【0024】数2は図6(B) に示すように、今回の伝送
における受信時刻TC[d] 及び送信時刻TM[d] の差分
と、前回の伝送における受信時刻TC[d-1] 及び送信時
刻TM[d-1] の差分との差分、即ち前回の伝送から今回
の伝送までの期間中の時刻のずれの拡散量を求め、この
拡散量を線形に比例配分する。例えば前回の伝送時に送
信時刻の方が5分遅れており、またその遅れが今回の伝
送時に10分に拡散したとすると、前回伝送時の遅れ5分
を初期値とし、また今回伝送時の遅れ10分を最終値とし
て時間の経過に応じて線形に変化させた値を、受信した
計量時刻に加算して補正時刻を求める。従って、24回分
の計量周期の中間となる12番目の計量周期においては、
前回伝送時の遅れ5分に比例配分による2分半を加えた
7分半の遅れがあったとして、これを受信した計量時刻
に加算する。
【0025】図7は補正後の計量時刻に基づく計量期間
の標準化の概念を説明するための説明図であって、需要
者J1及び需要者J2の計量周期毎の消費量を夫々表してい
る。図において、需要者J1の計量時刻はロードサーベイ
の基準時刻としての中央装置の計時時刻(以下、中央装
置時刻という)から15分進んでおり、また需要者J2の計
量時刻は前記中央装置時刻から8分遅れていたことを表
している。すなわち、需要者J1の計量時刻19:00 から計
量時刻20:00 までの消費量として計量された122 m
3 は、中央装置時刻における18:45 から19:45 までの消
費量である。一方、同一の計量周期、計量時刻19:00 か
ら計量時刻20:00 までの需要者J2の消費量として計量さ
れた58m3 は、中央装置時刻における19:08 から20:08
までの消費量である。
【0026】そこで、需要者J1及び需要者J2の補正時刻
を求めた後に、中央装置の計量周期毎の計時時刻に基づ
き各需要者における計量期間の標準化を行い、各計量期
間における消費量を推定する。以下に示す数3は、補正
時刻T[d,i] からT[d,i+1]までの消費量をP[d,i] と
表し、また補正時刻T[d,i] からT[d,i+1] までに存在
する中央装置時刻をTN[d,j] と表すときの、所定の計
量期間TN[d,j] からTN[d,j+1] までの標準化消費量
PN[d,j] を求める計算式である。
【0027】
【数3】
【0028】具体的には、需要者J1の19:00 から20:00
までの標準化消費量を、これに該当する期間、即ち18:4
5 から19:45 までの後半45分間及びその次の計量周期の
前半15分間における夫々の消費量を足し合わせて求め
る。但し、一つの計量周期においてパルス信号の間隔は
均一であるものする。従って、需要者J1の標準化消費量
は、 122 m3 ×(45分÷60分)+143 m3 ×(15分÷60分)
=127.25m3 となる。同様に、需要者J2の19:00 から20:00 までの標
準化消費量を、これに該当する期間、即ち19:08 から2
0:08 までの前半52分間及びその前の計量周期の後半8
分間における夫々の消費量を足し合わせることにより、 62m3 ×(52分÷60分)+58m3 ×(8分÷60分)=6
1.47 m3 と求める。
【0029】この発明においては、端末装置側から中央
装置側へ送信された時刻を、端末装置から送信される送
信時刻とそれを受信した中央装置側の受信時刻との差分
に基づいて厳密に補正するから、時刻合わせに係る通信
の処理負担を増加させずに、受信した時刻を補正するこ
とができる。
【0030】第4発明に係る端末装置は、計時手段を有
し、該計時手段により予め計時した時刻を中央装置へ送
信する端末装置において、前記時刻の送信時に前記計時
手段により計時した送信時刻を前記中央装置へ送信する
手段を備えることを特徴とする。
【0031】この発明においては、第1発明,第2発明
又は第3発明の中央装置のいずれかと接続することで、
時刻合わせに係る処理負担を軽減したロードサーベイシ
ステムを構築することができる。
【0032】第5発明に係るロードサーベイシステム
は、複数の計量装置夫々によって経時的に計量した調査
対象の消費量を、複数の端末装置により中央装置へ伝送
して該中央装置にて集計することにより、該中央装置に
て時間の経過と消費量との関連についての調査を行うロ
ードサーベイシステムであって、前記端末装置は、計時
手段と、前記計量装置により計量された消費量及びその
計量時刻を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から消費
量及びその計量時刻を読み出して、これらをその送信時
刻と共に中央装置へ送信する送信手段とを備え、また前
記中央装置は、前記端末装置から消費量,その計量時刻
及び送信時刻を受信する受信手段と、消費量,その計量
時刻及び送信時刻を受信した受信時刻を計時する計時手
段と、前記受信時刻及び受信した送信時刻の差分を求め
る演算手段と、求めた差分に基づき、受信した計量時刻
を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0033】この発明においては、端末装置側から中央
装置側へ送信された時刻を、端末装置から送信される送
信時刻とそれを受信した中央装置側の受信時刻との差分
に基づいて補正するから、時刻合わせに係る通信の処理
負担を増加させずに、受信した時刻を補正することがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る中央装置及び
端末装置の構成を説明するための構成図であって、具体
的には、ガスの供給事業者側に設けられた中央装置及び
消費者側に設けられたガスメータ端末装置を接続してな
るロードサーベイシステムを表している。
【0035】図において、1はガスメータ端末装置側に
設けてあるパルス信号発信手段であって、配管経路を単
位体積分のガスが通過する都度、パルス信号を計量手段
2へ与える。計量手段2は、時計3から時刻を与えられ
ており、単位時間当たりの前記パルス信号のパルス数を
蓄積しておいて、所定の送信間隔毎に蓄積しておいたパ
ルス数を網制御手段4へ与える。また、パルス数の蓄積
を開始した日時を計量開始日時として記憶しておき、こ
れを前記送信間隔毎に網制御手段4へ与える。網制御手
段4は、電話回線5を介して中央装置を発呼し、中央装
置側へ与えられた単位時間当たりのパルス数及び計量開
始日時を送信する。また、その送信時の時計3による時
刻を送信時刻として送信する。
【0036】一方、受信手段6は電話回線5を介して送
信されてきた単位時間当たりのパルス数及び計量開始日
時並びに送信時刻を受信して、補正手段7へ与える。補
正手段7は、正確な時刻に時刻合わせされた時計8から
時刻を与えられており、単位時間当たりのパルス数など
を受信した時刻を受信時刻として記憶する。また補正手
段7は、前記受信時刻及び受信した送信時刻の差分に基
づき、後述する処理手順に従って計量開始日時から計量
周期毎の計量時刻を補正する。更にまた、補正手段7は
前記受信時刻及び送信時刻を記憶手段9へ与えて記憶さ
せる。
【0037】図2は本発明の中央装置における計量時刻
の補正に係る処理手順の一例を説明するためのフローチ
ャートである。受信時刻から送信時刻を減算して第1差
を求める(S1)。補正精度が高精度に補正すると指定され
ているか否かを判別して(S2)、高精度に補正すると指定
されているとき、記憶手段9から前回の伝送における受
信時刻及び送信時刻を読み出す(S3)。前記受信時刻から
前記送信時刻を減算して第2差を求める(S4)。そして、
計量周期と対応する計量時刻を前述の数2に基づいて補
正する(S5)。具体的には、1からnまでのi回目の計量
周期と対応する計量時刻の補正時刻を、計量開始日時+
計量周期×(i−1)+第2差×(n+1−i)÷n+
第1差×(i−1)÷nによって求める。S2におい
て、補正精度が高精度に指定されていないと判別したと
き、計量周期と対応する計量時刻を数1により補正する
(S6)。
【0038】
【発明の効果】以上の如き第1発明,第2発明及び第3
発明の中央装置のいずれかと第4発明の端末装置とを接
続したロードサーベイシステム又は第5発明のロードサ
ーベイシステムにおいて、通信回線を介して集計される
時刻を中央装置側で補正するから、ロードサーベイに必
要な時刻合わせのための処理負担を軽減することに優れ
た効果を奏する。
【0039】また、第2発明の中央装置によっては、受
信した時刻の補正に係る演算処理を簡略化するため、処
理負担の軽減に優れた効果を奏する。
【0040】更にまた、第3発明の中央装置によって
は、受信した時刻を高精度に補正することに優れた効果
を奏する。
【0041】また、第4発明の端末装置によっては、第
1発明,第2発明又は第3発明の中央装置のいずれかと
接続することで、時刻合わせに係る処理負担を軽減した
ロードサーベイシステムの構築を可能にするという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中央装置及び端末装置の構成を説
明するための構成図である。
【図2】本発明の中央装置における計量時刻の補正に係
る処理手順の一例を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】本発明に係る時刻補正の概念を説明するための
概念図である。
【図4】本発明に係る中央装置及び端末装置を用いたロ
ードサーベイシステムの動作シーケンスを説明するため
の動作シーケンス図である。
【図5】中央装置が端末装置から受信するデータのフォ
ーマットを説明するための説明図である。
【図6】計量時刻の補正に係る補正式の概念を説明する
ための説明図である。
【図7】補正後の計量時刻に基づく計量期間の標準化の
概念を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 計量手段 3,8 時計 4 網制御手段 6 受信手段 7 補正手段 9 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA08 AA09 AB03 BB09 BC01 CC01 CC09 GG01 GG07 5K048 AA00 BA36 DA02 EB10 EB11 HA01 HA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計時手段を有する端末装置から、前記計
    時手段により予め計時された時刻を受信する中央装置に
    おいて、 前記計時手段により計時された送信時刻を受信する手段
    と、 前記送信時刻を受信した受信時刻を計時する計時手段
    と、 計時した受信時刻及び受信した送信時刻の差分を求める
    演算手段と、 求めた差分に基づき、受信した時刻を補正する補正手段
    とを備えることを特徴とする中央装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、差分として前記受信時
    刻から前記送信時刻を減算した差を求め、また前記補正
    手段は、求めた差を受信した時刻に加算することで、前
    記時刻を補正すべくなしてあることを特徴とする請求項
    1記載の中央装置。
  3. 【請求項3】 前記受信時刻及び前記送信時刻を記憶し
    ておく記憶手段を備え、 また前記演算手段は、 前記受信時刻から前記送信時刻を減算した第1差を求め
    る手段と、 前記時刻の受信より過去に前記記憶手段に記憶された受
    信時刻及び送信時刻を読み出して、前者から後者を減算
    した第2差を求める手段とを備え、 また前記補正手段は、 第2差を受信した時刻に加算した和を求める手段と、 第1差から第2差を減算した差を第2差に係る受信時刻
    からの経過時間に応じて比例配分した値を求める手段
    と、 求めた値を前記和に加算する手段とを備えることを特徴
    とする請求項1記載の中央装置。
  4. 【請求項4】 計時手段を有し、該計時手段により予め
    計時した時刻を中央装置へ送信する端末装置において、 前記時刻の送信時に前記計時手段により計時した送信時
    刻を前記中央装置へ送信する手段を備えることを特徴と
    する端末装置。
  5. 【請求項5】 複数の計量装置夫々によって経時的に計
    量した調査対象の消費量を、複数の端末装置により中央
    装置へ伝送して該中央装置にて集計することにより、該
    中央装置にて時間の経過と消費量との関連についての調
    査を行うロードサーベイシステムであって、 前記端末装置は、 計時手段と、 前記計量装置により計量された消費量及びその計量時刻
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から消費量及びその計量時刻を読み出し
    て、これらをその送信時刻と共に中央装置へ送信する送
    信手段とを備え、 また前記中央装置は、 前記端末装置から消費量,その計量時刻及び送信時刻を
    受信する受信手段と、 消費量,その計量時刻及び送信時刻を受信した受信時刻
    を計時する計時手段と、 前記受信時刻及び受信した送信時刻の差分を求める演算
    手段と、 求めた差分に基づき、受信した計量時刻を補正する補正
    手段とを備えることを特徴とするロードサーベイシステ
    ム。
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