JP2004117034A - 積算電力量計測システムおよびその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】時間帯や季節によって異なる電力単価を導入する場合に対応することのできる時間帯別積算電力量算定システムを提供する。
【解決手段】需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、この電力量計測手段で計測された電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、通信路を介して前記電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、前記計時手段から得られる日付・時刻データおよび前記積算条件設定手段によって設定された積算条件に基づいて前記受信した電力量に係わるデータを積算する電力量積算手段と、この電力量積算手段により積算された積算データを記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、から構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、この電力量計測手段で計測された電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、通信路を介して前記電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、前記計時手段から得られる日付・時刻データおよび前記積算条件設定手段によって設定された積算条件に基づいて前記受信した電力量に係わるデータを積算する電力量積算手段と、この電力量積算手段により積算された積算データを記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、から構成した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力量の積算値を計測する積算電力量計に係り、特に多様な積算電力量を計測することのできる積算電力量計測システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の積算電力量計としては、供給される電圧・電流に基づく移動磁束により円盤に渦電流を発生させて円盤を回転させ、円盤の回転数を機械的なカウンターで計量し表示するように構成されたものや、単位電力毎に発信器からパルスを発生させ、このパルス数を積算手段により計数し、その計数結果を積算値表示手段に表示するように構成した電子式電力量計などが利用されている。
【0003】
このうち後者の電子式電力量計は、需要家毎に通信装置を介して使用電力量を中央装置に伝送して集計するようにしたいわゆる集中検針システム等に採用されている(例えば、特開平1−195798号公報、特開平8−223659号公報、特開平10−334385号公報)。
【0004】
これら従来の技術はいずれも、日別あるいは月別に各需要家の電力積算値を得、この電力積算値に一定の電力単価を乗じて電力料金の従量料金を算出している。ところで、電力単価は本来一定ではなく、時間帯や季節による需給のバランス、原材料費の変動等により変動しているものであり、一律に定価を設定することには無理がある。そこで、近年の電力市場の規制緩和や自由化の動向に対応して、変動単価を導入することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような変動単価を導入するためには、従来のような1日単位や、1ヶ月単位などの一定期間の積算では対応できず、時間帯毎や、季節に応じて積算電力を算定することが必要となる。これに近いものとして、夜間電力契約による電力料金の算定方式がある。これは、需要の少ない夜間の電力単価を低くすることにより、夜間の電力需要の増加をねらっているものである。このために、積算電力計は、夜間電力計測用を専用に設けている。このような従来の方式では、昼間、夜間のように単純な時間区分にしか対応できず、時間帯を細かく分割して、その時間帯毎の電力単価を導入するような場合には対応が困難である。
【0006】
そこで本発明は、以上の課題に鑑み、時間帯とか季節によって異なる電力単価を導入する場合に対応することのできる積算電力量計測システムおよびその方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係わる積算電力量計測システムの発明は、需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、この電力量計測手段で計測された電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、通信路を介して前記電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、前記計時手段から得られる日付・時刻データおよび前記積算条件設定手段によって設定された積算条件に基づいて前記受信した電力量に係わるデータを積算する電力量積算手段と、この電力量積算手段により積算された積算データを記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、から構成したことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、需要家側から電力量を測定して計量センター側に逐次電力量に係わるデータを送信することにより、計量センター側にて各需要家の積算電力量を算定し記録することができる。
【0009】
また、請求項2に係わる積算電力量計測システムの発明は、需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、前記電力量計測手段で計測された電力量を前記計時手段から与えられる日付・時刻データを用いて、単位時間内の電力積算値を算出する第1の電力量積算手段と、この第1の電力量積算手段による積算電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、通信路を介して前記日付・時刻付きの積算電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、この積算条件設定手段で設定した積算条件に基づいて前記受信した積算電力量に係わるデータを積算する第2の電力量積算手段と、この第2の電力量積算手段により積算された積算電力量に係わるデータ記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、から構成したことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、電力量計側で電力量送信データに日付・時刻データを添付し、計量センター側では需要家毎に設定されている積算条件に基づいてさらに積算し、この積算結果を記録する。
【0011】
また、請求項3に係わる積算電力量計測システムの発明は、請求項1または2において、前記計量センターは、前記積算値記録手段のデータを検索するデータ検索手段と、計量センターの外部にデータを公開するデータ公開手段とを備え、需要家を含む外部からの積算値記録データに対する公開要求があったとき、前記データ公開手段およびデータ検索手段を介して前記積算値記録手段に記録されたデータの閲覧を可能にしたことを特徴とする。
この発明によれば、積算電力量データをデータ公開手段により電力需要家に提供することができる。
【0012】
さらに、請求項4に係わる積算電力量計測システムの発明は、請求項3において、計量センターは、時間帯毎の電力料金単価を与える料金単価設定手段と、この料金単価設定手段による時間帯別電力料金単価および前記積算値記録手段に記録されている時間帯別積算電力値を乗じて電力料金を算定する料金算定手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、時間帯積算電力量にその時間帯の料金単価を乗じて、これにすべての時間帯における料金を積算することにより電力使用料金を算定し、電力料金記録手段に記録することができる。
【0014】
さらにまた、請求項5に係わる積算電力量計測方法の発明は、需要家毎に計測された電力量を日付・時刻データに基づいて積算し、この積算電力量に係わるデータを通信路を介して送信し、この通信路を介して受信した日付・時刻付きの積算電力量に係わるデータを前記需要家毎に設定されている積算条件に基づいてさらに積算し、この積算結果を記録することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について説明する。なお、各図を通じて共通部分には同一符号、関連する部分にはアルファベットの添字をつけることにより、重複した説明は省略する。
【0016】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、図1を参照して説明する。図1において、3は各電力使用者(以下、電力需要家という)毎に設置された電力量計であり、電圧測定手段1および電流測定手段2により計測した電圧および電流を入力して電力を計測している。
【0017】
しかも、電力量計3は電力を計測する電力量計測手段31、電力量送信手段32および電力量表示手段33とにより構成される。前記電力量計測手段31は所定の最小単位の電力量を算定する毎に、パルス信号を出力する。前記電力量送信手段32はこのパルス信号を予め電力需要家毎に割り付けられている識別データとともに電力需要家データとして、通信ネットワーク4を介して計量センター5に送出する。前記通信ネットワーク4は電力線搬送による通信手段を用いるが、公衆電話回線やインターネット等を利用することもできる。
【0018】
前記計量センター5は電力量受信手段51と、電力量積算手段52と、積算値記録手段55と、積算条件設定手段53と、計時手段54とから構成され、各電力需要家3−1…3−nより送られる電力需要家データを用いて、電力量積算手段52において、計時手段54より得る日付・時刻データと積算条件設定手段53により与えられる時間帯毎の積算条件を参照し、各電力需要家における積算条件毎に電力量を積算して積算値記録手段55に記録する。
【0019】
図2は、電力量積算手段52と積算値記録手段55を主体とする作用を説明するための図であり、この図で示すように、積算条件設定手段53により月毎に積算すべき1日のうちの複数の時間帯(23時〜6時、6時〜9時、…、21時〜23時)が上段に記録され、実際に各時間帯で積算された積算電力量(kWh)が下段に記録されるようになっている。例えば、1月を例にすると、23時〜6時の時間帯には119.3(kWh)、6時〜9時の時間帯には82.1(kWh)そして21時〜23時の時間帯には71.5(kWh)の積算電力量が記録されている。
電力会社では、これらの時間帯別の積算電力量にそれぞれの電力料金単価を乗じた後、加算して、電力需要家毎の電力使用料金を算定する。
【0020】
以上述べたように、本実施の形態によれば、電力需要家側には煩雑な積算手段を備えずに、計量センターにおいて多数の電力需要家にしかも時間帯別にまとめて積算電力量の算出および記録を行なうことのできる電力料金算定装置を得ることができる。
【0021】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。ここで、前述した第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明する。電力量計3A−1…3A−nは前述した電力量計3−1…3−nに計時手段34と電力積算手段35とを追加して構成したものである。追加した電力積算手段35は電力量計測手段31から得られる電力量を計時手段34から得られる日付・時刻データを用いて、単位時間内の電力積算値を算定し、この電力積算値を電力量送信手段32を介して電力需要家識別データ(以下、ユーザーID)および時刻データとともに電力需要家データとして通信ネットワーク4を介して計量センター5Aへ送信する。
【0022】
計量センター5Aは、電力需要家データおよび積算条件設定手段53をもとに、各電力需要家について指定される積算時間帯毎に積算値を算定して、積算値記録手段55に記録する。
【0023】
この電力量積算手段52の作用を図4のフローチャートにより説明する。電力量積算手段52は、電力利用者データを受信する(ステップ41)と、このデータからユーザーID:A、積算時間:Ts〜Teおよび電力積算値:dをそれぞれ取出す(ステップ42〜ステップ44)。
【0024】
次に、ユーザーAの積算条件を参照し、時間帯Ts〜Teに係わる時間帯番号(n)を検索する(ステップ45)。
その後、日付・時刻データより月初めの最初の積算データか否かを判定する(ステップ46)。判定の結果、月初めの最初の積算データである場合(Yes)、月単位に積算値を算出するために、その積算値Dの初期条件を0とする(ステップ47)。判定の結果、月初めの最初の積算データでない場合(No)、前回の積算値Dを読み込む(ステップ48)。
【0025】
次に、積算値Dに対して、今回の送付されたデータdを加算してその時間帯の新たな積算値Dとし(ステップ49)、積算値記録手段55の所定の場所に記録する(ステップ50)。
【0026】
このように、第2の実施の形態によれば、計時手段を電力量計3A側に設置ししたので、通信ネットワーク4における時間遅れの影響を回避しながら、積算電力を算定できる。また、電力需要家側には煩雑な積算手段を備えずに、計量センターにおいて多数の電力需要家の積算電力算出と記録をまとめて行なうことができる。
【0027】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、図5を参照して説明する。ここで、上記の第2の実施の形態とは異なる部分を中心に説明する。電力量計3A−1…3A−nは第2の実施の形態の場合と同じであり、計量センター5Aに一部の機能を追加して新たに計量センター5Bとしたものである。
【0028】
即ち、計量センター5Bは第2の実施の形態の場合に比べ、新たにデータ検索手段56と、外部公開手段57とを備えている。この外部公開手段57はデータ検索手段56を介して積算値記録手段55に接続されるとともに、インターネット6を介して電力需要家の閲覧手段7に接続されるように構成されている。
この結果、電力需要家は計量センター5Bの外部公開手段57に対して自己の電力積算データの閲覧を要求することができる。
【0029】
電力需要家から積算値記録データの開示要求があると、外部公開手段57はまずユーザーIDと予め登録されたパスワードにより要求元の認証を行なう。次に、外部公開手段57は、データ検索手段56に対して、ユーザーIDを与える。
するとこのデータ検索手段56は、このユーザーの利用可能なデータを検索して外部公開手段57に応答する。この外部公開手段57は、インターネット6を介して閲覧手段7によりメニュー表示する。ユーザーがこのメニューから所望のデータを指定すると、外部公開手段57は、指定されたデータを積算値記録手段55より取出して閲覧手段7よりユーザーに提供する。
【0030】
図6は、外部公開手段57の作用をより詳しく示すフローチャートであり、まずユーザーを認証し(ステップ61)、次にユーザーIDによるデータ検索を行なう(ステップ62)。次に、検索データの一覧を表示し(ステップ63)、さらに、データおよび表示方法を受付ける(ステップ64)。次に、要求データを記録手段より読み込み(ステップ65)、最後に、積算値記録データを閲覧手段7に表示する(ステップ66)。
以上述べたように、本実施の形態によれば、ユーザーが電力使用量の開示を要求した場合、いつでも簡便に対応することができる。
【0031】
(第4の実施の形態)
本発明の実施の形態について、図7を参照して説明する。
本実施の形態は、図5に示した計量センター5Bに料金単価設定手段58と、電力料金算定手段59と、料金記録手段60とを追加して設けて新たに5Cとしたものである。
【0032】
この電力料金算定手段59は、ユーザー毎、毎月所定の日に前月の時間帯積算電力量を積算値記録手段55によって参照し、これに料金単価設定手段58で与えられる時間帯別の料金単価を乗じて時間帯別料金を算出し、さらに、各時間帯別料金をすべて加算することにより電力従量料金を算定する。この電力従量料金は、ユーザー毎、各月毎に料金記録手段60に記録されるように構成されている。
【0033】
図8は、この料金算定手段59の作用を示すフローチャートである。
図8において、料金算定手段59は、計算開始により、まずユーザーAが決められた所定の計算日か否かを判断する(ステップ81)。ユーザーAの計算日であれば、以下のステプ82に進む。ユーザーAの計算日でなければ、他のユーザーの判定に移る。ユーザーAの計算日であれば、次にユーザーAの前月の時間帯積算値E(n)を積算値記録手段55から入手する(ステップ82)。ここで、ユーザーAは、積算時間帯nを1からkまで分割していることを示す。
【0034】
次に、料金単価設定手段58より料金単価f(n)を入手する(ステップ83)。さらにその次に、この時間帯別積算値E(n)に料金単価設定手段58で設定されている料金単価f(n)を乗じたうえで加算する(ステップ84)。最後に、ステップ84の加算結果Fを料金記録手段60に記録する(ステップ85)。
【0035】
なお、電力料金は以上のように求めた従量料金のほかに、受電容量に応じた基本料金を課す場合が多いが、本発明は従量料金の算定方法に関するものであり、基本料金を課すか否かは本発明にとって本質的なことではなく、いずれにも適用できる。
【0036】
そして、料金記録手段60に記録されたユーザー毎の料金データは、第3の実施の形態と同様にして、図示していないがデータ検索手段56および外部公開手段57を介してユーザーに提供される。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、煩雑な積算電力量の算定、および料金の算定に対応でき、より自由度の大きい料金計算を実現できる。また、検針など、従来は人手により行なっていた作業をすべて自動化できるため、効率向上と、運用・管理コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に関する作用を説明するための図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に関する作用を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に関する作用を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に関する作用を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…電圧測定手段、2…電流測定手段、3…電力量計、4…通信ネットワーク、5…計量センター、6…インターネット、7…閲覧手段、31…電力量計測手段、32…電力量送信手段、33…表示手段、34…計時手段、35…電力量積算手段、51…電力量受信手段、52…電力量積算手段、53…積算条件設定手段、54…計時手段、55…積算値記録手段、56…データ検索手段、57…外部公開手段、58…料金単価設定手段、59…電力料金算定手段、60…料金記録手段。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力量の積算値を計測する積算電力量計に係り、特に多様な積算電力量を計測することのできる積算電力量計測システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の積算電力量計としては、供給される電圧・電流に基づく移動磁束により円盤に渦電流を発生させて円盤を回転させ、円盤の回転数を機械的なカウンターで計量し表示するように構成されたものや、単位電力毎に発信器からパルスを発生させ、このパルス数を積算手段により計数し、その計数結果を積算値表示手段に表示するように構成した電子式電力量計などが利用されている。
【0003】
このうち後者の電子式電力量計は、需要家毎に通信装置を介して使用電力量を中央装置に伝送して集計するようにしたいわゆる集中検針システム等に採用されている(例えば、特開平1−195798号公報、特開平8−223659号公報、特開平10−334385号公報)。
【0004】
これら従来の技術はいずれも、日別あるいは月別に各需要家の電力積算値を得、この電力積算値に一定の電力単価を乗じて電力料金の従量料金を算出している。ところで、電力単価は本来一定ではなく、時間帯や季節による需給のバランス、原材料費の変動等により変動しているものであり、一律に定価を設定することには無理がある。そこで、近年の電力市場の規制緩和や自由化の動向に対応して、変動単価を導入することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような変動単価を導入するためには、従来のような1日単位や、1ヶ月単位などの一定期間の積算では対応できず、時間帯毎や、季節に応じて積算電力を算定することが必要となる。これに近いものとして、夜間電力契約による電力料金の算定方式がある。これは、需要の少ない夜間の電力単価を低くすることにより、夜間の電力需要の増加をねらっているものである。このために、積算電力計は、夜間電力計測用を専用に設けている。このような従来の方式では、昼間、夜間のように単純な時間区分にしか対応できず、時間帯を細かく分割して、その時間帯毎の電力単価を導入するような場合には対応が困難である。
【0006】
そこで本発明は、以上の課題に鑑み、時間帯とか季節によって異なる電力単価を導入する場合に対応することのできる積算電力量計測システムおよびその方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係わる積算電力量計測システムの発明は、需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、この電力量計測手段で計測された電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、通信路を介して前記電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、前記計時手段から得られる日付・時刻データおよび前記積算条件設定手段によって設定された積算条件に基づいて前記受信した電力量に係わるデータを積算する電力量積算手段と、この電力量積算手段により積算された積算データを記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、から構成したことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、需要家側から電力量を測定して計量センター側に逐次電力量に係わるデータを送信することにより、計量センター側にて各需要家の積算電力量を算定し記録することができる。
【0009】
また、請求項2に係わる積算電力量計測システムの発明は、需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、前記電力量計測手段で計測された電力量を前記計時手段から与えられる日付・時刻データを用いて、単位時間内の電力積算値を算出する第1の電力量積算手段と、この第1の電力量積算手段による積算電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、通信路を介して前記日付・時刻付きの積算電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、この積算条件設定手段で設定した積算条件に基づいて前記受信した積算電力量に係わるデータを積算する第2の電力量積算手段と、この第2の電力量積算手段により積算された積算電力量に係わるデータ記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、から構成したことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、電力量計側で電力量送信データに日付・時刻データを添付し、計量センター側では需要家毎に設定されている積算条件に基づいてさらに積算し、この積算結果を記録する。
【0011】
また、請求項3に係わる積算電力量計測システムの発明は、請求項1または2において、前記計量センターは、前記積算値記録手段のデータを検索するデータ検索手段と、計量センターの外部にデータを公開するデータ公開手段とを備え、需要家を含む外部からの積算値記録データに対する公開要求があったとき、前記データ公開手段およびデータ検索手段を介して前記積算値記録手段に記録されたデータの閲覧を可能にしたことを特徴とする。
この発明によれば、積算電力量データをデータ公開手段により電力需要家に提供することができる。
【0012】
さらに、請求項4に係わる積算電力量計測システムの発明は、請求項3において、計量センターは、時間帯毎の電力料金単価を与える料金単価設定手段と、この料金単価設定手段による時間帯別電力料金単価および前記積算値記録手段に記録されている時間帯別積算電力値を乗じて電力料金を算定する料金算定手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、時間帯積算電力量にその時間帯の料金単価を乗じて、これにすべての時間帯における料金を積算することにより電力使用料金を算定し、電力料金記録手段に記録することができる。
【0014】
さらにまた、請求項5に係わる積算電力量計測方法の発明は、需要家毎に計測された電力量を日付・時刻データに基づいて積算し、この積算電力量に係わるデータを通信路を介して送信し、この通信路を介して受信した日付・時刻付きの積算電力量に係わるデータを前記需要家毎に設定されている積算条件に基づいてさらに積算し、この積算結果を記録することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について説明する。なお、各図を通じて共通部分には同一符号、関連する部分にはアルファベットの添字をつけることにより、重複した説明は省略する。
【0016】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、図1を参照して説明する。図1において、3は各電力使用者(以下、電力需要家という)毎に設置された電力量計であり、電圧測定手段1および電流測定手段2により計測した電圧および電流を入力して電力を計測している。
【0017】
しかも、電力量計3は電力を計測する電力量計測手段31、電力量送信手段32および電力量表示手段33とにより構成される。前記電力量計測手段31は所定の最小単位の電力量を算定する毎に、パルス信号を出力する。前記電力量送信手段32はこのパルス信号を予め電力需要家毎に割り付けられている識別データとともに電力需要家データとして、通信ネットワーク4を介して計量センター5に送出する。前記通信ネットワーク4は電力線搬送による通信手段を用いるが、公衆電話回線やインターネット等を利用することもできる。
【0018】
前記計量センター5は電力量受信手段51と、電力量積算手段52と、積算値記録手段55と、積算条件設定手段53と、計時手段54とから構成され、各電力需要家3−1…3−nより送られる電力需要家データを用いて、電力量積算手段52において、計時手段54より得る日付・時刻データと積算条件設定手段53により与えられる時間帯毎の積算条件を参照し、各電力需要家における積算条件毎に電力量を積算して積算値記録手段55に記録する。
【0019】
図2は、電力量積算手段52と積算値記録手段55を主体とする作用を説明するための図であり、この図で示すように、積算条件設定手段53により月毎に積算すべき1日のうちの複数の時間帯(23時〜6時、6時〜9時、…、21時〜23時)が上段に記録され、実際に各時間帯で積算された積算電力量(kWh)が下段に記録されるようになっている。例えば、1月を例にすると、23時〜6時の時間帯には119.3(kWh)、6時〜9時の時間帯には82.1(kWh)そして21時〜23時の時間帯には71.5(kWh)の積算電力量が記録されている。
電力会社では、これらの時間帯別の積算電力量にそれぞれの電力料金単価を乗じた後、加算して、電力需要家毎の電力使用料金を算定する。
【0020】
以上述べたように、本実施の形態によれば、電力需要家側には煩雑な積算手段を備えずに、計量センターにおいて多数の電力需要家にしかも時間帯別にまとめて積算電力量の算出および記録を行なうことのできる電力料金算定装置を得ることができる。
【0021】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、図3を参照して説明する。ここで、前述した第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明する。電力量計3A−1…3A−nは前述した電力量計3−1…3−nに計時手段34と電力積算手段35とを追加して構成したものである。追加した電力積算手段35は電力量計測手段31から得られる電力量を計時手段34から得られる日付・時刻データを用いて、単位時間内の電力積算値を算定し、この電力積算値を電力量送信手段32を介して電力需要家識別データ(以下、ユーザーID)および時刻データとともに電力需要家データとして通信ネットワーク4を介して計量センター5Aへ送信する。
【0022】
計量センター5Aは、電力需要家データおよび積算条件設定手段53をもとに、各電力需要家について指定される積算時間帯毎に積算値を算定して、積算値記録手段55に記録する。
【0023】
この電力量積算手段52の作用を図4のフローチャートにより説明する。電力量積算手段52は、電力利用者データを受信する(ステップ41)と、このデータからユーザーID:A、積算時間:Ts〜Teおよび電力積算値:dをそれぞれ取出す(ステップ42〜ステップ44)。
【0024】
次に、ユーザーAの積算条件を参照し、時間帯Ts〜Teに係わる時間帯番号(n)を検索する(ステップ45)。
その後、日付・時刻データより月初めの最初の積算データか否かを判定する(ステップ46)。判定の結果、月初めの最初の積算データである場合(Yes)、月単位に積算値を算出するために、その積算値Dの初期条件を0とする(ステップ47)。判定の結果、月初めの最初の積算データでない場合(No)、前回の積算値Dを読み込む(ステップ48)。
【0025】
次に、積算値Dに対して、今回の送付されたデータdを加算してその時間帯の新たな積算値Dとし(ステップ49)、積算値記録手段55の所定の場所に記録する(ステップ50)。
【0026】
このように、第2の実施の形態によれば、計時手段を電力量計3A側に設置ししたので、通信ネットワーク4における時間遅れの影響を回避しながら、積算電力を算定できる。また、電力需要家側には煩雑な積算手段を備えずに、計量センターにおいて多数の電力需要家の積算電力算出と記録をまとめて行なうことができる。
【0027】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、図5を参照して説明する。ここで、上記の第2の実施の形態とは異なる部分を中心に説明する。電力量計3A−1…3A−nは第2の実施の形態の場合と同じであり、計量センター5Aに一部の機能を追加して新たに計量センター5Bとしたものである。
【0028】
即ち、計量センター5Bは第2の実施の形態の場合に比べ、新たにデータ検索手段56と、外部公開手段57とを備えている。この外部公開手段57はデータ検索手段56を介して積算値記録手段55に接続されるとともに、インターネット6を介して電力需要家の閲覧手段7に接続されるように構成されている。
この結果、電力需要家は計量センター5Bの外部公開手段57に対して自己の電力積算データの閲覧を要求することができる。
【0029】
電力需要家から積算値記録データの開示要求があると、外部公開手段57はまずユーザーIDと予め登録されたパスワードにより要求元の認証を行なう。次に、外部公開手段57は、データ検索手段56に対して、ユーザーIDを与える。
するとこのデータ検索手段56は、このユーザーの利用可能なデータを検索して外部公開手段57に応答する。この外部公開手段57は、インターネット6を介して閲覧手段7によりメニュー表示する。ユーザーがこのメニューから所望のデータを指定すると、外部公開手段57は、指定されたデータを積算値記録手段55より取出して閲覧手段7よりユーザーに提供する。
【0030】
図6は、外部公開手段57の作用をより詳しく示すフローチャートであり、まずユーザーを認証し(ステップ61)、次にユーザーIDによるデータ検索を行なう(ステップ62)。次に、検索データの一覧を表示し(ステップ63)、さらに、データおよび表示方法を受付ける(ステップ64)。次に、要求データを記録手段より読み込み(ステップ65)、最後に、積算値記録データを閲覧手段7に表示する(ステップ66)。
以上述べたように、本実施の形態によれば、ユーザーが電力使用量の開示を要求した場合、いつでも簡便に対応することができる。
【0031】
(第4の実施の形態)
本発明の実施の形態について、図7を参照して説明する。
本実施の形態は、図5に示した計量センター5Bに料金単価設定手段58と、電力料金算定手段59と、料金記録手段60とを追加して設けて新たに5Cとしたものである。
【0032】
この電力料金算定手段59は、ユーザー毎、毎月所定の日に前月の時間帯積算電力量を積算値記録手段55によって参照し、これに料金単価設定手段58で与えられる時間帯別の料金単価を乗じて時間帯別料金を算出し、さらに、各時間帯別料金をすべて加算することにより電力従量料金を算定する。この電力従量料金は、ユーザー毎、各月毎に料金記録手段60に記録されるように構成されている。
【0033】
図8は、この料金算定手段59の作用を示すフローチャートである。
図8において、料金算定手段59は、計算開始により、まずユーザーAが決められた所定の計算日か否かを判断する(ステップ81)。ユーザーAの計算日であれば、以下のステプ82に進む。ユーザーAの計算日でなければ、他のユーザーの判定に移る。ユーザーAの計算日であれば、次にユーザーAの前月の時間帯積算値E(n)を積算値記録手段55から入手する(ステップ82)。ここで、ユーザーAは、積算時間帯nを1からkまで分割していることを示す。
【0034】
次に、料金単価設定手段58より料金単価f(n)を入手する(ステップ83)。さらにその次に、この時間帯別積算値E(n)に料金単価設定手段58で設定されている料金単価f(n)を乗じたうえで加算する(ステップ84)。最後に、ステップ84の加算結果Fを料金記録手段60に記録する(ステップ85)。
【0035】
なお、電力料金は以上のように求めた従量料金のほかに、受電容量に応じた基本料金を課す場合が多いが、本発明は従量料金の算定方法に関するものであり、基本料金を課すか否かは本発明にとって本質的なことではなく、いずれにも適用できる。
【0036】
そして、料金記録手段60に記録されたユーザー毎の料金データは、第3の実施の形態と同様にして、図示していないがデータ検索手段56および外部公開手段57を介してユーザーに提供される。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、煩雑な積算電力量の算定、および料金の算定に対応でき、より自由度の大きい料金計算を実現できる。また、検針など、従来は人手により行なっていた作業をすべて自動化できるため、効率向上と、運用・管理コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に関する作用を説明するための図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に関する作用を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に関する作用を説明するためのフローチャート。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に関する作用を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…電圧測定手段、2…電流測定手段、3…電力量計、4…通信ネットワーク、5…計量センター、6…インターネット、7…閲覧手段、31…電力量計測手段、32…電力量送信手段、33…表示手段、34…計時手段、35…電力量積算手段、51…電力量受信手段、52…電力量積算手段、53…積算条件設定手段、54…計時手段、55…積算値記録手段、56…データ検索手段、57…外部公開手段、58…料金単価設定手段、59…電力料金算定手段、60…料金記録手段。
Claims (5)
- 需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、この電力量計測手段で計測された電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、
通信路を介して前記電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、前記計時手段から得られる日付・時刻データおよび前記積算条件設定手段によって設定された積算条件に基づいて前記受信した電力量に係わるデータを積算する電力量積算手段と、この電力量積算手段により積算された積算データを記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、
から構成したことを特徴とする積算電力量計測システム。 - 需要家毎に電力量を計測する電力量計測手段と、日付・時刻データを提供する計時手段と、前記電力量計測手段で計測された電力量を前記計時手段から与えられる日付・時刻データを用いて、単位時間内の電力積算値を算出する第1の電力量積算手段と、この第1の電力量積算手段による積算電力量に係わるデータを送信する電力量送信手段とを備えた電力量計と、
通信路を介して前記積算電力量に係わるデータを受信する電力量受信手段と、需要家毎に積算条件を設定する積算条件設定手段と、この積算条件設定手段で設定した積算条件に基づいて前記受信した積算電力量に係わるデータを積算する第2の電力量積算手段と、この第2の電力量積算手段により積算された積算電力量に係わるデータ記録する積算値記録手段とを備えた計量センターと、
から構成したことを特徴とする積算電力量計測システム。 - 前記計量センターは、前記積算値記録手段のデータを検索するデータ検索手段と、計量センターの外部にデータを公開するデータ公開手段とを備え、需要家を含む外部からの積算値記録データに対する公開要求があったとき、前記データ公開手段およびデータ検索手段を介して前記積算値記録手段に記録されたデータの閲覧を可能にしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の積算電力量計測システム。
- 計量センターは、時間帯毎の電力料金単価を与える料金単価設定手段と、この料金単価設定手段による時間帯別電力料金単価および前記積算値記録手段に記録されている時間帯別積算電力値を乗じて電力料金を算定する料金算定手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載の積算電力量計測システム。
- 需要家毎に計測された電力量を日付・時刻データに基づいて積算し、この積算電力量に係わるデータを通信路を介して送信し、この通信路を介して受信した日付・時刻付きの積算電力量に係わるデータを前記需要家毎に設定されている積算条件基づいてさらに積算し、この積算結果を記録することを特徴とする積算電力量計測方法。
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- 2002-09-24 JP JP2002277382A patent/JP2004117034A/ja not_active Withdrawn
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