JP2004085309A - ガス使用量の分計装置およびガス料金算出システム - Google Patents

ガス使用量の分計装置およびガス料金算出システム Download PDF

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Abstract

【課題】各種のガス使用条件下でのガス使用量の積算値を重複することなく正確に算出可能な複数の積算値カウンタを備えた分計装置を提案すること。
【解決手段】分計装置4は、ガスメータ2の検針値に基づき、各種のガス使用条件下でのガス使用量を積算する複数の積算値カウンタ41、42、43と、これらが積算動作を行わないときに積算動作を行う通常積算値カウンタ44とを備えている。これらの積算値カウンタによる積算動作には優先順位が付与されており、制御部31の制御の下に、常に単一の積算値カウンタによってガス使用量の積算動作が行われる。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスメータから供給されるガス流量および積算値に基づき各種条件下でのガス流量の積算値をカウントする複数の積算値カウンタを備えたガス使用量の分計装置、および当該分計装置を備えたガス料金算出システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ガス使用量は、ガスメータでガス供給管を流れるガス流量の積算値をカウントしたガス流量積算値に、単位ガス流量あたりの金額を掛けることにより算出され、各消費者に請求される。
【0003】
ここで、ガス会社にとっては、ガスの売上を伸ばしたり、あるいは、特定のガス器具の拡販を図る方法として、ガス使用料として特別な料金設定システムを採用することが考えられる。例えば、ガス使用量の多い消費者には割引料金を適用して、ガス消費の促進を図ったり、拡販対象のガス器具が使用されている場合には、使用ガス料金を値引く等の方法が考えられる。
【0004】
このような特別な料金システムを可能にするために、本願人は、ガスメータの積算値より得られるガス流量に基づき、各種条件下でのガス使用量の積算値をカウント可能なマルチガスカウンタを特開2001−116606号公報において提案している。この分計装置を用いれば、各積算値カウンタによる積算値に基づき、多様なガス料金を設定することができる。
【0005】
例えば、ガスの料金設定として、ガス使用量の多い消費者に割引料金を採用する設定の場合には、積算値カウンタとして、ガス流量が所定流量以上の場合に積算値をカウントする大流量積算値カウンタを用いて、割引料金の対象分となるガス流量積算値のカウントを行う。また、ガス料金設定として、拡販対象のガス器具が使用されている場合に使用ガス料金を値引く設定では、積算値カウンタとして、ガス流量が所定流量以上で所定時間以上にわたる場合に積算値をカウントする長時間積算値カウンタを用いて、値引きの対象分となるガス流量積算値のカウントを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、マルチガスカウンタにおける複数の積算値カウンタは、異なる条件でのガス流量の積算値をカウントするものであるが、場合によっては、複数の積算値カウンタで同時にガス流量の積算値のカウントが可能になることがある。例えば、長時間積算値カウンタでのカウント中に、ガスが大量に使われて大流量積算値カウンタでもカウント可能なガス流量がガスメータから供給された場合である。このような場合に、複数の積算値カウンタで同時に積算値のカウントを行うと、各積算値カウンタの積算値を合計したガス使用量の合計と、実際に使用した総ガス使用量とが異なってしまう。
【0007】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ガス流量の重複カウントを回避可能な複数の積算値カウンタを備えた分計装置を提案することにある。また、この分計装置を用いて多様なガス料金の課金システムを実現可能なガス料金算出システムを提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のガス使用量の分計装置は、
ガスメータから定期的にガス流量および/またはその積算値を受信する受信部と、
受信した前記ガス流量および/または積算値に基づき、各種条件によるガス流量の積算値を算出する複数の積算値カウンタと、
前記積算値カウンタの動作を制御する分計制御部とを有し、
前記積算値カウンタは、少なくとも、第1のガス使用条件を満足する場合におけるガス流量の積算値を算出する第1の積算値カウンタと、第2のガス使用条件を満足する場合におけるガス流量の積算値を算出する第2の積算値カウンタとを含み、
前記分計制御部は、前記第1および第2のガス使用条件を共に満足する場合に、一方の積算値カウンタにのみ加算動作を行わせることを特徴としている。
【0009】
ここで、前記分計制御部は、前記第1および第2のガス使用条件を共に満足する場合に、予め設定された優先順位に従って、加算動作を行う積算値カウンタを選択するようにすることができる。この場合、前記優先順位を変更可能にしておくと便利である。
【0010】
また、前記積算値カウンタは、前記第1および第2のガス使用条件を共に満足しない場合における前記ガス流量の積算値を算出する通常積算値カウンタを含んでいることが望ましい。この場合には、各積算値カウンタによる積算値の合計がそのままガス使用量になる。
【0011】
次に、本発明の分計装置において、前記積算値カウンタの少なくとも一つを使用および未使用のいずれかに設定するための入力部を有し、前記分計制御部は、前記入力部を介して未使用に設定された積算値カウンタを停止状態に保持する構成とすることができる。
【0012】
この場合には、前記積算値カウンタは通常積算値カウンタを含み、この通常積算値カウンタが、当該通常積算値カウンタ以外の積算値カウンタがガス流量の積算値の加算動作を行っていない場合における、ガス流量の積算値を算出することが望ましい。
【0013】
積算値カウンタとしては指定時間積算値カウンタを採用することができる。指定時間積算値カウンタは、指定された第1の時間から第2の時間までの間におけるガス流量の積算値である指定時間積算値を算出するためのものである。
【0014】
また、大流量積算値カウンタを採用することができる。大流量積算値カウンタは、ガス流量が所定流量以上の場合における当該ガス流量の積算値である大流量積算値を算出するためのものである。
【0015】
さらに、長時間積算値カウンタを採用することができる。長時間積算値カウンタは、ガス流量が第1の流量以上の状態が第1の時間幅以上継続した場合における当該ガス流量の積算値である長時間積算値を算出するものである。この場合、長時間積算値カウンタは、第1および第2のカウンタを備え、前記第1のカウンタは、ガス流量が前記第1の流量以上となった時点から当該ガス流量の積算値の加算動作を開始し、当該第1の流量以上の状態が前記第1の時間幅未満で終了した場合にはリセットされ、前記第1の流量以上の状態が前記第1の時間幅に達すると、加算値を前記第2のカウンタに出力した後にリセットされるものとし、前記第2のカウンタは、ガス流量が前記第1の流量以上の状態が前記第1の時間幅に達した後に、前記第1のカウンタから供給される前記加算値をそれまでのガス流量の積算値に加算すると共に、ガス流量の積算値の加算動作を開始するものとすることができる。
【0016】
一方、本発明はガス料金算出システムに関するものであり、
上記構成のガス使用量の分計装置と、
この分計装置の各積算値カウンタ毎に設定したガス使用料の従量単価を含むガス料金体系が記憶保持されている記憶部と、
前記分計装置の各積算値カウンタ毎のガス流量の積算値と、前記ガス料金体系とに基づき、ガス使用料金を算出するガス料金算出部と、
を有していることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したガス供給システムの一例を説明する。
【0018】
(全体構成)
図1は本例のガス供給システムの全体構成を示してある。ガス供給システム1は、ガスメータ2が設置された消費者側システム11と、この消費者側システム11に公衆回線12を介して接続された管理者側システム13とを備えている。
【0019】
消費者側システム11は、ガスメータ2と、このガスメータ2に接続された外付けの表示装置3と、この表示装置3に内蔵された分計装置4と、表示装置3に接続された通信用の伝送装置(NCU)5から構成されている。ガスメータ2と表示装置3の間で電文通信が行われる。表示装置3は、ガスメータ2から定期的に取得されるガス流量および/またはその積算値に基づき、ガス使用量を分計装置4において各種の積算値毎に分計し、必要に応じて積算値を呼び出して、表示可能となっている。例えば、10分間隔でガスメータ2からガス流量の積算値が表示装置3に供給され、表示装置3の分計装置4では、10分間隔で供給される積算値の差と時間(10分)に基づきガス流量を算出し、当該ガス流量を各種の積算値毎に分計している。
【0020】
消費者側システム11は、伝送装置5および公衆回線12を介して、管理者側システム13の管理コンピュータ14との間で通信が可能となっている。従って、管理者側システム13から遠隔操作で、消費者側システム11のガス使用について管理を行うことができる。
【0021】
(分計装置を備えた表示装置)
図2は、ガスメータ2と表示装置3の内部構成を示す概略ブロック図である。この図に示すように、ガスメータ2は従来から使用されている一般的なものであり、ガス流通部(図示せず)を流れるガス流量を計量する機械式計量部21と、この機械式計量部21に機械的に連結され、計量結果に基づきガス流量の通常の積算値をカウントする機械式カウンタ22と、機械式計量部21の計量結果に基づき、ガス流量の通常の積算値をカウントする電子式のメータ積算値カウンタ23と、マイクロコンピュータから構成される制御部24とを有している。また、表示装置3との間で通信を行うための通信部25を有している。
【0022】
表示装置3は、マイクロコンピュータから構成される制御部31と、液晶表示部32と、ガスメータ2から供給されるガス流量および積算値を受信する通信部33と、液晶表示部32の表示切り換えを行うための表示切り換えボタン34を含む入力部35とを備えている。
【0023】
液晶表示部32は、ガスメータ2のメータ積算値カウンタ23のメータ積算値を表示するとともに、表示装置3に内蔵された分計装置4による各種の積算値を表示するためのものである。分計装置4は、本例では、制御部31の制御の下に動作する電子式の指定時間積算値カウンタ41と、大流量積算値カウンタ42と、長時間積算値カウンタ43と、通常積算値カウンタ44とを備えており、これらの積算値カウンタ41〜44の積算値が液晶表示部32に表示される。また、液晶表示部32の表示は、表示切り換えボタン34の操作に応じて切り換わるように構成され、例えば、メータ積算値、指定時間積算値、大流量積算値、長時間積算値、通常積算値の順にサイクリックに切り換わるようになっている。
【0024】
表示装置3は、更に、伝送装置(NCU)5、管理者側システム13等の上位に向けて、メータ積算値、指定時間積算値、大流量積算値、長時間積算値、通常積算値、指定時間積算値等のデータを通信により供給するための通信部36を備えている。この通信部36は、制御部31の制御の下で、上位から分計装置4への通信を受け、ガスメータ2から受信した情報を上位に向けて転送する。また、この通信部36は、上位からガスメータ2に対する通信も受けるようになっている。
【0025】
ここで、入力部35には、上記の各積算値カウンタ41、42、43の使用および未使用を選択するための設定ボタン群37が配列されている。この設定ボタン群37を操作することにより、必要な積算値のみを算出することができる。
【0026】
(積算値カウンタ)
次に、図3、4および5を参照して、分計装置4における4つの積算値カウンタ41〜43について説明する。
【0027】
まず、図3には長時間積算値をカウントするための長時間積算値カウンタ43の動作を示してある。この長時間積算値カウンタ43は、GHP等の特定ガス器具を使用している時のガスの従量単価を別料金とするために、一定流量以上のガス流量で、一定時間以上にわたりガスが使用された場合のガス流量の積算値をカウントするためのものである。
【0028】
例えば、図3(a)に示すように、ガス流量がQ以上の使用状態が、一定時間T以上にわたる場合に、長時間積算値カウンタ43が積算値をカウントするものとする。図においては、流量Q以上の時間が一定時間Tよりも長い時間tに亘っており、この場合には、網掛け部分が長時間積算値となり、この面積分に相当するガス量が長時間積算値カウンタ43に加算される。
【0029】
すなわち、図3(b)のフローチャートに従って説明すると、まず、ガス流量が設定値Qを超えた時に、その時点の積算値Csを記憶する(ステップST1)。次に、ガス流量が設定値Qを下回った時、その時点の積算値Ceを記憶する(ステップST2)。次に、継続時間tが設定時間T以上の場合には、t時間内の積算値(Ce−Cs)を長時間積算カウンタ43に加算する(ステップST3)。しかるに、継続時間tが設定時間T未満の場合には、長時間積算値カウンタ43への加算は行わない。
【0030】
このようなカウント動作を行う長時間積算値カウンタ43を用いることにより、使用ガス器具を特定することができる。例えば、図3(c)の表の左欄および中欄に示すようにQ、Tの値を設定すれば、該当ガス器具として、右欄に示すようなガス器具が該当ガス器具として特定できる。
【0031】
ここで、本例の長時間積算値カウンタ43は、第1のカウンタ43Aと第2のカウンタ43Bから構成されている。第1のカウンタ43Aは、ガス流量が前記第1の流量Q以上となった時点から当該ガス流量の積算値の加算動作を開始し、当該第1の流量Q以上の状態が第1の時間幅T未満で終了した場合にはリセットされ、第1の流量Q以上の状態が第1の時間幅Tに達すると、加算値を第2のカウンタ43Bに出力した後にリセットされるものであり、
第2のカウンタ43Bは、ガス流量が第1の流量Q以上の状態が第1の時間幅Tに達した後に、第1のカウンタ43Aから供給される加算値をそれまでのガス流量の積算値に加算すると共に、ガス流量の積算値の加算動作を開始するものである。
【0032】
図4に大流量積算値をカウントするための大流量積算値カウンタ42の動作を示してある。この大流量積算値カウンタ42は、ガス給湯器等の特定ガス器具を使用している時のガスの従量単価を別料金とするために、一定流量以上のガス流量の積算値をカウントするためのものである。
【0033】
例えば、図4(a)に示すように、ガス流量がQ以上の場合に、網掛け部分の面積に相当するガス流量の積算値が、大流量積算値カウンタ42によりカウントされる。
【0034】
すなわち、図4(b)のフローチャートに従って説明すると、まず、ガス流量が設定値Qを超えた時に、その時点の積算値Csを記憶する(ステップST11)。次に、ガス流量が設定値Qを下回った時、その時点の積算値Ceを記憶する(ステップST12)。次に、積算値(Ce−Cs)を大流量積算値カウンタ42に加算する(ステップST13)。
【0035】
このようなカウント動作を行う大流量積算値カウンタ42を用いることにより、使用ガス器具を特定することができる。例えば、図4(c)の表の左欄に示すようにQの値を設定すれば、該当ガス器具として、右欄に示すようなガス器具を該当ガス器具として特定できる。
【0036】
図5には指定時間積算値をカウントするための指定時間積算値カウンタ41の動作を示してある。この指定時間積算値カウンタ41は、夜間、土日祝日、指定の季節のガスの従量単価を別料金とするために、指定時間の積算値をカウントするためのものである。
【0037】
例えば、図5(a)に示すように、時刻t1およびt2で規定される指定時間帯(網掛け部分)のガス流量の積算値が、指定時間積算値カウンタ41によってカウントされる。
【0038】
図5(b)のフローチャートに従って説明すると、まず、指定時間t1になった時に、その時点の積算値Csを記憶する(ステップST21)。次に、指定時間t2になった時、その時点の積算値Ceを記憶する(ステップST22)。次に、指定時間帯である時間t1からt2までの積算値(Ce−Cs)を指定時間積算値カウンタ41に加算する(ステップST23)。
【0039】
図5(c)には、時間幅の設定例を表にしてある。この表の左欄には特別料金が開始される指定時間t1の例を示してあり、中欄には特別料金の指定が解除される指定時間t2の例を示してある。これらの指定時間は、内蔵タイマ、内蔵カレンダにより設定できる。また、管理者側システム13からの指示により、都度、時間帯を設定することも可能である。表の右欄には、該当時間帯の料金と、指定時間の設定方法を示してある。
【0040】
なお、これら積算値カウンタ41〜43の他、例えば、指定温度時積算値をカウントするための指定温度時積算値カウンタを備えた構成とすることもできる。この指定温度時積算値カウンタは、低温時(GHP、ストーブ使用時)、高温時(GHP使用時)に、ガスの従量単価を別料金とするために、特定温度時の積算値をカウントするために用いることができる。
【0041】
次に、通常積算値カウンタ44は、指定時間積算値カウンタ41、大流量積算値カウンタ42および長時間積算値カウンタ43によってカウントされてないガス流量の積算値を算出するためのものである。
【0042】
本例では、これらの積算値カウンタ41〜44には、指定時間積算値カウンタ41、大流量積算値カウンタ42、長時間積算値カウンタ43、通常積算値カウンタ44の順で優先順位が付けられている。従って、常に、カウントアップ動作条件に合致した最も優先順位の高い単一の積算値カウンタによってガス流量の積算値のカウントアップが行われ、複数の積算値カウンタによって重複してガス流量の積算値がカウントアップされることがない。
【0043】
(分計装置の分計動作)
図6は、本例の分計装置4における各積算値カウンタ41〜44によるガス流量のカウントアップ動作の優先順位を示す説明図である。この図に示すように、指定時間積算値カウンタ41によるカウントアップの優先順位が最も高く、これに続き、大流量積算値カウンタ42、長時間積算値カウンタ43の順になっており、これらの積算値カウンタ41〜43のいずれも動作しない場合におけるガス使用量が、通常積算値カウンタ44によりカウントされる。
【0044】
図7には、本例の分計装置4における分計動作の一例を示すタイミングチャートである。図7(a)のグラフでは、縦軸がガス流量を表し、横軸が時間経過を表している。また、図7(b)〜(e)においては、各積算値カウンタの動作期間を太線で示してある。
【0045】
分計装置4には、例えば、ガスメータ2の側から10分毎にガス流量および積算値が供給される。最初の時間帯A(時点T0〜T1の間)は、ガス流量Qが大流量積算値カウンタ42がカウントアップを行う大流量設定値Q1以上となっている。この時間帯Aは、優先順位の最も高い指定時間積算値カウンタ41がカウントアップを行う指定時間(時点T4〜T7の間)でもない。従って、この時間帯Aでは、大流量積算値カウンタ42によって、ガス流量の積算値がカウントされる。
【0046】
次に、時点T1〜T3までの時間帯Bは、ガス流量Qが大流量設定値Q1よりも少ないが、長時間積算値カウンタ43がカウントアップを行う長時間設定値Q2より多い。また、ガス流量が長時間設定値Q2以上の状態が時点T1から継続しており、その長さは、長時間積算値カウンタ43においてカウントアップを行う条件である長時間設定値Tに達した時点T2よりも長い。さらに、この時間帯Bは、指定時間積算値カウンタ41においてカウントアップを行う指定時間でもない。従って、時間帯Bでは、長時間積算値カウンタ43によってガス流量の積算値がカウントされる。
【0047】
ここで、長時間積算値カウンタ43によるカウントアップは、ガス流量Q2以上の状態が継続して長時間設定値T以上に亘る場合に行われる。このようなカウントアップ動作は、第1および第2のカウンタ43A、43Bを用いて行われる。すなわち、第1のカウンタ43Aは、ガス流量Qが長時間設定値Q2(第1の流量)以上となった時点から当該ガス流量の積算値の加算動作を開始し、当該第1の流量以上の状態が長時間設定値T(第1の時間幅)未満で終了した場合にはリセットされ、長時間設定値Q2以上の状態が長時間設定値Tに達すると(図7における時点T2)、加算値を第2のカウンタに出力した後にリセットされる。また、第2のカウンタ43Bは、ガス流量が長時間設定値Q2以上の状態が長時間設定値Tに達した後に(図7の時点T2の後に)、第1のカウンタから供給される加算値をそれまでのガス流量の積算値に加算すると共に、ガス流量の積算値の加算動作を開始する。
【0048】
次に、時点T3からT4までの時間帯Cは、ガス流量が長時間流量設定Q2以下であり、指定時間積算値カウンタ41においてカウントアップを行う時間帯でもない。従って、この時間帯Cでは、カウントの優先順位が最下位に設定された通常積算値カウンタ44がガス流量のカウントアップ動作を行う。
【0049】
時点T4からT7までの時間帯Dは、指定時間積算値カウンタ41においてガス流量のカウントアップを行う指定時間である。従って、たとえ、時点T5からT6の間においてガス流量が大流量設定値Q2を超えて大流量積算値カウンタ42によるカウントアップ条件が満足されたとしても、最も優先順位の高い指定時間積算値カウンタ41によってガス流量の積算値がカウントアップされる。
【0050】
このように、本例の分計装置4は、各積算値カウンタ41〜44の優先順位を設定してある。このため、同時に複数の積算値カウンタでガス流量の積算値が重複してカウントアップされることがなく、図7(f)に示すように、各積算値カウンタでの積算値の合計がガス使用量の総計に一致する。
【0051】
次に、本例の分計装置4では、入力部35からの入力によって積算値カウンタ41〜43の優先順位を変更できるように構成することもできる。また、設定ボタン群37によって、使用しない積算値カウンタを設定入力することも可能となっている。未使用の積算値カウンタが存在する場合には、制御部31は、未使用の積算値カウンタを除いた場合の優先順位に従って各積算値カウンタを駆動制御することになる。例えば、大流量積算値カウンタ42が未使用カウントとして設定された場合には、図7における時点T0〜T1の間のガス使用量が長時間積算値カウンタ43によってカウントされる。また、長時間積算値カウンタ43が未使用カウンタとして設定された場合には、図7における時点T1〜T2の間のガス使用量は通常積算値カウンタ44によってカウントされる。
【0052】
(ガス料金算出動作)
次に、管理者側システム13は、管理コンピュータ14に内蔵のメモリ、あるいは外付けのメモリに、ガス料金体系に関する情報が記憶保持されている。このガス料金体系には、例えば、図8に示すように、各積算値カウンタ41〜44によりカウントされたガス使用量に対する1立方メートル当たりのガスの従量単価が記憶保持されている。管理コンピュータ14では、分計装置4から提供される各積算値カウンタ41〜44による積算値と、ガス料金体系とに基づき、各ガス消費者によるガス使用料を算出することができる。
【0053】
(その他の実施の形態)
上記の実施例では、表示装置に分計装置が内蔵された構成となっているが、分計装置を表示装置から離して単独で設置して、ガスメータに接続した構成とすることもできる。また、分計装置をガスメータに組み込んだ構成を採用することもできる。さらには、管理者側システム13の側に分計装置を配置することも可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の分計装置は、ガスメータの検針値に基づき、各種のガス使用条件下でのガス使用量の積算値をカウントする複数の積算値カウンタを択一的に駆動してガス使用量の積算値を算出している。したがって、複数の積算値カウンタによるカウントが同時に行われて、ガス使用量が重複して積算されることを防止でき、正確に、各種使用条件下でのガス使用量の積算値を算出することができる。
【0055】
また、本発明では、通常積算値カウンタにより、その他の積算値カウンタが動作しない場合におけるガス使用量の積算値をカウントするようにしている。したがって、各積算値カウンタの積算値の合計が、常に、ガス使用量の総計に一致する。
【0056】
さらに、本発明では、各種の積算値カウンタの積算動作の優先順位の変更や、各積算値カウンタの使用・未使用の設定を行うことができる。よって、必要なガス使用条件下でのガス使用量の積算値を得ることができる。このような積算値に基づき、多様なガス料金の課金システムを採用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した分計装置を備えたガス供給システムの一例を示す構成図である。
【図2】図1のガス供給システムにおいて、分計装置を内蔵した表示装置の内部構成を示す概略ブロック図である。
【図3】長時間積算値カウンタの動作を示す説明図である。
【図4】大流量積算値カウンタの動作を示す説明図である。
【図5】指定時間積算値カウンタの動作を示す説明図である。
【図6】図2の分計装置における複数の積算値カウンタの優先順位を示す説明図である。
【図7】図2の分計装置における各積算値カウンタの動作を示すための説明図である。
【図8】管理コンピュータに記憶保持されている料金メニューの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ガス供給システム
2 ガスメータ
3 表示装置
4 分計装置
5 伝送装置
21 機械式計量部
22 機械式カウンタ
23 メータ積算値カウンタ
24 制御部
25 通信部
31 制御部
32 液晶表示部
33 通信部
34 表示切り換えボタン
35 入力部
37 設定ボタン群
41 指定時間積算値カウンタ
42 大流量積算値カウンタ
43 長時間積算値カウンタ
44 通常積算値カウンタ

Claims (11)

  1. ガスメータから定期的にガス流量および/またはその積算値を受信する受信部と、
    受信した前記ガス流量および/または積算値に基づき、各種条件によるガス流量の積算値を算出する複数の積算値カウンタと、
    各積算値カウンタの動作を制御する分計制御部とを有し、
    前記積算値カウンタには、少なくとも、第1のガス使用条件を満足する場合におけるガス流量の積算値を算出する第1の積算値カウンタと、第2のガス使用条件を満足する場合におけるガス流量の積算値を算出する第2の積算値カウンタとが含まれており、
    前記分計制御部は、前記第1および第2のガス使用条件を共に満足する場合に、一方の積算値カウンタにのみ積算値の加算動作を行わせるガス使用量の分計装置。
  2. 請求項1において、
    前記分計制御部は、前記第1および第2のガス使用条件を共に満足する場合に、予め設定された優先順位に従って、積算値の加算動作を行わせる積算値カウンタを選択することを特徴とするガス使用量の分計装置。
  3. 請求項2において、
    前記優先順位は変更可能であることを特徴とするガス使用量の分計装置。
  4. 請求項1、2または3において、
    前記積算値カウンタは、前記第1および第2のガス使用条件を共に満足しない場合における前記ガス流量の積算値を算出する通常積算値カウンタを含むことを特徴とするガス使用量の分計装置。
  5. 請求項1、2または3において、
    前記積算値カウンタの少なくとも一つを使用および未使用のいずれかに設定するための入力部を有し、
    前記分計制御部は、前記入力部を介して未使用に設定された積算値カウンタを停止状態に保持することを特徴とするガス使用量の分計装置。
  6. 請求項5において、
    前記積算値カウンタには通常積算値カウンタが含まれており、
    この通常積算値カウンタは、当該通常積算値カウンタ以外の積算値カウンタがガス流量の積算値の加算動作を行っていない場合における、ガス流量の積算値を算出することを特徴とするガス使用量の分計装置。
  7. 請求項1ないし6のうちのいずれかの項において、
    前記積算値カウンタは指定時間積算値カウンタを含み、
    この指定時間積算値カウンタは、指定された第1の時間から第2の時間までの間におけるガス流量の積算値である指定時間積算値を算出するためのものであることを特徴とするガス使用量の分計装置。
  8. 請求項1ないし7のうちのいずれかの項において、
    前記積算値カウンタは大流量積算値カウンタを含み、
    この大流量積算値カウンタは、ガス流量が所定流量以上の場合における当該ガス流量の積算値である大流量積算値を算出するためのものであることを特徴とするガス使用量の分計装置。
  9. 請求項1ないし8のうちのいずれかの項において、
    前記積算値カウンタは長時間積算値カウンタを含み、
    この長時間積算値カウンタは、ガス流量が第1の流量以上の状態が第1の時間幅以上継続した場合における当該ガス流量の積算値である長時間積算値を算出するものであることを特徴とするガス使用量の分計装置。
  10. 請求項9において、
    前記長時間積算値カウンタは、第1および第2のカウンタを備えており、
    前記第1のカウンタは、ガス流量が前記第1の流量以上となった時点から当該ガス流量の積算値の加算動作を開始し、当該第1の流量以上の状態が前記第1の時間幅未満で終了した場合にはリセットされ、前記第1の流量以上の状態が前記第1の時間幅に達すると、加算値を前記第2のカウンタに出力した後にリセットされるものであり、
    前記第2のカウンタは、ガス流量が前記第1の流量以上の状態が前記第1の時間幅に達した後に、前記第1のカウンタから供給される前記加算値をそれまでのガス流量の積算値に加算すると共に、ガス流量の積算値の加算動作を開始するものであることを特徴とするガス使用量の分計装置。
  11. 請求項1ないし10のうちのいずれかの項に記載のガス使用量の分計装置と、
    この分計装置の各積算値カウンタ毎に設定したガス使用料の従量単価を含むガス料金体系が記憶保持されている記憶部と、
    前記分計装置の各積算値カウンタ毎のガス流量の積算値と、前記ガス料金体系とに基づき、ガス使用料金を算出するガス料金算出部と、
    を有しているガス料金算出システム。
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