JP2008158701A - 表示装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽電池の発電量、負荷の消費電力量、及び商用系統と売買される電気量に関する情報を集約して、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうち、最適な料金プランを選択するのに有用な情報を提供する。
【解決手段】発電装置と商用系統とが連系したシステムにおいて、上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定可能な電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プラン毎に、売電電力量、買電電力量、及び当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶すると共に、上記電力測定装置から受信した電力情報を記憶し、上記料金プランと料金単価の指定入力を受け付けて、当該料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報及び料金単価を代入して電気料金を算出し、これを表示する表示装置。
【選択図】図1
【解決手段】発電装置と商用系統とが連系したシステムにおいて、上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定可能な電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プラン毎に、売電電力量、買電電力量、及び当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶すると共に、上記電力測定装置から受信した電力情報を記憶し、上記料金プランと料金単価の指定入力を受け付けて、当該料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報及び料金単価を代入して電気料金を算出し、これを表示する表示装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、太陽電池の発電量、負荷の消費電力量、及び商用系統と売買される電気量に関する情報を集約して、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうち、最適な料金プランを選択するのに有用な情報を提示する技術に関する。
近年のエネルギー需要の増大及び石油、石炭を初めとする化石燃料の埋蔵量減少により従来十分活用されていなかった太陽エネルギーを有効活用する太陽電池の重要性が増加している。
一方、従来、電力の販売は電力供給事業者側から需要者へ商用系統を介して供給するという一方向性の販売形態であったが、最近では、需要者側において発電した電力を逆に商用系統に売るという所謂「逆潮流」が行われるようになっている。
このような需要者による売電は、電力会社にとっても、多量の電力需要の下、安定した電力供給に繋がり好ましい。
そのため、電力会社は各需要者の各種料金プランを用意しており、各需要者は、自己のライフスタイルや所有する太陽電池の発電状況等に応じて、最適と思われる料金プランにより、電力会社と電力の需給契約を結ぶ。
このような需要者による売電は、電力会社にとっても、多量の電力需要の下、安定した電力供給に繋がり好ましい。
そのため、電力会社は各需要者の各種料金プランを用意しており、各需要者は、自己のライフスタイルや所有する太陽電池の発電状況等に応じて、最適と思われる料金プランにより、電力会社と電力の需給契約を結ぶ。
しかしながら、各需要者のライフスタイルは多様であり、各需要者が備える太陽電池の発電状況等も様々であることから、各需要者にとって最適な料金プランがいずれであるかは分かりにくいものであった。
この点、随時変化するパワーコンディショナの運転状態や太陽電池の発電電力量等を手元で簡単に確認できるものとして、分散型電源からの電力供給を商用電源からの電力供給に連系させて制御するパワーコンディショナにおいて、分散型電源からの電力供給を制御する電力供給制御部と、電力供給制御部に接続されたコントローラと、無線通信によりコントローラとの間で情報を送受し、情報を表示する表示ユニットとを備えることを特徴とするものが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、利用者が、随時変化するパワーコンディショナの運転状態や発電量等を手元で確認することができるに過ぎず、利用者にとって最適な料金プランがいずれであるかは分からなかった。
そのため、利用者は、自分で発電量等から電気料金を計算し、どの料金プランが自分にとって一番得となるのかを計算する必要があり、大変煩わしかった。
また、電力会社によっても、料金プランが異なるし、また同じ電力会社内であっても、料金プランによって昼と夜の料金が異なったり、季節によって異なるなど、大変複雑な計算が必要となっていた。
そのため、利用者は、自分で発電量等から電気料金を計算し、どの料金プランが自分にとって一番得となるのかを計算する必要があり、大変煩わしかった。
また、電力会社によっても、料金プランが異なるし、また同じ電力会社内であっても、料金プランによって昼と夜の料金が異なったり、季節によって異なるなど、大変複雑な計算が必要となっていた。
そこで、本発明は、太陽電池の発電量、負荷の消費電力量、及び商用系統と売買される電気量に関する情報を集約して、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうち、最適な料金プランを選択するのに有用な情報を提示することを目的とする。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る表示装置は、発電を行う発電装置と、電力の売買を行う商用系統とが連系し、負荷に電力を供給するシステムにおいて、上記発電装置により発電された電力のうち上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定する電力測定手段を有する電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成された装置であって、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランごとに、売電電力量、買電電力量、及び、当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶する算出基礎情報記憶手段と、上記電力測定装置から、上記電力測定手段により測定された売電電力量及び買電電力量からなる電力情報を受信する電力情報受信手段と、上記受信した電力情報を記憶する電力情報記憶手段と、上記料金プランにおける、料金単価の入力を受け付ける料金単価受付手段と、上記料金プランの指定入力を受け付けて、当該指定された料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報記憶手段に記憶されている電力情報、及び上記料金単価受付手段により受け付けた料金単価を代入して、当該指定された料金プランにおける電気料金を算出する演算処理部と、上記演算処理部により算出された電気料金を表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
また、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうちの一つである第1の料金プランが指定された場合に算出された第1の電気料金を記憶する電気料金記憶手段と、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうちの一つであって、第1の料金プランとは異なる第2の料金プランが指定されて第2の電気料金が算出された場合に、上記電気料金記憶手段に記憶されている第1の電気料金との差額を算出する第2の演算処理部と、を有し、上記表示手段は、上記算出された第2の電気料金と共に、上記差額を表示するものとしてもよい。
また、外部からの入力操作を随時検知すると共に、入力操作停滞時間を計測する検知手段と、上記計測した入力操作停滞時間が所定の時間に至ったときにスクリーンセーバーの起動を上記表示手段に指示する起動指示手段と、を有し、上記表示手段は、上記起動指示に応じて、所定の画像データ又は動画データをスクリーンセーバーとして表示させるものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係る表示方法は、発電を行う発電装置と、電力の売買を行う商用系統とが連系し、負荷に電力を供給するシステムにおいて、上記発電装置により発電された電力のうち上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定する電力測定手段を有する電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランごとに、売電電力量、買電電力量、及び、当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶する算出基礎情報記憶手段とを有する装置により実行される方法であって、上記電力測定装置から、上記電力測定手段により測定された売電電力量及び買電電力量からなる電力情報を受信する処理と、上記受信した電力情報を電力情報記憶手段に記憶する処理と、上記料金プランにおける、料金単価の入力を受け付ける処理と、上記料金プランの指定入力を受け付けて、当該指定された料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報記憶手段に記憶されている電力情報、及び上記受け付けた料金単価を代入して、当該指定された料金プランにおける電気料金を算出する処理と、上記演算処理部により算出された電気料金を表示する処理と、を行うことを特徴とする。
また、本発明の更に別の観点に係るコンピュータプログラムは、発電を行う発電装置と、電力の売買を行う商用系統とが連系し、負荷に電力を供給するシステムにおいて、上記発電装置により発電された電力のうち上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定する電力測定手段を有する電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランごとに、売電電力量、買電電力量、及び、当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶する算出基礎情報記憶手段とを有するコンピュータを表示装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、上記コンピュータに対して、上記電力測定装置から、上記電力測定手段により測定された売電電力量及び買電電力量からなる電力情報を受信する処理と、上記受信した電力情報を電力情報記憶手段に記憶する処理と、上記料金プランにおける、料金単価の入力を受け付ける処理と、上記料金プランの指定入力を受け付けて、当該指定された料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報記憶手段に記憶されている電力情報、及び上記受け付けた料金単価を代入して、当該指定された料金プランにおける電気料金を算出する処理と、上記演算処理部により算出された電気料金を表示する処理と、を実行させる。
本発明によれば、太陽電池の発電量、負荷の消費電力量、及び商用系統と売買される電気量に関する情報が集約され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランを適用した場合の電気料金が算出され、ユーザに表示されるので、各需要者はこれに基づいて、各自に最適な料金プランを選択することができる。
次に、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る表示装置と、この表示装置1と連係するシステムの全体構成を示す図である。
表示装置1のユーザの居宅の屋根上には、複数の太陽電池モジュールを直並列に接続してなる太陽電池ユニット2が取り付けられている。この太陽電池ユニット2により発生した直流電力は、パワーコンディショナ3により交流電力に変換された後、電力測定器4、分電盤6を介して、所定の配線によりユーザ宅の負荷5に供給される。また、太陽電池ユニット2による発電量が、負荷5による消費電力量を上回るときには、余剰の電力が電力会社7に売電される。
また、電力測定器4と表示装置1とは、無線LANなどのネットワークを介して接続され、データの送受信を行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る表示装置と、この表示装置1と連係するシステムの全体構成を示す図である。
表示装置1のユーザの居宅の屋根上には、複数の太陽電池モジュールを直並列に接続してなる太陽電池ユニット2が取り付けられている。この太陽電池ユニット2により発生した直流電力は、パワーコンディショナ3により交流電力に変換された後、電力測定器4、分電盤6を介して、所定の配線によりユーザ宅の負荷5に供給される。また、太陽電池ユニット2による発電量が、負荷5による消費電力量を上回るときには、余剰の電力が電力会社7に売電される。
また、電力測定器4と表示装置1とは、無線LANなどのネットワークを介して接続され、データの送受信を行うことができる。
太陽電池ユニット2は、太陽光エネルギーを電力エネルギーに変換し、当該電力を供給する装置である。太陽電池ユニット2を構成する太陽電池モジュールは、特に限定されるものではないが、多結晶シリコン太陽電池、単結晶シリコン太陽電池、アモルファスシリコン、CIS等の薄膜太陽電池などを用いることができる。
負荷5は、エアーコンディショナ、テレビ、冷蔵庫などの電気製品等であって、太陽電池ユニット2により発電された電力の供給を受けて、当該電力を消費する。
電力会社7は、ユーザと電力供給契約を締結している電力会社7であって、配電網を介してユーザ宅に電力を供給する。本例において、電力会社7は、太陽電池ユニット2の発電量が負荷5の消費電力より小さい場合に、その不足分を供給し、また、太陽電池ユニット2による発電量が負荷5の消費電力量以上に発電した場合の余剰電力を購入する。
なお、通常、電力会社7はユーザの居宅の所在地により予め決まっている。
なお、通常、電力会社7はユーザの居宅の所在地により予め決まっている。
電力測定器4は、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するコンピュータプログラム、及びこのコンピュータプログラムや他のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)などの内部メモリ、ハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、図2に示すように、電力測定演算部41、電力情報送信部42、計時部43からなる機能ブロックを構成することができる。
電力測定演算部41は、太陽電池ユニット2により発電された発電量、負荷5が消費する消費電力量、電力会社7へ売却する電力である売電電力量、及び電力会社7から購入する電力である買電電力量を測定する。
電力情報送信部42は、電力測定演算部41により測定された、発電量、消費電力量、売電電力量、及び買電電力量のデータからなる電力情報を表示装置1に対して送信する処理を行う。電力情報の送信は、一定時間分積算してから送信してもよいし、表示装置1からの求めに応じて送信するものとしてもよい。
この電力情報送信部42による電力情報の送信処理は、例えば、信号線を介して、あるいは、無線通信等により実行される。
この電力情報送信部42による電力情報の送信処理は、例えば、信号線を介して、あるいは、無線通信等により実行される。
計時部43は、現在時刻を計時する。
表示装置1は、CPU、CPUが実行するコンピュータプログラム、及びこのコンピュータプログラムや他のデータを記憶するためのRAMなどの内部メモリ、ハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、図2に示すように、電力情報受信部11、電力情報記憶部12、算出基礎情報記憶部13、演算処理部14、入力部15、出力部16からなる機能ブロックを構成することができる。
電力情報受信部11は、電力測定器4の電力情報送信部42により送信された電力情報を受信する。
電力情報記憶部12は、電力情報受信部11により受信した電力情報を記憶することができる記憶部である。この電力情報記憶部12には、例えば、図3に示すように、日ごとに、各時間帯125当たりの発電量121、消費電力量122、売電電力量123、及び買電電力量124を電力量の欄126に記憶することができる。
算出基礎情報記憶部13は、電力会社7が提供する各種の料金プランにおける基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価等を変動項目として、仮想電気料金を算出するための基礎となる情報である算出基礎情報を記憶する記憶部である。この算出基礎情報に、所定の基本料金、電力量情報ないしは料金単価を当てはめることにより、後述する演算処理部14が仮想電気料金を算出することができる。なお、段階別基準電力値とは、いわゆる三段階料金制度にみられるように、消費電力量に応じて料金単価に段階が設けられている場合に、当該段階ごとの基準となる電力値をいう。また、仮想電気料金とは、各種料金プランを適用した場合において、ユーザが支払うべき電気料金をいう。
ここで、料金プランとは、ユーザと電力会社7との間で取り決める電気の売買価格であり、その一例として、図4に示す料金プランAがある。
ユーザが電力会社7から電気を購入する場合、この料金プランAでは、消費した電力量の料金単価に3段階の格差が設けられており、居宅ごとに設定された契約アンペアに応じた基本料金71に、消費した電力量に応じて上記3段階の料金単価72から算出される料金が従量的に加算される。上記3段階の料金単価72は、例えば、消費電力量が0kWh〜120kWhまで(第1段階)は1kWh当たり15円29銭、120kWh〜300kWhまで(第2段階)は1kWh当たり20円04銭、300kWh超過分(第3段階)は1kWh当たり21円25銭となっている。なお、上記第1段階における「0kWh〜120kWh」、上記第2段階における「120kWh〜300kWh」、上記第3段階における「300kWh超過」が上述の段階別基準電力値に相当する。
例えば、ユーザ宅の契約アンペアが20A、供給を受けた電力量が320kWhであったとすると、当該ユーザは、基本料金520円00銭、120kWh分については1kWh当たり第1段階の15円29銭が適用されて1834円80銭(=15.29×120)、120kWh〜300kWh分については1kWh当たり第2段階の20円04銭が適用されて3607円20銭(=20.04×180)、残り20kWh分については1kWh当たり第3段階の21円25銭が適用されて425円00銭(=21.25×20)となり、合計6387円となる。
一方、ユーザが、太陽電池ユニット2で発電した電気を電力会社7に売却する場合には、上記ような3段階であれば、当該月の電気使用量の3段階区分に沿って、上から3段、2段、1段と順に適用される。例えば、ユーザから電力会社7への電力量が100kWhの場合、第3段階での使用量は20kWhであるので、20kWh分が第3段階、80kWh分が第2段階の単価で算出される。すなわち、第3段階適用分の425円00銭(=21.25×20)と第2段階適用分の1603円20銭(=20.04×80)の和が電力会社7よりユーザへ支払われる。
ユーザが電力会社7から電気を購入する場合、この料金プランAでは、消費した電力量の料金単価に3段階の格差が設けられており、居宅ごとに設定された契約アンペアに応じた基本料金71に、消費した電力量に応じて上記3段階の料金単価72から算出される料金が従量的に加算される。上記3段階の料金単価72は、例えば、消費電力量が0kWh〜120kWhまで(第1段階)は1kWh当たり15円29銭、120kWh〜300kWhまで(第2段階)は1kWh当たり20円04銭、300kWh超過分(第3段階)は1kWh当たり21円25銭となっている。なお、上記第1段階における「0kWh〜120kWh」、上記第2段階における「120kWh〜300kWh」、上記第3段階における「300kWh超過」が上述の段階別基準電力値に相当する。
例えば、ユーザ宅の契約アンペアが20A、供給を受けた電力量が320kWhであったとすると、当該ユーザは、基本料金520円00銭、120kWh分については1kWh当たり第1段階の15円29銭が適用されて1834円80銭(=15.29×120)、120kWh〜300kWh分については1kWh当たり第2段階の20円04銭が適用されて3607円20銭(=20.04×180)、残り20kWh分については1kWh当たり第3段階の21円25銭が適用されて425円00銭(=21.25×20)となり、合計6387円となる。
一方、ユーザが、太陽電池ユニット2で発電した電気を電力会社7に売却する場合には、上記ような3段階であれば、当該月の電気使用量の3段階区分に沿って、上から3段、2段、1段と順に適用される。例えば、ユーザから電力会社7への電力量が100kWhの場合、第3段階での使用量は20kWhであるので、20kWh分が第3段階、80kWh分が第2段階の単価で算出される。すなわち、第3段階適用分の425円00銭(=21.25×20)と第2段階適用分の1603円20銭(=20.04×80)の和が電力会社7よりユーザへ支払われる。
また、料金プランの別の一例としては、図5に示す料金プランBがある。
この料金プランBでは、電力の供給時間帯によって料金単価が異なっており、居宅ごとに設定された契約アンペアに応じた基本料金81に、消費した電力量に応じて上記各時間帯ごとの料金単価82から算出される料金が従量的に加算される。上記時間帯は、例えば、昼間時間(10:00〜17:00)、朝晩時間(7:00〜10:00、17:00〜23:00)、夜間時間(23:00〜7:00)と分かれており、夜間時間は更に夏季(7月〜9月)と他季(10月〜6月)とに分かれている。そして、昼間時間は夏季が1kWh当たり30円05銭で他季が1kWh当たり25円20銭、朝晩時間が1kWh当たり20円30銭、夜間時間が1kWh当たり7円00銭となっている。
一方、上記料金プランAの場合と同様、料金プランBの場合においても、ユーザが、太陽電池ユニット2で発電した電気を電力会社7に売却する場合にも、上記料金プランBが適用され、昼間時間、朝晩時間、夜間時間ごとに設定された料金で引き取ってもらうことができる。
この料金プランBでは、電力の供給時間帯によって料金単価が異なっており、居宅ごとに設定された契約アンペアに応じた基本料金81に、消費した電力量に応じて上記各時間帯ごとの料金単価82から算出される料金が従量的に加算される。上記時間帯は、例えば、昼間時間(10:00〜17:00)、朝晩時間(7:00〜10:00、17:00〜23:00)、夜間時間(23:00〜7:00)と分かれており、夜間時間は更に夏季(7月〜9月)と他季(10月〜6月)とに分かれている。そして、昼間時間は夏季が1kWh当たり30円05銭で他季が1kWh当たり25円20銭、朝晩時間が1kWh当たり20円30銭、夜間時間が1kWh当たり7円00銭となっている。
一方、上記料金プランAの場合と同様、料金プランBの場合においても、ユーザが、太陽電池ユニット2で発電した電気を電力会社7に売却する場合にも、上記料金プランBが適用され、昼間時間、朝晩時間、夜間時間ごとに設定された料金で引き取ってもらうことができる。
このように、通常、電力会社7においては、各ユーザの使用状況に応じた料金プランが各種用意されており、各ユーザは自分の生活スタイル等に応じた料金プランを契約する。例えば、上記料金プランAは時間帯に関係なく料金が加算されるので、昼夜関係なく電力を使うようなユーザ宅、例えば、昼間に家族が在宅しているようなユーザ宅に向いているといえる。一方、上記料金プランBでは、昼間時間の電気料金が割高なので、昼間に余り電気を使わず、その間に余剰電力を電気会社に売却できるようなユーザ宅、例えば、共働きなどで昼間不在のユーザ宅に向いているといえる。
上述の料金プランは、通常、ユーザ宅の所在地に関係なく選択できるが、料金プラン中の基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価は、通常、ユーザ宅の存する地域の電力会社7ごとに異なっている。
そのため、算出基礎情報記憶部13は、各料金プランにおける基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価を変動項目として、仮想料金を算出するための算出基礎情報を記憶しており、上記基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価は、仮想電気料金の算出の際にユーザにより入力される。
この算出基礎情報は、例えば、料金プランAの場合であれば、
(仮想電気料金)=(基本料金)+(買電料金単価<第1段階>)×(買電電力量<第1段階>)+(買電料金単価<第2段階>)×(買電電力量<第2段階>)+(買電料金単価<第3段階>)×(買電電力量<第3段階>)−(売電料金単価<第1段階>)×(売電電力量<第1段階>)−(売電料金単価<第2段階>)×(売電電力量<第2段階>)−(売電料金単価<第3段階>)×(売電電力量<第3段階>)
である。
また、料金プランBであれば、
(仮想電気料金)=(基本料金)+(買電料金単価<昼間時間(夏季分)>)×(買電電力量<昼間時間(夏季分)>)+(買電料金単価<昼間時間(他季分)>)×(買電電力量<昼間時間(他季分)>)+(買電料金単価<朝晩時間>)×(買電電力量<朝晩時間>)+(買電電力量<夜間時間>)×(買電電力量<夜間時間>)−(売電料金単価<昼間時間(夏季分)>)×(売電電力量<昼間時間(夏季分)>)−(売電料金単価<昼間時間(他季分)>)×(売電電気量<昼間時間(他季分)>)−(売電料金単価<朝晩時間>)×(売電電力量<朝晩時間>)−(売電電力量<夜間時間>)×(売電電力量<夜間時間>)
である。
そのため、算出基礎情報記憶部13は、各料金プランにおける基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価を変動項目として、仮想料金を算出するための算出基礎情報を記憶しており、上記基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価は、仮想電気料金の算出の際にユーザにより入力される。
この算出基礎情報は、例えば、料金プランAの場合であれば、
(仮想電気料金)=(基本料金)+(買電料金単価<第1段階>)×(買電電力量<第1段階>)+(買電料金単価<第2段階>)×(買電電力量<第2段階>)+(買電料金単価<第3段階>)×(買電電力量<第3段階>)−(売電料金単価<第1段階>)×(売電電力量<第1段階>)−(売電料金単価<第2段階>)×(売電電力量<第2段階>)−(売電料金単価<第3段階>)×(売電電力量<第3段階>)
である。
また、料金プランBであれば、
(仮想電気料金)=(基本料金)+(買電料金単価<昼間時間(夏季分)>)×(買電電力量<昼間時間(夏季分)>)+(買電料金単価<昼間時間(他季分)>)×(買電電力量<昼間時間(他季分)>)+(買電料金単価<朝晩時間>)×(買電電力量<朝晩時間>)+(買電電力量<夜間時間>)×(買電電力量<夜間時間>)−(売電料金単価<昼間時間(夏季分)>)×(売電電力量<昼間時間(夏季分)>)−(売電料金単価<昼間時間(他季分)>)×(売電電気量<昼間時間(他季分)>)−(売電料金単価<朝晩時間>)×(売電電力量<朝晩時間>)−(売電電力量<夜間時間>)×(売電電力量<夜間時間>)
である。
演算処理部14は、電力情報記憶部12に記憶されている電力情報を参照して、電力情報の統計データを算出したり、各種の料金プランに基づいた仮想電気料金を算出する処理を行う。なお、電力情報の統計データとは、電力情報記憶部12に記憶されている発電量や売電電力量などを、1週間分、1ヶ月間分、1年間分まとめたものをいう。
仮想電気料金の算出は、例えば、月単位で算出する。
具体的には、料金プランAを例にとると、まず、ユーザが選択した料金プランに係る算定基礎情報を算定基礎情報記憶部13から読み出すと共に、ユーザにより入力された基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価を算定基礎情報の変動項目に当てはめる。
そして、仮想電気料金を算出する対象月に含まれる全ての日の売電電力量を電力情報記憶部12から読み出して時間帯ごとに全て合算すると共に、仮想電気料金を算出する対象月に含まれる全ての日の買電電力量を電力情報記憶部12から読み出して時間帯ごとに全て合算し、上記算出基礎情報に基づき、上記合算した売電電力量及び買電電力量を、各時間帯別に割り振って代入する。これにより、仮想電気料金が算出される。
具体的には、料金プランAを例にとると、まず、ユーザが選択した料金プランに係る算定基礎情報を算定基礎情報記憶部13から読み出すと共に、ユーザにより入力された基本料金、段階別基準電力値ないしは料金単価を算定基礎情報の変動項目に当てはめる。
そして、仮想電気料金を算出する対象月に含まれる全ての日の売電電力量を電力情報記憶部12から読み出して時間帯ごとに全て合算すると共に、仮想電気料金を算出する対象月に含まれる全ての日の買電電力量を電力情報記憶部12から読み出して時間帯ごとに全て合算し、上記算出基礎情報に基づき、上記合算した売電電力量及び買電電力量を、各時間帯別に割り振って代入する。これにより、仮想電気料金が算出される。
入力部15は、ユーザによるデータ入力、表示切替等の操作を受け付けることができ、例えば、操作ボタン、タッチパネルなどにより実現される。
出力部16は、電力情報記憶部12に記憶されている電力情報や、演算処理部14により演算された情報を外部に表示することができ、例えば、EL素子を用いたELディスプレイや、液晶ディスプレイなどにより実現される。
図6は、表示装置1の一例を示している。この表示装置1は、ディスプレイ101と、4つの操作ボタン102とからなる。4つの操作ボタン102には、表示装置1の機能が割り当てられ、当該割り当てられた機能は、ディスプレイ101上に表示される。
表示装置1の使用時にディスプレイ101上に表示される画面の一構成例を図7に示す。図7は、2010年1月1日午後0時38分における発電電力、売電電力、消費電力を示している。これによれば、太陽電池ユニット2により5.4kWの電力が発電され、そのうち4.2kWの電力が負荷5により消費され、余剰の1.2kWの電力が電力会社7に売電されたことが分かる。なお、これらの情報は、ユーザの操作により、電力情報記憶部12から読み出される。
画面下部には、各操作ボタン102に割り当てられた機能が示されており、ユーザは各機能に対応する操作ボタン102を押下することにより、各機能の実行を要求することができる。
「表示切替」103は、画面上における表示変更を要求することができ、これを要求することにより、例えば、図8に示すように、発電電力、消費電力、売電電力を対比可能なグラフとして表示させた画面を呼び出すことができる。
「表示切替」103は、画面上における表示変更を要求することができ、これを要求することにより、例えば、図8に示すように、発電電力、消費電力、売電電力を対比可能なグラフとして表示させた画面を呼び出すことができる。
「設定」104は、表示装置1の設定の変更を要求することができ、これを要求することにより、表示装置1の設定変更を入力可能な画面が表示される。当該画面からは、例えば、ディスプレイの明度等を変更したり、本体に内蔵されている計時機能の調整を行ったりすることができる。
「データ」105は、画面上に表示するデータの変更を要求することができ、これを要求することにより、例えば、図9に示すように、「1日のデータ」107、「1週間のデータ」108、「1ヶ月間のデータ」109、「1年間のデータ」110、「今までのデータ」111といった項目を選択できる画面を呼び出すことができる。
図9に示す画面において、各操作ボタンには、前画面に戻ることを要求する「戻る」112、画面上の選択エリアを変更する「△」113及び「▽」114(「△」を選択することにより、選択エリアは上方に移動し、「▽」を選択することにより、選択エリアは下方に移動する)、「△」ないしは「▽」により選択された項目に決定するための「決定」115が割り当てられている。
上記項目において、例えば、「1日のデータ」107を選択した場合には、データの表示を要求する日を入力する画面が表示され、当該画面上から希望する日を入力することにより、電力情報記憶部12に記憶されているデータが読み出され、図10のように表示される。
また、例えば、「1週間分のデータ」108を選択した場合には、データの表示を要求する期間を入力する画面が表示され、ユーザは、当該画面上から、「2006年9月1日」から7日間などと希望する1週間を入力することにより、電力情報記憶部12に記憶されている当該期間中のデータが読み出される、画面上に表示される。なお、この場合、演算処理部14により、1週間分のデータを発電量や売電電力量等ごとに合算したデータを表示してもよい。
その他、「1ヶ月間のデータ」109はある月のデータを、「1年間のデータ」110はある年のデータを、更に、「今までのデータ」111は、電力情報記憶部12に記憶さている全データを表示する。
図9に示す画面において、各操作ボタンには、前画面に戻ることを要求する「戻る」112、画面上の選択エリアを変更する「△」113及び「▽」114(「△」を選択することにより、選択エリアは上方に移動し、「▽」を選択することにより、選択エリアは下方に移動する)、「△」ないしは「▽」により選択された項目に決定するための「決定」115が割り当てられている。
上記項目において、例えば、「1日のデータ」107を選択した場合には、データの表示を要求する日を入力する画面が表示され、当該画面上から希望する日を入力することにより、電力情報記憶部12に記憶されているデータが読み出され、図10のように表示される。
また、例えば、「1週間分のデータ」108を選択した場合には、データの表示を要求する期間を入力する画面が表示され、ユーザは、当該画面上から、「2006年9月1日」から7日間などと希望する1週間を入力することにより、電力情報記憶部12に記憶されている当該期間中のデータが読み出される、画面上に表示される。なお、この場合、演算処理部14により、1週間分のデータを発電量や売電電力量等ごとに合算したデータを表示してもよい。
その他、「1ヶ月間のデータ」109はある月のデータを、「1年間のデータ」110はある年のデータを、更に、「今までのデータ」111は、電力情報記憶部12に記憶さている全データを表示する。
次に、本実施形態に係る表示装置1、及び表示装置1と連係する電力測定器4の一連の処理の流れについて、図11及び図12を参照して説明する。
図11は、太陽電池ユニット2により発電がなされ、表示装置1が電力測定器4から電力情報を受信するまでの流れを示している。
まず、電力測定器4は、電力測定演算部41により、発電電力、消費電力、売電電力、及び買電電力を測定する(S101)。
電力測定演算部41は、測定を継続的に行い、単位時間分、例えば1時間分の電力を測定したか否かを判断する(S102)。
判断の結果、単位時間分の電力を測定したと判断すると、電力情報送信部42により、当該測定した単位時間分の電力情報を表示装置1に対して送信する(S103)。
表示装置1は、上記電力情報を電力情報受信部11により受信し(S104)、電力情報記憶部12に記憶する(S105)。
図11は、太陽電池ユニット2により発電がなされ、表示装置1が電力測定器4から電力情報を受信するまでの流れを示している。
まず、電力測定器4は、電力測定演算部41により、発電電力、消費電力、売電電力、及び買電電力を測定する(S101)。
電力測定演算部41は、測定を継続的に行い、単位時間分、例えば1時間分の電力を測定したか否かを判断する(S102)。
判断の結果、単位時間分の電力を測定したと判断すると、電力情報送信部42により、当該測定した単位時間分の電力情報を表示装置1に対して送信する(S103)。
表示装置1は、上記電力情報を電力情報受信部11により受信し(S104)、電力情報記憶部12に記憶する(S105)。
続いて、ユーザからの要求に従って、仮想電気料金を算出し、これをユーザに対して提示するまでの処理について図12により説明する。
まず、仮想電気料金を算出する対象となる料金プランに対応する算出基礎情報を選択可能な画面から、ユーザに対して希望する算出基礎情報の選択を受け付ける(S201)。
まず、仮想電気料金を算出する対象となる料金プランに対応する算出基礎情報を選択可能な画面から、ユーザに対して希望する算出基礎情報の選択を受け付ける(S201)。
次に、ユーザが選択した算出基礎情報において、ユーザによる補充が必要な変動項目について、入力を要求する。
上記入力要求処理は、演算処理部14により、以下のS202〜S209までの処理により行われるが、当該入力要求処理の一例として、既述した図4に示す料金プランAに係る算定基礎情報がユーザにより選択された場合の処理を説明する。
まず、図13に示す入力画面上から、基本料金の入力を要求する(S202)。
ユーザは、入力値を減じる「▽」132ないしは入力値を増加させる「△」133に対応する操作ボタン102を押下することにより、入力欄141に基本料金を設定入力し、基本料金の設定が終了すると「次へ」134に対応する操作ボタンを押下する。
当該処理により、表示装置1は、基本料金の入力を受け付ける(S203)。
上記入力要求処理は、演算処理部14により、以下のS202〜S209までの処理により行われるが、当該入力要求処理の一例として、既述した図4に示す料金プランAに係る算定基礎情報がユーザにより選択された場合の処理を説明する。
まず、図13に示す入力画面上から、基本料金の入力を要求する(S202)。
ユーザは、入力値を減じる「▽」132ないしは入力値を増加させる「△」133に対応する操作ボタン102を押下することにより、入力欄141に基本料金を設定入力し、基本料金の設定が終了すると「次へ」134に対応する操作ボタンを押下する。
当該処理により、表示装置1は、基本料金の入力を受け付ける(S203)。
次に、図14に示す入力画面上から、第1段階の段階別基準電力値及び料金単価の入力を要求する(S204)。
これに対して、ユーザは、上述した基本料金の入力操作に倣って、第1段階の段階別基準電力値及び料金単価を段階別基準電力値入力欄142及び料金単価入力欄143に入力し、表示装置1は当該入力された段階別基準電力値及び料金単価を受け付ける(S205)。
なお、第1段階の段階別基準電力値及び料金単価の入力の流れは、詳細には、図15に示すように、第1段階の段階別基準電力値の始値を入力欄142aに入力するよう要求し(図15(A))、始値が入力された後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、第1段階の段階別基準電力値の終値を入力欄142bに入力するよう要求し(図15(B))、同様にして、当該終値の入力後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、第1段階の料金単価を入力欄143に入力するよう要求する(図15(C))。なお、各入力欄のいずれが入力可能な状態にあるかを示すために、入力可能な入力欄の数字は白抜き文字で示されている。
これに対して、ユーザは、上述した基本料金の入力操作に倣って、第1段階の段階別基準電力値及び料金単価を段階別基準電力値入力欄142及び料金単価入力欄143に入力し、表示装置1は当該入力された段階別基準電力値及び料金単価を受け付ける(S205)。
なお、第1段階の段階別基準電力値及び料金単価の入力の流れは、詳細には、図15に示すように、第1段階の段階別基準電力値の始値を入力欄142aに入力するよう要求し(図15(A))、始値が入力された後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、第1段階の段階別基準電力値の終値を入力欄142bに入力するよう要求し(図15(B))、同様にして、当該終値の入力後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、第1段階の料金単価を入力欄143に入力するよう要求する(図15(C))。なお、各入力欄のいずれが入力可能な状態にあるかを示すために、入力可能な入力欄の数字は白抜き文字で示されている。
続いて、第1段階の段階別基準電力値及び料金単価の入力要求と同様にして、図16に示す入力画面上から、第2段階の段階別基準電力値及び料金単価を各入力欄144、145に入力するよう要求し(S206)、入力を受け付ける(S207)。
更に同様にして、図17に示す入力画面上から、第3段階の段階別基準電力値及び料金単価を入力欄146、147に入力するよう要求し(S208)、入力を受け付ける(S209)。
更に同様にして、図17に示す入力画面上から、第3段階の段階別基準電力値及び料金単価を入力欄146、147に入力するよう要求し(S208)、入力を受け付ける(S209)。
以上のS202〜S209までの処理により、基本料金、第1段階から第3段階までの段階別基準電力値及び料金単価の入力を受け付けると、仮想電気料金を算出する対象月の指定を、所定の画面上から要求する(S210)。
これに対して、ユーザは、当該画面上から希望する対象月を入力し、表示装置1はこれを受け付ける(S211)
これに対して、ユーザは、当該画面上から希望する対象月を入力し、表示装置1はこれを受け付ける(S211)
演算処理部14は、電力情報記憶部12から、上記対象月に含まれる全ての日の売電電力量及び買電電力量の情報を電力情報記憶部12から読み出し(S212)、各々を時間帯ごとに全て合算すると共に、上記算出基礎情報に基づき、当該合算した売電電力量及び買電電力量を、各時間帯別に割り振って代入することにより、仮想電気料金を算出する(S213)。
そして、出力部16により、図18に示すように、ユーザに対して仮想電気料金を表示する(S214)。
図18には、対象月の買電電力量や売電電力量が電力情報記憶部12から読み出されて夫々表示欄148、150に表示されると共に、上記演算処理部14により算出された仮想電気料金が表示欄149に表示される。
これにより、ユーザは、現在、自分が契約している料金プランは別の料金プランにおける仮想電気料金を知ることができ、最も自分の生活スタイルに合った料金プランを選択することができる。
図18には、対象月の買電電力量や売電電力量が電力情報記憶部12から読み出されて夫々表示欄148、150に表示されると共に、上記演算処理部14により算出された仮想電気料金が表示欄149に表示される。
これにより、ユーザは、現在、自分が契約している料金プランは別の料金プランにおける仮想電気料金を知ることができ、最も自分の生活スタイルに合った料金プランを選択することができる。
また、上述のS202〜S209に係る入力要求処理の別の一例として、既述した図6に示す料金プランBに係る算定基礎情報がユーザにより選択された場合の処理を図19により説明する。
なお、図19において、S302〜S309の処理はS202〜S209の処理に対応し、S201及びS210〜S214の処理は上述の例と同様である。
まず、図13と同様に示される入力画面上から、基本料金の入力を要求する(S302)。
ユーザは、入力値を減じる「▽」132ないしは入力値を増加させる「△」133に対応する操作ボタン102を押下することにより、入力欄141に表示される基本料金を設定し、基本料金の設定が終了すると「次へ」134に対応する操作ボタン102を押下する。
当該処理により、表示装置1は、基本料金の入力を受け付ける(S303)。
なお、図19において、S302〜S309の処理はS202〜S209の処理に対応し、S201及びS210〜S214の処理は上述の例と同様である。
まず、図13と同様に示される入力画面上から、基本料金の入力を要求する(S302)。
ユーザは、入力値を減じる「▽」132ないしは入力値を増加させる「△」133に対応する操作ボタン102を押下することにより、入力欄141に表示される基本料金を設定し、基本料金の設定が終了すると「次へ」134に対応する操作ボタン102を押下する。
当該処理により、表示装置1は、基本料金の入力を受け付ける(S303)。
次に、図20に示す入力画面上から、朝晩時間の時間帯及び料金単価の入力を要求する(S304)。
これに対して、ユーザは、上述した基本料金の入力操作に倣って、朝晩時間の時間帯及び料金単価を夫々入力欄161、162に入力し、表示装置1は当該入力された時間帯及び料金単価を受け付ける(S305)。
なお、朝晩時間の時間帯は、7:00〜10:00と17:00〜23:00とがあるので、図20に示す画面と同様の画面により、合計2度の入力を要求して両時間帯をユーザに入力させるか、図20に示す画面を、両時間帯を入力可能に構成する。
また、時間帯及び料金単価の入力方法の詳細は、上述の料金プランAにおけるのと同様、朝晩時間の時間帯の始値の入力を要求し、当該始値の入力後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、朝晩時間の時間帯の終値の入力を要求し、同様にして、当該終値の入力後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、料金単価の入力を要求する。
これに対して、ユーザは、上述した基本料金の入力操作に倣って、朝晩時間の時間帯及び料金単価を夫々入力欄161、162に入力し、表示装置1は当該入力された時間帯及び料金単価を受け付ける(S305)。
なお、朝晩時間の時間帯は、7:00〜10:00と17:00〜23:00とがあるので、図20に示す画面と同様の画面により、合計2度の入力を要求して両時間帯をユーザに入力させるか、図20に示す画面を、両時間帯を入力可能に構成する。
また、時間帯及び料金単価の入力方法の詳細は、上述の料金プランAにおけるのと同様、朝晩時間の時間帯の始値の入力を要求し、当該始値の入力後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、朝晩時間の時間帯の終値の入力を要求し、同様にして、当該終値の入力後、「次へ」134に対応する操作ボタン102が押下されることにより、料金単価の入力を要求する。
続いて、朝晩時間の時間帯及び料金単価の入力要求と同様にして、図21に示す入力画面上から、昼間時間の時間帯及び料金単価を夫々入力欄163、164に入力するよう要求し(S306)、入力を受け付ける(S307)。なお、料金プランBでは、夏季と他季とによって料金単価が異なるので、仮想電気料金の算出を希望する月が夏季に当たる場合には夏季の料金単価を、また、他季に当たる場合には他季の料金単価の入力が求められる。
更に同様にして、図22に示す入力画面上から、夜間時間の時間帯及び料金単価を入力欄165、166に入力するよう要求し(S308)、入力を受け付ける(S309)。
更に同様にして、図22に示す入力画面上から、夜間時間の時間帯及び料金単価を入力欄165、166に入力するよう要求し(S308)、入力を受け付ける(S309)。
以上のS302〜S309までの処理により、基本料金、朝晩時間、昼間時間、及び夜間時間の時間帯と、各時間帯ごとの料金単価の入力を受け付けると、S210以降の処理と同様の処理によって、ユーザが所望する月の仮想電気料金を算出して、これをユーザに対して表示する。
また、本発明の別の実施形態においては、上記算出された仮想電気料金を記憶し、異なる料金プランにおける仮想電気料金の差額を算出して、これをユーザに表示させる。
本実施形態では、表示装置1は、図23に示す機能ブロックを構成する。なお、電力情報受信部11、電力情報記憶部12、算出基礎情報記憶部13、演算処理部14、入力部15、出力部16、及び電力測定器4については、既述のものと同様の機能を果たす。
仮想電気料金記憶部17は、既述の一連の処理の結果、演算処理部14により算出された仮想電気料金を記憶することができる記憶部である。
また、差額算出部18は、演算処理部14により仮想電気料金が算出された場合に、当該算出された仮想電気料金と、仮想電気料金記憶部17に記憶されている仮想電気料金との差額を算出する処理を行う。
本実施形態では、表示装置1は、図23に示す機能ブロックを構成する。なお、電力情報受信部11、電力情報記憶部12、算出基礎情報記憶部13、演算処理部14、入力部15、出力部16、及び電力測定器4については、既述のものと同様の機能を果たす。
仮想電気料金記憶部17は、既述の一連の処理の結果、演算処理部14により算出された仮想電気料金を記憶することができる記憶部である。
また、差額算出部18は、演算処理部14により仮想電気料金が算出された場合に、当該算出された仮想電気料金と、仮想電気料金記憶部17に記憶されている仮想電気料金との差額を算出する処理を行う。
本実施形態における表示装置1における処理の流れを図24に示す。
初期段階において、表示装置1は、既述したS201〜S214と同様の処理を実行した後、算出した仮想電気料金を仮想電気料金記憶部17に記憶する(S401)。
初期段階において、表示装置1は、既述したS201〜S214と同様の処理を実行した後、算出した仮想電気料金を仮想電気料金記憶部17に記憶する(S401)。
次に、ユーザから別の料金プランに係る仮想電気料金の算出を求められたとする。すると、表示装置1は、図25に示すように、当該別の料金プランについて、S201〜S213の処理を実行して仮想電気料金を算出する(S213)。
そして、ユーザに対して、仮想電気料金記憶部17に記憶されている仮想電気料金を表示して、上記算出した料金プランに基づく仮想電気料金との差額を算出する仮想電気料金の指定入力を受け付ける(S402)。
そして、ユーザに対して、仮想電気料金記憶部17に記憶されている仮想電気料金を表示して、上記算出した料金プランに基づく仮想電気料金との差額を算出する仮想電気料金の指定入力を受け付ける(S402)。
これに対して、ユーザが差額を算出する仮想電気料金を指定入力すると、差額算出部18は、仮想電気料金記憶部17から、上記指定に係る仮想電気料金を抽出して、上記算出された仮想電気料金との差額を算出する(S403)。
そして、図26に示すように、買電電力量148、算出した仮想電気料金149、売電電力量150と共に、上記算出した差額を表示欄151に表示する(S404)。
また、今回算出した仮想電気料金を仮想電気料金記憶部17に記憶し(S405)、一連の処理を終了する。
これにより、ユーザは、各種料金プランにおいて、いずれの料金プランがいくら分、得になるのかを容易に把握することができる。
そして、図26に示すように、買電電力量148、算出した仮想電気料金149、売電電力量150と共に、上記算出した差額を表示欄151に表示する(S404)。
また、今回算出した仮想電気料金を仮想電気料金記憶部17に記憶し(S405)、一連の処理を終了する。
これにより、ユーザは、各種料金プランにおいて、いずれの料金プランがいくら分、得になるのかを容易に把握することができる。
以上のような表示装置1は、普段、発電量等の電力情報記憶部12に記憶されている内容をディスプレイ101に表示させておくことができる一方、デジタル形式の写真データ等をスクリーンセーバーとしてディスプレイ101に表示させるようにしてもよい。
この場合には、表示装置1は、既述した電力情報受信部11〜出力部16の機能に加え、外部記録媒体等から画像を取り込む画像取込部と、ユーザの入力操作を検知すると共に、ユーザの操作停滞時間を計測する検知部と、上記計測した操作停滞時間が所定の時間に至ったときにスクリーンセーバー機能を起動させると共に、スクリーンセーバー機能の起動中においてユーザの操作を検知したときにスクリーンセーバー機能を終了させる制御部と、制御部からのスクリーンセーバー機能の起動指示に応じて、上記取り込まれた画像を表示させると共に、一定のタイミングで当該画像を切り替える動作処理部とを有する。
この場合には、表示装置1は、既述した電力情報受信部11〜出力部16の機能に加え、外部記録媒体等から画像を取り込む画像取込部と、ユーザの入力操作を検知すると共に、ユーザの操作停滞時間を計測する検知部と、上記計測した操作停滞時間が所定の時間に至ったときにスクリーンセーバー機能を起動させると共に、スクリーンセーバー機能の起動中においてユーザの操作を検知したときにスクリーンセーバー機能を終了させる制御部と、制御部からのスクリーンセーバー機能の起動指示に応じて、上記取り込まれた画像を表示させると共に、一定のタイミングで当該画像を切り替える動作処理部とを有する。
上記画像取込部は、例えば、表示装置1の裏面等にメモリーカードスロットルを設けることにより実現され、当該メモリーカードスロットルに差し込まれたメモリーカードから、JPEG等の所定のフォーマット写真データが取り込まれる。
なお、ここで用いられるメモリーカードとしては、例えば、COMPACTFLASH(登録商標)、Smart Media(登録商標)、SDメモリーカード、メモリースティック、MMC、xDピクチャーカードなどがある。
なお、ここで用いられるメモリーカードとしては、例えば、COMPACTFLASH(登録商標)、Smart Media(登録商標)、SDメモリーカード、メモリースティック、MMC、xDピクチャーカードなどがある。
当該スクリーンセーバーの機能の一連の処理は以下のように行われる。即ち、検知部がユーザの入力操作を随時検知すると共に、検知されなくなってからの時間を計測して、当該計測した時間が所定の時間に至ったと判断すると、制御部がスクリーンセーバー機能の起動を動作処理部に対して指示する。これに応じて動作処理部は、外部記録媒体から画像を取り込み表示させつつ、当該画像の表示時間を計測して、一定のタイミングで表示させる画像を切り替える。以上の処理により、一定時間、入力操作がない場合にスクリーンセーバーが表示される。
一方、スクリーンセーバー起動中に、検知部が、ユーザによる入力操作を検知したときは、制御部は、動作処理部に対して、スクリーンセーバー機能の終了を指示し、これに応じて、動作処理部はスクリーンセーバー機能を終了する。
これにより、ディスプレイの焼き付きを防止しつつ、各種電気量を見たり、仮想電気料金を算出したりするとき以外には、デジタルフォトフレームとして利用できて便利である。
これにより、ディスプレイの焼き付きを防止しつつ、各種電気量を見たり、仮想電気料金を算出したりするとき以外には、デジタルフォトフレームとして利用できて便利である。
なお、上記スクリーンセーバーにおいては、画像を切り替えて表示させるものとしたが、動画を記録媒体から取り込んで、動画を流すようにしてもよい。
1・・・表示装置、2・・・太陽電池ユニット、3・・・パワーコンディショナ、4・・・電力測定器、5・・・負荷、6・・・分電盤、7・・・電力会社、11・・・電力情報受信部、12・・・電力情報記憶部、13・・・算出基礎情報記憶部、14・・・演算処理部、15・・・入力部、16・・・出力部、17・・・仮想電気料金記憶部、18・・・差額算出部、41・・・電力測定演算部、42・・・電力情報送信部、43・・・計時部、71・・・基本料金、72・・・電力量料金、81・・・基本料金、82・・・電力量料金、101・・・ディスプレイ、102・・・操作ボタン、103・・・「表示切替」、104・・・「設定」、105・・・「データ」、106・・・「本日」、107・・・「1日のデータ」、108・・・「1週間のデータ」、109・・・「1ヶ月間のデータ」、110・・・「1年間のデータ」、111・・・「今までのデータ」、112・・・「戻る」、113・・・「△」、114・・・「▽」、115・・・「決定」、121・・・発電電力量、122・・・消費電力量、123・・・売電電力量、124・・・買電電力量、125・・・時間帯、126・・・電力量、131・・・「戻る」、132・・・「▽」、133・・・「△」、134・・・「次へ」、141・・・入力欄、142・・・段階別基準電力値入力欄、142a・・・第1段階の段階別基準電力値の始値入力欄、142b・・・第1段階の段階別基準電力値の終値入力欄、143・・・第1段階の料金単価入力欄、144・・・第2段階の段階別基準電力各入力欄、145・・・第2段階の段階別基準電力料金単価入力欄、146・・・第3段階の段階別基準電力入力欄、147・・・第3段階の段階別基準電力料金単価入力欄、148・・・買電電力、149・・・従量電灯、150・・・売電電力、151・・・夜間電力割引、161・・・朝晩時間帯、162・・・朝晩電力単価、163・・・昼間時間帯、164・・・昼間電力単価、165・・・夜間時間帯、166・・・夜間電力単価
Claims (5)
- 発電を行う発電装置と、電力の売買を行う商用系統とが連系し、負荷に電力を供給するシステムにおいて、上記発電装置により発電された電力のうち上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定する電力測定手段を有する電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成された装置であって、
上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランごとに、売電電力量、買電電力量、及び、当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶する算出基礎情報記憶手段と、
上記電力測定装置から、上記電力測定手段により測定された売電電力量及び買電電力量からなる電力情報を受信する電力情報受信手段と、
上記受信した電力情報を記憶する電力情報記憶手段と、
上記料金プランにおける、料金単価の入力を受け付ける料金単価受付手段と、
上記料金プランの指定入力を受け付けて、当該指定された料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報記憶手段に記憶されている電力情報、及び上記料金単価受付手段により受け付けた料金単価を代入して、当該指定された料金プランにおける電気料金を算出する演算処理部と、
上記演算処理部により算出された電気料金を表示する表示手段と、を有する、
ことを特徴とする表示装置。 - 上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうちの一つである第1の料金プランが指定された場合に算出された第1の電気料金を記憶する電気料金記憶手段と、
上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランのうちの一つであって、第1の料金プランとは異なる第2の料金プランが指定されて第2の電気料金が算出された場合に、上記電気料金記憶手段に記憶されている第1の電気料金との差額を算出する第2の演算処理部と、を有し、
上記表示手段は、上記算出された第2の電気料金と共に、上記差額を表示する、
請求項1記載の表示装置。 - 外部からの入力操作を随時検知すると共に、入力操作停滞時間を計測する検知手段と、
上記計測した入力操作停滞時間が所定の時間に至ったときにスクリーンセーバーの起動を上記表示手段に指示する起動指示手段と、を有し、
上記表示手段は、上記起動指示に応じて、所定の画像データ又は動画データをスクリーンセーバーとして表示させる、
請求項1又は2記載の表示装置。 - 発電を行う発電装置と、電力の売買を行う商用系統とが連系し、負荷に電力を供給するシステムにおいて、上記発電装置により発電された電力のうち上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定する電力測定手段を有する電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランごとに、売電電力量、買電電力量、及び、当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶する算出基礎情報記憶手段とを有する装置により実行される方法であって、
上記電力測定装置から、上記電力測定手段により測定された売電電力量及び買電電力量からなる電力情報を受信する処理と、
上記受信した電力情報を電力情報記憶手段に記憶する処理と、
上記料金プランにおける、料金単価の入力を受け付ける処理と、
上記料金プランの指定入力を受け付けて、当該指定された料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報記憶手段に記憶されている電力情報、及び上記受け付けた料金単価を代入して、当該指定された料金プランにおける電気料金を算出する処理と、
上記演算処理部により算出された電気料金を表示する処理と、
を行うことを特徴とする表示方法。 - 発電を行う発電装置と、電力の売買を行う商用系統とが連系し、負荷に電力を供給するシステムにおいて、上記発電装置により発電された電力のうち上記商用系統に売電される売電電力量と、上記商用系統から買電した買電電力量とを測定する電力測定手段を有する電力測定装置とネットワークを介して通信可能に構成され、上記商用系統を運営する事業者が提供する各種料金プランごとに、売電電力量、買電電力量、及び、当該両電力量の料金単価を変動項目として、電気料金を算出する基礎となる算出基礎情報を記憶する算出基礎情報記憶手段とを有するコンピュータを表示装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
上記コンピュータに対して、
上記電力測定装置から、上記電力測定手段により測定された売電電力量及び買電電力量からなる電力情報を受信する処理と、
上記受信した電力情報を電力情報記憶手段に記憶する処理と、
上記料金プランにおける、料金単価の入力を受け付ける処理と、
上記料金プランの指定入力を受け付けて、当該指定された料金プランに係る算出基礎情報に、上記電力情報記憶手段に記憶されている電力情報、及び上記受け付けた料金単価を代入して、当該指定された料金プランにおける電気料金を算出する処理と、
上記演算処理部により算出された電気料金を表示する処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
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