JP2004212288A - 流量計 - Google Patents

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Mamoru Suzuki
守 鈴木
Kenichiro Yuasa
健一郎 湯浅
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Abstract

【課題】流体の流量測定に関する信頼性を向上させることが可能な流量計を提供する。
【解決手段】ガスメータ10の制御ユニット16が、補正サイクルを繰り返しながら計測時間を補正する。すなわち、(1)流速センサ11を利用してガスGの流速Vを演算し、(2)その流速Vに基づいてガスGの温度Tを演算し、(3)その温度Tに基づいて、ガスGの温度Tと計測時間の補正値Uとの相関を示す相関テーブルRを利用して補正値Uを取得し、(4)その補正値U分だけ計測時間を補正する。環境温度の変化に伴って水晶発振子の動作特性に精度誤差が生じたとしても、その精度誤差が相関テーブルRを利用して把握され、精度誤差に起因する計測時間の遅れや進みを解消するように計測時間が補正される。したがって、計測時間が高精度にカウントされ、ガスGの流量測定間隔にばらつきが生じることが抑制される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の流量を測定する流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、消費者によるガス(燃料用ガス)の消費量(流量)を測定するために、各消費者宅ごとにガスメータが設置されている。ガス事業者は、一定期間ごとにガスメータからガスの消費量を検針することにより、その検針値に基づいてガスの使用料金を算定している。
【0003】
従来のガスメータとしては、例えば、時間を計測するためにクロックを搭載し、このクロックから出力されるクロック信号に基づいてガス消費量の測定間隔などを管理している超音波式のガスメータが知られている。このクロックは、例えば、水晶発振子を含んで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−327420号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したように、ガスメータにより測定されるガスの消費量は、消費者に請求されることとなるガスの使用料金を算定するために利用されるものであるため、その測定に関する信頼性は可能な限り高いことが望ましい。しかしながら、従来のガスメータでは、クロックの動作特性上の理由に起因して、ガスの消費量測定に関して信頼性の低下を招くおそれがあるという問題があった。すなわち、クロックを構成する水晶発振子の動作特性上の精度誤差は環境温度の変化に伴って大きく変動するため、環境温度によってはクロック信号の出力間隔に誤差が生じ、これによりガス消費量の測定間隔にばらつきが生じ得るのである(例えば、月差=3分〜4分以上)。最近では、所定の時間帯ごとにガスの使用料金に差を設ける時間帯別料金サービスが普及し始めていることから、この時間帯別料金サービスを公正に実施する上で、上記問題を解決することは急務である。
【0006】
なお、上記問題を解決するための対策としては、例えば、環境温度の変化に伴う精度誤差の変動範囲が狭い高性能な水晶発振子を使用すればよいが、この種の水晶発振子は一般に高価であり、ガスメータのコストアップを招くこととなるため、上記対策は得策と言えない。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、流体の流量測定に関する信頼性を向上させることが可能な流量計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の流量計は、所定の計測時間間隔ごとに流体の流速を演算し、その流速に基づいて流体の流量を演算する流量演算手段と、この流量演算手段により演算された流速に基づいて、流体の温度を演算する温度演算手段と、この温度演算手段により演算された温度に基づいて、計測時間の補正値を取得する補正値取得手段と、この補正値取得手段により取得された補正値に基づいて、計測時間を補正する計測時間補正手段とを備えるようにしたものである。
【0009】
本発明の流量計では、流量演算手段が、流体の流量を演算するためにその流体の流速を演算すると、温度演算手段が、流量演算手段により演算された流速に基づいて流体の温度を演算する。そして、補正値取得手段が、温度演算手段により演算された温度に基づいて計測時間の補正値を取得すると、計測時間補正手段が、補正値取得手段により取得された計測時間の補正値に基づいて計測時間を補正する。これにより、流体の温度に対応した計測時間の補正値に基づいて、計測時間が補正される。
【0010】
本発明の流量計では、流量演算手段が、流体に対して上流側から下流側へ音波を伝播させたときに要した第1の伝播時間と、下流側から上流側へ音波を伝播させたときに要した第2の伝播時間とを計測し、これらの第1および第2の伝播時間に基づいて流体の流速を演算するようにしてもよい。
【0011】
また、本発明の流量計では、流体が気体であり、温度演算手段が、気体の状態方程式を利用して流体の温度を演算するようにしてもよい。
【0012】
また、本発明の流量計では、補正値取得手段が、流体の温度と計測時間の補正値との相関を表す相関テーブルを利用して、流体の温度に対応した計測時間の補正値を取得するようにしてもよい。
【0013】
また、本発明の流量計では、温度演算手段が、所定の温度演算時間間隔ごとに流体の温度を演算するものであり、その温度演算手段が、第1の温度を取得したのち、この第1の温度に続く第2の温度を取得したときに、補正値取得手段が、第1および第2の温度の平均温度を演算し、その平均温度に基づいて計測時間の補正値を取得するようにしてもよいし、あるいは、補正値取得手段が、温度演算手段が流体の温度を演算するときごとにその温度に基づいて計測時間の補正値を取得し、所定の補正値演算時間間隔ごとに一連の補正値の平均補正値を演算するようにしてもよい。
【0014】
また、本発明の流量計では、さらに、所定の計測時間間隔ごとに所定の処理を実行する外部機器と通信するための外部用通信手段を備え、計測時間補正手段が、外部用通信手段を介して外部機器の計測時間を補正するようにしてもよい。
【0015】
また、本発明の流量計では、さらに、補正値取得手段とは別個に独立して計測時間の補正値を取得して計測時間を統括的に管理する統括機器と通信するための統括用通信手段を備え、計測時間補正手段が、補正値取得手段により取得された計測時間の補正値と、統括用通信手段を介して統括機器から取得した計測時間の補正値とを比較することにより、補正すべき補正値を決定するようにしてもよい。この場合には、補正値取得手段が、統括機器から取得した計測時間の補正値に基づいて、流体の温度と計測時間の補正値との相関を表す相関テーブルを更新するようにしてもよい。
【0016】
また、本発明の流量計では、計測時間補正手段が、流量演算手段により演算された流体の流量がゼロになったとき、または流量がゼロの状態が所定の期間に渡って継続したときに、計測時間を補正するようにしてもよい。
【0017】
また、本発明の流量計では、流量演算手段が、ガスの演算を取得し、その流速に基づいてガスの流量を演算するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る流量計としてのガスメータの構成について説明する。図1はガスメータ10のブロック構成を表し、図2は図1に示したガスメータ10の要部の断面構成を拡大して表している。
【0020】
このガスメータ10は、消費者宅ごとに設置され、消費者により消費されたガスGの消費量(流量)を測定するものであり、例えば鉄などの金属製の筐体1の内部に、配管H中を流れるガスGの流速を計測するために利用される流速センサ11と、ガスGの圧力を検出する圧力センサ12と、時間を計測するために利用されるクロック13と、各種情報を記憶するメモリ14と、メータ全体に電力を供給するリチウムバッテリ15と、メータ全体を制御する制御ユニット16と、ガスメータ10よりも下流側へのガスGの供給状態を切り替える遮断弁17とを備えている。このガスメータ10の筐体1には、各種情報を表示する表示パネル18が取り付けられている。
【0021】
流速センサ11は、例えば、超音波を利用してガスGの流速を計測するために利用されるものであり、図2に示したように、配管Hの上流側に設置された上流側超音波送受信器11Aと、下流側に設置された下流側超音波送受信器11Bとを含んで構成されている。これらの上流側超音波送受信器11Aおよび下流側超音波送受信器11Bは、配管H中を流れるガスG中において交互に超音波Wを送受信し、それぞれ送受信時ごとに制御ユニット16に対して計測信号S1を出力するようになっている。
【0022】
圧力センサ12は、配管H中を流れるガスGの圧力を検出し、制御ユニット16に対して圧力信号を出力するようになっている。この圧力センサ12は、例えば、圧力に応じて生じた歪みに対応した電圧を発生させる圧電膜センサなどにより構成されている。
【0023】
クロック13は、水晶発振子を含んで構成されており、この水晶発振子の動作特性を利用して制御ユニット16に対してクロック信号S2を出力するようになっている。
【0024】
メモリ14は、例えばRAM(Random Access Memory)などにより構成されており、制御ユニット16により利用される相関テーブルRなどの情報を記憶している。このメモリ14は、必要に応じて、制御ユニット16により演算されたガスGの瞬時流量QMや積算流量QPなども記憶可能になっている。
【0025】
制御ユニット16は、例えば、CPU(Central Processing Unit )などにより構成されており、主に、以下の機能を実行するようになっている。
【0026】
(1)流量演算機能
すなわち、制御ユニット16は、クロック13から出力されるクロック信号S2に基づいて時間を計測しながら、流速センサ11(上流側超音波送受信器11A、下流側超音波送受信器11B)から出力された計測信号S1に基づいて所定の計測時間間隔ごとに伝播時間H1,H2を計測することにより、これらの伝播時間H1,H2に基づいてガスGの流速Vを演算している。伝播時間H1(第1の伝播時間)とは、ガスG中で上流側から下流側へ超音波Wを伝播させたときに要した時間であり、伝播時間H2(第2の伝播時間)とは、下流側から上流側へ超音波Wを伝播させたときに要した時間である。そして、制御ユニット16は、ガスGの流速Vに配管Hの断面積Aを乗じることによりガスGの瞬時流量QMを演算すると共に、その瞬時流量QMを積算することによりガスGの積算流量QPを演算している。
【0027】
なお、制御ユニット16による流速Vの演算手順は、以下の通りである。すなわち、図2に示したように、超音波Wの伝播距離(上流側超音波送受信器11Aと下流側超音波送受信器11Bとの間の距離)をLとし、超音波Wの伝播方向とガスGの流れる方向とのなす角度をθとすると共に、音速をCとすると、伝播時間H1はH1=L/(C+Vcosθ)、伝播時間H2はH2=L/(C−Vcosθ)と表される。これにより、流速VはV=(L/2cosθ)((1/H1)−(1/H2))と算出される。ガスG中を伝播する超音波Wの伝播時間H1,H2は、そのガスGの温度Tや組成に依存して変化することが知られているが、一般消費者向けのガスGの組成はほぼ一定であるため、上記したようにガスGの伝播時間H1、H2に基づいて流速Vを算出可能となるのである。
【0028】
(2)計測時間補正機能
また、制御ユニット16は、クロック13から出力されるクロック信号S2に基づいて時間を計測しながら、ガスGの流速Vに基づいて計測時間を補正している。すなわち、制御ユニット16は、ガスGの流速Vを取得すると、その流速Vと共に気体(ガス)の状態方程式とを利用してガスGの温度Tを演算する。このときの温度Tは、T=MV/γR(Tは絶対温度、Mはガスの分子量、γは定数、Rは気体定数=8.314J/molK)と表される。そして、制御ユニット16は、メモリ14に記憶されている相関テーブルRを利用して、ガスGの温度Tに対応した計測時間の補正値Uを取得したのち、その補正値Uに基づいて計測時間を補正する。
【0029】
ここで、図3および図4を参照して、制御ユニット16による補正値Uの取得手順の一例について説明する。図3は相関テーブルRの内容を説明するためのものであり、「横軸」はガスGの温度T、「縦軸」はクロック13を構成する水晶発振子の動作特性上の精度誤差Eをそれぞれ示している。図4は計測時間の補正値Uの取得手順を説明するためのものであり、「横軸」は計測時間t、「縦軸」はガスGの温度Tをそれぞれ示している。
【0030】
クロック13から出力されるクロック信号S2の出力間隔誤差は、そのクロック13を構成する水晶発振子の動作特性上の精度誤差Eに依存している。この水晶発振子の精度誤差Eは、上記したように環境温度の変化に伴って変動し、具体的には、図3に示したように、所定の温度(例えば常温=約25℃)において±0となり、かつその温度を頂点として凸状の放物線を描くように変動している。このことから、水晶発振子が晒されている環境温度をガスGの温度Tとして検出すると共に、図3に示した水晶発振子の精度誤差Eの温度依存性データを相関テーブルRとして利用すれば、ガスGの温度Tに対応した水晶発振子の精度誤差Eが判るため、その精度誤差Eに起因するクロック信号S2の出力間隔誤差を解消するために必要な計測時間の補正値Uが判るのである。
【0031】
制御ユニット16は、補正サイクル動作を繰り返すことにより計測時間を補正している。すなわち、制御ユニット16は、図4に示したように、計測時間t1において温度T1(第1の温度)を取得し、その温度T1に基づいて計測時間を一旦補正したのち、所定の温度演算時間間隔tCが経過した計測時間t2において温度T2(第2の温度)を取得すると、温度T1,T2の平均値(平均温度=(T1+T2)/2)TAを演算すると共に、図3に示した相関テーブルRを利用して平均温度TAに対応した精度誤差EAを把握することにより、その精度誤差EAに対応した補正値U分だけ計測時間を補正する。具体的には、例えば、精度誤差EA=−1分の場合(計測時間が1分だけ遅れている場合)には補正値U=+1分となり、制御ユニット16は計測時間t2において計測時間を1分だけ進めるように補正する。あるいは、例えば、精度誤差EA=+1分の場合(計測時間が1分だけ進んでいる場合)には補正値U=−1分となり、制御ユニット16は計測時間t2において計測時間を1分だけ遅らせるように補正する。なお、上記した温度演算時間間隔tCは、必ずしもガスGの流量演算時間間隔と一致している必要はなく、適宜設定可能になっている。
【0032】
(3)保安機能
また、制御ユニット16は、所定のガスGの消費状態を検知した場合に、消費者に危険を伴うガスGの使用状態が生じているものと判断し、遮断弁17に弁駆動信号S3を出力している。「所定のガスGの消費状態を検知した場合」とは、例えば、ガスGの過大な流量や過大な圧力を検知したり、所定の時間以上の長期に渡ってガスGが消費されている場合などである。
【0033】
ここで、制御ユニット16が本発明における「流量演算手段」、「温度演算手段」、「補正値取得手段」および「計測時間補正手段」の一具体例に対応する。
【0034】
引き続き、図1を参照して、ガスメータ10の構成について説明する。
【0035】
遮断弁17は、配管Hを開閉可能なものであり、制御ユニット16から出力される弁駆動信号S3に応じて駆動し、配管Hを塞いでガスGの供給を遮断するようになっている。
【0036】
表示パネル18は、例えば、ガスGの流量などを表示するものであり、ダイヤル式の表示カウンタや液晶表示パネルなどにより構成されている。
【0037】
次に、図1〜図5を参照して、ガスメータ10の動作について説明する。図5は、ガスメータ10の動作の流れを説明するためのものである。なお、以下では、制御ユニット16による計測時間の補正機構について言及するものとする。
【0038】
このガスメータ10では、流速センサ11の上流側超音波送受信器11Aおよび下流側超音波送受信器11Bが、配管H中を流れるガスG中において交互に超音波Wを送受信すると(図1,図2参照)、補正サイクル動作を繰り返すことにより計測時間を補正する。
【0039】
補正サイクルでは、計測時間t1においてガスGの温度T1を取得し、その温度T1に基づいて計測時間を一旦補正したのち、計測時間t2において流速センサ11から出力された計測信号S1を取り込むと(図4参照)、この計測信号S1に基づいて、ガスG中で上流側から下流側へ超音波Wを伝播させたときに要した伝播時間H1と、下流側から上流側へ超音波Wを伝播させたときに要した伝播時間H2とを計測したのち(ステップS101)、これらの2つの伝播時間H1、H2に基づいてガスGの流速Vを演算する(ステップS102)。
【0040】
続いて、流速Vと共に気体(ガス)の状態方程式とを利用してガスGの温度T2を演算したのち(ステップS103)、計測時間t1において取得した温度T1と計測時間t2において取得した温度T2との平均温度TAを演算する(ステップS104)。
【0041】
最後に、メモリ14に記憶されている相関テーブルR(図3参照)を利用して、平均温度TAに対応した計測時間の補正値Uを取得したのち(ステップS105)、その補正値U分だけ計測時間を補正する(ステップS106)。
【0042】
以上の補正サイクルが温度演算時間間隔tCごとに繰り返されることにより、計測時間の誤差が反復的に補正される。
【0043】
以上説明したように本実施の形態に係るガスメータ10では、ガスGの流速Vに基づいてそのガスGの温度Tを演算し、その温度Tに基づいて計測時間の補正値Uを取得したのち、その補正値U分だけ計測時間を補正するようにしたので、環境温度の変化に伴って水晶発振子の動作特性に精度誤差Eが生じたとしても、その精度誤差Eが相関テーブルRを利用して把握され、精度誤差Eに起因する計測時間の遅れや進みを解消するように計測時間が補正される。したがって、計測時間を高精度にカウントし、ガスGの流量測定間隔にばらつきが生じることを抑制することが可能になるため、ガスGの流量測定に関する信頼性を向上させることができる。
【0044】
特に、本実施の形態では、環境温度の変化に伴う精度誤差の変動範囲が狭い高価な水晶発振子を使用することなく、一般的にガスメータ10に搭載されている安価な水晶発振子を使用して計測時間を高精度にカウントすることが可能になるため、ガスメータ10のコストアップを招くことなく、ガスGの流量測定に関する信頼性を向上させることができる。
【0045】
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明してきたが、本発明は上記実施の形態において説明したものに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0046】
具体的には、上記実施の形態では、図4に示したように、計測時間t1において温度T1を取得したのち、温度演算時間間隔tCが経過した計測時間t2において温度T2を取得したときに、温度T1,T2の平均温度TAを演算し、この平均温度TAに対応した計測時間の補正値Uを取得するようにしたが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、図6に示したように、計測時間t1において温度T1を演算し、その温度T1に対応した計測時間の補正値U1を取得したのち、温度演算時間間隔tCが経過した計測時間t2において温度T2を演算し、その温度T2に対応した計測時間の補正値U2を取得するまでの間に、所定の補正値演算時間間隔tNごとに、計測時間t3,t4,t5,t6,t7においてそれぞれ温度T3,T4,T5,T6,T7を演算すると共に計測時間の補正値U3,U4,U5,U6,U7を取得し、計測時間t2において一連の補正値U1〜U7の平均補正値UA(UA=(U1+U2+U3+U4+U5+U6+U7)/7)を演算するようにしてもよい。この場合には、計測時間t1〜t2間において取得された一連の補正値U1〜U7が随時メモリ14に記憶されたのち、計測時間t2において平均補正値UAを演算する際に一連の補正値U1〜U7がメモリ14から読み出されるようにすればよい。なお、上記した補正値演算時間間隔tNは、必ずしもガスGの流量演算間隔と一致している必要はなく、適宜設定可能である。この場合においても、平均補正値UAに基づいて計測時間が補正されるため、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0047】
また、上記実施の形態では、ガスメータ10による計測時間の補正機構を利用すれば、いくつかの有用な補正作業を実施することができる。
【0048】
具体的には、例えば、図7に示したように、ガスメータ10に、時間帯別料金サービスなどの付加価値サービスを実施することを目的として、時間を計測しながらガスGの流量データを収集する外部ユニット20が通信線30を介して接続されている場合には、そのガスメータ10が、定期的または必要に応じて外部ユニット20の計測時間を補正するようにしてもよい。
【0049】
このガスメータ10は、例えば、上記実施の形態において説明した一連の構成要素と共に、外部と通信するために利用される通信インターフェース(I/F)19を備えている。外部ユニット20は、筐体2の内部に、制御ユニット21と、クロック22と、メモリ23と、通信I/F24とを備えている。この外部ユニット20は、クロック22から出力されるクロック信号に基づいて、所定の計測時間間隔(例えば平日昼間,平日夜間,休日昼間,休日夜間等)ごとにガスメータ10からガスGの流量データD(例えば積算流量QP等)を取り込み、そのガスGの流量データDをメモリ23に記憶するようになっている。
【0050】
このガスメータ10では、制御ユニット16が計測時間補正機能を利用して自らの計測時間を補正すると共に、通信I/F19を介して制御ユニット21にアクセスすることにより外部ユニット20の計測時間も補正することが可能になるため、外部ユニット20の計測動作を高精度化し、時間帯別料金サービスを公正に運用することができる。
【0051】
もちろん、ガスメータ10により計測時間が補正される外部ユニット20は時間帯別料金サービスを実施するためのものに限らず、時間を計測しながら他の処理を実行するものであってもよい。ここで、外部ユニット20が本発明における「外部機器」の一具体例に対応し、通信I/F19が本発明における「外部用通信手段」の一具体例に対応する。
【0052】
また、例えば、図8に示したように、消費者宅100に設置されたガスメータ10が、遠隔地に存在する管理センタ50内に設置されたホストコンピュータ60と通信線30を介して接続されている場合には、そのガスメータ10が、定期的または必要に応じて、ホストコンピュータ60と通信した結果に基づいて計測時間を補正するようにしてもよい。管理センタ50は、ガス事業者等が駐留し、ガスGを消費する消費者やガスメータ10に関する情報(例えば計測時間)を管理するための管理拠点であり、ホストコンピュータ60は、管理センタ50に集約される一連の情報を統括的に管理するものである。
【0053】
このガスメータ10は、上記実施の形態において説明した一連の構成要素と共に外部と通信するための通信I/F19を備えており、そのガスメータ10には通信状態を制御するための通信ユニット41が接続されている。この通信ユニット41は、必要に応じて通信線30(例えば電話回線)の接続先を切り替えるものであり、例えば端末通信網制御装置(T−NCU)などにより構成されている。この通信ユニット41は、例えば、通常時は通信線30を電話機42に接続し、その電話機42を使用可能にしているが、ガスメータ10とホストコンピュータ60とが通信する際には、通信線30の接続先を電話機42からガスメータ10に切り替えるようになっている。
【0054】
ホストコンピュータ60は、制御ユニット61と、クロック62と、メモリ63と、通信I/F64とを備えており、このホストコンピュータ60には通信ユニット43が接続されている。このホストコンピュータ60は、ガスメータ10とは別個に独立して計測時間の補正値Uを取得する機能を有しており、特に、ガスメータ10において実行される演算処理よりも複雑かつ精密な演算処理を実行することにより極めて高精度な補正値UPを取得し、その補正値UPをメモリ63に記憶するようになっている。
【0055】
このガスメータ10では、制御ユニット16が補正値Uを取得すると、通信I/F19,64および通信ユニット41,43を介してホストコンピュータ60から補正値UPを別個に取得すると共に、これらの補正値U,UPを比較することにより補正すべき補正値を決定し、その決定した補正値に基づいて計測時間を補正する。具体的には、例えば、制御ユニット16は、(1)補正値U,UPが互いに等しい場合に、補正値Uに基づいて補正作業を行ったり、(2)補正値U,UPが互いに異なる場合に、それらの補正値U,UPの平均値を演算し、その平均値に基づいて補正作業を行ったり、(3)補正値U,UPが互いに等しいか否かにかかわらず、常に補正値UPに基づいて補正作業を行ったりする。この際、制御ユニット16は、例えば、計測時間を補正すると共に、補正値UPに基づいて相関テーブルRの内容、すなわちガスGの温度Tと計測時間の補正値Uとの相関データを更新することも可能である。これらのことから、ガスメータ10では、自ら取得した補正値Uと共に、ホストコンピュータ60から取得したより高精度な補正値UPに基づいて計測時間を補正することが可能になるため、ガスGの流量測定に関する信頼性をより向上させることができる。特に、制御ユニット16が補正値UPに基づいて相関テーブルRを更新するようにすれば、相関テーブルRに基づいて取得される補正値Uの精度が向上するため、この観点においてもガスGの流量測定に関する信頼性向上に寄与することができる。ここで、ホストコンピュータ60が本発明における「統括機器」の一具体例に対応し、通信I/F19および通信ユニット41が本発明における「統括用通信手段」の一具体例に対応する。
【0056】
また、上記実施の形態では、所定の条件が満たされたときに、制御ユニット16が補正作業を行うようにしてもよい。この「所定の条件」とは、例えば、制御ユニット16により演算されたガスGの瞬時流量QMがゼロになったとき(QM=0)や、瞬時流量QMがゼロの状態が所定の期間(例えば1時間。なお、この期間は、円滑な補正作業の実行に関して悪影響を及ぼさない限りにおいて、長いほど好ましい。)に渡って継続したときなどである。この場合には、以下の理由により、計測時間の補正精度を向上させることができる。
【0057】
すなわち、上記実施の形態では、制御ユニット16が、クロック13を構成する水晶振動子の動作特性上の精度誤差EをガスGの温度Tに基づいて把握し、その精度誤差Eに対応した補正値Uを取得している。しかしながら、精度誤差Eは、ガスGの温度Tよりも、クロック13が収納されている筐体1の温度に大きく依存する場合がある。この場合には、例えば、瞬時流量QMが大きくなると、ガスGの温度Tと筐体1の温度との間の温度差が大きくなり、制御ユニット16により把握される精度誤差E、言い換えれば制御ユニット16により取得される補正値Uの誤差が大きくなるため、計測時間の補正精度が低下してしまう。この点に関して、制御ユニット16が、瞬時流量QMがゼロになったときに把握した精度誤差Eに基づいて補正値Uを取得し、その補正値Uに基づいて計測時間を補正するようにすれば、上記したガスGの温度Tと筐体1の温度との間の温度差に起因する補正値Uの誤差が小さくなるため、計測時間の補正精度が向上するのである。特に、不慮の要因(例えば制御ユニット16の故障等)に基づいて瞬時流量QMが瞬間的にゼロになったときに、制御ユニット16により補正精度の低い補正作業が実行されることを防止するならば、瞬時流量QMがゼロの状態が所定の期間に渡って継続したときに補正作業を実行するようにするのが好ましい。
【0058】
また、上記実施の形態では、ガスの流速を取得し、その流速に基づいてガスの流量を測定するガスメータに本発明を適用する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、本発明を水道メータなどの他のメータに適用するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項11いずれか1項に記載の流量計によれば、流体の流速に基づいてその流体の温度を演算し、その温度に基づいて計測時間の補正値を取得したのち、その補正値分だけ計測時間を補正するようにしたので、環境温度の変化に伴って計測時間の遅れや進みが生じたとしても、それらの計測時間の遅れや進みが補正される。したがって、計測時間を高精度にカウントし、流体の流量測定間隔にばらつきが生じることを抑制することが可能になるため、流体の流量測定に関する信頼性を向上させることができる。
【0060】
特に、請求項7記載の流量計によれば、計測時間補正手段が外部用通信手段を介して外部機器の計測時間を補正するようにしたので、その外部機器の計測動作を高精度化することができる。
【0061】
また、請求項8記載の流量計によれば、計測時間補正手段が、補正値取得手段により取得された計測時間の補正値と、統括用通信手段を介して統括機器から取得した計測時間の補正値とを比較することにより、補正すべき補正値を決定するようにしたので、例えば、統括機器が、補正値取得手段よりも複雑かつ精密な演算処理を実行可能なものであり、統括機器から取得した補正値が、補正値取得手段により取得された補正値よりも高精度であるようにすれば、計測動作をより高精度化し、流体の流量測定に関する信頼性をより向上させることができる。
【0062】
また、請求項9記載の流量計によれば、補正値取得手段が、統括機器から取得した計測時間の補正値に基づいて、流体の温度と計測時間の補正値との相関を表す相関テーブルを更新するようにしたので、その相関テーブルに基づいて取得される補正値の精度が向上する。したがって、この観点においても流体の流量測定に関する信頼性向上に寄与することができる。
【0063】
また、請求項10記載の流量計によれば、計測時間補正手段が、流量演算手段により演算された流体の流量がゼロになったとき、または流量がゼロの状態が所定の期間に渡って継続したときに計測時間を補正するようにしたので、補正値取得手段により取得される補正値の誤差が小さくなる。したがって、計測時間の補正精度を向上させることができる。特に、流体の流量がゼロの状態が所定の期間に渡って継続したときに計測時間を補正するようにすれば、流量がゼロになったときに直ちに計測時間を補正する場合とは異なり、不慮の要因(例えば故障等)に基づいて流量が瞬間的にゼロになったときに補正精度の低い補正作業が実行されることが防止されるため、計測時間の補正精度をより向上させることができる。
【0064】
また、請求項11記載の流量計によれば、流量取得手段がガスの流速を取得し、その流速に基づいてガスの流量を測定するようにしたので、ガス流量の測定に伴う計測時間の遅れや進みが補正される。したがって、ガスの流量測定に関する信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るガスメータのブロック構成を表す図である。
【図2】図1に示したガスメータの要部の断面構成を拡大して表す断面図である。
【図3】相関テーブルの内容を説明するための図である。
【図4】計測時間の補正値の取得手順を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るガスメータの動作を説明するための流れ図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るガスメータにおける計測時間の補正値の取得手順に関する変形例を説明するための図でる。
【図7】本発明の一実施の形態に係るガスメータによる計測時間の補正機構を利用して実施可能な補正作業を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るガスメータによる計測時間の補正機構を利用して実施可能な他の補正作業を説明するための図である。
【符号の説明】
1,2…筐体、10…ガスメータ、11…流速センサ、11A…上流側超音波送受信器、11B…下流側超音波送受信器、12…圧力センサ、13,22,62…クロック、14,23,63…メモリ、15…リチウムバッテリ、16,21,61…制御ユニット、17…遮断弁、18…表示パネル、19,24,64…通信I/F、20…外部ユニット、30…通信線、41,43…通信ユニット、42…電話機、50…管理センタ、60…ホストコンピュータ、D…流量データ、E,EA…精度誤差、G…ガス、H…配管、L…伝播距離、QM…瞬時流量、QP…積算流量、R…相関テーブル、S1…計測信号、S2…クロック信号、S3…弁駆動信号、t(t1〜t7)…計測時間、tC…温度演算時間間隔、tN…補正値演算時間間隔、T(T1,T2)…温度、TA…平均温度、U(U1〜U7),UP…補正値、V…流速、W…超音波、θ…角度。

Claims (11)

  1. 所定の計測時間間隔ごとに流体の流速を演算し、その流速に基づいて流体の流量を演算する流量演算手段と、
    この流量演算手段により演算された流速に基づいて、流体の温度を演算する温度演算手段と、
    この温度演算手段により演算された温度に基づいて、計測時間の補正値を取得する補正値取得手段と、
    この補正値取得手段により取得された補正値に基づいて、計測時間を補正する計測時間補正手段と
    を備えたことを特徴とする流量計。
  2. 前記流量演算手段が、流体に対して上流側から下流側へ音波を伝播させたときに要した第1の伝播時間と、下流側から上流側へ音波を伝播させたときに要した第2の伝播時間とを計測し、これらの第1および第2の伝播時間に基づいて流体の流速を演算するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の流量計。
  3. 流体が気体であり、
    前記温度演算手段が、気体の状態方程式を利用して流体の温度を演算するものである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の流量計。
  4. 前記補正値取得手段が、流体の温度と計測時間の補正値との相関を表す相関テーブルを利用して、流体の温度に対応した計測時間の補正値を取得するものである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の流量計。
  5. 前記温度演算手段が、所定の温度演算時間間隔ごとに流体の温度を演算するものであり、
    その温度演算手段が、第1の温度を取得したのち、この第1の温度に続く第2の温度を取得したときに、
    前記補正値取得手段が、前記第1および第2の温度の平均温度を演算し、その平均温度に基づいて計測時間の補正値を取得する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の流量計。
  6. 前記温度演算手段が、所定の温度演算時間間隔ごとに流体の温度を演算するものであり、
    前記補正値取得手段が、前記温度演算手段が流体の温度を演算するときごとにその温度に基づいて計測時間の補正値を取得し、所定の補正値演算時間間隔ごとに一連の補正値の平均補正値を演算する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の流量計。
  7. さらに、
    所定の計測時間間隔ごとに所定の処理を実行する外部機器と通信するための外部用通信手段を備え、
    前記計測時間補正手段が、前記外部用通信手段を介して前記外部機器の計測時間を補正する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の流量計。
  8. さらに、
    前記補正値取得手段とは別個に独立して計測時間の補正値を取得して計測時間を統括的に管理する統括機器と通信するための統括用通信手段を備え、
    前記計測時間補正手段が、前記補正値取得手段により取得された計測時間の補正値と、前記統括用通信手段を介して前記統括機器から取得した計測時間の補正値とを比較することにより、補正すべき補正値を決定する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の流量計。
  9. 前記補正値取得手段が、前記統括機器から取得した計測時間の補正値に基づいて、流体の温度と計測時間の補正値との相関を表す相関テーブルを更新する
    ことを特徴とする請求項8記載の流量計。
  10. 前記計測時間補正手段が、前記流量演算手段により演算された流体の流量がゼロになったとき、または流量がゼロの状態が所定の期間に渡って継続したときに、計測時間を補正するものである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の流量計。
  11. 前記流量演算手段が、ガスの流速を演算し、その流速に基づいてガスの流量を演算するものである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の流量計。
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