JPH1118313A - スマートバッテリーセレクタ - Google Patents

スマートバッテリーセレクタ

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JPH1118313A
JPH1118313A JP15829698A JP15829698A JPH1118313A JP H1118313 A JPH1118313 A JP H1118313A JP 15829698 A JP15829698 A JP 15829698A JP 15829698 A JP15829698 A JP 15829698A JP H1118313 A JPH1118313 A JP H1118313A
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portable device
controller
smart
smart battery
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JP15829698A
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Sterling Du
スターリング・デュー
You-Yuh Shyr
ユー・ユー・シア
Kwang H Liu
クアン・エイチ・リウー
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O2Micro International Ltd
O2Micro Inc
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O2Micro International Ltd
O2Micro Inc
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    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/00032Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries characterised by data exchange
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    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0013Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特定のバッテリーを自動的に選択して、装置の
電力を供給出来るスマートバッテリーセレクタ用制御器
を提供する。 【解決手段】バッテリーはバッテリーデータをバス(S
MBus)を介してポータブル装置内ホストコンピュー
タに提供する。各スイッチドライバーは付随するバッテ
リーを選択する。制御器内制御電子回路134はスイッ
チドライバーの動作を指令してバッテリーを選び何時で
も一つのバッテリーだけがポータブル装置を付勢するよ
うにする。バススヌーパ回路124により、制御器はバ
ッテリー状態アラームメッセージに対してバスを独立し
て制御出来る。制御器は別のバッテリーを選んでかかる
メッセージに応答して良い。また制御器は再充電用に一
つのバッテリーを選んでも良く、更にバッテリー過充電
メッセージを受け取ると充電を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に電気機器用バ
ッテリー電力源、特にポータブル電気機器のバッテリー
操作の強化に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、種々の形式のポータブル(携帯
用、持ち運び式)装置、例えばラップトップ又はノート
型コンピュータ、ポータブル電話、ビデオカメラ等から
得られる性能はバッテリーの電気的性能に厳しく依存し
ている。かかる用途においては、従来のバッテリーは電
力源としての信頼性が低い等の多数の制限がある。例え
ば、従来のバッテリーは完全放電に到ってもそれを予報
出来ず、残り作動時間の表示も出来ない。更に、バッテ
リー給電装置では、バッテリーの現在の電気容量が、ラ
ップトップ又はノート型のコンピュータ(パソコン)内
のハードディスクドライブを起動する等、付加的電気的
負荷を給電するのに充分かどうかを決定出来ない。更
に、従来のバッテリー充電器は、バッテリー化学の特定
の型に対して、例えば、NiMH、Liイオン、リチウ
ムポリマー等に対して個々に設計されなければならな
い。誤った型の充電器でバッテリーを充電しようとする
と、充電器又はバッテリーを破損してしまうことがあ
る。
【0003】最近、システム・マネージメント・バス
(System Management Bus−”S
MBus”)として同定される新しいシステムがバッテ
リー給電ポータブル装置用に特定された。SMBus
は、データプロトコルと装置アドレス及び、指令、情報
をバッテリー給電装置の種々のサブシステムに転送すの
に必要な他の電気的事項を規定するものである。SMB
us仕様は、少なくともポータブル装置の内部を占める
システムホストコンピュータとスマートバッテリー充電
器とスマートバッテリーのSMBusによる相互接続を
企画するものである。SMBusプロトコルの下では、
スマートバッテリーはデータをSMBusを介してポー
タブル装置のホストコンピュータに提供する。ホストコ
ンピュータが実行する電力管理ルーチンはかかるスマー
トバッテリーのデータを処理し少なくともスマートバッ
テリーとスマートバッテリー充電器の作動を管理する。
【0004】SMBus仕様及びプロトコルに従って、
スマートバッテリーはその特性をSMBusを介してホ
ストコンピュータに正確に報告する。ポータブル装置に
一つを越えるバッテリーがあれば、各バッテリーは独立
してかかる特性をSMBusを介して報告する。各バッ
テリーの充電状態に関する情報を用いてホストコンピュ
ータが実行する電力管理ルーチンが用いられるので、バ
ッテリーの充電状態が表示出来、ポータブル装置の残り
動作時間を正確に見積もることが出来る。しかしなが
ら、バッテリー充電状態に関する情報に加えて、SMB
usを介して得られる情報により、ポータブル装置し電
力管理が出来る共に、バッテリーの特定の化学とは無関
係にバッテリー再充電を制御することが出来る。
【0005】上記の目的を達成するため、SMBusの
特定する処は、ホストコンピュータの電力管理ルーチン
動作とは独立して、スマートバッテリー充電器が再充電
されるスマートバッテリーをバッテリー充電特性に対し
て周期的にポーリングしなければならないと云うことで
ある。スマートバッテリーから応答を受け取ると、スマ
ートバッテリー充電器はその出力を調整してスマートバ
ッテリー要求事項に合わせる。バッテリーの破損を避け
るため、スマートバッテリーはまた過充電、過電圧、過
温度及び急速過ぎる温度上昇等の或条件をスマートバッ
テリー充電器に報告する。こうして、スマートバッテリ
ーはその充電サイクルを有効に制御する。更に、スマー
トバッテリーの寿命を延ばすため、スマートバッテリー
充電器は、外部電力源があるときには、完全充電スマー
トバッテリーはポータブル装置を給電しないようにする
ことが出来る。
【0006】同様に、ホストコンピュータが実行する電
力管理ルーチンは、これがホストコンピュータ動作を給
電するスマートバッテリーをスマートバッテリー情報に
対してポーリングするように設定しても良い。この電力
管理ルーチンは、バッテリー化学又はバッテリー動作温
度、電圧又は充放電電流等のバッテリーに関する事実情
報を要求することが出来る。電力管理ルーチンは、かか
る情報を直接表示するか、かかる情報をコンピュータシ
ステムの電力管理計画に用いるため及び/又はバッテリ
ー動作能力の推定値を表示するために処理しても良い。
スマート充電器と同様に、電力管理ルーチンは、スマー
トバッテリーが問題を検出した場合、重その要事象に関
する情報を受け取る。更に、電力管理ルーチンはまた放
電の終期、所定閾値以下に残る電気容量及び所定閾値以
下に放電するまでの時間に関するスマートバッテリー推
定値を受け取る。
【0007】ホストコンピュータの電力管理計画の一部
として、電力管理ルーチンは、バッテリー状態に関する
情報を用いて他のルーチンを得るようにしても良い。従
って、電力管理ルーチンはデバイスドライバールーチン
に問い予期される動作がホストコンピュータの電力保全
性に危険かどうかを決定するようにしても良い。例え
ば、ハードディスクドライブを起動しようとする前に、
電力管理ルーチンは、先ずその特定動作がスマートバッ
テリー出力電圧をホストコンピュータ事故に対する閾値
以下に低下させるかを決定するようにしても良い。かか
る状況の下では、ハードディスクドライバーの応答は、
電力管理ルーチンに液晶表示(LCD)背景照明等の非
臨界的電力使用を停止させることにより、ハードディス
クドライブ起動用電力を増大することかも知れない。
【0008】スマートバッテリー及びスマート充電器に
加えて、SMBusを具現するポータブル装置はまたス
マートバッテリーセレクタを備えなければならない。S
MBus仕様とプロトコルがバッテリーセレクタを備え
る理由は、ポータブル装置は二つ以上のスマートバッテ
リーを備え、その一つを任意の時刻にポータブル装置の
作動を付勢するのに用いることがあるからである。かか
る多数バッテリー装置では、スマートバッテリーセレク
タはバッテリー間を調停しなければならない。更に、ス
マートバッテリーセレクタは、バッテリーをラップトッ
プ又はノート型コンピュータから外しフロッピーディス
クドライブを設置する場合に起こり得るバッテリーの突
発的除去を要するときポータブル装置を速やかに再構成
出来るものでなければならない。
【0009】一つのポータブル装置に二つ以上のバッテ
リーが同時に有るとスマートバッテリーセレクタにある
種の動作制約が課される。例えば、ポータブル装置がバ
ッテリー電力で動作するとき、電力は単一バッテリーの
みからもたらされるものでなければならない。他の全て
のバッテリーは動作バッテリーから遮断され、電気特性
又は状態が異なる二つ以上のバッテリーを単に並列に接
続する場合に起こり得る大電流状態を避けるようにしな
ければならない。更に、スマートセレクタは電力をポー
タブル装置に供給するバッテリーをSMBusに連結し
重要なバッテリーメッセージがスマートバッテリーとホ
ストコンピュータが実行する電力管理ルーチン間で連絡
されるようにしなければならない。しかしながら、スマ
ートバッテリーはまた、電力管理ルーチンにより他のバ
ッテリーの尋問が出来、ポータブル装置の作動を付勢す
るスマートバッテリーの通常の動作と干渉せずにこれ等
のバッテリーの容量を決定出来るものでなければならな
い。更に、スマートバッテリーセレクタは電力管理ルー
チンにバッテリーの取り外し又はポータブル装置へのバ
ッテリー充電器の接続等の電力構成の変更に関し通知し
なければならない。
【0010】ポータブル装置を外部電力源で作動する
と、バッテリー給電作動中に起こる上述のものに加え
て、更なる制限がスマートバッテリー動作に課される。
例えば、全バッテリーからの電力出力は外部電力源から
遮断され、これ等のスマートバッテリーに対する未制御
電流の流入や流出を回避しなければならない。これ等の
スマートバッテリーの一つが充電される場合、スマート
バッテリーセレクタはまた、そのスマートバッテリーの
SMBusを、このスマートバッテリー内のサーミスタ
と共に、スマートバッテリー充電器に適切に連結し、ス
マートバッテリーの充電サイクルが制御出来るようにし
なければならない。更に、外部電力源が故障し又は外さ
れる場合、スマートバッテリーセレクタは直ちにポータ
ブル装置にスマートバッテリーの一つから電力を供給
し、同時にホストコンピュータが実行する電力管理ルー
チンにこの変更を知らせなければならない。
【0011】SMBus仕様及びプロトコルとスマート
バッテリーに関する更なる且つより詳細な情報は以下の
資料からより提供される。System Manage
ment Bus Specification,Re
vision 1.0 Intel Corporation,Februar
y15,1995;System Managemen
t Bus BIOS Interface Spec
ification,Revision 1.0 Intel Corporation,Februar
y15,1995;Smart Battery Ch
arger SpecificationRevisi
on 1.0 Duracell Inc.and Intel Co
rporation,June 27,1996 Smart Battery Data Specif
ication Revision 1.0 Duracell Inc.and Intel Co
rporation,February15,1995 Smart Battery Selector Sp
ecification Revision 1.0 Duracell Inc.and Intel Co
rporation,September5,1996 上に列挙した出版物は、引用により、ここに完全に記述
されたものとしてここに挿入する。
【0012】SMBus仕様とプロトコルはポータブル
装置のバッテリー給電操作で経験される多くの有意の問
題を論じているが、他の有為な動作制約には言及してい
ない。例えば、ラップトップ又はノート型コンピュータ
等のポータブルパソコンにおいて電力消費の制御を促進
するため、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタ・ク
ララ在のインテル社(Intel Corporati
on)製造のマイクロプロセッサは動作のシステムマネ
ージメントモード(System Managemen
t Mode−”SMM”)を提供している。これ等の
マイクロプロセッサにおけるSMMは、実行システムと
アプリケーションプログラムが実行する環境とは完全に
独立した電力管理ルーチンの実行に対し別個の環境を提
供する。かかるマイクロプロセッサに対して、特殊シス
テム管理割り込み(special system m
anagement interrupt (”SM
I”))はSMM動作環境を起動する。例えば、複数の
特定SMIに応答してSMM内で実行される電力管理ル
ーチンはパーソナルコンピュータに「中断」(”Sus
pend”)動作モードを実行せしめる。コンピュータ
は「中断」モードで動作し、その電力消費料は少なくな
り、これはディスプレー及びディスプレー用背景照明、
ハードディスク、モデム等のコンピュータ部がオフにな
るからである。特定の「中断」動作モードにおいて、マ
イクロプロセッサ自体は電力を受け取らない。マイクロ
プロセッサの動作をこの極めて低電力の「中断」動作モ
ードから回復するにはコンピュータ内のハードディスク
の全動作を要し、且つコンピュータプログラムの実行の
回復と再開に必須なデータのハードディスクからの検索
が必要となる。しかしながら、ラップトップ又はノート
型コンピュータ内のホストコンピュータがその動作を低
電力で開始すると、電力管理ルーチンはホストコンピュ
ータ作動を付勢するスマートバッテリーからのSMBu
sメッセージを検出又はそれ等に応答出来ない。従っ
て、かかる環境下ではホストコンピュータの電力管理ル
ーチンはスマートバッテリーからの電力管理ルーチンに
コンピュータ動作を付勢するバッテリーが将に放電を完
了しようとしていることを知らせようとするSMBus
メッセージを見失ってしまう。
【0013】ラップトップ又はノート型コンピュータ等
の多くのバッテリー付勢(給電)装置に付随する他の面
倒は、コンピュータ自体とは別個にAC−DCコンバー
タを搭載する必要があることである。かかるバッテリー
給電装置は、外部電源で動作出来、またラップトップ又
はノート型コンピュータバッテリーの再充電のために動
作出来るように外部AC−DCコンバータを要するもの
である。
【0014】
【発明により解決されるべき課題】従って、本発明の目
的は、ポータブル装置のバッテリーが電力を保持してい
る間に、たとえホストコンピュータが低電力「中断」動
作モードでの動作を開始していても、特定のバッテリー
を自動的に選択して装置の電力を供給出来るスマートバ
ッテリーセレクタ用制御器を提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、たとえホストコンピ
ュータが低電力「中断」動作モードでの動作を開始して
いても、二つ以上のバッテリーから特定のバッテリーを
自動的に選択しコンピュータの電力を供給できるバッテ
リー給電装置を提供することである。
【0016】本発明の他の目的は、たとえホストコンピ
ュータが低電力「中断」動作モードで動作している間
も、バッテリー過充電状態に自動的に応答出来るスマー
トバッテリー用制御器を提供することである。
【0017】本発明の他の目的は、たとえコンピュータ
が低電力「中断」動作モードでの動作を開始していて
も、バッテリー過充電状態に自動的に応答出来るバッテ
リー給電装置を提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、ポータブル装置に通
常含まれるバッテリーを該装置の動作を付勢出来且つ装
置内に残るバッテリーを再充電出来るAC−DCコンバ
ータで置き換え出来るようにすることである。
【0019】
【課題を解決する手段及びその作用・効果】簡潔に表現
すると、本発明によるスマートバッテリー用制御器はポ
ータブル装置内の複数のスマートバッテリーと少なくと
も数が等しい複数のスイッチドライバーを具備する。ポ
ータブル装置の作動を付勢する電力の提供に加えて、こ
れ等のスマートバッテリーはバスを介してポータブル装
置内のホストコンピュータにバッテリー状態データを供
給する。制御器内の各スイッチドライバーは特定のスマ
ートバッテリーに付随し、バッテリー選択信号を提供し
て付随するスマートバッテリーの選択を行う。制御器は
また、スイッチドライバーの動作を指令し特定のスイッ
チドライバーに付随するスマートバッテリーを選ぶ制御
電子回路を具備する。制御電子回路は、如何なるときに
も複数のスイッチドライバーの中ただ一つが電力供給付
随スマートバッテリーの選択を行うようにスイッチドラ
イバーの動作を指令する。
【0020】制御器はまた、ホストコンピュータが実行
する電力管理ルーチンにより制御器に記憶されたデータ
によって起動されると、制御器にバッテリー状態アラー
ムメッセージに付いてバスを独立して監視させるバスス
ヌーパ回路を具備する。バススヌーパ回路がバッテリー
状態アラームメッセージを検出すると、バススヌーパ回
路は信号を制御電子回路に送り、後者は適切な条件下で
この信号に応答しスイッチドライバー回路に別のスマー
トバッテリーを選ばせる。
【0021】スヌーパ回路が検出したバッテリーアラー
ムメッセージが低バッテリー容量メッセージであれば、
バススヌーパ回路からの信号に応答して制御電子回路が
送る信号により別のスマートバッテリーが選ばれポータ
ブル装置作動付勢用電力を提供する。また、外部電源が
ポータブル装置に接続されていれぱ、制御電子回路はス
イッチドライバーに作用してこの外部電力源を選ばせポ
ータブル装置作動付勢用電力を提供する。
【0022】電力源を選択するスイッチドライバーに加
えて、好ましい実施例の制御器はまた再充電用バッテリ
ーを選ぶ他のスイッチドライバーを備える。これ等のバ
ッテリースイッチドライバーは制御電子回路の指令下で
動作し、再充電のためスマートバッテリーの中一つだけ
を選び如何なるときにも一個のスマートバッテリーのみ
が再充電されるようにする。バススヌーパ回路が検出し
たバッテリー状態アラームメッセージがバッテリー過充
電メッセージであれば、バススヌーパ回路からの信号に
応答して制御電子回路回路が送る信号はスイッチドライ
バーに作用して再充電用に別のスマートバッテリーを選
ばせる。
【0023】
【実施例】図1aには、バッテリー給電ポータブル(携
帯用又は持ち運び可能な)ラップトップ又はノート型デ
ィジタルコンピュータ20がブロック線図で示されてい
る。コンピュータシステム20は、スマートバッテリー
22a、22b、スマートセレクタ24及びスマートバ
ッテリー充電器(チャージャー)26を具備する。コン
ピュータシステムはまた、従来設計の中央演算ユニット
(CPU)及びメモリ32装置を具備し、該装置はCP
Uバス34により磁心論理集積回路(IC)36に接続
されている。磁心論理IC36は、周辺装置インターコ
ネクト又は相互接続(PCI)バス38によりディスプ
レーコントローラIC42及びPCカード(f/k/a
パーソナルコンピュータメモリカード国際協会−PCM
CIAと略す)インターフェースIC44に接続されて
いる。ディスプレーコントローラ42は。ディスプレー
バス46により液晶ディスプレー(LCD)スクリーン
48に接続されている。磁心論路IC36はPCIバス
38に接続されると共に、工業規格アーキテクチャー
(ISA)バス52によりキーボードコントローラIC
54に接続されている。キーボードバス56はキーボー
ドコントローラ54をキーボード58に接続する。
【0024】コンピュータシステム20内種々の上記計
算素子とコンピュータシステム20の作動を付勢(給
電)するスマートバッテリー22a、22b間のの連絡
を可能にするため、システムマネージメントバス(SM
Bus)62はキーボードコントローラIC54をスマ
ートセレクタ24とスマートバッテリー充電器26に接
続する。斯くして、スマートバッテリー22a、22b
とスマートセレクタ24とスマートバッテリー充電器2
6は、SMBusメッセージをSMBusバス62を介
してキーボードコントローラIC54に送り、後者はか
かるメッセージをISAバス、磁心論理IC36及びC
PUバス34を介してCPU及びメモリ32に中継す
る。
【0025】図1aに示されているように、作動電力ス
イッチ64a又は64bはスマートバッテリー2a又は
22bからのバッテリー端子ライン65a又は65bを
それぞれコンピュータシステム20の主電力バス66に
接続することが出来る。(図2aに示されているように
御、スマートバッテリー22aと22bの各々の第2の
電力端子はコンピュータシステム20の回路アースに接
続されている。)主電力バス66はまた、直列接続主電
力バス保護ダイオード67と作動電力スイッチ64Cを
介してスマートバッテリー充電器26の電力入力端子6
8に連結することが出来る。図1a及び図1bに示され
たコンピュータシステム20の実施例では、電力入力端
子68は、分岐点74で直列に接続された保護ダイオー
ド72と抵抗73を介してAC−DCコンバータ71の
出力端子69から電力を受け取るように構成されてい
る。AC−DCコンバータ71は、コンピュータシステ
ム20内に含まれるか、図面の何れにも別途例示されて
いない電力ケーブルによりコンピュータシステム20に
連結されるようにして良い。スマートバッテリー22
a、22b又はAC−DCコンバータ71の何れかか
ら、それぞれ作動スイッチ64a、64b,64cを介
して主電力バス66に供給される電力により、コンピュ
ータシステム20の作動が付勢される。
【0026】スマートバッテリー22a及び22bの各
々からバッテリー端子ライン65a、65bは作動電力
スイッチ64a、64bを介して主電力スイッチ66に
接続されると共に、それぞれバッテリー再充電スイッチ
76a、76bを介してスマートバッテリー充電器26
の出力端子26に接続されるようにしても良い。バッテ
リー端子ライン65a及び65bはまた、スマートセレ
クタ24のバッテリー電圧入力端子78a及び78bに
それぞれ接続されている。スマートセレクタ24のAC
電力感知入力76は、AC−DCコンバータ71の出力
端子69に直接接続されている。
【0027】さて図2aを引用すると、SMBus(バ
ス)62はスマートセレクタ24内でセレクタ制御器8
2とSMBusセレクタスイッチ84に接続されてい
る。バッテリーSMBus86a、86bはスマートセ
レクタ24内で、スマートバッテリー22a、22bを
それぞれSMBusセレクタスイッチ84に接続する。
図2aに破線88で示されているセレクタ制御器82か
らの制御信号に応答して、SMBusセレクタスイッチ
84はスマートバッテリー22a及び22bの一方をS
MBus62に連結することが出来る。同様に、図1a
中セレクタ制御器82で始まる破線で示された電力スイ
ッチ制御信号92とバッテリー再充電制御信号94は、
作動電力スイッチ64a、64b及び64cを制御して
電力を主電力バス66に供給し、バッテリー再充電スイ
ッチ76a、76bを制御してスマートバッテリー2a
及び22bをそれぞれ再充電する。図2あに示されてい
るように、セレクタ制御器82からのバッテリー再充電
制御信号94は、バッテリー再充電スイッチ76a及び
76bと同期してサーミスタセレクタスイッチ98を作
動する。サーミスタセレクタスイッチ98は、スマート
バッテリー22a及び22bの各々に含まれるサーミス
タからサーミスタ出力信号ライン102a及び102b
を介してそれぞれ信号を受信する。サーミスタセレクタ
スイッチ98は、サーミスタ入力信号ライン104を介
し、再充電されているスマートバッテリー22a又は2
2bからこれ等の信号の一方をスマートバッテリー充電
器26のサーミスタ信号入力端子106に送る。
【0028】図1bは、バッテリー給電ポータブルラッ
プトップ又はノート型ディジタルコンピュータの代替的
実施例をブロック線図を示す。図1b中、図1aに示さ
れたコンピュータシステム20の素子と共通する素子
は、プライム記号(’)で区別される同一符号で示され
ている。図1bに示されたコンピュータシステム20’
と図1aに示されたコンピュータシステム20との相違
は、主としてコンピュータシステム20’にはスマート
バッテリー充電器26が無く、その代わり従来の充電器
108がそれに置き換えられていることである。コンピ
ュータシステム20’の設計の詳細に応じて、従来設計
の充電器108は単一又は二重バッテリーチャージャー
の何れでも良い。コンピュータシステム20’におい
て、セレクタ制御器82はバッテリー再充電制御信号9
4により制御信号を供給してチャージャー108を起動
する。コンピュータシステム20’にはBus62’に
接続されない従来形式の充電器108しかないので、充
電器108は、単一バッテリーチャージャーであれば単
一急速充電信号ライン112により、二重バッテリーチ
ャージャーであれば該急速充電信号ライン112と第2
の急速充電信号ライン114によりスマートセレクタ2
4に連結される。信号ライン112と114にある信号
は、スマートバッテリー22a及び22bが急速に充電
されているか、細流充電されているに過ぎないかを表示
する。
【0031】図3に示されているように、セレクタ制御
器82は三つの16ビットレジスタ122を備え、セレ
クタ制御器82とCPU及びメモリ32内のCPUによ
り実行される電力管理ルーチン・コンピュータプログラ
ム間の通信を許容する。SMBus仕様に従って、レジ
スタ122はセレクタ状態レジスタ122a、セレクタ
プリセットレジスタ122b及びセレクタサポートレジ
スタ122bを含む。CPU及びメモリ32内のCPU
により実行される電力管理ルーチン・コンピュータプロ
グラムは、SMBus62を介してレジスタ122にア
クセスする。レジスタ122にアクセスすると、CPU
及びメモリ32内のCPUが実行する電力管理ルーチン
・コンピュータプログラムはスマートセレクタ24の状
態とスマートバッテリー22a及び22bの状態を監視
し、コンピュータシステム20用に電力管理を実行する
ことが出来る。
【0032】セレクタ制御器82はまた、SMBus6
2に接続されたバススヌーパ回路124を備える。バス
スヌーパ回路124に含まれるSMBusアドレスレジ
スタ124aは、SMBus62に関するキーボードコ
ントローラIC54のアドレスを収容する。SMBus
メッセージがSMBus62を介してキーボードコント
ローラIC54に送られるのを検出すると、バススヌー
パ回路124は、CPU及びメモリ32内のPCUが実
行する電力管理ルーチン・コンピュータプログラムとは
独立して上記メッセージのデータ部分のコピーをSMB
usデータレジスタ124bに記憶する。SMBusメ
ッセージにおデータ部分がSMBusデータレジスタ1
24bに記憶されると、バススヌーパ回路124は重要
な電力管理事象に対してかかるデータを解析出来る。バ
ススヌーパ回路124はまた、以下に詳述されるよう
に、スマートバッテリー22a又は22bが時宜にあう
メッセージを送っているかどうかを決定するに際してタ
イマー124cとしてセレクタ制御器124cが用いる
500KHzクロック信号用22ビットカウンタを備え
る。
【0033】レジスタ122とバススヌーパ回路124
は、レジスタバス126とスヌーパバス128によりそ
れぞれセレクタ制御器82内の事象駆動状態機(ステー
トマシーン)に接続されている。
【0034】セレクタ制御器82内の信号処理回路13
4は、スマートセレクタ24のバッテリー電圧入力端子
78a、78bとAC電力感知入力49からアナログ信
号を受信する。信号処理回路134は、これ等のアナロ
グ信号に応答して、スマートバッテリー22a、22b
とAC−DCコンバータの状態を表すディジタル信号を
処理信号バス136を介してステートマシン132に送
る。更に、バッテリー電圧入力端子78a及び78bと
AC電力感知入力79はそれぞれダイオード138のア
ノードに接続する。ダイオード138のカソードは共通
して互いに接続し、三つの電源、即ちスマートバッテリ
ー22a、22b及びAC−DCコンバータ71の何れ
が如何なるときにもコンピュータシステム20内にある
かに拘らず、電力をセレクタ制御器82に供給する。コ
ンピュータシステム20が従来設計の充電器108を備
える場合、信号処理回路134はまた急速充電信号ライ
ン112と急速充電信号ライン114からバッテリー充
電率信号を受信し、それ等をステートマシーン132供
給する。
【0035】セレクタ制御器82に含まれるステートマ
シン132からの出力信号は、SMBus62内のSM
Busアラート信号ライン142に連結される。信号が
セレクタ制御器82からSMBusアラート信号ライン
142を介して送られると、CPU及びメモリ32内の
CPUにより実行される電力管理ルーチン・コンピュー
タプログラムに、電力管理ルーチンによる処理を要する
ある種の事象がセレクタ制御器82内に生じたか、或い
はセレクタ制御器82により検出されたと云う警報を与
えられる。
【0036】ステートマシーン132はまた、他の出力
信号をスイッチドライバー信号バス144を介して7個
のスイッチドライバー146a−146gから成る一組
のスイッチドライバーに送る。一組の作動電力スイッチ
ドライバーを構成するスイッチドライバー146a−1
46gは電力切り換え制御信号92を作動電力スイッチ
64a、64b及び64cに供給する。スイッチドライ
バー146a−146cの各々は、それぞれ特定のスマ
ートバッテリー22a、22bに又はAC−DCコンバ
ータ71が提供する外部電力源に付随する。スイッチド
ライバー146a−146cは、付随スマートバッテリ
ー22a、22b又はAC−DCコンバータ71の選択
を行う信号を提供し、コンピュータシステム20の作動
を付勢する電力を提供する。
【0037】何れのときにも、スイッチドライバー14
6a−146はスマートバッテリー22a又は22b又
はAC−DCコンバータ71の何れか一つを選択し、コ
ンピュータシステム20の作動を付勢する電力を提供す
る。ステートマシン132は、スマートバッテリー22
a又は22b又はAC−DCコンバータ71のどれか一
つだけがどんなときにも遅れずに主電力バス66に接続
されるのを保証し、スマートバッテリー22a又は22
b又はAC−DCコンバータ71の損傷を阻止する。セ
レクタ制御器82の故障のためスイッチドライバー14
6a−146cに送られている信号よってスイッチドラ
イバー146a−146cの一つ以上が同時に特定され
る場合でも、ステートマシーン132は信号をスイッチ
ドライバー146a−146cに送り、これ等全部を不
作動にする。
【0038】スイッチドライバー146d及び146e
からのバッテリー再充電制御信号94はバッテリー再充
電スイッチ76a及び76bの動作を制御する。従っ
て、スイッチドライバー146d及び146eは、特定
のスマートバッテリー22a又は22bにそれぞれ付随
するバッテリー再充電スイッチドライバーを構成する。
スイッチドライバー146d及び146eは制御信号を
バッテリー再充電スイッチ76a及び76bに提供し、
どんなときにもスマートバッテリー22a又は22bの
一方のみがスマートバッテリー充電器26又は充電器1
08の出力端子75に接続されるようにする。
【0039】更に、破線88により表されているよう
に、スイッチドライバー146f及び146gからの制
御信号は、スマートバッテリー22a又は22bのどち
らがSMBus62を介し、コンピュータシステム20
内にあればスマートバッテリー充電器26と或いはキー
ボードコントローラIC54とSMBusメッセージを
交換して良いかを決定する。スマートバッテリー22a
又は22bの一方がSMBusセレクタスイッチ84を
介しSMBus62に接続すると、スマートバッテリー
22a又は22bは、資料”Smart Batter
y Data Specification Revi
sion1.0”に従い、SMBusメッセージを電力
管理ルーチン・コンピュータプログラムに送る。かかる
SMBusメッセージは、特定スマートバッテリー22
a又は22に対する電気的モデルを、残留容量アラー
ム、残留時間アラーム、過充電アラーム又はスマートバ
ッテリー22a又は22bに対するバッテリー状態メッ
セージを報告することが出来る。
【0040】セレクタ制御器82とCPU及びメモリ3
2内のCPUが実行する電力管理ルーチン・コンピュー
タプログラム間の通信を容易にするため、セレクタ状態
レジスタ122aは、ステートマシーン132が直接ア
クセス出来る四つの4ビット・ニブル122aa−12
2adを備える。電力管理ルーチンが読み書き出来るS
MBusニブル122aaは、スマートバッテリー22
a又は22bのどちらをSMBusセレクタスイッチ8
4がSMBus62に接続するかを制御するデータを記
憶する。電力管理ルーチンが読み書き出来るPOWER
BYニブル122aは、どの電源、即ちスマートバッ
テリー22a又は22b又はAC−DCコンバータ71
のどれがコンピュータシステム20の作動を付勢するか
を制御するデータを記憶する。電力管理ルーチンが読み
書き出来るCHARGEニブル122acは、スマート
バッテリー22a又は22bのどちらがスマートバッテ
リー充電器26から充電されるのかを制御するデータを
記憶する。電力管理ルーチンが読み書き出来るPRES
ENTニブル122adは、どの電源とどの電源がコン
ピュータシステム20内にあるかを示すデータを記憶す
る。
【0041】セレクタ・プリセットレジスタ122b
は、ステートマシーン132が又はCPU及びメモリ3
2内のCPUにより実行される電力管理ルーチンが直接
アクセス出来る四つの4ビット・ニブル122ba−1
22bdを備える。最初の二つのニブル122baと1
22bbが記憶するデータビットは、以下の表の通り
で、電力管理ルーチンにより書き込まれセレクタ制御器
82の動作を制御する。
【0042】
【表1】
【0043】電力管理ルーチンが読み書き出来るUSE
NEXTニブル122bcは、何らかの理由で現在の
電源が取り外さなければならないか放電を完了している
場合、スマートバッテリー22aと22bのどちらを用
いるべきかを表すデータを記憶する。電力管理ルーチン
が読み書き出来るOK TO USEニブル122bd
は、コンピュータシステム20の作動を付勢するのにど
の電源とどの電源が用い得るかを表すデータを記憶す
る。
【0044】SMBus仕様に従って、セレクタサポー
トレジスタ122cは、セレクタ制御器82が支持する
バッテリーの数やセレクタ制御器82が従うSMBus
仕様の版等のセレクタ制御器82に関する種々の情報を
記憶する。かかる標準化データに加えて、セレクタ制御
器82の好ましい実施例はまた、スマートバッテリーが
従来設計の充電器108により急速に、或いは低速に充
電されようとするかを表すセレクタサポートレジスタ1
22c内のデータを記録する。こうして、コンピュータ
システム20にスマートバッテリー充電器26が無い場
合、セレクタ制御器82はCPU及びメモリ32内のC
PUが実行する電力管理ルーチン・コンピュータプログ
ラムにセレクタ制御器82からかかるバッテリー充電率
データを検索させる。
【0045】上記のように、セレクタ・プリセットレジ
スタ122bは、電力管理ルーチン・コンピュータプロ
グラムからバススヌーパ回路124に対してセレクタ制
御器82がどう応答するかを制御する動作モードデータ
を受け取り、記憶する。第一の状態で、かかる動作モー
ドはバススヌーパ回路124に対する応答を起動し、第
二の状態で、かかる応答を不作動にする。好ましい実施
例において、以下詳細に述べるように、バススヌーパ回
路124は、スマートバッテリー22a又は22bがS
MBus上に送る低バッテリー容量メッセージ又はスマ
ートバッテリー22a又は22bからの過充電バッテリ
ー状態SMBusメッセージに自律的に応答するように
起動されるようにして良い。斯くして、CPU及びメモ
リ32内のCPUは、その部分の中幾つかがオフとなる
ので電力消費量が少ない「中断」動作モードにより安全
に入ることが出来る。「中断」動作モードで動作すると
き、CPUhaスマートバッテリー22a又は22bか
らのSMBusメッセージに応答出来ない。不すスヌー
パ回路124が無ければ、コンピュータシステム20の
作動を付勢するスマートバッテリー22a又は22bが
低バッテリー容量メッセージを出力すべきであれば、こ
のメッセージは電力管理ルーチンにより無視されること
になる。しかしながら、セレクタ制御器82がバススヌ
ーパ回路124による低バッテリー容量メッセージの検
出に応答するように起動されていると、セレクタ制御器
82は該メッセージに自律的に応答出来、それがコンピ
ュータシステム20内に有るとき他の充分に充電された
スマートバッテリー22a又は22bに切り換える。好
ましい実施例においては、バススヌーパ回路124が過
充電バッテリー状態SMBusメッセージを検出する
と、セレクタ制御器52は同様の自律的バッテリー切り
換えを可能にする。CPUが「中断」モード動作を完了
すると、電力管理ルーチンはバススヌーパ回路124に
よるかかるSMBusメッセージの検出を不作動に出
来、それにより電力管理に関する全制御を電力管理ルー
チンに回復する。
【0046】電力増加リセット 図4aと図4bは、図4cが示すように並べると、コン
ピュータシステム20の電力増加リセット直後のセレク
タ制御器82内事象駆動ステートマシーン132の状態
を示す決定フローチャートを形成する。電力上昇リセッ
ト直後に、図4aの処理ブロック202にあるセレクタ
制御器62は、バッテリー電圧入力端子78a及び78
bとAC電力感知入力79にある電圧が予め設定された
低閾値、例えばNiMHバッテリーで1.0ボルト又は
AC−DCコンバータ71で11.0ボルトを越えるか
を決定することにより、電源の残留量を調べる。バッテ
リー電圧端子78a及び78bの電圧とAC電力感知入
力79の電圧がそれぞれ低閾値を越えると、PRESE
NT ニブル122adにビットが設定され、各かかる
ビットに付随する電力源がコンピュータシステム20内
にあることを表示する。ステートマシーン132は決定
ブロック204でPRESENT ニブル122ad内
のデータを検査し、電力がAC−DCコンバータ71か
ら得られるかどうかを決定する。電力がAC−DCコン
バータ71から得られれば、ステートマシーン132は
決定ブロック206でPRESENT ニブル122a
d内のデータを検査し、スマートバッテリー22aがコ
ンピュータシステム20内にあるかどうかを決定する。
スマートバッテリー22aがコンピュータシステム20
内にあれば、ステートマシーン132は処理ブロック2
08でデータをCHARGEニブル122acに記憶
し、スマートバッテリー22aを充電させ、スマートバ
ッテリー22bの充電を阻止する。スマートバッテリー
22aがコンピュータシステム20内に無ければ、ステ
ートマシーン132は決定ブロック212でPRESE
NTニブル122adにあるデータを検査し、スマート
バッテリー22bがコンピュータシステム20内にある
かどうかを決定する。スマートバッテリー22bがコン
ピュータシステム20内にあれば、ステートマシーン1
32は処理ブロック214でデータをCHARGEニプ
ル122acに記憶し、スマートバッテリー22bを充
電させ、スマートバッテリー22aの充電を阻止する。
スマートバッテリー22bgaコンピュータシステム2
0内に無ければ、ステートマシーン132は処理ブロッ
ク216でデータをCHATGEニブル122acに記
憶し、両スマートバッテリー22a及び22bの充電を
阻止する。
【0047】ステートマシーン132は決定ブロック2
2でPRESENTニブル122ad内のデータを検査
し、電力がAC−DCコンバータ71から得られるかど
うかを再決定する。電力がAC−DCコンバータ71か
ら得られれば、ステートマシーン132は処理ブロック
224でデータをPOWER_BYニブル122abに
記憶し、AC−DCコンバータ71からの電力だけでコ
ンピュータシステム20の作動を付勢させる。電力がA
C−DCコンバータ71から得られなければ、ステート
マシーン132はPRESENTニブル122ad内の
データを検査し、スマートバッテリー22aがコンピュ
ータシステム20内にあるかどうかを決定する。スマー
トバッテリー22aがコンピュータシステム20内にあ
れば、ステートマシーン132は処理ブロック228で
データをPOWER_BYニブル122abに記憶し、
スマートバッテリー22aからの電力だけでコンピュー
タシステム20の作動を付勢させる。スマートバッテリ
ー22aがコンピュータシステム20内に無ければ、ス
テートマシーン132は決定ブロック232でPRES
ENTニブル122ad内にあるデータを検査し、スマ
ートバッテリー22bがコンピュータシステム20内に
あるかどうかを決定する。スマートバッテリー22bg
aコンピュータシステム20内にあれば、ステートマシ
ーン132は処理ブロック234でデータをPOWER
_BYニブル122abに記憶し、スマートバッテリー
22bからの電力だけでコンピュータシステムの作動を
付勢させる。スマートバッテリー22a又は22b又は
AC−DCコンバータ71のどれかがコンピュータシス
テム20内にあってセレクタ制御器82の動作を付勢し
なければならないので、セレクタ制御器82はこれ等三
つの電力源の一つを選びコンピュータシステムの作動を
付勢しなければならない。
【0048】どの電力源がコンピュータシステム20の
作動を付勢するかに拘らず、ステートマシーン132は
決定ブロック242でPOWER_BYニブル122a
bにあるデータを検査し、スマートバッテリー22bが
コンピュータシステム20の作動を付勢する電力を供給
しているかどうを決定する。スマートバッテリー22b
がコンピュータ20の作動を付勢する電力を供給してい
れば、ステートマシーン132は処理ブロック244で
データをSMBusニブル122aaに記憶し、スマー
トバッテリー22bをSMBusセレクタスイッチ84
を介してSMBus62に接続せしめる。スマートバッ
テリー22bがコンピュータシステム20の作動を付勢
する電力を供給していなければ、ステートマシーン13
2は処理ブロック246でデータをSMBusニブル1
22aaに記憶し、スマートバッテリー22aをSMB
us62に接続せしめる。更に処理ブロック248でス
テートマシーン132はOK_TO_USEニブル12
2bdを起動し、スマートバッテリー22aと22bの
どちらが使用出来、USE_NEXTニブル122bc
を零に設定し、コンピュータシステム20の作動を付勢
するため次にスマートバッテリー22aと22bのどち
らを用いるべきかに優先の無いことを表示する。電力上
昇リセット工程のこの最終動作を完了した後、ステート
マシーン132は、スマートバッテリー22a、22b
又はAC−DCコンバータ71に影響する他の事象を待
つ待機状態に入る。
【0049】電力源の変更 図5の決定フローチャートは、スマートバッテリー22
a又は22bの一方ががコンピュータシステム20に付
加された直後の事象駆動ステートマシーン132の動作
を示す。スマートバッテリー22aと22bの一方を加
えると、ステートマシーン132は処理ブロック252
でPRESENTニブル122adとOK_TO_US
Eニブル122bdを更新しバッテリーの付加をコンピ
ュータ20に付加したことを記録する。次いで、処理ブ
ロック254においてステートマシーン132はSMB
usアラートをSMBusアラート信号ライン142を
介して出力し、CPU及びメモリ32内CPUが実行す
る電力管理ルーチン・コンピュータプログラムが起動し
てバッテリーの存在を記録する。SMBusアラートを
出力した後、ステートマシーン132は決定ブロック2
56でPOWER_BYニブル122abを検査し、電
力が既に供給されコンピュータシステム20の作動を付
勢しているかどうかを決定する。コンピュータシステム
20が既に付勢されていると、ステートマシーン132
はスマートバッテリー22a又は22b又はAC−DC
コンバータ71に影響する他の事象を待つ待機状態に再
入する。コンピュータシステム20が未だ付勢されてい
ないと、ステートマシーン132は処理ブロック262
でデータをPOWER_BYニブル122abに記憶し
付加バッテリーからの電力でコンピュータシステム20
の作動を付勢せしめる。次いで、処理ブロック264で
ステートマシーン132はデータをSMBusニブル1
22aaに記憶し付加バッテリーをSMBusセレクタ
スイッチ84を介しSMBus62に接続せしめる。付
加バッテリーをSMBus62に接続した後、ステート
マシーン132はスマートバッテリー22a又は22b
又はAC−DCコンバータ71に影響する他の事象を待
つ待機状態に再入する。
【0050】図6aと図6bは、図6cみ示すとおり並
べると、コンピュータシステム20からスマートバッテ
リー22a又は22bを取り外した直後のステートマシ
ーン132の動作の決定フローチャートを形成する。ス
マートバッテリー22a又は22bの取り外し直後、p
resentニブル12adとOK_TO_USEニブ
ル122bdはスマートバッテリーの取り外しを反映す
るように更新される。次いで、処理ブロック274でス
テートマシーン132はSMBusアラート信号ライン
142を介してSMBusアラートを出力し、CPU及
びメモリ32内のCPUが実行する電力管理ルーチン・
コンピュータプログラムが起動されバッテリーの取り外
しを記録する。その直後、ステートマシーン132は決
定ブロック276でPOWER_BYニブル122ab
に尋問し取り外したスマートバッテリー22a又は22
はコンピュータシステム20の作動を付勢しているかど
うかを決定する。取り外したスマートバッテリー22a
又は22bがコンピュータシステム20の作動を付勢し
ていれば、処理ブロック278でステートマシーン13
2はPOWER_BYニブル122abをクリアしどの
電力源もコンピュータシステム20の作動付勢に割り当
てられていないことを表示する。取り外したスマートバ
ッテリー22a又は22bがコンピュータシステム20
の作動を付勢しているかどうかに拘らず、ステートマシ
ーンの132の動作は次いで入口点(J1)280を通
る。
【0051】入口点(J1)280に続き、ステートマ
シーン132は決定ブロック282でUSE_NEXT
ニブル122bcを尋問しコンピュータシステム20の
動作付勢に用い得る他の電力源があるかどうかを決定す
る。他に利用できる電力源が無ければ、ステートマシー
ン132はスマートバッテリー22a又は22b又はA
C−DCコンバータ71に影響する他の事象を待つ待機
状態に再入する。他の利用可能な電力源があれば、ステ
ートマシーン132は決定ブロック284で予め設定さ
れた第一の閾値、例えば1.0ボルトを越える他のバッ
テリーがあるかどうかを決定する。第一の閾値を越える
他のバッテリーがコンピュータシステム20の作動付勢
のためにあれば、処理ブロック292でステートマシー
ン132はデータをPOWER_BYニブル122ab
に記憶し、そのバッテリーからの電力だけでコンピュー
タシステム20の作動を付勢せしめる。次いで、処理ブ
ロック294でステートマシーン132はデータをSM
Busニブル122aaに記憶し、コンピュータシステ
ム20の作動付勢用に選ばれたばかりのスマートバッテ
リー22a又は22bをSMBusセレクタスイッチ8
4を介してSMBus62に接続せしめる。ステートマ
シーン132は次いで、スマートバッテリー22a又は
22b又はAC−DCコンバータ71に影響する他の事
象を待つ待機状態に再入する。
【0052】他のバッテリーが第一の閾値を越えない
と、ステートマシーン132は決定ブロック302で電
圧が1.5ボルト以上でコンピュータシステム20の作
動を付勢出来るバッテリーが他にあるかどうかを決定す
る。1.5ボルト以上の他のバッテリーがあれば、処理
ブロック304でステートマシーン132はデータをP
OWER_BYニブル122abに記憶しそのバッテリ
ーからの電力だけでコンピュータシステムの作動を付勢
させる。次いで、処理ブロック306でステートマシー
ン132はデータをSMBusニブル122aaに記憶
しコンピュータシステム20っも作動を付勢するために
選ばれたばかりのスマートバッテリー22a又は22b
をSMBusセレクタスイッチ84を介してSMBus
62に接続させる。ステートマシーン132は次いで、
スマートバッテリー22a又は22b又はAC−DCコ
ンバータ71に影響を及ぼす他の事象を待つ待機状態に
再入する。
【0053】図7は、AC−DCコンバータ71等の外
部電力源をコンピュータシステム20に接続した直後の
セレクタ制御器82内事象駆動ステートマシーン132
動作を示すフローチャートである。AC−DCコンバー
タ71をコンピュータシステム20に接続すると、ステ
ートマシーン132は処理ブロック142でSMBus
アラートをSNBusアラート信号ライン142を通し
て直ちに出力し、CPU及びメモリ32内のCPUが実
行する電力管理ルーチン・コンピュータプログラムが起
動されてこの電力源の接続を記録するようにする。ステ
ートマシーン132は次いで決定ブロック324で、バ
ッテリー電圧入力端子78a及び78bとAC電力感知
入力79にある電圧から、AC−DCコンバータ71は
電力をコンピュータシステム20に供給しているかどう
かを決定する。AC−DCコンバータ71が電力をコン
ピュータシステム20に供給していれば、ステートマシ
ーン132は処理ブロック326でデータをPOWER
_BYニブル122abに記憶し、AC−DCコンバー
タ71からの電力だけでコンピュータシステム20の作
動を付勢しる一方スマートバッテリー22bをオフにす
ると共に、データをCHARGEニブル122acに記
憶し、スマートバッテリー22aの充電を起動する。ス
テートマシーン132は次いで、スマートバッテリー2
2a又は22b又はAC−DCコンバータ71に影響を
及ぼす他の事象を待つ待機状態に再入する。CPU及び
メモリ32内のCPUが実行する電力管理ルーチン・コ
ンピュータプログラムがSMBusアラートに応答し
て、スマートバッテリー22aではなくスマートバッテ
リー22bが再充電されるべきことを決定すると、CP
UからSMBus62を介してセレクタ制御器82内レ
ジスタ122に送られるデータはセレクタ制御器82に
かかる変更を行わせる。
【0054】図8は、AC−DCコンバータ71をコン
ピュータシステム20から切断した直後のセレクタ制御
器82内事象駆動ステートマシーン132の動作を示す
フローチャートである。AC−DCコンバータ71をコ
ンピュータシステム21から切断すると、ステートマシ
ーン132は処理ブロック332でSMBusアラート
をSMBusアラート信号ライン142を通して直ちに
出力し、電力管理ルーチン・コンピュータプログラムが
起動されてこの電力源を記録させる。次いで、ステート
マシーン132は処理ブロック334でデータをPOW
ER_BYニブル122abに記憶し、どの電力源をコ
ンピュータシステム20の作動を付勢していないことを
表示する。ステートマシーン132は次いで図6a内の
入口点(J1)280に飛躍し、図6a及び6a内の入
口点(J1)280に続く処理ブロックが特定する処理
を実行して代替的電力源を探す。
【0055】図9は、自律的バッテリー電力切り換えの
直後のセレクタ制御器82内事象駆動ステートマシーン
132の動作を示す決定フローチャートである。自律的
バッテリー電力切り換えが起こると、ステートマシーン
132は処理ブロック342でSMBusアラートをS
MBusアラート信号ライン142を通して出力し、C
PU及びメモリ32内のCPUが実行する電力管理ルー
チン・コンピュータプログラムが起動され、この自律的
バッテリー電力切り換え事象を記録する。ステートマシ
ーンは次いで決定ブロック344で、PRESENTニ
ブル122adにあるデータを検査し、AC−DCコン
バータ71からの電力が用い得るかをどうかを決定す
る。AC−DCコンバータ71からの電力が用い得ると
き、ステートマシーン132は処理ブロック346でデ
ータをPOWER_BYニブル122abに記憶しAC
−DCコンバータ71からの電力だけでコンピュータシ
ステム20の作動を付勢させる。AC−DCコンバータ
71からの電力が用い得ないとき、ステートマシーン1
32は図6a内の入口点(J1)280に飛躍し図6a
及び6b中入口点(J1)280に続く処理ブロックが
特定する処理を実行して代替的電力源を探す。
【0056】以上、電力増加リセット及び電力源変更の
記載は或動作条件を行うために必要な基準閾値を特定し
たが、本発明の好ましい実施例では閾値はスマートセレ
クタ24又は24’に外部接続されるレジスタにより他
の値にプログラムしても良い。
【0057】中断動作モード 図10a、図10b及び図10cは、図10fに図示の
ように並べると、「中断」動作モードにあるコンピュー
タシステム20の動作に関係する、セレクタ制御器82
内事象駆動ステートマシーン132の動作を示す決定フ
ローチャートである。CPU及びメモリ32内のCPU
が実行する電力管理ルーチン・コンピュータプログラム
が「中断」動作モードに入る前にセレクタ・プリセット
レジスタ122bに適当なビットを設定すると、該記憶
データによりステートマシーン132はSMBus62
を介して送られる特定の型のメッセージに自律的に応答
することが出来る。
【0058】図10a内の決定ブロック352により示
されているように、セレクタ・プリセットレジスタ12
2bに記憶されるデータビットがセレクタ制御器82を
起動しスマートバッテリー22a又は22bからのバッ
テリー過充電メッセージに応答すると、ステートマシー
ン132は決定ブロック354で、バススヌーパ回路1
24がSMBus62からSMBus過充電メッセージ
を受け取ったかどうかを決定する。セレクタ制御器82
がバッテリー過充電メッセージに応答するように起動さ
れていないかSMBus62からSMBus過充電メッ
セージを受け取っていなければ、ステートマシーン13
2は検査して低バッテリー容量メッセージに対する応答
が可能となっているかどうかを決定する。
【0059】しかしながら、決定ブロック354でバス
スヌーパ回路124がSMBusからSMBus過充電
メッセージを受け取っていれば、ステートマシーン13
2は決定ブロック356で、コンピュータシステム20
は図1aに図示のスマートバッテリー充電器26を含ん
でいるかどうかを決定する。コンピュータシステム20
がスマートバッテリー充電器26を含んでいれば、ステ
ートマシーン132は決定ブロック258で、他のスマ
ートバッテリー22a又は22bがコンピュータシステ
ム20内にあるかどうかを決定する。他のスマートバッ
テリー22a又は22bがコンピュータシステム20内
にあれば、ステートマシーン132は処理ブロック36
2でスマートバッテリー充電器26を他のスマートバッ
テリー22a又は22bに切り換える。他のスマートバ
ッテリー22aと22bのどちらがコンピュータシステ
ム20内にあるかに拘らず、ステートマシーン132は
処理ブロック364でSMBusアラートメッセージを
SMBus62に位置させ、次いで検査しバッテリー過
充電メッセージに対する応答が可能になっているかどう
かを決定する。
【0060】決定ブロック356でステートマシーン1
32がコンピュータシステム20は図1bに図示の従来
設計の充電器108を含んでいると決定すると、ステー
トマシーン132は決定ブロック372で、他のスマー
トバッテリー22a又は22bがコンピュータシステム
20内にあるかどうかを決定する。他のスマートバッテ
リー22a又は22bがコンピュータシステム20内に
無ければ、ステートマシーン132は処理ブロック37
4で充電器108に唯一のスマートバッテリー22a又
は22bに対して細流充電のみを供給させる。ステート
マシーン132が充電器108に唯一のスマートバッテ
リー22a又は22bに対して細流充電のみを供給させ
た後、ステートマシーン132は処理ブロック364で
SMBus上にSMBusアラートメッセージを位置さ
せ、次いで検査しバッテリー過充電メッセージに対する
応答が可能になっているかどうかを決定する。
【0061】決定ブロック372でステートマシーン1
32がコンピュータシステム20内に他のスマートバッ
テリー22a又は22bがあると決定すると、図10b
の処理ブロック382でステートマシーン132は充電
のために他のスマートバッテリー22a又は22bを選
択する。他のスマートバッテリー22a又は22bを充
電用に選んだ後、ステートマシーン132は決定ブロッ
ク384で、新たに選ばれたスマートバッテリー212
a又は22bは既に充電されているかどうかを決定す
る。新たに選ばれたスマートバッテリー22a又は22
が既に充電されていれば、ステートマシーン132は図
10aの処理ブロック374で充電器108による新た
に選ばれたスマートバッテリー22a又は22bの細流
充電を開始する。しかしながら、新たに選ばれたスマー
トバッテリー22a又は22bが未だ充電されていなけ
れば、ステートマシーン132は図10bの処理ブロッ
ク386で充電器108による新たに選ばれたスマート
バッテリー22a又は22bの通常充電を開始する。ス
テートマシーン132が充電器108に新たに選ばれた
スマートバッテリー22a又は22bに対して細流充電
と通常充電のどちらを供給するかに拘らず、ステートマ
シーン132は図10aの処理ブロック346でSMB
usアラートメッセージをSMBus62に位置し、次
いで検査しバッテリー過充電メッセージに対する応答が
可能になっているかどうかを決定する。
【0062】さて図10cに関し、CPU及びメモリ3
2内のCPUが実行する電力管理ルーチン・コンピュー
タプログラムが「中断」モードに入る前にセレクタ・プ
リセットレジスタ122bに適当なビットを設定する
と、該記憶データによりステートマシーン132はSM
Bus62を介して送られる低バッテリー容量メッセー
ジに自律的に応答出来る。図10cの決定ブロック40
2により示されているように、セレクタ・リセットレジ
スタ122bに記憶されたデータがセレクタ制御器82
を起動しスマートバッテリー22a又は22bからの低
バッテリー容量メッセージに応答すると、ステートマシ
ーン132は決定ブロック404で、バススヌーパ回路
124がSMBus62からSMBus低バッテリー容
量メッセージを受け取ったかどうかを決定する。セレク
タ制御器82が低バッテリー容量メッセージに応答する
ように起動されていないか、SMBus62からSMB
us低バッテリー容量メッセージを受け取っていなけれ
ば、ステートマシーン132は検査しスマートバッテリ
ー22a又は22bからのメッセージの聴取が可能にな
っているかどうかをを決定する。
【0063】しかしながら、決定ブロック404でバス
スヌーパ回路124がSMBus62からSMBus低
バッテリー容量メッセージを受け取っていれば、ステー
トマシーン132は決定ブロック406で、AC電力が
コンピュータシステム20に供給されているかどうかを
決定する。AC電力がコンピュータシステム20に供給
されていると、ステートマシーン132は処理ブロック
408でコンピュータシステム20をAC電力動作に切
り換える。コンピュータシステム20をAC電力動作に
切り換えた後、ステートマシーン132は処理ブロック
412でSMBusアラートメッセージをSMBus上
に位置し、次いで検査しセレクタ制御器
【0064】決定ブロック406でステートマシーン1
32がコンピュータシステム20にAC電力が供給され
ていないと決定すると、ステートマシーン132は決定
ブロック422で、USE_NEXTニブル122bc
に記憶されたデータはスマートバッテリー22aと22
bの何れを次に用いるべきかを特定しているかどうかを
決定する。USE_NEXTニブル122BCに記憶さ
れたデータがスマートバッテリーのどれを次に用いるべ
きかを特定していないとき、ステートマシーン132は
決定ブロック424で、OK_TO_USEニブル12
2bdにあるデータが用いて良い他のスマートバッテリ
ー22a又は22bを特定しているかどうかを決定す
る。OK_TO_USEニブル122bdにあるデータ
が用いて良いスマートバッテリー22a又は22bを特
定していないと、ステートマシーン132は処理ブロッ
ク412でSMBusアラートメッセージをSMBus
上に位置し、次いで検査しセレクタ制御器82はバッテ
リーメッセージ聴取が可能になっているかどうかを決定
する。しかしながら、OK_TO_USEニブル122
bdにあるデータが用いて良い他のスマートバッテリー
22a又は22bを特定していれば、ステートマシーン
132は処理ブロック426でそのスマートバッテリー
を選択しコンピュータシステム20の作動を付勢する。
コンピュータシステム20の作動を付勢するため使用可
のスマートバッテリー22a又は22bを選んだ後、ス
テートマシーン132は処理ブロック421でSMBu
sアラートメッセージをSMBus62に置き、次いで
検査しセレクタ制御器82はバッテリーメッセージの聴
取が可能になっているかどうかを決定する。
【0065】USE_NEXTニブル122bcにある
データがスマートバッテリー22a、22nのどれを次
に用いるべきかを特定していれば、ステートマシーン1
32は決定ブロック432で、OK TO USEニブ
ル122bdにあるデータが次使用スマートバッテリー
22a又は22bは使用可と特定しているかどうかを決
定する。次使用バッテリー22a又は22bが使用可で
なければ、ステートマシーン132は決定ブロック42
4で、既に記述された方法で、使用可である他のスマー
トバッテリー22a又は22bがあるかどうかを決定す
る。逆に、次使用スマートバッテリー22a又は22b
使用可であれば、ステートマシーン132は処理ブロッ
ク434でコンピュータシステム20の作動用電力を供
給する次使用スマートバッテリー22a又は22bを選
択する。コンピュータシステム20を作動する電力を供
給する次使用スマートバッテリー22a又は22bを選
んだ後、ステートマシーン132は処理ブロック412
でSMBusアラートメッセージをSMBus62上に
置き、次いで検査しセレクタ制御器82はバッテリーメ
ッセージの聴取が可能になっているかどうかを決定す
る。
【0066】NiMH化学を採用するバッテリーは、僅
かに放電した状態から頻繁に再充電されても、有意の容
量を失う。充電容量の損失を阻止するため、NiMHス
マートバッテリーは、容量の80以上に充電されると、
SMBus62にSMBusメッセージを送るのを中止
する。従って、第一の全充電又は近全充電NIMHスマ
ートバッテリーが「中断」モードで動作する状態でコン
ピュータシステム20に挿入され且つスマートセレクタ
24によりSMBus62に接続されるとすると、バス
スヌーパ回路124はセレクタ制御器82が応答出来る
バッテリーからメッセージを受けることがない。例え
ば、コンピュータシステム20内の第二のスマートバッ
テリーが充電を要する、かかる事象が起これば、即ち第
二のNiMHバッテリーが容量の80%以下に充電され
と、バススヌーパ回路124は第二のスマートバッテリ
ーからメッセージを受け取らない。スマートバッテリー
24は第一のスマートバッテリーをSMBus62に接
続するが、第二のスマートバッテリーをSMBus62
から遮断するからである。従って、第二のスマートバッ
テリーが充電を要しても、スマートバッテリー24は、
コンピュータシステム20が「中断」動作モードにある
間、第二のスマートバッテリーの充電を開始することは
ない。かかる状態を避けるため、バススヌーパ回路12
4は、3分間隔中にバッテリー状態メッセージがSMB
us62上に現れない場合スマートバッテリー間の切り
換えのためにステートマシーン132が用いるタイマー
124cを備える。
【0067】図10d内の決定ブロック452により示
されているように、セレクタ・プリセットレジスタ12
2bに記憶されたデータビットがスマートバッテリー2
2a又は22bからバッテリーメッセージを聴取するた
めにセレクタ制御器82を起動すると、ステートマシー
ン132は決定ブロック454で、タイマー124cが
設定する3分間の時間間隔がバッテリーメッセージがス
マートバッテリー22a又は22bから送られことな
く、過ぎたかどうかを決定する。セレクタ制御器82が
バッテリーメッセージを聴取するために起動されなけれ
ば、或いはタイマー124cが設定する3分間のバッテ
リーメッセージ時間間隔が過ぎていないと、ステートマ
シーン132はスマートバッテリー22a又は22b又
はAC−DCコンバータ71に影響を及ぼす他の事象を
待つ待機状態に再入する。
【0068】しかしながら、決定ブロック454でバス
スヌーパ回路124がタイマー124cが設定する3分
の時間間隔の間にバッテリーメッセージを受け取ってい
なければ、ステートマシーン132は決定ブロック45
6で、コンピュータシステム20は図1aに図示のスマ
ートバッテリー充電器26を含んでいるかどうかを決定
する。コンピュータシステム20がスマートバッテリー
充電器263を含んでいれば、ステートマシーン132
は決定ブロック458で、コンピュータシステム20内
に他のスマートバッテリー22a又は22bがあるかど
うかを決定する。コンピュータシステム20に他のスマ
ートバッテリー22a又は22bがあれば、ステートマ
シーン132は処理ブロック462でスマートバッテリ
ー充電器26を他のスマートバッテリー22a又は22
bに切り換える。他のどのスマートバッテリー22a又
は22bがコンピュータシステム20にあるかに拘ら
ず、ステートマシーン132は処理ブロック464でS
MBusアラートメッセージをSMBus62に置き、
次いでスマートバッテリー22a又は22b又はAC−
DCコンバータ71に影響を及ぼす他の事象を待つ待機
状態に再入する。
【0069】決定ブロック456でステートマシーン1
32がコンピュータシステム20は従来設計の充電器1
08を含んでいると決定すると、ステートマシーン13
2は決定ブロック472で、コンピュータシステム20
内に他のスマートバッテリー22a又は22bがあるか
どうかを決定する。コンピュータシステム20内に他の
スマートバッテリー22a又は22bがあれば、ステー
トマシーン132は処理ブロック474で充電器108
に細流充電のみを唯一のスマートバッテリー22a又は
22bに供給させる。ステートマシーン132が充電器
108に細流充電のみを唯一のスマートバッテリー22
a又は22bに供給させた後、ステートマシーン132
は処理ブロック464でSMBusアラートメッセージ
をSMBus62上に置き、次いで スマートバッテリ
ー22a又は22b又はAC−DCコンバータ71に影
響を及ぼす他の事象を待つ待機状態に再入する。
【0070】しかしながら、決定ブロック472でステ
ートマシーン132がコンピュータシステム20には他
のスマートバッテリー22a又は22bがあるものと決
定すると、ステートマシーン132は図10eの処理ブ
ロック482で充電用に他のスマートバッテリー22a
又は22bを選択する。充電用に他のスマートバッテリ
ー22a又は22bを選び、ステートマシン132は決
定ブロック484で新しく選ばれたスマートバッテリー
22a又は22bは既に充電されているかどうかを決定
する。新しく選ばれたスマートバッテリー22a又は2
2bが既に充電されていれば、ステートマシーン132
は図10dの処理ブロック474で充電器108により
新しく選ばれたスマートバッテリー22a又は22bの
細流充電を開始する。しかしながら、新しく選ばれたス
マートバッテリー22a又は22bが未だ充電されてい
なければ、ステートマシーン132は図10eの処理ブ
ロック486で充電器108により新しく選ばれたスマ
ートバッテリー22a又は22bの通常充電を開始す
る。スタートマシーン132が充電器108で新しく選
ばれたスマートバッテリー22a又は22bに供給した
のが細流電荷か通常電荷かを問わず、スタートマシーン
132は図10dの処理ブロック464でSMBusア
ラートメッセージをSMBus62上に置き、次いでス
マートバッテリー22a又は22b或いはAC−DCコ
ンバータ71に影響を及ぼす他の事象を待つ待機状態に
再入する。前の方法ではコンピュータシステム20のC
PU及びメモリ32中のCPUは「中断」動作モードで
動作したが、セレクタ制御器82は適切にエネーブルさ
れていれが過充電SMBusメッセージ、低バッテリー
容量SMBusメッセージ及び/又はスマートバッテリ
ー22a又は22bからバッテリー充電メッセージが無
いことに自律的に応答し、コンピュータシステム20に
供給される電力を構成する。
【0071】スマートバッテリーをAC−DCコンバー
タで置換する 図11a及び図11bは、図2a及び図2bにそれぞれ
例示されたコンピュータシステム20の部分の代替的実
施例を示す。図11a及び図11bの例示において、図
2a又は図2bにそれぞれ示されたセレクタ制御器82
又は82’の代替的実施例はセレクタ制御器82又は8
2’にSMBusセレクタスイッチ84又は84’とサ
ーミスタ・セレクタスイッチ98又は98’の両方を含
むようにしている。図11a及び図11bに示され且つ
図2a又は図2bに示された対応する素子とはそれぞれ
異なる素子には、ダブルプライム記号(”)で区別され
た同一符号が付されている。図11a及び図11bに示
されたセレクタ制御器82”の実施例はSMBusセレ
クタ制御器82”とサーミスタ・セレクタスイッチ9
8”の両方を含むので、セレクタスイッチ82”は図2
a又は図2bにそれぞれ示された全スマートセレクタ2
4又は24’と機能的に等価である。
【0072】図11a及び図11aに示された代替的実
施例では、部分図12が示されている代替的実施例セレ
クタ制御器82”に加えて、スマートバッテリー22a
又は22bの何れか一方が図1a及び図1bに示された
AC−DCコンバータ71と機能的に等価なAC−DC
コンバータ502で物理的に置き換えられている。即
ち、AC−DCコンバータ502は、スマートバッテリ
ー22a又は22bが通常占める空間に設置され且つコ
ンピュータシステム20の外側のAC電力源に接続され
て、コンピュータシステム20の作動を付勢し且つコン
ピュータシステム20内に残るスマートバッテリー22
a又は22bを再充電する電力を提供する。AC−DC
コンバータ502はスマートバッテリー22a又は22
bの何れか一方に提供されるコンピュータシステム20
内の空間を占めるので、AC−DCコンバータ502を
コンピュータシステム20内に設置するとコンピュータ
システム20とは別個なAC−DCコンバータ71を担
う必要は無くなる。更に、コンピュータシステム20は
スマートバッテリー22a又は22bの何れかを保持す
るので、コンピュータシステム20の作動は外部AC電
源が無い場合にはバッテリー電力で付勢しても良い。
【0073】AC−DCコンバータ502コンピュータ
システム20を付勢出来るように、図11a及び図11
bに示すコンピュータシステム20の実施例は、作動電
力スイッチ64a−64cとバッテリー再充電スイッチ
76a及び76bに一対の内部AC電力スイッチ504
a及び504bを付加する。図12に詳細に示されたA
C−DCコンバータ502の動作制御用セレクタ制御器
82、82’又は83”は内部AC電力スイッチ504
a及び504bに図11a及び図11bに破線で示され
た電力スイッチ制御信号506を供給する。電力スイッ
チ制御信号506が始まるのはスイッチドライバー14
6h及び146iで、これ等のスイッチドライバーは図
3のセレクタ制御器82のスイッチドライバー146a
−146gに図12のセレクタ制御器82”電力が付加
するところの内部電力コンバータ・スイッチドライバー
を構成する。セレクタ制御器82、82’又は82”か
らの信号に応答して内部AC電力スイッチ504a又は
504bが閉じると、AC−DCコンバータ71に等価
なAC−DCコンバータ502は電力を一対の保護ダイ
オード508a又は508bの何れか一方を介してノー
ド74に供給する。
【0074】セレクタ制御器82、82’又は82”及
び/又はスマートバッテリー充電器26又は充電器10
8がスマートバッテリー22a又は22bの一方にAC
−Y3Cコンバータ502が置き換わったのを検出出来
るように、AC−DCコンバータ502は何れの図にも
示されていない500Ωから300Ωの抵抗を具備す
る。スマートバッテリー22a又は22bをAC−DC
コンバータ502で置き換えると、500〜3000Ω
の抵抗はスマートバッテリー22a又は22bに含まれ
るサーミスタの代わるサーミスタ出力信号ライン102
a又は102bに接続する。セレクタ制御器82、8
2’又は82”及び/又はスマートバッテリー充電器2
6又は充電器108は、サーミスタ出力信号ライン10
2a又は102bに接続された500〜3000Ω抵抗
が検出されるとそれはスマートバッテリー22a又は2
2が充電には熱過ぎるものと解釈する。従って、かかる
抵抗がサーミスタ出力信号ライン102a又は102b
に接続されたのを感知すると、セレクタ制御器82、8
2’又は82”及び/又はスマートバッテリー充電器2
6又は充電器108はバッテリー再充電スイッチ76a
又は76bを介してスマートバッテリー充電器26又は
充電器108それぞれの出力端子75又は75’をAC
−DC今ばーた502が接続するバッテリー端子ライン
65a又は65bから切断する。
【0075】AC−DCコンバータ502に500〜3
000Ωの抵抗が含まれるのでその存在は、たとえAC
−DCコンバータ502に外部電源が接続していなくて
も、セレクタ制御器82、82’又は82”及び/又は
スマートバッテリー充電器26又は充電器108で直ち
に且つ受動的に検出出来るが、セレクタ制御器82、8
2’又は82”は更に、適切な内部AC電力スイッチ5
04a又は504bを起動してバッテリー端子ライン6
5a又は65bを対応する保護ダイオード508a又は
508bを介して連結することにより、バッテリー電圧
入力端子78a又は78bにおける過剰に高い電圧、即
ちスマートバッテリー22a又は22bが提供する最大
電圧より3.0ボルト以上高い電圧の存在に応答する。
再び図7に関して、決定ブロック324でAC電力感知
入力79にある電圧がAC−DCコンバータ71は電力
をコンピュータシステム20に供給していることを表示
していなければ、ステートマシーン132は決定ブロッ
ク522でバッテリー電圧入力端子78aにある過剰に
高い電圧から、AC−DCコンバータ502はスマート
バッテリー22aに換わり、電力をコンピュータシステ
ム20に供給しているかどうかを決定する。AC−DC
コンバータ502がスマートバッテリー22aに換わ
り、電力をコンピュータシステム20に供給していれ
ば、ステートマシーン132は処理ブロック524で電
力スイッチ制御信号506を介して内部AC電力スイッ
チ504aを起動しバッテリー端子ライン65aで得ら
れる電力を直列に接続された保護ダイオード508a、
ノード及び抵抗73を介してスマートバッテリー充電器
26又は充電器108のそれぞれの電力入力端子68又
は68’に連結する。同時に、ステートマシーン132
はデータをPOWER_BYニブル122abに記憶し
コンピュータシステム20の作動を付勢するスマートバ
ッテリー22Aをオフにし、またデータをCHARGE
ニブル122acに記憶しスマートバッテリー2bの充
電を起動する。次いでステートマシーン132は、スマ
ートバッテリー22a又は22b又はAC−DCコンバ
ータ71に影響を及ぼす他の事象を待つ待機状態に再入
する。
【0076】決定ブロック522でバッテリー電圧入力
端子78aにある電圧がAC−DCコンバータ502は
スマートバッテリー22aに換わっていると表示しなけ
れば、ステートマシーン132は決定ブロック526
で、バッテリー電圧入力端子78bにある過剰に高い電
圧から、AC−DCコンバータ502はスマートバッテ
リー22bに換わり、電力をコンピュータシステム20
に供給しているかどうかを決定する。AC−DCコンバ
ータ502がスマートバッテリー22に換わり、コンピ
ュータシステム20に電力を供給していれば、ステート
マシーン132は処理ブロック528で電力スイッチ制
御信号506を介して内部AC電力スイッチ504bを
起動してバッテリー端子ライン65bから得られる電力
を直列に接続された保護ダイオード508b、ノード7
4及び抵抗73を介してスマートバッテリー充電器26
又は充電器108のそれぞれの電力入力端子68又は6
8’に連結する。同時に、ステートマシーン132はデ
ータをPOWER_BYニブル122abに記憶しコン
ピュータシステム20の作動を付勢するスマートバッテ
リー22Bをオフにすると共に、データをCHARGE
ニブル122acに記憶しスマートバッテリー22aの
充電を起動する。次いでステートマシーン132は、ス
マートバッテリー22a又は22b又はAC−DCコン
バータ71に影響を及ぼす他の事象を待つ待機状態に再
入する。ステートマシーン132が決定ブロック526
でコンピュータシステム20にAC−DCコンバータ5
02が電力を供給していることを見いださない場合、ス
テートマシーン132はこの場合にも、スマートバッテ
リー22a又は22b又はAC−DCコンバータ71に
影響を及ぼす他の事象を待つ待機状態に再入する。
【0077】以上本発明を現在の処好ましい実施例に付
いて述べてきたが、かかる開示は純粋に例示的であり、
限定的に解釈されるべきでないものと理解されるべきで
ある。従って、本発明の精神と範囲を逸脱することな
く、本発明の種々の変更、修正及び/又は代替的適用は
疑いもなく以上の開示を読了した当業者に示唆されよ
う。従って、当初に記述した請求項は本発明の真の精神
及び範囲に入る全ての変更、修正又は代替を包括するも
のと解釈されるべきと意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】複数のスマートバッテリー、スマートセレク
タ及びスマートバッテリー充電器を備えたディジタルコ
ンピュータシステムを示すブロック線図である。
【図1b】スマートバッテリー群、スマートセレクタ及
び充電器を備えたディジタルコンピュータシステムを示
すブロック線図である。
【図2a】図1aのスマートバッテリー群、スマートセ
レクタ及びスマートバッテリー充電器と共にバッテリー
システム動作を行うセレクタ制御器とスイッチを示すブ
ロック線図である。
【図2b】図1bのスマートバッテリー群、スマートセ
レクタ及びバッテリー充電器と共にバッテリーシステム
動作を行うセレクタ制御器とスイッチを示すブロック線
図である。
【図3】図2aと図2bにそれぞれ示されたスマートセ
レクタに含まれるセレクタ制御器を示すブロック線図で
ある。
【図4a】ディジタルコンピュータシステムのパワーア
ップ・リセットの直後のセレクタ制御器内事象駆動状態
機の動作決定フローチャートの一部分図である。
【図4b】ディジタルコンピュータシステムのパワーア
ップ・リセットの直後のセレクタ制御器内事象駆動状態
機の動作決定フローチャートの他の部分図である。
【図4c】図4aと図4bの関係を示す配置図である。
【図5】バッテリーをディジタルコンピュータシステム
にに加えた直後のセレクタ制御器内事象駆動状態機の動
作決定フローチャートである。
【図6a】バッテリーをディジタルコンピュータシステ
ムから除いた直後のセレクタ制御器内事象駆動状態機の
動作決定フローチャートの一部分図である。
【図6b】バッテリーをディジタルコンピュータシステ
ムから除いた直後のセレクタ制御器内事象駆動状態機の
動作決定フローチャートの他の部分図である。
【図6c】図6aと図6bの関係を示す配置図である。
【図7】AC−DCコンバータをディジタルコンピュー
タシステムに接続した直後のセレクタ制御器内事象駆動
状態機の動作決定フローチャートである。
【図8】AC−DCコンバータをディジタルコンピュー
タシステムから切断した直後のセレクタ制御器内事象駆
動状態機の動作決定フローチャートである。
【図9】自律バッテリー電力切り換え直後のセレクタ制
御器内事象駆動状態機の動作決定フローチャートであ
る。
【図10a】「中断」動作モードにあるディジタルコン
ピュータシステムの動作に関係するセレクタ制御器内事
象駆動状態機の動作決定フローチャートの一部分図であ
る。
【図10b】「中断」動作モードにあるディジタルコン
ピュータシステムの動作に関係するセレクタ制御器内事
象駆動状態機の動作決定フローチャートの他の一部分図
である。
【図10c】「中断」動作モードにあるディジタルコン
ピュータシステムの動作に関係するセレクタ制御器内事
象駆動状態機の動作決定フローチャートの他の一部分図
である。
【図10d】「中断」動作モードにあるディジタルコン
ピュータシステムの動作に関係するセレクタ制御器内事
象駆動状態機の動作決定フローチャートの他の一部分図
である。
【図10e】「中断」動作モードにあるディジタルコン
ピュータシステムの動作に関係するセレクタ制御器内事
象駆動状態機の動作決定フローチャートの他の一部分図
である。
【図10f】図10a、図10b、図10c、図10d
及び図10eの関係を示す配置図である。
【図11a】図2aに示されたディジタルコンピュータ
システムの代替的実施例であって、スマートバッテリー
の一つにより通常占められる空間にAC−DCコンバー
タを設置するのに適したもののブロック線図である。
【図11b】図2bに示されたディジタルコンピュータ
システムの代替的実施例であって、スマートバッテリー
の一つにより通常占められる空間にAC−DCコンバー
タを設置するのに適したもののブロック線図である。
【図12】図3に示されたセレクタ制御器の代替的実施
例であって、図11a及び図11bにそれぞれ示された
スマートセレクタに適したものの部分を示すブロック線
図である。
【符号の説明】
20,20’...バッテリー給電ラップトップ又はノ
ート型ディジタルコンピュータシステム;22a,22
b...スマートバッテリー;24...スマートセレ
クタ;26...スマートバッテリー充電器;3
2...CPU及びメモリ;34...CPUバス;3
6...磁心論理集積回路(IC);38...周辺装
置相互接続(PCI)バス;42...ディスプレーコ
ントローラIC;44...PCカードインターフェー
スIC;46...ディスプレーバス;48...液晶
ディスプレー(LCD)スクリーン;52...工業規
格アーチテクチャー(ISA)バス;54...キーボ
ードコントローラIC;56...キーボードバス;5
8...キーボード;62...システムマネージメン
トバス(SMBus);64a,64b...作動電力
スイッチ;65a,65b...バッテリー端子ライ
ン;66...主電力バス;67...主電力バス保護
ダイオード;68...電力入力端子;71...AC
−DCコンバータ;69...出力端子;72...保
護ダイオード;73...抵抗;74...ノード;7
5...出力端子;76a,76b...バッテリー再
充電スイッチ;78a,78b...バッテリー電圧入
力端子;79...AC電力感知入力;82,82’,
82”...セレクタ制御器;84,84’,8
4”...SMBusセレクタスイッチ;88...制
御信号;92...電力スイッチ制御信号;94...
バッテリー再充電制御信号;98,98’,9
8”...セレクタスイッチ102a,102b...
サーミスタ出力信号ライン;104...サーミスタ出
力信号ライン;108...充電器;112...単一
急速充電信号ライン;114...第2の急速充電信号
ライン;122...16ビットレジスタ;122
a...セレクタ状態レジスタ;122b...セレク
タプリセットレジスタ;122c...セレクタサポー
トレジスタ;124...バススヌーパ回路;124
c...タイマー;126...レジスタバス;12
8...スヌーパバス;132...事象駆動状態機;
134...信号処理回路;136...処理信号バ
ス;138...ダイオード;142...SMBus
アラート信号ライン;144...スイッチドライバー
信号バス;146a,146b,146c,146d,
146e,146f,146g,146h,146
i...スイッチドライバー;122aa,122a
b,122ac,122ad,122ba,122b
b,122bc,122bd...ニブル;204,2
08,214,216...処理ブロック;204,2
06,212...決定ブロック;222,226,2
32,242...決定ブロック;224,228,2
34,244,246,248...処理ブロック;2
52,254,262,264...処理ブロック;2
56...決定ブロック;272,274,278,2
92,294,304,306...処理ブロック;2
76,282,284,302...決定ブロック;3
22,326,524,528...処理ブロック;3
24,522,526...決定ブロック;332,3
34...処理ブロック;280...入口点;34
2,346...処理ブロック;344...決定ブロ
ック;352,354,356,358,372,38
4,402,404,406,422,424,43
2,452,454,456,458,472,48
4...決定ブロック;362,364,374,38
2,386,408,412,426,434,46
2,464,474,482,486...処理ブロッ
ク;502...AC−DCコンバータ;504a,5
04b...内部AC電力スイッチ;506...電力
スイッチ制御信号;508a,508b...保護ダイ
オード。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 9/06 503 G06F 1/00 334H 335C (72)発明者 クアン・エイチ・リウー アメリカ合衆国カリフォルニア州94087サ ニーベール、デューラウェイ714

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つのスマートバッテリーとの
    使用に適したバッテリーセレクタ用制御器であって、該
    スマートバッテリーはポータブル装置の作動を付勢する
    電力を供給でき且つバスを介してポータブル装置内のホ
    ストコンピュータにバッテリー状態データを供給でき、
    上記スマートバッテリーにより供給される該バッテリー
    状態データはバッテリー状態アラームメッセージを含
    み、該バッテリー状態アラームメッセージはそれを送信
    するスマートバッテリーが予め特定された状態を経験し
    たことを表示し、上記制御器は上記ポータブル装置に含
    まれるスマートバッテリーと数が少なくとも等しい複数
    のスイッチドライバーであって、該スイッチドライバー
    の各々は特定のスマートバッテリーに付随し且つ付随ス
    マートバッテリーの選択を行うバッテリー選択信号を提
    供し、選ばれたバッテリーをして上記ポータブル装置の
    作動を付勢せしめるスイッチドライバーとスイッチドラ
    イバーの作動を制御し特定のスイッチドライバーに付随
    するスマートバッテリーを選択する制御電子回路と上記
    ホストコンピュータと独立して上記スマートバッテリー
    からのバッテリー状態アラームメッセージに関し上記バ
    スを監視し且つ該バッテリー状態アラームを検出すると
    上記制御電子回路に信号を送信するバススヌーパ(bu
    s−snooper)回路とを具備する構成を特徴とす
    るバッテリセレクタ用制御器。
  2. 【請求項2】少なくとも二つのスマートバッテリーとの
    使用に適した制御器であって、 複数のスイッチドライバーが前記制御電子回路の制御下
    で動作して上記スマートバッテリーの一つを選択するバ
    ッテリー選択信号を提供し前記ポータブル装置の作動を
    付勢し如何なるときにも上記スイッチドライバーの一だ
    けが付随するスマートバッテリーの選択を行って上記ポ
    ータブル装置の作動を付勢するようにし、 前記バススヌーパ回路により検出されるバッテリー状態
    アラームメッセージは低バッテリー容量メッセージであ
    り、 上記バススヌーパ回路により送信される信号は上記制御
    電子回路に上記ポータブル装置の作動を付勢するために
    異なるスマートバッテリーの選択を試行させるように構
    成したことを特徴とする請求項1に記載の制御器。
  3. 【請求項3】スマートバッテリーから独立したスマート
    バッテリー電圧を感知するバッテリー電圧感知回路を備
    え、異なるスマートバッテリーを選択して前記ポータブ
    ル装置の作動を付勢するために上記のように感知した電
    圧を用いるように構成したことを特徴とする請求項2に
    記載の制御器。
  4. 【請求項4】前記ポータブル装置内のスマートバッテリ
    ーに含まれるスマートバッテリー付随の前記スイッチド
    ライバーに加え、制御器の複数スイッチドライバーは上
    記ポータブル装置の外部にあって該ポータブル装置の作
    動を付勢する電力源の選択を行う外部電力変換器スイッ
    チドライバーを含み、前記制御電子回路はまた該外部電
    力変換器スイッチドライバーの動作を制御して前記外部
    電力源の選択を行い如何なるときにも上記スイッチドラ
    イバーの全体が上記スマートバッテリーか電力源の何れ
    かを選択し上記ポータプル装置の作動を付勢するように
    し、 上記外部電力源により提供される電圧を感知する外部電
    圧感知回路を更に備え、 該外部電圧感知回路が感知した電圧が予め設定された閾
    値を越えると信号を上記制御電子回路に送って該制御電
    子回路に上記外部電力源を選択させ上記ポータブル装置
    の作動を付勢するように構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の制御器。
  5. 【請求項5】少なくとも二つのスマートバッテリーとの
    使用に適した制御器であって、 該制御器は、スマートバッテリー付随の前記スイッチド
    ライバーと前記外部電源付随の外部電力変換器スイッチ
    ドライバーに加えて、少なくとも一つのスマートバッテ
    リーに付随し、前記ポータブル装置の作動を付勢する電
    力を供給するため内部電力源変換器により上記ポータブ
    ル装置に連結されて上記スマートバッテリーに物理的に
    置き変わる外部電力源を選択する内部電力変換器スイッ
    チドライバーを更に備え、前記制御電子回路はまた上記
    スイッチドライバーの全体の動作を制御し内部電力源に
    変換器により上記ポータブル装置に連結された外部電力
    源の選択を行い如何なるときにも上記スイッチドライバ
    ーの全体が上記スマートバッテリーか外部電力源の何れ
    かを選んで上記ポータブル装置の作動を付勢するように
    し、 上記制御器は、上記内部電力源変換器により上記ポータ
    ブル装置に連結された上記外部電力源が提供する電圧を
    感知する内部電圧変換感知回路を更に備え、 該内部電圧変換感知回路により感知される電圧が予め設
    定された閾値を越えると上記制御器は信号を上記制御電
    子回路に送り該制御電子回路に上記内部電力変換器によ
    り上記ポータブル装置に連結された上記外部電力源を選
    択させ該ポータブル装置の作動を付勢するように構成し
    たことを特徴とする請求項4に記載の制御器。
  6. 【請求項6】少なくとも二つのスマートバッテリーとの
    使用に適した制御器であって、 かかるスマートバッテリーに付随する前記スイッチドラ
    イバーに加えて、上記制御器は、少なくとも一つのスマ
    ートバッテリーに付随し、前記ポータブル装置の作動を
    付勢する電力を供給するため、内部電力源変換器により
    該ポータブル装置に連結されて上記スマートバッテリー
    に物理的に置き変わる外部電力源を選択する内部電力源
    変換器スイッチドライバーを備え、前記制御電子回路は
    また上記スイッチドライバーの全体の動作を制御して上
    記内部電力変換器により上記ポータブル装置に連結され
    た上記外部電力源の選択を行い如何なるときにも上記ス
    イッチドライバーの全体が上記スマートバッテリーか電
    力源の何れかを選択して上記ポータブル装置の作動を付
    勢するようにし、 上記制御器は、上記内部電力変換器により上記ポータブ
    ル装置に連結された上記外部電力源が提供する電圧を感
    知する内部電圧変換感知回路を更に備え、 該内部電圧変換感知回路により感知される電圧が予め設
    定された閾値を越えると上記制御器は信号を上記制御電
    子回路に送り該制御電子回路に上記内部電力変換器によ
    り上記ポータブル装置に連結された外部電力源を選択さ
    せ該制御装置の作動を付勢するように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の制御器。
  7. 【請求項7】少なくとも二つのスマートバッテリーとの
    使用に適した制御器であって、 複数のスイッチは前記制御電子回路の制御下で動作して
    再充電用に前記ポータブル装置に含まれる一つのスマー
    トバッテリーを選択し如何なるときにも一つのスマート
    バッテリーのみが再充電されるようにし、 前記バススヌーパ回路が検出するバッテリー状態アラー
    ムメッセージは過充電バッテリー状態メッセージであ
    り、 上記バススヌーパ回路が送る信号は上記制御電子回路に
    再充電のため異なるスマートバッテリーの選択を試行さ
    せるように構成したことを特徴とする請求項1に記載す
    る制御器。
  8. 【請求項8】スマートバッテリーが高速又は低速で充電
    されているのを表示するバッテリー充電率を受信するバ
    ッテリー充電率回路を更に備え、前記ホストコンピュー
    タにより実行される電力管理コンピュータプログラムが
    制御器からのかかるバッテリー充電率信号を表示するデ
    ータを検索できるように構成したことを特徴とする請求
    項7に記載の制御器。
  9. 【請求項9】第1の状態において前記バススヌーパ回路
    の動作に対して制御器の応答を起動させ、第2の状態に
    おいてかかる応答を非活動させる動作モードデータを記
    憶するように構成したことを特徴とする請求項1に記載
    の制御器。
  10. 【請求項10】少なくとも二つのスマートバッテリーと
    の使用に適した制御器であって、 複数のスイッチドライバーが前記制御電子回路の制御下
    で動作して上記スマートバッテリーの一つを選択するバ
    ッテリー選択信号を提供し前記ポータブル装置の作動を
    付勢し如何なるときにも前記スイッチドライバーの一つ
    だけが付随するスマートバッテリーの選択を行って上記
    ポータブル装置の作動を付勢するようにし、 制御器は所定の時間間隔を設定するタイマーを備え、 前記バススヌーパ回路が上記タイマーにより設定された
    予定時間間隔に亘りバッテリー状態アラームメッセージ
    を受信しない場合、上記制御電子回路は異なるスマート
    バッテリーの選択を試行するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の制御器。
  11. 【請求項11】ホストコンピュータと、 ポータブル装置の作動を付勢する電力を提供できる少な
    くとも一つのスマートバッテリーと、 上記スマートバッテリーを連結でき且つそれを介して該
    スマートバッテリーがバッテリー状態データを上記ホス
    トコンピュータに送信できるバスを具備し、該バッテリ
    ー状態データはそれを送信する上記スマートバッテリー
    が予め特定された状態を経験したことを表すバッテリー
    状態アラームメッセージを含み、 更に上記スマートバッテリーに連結されるバッテリーセ
    レクタを具備するバッテリー給電ポータブル装置であっ
    て、該バッテリーセレクタは制御器を備え、該制御器は
    上記ポータブル装置に含まれるスマートバッテリーと数
    が少なくとも等しい複数のスイッチドライバーを有し、
    該スイッチドライバーの各々は特定のスマートバッテリ
    ーに付随し且つ付随スマートバッテリーの選択を行って
    選ばれたスマートバッテリーに上記ポータブル装置の作
    動を付勢させるバッテリー選択信号を提供し、 上記制御器は更にスイッチドライバーの動作を制御して
    特定のスイッチドライバーに付随する上記スマートバッ
    テリーを選択する制御電子回路と上記ホストコンピュー
    タとは独立に上記スマートバッテリーからのバッテリー
    状態アラームメッセージに関して上記バスを監視し、該
    バッテリー状態アラームメッセージを検出すると信号を
    上記制御電子回路に送信するバススヌーパ回路を備えた
    構成を特徴とするバッテリー給電ポータブル装置。
  12. 【請求項12】更に少なくとも第2のスマートバッテリ
    ーを備え、 前記バッテリーセレクタに含まれる制御器の複数のスイ
    ッチドライバーは前記制御電子回路の制御下で動作して
    上記スマートバッテリーの一つを選択しポータブル装置
    の作動を付勢し如何なるときでも上記スイッチドライバ
    ーの一つだけが付随するスマートバッテリーの選択を行
    って上記ポータブル装置の作動を付勢するようにし、 上記バススヌーパ回路が検出するバッテリー状態アラー
    ムメッセージは低バッテリー容量メッセージであり、 上記バススヌーパ回路が送る信号は上記制御電子回路に
    異なるスマートバッテリーの選択を試行せしめ上記ポー
    タブル装置の作動を付勢するようにした構成を特徴とす
    る請求項11に記載のバッテリー給電ポータブル装置。
  13. 【請求項13】前記バッテリーセレクタに含まれる制御
    器は前記スマートバッテリーから独立してスマートバッ
    テリー電圧を感知するバッテリー電圧感知回路を備え、
    上記制御器は上記ポータブル装置の作動を付勢するため
    異なるスマートバッテリーの選択を試行するに際して斯
    く感知された電圧を用いるようにした構成を特徴とする
    請求項12に記載のバッテリー給電ポータブル装置。
  14. 【請求項14】ポータブル装置に外部給電する電力源に
    よる付勢に適合するバッテリー給電ポータブル装置であ
    って、 ポータブル装置に含まれるスマートバッテリーに付随す
    る前記スイッチドライバーに加えて、制御器の複数スイ
    ッチドライバーは上記ポータブル装置の外部にあって該
    ポータブル装置の作動を付勢する電力源の選択を行う外
    部電力変換器スイッチドライバーを更に含み、前記制御
    電子回路はまた前記外部電力源選択用外部電力変換器ス
    イッチドライバーの動作を制御し如何なるときにも上記
    複数スイッチドライバーの全体が上記スマートバッテリ
    ーか電力源の何れかを選択し上記携帯装置の作動を付勢
    するようにし、 上記制御器は上記外部電力源により提供される電圧を感
    知する外部電圧感知回路を備え、 該外部電圧感知回路により感知される電圧が予め設定さ
    れた閾値を越えると上記制御器は信号を上記制御電子回
    路に送り該制御電子回路に外部電力源を選択させ上記ポ
    ータブル装置の作動を付勢するように構成した請求項1
    1に記載のバッテリー給電ポータブル装置。
  15. 【請求項15】少なくとも一つの第2のスマートバッテ
    リーをを備え、 スマートバッテリーに付随する前記外部電力変換器スイ
    ッチドライバーと外部電力源に付随する前記外部電力変
    換器スイッチドライバーに加えて、制御器は少なくとも
    一つのスマートバッテリーに付随し上記ポータブル装置
    の作動を付勢する電力を供給するため、内部電力変換器
    によりポータブル装置に連結されて上記スマートバッテ
    リーに物理的置き変わる外部電力源を選択する内部電力
    変換器を更に備え、前記制御電子回路はまた上記複数ド
    ライバーの全体を制御して上記内部電力変換器により上
    記ポータブル装置に連結された上記外部電力源を選択し
    如何なるときにも上記複数スイッチドライバーの全体が
    上記スマートバッテリーか電力源を選択して上記ポータ
    ブル装置の作動を付勢するようにし、 上記制御器は上記内部電力変換器により上記ポータブル
    装置に連結された外部電力源が供給する電圧を感知する
    内部電圧変換感知回路を更に備え、 該内部電圧変換感知回路が感知する電圧が予め設定され
    た閾値を越えると上記制御器は信号を上記制御電子回路
    に送り該制御電子回路に上記内部電力変換器により上記
    ポータブル装置に連結された外部電力源を選択させ該ポ
    ータブル装置の作動を付勢するように構成した請求項1
    4に記載のバッテリー給電ポータブル装置。
  16. 【請求項16】少なくとも一つの第2のスマートバッテ
    リーを備え、 スマートバッテリーに付随する前記スイッチドライバー
    に加えて、制御器は少なくとも一つのスマートバッテリ
    ーに付随し、ポータブル装置の作動を付勢する電力供給
    のため、内部電力変換器によりポータブル装置に連結さ
    れて上記スマートバッテリーに物理的に置き変わる外部
    電力源を選択する内部電力変換スイッチドライバーを更
    に備え、 上記制御器は上記内部電力変換器によりポータブル装置
    に連結された外部電力源により提供される電圧を感知す
    る内部電圧変換感知回路を更に備え、 該内部電圧変換感知回路が感知する電圧が予め設定され
    た閾値を越えると上記制御器は信号を前記制御電子回路
    に送って該制御電子回路に上記内部電力変換器により上
    記ポータブル装置に連結された外部電力源を選択させポ
    ータブル装置の作動を付勢するように構成した請求項1
    1に記載のバッテリー給電ポータブル装置。
  17. 【請求項17】少なくとも一つの第2のスマートバッテ
    リーを備え、前記バッテリーセレクタに含まれる制御器
    の複数スイッチドライバーは前記制御電子回路の制御下
    で動作して再充電のためにポータブル装置に含まれる一
    つのスマートバッテリーを選択し如何なるときにも一つ
    のスマートバッテリーのみが再充電され、 前記バススヌーパ回路が検出するバッテリー状態アラー
    ムメッセージは過充電バッテリー状態メッセージであ
    り、 上記バススヌーパ回路が送る信号は上記制御電子回路に
    再充電のため異なるスマートバッテリーの選択させるよ
    うに構成した請求項11に記載のバッテリー給電ポータ
    ブル装置。
  18. 【請求項18】前記バッテリーセレクタに含まれる制御
    器は、スマートバッテリーが高速又は低速で充電されて
    いることを表示するバッテリー充電率信号を受信するバ
    ッテリー充電律率を備え、前記ホストコンピュータによ
    り実行される電力管理コンピュータプログラムが制御器
    からのかかるバッテリー充電率信号を表すデータを検索
    できるように構成した請求項17に記載のバッテリー給
    電ポータブル装置。
  19. 【請求項19】前記バッテリーセレクタに含まれる制御
    器は、第1の状態で前記バススヌーパ回路の動作に対し
    て上記制御器の応答を起動し、第2の状態でかかる応答
    を非活動にする動作モードデータを記憶し、 ポータブル装置の前記ホストコンピュータは、その或部
    分がオフになる為、ホストコンピュータを含む該ポータ
    ブル装置の電力消費料が少ない中断(Suspend)
    モードにおいても動作でき、 上記制御器は、上記ホストコンピュータが上記中断モー
    ドに入る前に該ホストコンピュータから上記制御器に送
    られる第1状態動作モードデータを記憶し、ホストコン
    ピュータが中断モードにある間、制御器に記憶された動
    作モードデータが前記バススヌーパ回路の動作に対して
    制御器の応答を起動するように構成した請求項11に記
    載のバッテリー給電ポータブル装置。
  20. 【請求項20】少なくとも一つの第2のスマートバッテ
    リーを備え、 前記バッテリーセレクタに含まれる制御器の複数スイッ
    チドライバーは前記制御器電子回路の制御下で動作して
    上記スマートバッテリーの一つを選択しポータブル装置
    の作動を付勢し如何なるときにも上記複数スイッチドラ
    イバーの一つのみが付随するスマートバッテリーの選択
    を行い上記ポータブル装置の作動を付勢し、 上記バッテリーセレクタ内の制御器は更に所定の時間間
    隔を設定するタイマーを備え、前記バススヌーパ回路が
    上記タイマーにより設定された所定の時間間隔に亘りバ
    ッテリー状態アラームメッセージを受信しないと、上記
    制御電子回路は異なるスマートバッテリーを選択を試行
    するように構成した請求項11に記載のバッテリー給電
    ポータブル装置。
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