JP2003092839A - 電気機器、コンピュータ装置、インテリジェント電池、電池診断方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

電気機器、コンピュータ装置、インテリジェント電池、電池診断方法、プログラム、および記憶媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電をした後に放電をして本体に電力を供給
する電池が接続された際に、この電池のリフレッシュを
適切なタイミングでユーザにガイドする。 【解決手段】 インテリジェント電池52の診断プログ
ラムを実行するCPUと、インテリジェント電池52か
ら識別子を受け取りCPUに出力するエンベデッドコン
トローラ41と、複数の電池におけるリフレッシュの日
付情報を格納する情報ファイルと、エンベデッドコント
ローラ41からの制御によりACアダプタ51からシス
テム本体への電力の供給/停止を行うACアダプタ電力
停止回路80とを備え、CPUは、エンベデッドコント
ローラ41から出力された識別子に対応する日付情報を
情報ファイルから取得してリフレッシュの必要性を判断
し、CPUからのリフレッシュ指示に基づいて、ACア
ダプタ電力停止回路80を制御してACアダプタ51か
らシステム本体に対する電力の供給を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充放電を繰り返し
て使用可能な電池を備えた電気機器等に係り、より詳し
くは、電池のリフレッシュを適切に行うための電気機器
等に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータ(ノー
トPC)に代表される情報端末機器や、PDA(Personal
Digital Assistant)、MD(Mini Disc)装置、ビデオカ
メラ等の各種電気機器では、商用電源から直接電力を供
給する場合の他、充放電を繰り返しながら何度も使用で
きる電池(蓄電池、2次電池、バッテリ)からの電力供給
が行われている。この電池としては、比較的容量も大き
く価格も安いニッケル水素電池やニッケルカドミウム電
池(ニッカド電池)が採用されている。また、ニッケルカ
ドミウム電池に比べて単位重量あたりのエネルギ密度の
高いリチウムイオン電池、液体の電解質を利用せずに固
体のポリマーを用いるリチウムポリマー電池などが存在
する。
【0003】このニッケル水素電池やニッケルカドミウ
ム電池では、完全に放電させずに中途半端な放電と充電
とを繰り返し行うと、見かけ上の充電容量が低下し、連
続して使用できる時間が短くなる「メモリ効果」が発生
してしまう。このメモリ効果に陥った電池は、十分な放
電と充電とを2〜3回繰り返すことで、容量がかなり元
に近い状態まで戻ることが知られている。このように、
メモリ効果が発生した場合であっても、十分な充放電を
行えば回復させることが可能であるが、その前提とし
て、メモリ効果を検出することが必要となる。
【0004】現在知られているメモリ効果の検出方法で
は、例えば、テキサスインスツルメンツ社(旧ベンチマ
ーク社)のBQ2060などで採用されているように、
浅い放電が何回、繰り返し行われたかをカウントし、例
えば30回検出されたらメモリ効果があると見なすよう
に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方式では、単に中途半端な放電の回数をカウントする
ものであることから、メモリ効果が実際に発生していな
くてもメモリ効果があると見なしてしまう場合がある。
また、メモリ効果があっても検出できない場合が生じ
る。更に、メモリ効果を恐れるあまり、頻繁にリフレッ
シュを行うユーザが多く存在する。かかる頻繁なリフレ
ッシュ操作によって、メモリ効果の発生を抑制すること
はできるが、電池の寿命に悪影響を及ぼす結果となる。
【0006】一方、電池をシステムから取り外して長時
間放置したり、システムに接続したまま長時間システム
を使用しないときには、自己放電によって電池の残容量
の誤差が非常に大きくなってしまう。このような容量誤
差が存在する場合には、ユーザに対して正確な残容量の
表示ができなくなり、容量誤差をリセットして残容量の
精度を改善する必要がある。この容量誤差をリセットす
るために、残容量を示す電池に対してリフレッシュを実
施することが有効である。しかしながら、浅い放電が繰
り返された回数をカウントしてリフレッシュを行う従来
の方式では、容量誤差を改善するためのリフレッシュに
対応することが困難である。
【0007】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、電池のリフレッシュを適切なタイミングでユーザ
にガイドすることにある。また、他の目的は、電池の残
容量をより正確に把握することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明は、充放電可能な電池を接続可能に構成され、この電
池から電力の供給を受ける本体を備えた電気機器であっ
て、電池を識別するための識別子を認識する識別子認識
手段と、この識別子認識手段により認識された識別子に
対応付けて、電池に対してリフレッシュが実行された日
付の情報を格納する情報格納手段と、この情報格納手段
に格納された情報の日付から所定期間が経過した後に電
池におけるリフレッシュの実行をユーザに促す出力手段
と、ユーザによるリフレッシュ指示を受け付ける指示受
付手段と、この指示受付手段によるリフレッシュ指示に
基づいて電池に対してリフレッシュを実行するリフレッ
シュ実行手段とを備えている。
【0009】一方、本発明が適用される電気機器は、電
力を消費する本体と、充電および放電を行ってこの本体
に対して電力を供給する電池とを備え、電池の自己放電
による残容量の誤差を予期し、この誤差を取り除くため
にリフレッシュのガイドを行うことを特徴とすることが
できる。
【0010】ここで、この本体は、電池が所定期間、リ
フレッシュされない場合にリフレッシュのガイドを行う
ことを特徴とすれば、一定の間隔にて、ユーザに対して
誤差を取り除いた残量表示を行うことができる点で好ま
しい。
【0011】また、本発明が適用される電気機器は、電
池が最後にリフレッシュされてから所定期間が経過した
後に、この電池の充放電の回数に関わらず電池に対する
リフレッシュを促す表示を行うことを特徴としている。
【0012】更に、本発明が適用される電気機器は、電
池において最後にリフレッシュがなされた日付に関する
情報を格納する日付情報格納手段と、この日付情報格納
手段に格納された情報における日付から所定期間が経過
したことによりリフレッシュの必要性を判断する判断手
段とを備えたことを特徴とすることができる。
【0013】他の観点から把えると、本発明は、充放電
可能な電池を接続可能に構成され、商用電源に接続され
るACアダプタおよび/または電池から電力の供給を受
けるシステム本体を備えたコンピュータ装置であって、
電池の診断プログラムを実行するCPUと、この電池か
ら電池を識別する識別子を受け取ると共に、受け取った
識別子をCPUに出力するコントローラと、例えば複数
の電池におけるリフレッシュの日付情報を格納する情報
ファイルと、コントローラからの制御によりACアダプ
タからシステム本体への電力の供給/停止を行うACア
ダプタ電力停止回路とを備え、このCPUは、コントロ
ーラから出力された識別子に対応する日付情報を情報フ
ァイルから取得してリフレッシュの必要性を判断し、コ
ントローラは、CPUからのリフレッシュ指示に基づい
て、ACアダプタ電力停止回路を制御してACアダプタ
からシステム本体に対する電力の供給を停止させること
を特徴している。
【0014】また、本発明が適用されるコンピュータ装
置は、電池に対する最後にリフレッシュが行われた日付
を示す日付情報を格納するメモリと、このメモリに格納
された日付情報に示される日付から電池におけるリフレ
ッシュが所定期間なされていない場合に、ユーザに対し
て電池のリフレッシュを推奨する表示を行う表示手段と
を備えたことを特徴としている。
【0015】一方、本発明は、電気機器に接続され、充
放電を行って電気機器に電力を供給するインテリジェン
ト電池として把握することができる。このインテリジェ
ント電池は、リフレッシュがなされた日付に関する情報
を格納する日付情報格納手段と、この日付情報格納手段
に格納された情報に示される日付から所定期間が経過し
たことによりリフレッシュの必要性を判断する判断手段
と、判断手段により判断された結果を電気機器のコント
ローラに出力する出力手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0016】また、本発明は、充放電を行い本体に対し
て電力を供給する電池を接続可能なコンピュータに所定
の機能を実現させるためのプログラムとして、また、こ
のようなプログラムを格納する記憶媒体として把握する
ことができる。このプログラムとしては、電池に対して
リフレッシュがなされた日付に関する情報を所定のメモ
リから読み出す機能と、読み出された情報に示される日
付から所定期間が経過した場合に電池のリフレッシュが
必要である旨を判断する機能と、ユーザに対してリフレ
ッシュを促す出力を行う機能と、ユーザからのリフレッ
シュの指示を受け付ける機能と、新たなリフレッシュの
日付に関する情報をメモリに格納する機能とをコンピュ
ータに実現させることを特徴としている。
【0017】尚、このプログラムとしては、コンピュー
タのメモリ等に格納され、上記の各機能を実現させるも
のが挙げられる。また、コンピュータに読取可能に構成
された記憶媒体に格納される場合がある。これらのプロ
グラムの提供方法としては、例えばCD−ROM等の記
憶媒体に格納されたプログラムを、例えばCD−ROM
ドライブ等の記憶媒体の読取部で読み取る形態が考えら
れる。また、プログラム伝送装置からインターネット等
のネットワークを介して各コンピュータにインストール
される形態も考えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施の
形態が適用されるコンピュータシステム10のハードウ
ェア構成を示した図である。このコンピュータシステム
10を備えるコンピュータ装置は、例えば、OADG(O
pen Architecture Developer's Group)仕様に準拠し
て、所定のOS(オペレーティングシステム)を搭載した
ノートブックPC(ノートブック型パーソナルコンピュ
ータ)として構成されている。
【0019】図1に示すコンピュータシステム10にお
いて、CPU11は、コンピュータシステム10全体の
頭脳として機能し、OSの制御下でユーティリティプロ
グラムの他、各種プログラムを実行している。CPU1
1は、システムバスであるFSB(Front Side Bus)1
2、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral
Component Interconnect)バス20、低速のI/O装置用
バスとしてのISA(Industry Standard Architecture)
バス40という3段階のバスを介して、各構成要素と相
互接続されている。このCPU11は、キャッシュメモ
リにプログラム・コードやデータを蓄えることで、処理
の高速化を図っている。近年では、CPU11の内部に
1次キャッシュとして128Kバイト程度のSRAMを
集積させているが、容量の不足を補うために、専用バス
であるBSB(Back Side Bus)13を介して、512K
〜2Mバイト程度の2次キャッシュ14を置いている。
尚、BSB13を省略し、FSB12に2次キャッシュ
14を接続して端子数の多いパッケージを避けること
で、コストを低く抑えることも可能である。
【0020】FSB12とPCIバス20は、メモリ/
PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PC
Iブリッジ)15によって連絡されている。このCPU
ブリッジ15は、メインメモリ16へのアクセス動作を
制御するためのメモリコントローラ機能や、FSB12
とPCIバス20との間のデータ転送速度の差を吸収す
るためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。
メインメモリ16は、CPU11の実行プログラムの読
み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理デー
タを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メ
モリである。例えば、複数個のDRAMチップで構成さ
れ、例えば64MBを標準装備し、320MBまで増設
することが可能である。この実行プログラムには、OS
や周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライ
バ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラ
ム、後述するフラッシュROM44に格納されたBIO
S(Basic Input/Output System:基本入出力システム)
等のファームウェアが含まれる。
【0021】ビデオサブシステム17は、ビデオに関連
する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオ
コントローラを含んでいる。このビデオコントローラ
は、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画
情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリか
らこの描画情報を読み出して、液晶ディスプレイ(LC
D)18に描画データとして出力している。
【0022】PCIバス20は、比較的高速なデータ転
送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまた
は64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MH
z、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/
秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバ
ス20には、I/Oブリッジ21、カードバスコントロ
ーラ22、オーディオサブシステム25、ドッキングス
テーションインターフェース(Dock I/F)26、miniP
CIコネクタ27が夫々接続されている。
【0023】カードバスコントローラ22は、PCIバ
ス20のバスシグナルをカードバススロット23のイン
ターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための
専用コントローラであり、このカードバススロット23
には、PCカード24を装填することが可能である。ド
ッキングステーションインターフェース26は、コンピ
ュータシステム10の機能拡張装置であるドッキングス
テーション(図示せず)を接続するためのハードウェアで
ある。ドッキングステーションにノートPCがセットさ
れると、ドッキングステーションの内部バスに接続され
た各種のハードウェア要素が、ドッキングステーション
インターフェース26を介してPCIバス20に接続さ
れる。また、miniPCIコネクタ27には、ミニPCI
(miniPCI)カード28が接続される。
【0024】I/Oブリッジ21は、PCIバス20と
ISAバス40とのブリッジ機能を備えている。また、
DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコン
トローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル
・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Ele
ctronics)インターフェース機能、USB(UniversalSer
ial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インタ
ーフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック
(RTC)を内蔵している。
【0025】DMAコントローラ機能は、FDD等の周
辺機器とメインメモリ16との間のデータ転送をCPU
11の介在なしに実行するための機能である。PIC機
能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答し
て、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる
機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発
生させる機能である。また、IDEインターフェース機
能によって実現されるインターフェースは、IDEハー
ドディスクドライブ(HDD)31が接続される他、CD
−ROMドライブ32がATAPI(AT Attachment Pac
ket Interface)接続される。このCD−ROMドライブ
32の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドラ
イブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても
構わない。HDD31やCD−ROMドライブ32等の
外部記憶装置は、例えば、ノートPC本体内の「メディ
アベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に
格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、
FDDや電池パックのような他の機器類と交換可能かつ
排他的に取り付けられる場合もある。
【0026】また、I/Oブリッジ21にはUSBポー
トが設けられており、このUSBポートは、例えばノー
トPC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ30と
接続されている。更に、I/Oブリッジ21には、SM
バスを介してEEPROM33が接続されている。この
EEPROM33は、ユーザによって登録されたパスワ
ードやスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号
等の情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記
憶内容を電気的に書き換え可能とされている。
【0027】更にまた、I/Oブリッジ21は、電源回
路50に接続されている。電源回路50は、例えばAC
100Vの商用電源に接続されてAC/DC変換を行う
ACアダプタ51、バッテリ(2次電池)としてのインテ
リジェント電池52、このインテリジェント電池52を
充電すると共にACアダプタ51やインテリジェント電
池52からの電力供給経路を切り換えるバッテリ切換回
路54、およびコンピュータシステム10で使用される
+15V、+5V、+3.3V等の直流定電圧を生成す
るDC/DCコンバータ(DC/DC)55等の回路を備え
ている。
【0028】一方、I/Oブリッジ21を構成するコア
チップの内部には、コンピュータシステム10の電源状
態を管理するための内部レジスタと、この内部レジスタ
の操作を含むコンピュータシステム10の電源状態の管
理を行うロジック(ステートマシン)が設けられている。
このロジックは、電源回路50との間で各種の信号を送
受し、この信号の送受により、電源回路50からコンピ
ュータシステム10への実際の給電状態を認識する。電
源回路50は、このロジックからの指示に応じて、コン
ピュータシステム10への電力供給を制御している。
【0029】ISAバス40は、PCIバス20よりも
データ転送速度が低いバスである(例えば、バス幅16
ビット、最大データ転送速度4MB/秒)。このISAバ
ス40には、ゲートアレイロジック42に接続されたエ
ンベデッドコントローラ41、CMOS43、フラッシ
ュROM44、SuperI/Oコントローラ45が接続され
ている。更に、キーボード/マウスコントローラのよう
な比較的低速で動作する周辺機器類を接続するためにも
用いられる。このSuperI/Oコントローラ45にはI/
Oポート46が接続されており、FDDの駆動やパラレ
ルポートを介したパラレルデータの入出力(PIO)、シ
リアルポートを介したシリアルデータの入出力(SIO)
を制御している。
【0030】エンベデッドコントローラ41は、図示し
ないキーボードのコントロールを行うと共に、電源回路
50に接続されて、内蔵されたパワー・マネージメント
・コントローラ(PMC:Power Management Controlle
r)によってゲートアレイロジック42と共に電源管理機
能の一部を担っている。
【0031】次に、本実施の形態の特徴的な構成である
電源供給システムについて説明する。図2は、本実施の
形態が適用される電源供給システムの回路構成を示した
図である。この電源供給システムは、図1に示した電源
回路50にエンベデッドコントローラ41やACアダプ
タ電力停止回路80等を加えてシステムを構成してい
る。
【0032】この図2に示す電源供給システムでは、商
用電源に接続される電源供給装置であるACアダプタ5
1、例えば充放電を繰り返して使用されるニッケル水素
電池やニッケルカドミウム電池等からなる2次電池でS
BS(Smart Battery System)に準拠したインテリジェン
ト電池52が含まれている。このACアダプタ51およ
びインテリジェント電池52からの電力は、図1に示し
たDC/DCコンバータ55を経由してコンピュータシ
ステム10の本体システム回路へ出力される。
【0033】また、図2に示す電源供給システムでは、
本体システム側として、インテリジェント電池52とコ
ミュニケーションライン74を介して通信を行うエンベ
デッドコントローラ41の他、過放電時に電圧を測定し
てエンベデッドコントローラ41に通知する電圧測定回
路75、過放電時にインテリジェント電池52が接続さ
れたか否かを確認する電池接続確認端子76が備えられ
ている。更に、インテリジェント電池52のリフレッシ
ュを行うためにエンベデッドコントローラ41からの指
示に基づいてACアダプタ51から本体システムへの電
力供給を停止するACアダプタ電力停止回路80、AC
アダプタ51からの電源供給とインテリジェント電池5
2からの電源供給とが衝突しないように整流するための
第1ダイオード(D1)77、および第2ダイオード(D
2)78を備えている。
【0034】尚、電源供給装置であるACアダプタ51
は、例えばノートPC等の電気機器では、本体(内部)シ
ステムであるコンピュータシステム10を内蔵する機器
の外部に設けられるのが一般的であるが、電気機器の筐
体内部に設けられる場合もある。本体システムとして
は、例えばケーブルのコネクタを挿脱着可能なACイン
レットやDCインレットが設けられる構成が考えられ
る。このACインレットやDCインレットは、例えばA
Cアダプタ51が外部にある場合にはACアダプタ51
に接続されたケーブルから出るコネクタを挿脱着可能に
構成され、例えばACアダプタ51が本体システムの内
部にある場合には、商用電源から直接接続されるコネク
タを挿脱着可能に構成される。また、インテリジェント
電池52は、電池パックとして本体システムに対して取
り外しが自由であるものの他、電気機器の筐体内部に設
けられる場合もある。
【0035】次に、インテリジェント電池52の内部構
成について説明する。図2に示すように、インテリジェ
ント電池52は、充放電が行われる電池として複数の単
セルからなるセル61、インテリジェント電池52を制
御すると共にエンベデッドコントローラ41とコミュニ
ケーションライン74を介して通信を行うCPU62、
インテリジェント電池52から充放電される電流値を求
める電流測定回路63、セル61の電圧を求める電圧測
定回路70、およびセル61の温度を測定する温度測定
回路90を備えている。セル61は、例えば2並列3直
列(1.8Ah/セル)の6セルで構成されるニッケル水素
電池やニッケルカドミウム電池である。
【0036】このインテリジェント電池52の内部に搭
載されたCPU62は、電流測定回路63、電圧測定回
路70、および温度測定回路90から入力された測定結
果であるアナログ信号を、その内部でA/D(Analog to
Digital)変換し、例えば電池の容量等、電池に関わる情
報を把握している。また、電池の識別子(シリアル番号)
に関する情報も格納している。把握された電池に関わる
情報やシリアル番号に関する情報は、通信経路であるコ
ミュニケーションライン74を介し、例えばSBSのプ
ロトコルによってシステム側のエンベデッドコントロー
ラ41に送信している。
【0037】電流測定回路63では、まず、セル61か
ら流れる電流Iによって、抵抗(RS)64の両端に電圧
I×RSの電位差が発生する。この電圧は、オペアンプ
(AMP1)65によって差動増幅される。また、オペア
ンプ(AMP2)66とトランジスタ68によって、オペ
アンプ(AMP1)65の出力電圧に比例する電流I1が
抵抗(R1)67を流れる。最終的にインテリジェント電
池52の電流Iの値は、抵抗(R2)69に発生する電圧
I1×R2に変換することができる。この電圧(I1×
R2)はCPU62のA/D#2ポートに出力され、CP
U62にてA/D変換される。
【0038】また、電圧測定回路70では、インテリジ
ェント電池52の電圧が測定される。具体的には、イン
テリジェント電池52におけるセル61の電圧がオペア
ンプ(AMP3)71によって差動増幅して変換され、一
旦、低い電圧に落とされた後にCPU62のA/D#1
ポートに渡され、CPU62にてA/D変換される。
【0039】温度測定回路90では、図2に示すよう
に、レジスタで分圧されたサーミスタ(サーマルセンサ)
91をセル61の近傍に配置し、サーミスタ91に発生
する電圧がCPU62のA/D#3ポートに渡される。
このように、サーミスタ91からの電圧がCPU62に
よって読み込まれ、CPU62にてA/D変換されて温
度が測定される。これにより、インテリジェント電池5
2では、電池内部の温度情報を把握することができる。
【0040】CPU62では、このようにして、電流測
定回路63により測定される充放電電流、電圧測定回路
70により測定される電池電圧、温度測定回路90から
得られる温度情報が読み込まれ、インテリジェント電池
52(セル61)の容量等が管理される。また、CPU6
2は、通信機能を使用し、コミュニケーションライン7
4を介してエンベデッドコントローラ41へ電池に関わ
るデータを送信している。エンベデッドコントローラ4
1では、把握された電池の状態に基づいて、ACアダプ
タ電力停止回路80によりACアダプタ51からの電力
供給を停止する等の制御が実行される。
【0041】尚、図2では、例えば電池パックの内部に
CPU62を備えるインテリジェント電池52に対して
ガイド機能を実行するように構成されている。しかしな
がら、このインテリジェント電池52の代わりに、内部
にCPU62を有していないダム電池を用いてガイド機
能を実行することも可能である。かかる場合には、ダム
電池としては、PROM等の中に自己のシリアル番号等
が格納され、他と自己とを識別できるように構成されて
いれば良い。また、本体のシステム側(システム内部)
に、ダム電池の充放電電流を測定する電流測定回路や、
ダム電池の電圧を測定する電圧測定回路を設け、エンベ
デッドコントローラ41によって電池容量等のダム電池
の状態を把握できることが好ましい。
【0042】ここで、一般に、ニッケル水素電池やニッ
ケルカドミウム電池の場合、完全な放電を行わずに中途
半端な充放電を繰り返すと、見かけ上の充電容量が低下
し、連続して使用できる時間が短くなる「メモリ効果」
が発生することが知られている。そこで、中途半端な充
放電の回数をカウントして電池にメモリ効果が発生して
いると想定される場合(例えばカウントが20回〜30
回以上)に、ACアダプタ51が接続されていても電池
からシステムに電力を供給して完全放電を行う「リフレ
ッシュ」を実行するように、ユーザに促すように構成し
ている。
【0043】次に、ACアダプタ電力停止回路80につ
いて説明する。このACアダプタ電力停止回路80は、
ACアダプタ51から供給される電源を停止する機能を
備えている。本体システムであるコンピュータシステム
10では、第1ダイオード77および第2ダイオード7
8によって、ACアダプタ51と2次電池であるインテ
リジェント電池52との間で電圧値の高い方から本体回
路側に電力が供給できるように構成されている。ACア
ダプタ51が接続されている場合には、通常、ACアダ
プタ51側の電圧値の方がインテリジェント電池52側
の電圧よりも高いことから、第1ダイオード77を経由
してACアダプタ51側から本体回路に対して電源が供
給される。
【0044】ここでは、ユーザからの「リフレッシュ」
実行の許可があった場合に、接続されているACアダプ
タ51側からの電源供給をACアダプタ電力停止回路8
0によって停止させて、インテリジェント電池52によ
る完全放電を可能としている。即ち、2次電池であるイ
ンテリジェント電池52の完全放電を実行したい場合に
は、エンベデッドコントローラ41のACDC−OFF
信号をハイ(High)レベルとして、ACアダプタ電力
停止回路80の第1トランジスタ(TR1)82をオン
(ON)させる。この第1トランジスタ(TR1)82のオ
ンにより第2トランジスタ(TR2)83がオフ(OFF)
となり、FET(FET1)81がオフとなる。これによ
って、ACアダプタ51からの供給が停止され、第1ダ
イオード77への電力供給が停止される。これにより、
ACアダプタ51が接続されていても第2ダイオード7
8を経由するインテリジェント電池52側から本体回路
に対して電力を供給することが可能となる。
【0045】電池がリフレッシュ(完全放電)された場合
には、ACDC−OFF信号をロウ(Low)レベルとし
て、ACアダプタ電力停止回路80の第1トランジスタ
(TR1)82をオフ(OFF)させる。この第1トランジ
スタ(TR1)82のオフにより第2トランジスタ(TR
2)83がオン(ON)となり、FET(FET1)81が
オンとなる。これにより、インテリジェント電池52よ
りも電圧の高いACアダプタ51から本体回路(本体シ
ステム)に対して電力が供給されることとなる。このよ
うな一連の動作によって、インテリジェント電池52の
メモリ効果を取り除くことができる。
【0046】一方、インテリジェント電池52から得ら
れる残容量に基づいて、システム側では、例えばLCD
18を用いて残容量の表示(例えば充電率[%]の表示)が
なされる。この残容量は、例えば、電流測定回路63か
ら測定される電流値や電圧測定回路70により測定され
る電圧値等に基づいて、インテリジェント電池52のC
PU62によって把握することができる。ここで、イン
テリジェント電池52をシステム(コンピュータシステ
ム10)から取り外して長時間(所定期間)放置した場合
や、システムに接続したまま長時間(所定期間)、システ
ムを使用しない場合などでは、自己放電による残容量の
誤差が非常に大きくなる問題がある。かかる場合におい
て、正確な残量表示等を目的として、容量誤差をリセッ
トして残容量精度を改善するためにリフレッシュ(完全
放電)が必要になる。しかしながら、従来技術のよう
に、中途半端な充放電の回数をカウントしてリフレッシ
ュを実行するものでは、容量誤差の改善を図ることがで
きない。
【0047】そこで、リフレッシュを実行する電池診断
プログラム(コンピュータシステム10のCPU11に
て実行されるユーティリティプログラム)では、インテ
リジェント電池52の識別子(シリアル番号)、およびイ
ンテリジェント電池52が最後に完全放電された日付
(リフレッシュを実行した日付、またはユーザが電池駆
動で完全放電をした日付)をファイル(またはメモリ)に
記録するように構成されている。これにより、ある所定
期間、インテリジェント電池52が完全放電されず、残
容量誤差が大きくなっている場合でも、例えばLCD1
8を使用してユーザにリフレッシュを促すことで、ユー
ザに対してより正確な残量表示を行うことが可能とな
る。
【0048】図3は、電池の診断プログラム(ユーティ
リティプログラム)がリフレッシュの必要性を判断する
フローを示した図である。ユーザが診断プログラム(ユ
ーティリティプログラム)98を実行すると、診断プロ
グラム(ユーティリティプログラム)98は、エンベデッ
ドコントローラ41とのデータ送受信を行い、また、ユ
ーザに対して診断結果を出力(表示等)する。情報ファイ
ル99には、インテリジェント電池52の識別子や、こ
の識別子に対応させて最後にリフレッシュがなされた日
付情報等が格納される。この情報ファイル99は、例え
ば図1に示したHDD31に格納される場合の他、コン
ピュータシステム10における他のメモリに格納される
ように構成しても構わない。
【0049】ここで、エンベデッドコントローラ41が
インテリジェント電池52の接続を電池接続確認端子7
6により確認すると、コミュニケーションライン74を
介して、例えばSBS通信によりインテリジェント電池
52の識別子(シリアル番号)を受け取る。一方、前述の
ように、情報ファイル99には、今まで接続されたイン
テリジェント電池52の識別子と、最後にリフレッシュ
機能が実行された日付情報等が保存されている。診断プ
ログラム(ユーティリティプログラム)98は、OSより
本日の日付を取得し、最後にリフレッシュ機能が実行さ
れた日から所定期間、例えば1ヶ月以上経過していれ
ば、ユーザにリフレッシュ機能の実行を促す表示と共
に、リフレッシュ機能をユーザが指定するボタンを表示
(アクティブに)する。かかる表示に基づいてユーザがボ
タンを押してリフレッシュ機能を実行した場合には、情
報ファイル99の中の該当する識別子の日付が更新され
る。
【0050】ここで、所定期間として、例えば「1ヶ
月」としたのは、ユーザにおける実際の使用態様とし
て、1日に1回の充放電を行い、1ヶ月に20日〜22
日程度の使用があった場合に(即ち、1ヶ月に20回〜
22回程度の中途半端な充放電があった場合に)、発生
するメモリ効果に対処できるようにしている。かかる場
合には、例えば通常の回数(例えば30回)をカウントす
る場合に比べ、実際にユーザが使用する状況に対して、
より適合させてリフレッシュを実行することができる。
また、「1ヶ月」程度ごとに誤差を取り除いてユーザに
残容量を表示することが望ましいことから、この所定期
間として、例えば「1ヶ月」を選んでいる。この所定期
間は、電池の種類、使用態様等に基づいて、任意に設定
することが可能である。
【0051】また、最初にインテリジェント電池52を
接続した場合には、情報ファイル99に格納されるリフ
レッシュの日付情報が存在しない。そこで、最初にイン
テリジェント電池52を接続した場合に、取得される識
別子に対応して、接続された日付を日付情報の初期値と
して格納する。
【0052】次に、これらの処理の流れについて説明す
る。図4は、本実施の形態が適用されたリフレッシュガ
イド機能の処理を示すフローチャートである。まず、診
断プログラム(ユーティリティプログラム)98が実行さ
れている場合に(ステップ101)、エンベデッドコント
ローラ41を介してインテリジェント電池52から識別
子が読み込まれる(ステップ102)。また、診断プログ
ラム(ユーティリティプログラム)98は、情報ファイル
99から、インテリジェント電池52から読み込まれた
識別子に対応する日付情報を読み込む(ステップ10
3)。
【0053】次に、リフレッシュの必要性の判断とし
て、読み込まれた日付情報が示す日付から所定期間(一
定期間)、例えば、1ヶ月が経過したか否かが判断され
る(ステップ104)。経過していない場合には、メモリ
効果の発生状況が読み出される(ステップ105)。具体
的には、例えば中途半端な充放電が30回繰り返された
場合等、メモリ効果が発生しているとの判断に用いられ
る状況が読み出される。これらの状況の読み出しによ
り、メモリ効果が発生しているか否かが判断される(ス
テップ106)。発生していない場合にはステップ10
1に戻り、メモリ効果が発生していると判断できる場合
には、ステップ107へ移行する。
【0054】ステップ104にて1ヶ月以上が経過して
いる場合、およびステップ106でメモリ効果が発生し
ていると判断される場合には、ユーザに対し、例えばL
CD18を用いてリフレッシュのガイドがなされる(ス
テップ107)。例えば、ユーザに対してリフレッシュ
を促すボタン(実行開始指示ボタン)を示す。そして、ユ
ーザからこのようなガイドに基づくリフレッシュの実行
指示(例えばボタンのクリック)がなされたか否かが判断
される(ステップ108)。なされていない場合には、ス
テップ101に戻り、実行指示がなされた場合には、日
付情報を情報ファイル99に書き込んで(ステップ10
9)、処理が終了する。
【0055】図5は、図4のステップ106に示したイ
ンテリジェント電池52の内部におけるメモリ効果発生
検出の処理の一例を示したフローチャートである。イン
テリジェント電池52のCPU62は、電池が完全放電
されたか否かを判断する(ステップ111)。ここで「完
全放電」とは、完全に容量が0%まで放電された場合に
限られず、実質上、メモリ効果が取り除ける程度の放電
がなされた場合(例えば3%や5%までの放電等)を含む
ものである。ステップ111で完全放電がなされたと判
断される場合には、メモリ効果不発生と判断する(ステ
ップ112)。一方、ステップ111で完全放電がなさ
れていない場合には、CPU62によってカウントされ
ている中途半端な放電の回数が例えば30回を超えたか
否かが判断される(ステップ113)。30回を超えてい
ない場合には、メモリ効果不発生と判断し(ステップ1
12)、超えている場合には、メモリ効果が発生したと
判断する(ステップ114)。
【0056】尚、メモリ効果発生検出方法としては、例
えば、メモリ効果の発生した電池は、通常の放電特性よ
りノーミナル電圧値が低いことに着目するものがある。
即ち、放電中の電池の電圧を測定し、放電電流値に対し
て電池電圧が低すぎることを検知すると、メモリ効果が
発生していると見なす方法である。かかる方法によれ
ば、通常動作をさせながらメモリ効果の発生を、より正
確に検出することが可能となる。
【0057】次に、ユーザへの出力例について説明す
る。図6は、リフレッシュの実行をユーザにガイドする
画面の一例を示した図である。このようなリフレッシュ
のガイド情報は、エンベデッドコントローラ41から情
報を得た診断プログラム(ユーティリティプログラム)9
8の実行により、例えば図1に示した液晶ディスプレイ
(LCD)18に対して表示される。図6に示す表示例で
は、48サイクルの充放電が行われた電池の例が示され
ている。初期の容量100%に対して5%容量が劣化
し、Full Charge Capacityが初期容量の95%になって
いる。例えばFull Charge Capacityが51〜100%の
場合には電池を交換する必要がないので緑色のグラフで
表示し、Full Charge Capacityが31〜50%の場合に
は電池の交換時期を示す黄色で表示し、Full Charge Ca
pacityが0〜30%の場合には、ローバッテリハイバネ
ーションなどの機能上の不具合を発生する可能性がある
ので赤色で表示する等、例えば段階的、連続的にカラー
表示を施すことも可能である。この結果、ユーザは、視
覚的に電池の劣化度、電池の交換時期を知ることができ
る。
【0058】ここで、ローバッテリハイバネーション機
能は、バッテリ(インテリジェント電池52)が所定の下
限容量に達した場合に、PC動作中の各種ステータスを
強制的にディスクに退避させる機能である。通常はバッ
テリが下限容量に達しても、バッテリに残余の電力を使
用し、ディスクを動作させ、必要な退避動作を完結させ
ることができるが、バッテリが劣化している場合には、
所定の下限容量に達した後、急速に容量低下が起こる場
合がある。このとき、退避動作が完結せぬままバッテリ
からの電力が供給されない事態も生じてしまう。そこ
で、本実施の形態では、かかる場合に、例えば赤色で表
示して、ユーザに対して特に注意を促している。
【0059】また、本実施の形態では、このような表示
と同時に、リフレッシュ指示ボタン201とリフレッシ
ュ推奨メッセージ202が示されている。このリフレッ
シュ推奨メッセージ202では、「バッテリリフレッシ
ュを推奨します。」のメッセージと共に、最も近日に
(最後に)リフレッシュが実行された日付情報が表示され
る。この表示によって、電池の寿命を縮めることなく、
最適なタイミングにてリフレッシュ操作を推奨する(促
す)ことが可能となる。ユーザによってリフレッシュ指
示ボタン201がクリックされると、診断プログラム
(ユーティリティプログラム)98はエンベデッドコント
ローラ41に対してリフレッシュの指示を出す。エンベ
デッドコントローラ41は、ACDC−OFF信号をハ
イレベルにしてACアダプタ電力停止回路80のFET
(FET1)81をオフし、これによってACアダプタ5
1からの電力供給が停止されて、リフレッシュが実行さ
れる。
【0060】このように、本実施の形態によれば、電池
の残容量の誤差発生を予測してユーザにリフレッシュ
(完全放電)をガイドする等、電池のリフレッシュを適切
なタイミングでユーザにガイドすることにより、ユーザ
に対して誤差のない形で残容量を表示することが可能と
なる。即ち、電池をシステムから取り外して長時間放置
したり、システムに接続したまま長期間システムを使用
しないとき、自己放電による電池の残容量誤差が非常に
大きくなる問題があるが、本実施の形態によれば、容量
誤差をリセットして残容量精度を改善するためのリフレ
ッシュが可能となり、その結果、ユーザに対して電池の
残容量を正確に表示することができる。
【0061】尚、前述のように、完全放電は、0%まで
の完全な放電だけを意味するものではなく、本実施の形
態では、メモリ効果を取り除くために必要な、例えば3
%や5%程度までの放電をも完全放電に含めている。そ
こで、「リフレッシュ」とは、バッテリ(インテリジェ
ント電池52)に充電用電力が供給されない状態におい
て、予め定められたバッテリ容量値に至るまで放電を続
けることをいうものと定義できる。この容量をユーザが
設定できるようにしても良い。「リフレッシュが実行さ
れた」として認識されるものとしては、例えば、ユー
ザが下限容量を10%に設定した場合に容量10%に至
るまでの連続放電、例えば容量が3%に至るまでの連
続放電(Windows(米マイクロソフト社)の仕様によれば3
%以下は使用しないことになっている)、例えば容量
0%に至るまでの連続放電等がある。このバッテリ容量
値の下限は、バッテリからの放電量を積算してバッテリ
のフルチャージキャパシティを求めるために、あるいは
バッテリのメモリ効果の除去を充分に行うために、当該
容量は3%程度が最も好ましい。
【0062】また、「リフレッシュ」を行う契機として
は、ユーザがPC(本体側)の診断プログラム(ユーティ
リティプログラム)98においてリフレッシュ機能を選
択した場合、PCはバッテリへのACアダプタ51から
の充電を停止させ、バッテリから本体側に電力が供給さ
れるようになる。このようにして、ユーザが意図的にリ
フレッシュを行う場合がある。一方、ACアダプタ51
を接続せず、バッテリから本体に電源供給を続けた結
果、容量が予め定められた値に達し、リフレッシュが完
了する場合もある。
【0063】ここで、上述した診断プログラム(ユーテ
ィリティプログラム)98については、コンピュータシ
ステム10に予めインストールされている場合の他、例
えば、プログラムの記憶媒体であるCD−ROMを介し
て、CD−ROMドライブ32によって診断プログラム
(ユーティリティプログラム)98が読み込まれて実行さ
れる形態が考えられる。また、インターネット等のネッ
トワークを介して、外部のプログラム伝送装置からイン
ストールされる形態も考えられる。
【0064】尚、以上の説明では、図3に示した情報フ
ァイル99をシステム側に設け、診断プログラム(ユー
ティリティプログラム)98によって、電池がある期間
以上リフレッシュされていないことを検知するように構
成した。しかしながら、日付情報をインテリジェント電
池52の内部に設け、ある期間以上リフレッシュされて
いないことをインテリジェント電池52のCPU62に
よって検知するように構成しても構わない。
【0065】かかる構成の場合、各インテリジェント電
池52は、自己の最も近日にリフレッシュされた日付情
報を、例えばCPU62に内蔵されたメモリやその他の
メモリに格納する。ここでは、図3に示す情報ファイル
99のような、異なる電池の識別子に対応する日付情報
を記憶する必要はない。CPU62では、かかる日付情
報を用いて所定の期間(例えば1ヶ月)以上が経過した場
合に、リフレッシュの必要性を判断する。この判断結果
をSBSのプロトコルを用いてエンベデッドコントロー
ラ41を介しシステム側に通知することが可能である。
エンベデッドコントローラ41からリフレッシュの必要
性の情報を得たユーティリティプログラムは、LCD1
8を介して図6に示したような情報を表示し、ユーザか
らのリフレッシュ指示を待つ。リフレッシュが指示さ
れ、リフレッシュ操作が終了した際には、インテリジェ
ント電池52のCPU62は、日付情報を更新して所定
のメモリに格納する。
【0066】このように、インテリジェント電池52の
内部で、最も近日に(最後に)リフレッシュされた日付情
報を保持し、リフレッシュの必要性を判断してシステム
に通知するように構成すれば、各インテリジェント電池
52によって異なるテクノロジー、メーカ間の違い等を
システム側にて識別する必要がなくなる点で好ましい。
また、1つのインテリジェント電池52が複数のコンピ
ュータシステム10にて使用されるような場合でも適切
に対応することができる。尚、かかる態様にて用いられ
るユーティリティプログラムは、エンベデッドコントロ
ーラ41からの情報を受けて図6に示すような画面を表
示し、また、図6に示すようなリフレッシュ指示ボタン
201に対するユーザの操作を認識してエンベデッドコ
ントローラ41に送信する機能等を備えている。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池のリフレッシュを適切なタイミングでユーザにガイ
ドすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用されるコンピュータシス
テムのハードウェア構成を示した図である。
【図2】 電源供給システムの回路構成を示した図であ
る。
【図3】 電池の診断プログラム(ユーティリティプロ
グラム)がリフレッシュの必要性を判断するフローを示
した図である。
【図4】 本実施の形態が適用されたリフレッシュガイ
ド機能の処理を示すフローチャートである。
【図5】 インテリジェント電池の内部におけるメモリ
効果発生検出の処理の一例を示したフローチャートであ
る。
【図6】 リフレッシュの実行をユーザにガイドする画
面の一例を示した図である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、11…CPU、18…液
晶ディスプレイ(LCD)、41…エンベデッドコントロ
ーラ、31…IDEハードディスクドライブ(HDD)、
50…電源回路、51…ACアダプタ、52…インテリ
ジェント電池、61…セル、62…CPU、63…電流
測定回路、70…電圧測定回路、74…コミュニケーシ
ョンライン、75…電圧測定回路、76…電池接続確認
端子、77…第1ダイオード(D1)、78…第2ダイオ
ード(D2)、80…ACアダプタ電力停止回路、81…
FET(FET1)、82…第1トランジスタ(TR1)、
83…第2トランジスタ(TR2)、90…温度測定回
路、98…診断プログラム(ユーティリティプログラム)
フロントページの続き (72)発明者 織田大原 重文 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 小林 正樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 熊木 淳 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 田所 瑞穂 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B011 DA02 DA13 DB21 DC01 EA04 EA05 EA10 EB02 KK02 5B019 CA03 CA10 5G003 AA01 BA01 DA04 EA09 FA08 GC05 5H030 AA03 AA04 AS11 BB01 BB18 BB21 FF51 FF52

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充放電可能な電池を接続可能に構成さ
    れ、当該電池から電力の供給を受ける本体を備えた電気
    機器であって、 前記電池を識別するための識別子を認識する識別子認識
    手段と、 前記識別子認識手段により認識された前記識別子に対応
    付けて、前記電池に対してリフレッシュが実行された日
    付の情報を格納する情報格納手段とを備えたことを特徴
    とする電気機器。
  2. 【請求項2】 前記情報格納手段に格納された前記情報
    の日付から所定期間が経過した後に前記電池におけるリ
    フレッシュの実行をユーザに促す出力手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 ユーザによるリフレッシュ指示を受け付
    ける指示受付手段と、 前記指示受付手段によるリフレッシュ指示に基づいて前
    記電池に対してリフレッシュを実行するリフレッシュ実
    行手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1記載の
    電気機器。
  4. 【請求項4】 前記情報格納手段は、前記リフレッシュ
    実行手段によりリフレッシュが実行された日付に関する
    情報を前記識別子に対応して格納することを特徴とする
    請求項3記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 前記情報格納手段により格納される前記
    日付の情報は、前記電池に対してリフレッシュが最後に
    なされた日付の情報であることを特徴とする請求項1記
    載の電気機器。
  6. 【請求項6】 電力を消費する本体と、 充電および放電を行って前記本体に対して電力を供給す
    る電池とを備え、 前記電池の自己放電による残容量の誤差を予期し、当該
    誤差を取り除くためにリフレッシュのガイドを行うこと
    を特徴とする電気機器。
  7. 【請求項7】 前記本体は、前記電池が所定期間、リフ
    レッシュされない場合にリフレッシュのガイドを行うこ
    とを特徴とする請求項6記載の電気機器。
  8. 【請求項8】 電力を消費する本体と、 充電の後に放電を行って前記本体に対して電力を供給す
    る電池とを備え、 前記電池が最後にリフレッシュされてから所定期間が経
    過した後に、当該電池の充放電の回数に関わらず当該電
    池に対するリフレッシュを促す表示を行うことを特徴と
    する電気機器。
  9. 【請求項9】 電力を消費する本体と、充電および放電
    を行って当該本体に対して電力を供給する電池とを備
    え、 前記電池において最後にリフレッシュがなされた日付に
    関する情報を格納する日付情報格納手段と、 前記日付情報格納手段に格納された情報における日付か
    ら所定期間が経過したことによりリフレッシュの必要性
    を判断する判断手段とを備えたことを特徴とする電気機
    器。
  10. 【請求項10】 充放電可能な電池を接続可能に構成さ
    れ、当該電池から電力の供給を受けるシステム本体を備
    えたコンピュータ装置であって、 前記電池の診断プログラムを実行するCPUと、 前記電池から当該電池を識別する識別子を受け取ると共
    に、受け取った識別子を前記CPUに出力するコントロ
    ーラと、 電池におけるリフレッシュの日付情報を格納する情報フ
    ァイルとを備え、 前記CPUは、前記コントローラから出力された前記識
    別子に対応する前記日付情報を前記情報ファイルから取
    得し、リフレッシュの必要性を判断することを特徴とす
    るコンピュータ装置。
  11. 【請求項11】 前記システム本体は、商用電源に接続
    されるACアダプタおよび/または前記電池から電力の
    供給を受けると共に、前記コントローラからの制御によ
    り当該ACアダプタからシステム本体への電力の供給/
    停止を行うACアダプタ電力停止回路を更に備え、 前記コントローラは、前記CPUからのリフレッシュ指
    示に基づいて、前記ACアダプタ電力停止回路を制御し
    て前記ACアダプタから前記システム本体に対する電力
    の供給を停止させることを特徴とする請求項10記載の
    コンピュータ装置。
  12. 【請求項12】 前記CPUは、リフレッシュが必要で
    ある場合に、リフレッシュのガイドをユーザに対して出
    力することを特徴とする請求項10記載のコンピュータ
    装置。
  13. 【請求項13】 充放電を行う電池を接続可能に構成さ
    れ、当該電池からシステム本体に対して電力の供給を行
    うコンピュータ装置であって、 前記電池に対する最後にリフレッシュが行われた日付を
    示す日付情報を格納するメモリと、 前記メモリに格納された日付情報に示される日付から前
    記電池におけるリフレッシュが所定期間なされていない
    場合に、ユーザに対して当該電池のリフレッシュを推奨
    する表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするコ
    ンピュータ装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、ユーザによるリフレ
    ッシュ指示を受け付けるリフレッシュ指示ボタンを表示
    することを特徴とする請求項13記載のコンピュータ装
    置。
  15. 【請求項15】 電気機器に接続され、充放電を行って
    当該電気機器に電力を供給するインテリジェント電池で
    あって、 リフレッシュがなされた日付に関する情報を格納する日
    付情報格納手段と、 前記日付情報格納手段に格納された情報に示される日付
    から所定期間が経過したことによりリフレッシュの必要
    性を判断する判断手段とを備えたことを特徴とするイン
    テリジェント電池。
  16. 【請求項16】 前記判断手段により判断された結果を
    前記電気機器のコントローラに出力する出力手段を更に
    備えたことを特徴とする請求項15記載のインテリジェ
    ント電池。
  17. 【請求項17】 充放電を行い本体に対して電力を供給
    する電池の診断を行う電池診断方法であって、 前記電池に対してリフレッシュがなされた際の情報を格
    納し、 格納されている前記情報から前記電池に対してリフレッ
    シュが所定期間なされていないことを認識し、リフレッ
    シュの必要性を判断することを特徴とする電池診断方
    法。
  18. 【請求項18】 前記電池のリフレッシュが必要と判断
    される場合に、ユーザにリフレッシュを推奨する表示を
    行うことを特徴とする請求項17記載の電池診断方法。
  19. 【請求項19】 充放電を行い本体に対して電力を供給
    する電池を接続可能なコンピュータに、 前記電池に対してリフレッシュがなされた日付に関する
    情報を所定のメモリから読み出す機能と、 読み出された前記情報に示される日付から所定期間が経
    過した場合に前記電池のリフレッシュが必要である旨を
    判断する機能と、 ユーザに対してリフレッシュを促す出力を行う機能とを
    実現させるためのプログラム。
  20. 【請求項20】 ユーザからのリフレッシュの指示を受
    け付ける機能と、 新たなリフレッシュの日付に関する情報を前記メモリに
    格納する機能とを更に実現させるための請求項19記載
    のプログラム。
  21. 【請求項21】 充放電を行い本体に対して電力を供給
    する電池を接続可能なコンピュータに実行させるプログ
    ラムを当該コンピュータが読取可能に記憶した記憶媒体
    であって、 前記プログラムは、 前記電池に対してリフレッシュがなされた日付に関する
    情報を所定のメモリから読み出す機能と、 読み出された前記情報に示される日付から所定期間が経
    過した場合に、前記電池に対してリフレッシュが必要で
    あることを判断する機能と、 ユーザに対してリフレッシュを促す出力を行う機能と、 ユーザからのリフレッシュの指示を受け付ける機能と、 新たなリフレッシュの日付に関する情報を前記メモリに
    格納する機能とを前記コンピュータに実行させることを
    特徴とする記憶媒体。
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