JPH11182580A - クラッチ倍力装置のコントロールバルブ - Google Patents

クラッチ倍力装置のコントロールバルブ

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JPH11182580A
JPH11182580A JP36314497A JP36314497A JPH11182580A JP H11182580 A JPH11182580 A JP H11182580A JP 36314497 A JP36314497 A JP 36314497A JP 36314497 A JP36314497 A JP 36314497A JP H11182580 A JPH11182580 A JP H11182580A
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JP
Japan
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valve
pressure chamber
chamber
lifter
valve lifter
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JP36314497A
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English (en)
Inventor
Kaname Suzuki
要 鈴木
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パワーシリンダ2の圧力室12からエアが排気
される際に、コントロールバルブ6内で笛吹き音が発生
することを防止する。 【解決手段】バルブ孔18a,30a内にバルブリフタ
32が摺動自在に嵌合され、マスタシリンダから液圧が
導入される液圧室34と、大気に開放された排気室35
と、パワーシリンダの圧力室に接続された変圧室36と
に区画している。バルブリフタの内部には、変圧室と排
気室とを連通可能な内部通路32aが形成されている。
バルブリフタの変圧室側に向かい合ってポペットバルブ
42が摺動自在に嵌合し、後方のスプリング54によっ
てバルブリフタ方向へ付勢されて弁座56に着座してい
る。マスタシリンダの作動によりバルブリフタが移動す
るとポペットバルブが押されて開き、変圧室をエアタン
クに接続する。ポペットバルブの軸芯には、バルブリフ
タ側と背後の室45とを接続する連通孔42cが形成さ
れ、この連通孔の開口に絞り70が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチ倍力装置
(マニュアルクラッチのクラッチ倍力装置、および、全
自動クラッチあるいは半自動クラッチ装置のクラッチ操
作装置として用いられるクラッチ倍力装置)に係り、特
に、パワーシリンダの圧力室にエアの給排を行なうコン
トロールバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のコントロールバルブを備え
たクラッチ倍力装置の一例を示すもので、このクラッチ
倍力装置は、パワーシリンダ2と、中継シリンダ4と、
コントロールバルブ6とを備えている。
【0003】パワーシリンダ2は、シリンダシェル8内
に摺動自在に嵌合されたパワーピストン10を備えてお
り、このパワーピストン10がシリンダシェル8内を圧
力室12と大気圧室14とに区画している。パワーピス
トン10の軸心部にはピストンロッド16が固定されて
一体的に進退動する。大気圧室14内にはリターンスプ
リング17が配置されており、パワーピストン10を、
常時圧力室12方向に付勢している。
【0004】中継シリンダ4は、シリンダシェル8の開
口部を閉塞するメインハウジング18に一体に形成され
たシリンダボディ20内に設けられている。シリンダボ
ディ20のシリンダ孔20a内に中継ピストン22が摺
動可能に配置されている。この中継ピストン22は、シ
リンダ孔20a内を液圧室24と大気室26とに区画し
ている。前記パワーピストン10に連結されたピストン
ロッド16は、中継シリンダ4のシリンダ孔20a内に
嵌着されたガイドブロック28を貫通して中継ピストン
22の一方の端面に当接している。また、この中継ピス
トン22の大気室26側の端面には、クラッチ操作用の
プッシュロッド(図示せず)が当接している。このプッ
シュロッドの他端は図示しないクラッチアウターレバー
に連結されている。
【0005】コントロールバルブ6は、メインハウジン
グ18およびバルブハウジング30に形成されたバルブ
孔18a,30a内に設けられている。バルブ孔18
a,30a内には、バルブリフタ32が摺動自在に嵌合
し、このバルブ孔18a,30a内を液圧室34、排気
室35および変圧室36に区画している。このバルブリ
フタ32は、変圧室36内に配置されたスプリング38
によって、常時液圧室34側へ付勢されている。また、
このバルブリフタ32の内部には、通路32aが形成さ
れて変圧室36と排気室35とを連通できるようになっ
ている。
【0006】前記バルブ孔30a内には、ポペットバル
ブ42が摺動自在に配置されバルブリフタ32と対向し
ている。バルブ孔30aの開口部側には、有底円筒状の
キャップ44が固定されている。このキャップ44内の
空間(室)45は、ポペットバルブ42の軸心部を貫通
する連通孔44cにより、ポペットバルブ42の前面側
すなわち変圧室側36に連通している。
【0007】ポペットバルブ42とキャップ44の先端
との間にスプリング54が介装されてポペットバルブ4
2をバルブリフタ32側へ付勢している。このコントロ
ールバルブ6の非作動時には、スプリング54に付勢さ
れたポペットバルブ42が弁座56に着座している。ポ
ペットバルブ42が弁座56に着座している状態では、
エアタンクに接続されている圧縮エア供給ポート58と
前記変圧室36との間が遮断されている。
【0008】コントロールバルブ6の液圧室34は、メ
インハウジング18内に形成した通路60によって中継
シリンダ4の液圧室24に連通し、この中継シリンダ4
の液圧室24は、メインハウジング18内に形成した通
路62によって入口ポート64に連通している。さら
に、メインハウジング18の入口ポート64は、図示し
ないクラッチペダルによって作動されるマスタシリンダ
の出力圧室に接続されている。
【0009】コントロールバルブ6の圧縮エア供給ポー
ト58は、前述のように図示しないエアタンクに接続さ
れ、一方、変圧室36は、配管66等を介してパワーシ
リンダ2の圧力室12に接続されており、ポペットバル
ブ42が開放すると、エアタンクからのエアが圧力室1
2に導入される。
【0010】前記構成に係るコントロールバルブ6で
は、図示しないクラッチペダルを踏み込むと、マスタシ
リンダの出力圧室の作動液が、メインハウジング18の
入口ポート64から通路62を通って中継シリンダ4の
液圧室24に圧送され、さらに通路60を介してコント
ロールバルブ6の液圧室24に送られる。従って、中継
ピストン22が図4の右方へ移動されるとともに、バル
ブリフタ32も図4の右方へ押出される。
【0011】バルブリフタ32が移動すると、先ず、こ
のバルブリフタ32の先端がポペットバルブ42に当接
してその内部の通路32aが閉鎖され、さらにバルブリ
フタ32が移動してポペットバルブ42を弁座56から
離座させる。ポペットバルブ42が弁座56から離座す
ると、圧縮エア供給ポート58に連通するエアタンク
(図示せず)と変圧室36とが接続される。すると、エ
アタンクの圧縮エアが、ポペットバルブ42と弁座56
との間を通って変圧室36に入り、配管66を介してパ
ワーシリンダ2の圧力室12に導入される。この圧力室
12に供給された圧縮エアが、パワーピストン10を図
4の右方へ移動させる。パワーピストン10が前進する
と、それに伴ってピストンロッド16および中継ピスト
ン22が図4の右方へ移動し、図示しないクラッチ操作
用プッシュロッドを前進させる、このクラッチ操作用プ
ッシュロッドの前進によってクラッチアウターレバーが
作動してクラッチを切る。
【0012】クラッチペダルの踏力を解除すると、コン
トロールバルブ6の液圧室34の圧力が低下して、バル
ブリフタ32はスプリング38によって図4の状態に復
帰する。すると、バルブリフタ32の内部通路32aが
開放し、変圧室36はこの内部通路32aを経て排気室
35に連通され、パワーシリンダ2の圧力室12内のエ
アが、配管66、変圧室36、バルブリフタ32とポペ
ットバルブ42との間の隙間、バルブリフタ32の内部
通路32a、排気室35および排気カバー40を介して
大気に放出される。すると、パワーピストン10、ピス
トンロッド16、中継ピストン22およびクラッチ操作
用プッシュロッドは、図4の状態に復帰し、クラッチア
ウターレバーが戻ってクラッチが再び接続される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにパワーシ
リンダ2の圧力室12から排出されるエアは、変圧室3
6から、バルブリフタ32とポペットバルブ42との間
の隙間を通って、バルブリフタ32の内部通路32aに
流入するが、この排気エアが、ポペットバルブ42の軸
芯に形成された連通孔42cの前面を通過する際に、こ
の連通孔42cと、ポペットバルブ42の背後の密閉さ
れた室(ポペットバルブ42とキャップ44との間の室
45)とが共鳴室となり笛吹き音が発生する場合があっ
た。この笛吹き音は、排気時の最初はポペットバルブ4
2の連通孔42cを通って背後の室45にエアが流れ込
み、その後、排気エアが連通孔42cの前面を通過する
ことにより発生する。
【0014】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、笛吹き音の発生を防止することができるクラ
ッチ倍力装置のコントロールバルブを提供することを目
的とするものである。実験の結果、エアの排気スピード
と、ポペットバルブ内の連通孔の内径との条件が音を発
する条件に合致すると前記笛吹き音が発生することが確
認された。そこで、エアの排気スピードは変更せずに、
ポペットバルブの連通孔の内径を、音の発生する条件か
ら外れる大きさにすることにより、前記課題を解決する
ことができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクラッチ倍
力装置のコントロールバルブは、バルブ孔内に摺動自在
に嵌合され、パワーシリンダの圧力室に連通する変圧室
と大気に開放された排気室とを連通可能な内部通路が形
成されたバルブリフタと、前記バルブ孔内に摺動自在に
嵌合され、マスタシリンダからの液圧により作動する前
記バルブリフタを介して開閉されて、前記変圧室と圧力
エア供給限とを連通遮断可能なポペットバルブとを備
え、このポペットバルブ内には、バルブリフタ側の面と
背後に設けられた密閉室との間を連通する連通孔が形成
されたものであって、さらに、前記ポペットバルブの連
通孔に絞りを設けたことを特徴とするものである。
【0016】また、第2の発明に係るクラッチ倍力装置
のコントロールバルブは、前記ポペットバルブ内の連通
孔の断面積を、前記変圧室からバルブリフタの内部通路
に至る排気通路の断面積の最小の部分よりも大きくした
ことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るコントロールバルブを備えたクラッチ倍力装置の縦断
面図、図2はそのコントロールバルブを拡大して示す断
面図であり、コントロールバルブの構成を除き、前記従
来のクラッチ倍力装置と同様の構成であるので、同一の
部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0018】コントロールバルブ6は、メインハウジン
グ18およびこのメインハウジング18に固定されたバ
ルブハウジング30内に形成されたバルブ孔18a,3
0a内に設けられている。バルブ孔18a,30a内に
は、バルブリフタ32が摺動自在に嵌合している。この
バルブリフタ32は、バルブ孔18a,30a内を液圧
室34、排気室35および変圧室36に区画しており、
変圧室36内に配置されたスプリング38によって常時
液圧室34側へ付勢され、非作動時には、バルブ孔18
aの底面に当って停止している。また、このバルブリフ
タ32の内部には、通路32aが形成されており、この
内部通路32aの一端(図の右端)が変圧室36側の先
端面に開口するとともに、他端は半径方向通路32bを
介して排気室35内に開口している、そして、この排気
室35は、排気カバー40を介して大気に開放されてい
る。
【0019】前記バルブハウジング30側のバルブ孔3
0a内には、ポペットバルブ42が摺動自在に嵌合して
いる。このポペットバルブ42は、その大径の頭部42
aがバルブ孔30a内に形成された小径部30bを挟ん
で前記バルブリフタ32と対向している。バルブ孔30
aの開口部側(図の右側)には、有底筒状のキャップ4
4が挿入され、バルブ孔30aから脱落しないようにリ
テーニングリング43によって固定されている。ポペッ
トバルブ42の小径の軸部42bが、キャップ44の内
周面44aに摺動自在に嵌合してポペットバルブ42の
進退動が案内されるようになっている。キャップ44
の、ポペットバルブ42の軸部42bが摺動する内周面
44aと、バルブ孔30aの内周面に嵌合している外周
面にはそれぞれOリング48,50が嵌着されて、バル
ブ孔30aの内部側のエア圧が導入される室52と、キ
ャップ44の内部の空間(室)45およびバルブ孔30
aの外部との間の気密を保持している。このキャップ4
4の内部の室45は、外部から遮断されて密閉されてお
り、ポペットバルブ42の軸芯部を貫通して形成された
連通孔42cにより、ポペットバルブ42の前面側すな
わち変圧室36側に連通している。
【0020】ポペットバルブ42の大径の頭部42aの
背面側(図の右側)とキャップ44の先端面との間にス
プリング54が介装されてポペットバルブ42をバルブ
リフタ32方向へ付勢している。このコントロールバル
ブ6が作動していないときには、スプリング54に付勢
されたポペットバルブ42の頭部42aが、前記バルブ
孔30aの小径部30bの側面に形成された弁座56に
着座している。このようにポペットバルブ42が弁座5
6に着座している状態では、圧縮エア供給ポート58を
介して図示しないエアタンクに接続されているエア圧室
52と前記変圧室36との間が遮断されている。
【0021】そして、前記圧縮エア供給ポート58は、
前述のように図示しないエアタンクに接続されており、
また、ポペットバルブ42の開閉によってこの圧縮エア
供給ポート58に連通遮断される変圧室36は、配管6
6を介してパワーシリンダ2の圧力室12に接続されて
ており、ポペットバルブ42が開放すると、エアタンク
からのエアが圧力室12を通って変圧室36に導入され
る。
【0022】さらに本実施例に係るコントロールバルブ
6を構成するポペットバルブ42は、その軸芯を貫通し
て形成され、変圧室36側とポペットバルブ42の背後
の密閉された室45とを連通している連通孔42cの、
変圧室36側の開口部に絞り70が形成されている。こ
のようにポペットバルブ42の内部の連通孔42cに絞
り70を形成したことにより、パワーシリンダ2の圧力
室12から変圧室36、バルブリフタ32とポペットバ
ルブ42との間の隙間およびバルブリフタ32の内部通
路32aを通って排出されるエアが、ポペットバルブ4
2内の連通孔42cの前面を通過する際に、笛吹き音を
発生することを防止することができる。また、部品点数
の増加等のコントロールバルブ6の構成の変更をするこ
となく、このような音に対する対策を行なうことができ
る。
【0023】図3は第2の実施例に係るクラッチ倍力装
置のコントロールバルブ6を示す図であり、この実施例
では、ポペットバルブ42の軸芯に形成された連通孔4
2cが前記実施例の構成と異なっている。このポペット
バルブ42の連通孔42cは、変圧室36からバルブリ
フタ32とポペットバルブ42との間の隙間を通ってバ
ルブリフタ32の内部通路32aに流れ込む排気エアの
通路の断面積が最小の部分よりも、大きい断面積を有し
ている。例えば、前記排気通路の断面積が最小の部分に
おける面積がφ4.5に相当する場合に、ポペットバル
ブ42の連通孔42cの内径がφ4であれば笛吹き音が
発生するが、連通孔42cの内径をφ5以上にすれば笛
吹き音が発生しない。このように、ポペットバルブ42
の連通孔42cの内径を、笛吹き音の発生する条件から
外れるような径にすれば、排気スピードを変えることな
く、笛吹き音の発生を防止することができる。
【0024】なお、本発明は、前記各実施例の構成に限
定されるものではなく、ポペットバルブ42の連通孔4
2cの内径が、前記笛吹き音の発生する条件から外れる
ような径にすれば、前記目的を達成することが可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、バル
ブ孔内に摺動自在に嵌合され、パワーシリンダの圧力室
に連通する変圧室と大気に開放された排気室とを連通可
能な内部通路が形成されたバルブリフタと、前記バルブ
孔内に摺動自在に嵌合され、マスタシリンダからの液圧
により作動する前記バルブリフタを介して開閉されて、
前記変圧室と圧力エア供給限とを連通遮断可能なポペッ
トバルブとを備え、このポペットバルブ内には、バルブ
リフタ側の面と背後に設けられた密閉室との間を連通す
る連通孔が形成されたクラッチ倍力装置のコントロール
バルブにおいて、前記ポペットバルブの連通孔に絞りを
設けたことにより、排気スピードを変えることなく笛吹
き音の発生を防止することができる。しかも、部品点数
を変える等の構造の変更なしで、前記音対策を行なうこ
とができる。
【0026】また、第2の発明では、前記ポペットバル
ブ内の連通孔の断面積を、前記変圧室からバルブリフタ
の内部通路に至る排気通路の断面積の最小の部分よりも
大きくしたことにより、前記第1の発明と同様の効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクラッチ倍力装置のコ
ントロールバルブを示す縦断面図である。
【図2】前記コントロールバルブの拡大図である。
【図3】第2の実施例に係るクラッチ倍力装置のコント
ロールバルブを拡大して示す縦断面図である。
【図4】従来のクラッチ倍力装置のコントロールバルブ
の縦断面図である。
【符号の説明】
10 パワーシリンダ 12 圧力室 18a バルブ孔 30a バルブ孔 32 バルブリフタ 32a バルブリフタの内部通路 35 排気室 36 変圧室 42 ポペットバルブ 42c 連通孔 45 密閉室 70 絞り

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ孔内に摺動自在に嵌合され、パワ
    ーシリンダの圧力室に連通する変圧室と大気に開放され
    た排気室とを連通可能な内部通路が形成されたバルブリ
    フタと、このバルブリフタと対向してバルブ孔内に配置
    され、マスタシリンダからの液圧により作動する前記バ
    ルブリフタを介して開閉されて、前記変圧室と圧力エア
    供給限とを連通遮断可能なポペットバルブとを備え、こ
    のポペットバルブ内には、バルブリフタ側の面と背後に
    設けられた密閉室との間を連通する連通孔が形成された
    クラッチ倍力装置のコントロールバルブにおいて、 前記ポペットバルブの連通孔に絞りを設けたことを特徴
    とするクラッチ倍力装置のコントロールバルブ。
  2. 【請求項2】 前記絞りが、連通孔のバルブリフタ側の
    開口部に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のクラッチ倍力装置のコントロールバルブ。
  3. 【請求項3】 バルブ孔内に摺動自在に嵌合され、パワ
    ーシリンダの圧力室に連通する変圧室と大気に開放され
    た排気室とを連通可能な内部通路が形成されたバルブリ
    フタと、このバルブリフタと対向してバルブ孔内に配置
    され、マスタシリンダからの液圧により作動する前記バ
    ルブリフタを介して開閉されて、前記変圧室と圧力エア
    供給限とを連通遮断可能なポペットバルブとを備え、こ
    のポペットバルブ内には、バルブリフタ側の面と背後に
    設けられた密閉室との間を連通する連通孔が形成された
    クラッチ倍力装置のコントロールバルブにおいて、 前記ポペットバルブ内の連通孔の断面積を、前記変圧室
    からバルブリフタの内部通路に至る排気通路の断面積の
    最小の部分よりも大きくしたことを特徴とするクラッチ
    倍力装置のコントロールバルブ。
JP36314497A 1997-12-15 1997-12-15 クラッチ倍力装置のコントロールバルブ Pending JPH11182580A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100428150B1 (ko) * 2001-09-29 2004-04-28 현대자동차주식회사 차량용 클러치 부스터의 포펫밸브구조
US8002088B2 (en) 2004-06-19 2011-08-23 Robert Bosch Gmbh Self boosting electromechanical friction brake
JP2015094451A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 ボッシュ株式会社 クラッチ倍力装置

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