JP3521258B2 - 気圧式倍力装置 - Google Patents

気圧式倍力装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、車両等のブレーキ系統
に用いられる気圧式倍力装置に関する。 【0002】 【従来の技術】気圧式倍力装置は、一般には、ハウジン
グ内をダイアフラムを備えたパワーピストンにより負圧
室と作動圧室とに区画し、前記パワーピストンに負圧通
路と大気通路とを有するバルブボデーを取付けると共
に、該バルブボデー内に前記作動圧室に対して前記負圧
通路と前記大気通路とを切換える弁機構を設け、この弁
機構を入力軸と連動させて前記作動圧室に大気を導入
し、負圧室と作動圧室との差圧により前記パワーピスト
ンに倍力した推力を発生させる構造となっている。しか
しながら、かゝる一般の気圧式倍力装置によれば、パワ
ーピストンに発生する推力は負圧室内の負圧と作動圧室
内の大気圧との差に依存し、したがって、大きな推力を
得ようとすると、パワーピストンを大型に形成し、ある
いは負圧室と作動圧室とをタンデム型として構成しなけ
ればならず、全体の大型化が避けられないようになる。 【0003】そこで最近、作動圧室に高圧空気を導入し
て推力の一層の増大を図った気圧式倍力装置の開発が進
められ、例えば実開平5−32209号公報には、作動
圧室に電磁開閉弁を介して高圧空気源を接続し、ブレー
キセンサ、車速センサ、ロードセンサ等からの信号に基
いて前記電磁開閉弁を開き、作動圧室に高圧空気を導入
して負圧室と作動圧室との差圧を増大させるようにした
加圧型の気圧式倍力装置が記載されている(その明細書
の段落番号22および23参照)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された加圧型の気圧式倍力装置によれば、高圧
空気を連通遮断する電磁開閉弁がハウジングから独立し
て設けられているため、ハウジングの周りが煩雑とな
り、車両への設置が面倒になるという問題があった。ま
た、各種センサ類からの信号に基いて開閉弁を制御する
ため、特別の制御回路が必要となり、装置全体の構造が
複雑になるばかりか、高価になるという問題もあった。 【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その課題とするところは、ハウジングの周
りをシンプルにして車両への取付性を改善すると共に、
特別のセンサ類や制御回路を不要として構造の簡略化と
コスト低減とを達成する加圧型の気圧式倍力装置を提供
することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ハウジング内をダイアフラムを備えたパワ
ーピストンにより負圧室と作動圧室とに区画し、前記パ
ワーピストンに負圧通路、大気通路および高圧空気通路
を有するバルブボデーを取付けると共に、該バルブボデ
ーを前記ハウジングを摺動自在に挿通してその後方まで
延ばし、前記バルブボデー内に、入力軸と連動して前記
作動圧室に対して前記負圧通路と前記大気通路とを切換
える第1の弁機構を設け、かつ前記バルブボデーの周り
に、前記ハウジングに対するバルブボデーの移動量に応
じて前記作動圧室に対して前記大気通路と前記高圧空気
通路とを切換える第2の弁機構を一体的に配設するよう
に構成したことを特徴とする。 【0007】 【作用】上記のように構成した気圧式倍力装置において
は、作動圧室に対して負圧通路と大気通路とを切換える
第1の弁機構、および作動圧室に対して大気通路と高圧
空気通路とを切換える第2の弁機構をバルブボデーの内
・外に一体的に配設したので、ハウジングの周りがシン
プルとなる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。図1および2は、本発明の第1実施例を示した
ものである。両図において、1は、フロントシェル2と
リヤシェル3とから成るハウジングで、その内部はダイ
アフラム4を備えたパワーピストン5により負圧室6と
作動圧室7とに区画されている。負圧室6には、フロン
トシェル2に設けた負圧導入口8を通じて、例えばエン
ジンの吸気マニホールド等の負圧源(図示略)から負圧
が導入されるようになっている。ハウジング1の軸心上
にはバルブボデー9が配置されており、バルブボデー9
は、その大径の本体部10を前記ダイアフラム4とパワ
ーピストン5とに結合する一方で、該本体部10に続く
小径の中空軸部11をリヤシェル3を挿通してハウジン
グ1の後方まで延ばしている。なお、この中空軸部11
とリヤシェル3との間はシール部材12によりシールさ
れている。 【0009】バルブボデー9の本体部10には段付の軸
孔13が設けられており、この軸孔13の小径部分に
は、バルブボデー9の軸線上に配置した長尺のプランジ
ャ14の先端部が摺動自在に嵌入されている。プランジ
ャ14は、バルブボデー9の中空軸部11内に嵌装した
環状のガイド部材15を摺動自在に挿通して中空軸部1
1の後端開口11a側へ延ばされ、これには、ブレーキ
ペダル(図示略)と連動する入力軸16が作動連結され
ている。ガイド部材15は、中空軸部11の後端開口1
1aから中空軸部11内の段差11bに着座するまで挿
入されると共に、中空軸部11の外周からその内部に打
込んだストッパ片17により抜けが規制されている。 【0010】上記ガイド部材15とバルブボデー9の本
体部10の背面との間は空気室18として区画され、該
本体部10の偏心位置にはこの空気室18と前記負圧室
6とを連通する負圧通路19が、ガイド部材15の偏心
位置にはこの空気室18と中空軸部11の後端開口11
aとを連通する大気通路20がそれぞれ形成されてい
る。また、バルブボデー9の本体部10と中空軸部11
との接続部分には、空気室18と前記作動圧室7とを連
通する半径方向の連通路21が形成されている。この連
通路21には、一端をプランジャ14の環状溝14aに
嵌入させたストッパ片22が遊挿されている。ストッパ
片22は連通路21内をバルブボデー9の軸方向にわず
か移動可能となっており、このストッパ片22の移動範
囲内でプランジャ14も軸方向へ摺動できるようになっ
ている。 【0011】上記空気室18内において、バルブボデー
9の内周面には前記負圧通路19の開口縁を含む環状の
弁座部23が形成されると共に、プランジャ14にも環
状の弁座部24が形成されている。また、上記ガイド部
材15の前端側は、図2に示すようにバルブボデー9の
中空軸部11の内径よりわずか小さい小径部15aとさ
れており、この小径部15aには弁部材25が摺動自在
に装着されている。この弁部材25は、その先端に内方
フランジ状の弁体部25aを備えており、弁体部25a
は前記弁座部23,24に離着座可能となっている。こ
の弁部材25の内部には弁ばね26が配設されており、
この弁ばね26は、その一端を弁部材25の弁体部25
aの内側に係合させると共に、その他端を逆止弁27を
介してガイド部材15の前端に係合させている。前記弁
ばね26の存在により、弁部材25は、倍力装置の不作
動状態では弁座部23,24に着座する状態が維持さ
れ、また、逆止弁27はガイド部材15の前端に当接し
て大気通路19を閉じる状態が維持される。これら弁部
材25、弁座部23,24、弁ばね26等は、作動圧室
8に対して負圧通路19と大気通路20とを切換える第
1の弁機構を構成し、プランジャ14の右または左方向
への移動に応じて、負圧通路19と大気通路20とが前
記連通路21を経由して作動圧室7に選択的に開かれる
ようになる。 【0012】なお、バルブボデー9の軸孔13の大径部
分には、ゴム製のリアクションディスク28を介して出
力軸29の基端大径部が収納されている。出力軸29の
先端部は、フロントシェル2を挿通してハウジング1の
前方まで延ばされ、これには図示を略すマスタシリンダ
が作動連結されている。また、バルブボデー9の全体
は、ハウジング1の負圧室6内に配置した戻しばね30
により入力軸16側へ付勢されている。 【0013】一方、バルブボデー9の中空軸部11の、
ハウジング1外まで延ばされた部分には、その内外を貫
通する貫通孔31が形成されており、この貫通孔31を
含む中空軸部11の周りには、該中空軸部11およびリ
ヤシェル3との間に密閉の圧力室32を形成するケーシ
ング33が配設されている。このケーシング33には、
後述する高圧空気源34に配管35を介して接続する開
閉弁36が装着されている。開閉弁36は、ケーシング
33に設けた段付孔に螺合された管部材37と、前記段
付孔内に形成された弁座部38に離着座するポペット3
9と、一端を管部材37の端面に当接させてポペット3
9を弁座部38に着座する方向へ付勢する弁ばね40と
から成っている。 【0014】ポペット39は、その軸部を中空軸部11
の外周面に当接可能に延ばしている。しかして、中空軸
部11の外周面には、前側の小径部分と後側の大径部分
とを接続する円錐面形状の段差部41が形成されてい
る。中空軸部11は、倍力装置の不作動状態では、該段
差部41より前側の小径部分が前記ポペット39に対し
て位置決めされ、この状態では、ポペット39が弁座部
38に着座して高圧空気源34から圧力室32内への高
圧空気の流入を阻止する。一方、この状態からハウジン
グ1に対してバルブボデー9が所定距離L(図2)を越
えて移動(前進)すると、ポペット39が、段差部41
を越えて中空軸部11の大径部分に乗り上げて、弁ばね
40の付勢力に抗して上動し、これにより高圧空気源3
4から圧力室32内へ高圧空気が供給される。 【0015】ガイド部材15、プランジャ14のそれぞ
れには、上記貫通孔31を弁部材25内の空気室18に
対して連通する孔42,43が形成されている。これら
貫通孔31および孔42,43は高圧空気通路を構成
し、開閉弁36が開いて圧力室32に高圧空気が導入さ
れる条件では、これら高圧空気通路を通じて空気室18
に高圧空気が導入され、この時、プランジャ14の弁座
部24が弁部材25から離れていれば、この高圧空気は
連通路21を通じて作動圧室7に供給されるようにな
る。また、上記逆止弁27、ケーシング33上の開閉弁
36、中空軸部11の外周面の段差部41等は、ハウジ
ング1に対するバルブボデーの移動量に応じて前記作動
圧室7に対して大気通路20と高圧空気通路31,4
2,43とを切換える第2の弁機構を構成している。 【0016】こゝで、高圧空気源34は、圧縮機45
と、前記配管35の途中に介装された二つの逆止弁46
およびエアドライヤ47とを備えている。また、配管3
5の途中にはエアタンク48が介装されており、高圧空
気源34で発生した高圧空気は、このエアタンク48に
一端貯留された後、開閉弁36側へ供給されるようにな
っている。なお、配管35の、前記二つの逆止弁46の
間に位置する部分には、前記ハウジング1の負圧室6に
対すると同じ負圧源が負圧配管49を介して接続され、
これには電磁開閉弁50が介装されている。 【0017】以下、上記のように構成した気圧式倍力装
置の作用を説明する。図1および2に示す不作動状態に
おいては、負圧室6はもとより作動圧室7も負圧状態に
なっており、この状態からブレーキペダルが踏込まれる
と、入力軸16が移動(前進)してプランジャ14が左
方向へ前進し、プランジャ14の弁座部24が弁部材2
5の弁体部25aから離間する。すると、ガイド部材1
5の前後の圧力差により逆止弁27が開いて大気通路2
0から空気室18に大気が流入し、この大気は連通路2
1を経て作動圧室7に導入される。この結果、エンジン
負圧が導入されている負圧室6と作動圧室7との間に差
圧が生じ、これによりパワーピストン5に前方への推力
が発生する。この推力は、バルブボデー9、バルブボデ
ー9内のリアクションディスク28、出力軸29を介し
て図示を略すマスタシリンダに伝達され、倍力作用が開
始される。なお、この倍力作用時には、リアクションデ
ィスク28が弾性変形して、その一部がバルブボデー9
の軸孔13の小径部分に張り出し、プランジャ14を介
して入力軸16に反力が伝達される。 【0018】そして、ブレーキペダルがさらに踏込まれ
て、ハウジング1に対してバルブボデー9が所定の距離
L(図2)を越えて前進すると、開閉弁36のポペット
39が弁ばね40の付勢力に抗して弁座部38から離間
し、高圧空気源34から圧力室32内へ高圧空気が供給
される。この圧力室32内の高圧空気は、高圧空気通路
であるバルブボデー9の小径軸部の貫通孔32、ガイド
部材15の孔42およびプランジャ14の孔43を通じ
て空気室18内に流入し、この高圧空気により逆止弁2
7がガイド部材15の端面に押付けられて大気通路20
を閉じる。一方、この高圧空気は、プランジャ14の弁
座部24が弁部材25から離れていることから、連通路
20を経て作動圧室7に流入し、この結果、負圧室6と
作動圧室7との間に、さらに大きな差圧が発生し、パワ
ーピストン5に前方への大きな推力が発生する。 【0019】したがって、いま、開閉弁36のポペット
39が開くまでのバルブボデー9の移動距離(前進量)
Lを、高減速制動時のバルブボデーの前進量に設定して
おけば、高減速制動時に大きな制動力が得られるように
なる。本実施例によれば、前記前進量Lは中空軸部11
の外周面に設ける段差部41の位置を変えることにより
簡単に変更することができ、設計変更にも容易に対処で
きる。また、開閉弁40はポペット39を備えた簡単な
構造であるので、コスト的にも有利となる。 【0020】なお、ブレーキペダルから踏力がなくなる
と、プランジャ14がリアクションディスク28に押さ
れて右方向へ移動し、これに応じてプランジャ14の弁
座部24が弁部材25の弁体部25aに当接し、弁部材
25を右方向へ移動させる。この結果、作動圧室7への
大気または高圧空気の導入が断たれる一方で、負圧室6
内の負圧が負圧通路20および連通路21を経て作動圧
室7に導入され、上記した差圧が小さくなって推力が減
じる。そして、ブレーキペダルの完全開放と共に、復帰
ばね30の押圧力によりバルブボデー9が元の位置に復
帰し、弁部材25が二つの弁座部23,24に再び着座
する。 【0021】図3および4は、本発明の第2実施例を示
したものである。なお、本第2実施例の全体的な構成は
上記第1実施例と同様にあるので、こゝでは同一部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。前記本第2実
施例の特徴とするところは、上記第1実施例における第
2の弁機構、すなわちケーシング33上の開閉弁36、
中空軸部11の外周面の段差部41等を廃して、ハウジ
ング1の背部にリヤシェル3およびバルブボデー9との
間に密閉の蓄圧室51を形成するサブリヤシェル52を
一体化し、このサブリヤシェル52の後端の筒状部52
aとバルブボデー9の小径軸部11との間にOリング5
3を介して環状のシール部材54を介装し、さらにサブ
リヤシェル52の一部に高圧空気導入口55を設けて、
この導入口55に配管35を介して前記高圧発生源34
を接続した点にある。 【0022】本第2実施例において、前記シール部材5
4は、サブリヤシェル52と一体のストッパ板56によ
ってサブリヤシェル52に対して位置固定されており、
バルブボデー9はこのシール部材54内を摺動自在とな
っている。また、倍力装置の不作動状態において、バル
ブボデー9の中空軸部11に設けた貫通孔32(大気通
路)はこのシール部材54によって閉塞されている。一
方、この状態からハウジング1に対してバルブボデー9
が所定距離L(図4)を越えて前進すると、バルブボデ
ー9の貫通孔32がシール部材54から外れ、これによ
り蓄圧室51内の高圧空気は、この貫通孔32からガイ
ド部材15の孔42およびプランジャ14の孔43を経
て、弁部材25内の空気室18に導入される。 【0023】本第2実施例においては、ブレーキペダル
の踏込み量が小さい間は、上記第1実施例と同様に、入
力軸16と連動するプランジャ14の動きによりプラン
ジャ14の弁座部24が弁部材25の弁体部25aから
離間し、大気通路20から作動圧室7に大気が導入さ
れ、パワーピストン5に所定の推力が発生する。一方、
ブレーキペダルがさらに踏込まれて、ハウジング1に対
してバルブボデー9が所定の距離L(図4)を越えて前
進すると、バルブボデー9の貫通孔32がシール部材5
4から離れて蓄圧室51に対して開放され、これにより
蓄圧室51内の高圧空気が高圧空気通路32,42,4
3を通じて空気室18内に流入し、逆止弁27が大気通
路20を閉じる。そして、第1の実施例と同様に、この
高圧空気は、連通路20を経て作動圧室7に流入し、負
圧室6と作動圧室7との間に大きな差圧が発生して、パ
ワーピストン5に前方への大きな推力が発生する。しか
して、本第2実施例によれば、バルブボデー9の移動量
に応じて作動圧室7に対して大気通路と高圧空気通路と
が機械的に切換えられるので、第1実施例のように特別
の開閉弁36を設ける必要がなくなり、構造はより簡単
となる。 【0024】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる気圧式倍力装置によれば、ハウジングの周りがシ
ンプルとなるので、車両への取付性が向上し、その上、
特別のセンサ類や制御回路が不要となって構造の簡略
化、コスト低減を達成できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例である気圧式倍力装置の全
体的な構造を示す断面図である。 【図2】図1に示した気圧式倍力装置の要部を拡大して
示す断面図である。 【図3】本発明の第1実施例である気圧式倍力装置の全
体的な構造を示す断面図である。 【図4】図3に示した気圧式倍力装置の要部を拡大して
示す断面図である。 【符号の説明】 1 ハウジング 4 ダイアフラム 5 パワーピストン 6 負圧室 7 作動圧室 9 バルブボデー 14 プランジャ 15 ガイド部材 16 入力軸 19 負圧通路 20 大気通路 21 連通路 23 弁座部(第1の弁機構) 24 弁座部(第1の弁機構) 25 弁部材(第1の弁機構) 26 弁ばね(第1の弁機構) 27 逆止弁(第2の弁機構) 31 貫通孔(高圧空気通路) 34 高圧空気源 32 ケーシング 36 開閉弁(第2の弁機構) 41 段差部(第2の弁機構) 51 蓄圧室 54 シール部材(第2の弁機構)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハウジング内をダイアフラムを備えたパ
    ワーピストンにより負圧室と作動圧室とに区画し、前記
    パワーピストンに負圧通路、大気通路および高圧空気通
    路を有するバルブボデーを取付けると共に、該バルブボ
    デーを前記ハウジングを摺動自在に挿通してその後方ま
    で延ばし、前記バルブボデー内に、入力軸と連動して前
    記作動圧室に対して前記負圧通路と前記大気通路とを切
    換える第1の弁機構を設け、かつ前記バルブボデーの周
    りに、前記ハウジングに対するバルブボデーの移動量に
    応じて前記作動圧室に対して前記大気通路と前記高圧空
    気通路とを切換える第2の弁機構を一体的に配設したこ
    とを特徴とする気圧式倍力装置。
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