JPH11181880A - 閉断面鋼製部材の結合構造 - Google Patents

閉断面鋼製部材の結合構造

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JPH11181880A
JPH11181880A JP36370397A JP36370397A JPH11181880A JP H11181880 A JPH11181880 A JP H11181880A JP 36370397 A JP36370397 A JP 36370397A JP 36370397 A JP36370397 A JP 36370397A JP H11181880 A JPH11181880 A JP H11181880A
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Koji Honma
宏二 本間
Noriyoshi Tominaga
知徳 冨永
Masayuki Okimoto
真之 沖本
Kazumi Matsuoka
和巳 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工精度を大幅に緩和し、現場における作業
性を大幅に向上できる鋼ア−チ橋の格点部を構築する。 【解決手段】 鋼ア−チ橋20の上部格点部24と下部
格点部26を構築するために鋼製ア−チ部材22と鋼製
垂直部材23のそれぞれの結合部付近の端部の内側又は
外側に有孔鋼板33を溶接し、さらに鋼製補強部材を介
して前記有孔鋼板33の孔部32に格点部コンクリ−ト
34を流入硬化させることで鋼製ア−チ部材22と鋼製
垂直部材23との間、鋼製垂直部材23とコンクリ−ト
製橋桁25の間を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁,建築構造物
等の骨格構造として広く採用されているトラス・アーチ
等の格点構造や橋梁基部、建築の梁柱接合部等を構築す
るための閉断面鋼製部材の結合構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋼管を用いたトラス構造は、橋梁,建屋
など多くの土木建築物の骨格構造として広く採用されて
いる。伝統的な鋼トラス橋の格点構造では、例えば、図
10〜図12に示すように4周溶接の鋼製矩形断面格点
部材1を別途複数の鋼片の端部を溶接して、当該矩形断
面格点部材1の4面の鋼材全てがガセットプレートを介
して応力伝達できるような形状に加工し、別途用意した
添接板2を配置し、各斜材3との間を高力ボルト4によ
り摩擦接合等で接合する。なお、一般的には、鋼製矩形
断面格点部材1は閉断面であるので、ボルト設置のため
のハンドホール9が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の格点構造では、
製作が煩雑で加工工数も多く、施工精度も厳格に要求さ
れる。
【0004】前述の欠点を改良するものとして、例えば
実用新案登録第1978730号(実公平4−5072
8号)がある。ここに開示される角形鋼管トラスの格点
構造では、接合部に集まる角形鋼管トラス部材を、突起
片を有する部材に溶接することにより応力伝達する方法
が示されているが、溶接するに際し現場での精度の高い
溶接のために施工性が低下するという作業面等での難点
があり、改良の余地が残された構造である。
【0005】一方、鋼製橋脚基部において、従来は図1
3に示すような閉断面鋼製部材5のコンクリート製基礎
へのアンカー構造がある。この例では、閉断面鋼製部材
5の下端部に所定の間隔をあけて鋼製補剛材7が複数溶
接され、補剛材7の上下端に鋼製ベースプレート8を溶
接してなる鋼製基部構造が採用されている。
【0006】コンクリート製基礎6には、アンカー部材
11と、このアンカー部材11に設けたアンカー上部フ
レーム12と、アンカー下部フレーム13と、このアン
カー上下部フレーム12,13との間を連結する傾斜補
強材14とで構成されたアンカーフレーム15が埋設さ
れていて、コンクリート製基礎6の上面に閉断面鋼製部
材5の下端部を設置し、コンクリート製基礎6の上部か
ら突出したアンカー部材11を上下の鋼製ベースプレー
ト8に貫通させてあり、アンカー部材11の上端のねじ
部にナット16を締結している。また、閉断面鋼製部材
5の内部には、その下端が所定の高さ位置hまで、連結
用充填コンクリート17が充填されており、かつ閉断面
鋼製部材5の外部には、鋼製ベースプレート8が埋設さ
れるようにして、外側補強コンクリート18が打設され
ている。
【0007】前記のアンカー構造では、閉断面鋼製部材
5とコンクリート製基礎6の結合構造を構築するに際
し、鋼製ベースプレート8やアンカーフレーム15の製
作が煩雑で加工工数が多く、施工に手間がかかるという
問題がある。
【0008】本発明は前記の従来の欠点を改良すべく提
案されたもので、次の課題、すなわち、 不定形材料であるコンクリートで鋼製矩形断面格点
部材と相対する部材間の格点部を構築することで、施工
精度を大幅に緩和し、現場における作業性を大幅に向上
すること。 従来の、加工度の高い部材端部において、単に有孔
鋼板等のずれ止めを溶接等により固着するのみで、鋼材
加工が完了し、鋼製格点部を大幅に省力化すること。 鋼製矩形断面部材の内部に充填したコンクリートに
プレストレスを導入することで、有効鋼板等のずれ止め
のコンクリートとの一体合成化効果を効率的に得られる
ようにすること。 本発明は、前記,,の課題を解決できる閉断面鋼
製部材の結合構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、鋼管部材または矩形閉断面鋼部材等の閉
断面鋼製部材の結合構造において、前記閉断面鋼製部材
の相対する部材との結合端部付近に、当該閉断面鋼製部
材の内部または外部に突起状のずれ止めを設置して、こ
の閉断面鋼製部材を所定の位置に配置し、閉断面鋼製部
材の内部または外部に補強部材を配設して、閉断面鋼製
部材と結合ずへき相対する部材間にまたがってこれら部
材の内部または外部のいずれか一方又は両方にコンクリ
ートを打設して前記各部材間を一体化する。本発明にお
いて、前記突起状のずれ止めは、前記閉断面鋼製部材に
溶接された有孔鋼板とするのがよい。また、本発明にお
いて前記補強部材が、鉄筋,PC鋼材,炭素繊維,アラ
ミッド繊維,ケーブル,アンカーボルト,形鋼,鋼板孔
開け加工をした形鋼,有孔鋼板,鋼管のいずれとするの
がよい。また、本発明において、前記補強部材がPC鋼
材,炭素繊維,アラミッド繊維,ケーブル,アンカーボ
ルト鋼管のいずれかであり、この補強部材によって前記
コンクリートにプレストレスを与えるとよい。また、本
発明において、前記有孔鋼板の孔部には鉄筋を貫通させ
るとよい。
【0010】本発明の閉断面鋼管製部材の結合構造によ
ると、この閉断面鋼製部材と、これに相対する結合すべ
き部材とを所定の配置に設け、コンクリートを打設する
ことで、閉断面鋼製部材に設けた突起状のずれ止めにコ
ンクリートが流入することで、このコンクリートを介し
て、閉断面鋼製部材と、これを結合すべき部材とが軸
力、曲げモーメント、せん断力に抵抗可能となり確実強
固に結合され、複雑な鋼材加工,溶接,それに伴う厳格
材施工精度等を必要とせず容易,迅速に閉断面鋼製部材
の結合構造を構築できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。鋼アーチ橋において、格点部は図1又
は図2のように構成されんる。また、鋼製橋脚の基部構
造においては、図4〜図9のように構成される。
【0012】図1に示す上部格点部24において、鋼製
アーチ部材22は矩形断面鋼製部材で構成され、この上
部格点部24において、相対して隣接する鋼製アーチ部
材22の端部27間は所定の寸法(L)だけ離して設け
られている。上部格点部24にはH形鋼からなる補強鋼
材28が設けられ、補強鋼材28の両端部は相対する各
鋼製アーチ部材22の端部27から所定寸法アーチ部材
中間寄り部位30の間にかけて所定の範囲(L1 )だけ
挿入されており、補強鋼材28の端部にダイアフラム3
1が設けられている。
【0013】また、鋼製アーチ部材22の端部27から
アーチ部材中間寄り部位30までの範囲L1 において、
当該鋼製アーチ部材22の内側面に複数の孔部32を有
する有孔鋼板33が所定の間隔をおいて複数溶接されて
いる。補強鋼材28と有孔鋼板33が存在する範囲L1
の鋼製アーチ部材22内にはコンクリート34が充填さ
れ、このときコンクリート34は有孔鋼板33の孔部3
2内にも流入し硬化されている。有孔鋼板33の孔部3
2内に鉄筋を貫通させ、有孔鋼板33とコンクリート3
4のせん断強度を高めることも有効である。
【0014】略T字形の上部格点部24の脚部として位
置する鋼製垂直部材23の上端35は、上方に位置する
鋼製アーチ部材22から所定の間隔寸法(L3 )だけ下
方に離して設けられていると共に、この上端35から所
定の寸法下方に離れた部位36までの範囲L2 にわたっ
て、当該鋼製垂直部材23の内側面に複数の孔部32を
有する有孔鋼板33が所定の間隔をおいて複数溶接され
ている。また、鋼製垂直部材23の上端35から下方に
離れた部位36においてシースに挿入されたPC鋼材3
7が配設されていて、PC鋼材37の下端にはアンカー
プレート38が固着されており、PC鋼材37の上端定
着部40は補強鋼材28を貫通して上部格点部24の上
面に伸長している。また、鋼製垂直部材23の上部内に
は複数の補強鋼棒41が挿入されており、この補強鋼棒
41は、鋼製垂直部材23の上端から突出し、アール
(R)状の湾曲部において曲げられたうえ、鋼製アーチ
部材22の端部27から中間寄り部位30に向けて所定
長伸長している。
【0015】前記PC鋼材37と、有孔鋼板33の補強
鋼棒41が挿入された鋼製垂直部材23内にはコンクリ
ート34が充填され、このときコンクリート34は有効
鋼板33の孔部32内にも流入硬化している。
【0016】上部格点部24の構築に際しては、相対す
る鋼製アーチ部材22と鋼製垂直部材23とを図示のよ
うに略T字状に若干の間隔をあけて配設し、また補強部
材28とPC鋼材37と補強鋼棒41を図示のように配
設し、さらに、各鋼製アーチ部材22と鋼製垂直部材2
3のそれぞれの端部間の離間した空間を閉じる型枠(図
示せず)を所定の配置に配設したうえ、内部に格点部コ
ンクリート34を打設して充填し、コンクリートが硬化
した後、型枠を離型することにより、図示構造の上部格
点部24が構築される。
【0017】前記格点部コンクリート34を打設すると
き、コンクリート34は鋼製アーチ部材22と鋼製垂直
部材23内においてそれぞれダイアフラム31とアンカ
ープレート38によって堰止められて、これから前方に
は流出せず、コンクリート34は各有孔鋼板33の孔部
32に流入して硬化する。
【0018】また、コンクリート34が硬化した後、シ
ース内に挿入され、上部コンクリートから突出している
PC鋼材37の上端定着部40において、PC鋼材に所
定の緊張力を与えて定着ナット42を締結することで格
点部コンクリート34にプレストレスを与えて、その強
度を向上せる。勿論、上部格点部24のコンクリート中
には補強鋼材28や補強鋼棒41が配設されているの
で、PC鋼材37を設けなくても、必要な強度を確保す
ることが可能である。
【0019】図2は上部格点部24Aの第2実施形態を
示す。この第2実施形態では、第1実施形態の上部格点
部24におけるH形鋼からなる補強鋼材28に代えて、
大小の複数本の補強よこ鉄筋43,44の両端部が相対
する鋼製水平部材22Aにまたがって挿入配置されてい
る。また、第2実施形態では、鋼製垂直部材23Aの上
端35が鋼製水平部材22Aの端部27と接している。
さらに、鋼製垂直部材23A内の複数の補強たて鉄筋4
5,46のうち、その上端から突出する複数の補強たて
鉄筋45の上端が、補強よこ鉄筋43,44と交差する
ごとく伸長し、両側の鉄筋はさらに鋼製水平部材22A
内の中央部よりやや上寄りの位置において、小さいRを
描くようにして左右の鋼製水平部材22A側に向けて曲
げられている。他の構成は第1実施形態と同じであるの
で、これと同一要素には同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0020】第2実施形態においても、鋼製水平部材2
2Aの端部27と鋼製垂直部材23Aの上端35を通
し、上側の空間部から各鋼部材内に格点部コンクリート
34を充填硬化することで、有孔鋼板33と各補強よこ
鉄筋43と補強たて鉄筋44とが合成一体化して強度の
高い上部格点部24Aが構築される。また、PC鋼材3
7を上部定着部40において定着ナット42を用いて定
着することで格点部コンクリート34の強度は一層向上
する。
【0021】図4〜図9は鋼製橋脚基部のアンカー構
造、つまり、鋼製垂直部材23の下部とコンクリート製
基礎25との結合構造の複例を示す。
【0022】図4,図5に示す下部格点部26におい
て、鋼製垂直部材23の下部に複数の開孔46が開設さ
れ、さらに鋼製垂直部材23の内壁面に、その下端47
から所定の高さにわたって孔部32を有する有孔鋼板
(有孔内リブ)33が溶接されている。鋼製垂直部材2
3の下端部内にはコンクリート製基礎25から立上るア
ンカー鉄筋48が配設されている。また、鋼製垂直部材
23の下端には外側に突出する取付けフランジ49が溶
接され、取付けフランジ49の上面と鋼製垂直部材23
との間に補強リブ50が溶接されている。取付けフラン
ジ49のボルト挿入孔51には仮固定アンカー52が挿
入され、その上部のねじ部にナット53が螺合されて取
付けフランジ49に仮固定されている。
【0023】下部格点部26の構築に際しては、コンク
リート製基礎25のコンクリートを打設した後、鋼製垂
直部材23の下端部を吊下して、取付けフランジ49の
ボルト挿入孔51に、コンクリート製基礎25の上面か
ら突出している仮固定アンカー52の上部を挿入し、ナ
ット53を締結することで、鋼製垂直部材23の下部を
コンクリート製基礎25に仮固定する。
【0024】次に、鋼製垂直部材23の下部が埋設され
るよう、図4に点線で示す範囲にわたって外部補強コン
クリート54を打設する。このとき打設されるコンクリ
ート54の一部は、開孔46を通って鋼製垂直部材23
の内部に流入し、高さhの位置まで充填コンクリート5
5が充填される。このとき、充填コンクリート55は、
鋼製垂直部材23の開孔46と有孔鋼板33の孔部32
に流入硬化し、さらにアンカー鉄筋48が存在すること
で、鋼製垂直部材23、外部補強コンクリート54、コ
ンクリート製基礎25間が強固に結合される。
【0025】図6,図7には、下部格点部26Aの第2
実施形態が示されている。この下部格点部26Aでは鋼
製垂直部材23は上部にゆくにつれて孔径が小径とされ
た多数の開孔46を有しており、この鋼製垂直部材23
の外周に有孔鋼板(開孔外リブ)33が溶接されている
構成であり、また、コンクリート製基礎25から鋼製垂
直部材23の外側に沿ってアンカー鉄筋56が立上って
おり、これに根巻き鉄筋57が設けられている構成が第
1実施形態の下部格点部26と相異する。他の構成は第
1実施形態の下部格点部26と同じであるので、同一要
素には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0026】第2実施形態においても、外部補強コンク
リート54は有孔鋼板33の孔部32に流入硬化して一
体化し、かつアンカー鉄筋56でその結合は一層増大
し、さらに鋼製垂直部材23の開孔46の高さhまで鋼
製垂直部材23内に充填された充填コンクリート55の
硬化によって鋼製垂直部材23とコンクリート製基礎2
5とが合成一体化される。
【0027】図8,図9には、下部格点部26Bの第3
実施形態が示されている。この下部格点部26Bでは鋼
製垂直部材23が開孔を有しない構成が第2実施形態に
係る下部格点部26Aと相異し、他の構成は第2実施形
態と同じであるので、同一要素には同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0028】第3実施形態においても、外部補強コンク
リート54は有孔鋼板33の孔部32に流入硬化して一
体化し、かつアンカー鉄筋56でその結合は一層増大
し、さらに突出部58に支持された鋼製垂直部材23の
下端47とコンクリート製基礎25の上面との間に形成
される隙間59を介して鋼製垂直部材23内に充填さ
れ、または、鋼製垂直部材23の側壁に開設するコンク
リート注入孔(図示せず)を介して高さhまで鋼製垂直
部材23内に充填され充填コンクリート55によって鋼
製垂直部材23とコンクリート製基礎25とが合成一体
化される。
【0029】なお、本発明は前記の実施形態に限定され
ず、各実施形態の各部の構成を相互に組合わせて、さら
に他の構造の上部格点部と下部格点部を構築できる。ま
た、複数の鋼製部材同士も同様の機構で結合可能であ
り、トラス格点、梁、柱接合部などへ応用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
閉断面鋼製部材と、これに相対する結合すべき部材とを
所定の配置に設け、両部材間にまたがってコンクリート
を打設することで、閉断面鋼製部材に設けた突起状のず
れ止めにコンクリートが流入することでこのコンクリー
トを介して閉断面鋼製部材と、これを結合すべき部材と
が確実強固に結合されるので、従来に比べて鋼製部材の
加工度が低減され、かつ施工精度が大幅に緩和され、結
果として安価に信頼性の高い構造物を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は鋼アーチ橋における上部格点部の第1
実施形態の断面図、(b)は同図(a)のA−A断面
図、(c)は同図(a)のB−B断面図である。
【図2】(a)は鋼アーチ橋における上部格点部の第2
実施形態の断面図、(b)は同図(a)のPC鋼材の定
着部の拡大断面図である。
【図3】(a)は図2(a)のC−C断面図、(b)は
図2(a)のD−D断面図、(c)は図2(a)のE−
E断面図である。
【図4】鋼製橋脚基部アンカー構造の第1実施形態の断
面図である。
【図5】図4のF−F断面図である。
【図6】鋼製橋脚基部アンカー構造の第2実施形態の断
面図である。
【図7】図6のG−G断面図である。
【図8】鋼製橋脚基部アンカー構造の第3実施形態の断
面図である。
【図9】図8のH−H断面図である。
【図10】従来例に係る鋼管トラス橋の上部格点構造の
正面図である。
【図11】図10の鋼製閉断面短形格点部材の側端面図
である。
【図12】図10のI−I断面図である。
【図13】鋼製橋脚基部アンカー構造従来例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 鋼製短形断面格点部材 2 添接板 3 斜材 4 高力ボルト 5 閉断面鋼製部材 6 コンクリ−ト製基礎 7 鋼製補剛材 8 鋼製ベースプレート 9 ハンドホール 10 鋼製取付け枠 11 アンカ−部材 12 アンカ−上部フレ−ム 13 アンカ−下部フレ−ム 14 傾斜補強材 15 アンカ−フレ−ム 16 ナット 17 充填コンクリ−ト 18 外側補強コンクリ−ト 20 鋼ア−チ橋 21 鋼製ア−チ 22 鋼製ア−チ部材 23 鋼製垂直部材 24 上部格点部 25 コンクリ−ト製基礎 26 下部格点部 27 端部 28 補強鋼材 30 中間寄り部位 31 ダイアフラム 32 孔部 33 有孔鋼板 34 コンクリ−ト 35 上端 36 下方部位 37 PC鋼材 38 アンカ−プレ−ト 40 上端定着部 41 補強鋼棒 42 定着ナット 43 補強よこ鉄筋 44 補強よこ鉄筋 45 補強たて鉄筋 46 開孔 47 下端 48 アンカ−鉄筋 49 取付けフランジ 50 補強リブ 51 ボルト挿入孔 52 仮固定アンカ− 53 ナット 54 外部補強コンクリ−ト 55 充填コンクリ−ト 56 アンカ−鉄筋 57 根巻き鉄筋 58 突出部 59 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 和巳 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管部材または矩形閉断面鋼部材等の閉
    断面鋼製部材の結合構造において、前記閉断面鋼製部材
    の相対する部材との結合端部付近に、当該閉断面鋼製部
    材の内部または外部に突起状のずれ止めを設置して、こ
    の閉断面鋼製部材を所定の位置に配置し、閉断面鋼製部
    材の内部または外部に補強部材を配設して、閉断面鋼製
    部材と結合ずへき相対する部材間にまたがってこれら部
    材の内部または外部のいずれか一方又は両方にコンクリ
    ートを打設して前記各部材間を一体化する閉断面鋼製部
    材の結合構造。
  2. 【請求項2】 前記突起状のずれ止めは、前記閉断面鋼
    製部材に溶接された有孔鋼板である請求項1に記載の閉
    断面鋼製部材の結合構造。
  3. 【請求項3】 前記補強部材が、鉄筋,PC鋼材,炭素
    繊維,アラミッド繊維,ケーブル,アンカーボルト,形
    鋼,鋼板孔開け加工をした形鋼,有孔鋼板,鋼管のいず
    れかである請求項1または2に記載の閉断面鋼製部材の
    結合構造。
  4. 【請求項4】 前記補強部材がPC鋼材,炭素繊維,ア
    ラミッド繊維,ケーブル,アンカーボルト,鋼管のいず
    れかであり、この補強部材によって前記コンクリートに
    プレストレスを与えた請求項1または2に記載の閉断面
    鋼製部材の結合構造。
  5. 【請求項5】 前記有孔鋼板の孔部に鉄筋を貫通させた
    請求項1に記載の閉断面鋼製部材の結合構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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