JPH11181498A - 粒状消泡剤組成物の製造方法 - Google Patents

粒状消泡剤組成物の製造方法

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JPH11181498A
JPH11181498A JP35175897A JP35175897A JPH11181498A JP H11181498 A JPH11181498 A JP H11181498A JP 35175897 A JP35175897 A JP 35175897A JP 35175897 A JP35175897 A JP 35175897A JP H11181498 A JPH11181498 A JP H11181498A
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JP
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extrusion
cylinder
composition
granular
organic binder
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JP35175897A
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English (en)
Inventor
Satoyuki Ishikawa
聡之 石川
Akitomo Morita
章友 森田
Shinichi Fukutome
信一 福留
Seiji Abe
誠治 阿部
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒状消泡剤組成物の材料からなる混練物を、
比較的短時間で効率よく得ることができる粒状消泡剤組
成物の製造方法を提供する。 【解決手段】 シリンダ1と、このシリンダ1内部に設
けられた回転軸3を有する押出混合機であって、材料供
給口1aから押出口1bまでの材料送り経路の途中に、
シリンダ1の内壁から突出する突起4、あるいは複数の
孔5aを有するオリフィス板5の、どちらか一方あるい
は両方が設けられ、前記押出口1bにはダイス2が設け
られている押出混合機に、消泡剤と、有機結合剤を含む
粒状消泡剤組成物の材料を投入し、前記回転軸3の回転
によって前記材料を混練しながら送り、前記押出口1b
に設けられたダイス2から前記材料の混練物を押し出し
て、混練と押出成形を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗剤に配合するのに
適した粒状消泡剤組成物の製造方法に関し、特に材料の
混合と押出の効率を向上させ、製造時間を短縮すること
ができる粒状消泡剤組成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年全自動洗濯機の普及に伴い、プログ
ラム時間内で確実にすすぎが完了するような低泡性でか
つすすぎ性の良い洗剤が望まれている。また欧米諸国で
主に用いられているドラム型洗濯機は、洗剤の泡立ちが
激しいと洗濯機から泡があふれ出すなどの不都合がある
ため、ドラム型洗濯機用の洗剤としても泡を抑制した洗
剤が要望されている。
【0003】洗濯時の泡を抑制する消泡剤としては、消
泡機能を有するワックス類、シリコーン消泡剤などがよ
く知られている。これらの消泡剤は、そのまま粉末状な
どの洗剤と粉体配合すると、洗剤の粉体物性(流動性)
などの低下を招く場合がある。このため例えば適当な担
体物質に担持させたり、有機結合剤などを用いて成形し
た粒状消泡剤組成物として用いられる。
【0004】粒状消泡剤組成物は、例えば以下のような
方法によって製造する。すなわち消泡剤、有機結合剤な
どの材料を、前記有機結合剤の融点以上の温度で混練
し、緻密な混練物とする。そしてこの混練物を破砕して
所定の粒径に調整し、粒状消泡剤組成物とする。あるい
は前記混練物を押出成形などを経てペレット状粒子など
の造粒物とし、さらに必要に応じて破砕して粒径を調整
し、粒状消泡剤組成物とする。
【0005】前記材料を混練して混練物とする際には、
ニーダー、押出混合機などが用いられる。ニーダーは、
例えば固定混和槽と、この固定混和槽内に設けられた2
本の翼(ブレード)から概略構成されているものであ
る。前記2本のブレードは平行に配置され、これらが異
方向あるいは同方向(連続式)に回転することによっ
て、材料が混練され、塊状の混練物とすることができ
る。ニーダーは比較的大量に処理する場合には適してい
る。しかし、固定混和槽内は加圧されていないので、混
練効率はそれ程高くなく、混練に時間を要する傾向があ
る。また、材料組成によってブレードの形状などを変更
する必要があり、適切な混練条件を設定するのが面倒で
ある。また、混練後に固定混練槽から混練物を取り出す
必要がある。粒状消泡剤組成物の製造において、通常混
練中は加熱されており、混練物調整直後は混練物の温度
が高い場合がある。このため、速やかに次の押出成形、
あるいは破砕などの作業を行うことができないことがあ
る。
【0006】一方押出混合機は、例えば円筒状のシリン
ダと、このシリンダの内部に、このシリンダの軸心にそ
って設けられたスクリュ状の羽根を有する回転軸から概
略構成されているものである。そしてこの押出混合機
は、前記回転軸の回転によって、前記シリンダ内の材料
を加圧しながら、混練するとともに、このシリンダの押
出口から前記材料の混練物を押し出すようになっている
ものである。
【0007】この押出混合機は、材料を加圧しながら混
練するので、効率がよく、比較的短時間で混練物を得る
ことができる。また、前記押出口に複数の孔がメッシュ
状に形成されたダイスを設けることによって、前記混練
物をヌードル状などに押出成形することができる。さら
にこのヌードル状物を切断したり、自然崩壊によってペ
レット状粒子などの造粒物とすることもできる。したが
って、塊状の混練物を直接破砕するなどして粒状に調整
するよりも、予め比較的細かい押出成形物としておくこ
とによって、破砕などによって所望の粒径に調整する際
の効率が向上する。また、ダイスを通過することによっ
て、材料がさらに混合されるという効果もある。また、
直接製品化できる程度の大きさの造粒物が得られるよう
に、小さい直径の孔を有するダイスを選択し、このダイ
スを押出機の押出口に設ければ、材料の混練と成形を実
質的に一段階で行うことができる可能性があり、効率的
であると考えられる。
【0008】しかし従来の押出混合機を用いては、粒状
消泡剤組成物の材料の混練物の粘度が高く、押出口にダ
イスを設けると押出成形に時間がかかったり、ダイスに
設けられた孔の直径を小さくすると押出成形が困難とな
る場合がある。すなわちダイスから押し出すヌードル状
物などの外径には限界があり、実際、ダイスに設けられ
た孔の直径を1mm以下とした場合には実質的に押出成
形が困難となる。したがって、破砕などの後の工程にお
ける効率向上効果にも限界がある。また、比較的混練時
間が短いという押出混合機の利点を生かすことができな
い場合がある。また、押出混合機に設けられたダイスか
ら得られるものを直接製品化できる程細かくすことは困
難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記事情に鑑
みてなされたもので、粒状消泡剤組成物の材料からなる
混練物を、比較的短時間で効率よく得ることができる粒
状消泡剤組成物の製造方法を提供することを課題とす
る。また押出混合機を用いて、粒状消泡剤組成物の材料
の混練と押出成形を、比較的短時間で効率よく行うこと
ができる粒状消泡剤組成物の製造方法を提供することを
目的とする。さらには、押出混合機を用いて混練と押出
成形を行い、外径の小さい押出成形物を得ることができ
る粒状消泡剤組成物の製造方法を提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の発明は、消泡剤と、有機結合剤を含
む材料を、シリンダと、このシリンダ内部に設けられた
回転軸を有する押出混合機の材料供給口に投入し、この
材料を、前記回転軸を回転させることにより、混練しな
がら前記押出混合機の押出口まで送り、この押出口から
前記材料の混練物を押し出す工程を含む粒状消泡剤組成
物の製造方法であって、前記押出混合機は、前記材料供
給口から押出口までの材料送り経路の途中に、シリンダ
内壁から突出する突起、あるいは複数の孔を有するオリ
フィス板の、どちらか一方あるいは両方を有し、前記押
出口にはダイスが設けられていることを特徴とする粒状
消泡剤組成物の製造方法である。第2の発明は、前記有
機結合剤は、融点が40℃以上であって、かつ平均粒径
500〜3000μmのもの0.5〜80重量%と、平
均粒径10〜140μmのもの0.5〜80重量%とか
らなることを特徴とする第1の発明の粒状消泡剤組成物
の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の粒状消泡剤組成物
の製造方法に用いる押出混合機の一例を示した一部側断
面図である。図2は、図1中に示すA−Aで切断した断
面図である。図3は、図1中に示すB−Bで切断した断
面図である。図4は、この押出混合機に設けられた回転
軸を示す斜視図である。符号1はシリンダであり、この
シリンダ1は中空円柱体で、その側面が地面に対して水
平になるように配置されている。またこのシリンダ1は
上下に二分割されており、運転中は一体化された状態で
用いられる。このシリンダ1の一方の底面側には、側面
上方向に開口する材料供給口1aが設けられ、他方の底
面は押出口1bとなっている。この押出口1bには複数
の孔2aがメッシュ状に形成されたダイス2が設けられ
ている。そして材料供給口1aから押出口1bまでが材
料押出経路となっている。一方、このシリンダ1の側面
の外側にはジャケット1cが設けられており、ジャケッ
ト1c内に温水あるいは油などを循環して、シリンダ1
を加熱できるようになっている。
【0012】さらにこのシリンダ1内には、このシリン
ダ1の軸心1dにそって回転軸3が設けられている。こ
の回転軸3は、円筒状の主軸3aと、複数の羽根3bか
らなり、前記主軸3aの軸心は、前記シリンダ1の軸心
1dと一致している。またこの主軸3aは、シリンダ1
の材料供給口1a側の底面に回転自在に取り付けられ、
この主軸3aの先端は押出口1bの手前に配置されてい
る。前記複数の羽根3bは、シリンダ1の軸心1d方向
に間欠的に設けられている。材料供給口1a側の羽根3
bは、スクリュ状になっている。また、押出口1b側の
羽根3bは、パドル状になっている。このパドル状の羽
根3bは、ドーナッツ板状体を4分割したものを、1
枚、あるいは2枚を一組として軸心1dを中心に対向配
置したものである。これらパドル状の羽根3bは、主軸
3aの回転によって、押出口1bにむかって材料を押し
出すことができるように、軸心1dに直交する面に対し
て捻れ角度をもって設けられている。
【0013】また材料送り経路の途中には、シリンダ1
の内壁の上下から垂直に突出する角柱状の突起4,4が
設けられている。この上下一組の突起4,4は、複数組
設けられており、軸心1d方向において、複数組のバド
ル状の羽根3bと交互に配置されている。ただし最も材
料供給口1a側の突起4は、上下ではなく、下にのみ設
けられている。また、突起4の先端は回転軸3の外周付
近の、回転軸3の回転を妨げない位置に配置されてい
る。シリンダ1内を送られる材料は、この突起4と、主
軸3aの回転に連動するパドル状の羽根3bとの相互作
用によって剪断応力をうけ、混練効率が向上するように
なっている。
【0014】さらにこの材料送り経路の途中には、複数
の孔5aがメッシュ状に形成されたオリフィス板5が、
軸心1dと直交するように設けられている。オリフィス
板5は軸心1d方向において、羽根3bと羽根3bの間
に配置されている。オリフィス板5はドーナッツ板状
で、その外縁は、シリンダ1の内壁にそって固定されて
いる。またその内縁は、回転軸3の主軸3aの外周付近
に位置している。すなわちシリンダ1内を送られる材料
が、オリフィス板5に設けられた複数の孔5aを通過す
ることによって、さらに混合されるようになっている。
【0015】この押出混合機においては、材料送り経路
の途中に突起4とオリフィス板5が設けられているの
で、シリンダ1内の内圧がそれほど高くなくても、効率
よく材料を混練することができる。さらに、ダイス2に
形成された孔2aの直径が小さい場合においても、混練
物の押出成形を比較的短時間で行うことができる。この
押出混合機においては、突起4とオリフィス板5のどち
らか一方が設けられていれば混練効率を向上させること
ができるが、これらが両方設けられていると最も効果が
高く、効率がよい。この押出混合機は、以下に示すもの
などを材料として用いた粒状消泡剤組成物の製造におい
て、材料組成を変更しても、安定して効果が得られるも
のである。またこの押出混合機は、粒状消泡剤組成物の
製造に限らず、材料を混練し、必要に応じて押出成形を
行う用途に用いることができる。
【0016】粒状消泡剤組成物の製造において、回転軸
3の回転数は80〜280rpm、好ましくは120〜
250rpmとされる。またこの例において回転軸3は
1本であるが、2本以上の複数軸式であってもよい。パ
ドル状の羽根3bの形状や数は、材料を送ることがで
き、突起4との相互作用が得られればよく、特に限定す
ることはない。オリフィス板5の孔5aの直径は3〜9
mm、好ましくは3〜6mmとされる。3mm未満の場
合は、背圧が高くなりすぎる場合がある。9mmをこえ
ると、オリフィス板5を設けない場合との差が小さくな
る場合がある。また、ダイス2の孔2aの直径は0.5
〜2mm、好ましくは0.8〜1.5mmとされる。
0.5mm未満であると押出成形が困難となる場合があ
り、2mmをこえると、押出成形による製造効率向上効
果が低下する場合がある。
【0017】突起4の形状は角柱状の他、円柱状、扇状
などとされる。この例においては、上下2つの突起4,
4が一組とされているが、1つ以上であればよく、これ
に限定するものではない。オリフィス板5の枚数も、1
枚以上であればよく、限定するものではない。突起4と
オリフィス板5の配置数などは、製造条件や材料送り経
路の長さなどによって適宜変更することができる。
【0018】消泡剤としては、例えばワックス類、シリ
コーン消泡剤などを1種あるいは2種以上併用して用い
ることができる。ワックス類は、水に不溶で、融点が2
5〜135℃、好ましくは35〜75℃で、消泡機能を
有するものであれば特に限定することはない。例えば炭
化水素を主成分とするもの;高級脂肪酸と高級アルコー
ルとのエステルあるいは脂肪酸アミドを主成分とするも
のなどがあげられる。炭化水素を主成分とするものとし
ては、石油の潤滑油留分から抽出されたパラフィンワッ
クス(炭素数の分布はC16〜C40であって、C20〜C40
の直鎖炭化水素を主成分とする。)、石油の重質潤滑油
留分から抽出されたマイクロクリスタリンワックス(C
30〜C60の非直鎖炭化水素を主成分とする。)などの石
油ワックス;フィッシャー・トロプッシュワックス(C
17〜C78の炭化水素を主成分とする。)、ポリエチレン
ワックス(低重合度のポリエチレンを主成分とする。)
などの合成系ワックス;オゾケライトやセレシンなどの
鉱物系ワックスなどがあげられる。
【0019】高級脂肪酸と高級アルコールとのエステル
あるいは脂肪酸アミドを主成分とするものは、動物系ワ
ックス;植物系ワックス;鉱物系ワックス;合成ワック
スなどのいずれでもよく、一般にその炭素数がC16〜C
32のものを主成分とする。本発明においては炭化水素を
主成分とするものが好ましく、さらに石油ワックスが好
適で、なかでもパラフィンワックスが、他のワックス類
と比較しても安価であり、入手しやすく、好ましい。
【0020】またワックス類は粒状あるいはフレーク状
などに成形されたものを用いると、他の材料と均一に混
合されやすく好ましい。ワックス類が板状などの場合、
その融点以上の温度で加熱溶解した後、噴霧ノズルから
噴射し、この融点未満の空気と接触させるなどして急冷
固化し、平均粒径約20〜2000μm程度の粒子に調
整したり、同様にして溶融したワックス類を、冷却した
ロール上に薄く塗布し、固化した後に剥離し、細かいフ
レーク状として用いると好ましい。
【0021】シリコーン消泡剤を配合する場合、シリコ
ーン消泡剤に含まれるシリコーンは特に限定されること
はないが、典型的なものとしてはポリオルガノシロキサ
ンが用いられる。シリコーン消泡剤としてシリコーンを
単独で用いることもできるが、シリコーンの他に疎水性
のシリカ、アルミナ、TiO2などのフィラー粒子を含
んだコンパウンドタイプや 乳化剤を含むエマルジョン
タイプ、あるいはポリオルガノシロキサンをポリアルキ
レングリコールアミン、油脂などで変性した自己乳化タ
イプなどのシリコーン消泡剤を用いることもできる。こ
のようにシリコーン以外の成分を含む場合には、通常、
少なくともシリコーン消泡剤中のシリコーンの割合は1
0重量%以上、実質的には12〜99重量%とされる。
【0022】なかでもポリオルガノシロキサンとフィラ
ー粒子を含んだコンパウンドタイプのシリコーン消泡剤
が粒状消泡剤組成物の製造における操作性がよく、粒状
消泡剤組成物中に均等に分散させることが容易であり、
消泡効果も高く、好適である。
【0023】消泡剤の配合量は、粒状消泡剤組成物中1
〜30重量%、好ましくは5〜20重量%とされる。1
重量%未満であると十分な消泡効果が得られず、30重
量%をこえると粒状消泡剤組成物の溶解性や流動性(粉
体特性)が低下する場合がある。
【0024】有機結合剤は、望ましくは常温で固体であ
り、加熱することによって溶融する水溶性のものが好ま
しい。さらに融点の下限値が25℃、好ましくは40℃
であり、融点の上限値が100℃、好ましくは80℃で
あると好適である。有機結合剤の融点が100℃をこえ
ると、材料の混練時の温度が高温になるため生産性が低
下する場合がある。また粒状消泡剤組成物を洗剤に配合
して用いる場合に、水道水程度の比較的低い温度下にお
ける洗濯条件下において、粒状消泡剤組成物からワック
ス類が放出されにくくなり、消泡効果が低下することが
ある。
【0025】有機結合剤としては、例えばポリエチレン
グリコール;ポリエチレンオキサイド;ポリエチレング
リコールアルキルエステル;ポリビニルアルコール;グ
リセリン;炭素数8〜20の脂肪酸;高級アルコール;
ポリエチレングリコール付加型非イオン界面活性剤;炭
素数8〜20のアルコールにエチレンオキサイド(E
O)を平均4〜25モル、プロピレンオキサイド(P
O)を3〜15モル付加させた非イオン界面活性剤など
があげられる。
【0026】これらの中では、ポリエチレングリコー
ル;ポリエチレングリコール付加型非イオン界面活性剤
などが好ましい。ポリエチレングリコールの平均分子量
は、好ましくは400〜30000、さらに好ましくは
1000〜20000、さらに好ましくは4000〜2
0000である。また、ポリエチレングリコール付加型
非イオン界面活性剤においては、アルコールの炭素数
は、好ましくは8〜20、さらに好ましくは10〜18
であり、アルコール1モルあたりのEOの付加モル数
は、3〜80モル、好ましくは10〜50モルである。
【0027】有機結合剤は粒状消泡剤組成物中に3〜9
0重量%、好ましくは5〜80重量%配合される。配合
量が3重量%未満の場合添加効果が得られず、90重量
%をこえると粒状消泡剤組成物の粉体特性が低下するこ
とがある。
【0028】さらに有機結合剤の粒度を以下に示すよう
に調整すると好ましい。すなわち、以下に示す(a)と
(b)とを併用し、有機結合剤中のそれぞれの割合が
0.5〜80重量%となるようにする。 (a)平均粒径500〜3000μmのもの (b)平均粒径10〜140μmのもの さらには、前記(a)と(b)とを併用した有機結合剤
において、粒径140μm以下のものの割合が0.5〜
60重量%であると好ましく、より好ましくは20〜5
0重量%である。
【0029】有機結合剤の粒子形は、任意とすることが
できるが、前記(a)においては、フレーク状が好まし
い。また前記(b)においては、粒状あるいは無定型状
が好ましい。このように異なる粒度の有機結合剤を併用
する場合、同一の有機結合剤であって、平均粒径のみ異
なるもの、あるいは異なる有機結合剤であって、平均粒
径が異なるもののいずれをも採用することもできる。
【0030】前記(a)のように平均粒径の比較的大き
いものを混合することによって、バインダーとしての効
果が向上するという作用が得られる。前記(b)のよう
に平均粒径の小さいものは、他の材料とともに加熱しな
がら混練すると、混練物中に速やかに分散し、溶融す
る。このため混練効率を向上させることができる。そし
て、これらの(a)と(b)とを併用した有機結合剤を
用いることによって、混練、押出成形の時間を短縮し、
製造効率を向上させることができる。
【0031】消泡剤、有機結合剤の他、粒状消泡剤組成
物には担体物質などの消泡剤の消泡機能を阻害しない各
種の無機粒子あるいは有機粒子を配合することができ
る。これらは、粒状消泡剤組成物と混合する他の洗剤成
分の洗浄効果を向上させるものであるとより好ましい。
無機粒子としては、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、
硫酸マグネシウムなどの硫酸塩;炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸マグネシウムなどの炭酸塩;ゼオライ
ト;シリカ;粘土鉱物;酸化珪素などを例示することが
できる。有機粒子としては、冷水に不溶な天然澱粉ある
いは澱粉;化工澱粉;アミノ酸塩;カルボキシメチルセ
ルロースなどを例示することができる。
【0032】また本発明において得られる粒状消泡剤組
成物の用途は、洗剤に限定するものではないが、粒状消
泡剤組成物自体に界面活性剤などの洗剤成分を配合する
こともできる。例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステ
ル塩などの陰イオン界面活性剤;ポリエチレングリコー
ル付加型非イオン界面活性剤などを配合することができ
る。さらに香料や色素なども配合できる。
【0033】以下本発明の粒状消泡剤組成物の製造方法
の一例について、手順を追って説明する。まず、図1〜
4に示す押出混練機の材料供給口1aから、消泡剤、有
機結合剤などの粒状消泡剤組成物の材料を投入する。こ
のとき粒状あるいは粉末状の材料は、投入前に予め粉体
混合しておくと好ましい。ついでジャケット1cに温水
を流すなどして、シリンダ1を加熱しつつ、回転軸3の
回転によって、前記材料を混練しつつ押出口1bまで送
り、押出口1bに設けられたダイス2を介してヌードル
状などの押出成形物を得る。このときの加熱温度は、有
機結合剤の融点以上とされる。またワックス類を配合す
る場合には、有機結合剤の融点以上で、かつワックス類
の融点以上の温度とされる。ついで前記押出成形物を破
砕し、その粒径を調整して製品とする。あるいは前記押
出成形物を、自然崩壊あるいは切断してペレット状粒子
とした後に、必要に応じて破砕して粒径を調整して製品
とする。粒状消泡剤組成物(製品)の平均粒径は100
〜4000μm、好ましくは150〜2000μmとさ
れる。100μm未満であると流動性が低下することが
あり、4000μmをこえると水に対する溶解性が低下
することがある。
【0034】破砕する際の温度条件は、有機結合剤の融
点未満とすると操作性が向上し、好ましい。ワックス類
を配合する場合は、有機結合剤の融点未満で、かつワッ
クス類の融点未満とすると好ましい。好ましくは20℃
以下、さらに好ましくは10〜20℃の冷風をかけなが
ら、粉砕品の温度が20〜30℃になるようにするとさ
らに操作性は向上する。この冷風は、好ましくは破砕
(粉砕)造粒機に、被破砕物の供給方向と同じ方向から
導入する。
【0035】また破砕は、粉砕助剤の存在下で行うと好
ましい。粉砕助剤としては平均粒径20μm以下の粉体
が用いられ、例えば平均粒径1〜15μmのアルミノ珪
酸塩は、洗濯時にカルシウムイオン捕捉剤として働くた
め好ましい。この他、二酸化珪素、ベントナイト、タル
ク、クレイ、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸ナトリ
ウムなどを例示することができる。粉砕助剤を用いる
と、破砕の操作性が向上するとともに、粒子の表面がこ
れらの破砕助剤によってコーティングされ、流動性が向
上する。破砕助剤の量は粒状消泡剤組成物全量に対して
20重量%以下、好ましくは3〜10重量%とされる。
3重量%未満であると効果が得られず、20重量%をこ
えると効果が飽和する。
【0036】破砕造粒機としては、回転数が周速30〜
100m/sの高速回転ナイフカッターによって被破砕
物に衝撃と剪断力を加える解砕機が好ましく、具体的に
は不二パウダル(株)製のコミニューター、ホソカワミ
クロン(株)製のフィッツミルなどを用いることができ
る。
【0037】このように、本発明の粒状消泡剤組成物の
製造方法においては、材料送り経路の途中に突起4とオ
リフィス板5が設けられている押出混合機を用いること
によって、効率よく材料を混練して、複数の材料が十分
に混合された混練物を得ることができる。さらに、孔2
aの直径が小さいダイス2を用いても、押出成形を比較
的短時間で行うことができる。さらにこの押出混合機を
用いれば、粒状消泡剤組成物の材料組成を変更しても、
安定した効果が得られるものである。したがって粒状消
泡剤組成物の材料組成に関わらず、良好な製造効率で、
配合にばらつきのない粒状消泡剤組成物を安定して得る
ことができる。さらに、混練、押出成形条件の検討に要
する時間が短縮化される。
【0038】本発明の実施の態様をまとめると以下のよ
うになる。 (1) 押出混合機の運転において、回転軸の回転数は8
0〜280rpm、好ましくは120〜250rpmと
される。 (2) オリフィス板の孔の直径は3〜9mm、好ましく
は3〜6mmとされる。またダイスの孔の直径は0.5
〜2mm、好ましくは0.8〜1.5mmとされる。ま
た突起の形状は柱状の他、円柱状、扇状などとされる。 (3) 消泡剤としては、例えばワックス類、シリコーン
消泡剤などを1種あるいは2種以上併用して用いること
ができる。ワックス類は、水に不溶で、融点が25〜1
35℃、好ましくは35〜75℃で、消泡機能を有する
ものであれば特に限定することはない。中では炭化水素
を主成分とするものが好ましく、さらに石油ワックスが
好適で、なかでもパラフィンワックスが好ましい。また
粒状あるいはフレーク状などに成形されたものを用いる
と好ましい。 (4) シリコーン消泡剤に含まれるシリコーンは、典型
的なものとしてはポリオルガノシロキサンが用いられ
る。ポリオルガノシロキサンとフィラー粒子を含んだコ
ンパウンドタイプのシリコーン消泡剤が好適である。
【0039】(5) 消泡剤の配合量は、粒状消泡剤組成物
中1〜30重量%、好ましくは5〜20重量%とされ
る。 (6) 有機結合剤の融点の下限値は25℃、好ましくは4
0℃とされる。融点の上限値は100℃、好ましくは8
0℃とされる。具体的にはポリエチレングリコール;ポ
リエチレングリコール付加型非イオン界面活性剤などが
好ましい。ポリエチレングリコールの平均分子量は、好
ましくは400〜30000、さらに好ましくは100
0〜20000、さらに好ましくは4000〜2000
0である。また、ポリエチレングリコール付加型非イオ
ン界面活性剤においては、アルコールの炭素数は、好ま
しくは8〜20、さらに好ましくは10〜18であり、
アルコール1モルあたりのEOの付加モル数は、3〜8
0モル、好ましくは10〜50モルである。 (7) 有機結合剤は粒状消泡剤組成物中に3〜90重量
%、好ましくは5〜80重量%配合される。
【0040】(8) 有機結合剤の粒度を以下に示すよう
に調整すると好ましい。すなわち、以下に示す(a)と
(b)とを併用し、有機結合剤中のそれぞれの含量が
0.5〜80重量%となるようにする。 (a)平均粒径500〜3000μmのもの (b)平均粒径10〜140μmのもの さらには、前記(a)と(b)とを併用した有機結合剤
において、粒径140μm以下のものの割合が0.5〜
60重量%であると好ましく、より好ましくは20〜5
0重量%とされる。 (9) 押出混合機における混練、押出時の温度は、有機
結合剤の融点以上の温度とされる。またワックス類を配
合する場合には、有機結合剤の融点以上で、かつワック
ス類の融点以上の温度とされる。 (10) 本発明の粒状消泡剤組成物の製造方法において
は、押出混合機において材料の混練、押出成形を行って
押出成形物を得た後、破砕し、その粒径を調整して粒状
消泡剤組成物(製品)とする。あるいは前記押出成形物
を、自然崩壊あるいは切断してペレット状粒子とした後
に、必要に応じて破砕して粒径を調整して製品とする。
粒状消泡剤組成物(製品)の平均粒径は100〜400
0μm、好ましくは150〜2000μmとされる。
【0041】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。 <<実験例1>>図1〜4に示す押出混合機に、表2に
示す組成の材料を投入し、ジャケットに温水を流して6
2〜80℃に加熱しながら、前記材料の混合、混練と押
出成形を行い、得られた造粒物の重量を時間毎に測定し
て、造粒能力を調べた。表2に示した消泡剤A〜Dにつ
いては表1に示されている。
【0042】この押出混合機のシリンダの内径は150
mm、シリンダの底面間の長さは600mmであった。
このシリンダの押出口に設けられたダイスの孔の直径は
1mmであった。オリフィス板は、押出口から150m
mの位置に1枚目を配置し、さらにこのオリフィス板か
ら165mmの位置に2枚目を配置した。これらのオリ
フィス板に設けられた孔の直径は4.5mmであった。
また、突起の形状は角柱であり、押出口から70mm間
隔で、6組配置した。運転中の回転軸の回転数は150
rpmとした。
【0043】結果を表2にあわせて示す。表2より、ダ
イスに設けられた孔の外径が1mm以下であっても、押
出成形が可能で、製造効率が良好であることが確認でき
た。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】<<実験例2>>表4に示す組成の材料を
用いた以外は実験例1と同様にして、材料を押出混合機
に供給してから押出口に設けられたダイスから混練され
た材料が押し出されはじめるまでの時間を調べた。表4
に示した消泡剤a〜eについては表3に示されている。
結果を表4にあわせて示す。表4より、平均粒径が大き
い有機結合剤と平均粒径が小さい有機結合剤とを組み合
わせることによって、製造効率が向上することが確認で
きた。
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粒状消泡
剤組成物の製造方法においては、材料送り経路の途中に
突起とオリフィス板の一方あるいは両方が設けられてい
る押出混合機を用いることによって、効率よく材料を混
練して、複数の材料が十分に混合された混練物を得るこ
とができる。さらに、孔の直径が小さいダイスを押出口
に設けても、押出成形を比較的短時間で行うことができ
る。さらにこの押出混合機を用いれば、粒状消泡剤組成
物の材料組成を変更しても、安定した効果が得られるも
のである。したがって粒状消泡剤組成物の材料組成に関
わらず、良好な製造効率で、配合にばらつきのない粒状
消泡剤組成物を安定して得ることができる。さらに、混
練、押出成形条件の検討に要する時間が短縮化される。
また有機結合剤の粒度を調整することによって、混練、
押出成形に要する時間をさらに短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いる押出混合機の一例を示す一部
側断面図である。
【図2】 図1に示すA−Aで切断した断面図である。
【図3】 図1に示すB−Bで切断した断面図である。
【図4】 図1に示す押出混合機の設けられた回転軸を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1…シリンダ、1a…材料供給口、1b…押出口、2…
ダイス、2a…孔、3…回転軸、3a…主軸、3b…羽
根、4…突起、5…オリフィス板、5a…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B01J 2/20 B01J 2/20 (72)発明者 阿部 誠治 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消泡剤と、有機結合剤を含む材料を、 シリンダと、このシリンダ内部に設けられた回転軸を有
    する押出混合機の材料供給口に投入し、 この材料を、前記回転軸を回転させることにより、混練
    しながら前記押出混合機の押出口まで送り、 この押出口から前記材料の混練物を押し出す工程を含む
    粒状消泡剤組成物の製造方法であって、 前記押出混合機は、前記材料供給口から押出口までの材
    料送り経路の途中に、シリンダ内壁から突出する突起、
    あるいは複数の孔を有するオリフィス板の、どちらか一
    方あるいは両方を有し、 前記押出口にはダイスが設けられていることを特徴とす
    る粒状消泡剤組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記有機結合剤は、融点が40℃以上で
    あって、かつ平均粒径500〜3000μmのもの0.
    5〜80重量%と、平均粒径10〜140μmのもの
    0.5〜80重量%とからなることを特徴とする請求項
    1記載の粒状消泡剤組成物の製造方法。
JP35175897A 1997-12-19 1997-12-19 粒状消泡剤組成物の製造方法 Pending JPH11181498A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083602A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社ダルトン 混練造粒装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016083602A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社ダルトン 混練造粒装置

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