JPH11180130A - 車両用空調装置の取付構造 - Google Patents

車両用空調装置の取付構造

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JPH11180130A
JPH11180130A JP35490397A JP35490397A JPH11180130A JP H11180130 A JPH11180130 A JP H11180130A JP 35490397 A JP35490397 A JP 35490397A JP 35490397 A JP35490397 A JP 35490397A JP H11180130 A JPH11180130 A JP H11180130A
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JP
Japan
Prior art keywords
heater unit
mounting
unit
cooling unit
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP35490397A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Saito
勝宏 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータユニットとクーリングユニットを組付
けるのに、部品点数及び組付工数の削減をすること。 【解決手段】 ヒータユニット1のケース3には、その
上部に固定片5を形成している。固定片5は、取付面で
あるダッシュパネルに面して配設され、その先端中央に
U形のネジ挿通溝が形成されている。また、ケース3に
はその面に対して直角方向にネジ孔7aを設けたボス7
が形成されている。クーリングユニット2のケース12
には、ヒータユニット1に接続される側に、取付アーム
14が設けられている。取付アーム14はL形断面であ
り、ダッシュパネルに面する固定片15とヒータユニッ
ト1に面する組付片16を設け、固定片15及び組付片
16の先端中央には、U形のネジ挿通溝を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ヒータユ
ニット及びクーリングユニットを車体に取付けるための
車両用空調装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、自動車室内に配設されるヒータ
ユニット31と、クーリングユニット32の組付け方を
示す。図に示すように、ヒータユニット31のケース3
3の側面には2箇所にボス34が設けられ、各々のボス
34にネジ孔35が形成されている。また、クーリング
ユニット32のケース36には、後面と下面にボス37
が設けられ、各々のボス37にネジ孔38が形成されて
いる。
【0003】ヒータユニット31とクーリングユニット
32を接続する場合は、L字形の組付金具39,40を
用い、ボス34,37同士がスクリュー41により固定
される。これらのユニット31,32を車体に固定する
ときは、ケース33,36に形成されている取付アーム
42,43(ケース36は図示せず)が、ボルトにより
ダッシュパネルに固定される。ユニット31,32を車
体に固定するときは、このように両者を一体に接続して
から、その後ダッシュパネルに取付けるのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ヒー
タユニット31とクーリングユニット32を接続すると
きは、各々のケース33,36にボス34,37を形成
し、これらを固定するために組付金具39,40を使用
する。そのため、別部品である組付金具39,40の他
に、ヒータユニット31側とクーリングユニット32側
の双方にスクリュー41を多数使用しなければならず、
部品点数が多く組付けにも手数がかかる。本発明は上記
課題に鑑みてなされたもので、ヒータユニットを車体に
固定するための取付アームを利用して、ヒータユニット
とクーリングユニットを組付けることにより、部品点数
及び組付工数の削減ができる車両用空調装置の取付構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、暖房装置のヒータユニットと冷房装置のク
ーリングユニットを備えた車両用空調装置の取付構造に
おいて、上記ヒータユニットケース及び上記クーリング
ユニットケースのいずれか、又はそれらのいずれにも取
付アームを設け、該取付アームに、相手方のユニットを
取付けるためのネジ挿通部と、それらのユニットを車体
側に取付けるためのネジ挿通部を形成している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
車両用空調装置の取付構造について、図面を参照しなが
ら説明する。図1は、自動車の空調装置の一部である暖
房装置のヒータユニット1と、冷房装置のクーリングユ
ニット2を示し、これらは車室のインストルメントパネ
ルの下方に配設される。ヒータユニット1のケース3に
は、図2に示すように左側面3aの上部に、車体の幅方
向に延びる固定片5を形成している。固定片5は、図示
されていないダッシュパネル6に面して配設され、その
先端中央にU形のネジ挿通溝5aが形成されている。ま
た、ケース3には、左側面3aのクーリングユニット2
側に、ネジ孔7aを向けた組付ボス7が形成されてい
る。ネジ孔7aの位置は、ネジ挿通溝5aと同じ高さに
ならないように、それよりも一段下に配置されている。
【0007】図3に示すように、ケース3の左側面3a
の下部には、取付アーム8が設けられている。取付アー
ム8は、ダッシュパネル6に面する固定片9とクーリン
グユニット2の底面に面する組付片10を設け、固定片
9及び組付片10の先端中央に、U形のネジ挿通溝9
a,10aを設けている。組付片10の下部には補強片
11が設けられ、補強片11はネジ挿通溝9aと上下に
重ならないように、組付片10よりも内方に切込まれて
いる。
【0008】図1に示すように、クーリングユニット2
のケース12は、ヒータユニット1に接続される側の上
部に、取付アーム14が設けられている。取付アーム1
4は、図2に示すようにL形断面であり、ケース12の
上面から上方に立ち上がっている。そして、ダッシュパ
ネル6に面する固定片15とヒータユニット1に面する
組付片16を設け、固定片15及び組付片16の先端中
央には、U形のネジ挿通溝15a,16aを設けてい
る。ネジ挿通溝15a,16aの位置関係は、ヒータユ
ニット1とクーリングユニット2を組付けた状態で、ネ
ジ挿通溝15aの底部が、ヒータユニット1のネジ挿通
溝5aの底部と重なるようにし、またネジ挿通溝16a
の底部が、組付ボス7のネジ孔7aに重なるようにす
る。クーリングユニット2の底部には、図3に示すよう
に、内部にネジ孔17aを設けた柱状の組付ボス17を
下向きに形成している。ネジ孔17aの位置は、ヒータ
ユニット1の挿入溝10aの底部に対応する位置に配置
している。
【0009】次に、ヒータユニット1とクーリングユニ
ット2の組付、及びそれらの車体への取付方の一例につ
いて説明する。ヒータユニット1とクーリングユニット
2は、図2に示すそれらの上部にある組付ボス7と組付
片16を重ね合わせ、スクリュー18を挿入溝16aに
挿入してネジ孔7aに螺合する。また、図3に示すそれ
らのユニット1,2の下部にある組付ボス17と組付片
10を重ね合わせ、スクリュー18を挿入溝10aに挿
入してネジ孔17aに螺合し、こうしてユニット1,2
は組付けられる。この際、挿入溝10aと補強片11と
が上下に重なっていないので、スクリュー18を容易に
締付けることができる。
【0010】ユニット1,2を組付けた状態では、図2
に示す固定片5,15の挿入溝5a,15aの底部が重
なる。そこにボルト20を挿入し、ダッシュパネル6の
固定金具19に設けたネジ孔19aにボルト20を締付
ける。この際、組付ボス7の位置を挿入溝5aより一段
下に配置したので、ボルト20を締付けるときに、組付
ボス7のネジ孔7aに螺着しているスクリュー18の頭
がドライバーの柄に当たるようなことがなく、作業の妨
げにならない。ユニット1,2の下部は、図3に示すよ
うに、固定片9の挿入溝9aをスタッドボルト22に挿
入しナットにより固定する。
【0011】以上、説明したように本実施の形態によれ
ば、取付アーム8,14に所定の角度を持って隣接する
断面形状がL形の固定片9,15、組付片10,16を
設け、それらにネジ挿入溝9a,10a,15a,16
aを設けたので、従来使用していた組付金具39,40
を用いないで、ヒータユニット1とクーリングユニット
2を組付けることができる。なお、クーリングユニット
2の取付アーム14は、図示していないが、従来から3
〜4個ほど設けられ、それらのうちの1個を移動したも
ので、取付アーム14の数は実質増やしていない。ま
た、それをヒータユニット1の固定片5に共締めしてい
ることから、ダッシュパネル6への取付箇所を減らすこ
とができ、組付ボスの数も減らすことができる。ヒータ
ユニット1とクーリングユニット2を直接スクリュー1
8で組付け、従来のように、組付金具39,40を用
い、間接的にそれらを組付けていないので、スクリュー
18の数を減らすことができる。よって、部品点数の削
除によるコストの低減と、組立工数の減少を図ることが
できる。
【0012】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、ネジ挿入溝9a,10a,1
5a,16aを溝にしたが、孔であってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒータユニットケース及びクーリングユニットケースの
いずれか、又はそれらのいずれにも取付アームを設け、
該取付アームに、相手方のユニットを取付けるためのネ
ジ挿通部と、それらのユニットを車体側に取付けるため
のネジ挿通部を形成したので、それらを組付けるのに組
付金具等の別部材を必要とせず、スクリューのみにより
取付けることができる。よって、部品点数の減少により
コストを安価にすることができ、組付工数を減らすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による車両用空調装置の取
付構造による組付け前のヒータユニットとクーリングユ
ニットの斜視図である。
【図2】図1のヒータユニットとクーリングユニットの
上部組付け部の斜視図である。
【図3】図1のヒータユニットとクーリングユニットの
下部組付け部の斜視図である。
【図4】従来の車両用空調装置の取付構造による組付け
前のヒータユニットとクーリングユニットの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ヒータユニット 2 クーリングユニット 3 ヒータユニットのケース 5,9,15 固定片 7,17 組付ボス 8,14 取付アーム 10,16 組付片 9a,10a,15a,16a 挿入溝 12 クーリングユニットのケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房装置のヒータユニットと冷房装置の
    クーリングユニットとを取付部材を介して取付け、これ
    を車体に取付ける車両用空調装置の取付構造において、
    上記ヒータユニットケース及び上記クーリングユニット
    ケースのいずれか、又は双方に取付アームを設け、該取
    付アームに、相手方のユニットを取付けるためのネジ挿
    通部と、それらのユニットを車体側に取付けるためのネ
    ジ挿通部を形成したことを特徴とする車両用空調装置の
    取付構造。
JP35490397A 1997-12-24 1997-12-24 車両用空調装置の取付構造 Pending JPH11180130A (ja)

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JP35490397A JPH11180130A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 車両用空調装置の取付構造

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ID=18440693

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1531069A2 (fr) * 2003-11-17 2005-05-18 Valeo Klimasysteme GmbH Installation de climatisation modulaire

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1531069A2 (fr) * 2003-11-17 2005-05-18 Valeo Klimasysteme GmbH Installation de climatisation modulaire
DE10353666A1 (de) * 2003-11-17 2005-06-16 Valeo Klimasysteme Gmbh Modulare Klimaanlage
EP1531069A3 (fr) * 2003-11-17 2006-02-22 Valeo Klimasysteme GmbH Installation de climatisation modulaire
DE10353666B4 (de) * 2003-11-17 2020-01-16 Valeo Klimasysteme Gmbh Modulare Klimaanlage

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