JPH11179254A - 塗装建材の搬送装置 - Google Patents

塗装建材の搬送装置

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Publication number
JPH11179254A
JPH11179254A JP35512697A JP35512697A JPH11179254A JP H11179254 A JPH11179254 A JP H11179254A JP 35512697 A JP35512697 A JP 35512697A JP 35512697 A JP35512697 A JP 35512697A JP H11179254 A JPH11179254 A JP H11179254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coated
painted
building material
conveyor
heated
Prior art date
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Pending
Application number
JP35512697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Kaneko
貴昭 金子
Kenji Takahashi
賢司 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP35512697A priority Critical patent/JPH11179254A/ja
Publication of JPH11179254A publication Critical patent/JPH11179254A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱状態の塗装面を支持して搬送するに当た
り、塗装面を傷付けずに搬送することができる塗装建材
の搬送装置を提供することである。 【解決手段】 本発明は、加熱状態の塗装面52を支持
して搬送する塗装建材5の搬送装置1において、前記加
熱状態の塗装面52を支持するローラー2の表面が、非
粘着性材料21(ポリテトラフルオロエチレン)で覆わ
れているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装建材の搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建材は、特開平4−203610
号公報に記載あるように、硬質木片セメント板が住宅の
外壁材として多く使用されている。このような建材は、
意匠性を上げるために表面に加飾塗装がなされ、結露水
による寸法変化を抑えるため裏面に耐透水性塗装と、積
み重ね保管時の接着を抑えるためその上に耐ブロッキン
グ性塗装がなされることが検討されている。上記塗装建
材は、例えば、一側面を先に塗装してから、この塗装さ
れた一側面を下にしてローラーコンベア等の搬送装置に
載せ、これを塗装工程と加熱乾燥する乾燥工程とに通し
て他側面を塗装し、次工程に搬送することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記塗
装建材の塗装、乾燥方法では、加熱乾燥する乾燥工程に
おいて、既に塗装された一側面も加熱されるので、これ
が金属やゴムで形成されているローラーコンベア等の搬
送装置に付着し、塗装面が剥がれたり、傷付いたりする
という問題がある。本発明の課題は、加熱状態の塗装面
を支持して搬送するに当たり、塗装面を傷付けずに搬送
することができる塗装建材の搬送装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、加熱状態の塗装面を支持して搬送する塗装建材の搬
送装置において、前記加熱状態の塗装面を支持する面
が、非粘着性材料で覆われているものである。
【0005】請求項2に記載の本発明は、一側面が塗装
された塗装建材の塗装面を支持し、前記塗装建材の他側
面を更に塗装する塗装工程と加熱乾燥する乾燥工程とを
通って所定の場所に搬送する塗装建材の搬送装置であっ
て、前記乾燥工程で加熱された加熱状態の塗装面を支持
する面が、非粘着性材料で覆われているものである。
【0006】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において、前記非粘着性材料が、フッ
素樹脂組成物であることを特徴とする。
【0007】上記本発明における搬送装置としては、ロ
ーラーコンベア、ベルトコンベア、スラットコンベア、
等のいずれであってもよい。
【0008】上記請求項3に記載の本発明において、フ
ッ素樹脂組成物としては、ポリテトラフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合樹脂、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル等のフッ素樹脂を
主成分として含有するものであって、フッ素樹脂の粉末
樹脂を焼き付けコーディングしたもの、フッ素樹脂塗料
でコーディングしたもの、フッ素樹脂フィルムで被覆し
たもの、等いずれであってもよい。
【0009】(作用)請求項1に記載の本発明によれ
ば、加熱状態の塗装面を支持する面が、非粘着性材料で
覆われているので、塗料の付着と塗装面の傷付きを防止
できる。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、乾燥工程
で加熱された加熱状態の塗装面を支持する面が、非粘着
性材料で覆われているので、請求項1記載の発明と同
様、塗料の付着と塗装面の傷付きを防止できる。
【0011】請求項3に記載の本発明によれば、非粘着
性材料が、フッ素樹脂であるので、塗料の付着と塗装面
の傷付きを防止できると同時に、滑りがよくなりスムー
スに搬送できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の一実施例
であって、図1は塗装建材の搬送装置の断面図、図2は
塗装装置に設置される搬送装置の説明図、図3は一側面
が塗装された塗装建材の断面図である。
【0013】図において、1は塗装建材の搬送装置であ
って、この搬送装置1は、図1〜図3に示すように、一
側面が塗装された塗装建材5Aの塗装面52を支持し、
この塗装建材5Aの他側面を更に塗装する塗料吹き付け
装置41と加熱乾燥する乾燥装置42とからなる塗装装
置4を通って所定の場所に搬送するものである。上記搬
送装置1は、円筒状ローラーを多数並列配置し、回転駆
動して搬送できるようになされたローラーコンベア装置
であって、塗装装置4の入口側と塗料吹き付け装置41
の中に設置されているローラー2A、2A、・・と、乾
燥装置42の中と出口側に設置されているローラー2、
2、・・とからなっている。
【0014】上記乾燥装置42の中と出口側に設置され
ているローラー2は、この乾燥装置42で加熱された加
熱状態の塗装面52を支持して搬送するものであって、
その表面が非粘着性材料21であるポリテトラフルオロ
エチレンでコーティングされた金属製ローラーである。
なお、塗装装置4の入口側と塗料吹き付け装置41の中
に設置されているローラー2Aは、通常のクロムメッキ
された金属製ロールであるが、ローラー2と同様、ポリ
テトラフルオロエチレンでコーティングされたものであ
ってもよい。
【0015】つぎに、上記搬送装置1を使用した塗装建
材5Aの塗装方法について説明する。上記塗装建材5A
は、木片セメント板でなる基材51の一側面が、別の工
程で先に塗装されたものであって、その塗装面52は、
使用時に裏面側に向けて使用されるもので、耐透水性塗
料とその上の耐ブロッキング性塗料で2層塗膜になされ
ているものである。塗装建材5Aのサイズは、厚さ15
mm、幅1000mm、長さ3000mmの板状体であ
る。
【0016】上記の塗装建材5Aの塗装面52を下に向
けて、塗装装置4の入口側に設けられているローラー2
Aの上に載せ、搬送速度10m/minで塗料吹き付け
装置41の中に送り込む。ここで、基材51の上に表面
を加飾する塗料を吹き付けて塗装面53を形成し、両側
面を塗装した塗装建材5とする。上記の塗装面53を乾
燥するため、塗装建材5をポリテトラフルオロエチレン
でコーティングされたローラー2で搬送して乾燥装置4
2の中に送り込み、100℃×10分間の条件で加熱乾
燥し、出口側に設けられたローラー2で所定の位置にま
で搬送する。
【0017】上述したように、本実施例の搬送装置1に
よれば、乾燥装置42で加熱された加熱状態の塗装面5
2を支持するローラー2面が、非粘着性材料21である
ポリテトラフルオロエチレンで覆われているので、塗料
の付着剥がれと塗装面52の傷付きを防止できる。ま
た、ローラー2の表面摩擦係数が小となり、スムースに
搬送できる。
【0018】
【発明の効果】請求項1と2に記載の本発明によれば、
塗装建材の塗料の付着剥離と塗装面の傷付きを防止でき
るので、塗装品質を確保できる。また、塗料の付着がな
いので、搬送装置の維持管理が容易となる。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば、非粘着
性材料が、フッ素樹脂であるので、塗料の付着と塗装面
の傷付きを防止できると同時に、滑りがよくなりスムー
スに搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、塗装建材の搬送装
置の断面図である。
【図2】塗装装置に設置される搬送装置の説明図であ
る。
【図3】一側面が塗装された塗装建材の断面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2、2A ローラー 21 非粘着性材料 4 塗装装置 41 塗料吹き付け装置 42 乾燥装置 5、5A 塗装建材 51 基材 52、53 塗装面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱状態の塗装面を支持して搬送する塗
    装建材の搬送装置において、前記加熱状態の塗装面を支
    持する面が、非粘着性材料で覆われていることを特徴と
    する塗装建材の搬送装置。
  2. 【請求項2】 一側面が塗装された塗装建材の塗装面を
    支持し、前記塗装建材の他側面を更に塗装する塗装工程
    と加熱乾燥する乾燥工程とを通って所定の場所に搬送す
    る塗装建材の搬送装置であって、前記乾燥工程で加熱さ
    れた加熱状態の塗装面を支持する面が、非粘着性材料で
    覆われていることを特徴とする塗装建材の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記非粘着性材料が、フッ素樹脂組成物
    であることを特徴とする請求項1または2記載の塗装建
    材の搬送装置。
JP35512697A 1997-12-24 1997-12-24 塗装建材の搬送装置 Pending JPH11179254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35512697A JPH11179254A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 塗装建材の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP35512697A JPH11179254A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 塗装建材の搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11179254A true JPH11179254A (ja) 1999-07-06

Family

ID=18442099

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35512697A Pending JPH11179254A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 塗装建材の搬送装置

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JP (1) JPH11179254A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100922050B1 (ko) 2007-11-12 2009-10-19 주식회사 태원엔지니어링 탄소섬유강화플라스틱 샤프트의 제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100922050B1 (ko) 2007-11-12 2009-10-19 주식회사 태원엔지니어링 탄소섬유강화플라스틱 샤프트의 제조방법

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