JPH11178021A - 構内交換機における公衆無線網接続装置及び方法 - Google Patents

構内交換機における公衆無線網接続装置及び方法

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JPH11178021A
JPH11178021A JP9339750A JP33975097A JPH11178021A JP H11178021 A JPH11178021 A JP H11178021A JP 9339750 A JP9339750 A JP 9339750A JP 33975097 A JP33975097 A JP 33975097A JP H11178021 A JPH11178021 A JP H11178021A
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wireless network
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public wireless
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JP9339750A
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Masaru Nanahara
賢 七原
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NEC Telecom System Ltd
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NEC Telecom System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構内交換機からの公衆携帯電話端末への接続
(通話)を、構内交換機に収容された公衆有線網を経由
せず、直接公衆無線網を介して行う。 【解決手段】 構内交換機の内線電話機A1にてダイヤ
ル操作(発信動作)が行われ、それが公衆携帯電話端末
への呼であることを発信番号解析部14が識別すると、
無線網接続機制御部12が空の公衆無線網接続機(B1
〜Bnのいずれか)を選択し、選択された公衆無線接続
機を使用して発信し、接続制御部13の制御により、発
信した内線電話機と公衆無線接続機を接続し、公衆無線
網を介して構外にある公衆携帯電話端末と通話を行う。
これにより、構内交換機からの公衆携帯電話端末への通
話を直接、公衆無線網を介することによって、通話料金
を節約することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機に収容
された電話機等の通信端末回線を公衆無線網に接続する
ための技術に係り、特に構内交換機に収容された通信端
末から構外にある公衆携帯電話端末を呼び出す(ダイヤ
ルする)ことにより、構内交換機に収容された公衆有線
網を介さずに、直接、公衆無線網を介して公衆携帯電話
端末に自動接続する構内交換機における公衆無線網接続
装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における通信技術,半導体技術の進
展に伴い、無線周波数にて使用可能な半導体が安価に得
られるようになったことから、携帯電話機等の携帯端末
機器が広範囲で使用されるようになってきている。この
ため、これら携帯端末機器等と構内交換機との連携をと
り公衆無線網との接続を行う、公衆網接続機器に関する
種々の提案がなされている。
【0003】本発明に係わるこの種の従来における技術
として、特開平08−116565号公報及び特開平0
9−046742号公報に記載のものがある。
【0004】特開平08−116565号公報に記載の
発明には、構内電子交換機の局線トランクに、携帯電話
機を接続・制御するための携帯電話機接続装置を設ける
ことで、構内電子交換機と公衆無線網とを無線回線によ
り接続することで、構内電子交換機の設置場所変更に伴
った有線回線の接続変更の工事や電話番号の変更を不要
とした構内電子交換機の公衆無線網接続システムについ
て開示されている。
【0005】一方、特開平09−046742号公報に
記載の発明には、携帯電話が使用する公衆無線網を構内
交換設備に無線回線により結合し、コードレス電話機ま
たは構内交換設備に収容された内線電話機または電話回
線を、構内交換設備を介して前記公衆無線網や公衆有線
網,或いは専用回線に、任意に接続可能とした私設交換
システムについて開示されている。
【0006】しかしながら、特開平08−116565
号公報に記載の発明においては、例えば、構内交換機に
収容された内線電話機から公衆有線網に接続された電話
機に電話する場合、無条件に公衆無線網を介して回線の
接続が行われてしまうため、構内交換機に収容された内
線電話機から公衆有線網を介して公衆有線網に接続され
た電話機に電話する場合と比べて通話料金が高くなって
しまうという問題がある。
【0007】一方、特開平09−046742号公報に
記載の発明においては、構内交換機に収容された内線電
話機から公衆有線網に接続された電話機に電話する場合
において、前述のように無条件に割高な回線が選択され
ることは無いが、ユーザー(電話をかける者)によっ
て、最も効率的な(割安な)回線を毎回選択しなくては
ならないという問題がある。
【0008】ところで、構内交換機に収容された内線電
話機から構外にある公衆携帯電話端末に電話する場合に
は、構内交換機に収容されている公衆有線網を介して接
続が行われる。ところが、構内で公衆携帯電話端末から
構外にある同じ公衆携帯電話端末に電話する場合には、
公衆携帯電話端末から公衆有線網を介して公衆有線網に
接続された電話機(以降、加入者電話端末という)に電
話をする場合に比べ、通話料金が低く設定されている場
合が多い。
【0009】したがって、公衆携帯電話端末を所有して
いるにも係わらず、構内における内線電話機から、構外
にある公衆携帯電話端末に対して電話をすることは、不
経済であるということになる。
【0010】また、同様に、公衆携帯電話端末から加入
者電話端末に電話をする場合に比べて、加入者電話端末
から同じ加入者電話端末に対して電話をする場合の方
が、通話料金が低く設定されているため、公衆携帯電話
端末から加入者電話端末に電話をすることは、不経済で
あるということになる(特開平08−116565号公
報に記載の発明の有する問題点)。
【0011】しかるに、効率的な通話を行うためには、
構内交換機側にて、通話相手の電話機に応じ、発信する
電話機を、内線電話機(加入者電話端末)または公衆携
帯電話端末に切り替えて使用する必要があるが、これは
非常に面倒である(特開平09−046742号公報に
記載の発明の有する問題点)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、上
記従来の構内交換機における公衆無線網接続装置による
と、構内交換機に接続されている内線電話機から公衆携
帯電話端末へ発信する場合、構内交換機に収容されてい
る公衆有線網が経由され、公衆携帯電話端末から発信す
る場合より通話料金が高くなってしまうという問題があ
った。
【0013】また、効率的な通話を行うためには、ユー
ザーにより構内交換機側にて、通話相手の電話機に応じ
て発信する電話機を、内線電話機(加入者電話端末)ま
たは公衆携帯電話端末に切り替えて使用する必要があ
り、面倒であるという問題があった。
【0014】そこで、本発明の目的は、このような通話
料金が設定されている公衆無線網と接続可能な装置を、
構内交換機からみた局線として収容することによって、
構内交換機に接続されている内線電話機から公衆携帯電
話端末への接続(通話)を行う際、構内交換機に収容さ
れている公衆有線網を経由することなく、直接、公衆無
線網を介して公衆携帯電話端末への接続(通話)を行う
サービスを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構内交換機における公衆無線網接続装置
は、ネットワークを有する構内交換機と、前記構内交換
機に収容される公衆有線網と、前記公衆有線網と相互に
接続される公衆無線網と、前記構内交換機に接続される
複数の内線電話機と、前記構内交換機に接続され、無線
回線を介して前記公衆無線網に対する通信路を形成する
複数の公衆無線綱接続機と、前記内線電話機からのダイ
ヤル発信を検出する手段と、あらかじめ設定された公衆
無線網へのアクセスダイヤル番号を記憶する公衆無線網
番号記憶手段と、前記公衆無線網番号記憶手段を参照し
て、前記ダイヤル発信が公衆無線網へのアクセスである
か否かを識別する手段と、発信可能な公衆無線網接続機
検出する手段と、検出された公衆無線網接続機にダイヤ
ル発信を要求すると共に、前記内線電話機と前記公衆無
線網接続機の接続制御を行い、前記ネットワーク上に両
者の接続路を形成する手段とを備えて構成されることを
特徴とするものである。
【0016】また、本発明の構内交換機における公衆無
線網接続方法は、ネットワークを有する構内交換機と、
前記構内交換機に収容される公衆有線網と、前記公衆有
線網と相互に接続される公衆無線網と、前記構内交換機
に接続される複数の内線電話機と、前記構内交換機に接
続され、無線回線を介して前記公衆無線網に対する通信
路を形成する複数の公衆無線綱接続機と、あらかじめ設
定された公衆無線網へのアクセスダイヤル番号を記憶す
る公衆無線網番号記憶手段とを備えた構内交換機におい
て、前記内線電話機からのダイヤル発信を検出し、前記
公衆無線網番号記憶手段を参照して、前記ダイヤル発信
が公衆無線網へのアクセスであるか否かを識別し、発信
可能な公衆無線網接続機検出し、前記検出された公衆無
線網接続機にダイヤル発信を要求すると共に、前記内線
電話機と前記公衆無線網接続機の接続制御を行い、前記
ネットワーク上に両者の接続路を形成することを特徴と
するものである。
【0017】上記本発明によれば、内線電話機からのダ
イヤル操作(発信動作)に対し、通話相手の電話機の接
続形態を、内線電話機からのダイヤル番号から判別し、
公衆携帯電話端末への接続(通話)を自動的に且つ効率
よく(安価に)行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の構内交換機における公衆無
線網接続装置の第1の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0020】図1に示す本発明である構内交換機におけ
る公衆無線網接続装置は、構内交換機のネットワーク1
0と、構内交換機の制御装置11と、内線電話機A1〜
An(nは2以上の整数,以下同じ)と、公衆無線網接
続機B1〜Bnにより構成される。また、制御装置11
は、無線網接続機制御部12と、接続制御部13と、発
信番号解析部14と、公衆無線網番号記憶部15により
構成される。
【0021】公衆無線網接続機B1〜Bnは、公衆無線
網を提供する移動通信業者によって定められた無線通信
手順と構内交換機の局線インターフェースを具備し、ネ
ットワーク10に、公衆無線網の局線として収容され
る。公衆無線網番号記憶部15はあらかじめ設定された
公衆無線網へのアクセスダイヤル番号を記憶しており、
内線電話機A1〜Anにて行われるダイヤル発信動作
(操作)時に、発信番号解析部14によって参照され
る。
【0022】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1を参照して説明する。
【0023】図1において、構内交換機の内線電話機A
1にてダイヤル操作(発信動作)が行われると、制御装
置11により内線電話機A1からのダイヤル情報が受信
される。制御装置11の発信番号解析部14は、公衆無
線網番号記憶部15を参照して、受信したダイヤルが公
衆無線網番号記憶部15に記憶されている公衆無線網へ
のアクセス番号と一致するか否かが識別され、一致した
場合には、接続制御部13に対し、ダイヤル情報と共に
公衆無線網への発信であることを通知する。
【0024】通知を受けた接続制御部13は、無線網接
続機制御部12を起動して、発信可能な公衆無線網接続
機B1〜Bnの検出動作を開始する。発信可能な公衆無
線網接続機B1〜Bnの検出の結果、例えば、公衆無線
網接続機B1が検出されたとすると、無線網接続機制御
部12は、検出した公衆無線網接続機B1に、ダイヤル
発信を要求し、公衆無線網接続機B1は定められた無線
通信手順により公衆無線網に対してダイヤル発信を行
い、目的のダイヤル番号を有する構外公衆携帯電話端末
との回線の接続を行う。
【0025】ダイヤル発信が完了すると、この情報は無
線網接続機制御部12を介して接続制御部13に供給さ
れ、接続制御部13は発信内線電話機A1と公衆無線網
接続機B1の接続制御を行って、ネットワーク10上で
両者の接続路が形成され、内線電話機A1と構外公衆携
帯電話端末とが通信(通話)可能な状態となる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0027】図2は本発明の構内交換機における公衆無
線網接続装置の第2の実施の形態を示すブロック図であ
る。尚、図2において、第1の実施の形態(図1)と同
一の部分には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0028】図2は上述した第1の実施の形態(図1)
における公衆無線網接続機B1〜Bnそれぞれを、移動
通信業者と契約された公衆携帯電話端末C1〜Cnと、
公衆携帯電話端末C1〜Cnをネットワーク10に接続
するための携帯電話端末接続機D1〜Dnにそれぞれ置
き換えて構成される。
【0029】各公衆携帯電話端末C1〜Cnは、イヤホ
ンマイクセット端子と16線式インタフェースにて、各
携帯電話端末接続機D1〜Dnに接続される。各携帯電
話端末接続機D1〜Dnは、各公衆携帯電話端末C1〜
Cnの接続の有無を検出する機能と、16線式インタフ
ェースを使用した発着呼等の呼制御を行う機能と、構内
交換機の局線インターフェースを具備し、ネットワーク
10に局線として収容される。無線網接続機制御部12
は、公衆携帯電話端末C1〜Cnの接続の有無と、使用
中か空きかの回線状態を監視し記憶する。
【0030】このように、本実施の形態は、図1におけ
る公衆無線網接続機B1〜Bnを公衆携帯電話端末C1
〜Cnを使用して実現し、実装コストを低減することを
可能としたことを特徴とする。
【0031】以上の構成において、前述の図1での動作
と同様に、構内交換機の内線電話機A1にてダイヤル操
作(発信動作)が行われると、制御装置11により内線
電話機A1からのダイヤル情報が受信される。制御装置
11の発信番号解析部14は公衆無線網番号記憶部15
を参照して、受信したダイヤルが公衆無線網番号記憶部
15に記憶されている公衆無線網へのアクセス番号と一
致するか否かが識別され、一致した場合には、接続制御
部13へダイヤル情報と共に公衆無線網への発信である
ことを通知する。
【0032】通知を受けた接続制御部13は、公衆無線
網への発信であることを認識し、これにより、無線網接
続機制御部12が起動され、発信可能な発信可能な携帯
電話端末接続機D1〜Dnの検出が開始される。発信可
能な携帯電話端末接続機の検出は、公衆携帯電話端末の
最初(若番)の端末について、公衆携帯電話端末の接続
の有無と回線の空き塞がりを表す情報を調べることによ
り行われ、公衆携帯電話端末が接続されており、且つ回
線が空き状態である携帯電話端末接続機が、発信可能な
携帯電話端末接続機として検出される。
【0033】発信可能な携帯電話端末接続機の検出が完
了すると、無線網接続機制御部12は、検出された、例
えば、携帯電話端末接続機D1に対して、ダイヤル発信
を要求する。携帯電話端末接続機D1は、イヤホンマイ
クセット端子と16線式インタフェースで接続されてい
る公衆携帯電話端末C1により、公衆無線網に対してダ
イヤル発信を行い、目的のダイヤル番号を有する構外公
衆携帯電話端末との回線の接続が行われる。
【0034】ダイヤル発信が完了すると、前述の図1で
の動作と同様に、ネットワーク10上で両者の接続路が
形成され、内線電話機A1と構外公衆携帯電話端末とが
通信(通話)可能な状態となる。
【0035】上述した本発明における第1及び第2の実
施の形態では、構内交換機から公衆携帯電話端末への通
話コストに関して説明したが、公衆携帯電話端末を構内
交換機からみた局線として収容することによって、構内
交換機に収容された公衆携帯電話端末への着信呼を構内
交換機の転送機能やボイスメール機能等、多彩な交換機
能を利用して取り扱うことが可能となる。
【0036】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0037】図3は本発明の構内交換機における公衆無
線網接続装置の第3の実施の形態を示すブロック図であ
る。尚、図3において、第2の実施の形態(図2)と同
一の部分には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0038】図3は上述した第2の実施の形態(図2)
における構成図に、内線/携帯関連記憶部16を構成要
素として追加して構成される。内線/携帯関連記憶部1
6は内線電話機A1〜Anの内線番号と、携帯電話端末
接続機D1〜Dnと、公衆携帯電話端末C1〜Cnが移
動通信業者と契約している携帯電話番号との関係を記憶
しているものとする。
【0039】以上の構成において、先ず、構内交換機に
収容されている公衆携帯電話端末への着信を内線電話機
に自動転送する動作について説明し、次に、公衆携帯電
話端末が接続されていない場合における内線着信呼を公
衆携帯電話端末へ自動転送する動作について説明する。
【0040】図3において、ネットワーク10に収容さ
れている公衆携帯電話端末C1に着信呼が発生すると、
無線網接続機制御部12が携帯電話端末接続機D1から
の着信信号を検出し、着信情報を接続制御部13に供給
する。接続制御部13は内線/携帯関連記憶部16にて
記憶されている情報を参照し、携帯電話端末接続機D1
と関連付けられた内線100へ着信呼を転送する。内線
電話機A1で転送着信呼に応答すると、制御装置11が
応答信号を検出し、接続制御部13が応答した内線電話
機A1と携帯電話端末接続機D1の接続制御を行って、
ネットワーク10上で両者の接続路を形成する。
【0041】次に、公衆携帯電話端末が接続されていな
い場合の内線呼を自動転送する動作について説明する。
尚、一例として、公衆携帯電話端末C2が携帯電話端末
接続機D1と接続されていない場合について説明する。
【0042】図3において、構内交換機の内線電話機A
1から内線番号101にダイヤル操作(発信動作)が行
われると、制御装置11により発信電話機A1からの内
線ダイヤル情報101が受信される。接続制御部13は
内線/携帯関連記憶部16で記憶されている情報を参照
し、無線網接続機制御部12を起動し、内線101と関
連付けられた携帯電話端末接続機D2に公衆携帯電話端
末C2が接続されているか否かを検出する。
【0043】公衆携帯電話端末C2が接続されていると
検出された場合は、通常の内線呼び出しを行う。公衆携
帯電話端末C2が接続されていないと検出された場合に
は、接続制御部13は内線/携帯関連記憶部16に記憶
されている内線101と関連付けられた、移動通信業者
と契約している携帯電話番号の“携帯番号2”へ発信す
る。
【0044】公衆無線網への発信は、上述した発明の実
施の形態と同じ方法で行われる。発信が完了すると、接
続制御部13は発信内線電話機A1と携帯電話端末接続
機D1との接続制御を行って、ネットワーク10上で両
者の接続路を形成し、構外にある公衆携帯電話端末C2
と公衆無線網を介して通話を行う。
【0045】本発明の実施の形態によれば、公衆携帯電
話端末を所有しており、構内では内線電話機を使用し
て、外出先では携帯電話端末を使用する人物の所在を、
公衆携帯電話端末を携帯電話端末接続機に接続している
場合は構内に在席、接続していない場合は外出している
と判断する(みなす)ことができると共に、外出してい
ると判断される場合には、その人物宛の電話を、その人
物が所有する公衆携帯電話端末に、自動転送することが
可能となる。
【0046】さらに、在席の場合、すなわち公衆携帯電
話端末を携帯電話端末接続機に接続している場合には、
公衆携帯電話端末を構内交換機共有の公衆無線網への発
信局線として使用すると共に、公衆携帯電話端末への着
信と内線電話機への着信を、共に構内交換機の内線電話
機を使用して応答することができる。また、外出中の場
合には、公衆携帯電話端末への着信と内線電話機への着
信を、共に外出先で公衆携帯電話端末を使用して応答す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、上記本発明によれ
ば、構内交換機からの公衆携帯電話端末への通話を、直
接公衆無線網を介して行うことができるので、通話コス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構内交換機における公衆無線網接続装
置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の構内交換機における公衆無線網接続装
置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の構内交換機における公衆無線網接続装
置の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 11 制御装置 12 無線網接続機制御部 13 接続制御部 14 発信番号解析部 15 公衆無線網番号記憶部 16 内線/携帯関連記憶部 A1〜An 内線電話機 B1〜Bn 公衆無線網接続機 C1〜Cn 公衆携帯電話端末 D1〜Dn 携帯電話端末接続機

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構内交換機側から公衆携帯電話端末を発呼
    して前記公衆携帯電話端末との通話を行う際、構内交換
    機に収容されている公衆有線網を経由することなく、直
    接、公衆無線網を介して接続を行うための手段を備えた
    ことを特徴とする構内交換機における公衆無線網接続装
    置。
  2. 【請求項2】ネットワークを有する構内交換機と、 前記構内交換機に収容される公衆有線網と、 前記公衆有線網と相互に接続される公衆無線網と、 前記構内交換機に接続される複数の内線電話機と、 前記構内交換機に接続され、無線回線を介して前記公衆
    無線網に対する通信路を形成する複数の公衆無線綱接続
    機と、 任意の内線電話機から前記構外の公衆携帯電話端末に対
    するダイヤル発信を検出すると、前記内線電話機を所定
    の公衆無線綱接続機と接続することで、前記公衆有線網
    を介さず、直接公衆無線網を介して前記内線電話機と前
    記構外の公衆携帯電話端末とが接続されるように前記ネ
    ットワークを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする構内交換機における公衆無線
    網接続装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、 前記内線電話機からのダイヤル発信を検出する手段と、 あらかじめ設定された公衆無線網へのアクセスダイヤル
    番号を記憶する公衆無線網番号記憶手段と、 前記公衆無線網番号記憶手段を参照して、前記ダイヤル
    発信が公衆無線網へのアクセスであるか否かを識別する
    手段と、 発信可能な公衆無線網接続機検出する手段と、 検出された公衆無線網接続機にダイヤル発信を要求する
    と共に、前記内線電話機と前記公衆無線網接続機の接続
    制御を行い、前記ネットワーク上に両者の接続路を形成
    する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載の構内交換機
    における公衆無線網接続装置。
  4. 【請求項4】前記公衆無線網接続機は、公衆無線網への
    ダイヤル発信要求に基づき、あらかじめ定められた無線
    通信手順に従って公衆無線網に対するダイヤル発信を行
    い、目的のダイヤル番号を有する構外の公衆携帯電話端
    末との回線の接続を行う手段を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載の構内交換機における公衆無線網接続装
    置。
  5. 【請求項5】前記各公衆無線綱接続機は、 移動通信業者と契約された公衆携帯電話端末と、 前記公衆携帯電話端末を前記ネットワークと接続するた
    めの携帯電話端末接続機と、 により構成されることを特徴とする請求項2〜4のいず
    れかに記載の構内交換おける公衆無線網接続装置。
  6. 【請求項6】前記各公衆携帯電話端末は、イヤホンマイ
    クセット端子と16線式インタフェースにて、前記各携
    帯電話端末接続機と接続されることを特徴とする請求項
    5に記載の構内交換機における公衆無線網接続装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段はさらに、 前記各内線電話機の内線番号と、前記各携帯電話端末接
    続機と、前記各公衆携帯電話端末の移動通信業者と契約
    している携帯電話番号との対応関係を記憶する内線/携
    帯関連記憶手段と、 前記構内交換機に収容されている前記公衆携帯電話端末
    へ着信が有った場合、前記内線/携帯関連記憶手段を参
    照して、着信の有った前記公衆携帯電話端末に対応する
    内線電話機に自動転送する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の構
    内交換機における公衆無線網接続装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段はさらに、 前記携帯電話端末接続機に、対応する公衆携帯電話端末
    が接続されていない場合に、前記公衆携帯電話端末に対
    応する内線電話機に対して着信が有ると、前記内線/携
    帯関連記憶手段を参照して、対応する公衆携帯電話端末
    へ自動転送する手段を備えたことを特徴とする請求項
    5,6または7に記載の構内交換機における公衆無線網
    接続装置。
  9. 【請求項9】構内交換機側から公衆携帯電話端末を発呼
    して前記公衆携帯電話端末との通話を行う際、構内交換
    機に収容されている公衆有線網を経由することなく、直
    接、公衆無線網を介して接続を行うことを特徴とする構
    内交換機における公衆無線網接続方法。
  10. 【請求項10】ネットワークを有する構内交換機と、前
    記構内交換機に収容される公衆有線網と、前記公衆有線
    網と相互に接続される公衆無線網と、前記構内交換機に
    接続される複数の内線電話機と、前記構内交換機に接続
    されて無線回線を介して前記公衆無線網に対する通信路
    を形成する複数の公衆無線綱接続機と、前記ネットワー
    クを制御する制御手段とを備えた構内交換機において、 前記制御手段は、任意の内線電話機から前記構外の公衆
    携帯電話端末に対するダイヤル発信を検出すると、前記
    内線電話機を所定の公衆無線綱接続機と接続すること
    で、前記公衆有線網を介さず、直接公衆無線網を介して
    前記内線電話機と前記構外の公衆携帯電話端末との間の
    通信路を確立することを特徴とする構内交換機における
    公衆無線網接続方法。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、あらかじめ設定された
    公衆無線網へのアクセスダイヤル番号を記憶する公衆無
    線網番号記憶手段を備え、 前記内線電話機からのダイヤル発信を検出し、 前記公衆無線網番号記憶手段を参照して、前記ダイヤル
    発信が公衆無線網へのアクセスであるか否かを識別し、 発信可能な公衆無線網接続機検出し、 前記検出された公衆無線網接続機にダイヤル発信を要求
    すると共に、前記内線電話機と前記公衆無線網接続機の
    接続制御を行い、前記ネットワーク上に両者の接続路を
    形成する、 ことを特徴とする、請求項10に記載の構内交換機にお
    ける公衆無線網接続方法。
  12. 【請求項12】前記公衆無線網接続機は、公衆無線網へ
    のダイヤル発信要求に基づき、あらかじめ定められた無
    線通信手順に従って公衆無線網に対するダイヤル発信を
    行い、目的のダイヤル番号を有する構外の公衆携帯電話
    端末との回線の接続を行うことを特徴とする請求項11
    に記載の構内交換機における公衆無線網接続方法。
  13. 【請求項13】前記各公衆無線綱接続機は、移動通信業
    者と契約された公衆携帯電話端末と、前記公衆携帯電話
    端末を前記ネットワークと接続するための携帯電話端末
    接続機とからなることを特徴とする請求項10〜12の
    いずれかに記載の構内交換機における公衆無線網接続方
    法。
  14. 【請求項14】前記各公衆携帯電話端末は、イヤホンマ
    イクセット端子と16線式インタフェースにて、前記各
    携帯電話端末接続機と接続されることを特徴とする請求
    項13に記載の構内交換機における公衆無線網接続方
    法。
  15. 【請求項15】前記制御手段は、前記構内交換機に収容
    されている前記公衆携帯電話端末へ着信呼が有った場
    合、前記各内線電話機の内線番号と前記各携帯電話端末
    接続機と前記各公衆携帯電話端末の移動通信業者と契約
    している携帯電話番号との対応関係を記憶する内線/携
    帯関連記憶手段を参照して、着信の有った前記公衆携帯
    電話端末に対応する内線電話機に自動転送することを特
    徴とする請求項13または14に記載の構内交換機にお
    ける公衆無線網接続方法。
  16. 【請求項16】前記制御手段は、前記携帯電話端末接続
    機に対応する公衆携帯電話端末が接続されていない場合
    に、前記公衆携帯電話端末に対応する内線電話機に対し
    て着信が有ると、前記内線/携帯関連記憶手段を参照し
    て、対応する公衆携帯電話端末へ自動転送することを特
    徴とする請求項13,14または15に記載の構内交換
    機における公衆無線網接続方法。
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