JPH11175619A - 情報課金システム - Google Patents

情報課金システム

Info

Publication number
JPH11175619A
JPH11175619A JP33894097A JP33894097A JPH11175619A JP H11175619 A JPH11175619 A JP H11175619A JP 33894097 A JP33894097 A JP 33894097A JP 33894097 A JP33894097 A JP 33894097A JP H11175619 A JPH11175619 A JP H11175619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
electronic money
terminal
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33894097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3916311B2 (ja
Inventor
Minoru Takami
高見  穣
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Kenji Matsumoto
健司 松本
Masayuki Inoue
雅之 井上
Koichi Yoneda
幸一 米田
Tetsuji Inamitsu
哲治 稲光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33894097A priority Critical patent/JP3916311B2/ja
Publication of JPH11175619A publication Critical patent/JPH11175619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3916311B2 publication Critical patent/JP3916311B2/ja
Priority to US12/508,359 priority patent/US20090287606A1/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • G06Q20/105Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems involving programming of a portable memory device, e.g. IC cards, "electronic purses"

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線を経由した電子マネーの支払いが可
能で、かつ信頼性を確保した電子マネー取り引きを実現
する。 【解決手段】 外部情報処理装置8でダイヤル操作する
と、切替器3,モデム装置4を介して図示しないホスト
装置と接続され、外部情報処理装置8で購入希望の製品
番号を入力すると、ホスト装置からその金額などの電子
マネー情報に関する情報が送られて来る。そこで、この
情報を制御装置6に通知すると、制御装置6は制御信号
S2でもって切替器3をデータ処理装置5側に切り替
え、データ処理装置5に上記金額の電子マネー情報をI
Cカード1から読み出させる。この電子マネー情報は切
替器3,モデム装置4及び通信回線7を介してホスト装
置に送られ、この電子マネー情報の移動が終了すると、
制御装置6は切替器3を外部情報処理装置8側に切り替
え、モデム装置4を制御して通信回線7を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨幣に代えてIC
カードに貯えられた電子マネー情報をやり取りする電子
財布システムに用いた電子マネー取り引きシステムに係
り、特に、情報処理装置により指示された電子マネー情
報の受け渡しに好適な情報課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかかる電子財布システムで電子マ
ネー情報のやり取りを行なう情報課金システムでは、例
えば、特開平3−92966号公報に記載のように、I
CカードをPOS端末などの専用装置に装着することに
よって行なわれる。これは、主に、信頼性の点で優れた
かかる専用装置を用いることにより、電子マネー情報の
取り引きの信頼性を確保するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、電子マネー情報のやり取りを行なうのにかかる専
用装置を用いなければならないと、ICカードを所持す
る個人が何らかのサービスを受けたい場合には、その個
人は、必ずかかる専用装置が設置されている場所(例え
ば、店頭)を訪れて、その専用装置にICカードを装着
して直接操作することが必要である。このため、従来の
電子財布システムでは、電子マネー情報のやり取りの利
便性を有効に発揮するものではなかった。
【0004】本発明の目的は、かかる問題を解消し、電
子マネー情報の取り引きの信頼性を確保しつつ、個人所
有の端末を用いて電子マネー情報のやり取りを容易に行
なうことができるようにした情報課金システムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、利用者が所持する端末(以下、個人端末
という)に公衆回線を経由したデータ通信手段を設け、
該データ通信手段を介して電子マネー情報の移動を行な
うことができるようにすることにより、サービスを供給
する装置に直接ICカードを差し込む必要がなくなるよ
うにする。
【0006】また、本発明は、電子マネー情報の移動に
必要な部材が独立して動作可能とすることにより、何ら
かの機器故障が発生しても、開始された電子マネー情報
の移動処理を完遂することができるようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による情報課金システム
の第1の実施形態における個人端末を示すブロック図で
あって、1はICカード、2は端末部、3は切替器、4
はモデム装置、5はデータ処理装置、6は制御装置、7
は通信回線、8は外部情報処理装置である。
【0008】同図において、この個人端末は、ICカー
ド1が着脱可能であって、公衆回線などの通信回線7に
接続された端末部2と、この端末部2に接続された外部
情報処理装置8とから構成されており、ICカード1は
内部に電子マネー情報が書き込まれており、端末部2に
装着することにより、電子マネー情報の書込みや読出し
を行なうことができる。
【0009】端末部2は切替器3とモデム装置4とデー
タ処理装置5と制御装置6とによって構成されており、
モデム装置4は、電子情報を通信回線7を経由して送受
可能とし、切替器3は制御装置6からの切替信号S2に
よって切替え制御される。
【0010】切替器3がデータ処理装置5側に閉じてい
るときには、ICカード1と後述するホスト装置との間
で電子マネー情報のやり取りを行ない、このICカード
1での電子マネー情報の書込みや読出しが行なわれる。
書込みの場合には、通信回線7を介して電子マネー情報
と制御信号とが入力され、これらがモデム装置4で復調
された後、切替器3を介してデータ処理装置5に供給さ
れて所定の処理がなされる。処理された電子マネー情報
と制御信号とはICカード1に供給される。ICカード
1では、この制御信号で制御されて電子マネー情報がI
Cメモリに書き込まれる。読出しの場合には、通信回線
7から同様の経路を経てICカード1に制御信号が供給
され、ICカード1では、この制御信号で制御されてI
Cメモリから所定の電子マネー情報が読み出される。こ
の電子マネー情報はデータ処理装置5で処理されて切替
器3を通り、モデム装置4で変調された後、通信回線7
を介して伝送される。
【0011】切替器3が外部情報処理装置8側に閉じて
いるときには、キーボードなどの入力装置や表示装置な
どからなる外部情報処理装置8が切替器3を介してモデ
ム装置4と接続される。これにより、外部情報処理装置
8は、通信回線7を介して図示しないホスト装置とデー
タや制御信号のやり取りを行なう。
【0012】制御装置6は、外部情報処理装置8との間
で制御信号S4のやり取りを行ない、制御装置6はこの
制御信号S4に応じてモデム装置4や切替器3,データ
処理装置5を制御する。これにより、ホスト装置と外部
情報処理装置8との間での通信を可能としたり、ICカ
ード1とホスト装置との間で電子マネー情報のやり取り
を可能にする。
【0013】図2は図1に示した端末部を用いた本発明
による情報課金システムの第1の実施形態のシステム構
成を示すブロック図であって、9は個人端末、10はホ
スト装置であり、図1に対応する部分には同一符号をつ
けている。
【0014】同図において、ICカード1が着脱可能な
端末部2と外部情報処理装置8とからなる個人端末9が
複数通信回線7を介して互いに接続されており、同様の
構成をなすホスト装置10もこの通信回線7に接続され
ている。これにより、ホスト装置10と各個人端末9と
の間で、各種データや制御信号,電子マネー情報のやり
取りを行なうことができる。
【0015】次に、この第1の実施形態の動作について
説明する。図3は図1における外部情報処理装置8の内
部処理動作を示すフローチャートである。
【0016】同図において、初期状態として、切替器3
は外部情報処理装置8側に閉じており、モデム装置4は
通信回線7を切断した状態にある。かかる初期状態にお
いて、外部情報処理装置8で、例えば、ダイヤル操作な
どによってホスト装置10を読み出すと、まず、外部情
報処理装置8から制御装置6に制御信号S4が供給さ
れ、これに応じて制御装置6は制御信号S1を発生し、
モデム装置4を制御して通信回線7を接続する。この制
御信号S4に続いて外部情報処理装置8から切替器3を
介してモデム装置4に呼出し信号が供給され、さらに、
通信回線7を介してホスト装置10に送られる。そし
て、ホスト装置10からこれに対する応答があると、外
部情報処理装置8とホスト装置10との間で通信が可能
となる(ステップ301)。
【0017】しかる後、外部情報処理装置8において、
入力装置によって購入希望する製品の製品番号を入力す
ると、この製品番号の情報信号が切替器3,モデム装置
4及び通信回線7を介してホスト装置10に送信される
(ステップ302)。そこで、ホスト装置10は、送ら
れてきた製品番号に応じた金額情報と送金指示データを
通信回線7を介して端末部2に送り返す。これら金額情
報と送金指示データとはモデム装置4及び切替器3を介
して外部情報処理装置8に送られる(ステップ30
3)。外部情報処理装置8では、これら金額情報と送金
指示データとを処理して表示装置に表示し、使用者にそ
の確認を求める(ステップ304)。
【0018】そこで、使用者が確認したことを示す操作
を行なうと(ステップ305)、外部情報処理装置8は
ホスト装置10から送られてきた金額情報と送金指示デ
ータとに基づいた電子マネー情報の移動を指示する制御
信号S4を制御装置6に送出する(ステップ306)。
制御装置6がこの制御信号S4を受理したことを確認す
ると(ステップ307)、電子マネー情報の移動処理終
了を待つ。
【0019】即ち、制御装置6は、制御信号S4を受理
すると、制御信号S1でモデム装置4を動作状態とし、
制御信号S2で切替器3をデータ処理装置5側に切り替
え、制御信号S3でデータ処理装置5を動作状態とし、
これとともに、制御信号S4の受理に対する応答信号を
外部情報処理装置8に、かかる準備動作が終了したこと
を示すデータをデータ処理装置5に送る。
【0020】データ処理装置5は、制御装置6からのデ
ータを受けると、切替器3,モデム装置4及び通信回線
7を介してホスト装置10に準備が終了したことを示す
データを送る。これにより、ホスト装置10は、ICカ
ード1から送金すべき金額を示すデータと制御信号とを
通信回線7,モデム装置4及び切替器3を介してデータ
処理装置5に送り、ここで処理されたこれらデータ及び
制御信号がICカード1に送られる。ICカード1で
は、この制御信号によって制御され、このデータに応じ
た金額の電子マネー情報が読み出され、データ処理装置
5で処理された後、切替器3,モデム装置4及び通信回
線7を介してホスト装置10に送られる。
【0021】これによって送金が終了すると、データ処
理装置5から制御装置6に送金の終了信号が、制御装置
6を介し、制御信号S4として外部情報装置8に送られ
る。これにより、制御装置6は、切替器3を外部情報処
理装置8側に切り替える。
【0022】外部情報処理装置8では、この送金終了の
制御信号S4を受けると(ステップ308)、送金終了
を示すデータを切替器3,モデム装置4及び通信回線7
を介してホスト装置10に送り、これに応じてホスト装
置10は、通信回線7,モデム装置4及び切替器3を介
して外部情報処理装置8に送る。これにより、この外部
情報処理装置8では、ICカード1からホスト装置6に
送金された金額が表示される(ステップ309)。
【0023】かかる状態で、他に購入希望の製品がある
場合には、外部情報処理装置8の入力装置でその製品番
号を入力すると、この製品について、ステップ303〜
309の一連の動作が繰り返される。そして、もはや希
望する製品がなく、外部情報処理装置8の入力装置で終
了の操作をすると(ステップ310)、外部情報処理装
置8から終了を示す制御信号S4が制御装置6に供給さ
れ、これにより、制御装置6は制御信号S1を発生して
モデム装置4を制御し、通信回線7を切断する(ステッ
プ311)。このとき、後述するように、切替器3は制
御装置6の制御によって外部情報処理装置8側に閉じて
おり、これにより、上記の初期状態となる。
【0024】なお、ステップ302では、希望する製品
が複数ある場合には、これらの製品番号を一度に入力す
ることができる。この場合には、夫々の製品番号毎にス
テップ303〜308の一連の動作が繰り返され、全て
の製品番号に対する送金が終了すると(ステップ30
8)、送金が終了したことと夫々の送金金額が表示され
る(ステップ309)。しかる後、使用者の終了操作と
ともに、通信回線7が切断される(ステップ311)。
【0025】以上のようにして、この実施形態では、製
品購入のための電子マネー情報の移動に関する処理が行
なわれることになる。
【0026】図4は図1における制御装置6の内部処理
動作を示すフローチャートである。
【0027】同図において、まず、切替器3により、モ
デム装置4と外部情報処理装置8とが接続されている。
外部情報処理装置8は、通信回線7を経由してホスト装
置10と交信して、電子マネー情報について、その金額
やその移動方向(送金方向)などの基礎情報を予め決
め、その後、制御装置6に金額とその送金方向の情報に
加えて電子マネー情報の移動の開始を指示する制御信号
S4を送る。
【0028】そこで、制御装置6は、この指示信号であ
る制御信号S4を受け(ステップ401)、これが電子
マネー情報の移動開始を指示したものであれば(ステッ
プ402)、その金額と移動方向とを読み込む(ステッ
プ403)。そして、これらを受理したことを示す情報
を制御信号S4として外部情報処理装置8に返し、制御
信号S2を発生して切替器3を制御し、これを切り替え
てモデム装置4をデータ処理装置5に接続する(ステッ
プ404)。
【0029】かかる切替器3の操作が完了した後、制御
装置6はデータ処理装置5に電子マネー情報の移動を指
示するデータを制御信号S3として送出する(ステップ
405)。これにより、データ処理装置5は、切替器
3,モデム装置4及び通信回線7を介し、ICカード1
とホスト装置10との間で電子マネー情報の移動を開始
させ、この移動する電子マネー情報の処理を行なう。か
かる移動が完了すると、データ処理装置5は電子マネー
情報の移動終了を示す制御信号S3を制御装置6に送
る。
【0030】そこで、制御装置6は、この制御信号S3
を受け取ると(ステップ406)、制御信号S2を発生
して切替器3を外部情報処理装置8側に切り替え、外部
情報処理装置8をモデム装置4を介して通信回線7に接
続するとともに(ステップ407)、外部情報処理装置
8に電子マネー情報の移動終了を示す制御信号S4を送
り、次の指示を示す制御信号S4が外部情報処理装置8
から送られてくるまで待機する(ステップ401)。
【0031】以上のように外部情報処理装置8や端末部
2の制御装置6が動作することにより、この第1の実施
形態では、ICカード1の電子マネー情報を支払ってサ
ービスを受けようとする使用者は、単に外部情報処理装
置8を操作して確認の動作を行なうことのみで、電子マ
ネー情報のやり取りを容易に行なうことができる。
【0032】図5は本発明による情報課金システムの第
2の実施形態における個人端末を示すブロック図であっ
て、11はデータ判別装置、12は入力装置、13は表
示装置であり、図1に対応する部分には同一符号を付け
て重複する説明は省略する。なお、この第2の実施形態
においても、全体的なシステム構成は図2に示すものと
同様である。
【0033】同図において、この実施形態では、端末部
2に入力装置12と表示装置13とが設けられて夫々制
御装置6に接続され、また、外部情報処理装置8はデー
タ判別装置11を介して切替器3と接続されている。従
って、外部情報処理装置8には、図1に示した第1の実
施形態とは異なり、入力装置や表示装置が設けられてい
ない。以上の点以外は、図1に示した個人端末と同様で
ある。
【0034】なお、データ判別装置11は、外部情報処
理装置8からのデータを解析し、切替器3,モデム装置
4及び通信回線7を介してホスト装置10に送る情報信
号であるか、制御装置6に送る制御信号S4であるかを
判別する。
【0035】次に、この第2の実施形態の動作について
説明するが、ここでも、図1に示した個人端末と同様、
通信販売において、製品の購入をする場合の処理につい
て説明する。
【0036】図6は図5における外部情報処理装置8の
内部処理動作を示すフローチャートであるが、その動作
はほとんど図3に示した図1における外部情報処理装置
8の内部処理動作と同じであるので、図2に対応するス
テップには同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0037】同図において、図3で説明したように、電
子マネー情報の金額とその移動方向を取得すると(ステ
ップ303)、外部情報処理装置8での確認動作を行な
うことなく、制御装置6に移動を指示する(ステップ3
06)。即ち、この外部情報処理装置8での処理動作と
しては、図3でのステップ304,305が行なわれな
い。かかる処理は、表示装置13が端末部2に設けられ
たことにより、後述するように、制御装置6で行なわれ
る。
【0038】なお、データ判別装置11は、外部情報処
理装置8が電子マネー情報の移動を制御装置6に指示す
る場合には、これを判別してこの指示を示す制御信号S
4を制御装置6に送り、ホスト装置10へのデータ及び
制御信号である場合には、これをそのまま切替器3に供
給する。
【0039】図7は図5における制御装置6の処理動作
を示すフローチャートであって、図4に対応するステッ
プには同一符号をつけている。
【0040】図5における制御装置6の動作は、ほとん
どが図4に示した図1における制御装置6の動作と同様
であるが、図5において、端末部2に入力装置12と表
示装置13とが設けられ、これらを制御装置6が制御す
るようにした点で、図5における制御装置6の動作が図
1における制御装置6の動作と異なっている。この動作
の違いは、図7でステップ403とステップ404との
間にステップ701,702を設けた点である。なお、
これらステップ701,702は図3におけるステップ
304,305と同様の処理を行なうものである。
【0041】図7において、図5における制御装置6
は、図1における制御装置6と同様にして、外部情報処
理装置8から電子マネー情報の移動開始指令とともに送
られて来るこの電子マネー情報の金額と移動方向とを表
わす情報を読み込むと(ステップ403)、この情報を
表示装置13に表示させ(ステップ701)、次いで、
使用者がこれを確認して入力装置12で所定の確認操作
をすると(ステップ702)、この確認を示す情報を制
御信号S4として外部情報処理装置8に返し、制御信号
S2を発生して切替器3を制御し、これを切り替えてモ
デム装置4をデータ処理装置5に接続する(ステップ4
04)。これ以降の動作は、図4に示した図1での制御
装置6の動作と同様である。
【0042】以上のように、この第2の実施形態では、
外部情報処理装置8が電子マネー情報の金額やその送金
方向といった基本的な情報の取得のみを行なう。実際の
電子マネー情報の移動は、入力装置12によって使用者
がこれら情報の確認入力を行なった後となる。このた
め、電子マネー情報の移動処理は、その開始から終了ま
での全てが制御装置6によって行なわれることになる。
このようにして、外部情報処理装置8は電子マネー情報
の移動処理に何ら関与しないため、第1の実施形態に比
べて、電子マネー情報の移動処理がより安全に行なわれ
ることになる。
【0043】また、この第2の実施形態では、データ判
別装置11が設けられているため、モデム装置4に供給
されるデータと制御信号は全て、モデム装置4の動作制
御のための信号や外部(即ち、通信回線7)に送出する
データである。このため、モデム装置4は、第1の実施
形態で行なわれていた外部情報処理装置8の制御装置6
に対する制御信号S4の判別を行なう必要がなく、簡易
なものとなる。
【0044】図8は本発明による情報課金システムの第
3の実施形態における個人端末を示すブロック図であっ
て、14は電源回路、15は充電回路、16は蓄電池で
あり、図5に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明を省略する。なお、この第3の実施形態でも、全
体的なシステム構成は図2に示すものと同様である。
【0045】同図において、端末部2には、蓄電池16
とこの蓄電池16に外部電源(図示せず)から充電する
充電回路15とからなる電源回路14が設けられてお
り、この蓄電池16が常に充電されるようになってい
る。これ以外の構成は、図5に示した第2の実施形態と
同様である。切替器3やモデム装置4,データ処理装置
5,制御装置6などはこの電源回路14から電源電圧が
供給される。
【0046】次に、この第3の実施形態の動作について
説明する。
【0047】外部情報制御装置5からの指示による切替
器3の切替えの動作やモデム装置4と通信回線7とを介
した電子マネー情報の移動の動作は第2の実施形態と同
様であるが、この際、この第3の実施形態では、蓄電池
16の電力によって電子マネー情報の移動を行なう。
【0048】以上のように、この第3の実施形態では、
先の第2の実施形態と同様の効果が得られるとともに、
端末部の各装置に別途設けた電源回路14から電源電圧
が印加され、しかも、この電源回路14の蓄電池16に
は、常時外部電源から充電が行なわれているので、例え
ば、電子マネー情報の移動中に停電が発生しても、これ
が中断することがなく、電子マネー情報の移動のための
処理を完遂させることができる。
【0049】なお、この第3の実施形態は、図1に示し
た第1の実施形態の端末部2に電源回路14を設けた構
成をなすものであるが、図5に示した第2の実施形態の
端末部2に同様の電源回路14を設けるようにすること
もでき、同様の効果が得られる。
【0050】図9は本発明による情報課金システムの第
4の実施形態における個人端末を示すブロック図であっ
て、図8に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。なお、この第4の実施形態において
も、全体的なシステム構成は図2に示すものと同様であ
る。
【0051】同図において、この第4の実施形態では、
充電回路15が通信回線7に接続されており、端末部2
がこの通信回線7に接続されている間、充電回路15を
介して蓄電池16が充電される構成となっている。
【0052】かかる構成により、外部情報処理装置8か
らの指示によって行なわれる切替器3の切替えの動作
や、モデム装置4と通信回線7とを介した電子マネー情
報の移動の動作は図5に示した第2の実施形態と同様で
ある。この際、電源回路14の蓄電池16での電力によ
って電子マネー情報の移動が行なわれることも図8に示
した第3の実施形態と同様である。この第4の実施形態
では、通信回線7が接続されることにより、蓄電池16
が充電される。
【0053】以上のように、この第4の実施形態では、
上記の第3の実施形態と同様に得られる効果に加えて、
蓄電池16の充電を通信回線7からの回線電流で行なう
ことができるため、外部に電源回路を設ける必要がなく
なる。
【0054】なお、この第4の実施形態は、図1に示し
た第1の実施形態の端末部2に電源回路14を設けた構
成をなすものであるが、図5に示した第2の実施形態の
端末部2に同様の電源回路14を設けるようにすること
もでき、同様の効果が得られる。
【0055】図10は本発明による情報課金システムの
第5の実施形態における個人端末を示すブロック図であ
って、17は電源切替器、18は電池であり、図8に対
応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略す
る。なお、この第5の実施形態においても、全体的なシ
ステム構成は図2に示すものと同様である。
【0056】同図において、この第4の実施形態では、
図8に示した第3の実施形態のように、端末部2に図示
しない外部電源から電源電圧が供給されるとともに、電
源回路14をこの端末部2に備えたものであるが、この
電源回路14は電源切替器17と電池18とで構成され
ている。ここで、電源切替器17は、この外部電源の電
源電圧を常時監視しており、この電源電圧が規定値以下
に低下すると、電源回路14を端末部2の電源として機
能させるものである。
【0057】かかる構成により、外部情報処理装置8か
らの指示による切替器3の切替え動作や、モデム装置4
と通信回線7とを介した電子マネー情報の移動の動作は
図5に示した第2の実施形態と同様である。この際、外
部電源からの電力によって電子マネー情報の移動が行な
われるのであるが、停電などによって外部電源から電力
が供給されないときには、電源切替器17がこれを検知
することにより、電源回路14が電源として作動して、
電池18の出力電圧が端末部2の各装置に電源電圧とし
て供給され、電子マネー情報の移動の動作が中断するこ
とがない。この場合、電子マネー情報の移動が少なくと
も1回は可能となる。
【0058】以上のようにして、この第5の実施形態で
は、図5に示した第2の実施形態と同様の効果が得られ
るとともに、端末部2は、通常、外部電源から電源電圧
が供給されて動作し、図8に示した第3の実施形態と同
様の効果が得られ、さらに、例えば、停電などによって
外部電源からの供給電源電圧が低下した場合には、電源
切替器17により、電池18から電源電圧が供給されて
電子マネー情報の移動が完遂されることになる。また、
この第5の実施形態では、電池18を用いたことによ
り、図8に示した第3の実施形態のような充電回路が不
要となるという効果も得られる。
【0059】なお、この第5の実施形態は、図1に示し
た第1の実施形態の端末部2に電源回路14を設けた構
成をなすものであるが、図5に示した第2の実施形態の
端末部2に同様の電源回路14を設けるようにすること
もでき、同様の効果が得られる。
【0060】図11は本発明による情報課金システムの
第6の実施形態における個人端末を示すブロック図であ
って、19は受光装置、20は発光装置であり、図10
に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省
略する。なお、この第6の実施形態においても、全体的
なシステム構成は図2に示すものと同様である。
【0061】同図において、この第6の実施形態では、
端末部2に受光装置19が、また、外部情報処理装置8
に発光装置20が夫々設けられ、これら発光装置20と
受光装置19との間で光信号の伝送が行なわれる。この
発光装置20は外部情報処理装置8の内部で制御され、
外部情報処理装置8の制御によって希望する光指示信号
Lを発生する。この光指示信号Lは受光装置19で受光
されて電子的なデータに変換され、制御信号S4として
制御装置6に供給される。
【0062】図12はこの光指示信号Lのデータ構成を
示す図である。同図において、この光指示信号Lは、電
子マネー情報の取り引きを示してその移動を指示する情
報D1やこの電子マネー情報の移動の方向を示す情報D
2,この電子マネー情報の金額を示す情報D3などから
構成されている。
【0063】次に、この第6の実施形態の動作について
説明するが、ここでも、図1に示した個人端末と同様、
通信販売において、製品の購入をする場合の処理につい
て説明する。
【0064】図13は図11における外部情報処理装置
8の処理動作を示すフローチャートであって、図6に対
応するステップには同一符号をつけている。
【0065】同図において、通信回線7経由でホスト装
置10と交信し、製品に対応した必要な電子マネー情報
の金額とその移動方向殿情報を取得する動作(ステップ
303)までは、図6に示した図5での外部情報処理装
置8の動作と同様である。
【0066】しかる後、外部情報処理装置8は、送り返
された金額情報と送金指示データを、図12に示したよ
うに、電子マネー情報の移動の方向を示す情報D2とこ
の電子マネー情報の金額を示す情報D3に変換し、これ
に電子マネー情報の取り引きを示す情報D1を付加して
情報信号を作成し(ステップ1301)、これでもって
発光装置20を制御することにより、光指示信号Lに変
換して送出する(ステップ1302)。これによって外
部情報処理装置8は処理を終了するが、端末部2では、
受光装置19がこの光指示信号を受光し、電気信号に変
換して、制御信号S4として、制御装置6に供給され
る。
【0067】図14は図11における制御装置6の内部
処理動作を示すフローチャートであって、図7に対応す
るステップには同一符号をつけている。
【0068】同図において、先の各実施形態と同様に、
まず、切替器3とモデム装置4とを介して外部情報処理
装置8が通信回線7と接続されており、外部情報処理装
置8は、通信回線7を経由してホスト装置10と交信
し、電子マネー情報の移動について金額や移動方向など
の基礎情報を予め決める。
【0069】その後、外部情報処理装置8が光指示信号
Lを用いて電子マネー情報の移動の開始を指示する。受
光装置19は光入力を監視しており、この光指示信号L
を受光すると(ステップ1401)、これを電気信号に
変えて、制御信号S4として、制御装置6に供給する
(ステップ1402)。このとき、この電子マネー情報
の金額とその移動方向との情報(図12での情報D3,
D2)に加えて、この電子マネー情報の移動開始を指示
する情報(図12での情報D1)も伝達される。
【0070】制御装置6は、この電子マネー情報の移動
開始を指示する情報D1を取り込むと(ステップ40
2)、これとともに送られてきた電子マネー情報の金額
を表わす情報D3とその移動方向を示す情報D2とを読
み込み(ステップ403)、表示装置20に表示させて
使用者がこれらを確認できるようにする(ステップ70
1)。そこで、使用者が入力装置13を用いて確認した
ことを示すと(ステップ702)、制御装置6は、制御
信号S2で切替器3を制御してモデム装置4をデータ処
理装置5に接続し(ステップ404)、データ処理装置
5に電子マネー情報の移動を指示する制御信号S3を送
出する(ステップ405)。これにより、データ処理装
置5は、先の実施形態と同様にして、ICカード1から
読み出される電子マネー情報を処理し、切替器3,モデ
ム装置4及び通信回線7を介してホスト装置10に電子
マネー情報の移動を開始する。
【0071】電子マネー情報の移動が終了すると、デー
タ処理装置5は、電子マネー情報の移動終了を示す制御
信号S3を制御装置6に送り、制御装置6は、この制御
信号S3を受け取ると(ステップ406)、制御信号S
1を発生することにより、モデム装置4を制御にして通
信回線7を切断し(ステップ1403)、制御信号S2
を発生して切替器3を制御し、モデム操作4を外部情報
処理装置8側に切り替る(ステップ407)。そして、
制御装置6は、移動した電子マネー情報の金額とその移
動方向とともに、その移動が完了したことを表示装置1
3に表示させる(ステップ1404)。
【0072】以上のようにして、この第6の実施形態の
端末部2では、移動する電子マネー情報の金額や移動方
向を示す情報を外部情報処理装置8から非接触で受け取
ることができる。このため、先の各実施形態で必要であ
った制御装置6と外部情報処理装置8との間の制御信号
S4のための信号線路が不要となる。
【0073】また、この第6の実施形態では、外部情報
処理装置8が電子マネー情報の金額やその送金方向とい
った基本的な情報の取得のみを行ない、実際の電子マネ
ー情報の移動は、入力装置12により、使用者が確認入
力を行なった後となる。このため、電子マネー情報の移
動処理は、その開始から終了までの全てを制御装置6が
行なうこととなり、先の第1の実施形態に比べて、電子
マネー情報の移動処理をより安全に行なうことができ
る。
【0074】なお、この第6の実施形態では、電源回路
14として、図10に示した第5の実施形態と同様のも
のを用いたが、図8または図9に示す構成の電源回路1
4を用いるようにしてもよく、同様の効果が得られる。
【0075】図15は本発明による情報課金システムの
第7の実施形態における個人端末を示すブロック図であ
って、2a,2bは端末部、21はモデム情報処理装
置、22,23は受発光装置であり、前出図面に対応す
る部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
なお、この第7の実施形態においても、全体的なシステ
ム構成は図2に示すものと同様である。
【0076】同図において、この第7の実施形態では、
端末部が端末部2a,2bに2分割されており、夫々が
別々の筐体に収納されている。端末部2aは切替器3,
モデム装置4,モデム情報処理装置21及び受発光装置
22からなり、また、端末部2bはデータ処理装置5,
制御装置6,入力装置12,表示装置13,電源回路1
4及び受発光装置23からなっている。これら端末部2
a,2b間では、受発光装置22,23により、光情報
信号L1が伝送される。また、外部情報処理装置8の発
光装置20からの光指示信号Lは端末部2bの受発光装
置23で受光され、制御信号S4として制御装置6に供
給される。端末部2bには、電池18からなる電源回路
14が内蔵されており、この電池18の電圧が、電源電
圧として、データ処理装置5や制御装置6に印加されて
いる。
【0077】切替器3はモデム情報処理装置21からの
制御信号S2によって制御され、外部情報処理装置8側
とモデム情報処理装置21側とのいずれかに選択的に切
り替えられる。切替器3がモデム情報処理装置21側に
閉じているときには、通信回線7とモデム装置4と切替
器3を介して供給される情報信号がモデム情報処理装置
21で処理されて受発光装置22に供給され、光情報信
号L1に変換されて端末部2bの受発光装置23に送ら
れる。
【0078】また、端末部2bの受発光装置23からの
光情報信号L1は端末部2aの受発光装置22で受光さ
れ、電気信号としての情報信号DS1に変換される。こ
の情報信号DS1はモデム情報処理装置21に供給され
てその内容が判別される。その内容としては、モデム装
置4や切替器3の制御信号S1,S2である場合と、ホ
スト装置10に送る電子マネー情報に関する情報信号で
ある場合とがある。モデム情報処理装置21は、受発光
装置22からの情報信号DS1がモデム装置4や切替器
3の制御信号S1,S2であるときには、モデム装置4
や切替器3を制御し、電子マネー情報に関する情報信号
であるときには、この情報信号DS1を切替器3,モデ
ム装置4及び通信回線7を介してホスト装置10に送
る。
【0079】受発光装置23は、外部情報処理装置8の
発光装置20からの図12で示した構成の光指示信号L
の受光手段も備えており、この受光手段で光指示信号L
を受光して得られる電気信号は、先の実施形態と同様、
制御信号S4として制御装置6に供給される。
【0080】図16は図15における光情報信号L1と
して伝送される情報信号DS1の内容を示す図である。
【0081】図16(a)は電子マネー情報の伝達の際
の情報信号DS1を示している。この情報信号DS1
は、この情報信号DS1の送り方向を示す信号D11と
電子マネー情報であることを示す情報D12と電子マネ
ー情報D13とによって構成されている。
【0082】図16(b)は切替器3やモデム装置4の
制御を行なう際の情報信号DS1(即ち、制御信号S
2,S1)を示している。この情報信号DS1は、切替
器3やモデム装置4を制御するものであることを示す情
報D21と切替器3やモデム装置4を制御するコマンド
信号D22とから構成されている。
【0083】図16(c)はモデム装置4と切替器3と
の状態を知らせる情報信号DS1を示している。この情
報信号DS1には、モデム装置4と切替器3との状態を
表わすものであることを示す情報D31とモデム装置4
または切替器3の状態を示すステータス信号D32とか
ら構成されている。
【0084】図17はICカード1に入出力される電子
マネー情報を表わす情報信号DS2を示す図である。
【0085】ICカード1に入出力される電子マネー情
報の情報信号DS2は、ICカード1に暗号化処理され
て記憶されており、通常の手段では、ICカード1の記
憶内容を改ざんできないようになっている。この暗号化
された電子マネー情報を移動させることにより、ICカ
ード1内に貯えれている電子マネー情報を実質的に移動
する構成となっている。図16(a)に示した情報信号
DS1での電子マネー情報D13は、ICカード1から
読み出された電子マネー情報の情報信号DS2をそのま
ま用いたものである。
【0086】次に、この第7の実施形態の動作について
説明する。
【0087】図18は図15における外部情報処理装置
8の処理動作を示すフローチャートであって、図13に
対応するステップには同一符号をつけている。
【0088】この第7の実施形態においても、通信販売
で製品の購入をするものとして説明すると、この場合の
外部情報処理装置8の処理動作は、図11における外部
情報処理装置8の図13に示した処理動作と同様であ
る。また、この場合の発光装置20から端末部2bの受
発光装置23に送られる光情報信号Lは、上記のよう
に、図12に示した構成をなすものである。
【0089】端末部2の制御装置6は、この受発光装置
23の出力を常時監視しており、光指示信号Lを受光し
たときには、制御装置6は、先の各実施形態のように、
この受光に伴なう上記の制御信号S4を取り込んで、各
種制御処理を行なう。
【0090】図19及び図20は図15における制御装
置6の処理動作を示すフローチャートであって、図14
に対応するステップには同一符号をつけて重複する説明
を省略する。
【0091】図19において、ステップ702までの処
理動作は、図11における制御装置6の図14で示す動
作と同様である。即ち、受発光装置23は、外部情報処
理装置8からの光指示信号Lを受光すると、これを電気
的な図12に示す構成の情報信号に変換して制御装置6
に供給する。制御装置6は、この情報信号から電子マネ
ー情報の移動指示を示す情報D1を検出すると、電子マ
ネー情報の金額を示す情報D3と移動の方向を示す情報
D2とを読み込み、これらを表示装置13で表示させて
使用者に確認を求める。以上がステップ701までの処
理動作である。
【0092】使用者が入力装置12で確認の操作をする
と(ステップ702)、制御装置6は、図16(b)に
示す形式の情報信号DS1をデータ処理装置5を介して
受発光装置23に送り、この受発光装置23はこの情報
信号DS1の光情報信号L1を発光する。この光情報信
号Lは端末部2aの受発光装置22で受光される。受発
光装置22はこの光情報信号L1を電気信号である情報
信号DS1に変換し、モデム情報処理装置21に供給す
る。このモデム情報処理装置21はこの情報信号DS1
を分析するが、これが図16(b)に示す形式のもので
あることから、制御信号S1,S2を発生し、モデム装
置4を制御して通信回線7が接続された状態に継続させ
るとともに、切替器3を制御してモデム情報処理装置2
1側に切り替える。これにより、モデム装置4とデータ
処理装置5とが接続されることになる(ステップ190
1)。
【0093】切替器3のかかる切り替わり動作が完了す
ると、モデム情報処理装置43は、図16(c)に示す
形式のモデム装置4と切替器3の状態とを示す情報信号
DS1を発生し、上記とは逆に、受発光装置22,23
及びデータ処理装置5を介して制御装置6に送る。これ
により、制御装置6は、切替器3の切替えが完了したと
いう報告を受けることになり(ステップ1902)、デ
ータ処理装置5に電子マネー情報の移動を指示する制御
信号S3を送出する(ステップ1903)。
【0094】そこで、データ処理装置5は、この制御信
号S3を受けると、制御装置6の制御のもとに、ICカ
ード1から図17に示す形式の電子マネー情報DS2を
読み出し、これに電子マネー情報であることを示す情報
D12とこの電子マネー情報の移動方向を示す信号D1
1を付加して図16(a)に示す形式の情報信号DS1
を形成し、受発光装置23,22を介して端末部2aの
モデム情報処理装置21に送る。ここで、この情報信号
DS1での信号D11は、制御装置6からみて、送信す
るものであるか、受信するものであるかを示すものであ
る。そこで、モデム情報処理装置21は、この信号D1
1と情報D12とから、この情報信号DS1はホスト装
置10(図2)に送信する電子マネー情報であると判定
し、この情報信号DS1を切替器3,モデム装置4及び
通信回線7を介してホスト装置10に送る。
【0095】このようにして、ICカード1から読み出
された電子マネー情報DS2はホスト装置10に送られ
るが、その間制御装置6は待機状態にある(ステップ1
904,1907)。
【0096】また、ホスト装置10から同様の図16
(a)に示す形式の電子マネー情報の情報信号DS1が
送られてきたときには、モデム情報処理装置21がこれ
を上記と同様な方法で判定し、受発光装置22,23を
介して端末部2bのデータ処理装置5に送る。そこで、
制御装置6は、データ処理装置5でこの情報信号DS1
から分離された信号D11及び情報D12により、受信
された電子マネー情報の情報信号DS1であると判定
し、この情報信号DS1での電子マネー情報D13をデ
ータ処理装置5に受信させ(ステップ1905)、図1
7に示す形式の電子マネー情報DS2としてICカード
1に書き込ませる(ステップ1906)。
【0097】以上のようにして、図16(a)に示す形式
の電子マネー情報の情報信号DS1の送信もしくは受信
が終了すると、データ処理装置5は電子マネー情報の移
動処理の終了信号を制御装置6に送る(ステップ190
7)。そこで、制御装置6は、通信回線7を切断するた
めの図16(b)に示す形式の情報信号DS1を、上記の
ようにして、端末部2aのモデム情報処理装置21に送
る(ステップ1908)。このモデム情報処理装置21
は、この情報信号DS1に基づいて制御信号S1を発生
し、モデム装置4を制御にして通信回線7を遮断すると
ともに、モデム装置4と切替器3との状態を表わす図1
6(c)に示す形式の情報信号DS1を、上記のようにし
て、端末部2bの制御装置6に送る。これにより、制御
装置6は通信回線7が切断されたことを検知し(ステッ
プ1909)、電子マネー情報の移動が完了したことを
表示装置13に表示させる(ステップ1910)。
【0098】しかる後、制御装置6は、切替器3を切り
替えるための図16(b)に示す形式の情報信号DS1
を、上記のようにして、端末部2aのモデム情報処理装
置21に送る(ステップ1911)。これにより、モデ
ム情報処理装置21は、制御信号S2を発生して切替器
3を制御し、外部情報処理装置8側に切り替えてこの外
部情報処理装置8をモデム装置4に接続させるととも
に、切替器3とモデム装置4の状態を示す図16(c)
に示す形式の情報信号DS1を作成し、端末部2bの制
御装置6に送る。制御装置6は、この情報信号DS1を
受けて切替器3の切り替え動作が完了したことを検知す
ると(ステップ1912)、図19にステップ1401
に戻って次の光指示信号Lを受信するまで待機する。
【0099】以上のようにして、この第7の実施形態で
は、端末部2が、移動する電子マネー情報の金額やその
移動方向を情報や電子マネー情報の受け渡しを非接触で
行なうことができる。このため、端末部2を独立した筐
体とすることできて、独立して持ち運び可能となる。
【0100】また、この第7の実施形態では、外部情報
処理装置8で金額や送金方向といった基本的な情報の取
得のみを行ない、実際の電子マネー情報の移動は、入力
装置12により、使用者が確認入力を行なった後とな
る。このため、電子マネー情報の移動処理は、その開始
から終了までの全てを制御装置6が行なうこととなり、
先の第1の実施形態に比べて、電子マネー情報の移動処
理をより安全に行なうことができるようになる。
【0101】なお、この第7の実施形態では、モデム装
置4と外部情報処理装置8を別体に設けたが、モデム装
置4の信頼性を確保した上で、外部情報処理装置8とモ
デム装置4を一体に設けるようにしても何ら問題はな
い。また、この際、光指示信号の送出のための発光装置
20と受発光装置22を1つの部材としても、何ら問題
はない。
【0102】また、この第7の実施形態では、電源回路
14として、図8または図10に示す構成の電源回路1
4を用いるようにしてもよく、同様の効果が得られる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
利用者が所持する端末に公衆回線を経由したデータ通信
手段を設け、このデータ通信手段を介して電子マネー情
報の移動を行なうことが可能となることにより、サービ
スを供給する専用の装置を使用することなく、ICカー
ドを用いてそのサービスを受けることができる。
【0104】また、本発明によると、電子マネー情報の
移動に必要な装置は、直接電子マネー情報の移動に関与
しない他の情報処理装置などの周辺装置とは独立して動
作可能とすることにより、これらの周辺装置に何らかの
機器故障が発生しても、開始された電子マネー情報の移
動処理を完遂することができる。このため、端末本体の
信頼性を確保することができ、電子マネー情報の移動処
理を個人所有の端末で行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報課金システムの第1の実施形
態における個人端末を示すブロック図である。
【図2】本発明による情報課金システムの構成を示す図
である。
【図3】図1における外部情報処理装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図4】図1における制御装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明による情報課金システムの第2の実施形
態における個人端末を示すブロック図である。
【図6】図5における外部情報処理装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図7】図5における制御装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明による情報課金システムの第3の実施形
態における個人端末を示すブロック図である。
【図9】本発明による情報課金システムの第4の実施形
態における個人端末を示すブロック図である。
【図10】本発明による情報課金システムの第5の実施
形態における個人端末を示すブロック図である。
【図11】本発明による情報課金システムの第6の実施
形態における個人端末を示すブロック図である。
【図12】図11における光指示信号の構成を示す図で
ある。
【図13】図11における外部情報処理装置の処理動作
を示すフローチャートである。
【図14】図11における制御装置の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明による情報課金システムの第7の実施
形態における個人端末を示すブロック図である。
【図16】図11における各種の光情報信号の構成を示
す図である。
【図17】図11における電子マネー情報の構成を示す
図である。
【図18】図15における外部情報処理装置の処理動作
を示すフローチャートである。
【図19】図11における制御装置の処理動作の前半部
分を示すフローチャートである。
【図20】図11における制御装置の処理動作の後半部
分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICカード 2,2a,2b 端末部 3 切替器 4 モデム装置 5 データ処理装置 6 制御装置 7 通信回線 8 外部情報処理装置 9 個人端末 10 ホスト装置 11 データ判別装置 12 入力装置 13 表示装置 14 電源回路 15 充電回路 16 蓄電池 17 電源切替器 18 電池 19 受光装置 20 発光装置 21 モデム情報処理装置 22,23 受発光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 滋行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 松本 健司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 井上 雅之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 米田 幸一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 稲光 哲治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子マネー情報を格納したICカード
    と、該ICカードで該電子マネー情報の読取りまたは書
    込みをする端末部と、該端末部を外部の通信回線に接続
    する外部接続端子と、該端末部からのデータを処理する
    外部情報処理装置とを備え、該端末部が、該通信回線に
    一方の端子が接続されたデータ変復調手段と、該ICカ
    ードで読取りまたは書込みする電子マネー情報を処理す
    るデータ処理手段と、該データ変復調手段の他方の端子
    を該データ処理手段と該外部情報処理手段との一方に選
    択的に接続する切替手段とからなる情報課金システムに
    おいて、 該端末部に少なくとも該切替手段を制御する制御手段を
    設け、 該制御手段は、電子マネー情報の取り引きの指示があっ
    たときには、該切替手段を制御して該データ処理手段を
    選択し、該データ処理手段を該データ変復調手段を介し
    て該通信回線に接続することを特徴とする情報課金シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 少なくとも前記制御手段への電子マネー情報の取り引き
    の開始指示は前記外部情報処理装置から発せられること
    を特徴とする情報課金システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記端末部に前記制御装置への入力手段を設け、 少なくとも前記制御手段への電子マネー情報の取り引き
    の開始の指示を該入力手段が発することを特徴とする情
    報課金システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記端末部に畜電気手段を備えた電源回路を設けたこと
    を特徴とする情報課金システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記通信回線から前記畜電気手段に充電することを特徴
    とする情報課金システム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 外部電源から電力の供給を受けるための電源供給手段を
    設け、 該電源供給手段を介して前記畜電気手段に充電すること
    を特徴とする情報課金システム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 外部電源から電力の供給を受けるための電源供給手段
    と、 該電源供給手段と前記電源回路とを切り替え選択する選
    択手段とを設け、該選択手段により、通常では、該電源
    供給手段の出力電圧を前記端末部の電源電圧とし、該電
    源供給手段の出力電圧が規定値よりも低下したとき、前
    記電源回路の出力電圧を前記端末部の電源電圧とするこ
    とを可能に構成したことを特徴とする情報課金システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記外部情報処理装置に光指示信号を発生する発光手段
    を設けるとともに、前記端末部に該光指示信号を受光す
    る受光手段を設け、 前記外部情報処理装置から該光指示信号を受けることに
    より、少なくとも前記制御手段への電子マネー情報の取
    り引きの開始の指示を前記外部情報処理装置が発するこ
    とを特徴とする情報課金システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記端末部に前記制御装置への入力手段を設けるととも
    に、前記受光手段に少なくとも電子マネー情報の取り引
    き開始の要求手段を設け、 前記制御手段への電子マネー情報の取り引きの開始の指
    示を該入力手段が発することにより、前記要求手段に従
    った電子マネー情報の取り引きを行なうことを特徴とす
    る情報課金システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1つにおい
    て、 前記外部情報処理装置として画像情報の表示を行なう表
    示装置を用いたことを特徴とする情報課金システム。
  11. 【請求項11】 電子マネー情報を格納したICカード
    と、該ICカードで該電子マネー情報の読取りまたは書
    込みをする端末部と、該端末部からのデータを処理する
    外部情報処理装置とを備え、該端末部が、通信回線に一
    方の端子が接続されたデータ変復調手段と、該ICカー
    ドで読取りまたは書込みする電子マネー情報を処理する
    データ処理手段と、該データ変復調手段の他方の端子を
    該データ処理手段と該外部情報処理手段とのいずれか一
    方に選択的に接続する切替手段とからなる情報課金シス
    テムにおいて、 該端末部は、 該ICカードで読取りまたは書込みする電子マネー情報
    を処理するデータ処理手段と、 該データ処理手段に接続される情報処理手段と、 該情報処理手段と該外部情報処理装置とのいずれか一方
    を切り替え選択する切替手段と、 一方の端子が通信回線に接続されて他方の端子が該切替
    手段に接続され、該切替手段により、該情報処理手段と
    該外部情報処理装置とのいずれか一方に接続されるデー
    タ変復調手段とを有して、該データ処理手段,該情報処
    理手段,切替手段及びデータ変復調手段を介して該電子
    マネー情報の情報信号の該ICカードでの書込み,読出
    しが行なわれ、 該情報処理手段は、該データ処理手段からの情報信号に
    応じて該切替手段の切替制御も行なうことを特徴とする
    情報課金システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記データ処理手段に制御手段が接続され、 該制御手段が前記データ処理手段及び前記情報処理手段
    を介して前記切替手段を制御可能としたことを特徴とす
    る情報課金システム。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記データ処理手段と前記情報処理手段との間に空間を
    設け、該空間中を前記情報信号を伝送させることを特徴
    とする情報課金システム。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記空間中を伝送される前記情報信号は、少なくとも一
    度は前記切替手段を切替制御する制御信号であることを
    特徴とする情報課金システム。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、 前記空間中を伝送される前記情報信号は、少なくとも前
    記データ変復調手段を制御する制御信号があることを特
    徴とする情報課金システム。
  16. 【請求項16】 請求項13,14または15におい
    て、 前記空間中を伝送される前記情報信号は、少なくとも前
    記データ変復調手段の処理結果を前記制御装置に通知す
    る信号があることを特徴とする情報課金システム。
  17. 【請求項17】 請求項13,14,15または16に
    おいて、 前記空間中を伝送される前記情報信号は、少なくとも前
    記ICカードから読み取られた前記電子マネー情報があ
    ることを特徴とする情報課金システム。
JP33894097A 1997-12-09 1997-12-09 情報課金システム Expired - Fee Related JP3916311B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33894097A JP3916311B2 (ja) 1997-12-09 1997-12-09 情報課金システム
US12/508,359 US20090287606A1 (en) 1997-12-09 2009-07-23 System and terminal device for electronic money transaction on information and method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33894097A JP3916311B2 (ja) 1997-12-09 1997-12-09 情報課金システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11175619A true JPH11175619A (ja) 1999-07-02
JP3916311B2 JP3916311B2 (ja) 2007-05-16

Family

ID=18322765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33894097A Expired - Fee Related JP3916311B2 (ja) 1997-12-09 1997-12-09 情報課金システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090287606A1 (ja)
JP (1) JP3916311B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176074A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Junko Suginaka モデム装置及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02308653A (ja) * 1989-05-23 1990-12-21 Kanebo Ltd キャプテンシステムにおける外部機器利用方法
JPH08263230A (ja) * 1995-03-28 1996-10-11 Mitsubishi Electric Corp 情報記録再生装置
JPH09293163A (ja) * 1996-02-29 1997-11-11 Hitachi Ltd 電子財布及びその操作方法
JPH09307660A (ja) * 1996-02-29 1997-11-28 Hitachi Ltd Icカードリーダ/ライタ及びその操作方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4092580A (en) * 1975-03-12 1978-05-30 Prinsze Onno M Energizer apparatus for rechargeable flashlight batteries
US4341951A (en) * 1980-07-02 1982-07-27 Benton William M Electronic funds transfer and voucher issue system
US4454414A (en) * 1982-06-16 1984-06-12 Vericard Corporation Funds transfer system using optically coupled, portable modules
US4906828A (en) * 1983-02-28 1990-03-06 Paperless Accounting, Inc. Electronic money purse and fund transfer system
GB2146814A (en) * 1983-09-17 1985-04-24 Ibm Electronic fund transfer systems
US4709137A (en) * 1984-04-16 1987-11-24 Omron Tateisi Electronics Co. IC card and financial transaction processing system using IC card
RU2109402C1 (ru) * 1987-10-27 1998-04-20 Энтон Найсен Пол Устройство для двусторонней связи между блоком передатчика/приемника
US4977595A (en) * 1989-04-03 1990-12-11 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Method and apparatus for implementing electronic cash
US5623547A (en) * 1990-04-12 1997-04-22 Jonhig Limited Value transfer system
US5453601A (en) * 1991-11-15 1995-09-26 Citibank, N.A. Electronic-monetary system
US5649118A (en) * 1993-08-27 1997-07-15 Lucent Technologies Inc. Smart card with multiple charge accounts and product item tables designating the account to debit
US5666402A (en) * 1994-04-05 1997-09-09 Electro-Metrics, Inc. Fiber optic telephone line extension system
US5590038A (en) * 1994-06-20 1996-12-31 Pitroda; Satyan G. Universal electronic transaction card including receipt storage and system and methods of conducting electronic transactions
EP0690399A3 (en) * 1994-06-30 1997-05-02 Tandem Computers Inc Remote controlled financial transaction system
US5748737A (en) * 1994-11-14 1998-05-05 Daggar; Robert N. Multimedia electronic wallet with generic card
US5796832A (en) * 1995-11-13 1998-08-18 Transaction Technology, Inc. Wireless transaction and information system
CA2191502C (en) * 1995-12-08 2002-02-05 Masayuki Ohki Holding apparatus of electronic money
JP3492057B2 (ja) * 1995-12-14 2004-02-03 株式会社日立製作所 マルチチップicカード及びそれを用いたicカードシステム
JPH09212598A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Toshiba Corp Icカード用携帯端末装置
JPH09237298A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Hitachi Ltd 電子通貨決済システム
JPH09237305A (ja) * 1996-03-04 1997-09-09 Hitachi Ltd カードを用いた複数種の取引処理実行方法
JPH09259239A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Toshiba Corp Icカード用携帯端末装置
JP3366808B2 (ja) * 1996-07-18 2003-01-14 株式会社日立製作所 電子財布
JP3767970B2 (ja) * 1997-05-09 2006-04-19 富士通株式会社 端末装置および端末システム
US5936221A (en) * 1997-10-02 1999-08-10 Bridgepoint Systems, Inc. Smart card system and method for transferring value
US6032136A (en) * 1998-11-17 2000-02-29 First Usa Bank, N.A. Customer activated multi-value (CAM) card

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02308653A (ja) * 1989-05-23 1990-12-21 Kanebo Ltd キャプテンシステムにおける外部機器利用方法
JPH08263230A (ja) * 1995-03-28 1996-10-11 Mitsubishi Electric Corp 情報記録再生装置
JPH09293163A (ja) * 1996-02-29 1997-11-11 Hitachi Ltd 電子財布及びその操作方法
JPH09307660A (ja) * 1996-02-29 1997-11-28 Hitachi Ltd Icカードリーダ/ライタ及びその操作方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176074A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Junko Suginaka モデム装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3916311B2 (ja) 2007-05-16
US20090287606A1 (en) 2009-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6272529B1 (en) Point-of-sale system and distributed computer network for same
US7146449B2 (en) Bluetooth association with simple power connection
US7249212B2 (en) Bluetooth association based on docking connection
JP3161388B2 (ja) ドッキングベイシステム
EP0471928A2 (en) Connection state confirmation system and method for expansion unit
US5999913A (en) Electronic price label system which displays prices in multiple currencies
JP2000242858A (ja) 電子価格表示ラベルにより情報を表示する方法及び装置
US7203728B2 (en) Point-of-sale system and distributed computer network for same
EP1850564A1 (en) Portable terminal device
JP3437176B2 (ja) 電源管理装置及び電源管理システム
AU4199896A (en) Method and system for remote terminal dial-up
JPH11175619A (ja) 情報課金システム
US20210234368A1 (en) Power trading management apparatus and power trading system
CA2289950A1 (en) Point-of-sale system and distributed computer network for same
US20030079058A1 (en) Point-of-sale system and distributed computer network for same
JPH10124191A (ja) データ処理端末機
JPH0934595A (ja) コンピュータシステム及びコンピュータシステムに適用するカード方式のインターフェース装置
JP7404856B2 (ja) 売上データ処理システム、売上データ処理装置、携帯端末装置及びプログラム
US12032504B2 (en) Device for interconnecting two terminals
JP2811032B2 (ja) カード端末装置
JP3496039B2 (ja) 自動販売機
EP1001332A1 (en) Power-down back-up supply
JP2001067055A (ja) 表示装置
JP3505963B2 (ja) データ中継装置
JP3113322B2 (ja) 自動販売機の情報収集システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees