JPH11174628A - 抗菌剤を含有する写真製品 - Google Patents

抗菌剤を含有する写真製品

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JPH11174628A
JPH11174628A JP27656498A JP27656498A JPH11174628A JP H11174628 A JPH11174628 A JP H11174628A JP 27656498 A JP27656498 A JP 27656498A JP 27656498 A JP27656498 A JP 27656498A JP H11174628 A JPH11174628 A JP H11174628A
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JP
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photographic film
photographic
antibacterial
antibacterial agent
patrone
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JP27656498A
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Kazuo Genda
和男 源田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、防菌、防カビ性に優れた写真
フィルムのパトローネやパトローネの容器及び、写真フ
ィルム及び写真プリントの容器、その他の写真製品を提
供して細菌やカビによる弊害を被ることなく長期間に渡
り細菌やカビによる写真品質の性能低下を招かないよう
にすることにある。 【解決手段】磁気記録部を有する写真フィルムのパトロ
ーネにおいて、パトローネの少なくとも一部に無機系抗
菌剤を含有することを特徴とする写真フィルムのパトロ
ーネ、その他の抗菌剤を含有する写真製品である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真フィルム、及び
写真プリントを保存する容器、その他の写真製品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば135写真フィルムでは、
ユーザーから現像を依頼された現像所が写真フィルムの
パトローネからフィルムを引き出して現像を行い、現像
済みフィルムは数コマ毎に単尺に切断されてフィルムケ
ースに収納されてユーザーに返却されている。このため
現像前にフィルムを収容していたパトローネは不用にな
り廃棄されている。また近年、安価で小型省スペースの
現像装置ミニラボの開発により、写真フィルムの現像や
プリントは1カ所で大量に処理する専門の大きな現像所
から小売りの店先で処理できるミニラボ処理への移行が
増加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】写真フィルム、カメ
ラ、処理システム等からなる写真システムにおいて、情
報交換を容易に行う手段として、実質的に透明な磁気記
録層を写真フィルム裏面全面に設け、必要な情報を写真
フィルムに直接磁気記録するシステムが、国際公開W0
90/0425号、国際公開W090/04214号、
米国特許第4,912,467号、同第4,876,6
97号等に公開されている。提案された写真システムの
写真フィルムは現像時に写真フィルムのパトローネから
引き出され、現像後に再び元のパトローネに収納されて
ユーザーに返却されてパトローネが再利用される。長期
間、密閉度の高いところに保存される現像済み写真フィ
ルムは例えば高温高湿等の保管場所の環境条件によって
細菌やカビが増殖しやすい。しかしながら、フィルムを
保存するパトローネには防菌、防カビ剤は含有されてお
らず、パトローネ内に細菌やカビが増殖するとパトロー
ネと接触する写真フィルムにも細菌やカビが転写して写
真プリント時に陰になったり、写真層の劣化や破壊を起
し写真性能に悪影響を与える。写真フィルムの写真構成
層には抗菌剤や防カビ剤が含有されているが、写真フィ
ルム自身から発生する細菌やカビには効果があるものの
パトローネ等の容器からの転写による抗菌や防カビ効果
は期待できないうえ、写真構成層に含有されている有機
系抗菌剤は合成樹脂のパトローネに対しては効果が小さ
いことが判明した。
【0004】また、フィルムを1カ所に集めて大量に処
理する専門の現像所では処理液の管理者が配置されて処
理液の管理が厳格に規定されているが、店先で少量の写
真フィルムの現像、写真プリント処理するミニラボ店で
は専門の管理者を配置できないために処理液の品質管理
が甘く、処理液の品質にバラツキが生じやすい。このた
め、現像済み写真フィルムや写真プリントに処理液がわ
ずかに残り、長期保存中に処理液を栄養剤として細菌や
カビが発生しやすくなって写真品質に悪影響を与えてい
る。
【0005】従って本発明の目的は、防菌、防カビ性に
優れた写真フィルムのパトローネやパトローネの容器及
び、写真フィルム及び写真プリントの容器、その他の写
真製品を提供して細菌やカビによる弊害を被ることなく
長期間に渡り細菌やカビによる写真品質の性能低下を招
かないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、 1.磁気記録部を有する写真フィルムのパトローネにお
いて、パトローネの少なくとも一部に無機系抗菌剤を含
有することを特徴とする写真フィルムのパトローネ、 2.磁気記録部を有する写真フィルムのパトローネにお
いて、パトローネ構成部分のいずれかの少なくとも一部
に無機系抗菌剤を含有することを特徴とする写真フィル
ムのパトローネ、 3.写真フィルムのパトローネを複数収納する容器の部
材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有することを特
徴とする写真フィルムのパトローネを収納する容器、 4.リバーサル写真フィルムのスライドマウント部材の
少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有することを特徴と
するリバーサル写真フィルムのスライド、 5.リバーサル写真フィルムのスライドを複数収納する
容器の部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有する
ことを特徴とするリバーサル写真フィルムのスライドを
収納する容器、 6.写真フィルムを保存するアルバムあるいはファイル
の部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有すること
を特徴とする写真フィルムを保存するアルバムあるいは
ファイル、 7.写真プリントを保存するアルバムあるいはプリント
写真台紙あるいはフレームの部材の少なくとも一部に無
機系抗菌剤を含有することを特徴とする写真プリントを
保存するアルバムあるいは写真台紙あるいはフレーム、 8.写真店が顧客に写真フィルムと写真プリントを収納
して返却に使用するDP袋の部材の少なくとも一部に無
機系抗菌剤を含有することを特徴とするDP袋、 9.現像済み写真フィルムを目視で観察するライトボッ
クスの部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有する
ことを特徴とするライトボックス、 10.前記無機抗菌剤が、抗菌性ゼオライトであること
を特徴とする前記1〜9のいずれかに記載の写真フィル
ムあるいは写真プリントの容器、 11.前記無機抗菌剤が、抗菌性ガラスであることを特
徴とする前記1〜9のいずれかに記載の写真フィルムあ
るいは写真プリントの容器、 12.前記無機抗菌剤が、リン酸カルシウム・銀、アミ
ノ酸金属セッケン、リン酸亜鉛カルシウム・銀、セラミ
クスリン・銀、リン酸ジルコニウム・銀から選ばれる少
なくとも一つの化合物であることを特徴とする前記1〜
9のいずれかに記載の写真フィルムあるいは写真プリン
トの容器、の各々によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の説明で、細菌、カビとは
必ずしも分類学的に特定のグループとは限らなくても一
定の形状を持つ微生物群に対して与えられた一般名称で
ある。特にカビは分類学上の真菌門に属する菌類のもの
から変形菌門に属するものまで含めて総称的にカビと記
載している。
【0008】図1は、現像後も写真フィルムがパトロー
ネに収納されるパトローネ本体の一例を示している。パ
トローネ本体10は、樹脂の一体成形品からなる上ケー
ス7と下ケース8、さらにはスプール12とから構成さ
れている。上下ケース7、8の内壁には一対のリブ15
が形成され、写真フィルムをロール状に巻き付けたスプ
ール12をこれらの上下ケース7、8の中に収納したと
き、リブ15は写真フィルムの最外周に接してスプール
12からの巻き緩みを防ぐ。従ってスプール12をフィ
ルム送り出し方向(図中で時計方向)に回転したときに
は、ロール状の写真フィルムもスプール12と一体に同
方向に回転するようになる。また先端分離爪17は、ス
プール12とともにロール状の写真フィルムを回転させ
たときに、この先端分離爪17がロール状の写真フィル
ムの先端を掬いあげる。上下ケース7、8にはポート部
7a、8aが設けられ、上下ケース7、8に組み合わせ
て一体に連結したときに各ポート部7、8の合わせ目に
フィルム通路19が形成される。ポート部7a、8aと
の間には蓋部材14が組み込まれる。蓋部材14の両端
部にはそれぞれ回転支持部14aが設けられ、蓋部材1
4はスプール12の回転軸と平行に回転自在になってい
る。回転支持部14aの一方の端部にはさらにキー16
が設けられ、パトローネ本体10の側面に露呈する。そ
して、キー16に蓋開放部材18を差し込んで回転させ
ることによって、蓋部材14を回転させて、フィルム通
路19を開放させる位置と閉じる位置にすることができ
る。
【0009】スプール12には一対のフランジ12aが
一体に設けられ、写真フィルムはこれらのフリンジ12
a間の軸部12bに巻き付けられる。スプール12の両
端はパトローネ本体10の側面に露呈し、この露呈した
部分にはキー13が設けられている。周知のように、キ
ー13はスプール12を回転させるときにスプール駆動
用の部材を係合させるのに用いられる。図示したように
キー13の一端部には切り欠き13aが設けられてい
る。スプール12の軸部12bにはスリット20が形成
されている。スリット20の内部には、一対の爪21と
抑えリブ22が設けられ、抑えリブ22は爪21の間に
下向きに突出している。写真フィルムの後端部には図1
に示したように一対の係止穴25が形成されており、前
記爪21にフィルムの係止穴が差し込まれる。そして抑
えリブ22は写真フィルム24の後端部が浮き上がらな
いように抑えながら、爪21と係止穴25との係止は維
持されスリット20から写真フィルムを引き抜く方向に
力が加わっても抜けることはない。なお写真フィルム2
4の後端部には、前記係止穴25の間に位置する穴26
が形成され、この穴26は写真フィルム24の後端部を
スリット20に挿入するときに用いられる。
【0010】パトローネは成形材料を加熱し可塑化して
金型に射出し冷却後に金型から成形品を取り出す射出成
形による加工法によって生産される。パトローネの成形
材料は加熱して可塑化するポリスチレン等の合成樹脂を
主材としており、この成形材料の中に防菌、防カビ剤を
混ぜてパトローネを成形することによりパトローネ材料
中に防菌、防カビ剤を含有せしめることができる。
【0011】防菌、防カビ剤の含有量はその種類によっ
ても異なるが、添加による樹脂物性への影響、特にヤン
グ率が防菌、防カビ剤と成形材料の合成樹脂とで異なる
ために防菌、防カビ剤混入による強度の低下が起きる。
パトローネのスプール12の特に軸部12bにはフィル
ムを差し込む爪21があり、現像時にはこの爪21から
フィルムをパトローネから抜き取り、現像時に再びパト
ローネのスプール爪21にフィルムの係止穴25が差し
込んでパトローネに収納される。焼き増しプリント時も
同様にパトローネからフィルムが引き出される。このた
めスプール12が破損するとフィルムの引き出しや差し
込みが困難になり最悪の場合フィルムが絡まってしま
い、フィルムが傷つき写真性能に決定的なダメージを与
えてしまう。このためスプール12の強度の低下は好ま
しくないので、防菌、防カビ剤が効果的に作用するパト
ローネの部材、例えば外気に接触している上下ケース
7、8や蓋部材14等のパトローネの構成部材の一部に
防菌、防カビ剤を含有させた構成でもよい。
【0012】防菌、防カビ剤を含有するパトローネ部材
の少なくとも一部は、前述したパトローネの構成部材に
限定されるものではない。
【0013】パトローネの構成部材の全部あるいは一部
に防菌、防カビ剤を成形材料中に混ぜて成形する方法以
外の防菌、防カビ剤を含有する構成としては、パトロー
ネの内面、外面に防菌、防カビ剤を塗布によりパトロー
ネ部材の少なくとも一部に塗膜を設けたり、あるいはパ
トローネ部材の樹脂のなかにしみ込ませて含有させた構
成でもよい。あるいは金属イオンをパトローネ部材の少
なくとも一部に付与するためにパトローネ部材にイオン
を照射させて混ぜ込んで含有させる構成でもよい。
【0014】このようにフィルムの収納容器であるパト
ローネの構成部材の全部、あるいは一部の少なくとも一
部に防菌、防カビ剤を含有させていれば、その部分は勿
論のこと収納容器の内部及び外部にも防菌、防カビ剤が
及ぶため、パトローネに収容されている現像処理液がフ
ィルム上に残っているフィルムにおいても細菌やカビの
繁殖が実用上十分に阻止される。
【0015】本発明の防菌、防カビ剤としての無機系抗
菌剤とは、無機材料に金属を複合させたものであり、特
に銀を無機担体上に担持したものが好ましい。抗菌性ゼ
オライトとは、ゼオライト中に銀、銅、亜鉛等の抗菌性
金属イオンを取り込んだものである。ゼオライトとは結
晶性アルミナケイ酸塩の一種でアルミニウム、ケイ素、
アルカリ金属から構成され、空孔をもった結晶構造をし
ている。抗菌性ゼオライトは市販されており、特に銀・
ゼオライトは有用である。抗菌性ガラスとは、ガラス中
に銀、銅、亜鉛等の抗菌性金属イオンを取り込んだもの
である。その他の無機系抗菌剤として、リン酸カルシウ
ム・銀、アルミナ酸金属セッケン、リン酸亜鉛カルシウ
ム・銀、セラッミクス・銀、リン酸ジルコニウム・銀等
が好ましい。
【0016】無機系抗菌剤の詳細については、雑誌Po
lyfile(ポリファイル)の1992年5月号のP
38〜P41と1995年11月号のP41〜P44と
1996年10月号のP31〜P35に記載されてい
る。
【0017】本発明のこれらの無機系抗菌剤は耐薬品
性、耐洗濯性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性に優れ
ているため、特に現像やプリントの処理液が付着する容
器としては極めて有用である。またフィルムやプリント
の写真層に接触しても写真特性に悪影響を与えることな
く、半永久的に抗菌作用を有するために、特別な抗菌処
理工程を必要としないので便利である。尚、有機系抗菌
剤とは、前記無機抗菌剤に対して有機化合物による抗菌
剤である。代表的なものとしては、ハロゲン系、フェノ
ール系、イミダゾール系、チアゾール系、グアニジン
系、有機砒素系、アミド系等がある。
【0018】以上図1に示したフィルム収納容器である
パトローネに基づいて本発明を説明したが、本発明の写
真関連の種々の容器その他の写真製品においても適用で
きる。以下にその例のいくつかについて説明する。
【0019】図2は複数のパトローネを収容する容器の
一例である。複数のパトローネを収納する容器20は箱
型であり、収納容器20の外箱21のなかには複数のパ
トローネ枠22が設けてあるホルダー23があり、現像
された写真フィルムを収納したパトローネ10はホルダ
ー23の枠22に沿って挿入された状態で保管される。
現像処理液がフィルム上に僅かでも残っていると写真フ
ィルムを多数収納するパトローネの収納容器は現像液を
栄養剤にして細菌やカビが発生しやすくなり、保存環境
によって細菌、カビが発生すると多数の写真フィルムが
一挙にダメージを受ける危険性がある。
【0020】本発明においては複数のパトローネを収納
する容器の部材が合成樹脂を主材として汎用プラスチッ
クの場合は樹脂材料のなかに、紙などの場合はパルプの
なかに防菌、防カビ剤を混ぜて収納容器の構成部材の一
部あるいは全部に防菌、防カビ剤を含有させることがで
きる。収納容器の部材の全部あるいは一部の材料中に混
ぜて成形する方法以外には、複数のパトローネを収容す
る容器の内面、外面に防菌、防カビ剤を塗布により収納
容器部材の少なくとも一部に塗膜を設け、あるいは収納
容器部材のなかにしみ込ませて含有させた構成でもよ
い。あるいは金属イオンを収納容器部材に付与するため
に容器部材の少なくとも一部にイオンを照射させて混ぜ
込んで含有させる構成でもよい。この結果、収納されて
いるパトローネ及びパトローネを収納する容器は細菌、
カビによる影響を受けることなく、写真フィルムは長期
間安定した初期の写真性能が維持される。
【0021】図3はリバーサル写真フィルムのスライド
の一例である。スライドは現像済みリバーサル写真フィ
ルム29を図示しないスライドプロジェクター等で使用
するためにスライドマウント28にフィルムを挟み込ん
で保持している。スライドマウント28は現像後のリバ
ーサル写真フィルム29を直接挟んで保持するために写
真フィルム29上の僅かな現像の処理液がスライドマウ
ント28に垂れてそれを栄養剤にして細菌やカビが発生
しやすくなる。写真フィルム29に防菌、防カビ剤が含
まれていてもスライドマウント28に細菌やカビが発生
すれば、写真フィルム29に細菌やカビが転写して写真
性能が大きく劣化する。
【0022】本発明においてはスライドマウントの材料
のなかに防菌、防カビ剤を混ぜて含有させた構成、ある
いはスライドマウントの外面に抗菌、防カビ剤を塗布し
てスライドマウントに塗膜を設けたり、あるいはスライ
ドマウントの材料のなかにしみ込ませて含有させた構
成、あるいは金属イオンをスライドマウントに付与する
ためにスライドマウントにイオンを照射させ混ぜ込んで
含有させる構成でもよい。この結果リバーサル写真フィ
ルムのスライドは細菌、カビによる影響を受けることな
く、現像済みリバーサル写真フィルムは長期間安定した
初期の写真性能が維持される。
【0023】図4はリバーサル写真フィルムの複数のス
ライドを収納する容器の一例である。スライド収納容器
30は箱型であり、スライド収納容器30の外箱31の
なかにはほぼスライド幅の大きさのスライド収納ポケッ
ト32が複数あるホルダー33があり、スライド34が
収納ポケット32に挿入されて保管される。このような
スライド34を多数収納する容器に細菌、カビが発生す
ると多数のスライドが一挙にダメージを受ける危険性が
ある。
【0024】本発明においてはスライドを収納する容器
の構成部材の少なくとも一部に防菌、防カビ剤を混ぜて
含有させた構成、あるいはスライドを収納する容器の部
材の外面あるいは内面の少なくとも一部に防菌、防カビ
剤を塗布して塗膜を設けたり、収納容器部材のなかにし
み込ませて含有させて構成、あるいは金属イオンをスラ
イドを収納する容器の部材の少なくとも一部に付与する
ためにイオンを照射させて混ぜ込んで含有させる構成で
もよい。またスライド収納容器は形状は箱型に限定せ
ず、スライドを収納するポケットを設けたシート状の形
状をした複数のホルダーを束ねたファイル型でもよい。
この結果リバーサル写真フィルムのスライドは細菌、カ
ビによる影響を受けることなく長期間安定した初期の写
真性能が維持される。
【0025】図5は現像済み写真フィルムを収納するパ
トローネ以外の容器として写真フィルムアルバムの一例
である。写真フィルムのアルバム35は複数の透明シー
ト状のファイル37を束ねたもので、ファイル37のな
かにはほぼ写真フィルム幅の収納ポケット36が設けら
れ、数コマ毎に切断された現像済み写真短尺フィルム2
4は収納ポケット36に挿入して保管される。このよう
な現像済みフィルム24を直接収納するシート状のファ
イル37の収納ポケット36には僅かなフィルム24上
の現像の処理液がファイル37に転写するとそれを栄養
剤にして細菌やカビが発生しやすくなる。収納ポケット
36に細菌、カビが発生すると収納ポケット36に納め
られているフィルムの複数のコマは勿論、最悪他の収納
ポケットにも細菌やカビが繁殖して多数の写真フィルム
が一挙にダメージを受ける危険性がある。
【0026】本発明にいおいては写真フィルムを収納す
るアルバムやファイルの構成部材の全部あるいはどれか
一部の構成部材の少なくとも一部に防菌、防カビ剤を混
ぜて含有させた構成、あるいはアルバムやファイルの構
成部材の少なくとも一部に防菌、防カビ剤を塗布して塗
膜を設けたり、あるいは部材のなかにしみ込ませて含有
させた構成、あるいは金属イオンをアルバムあるいはフ
ァイルの構成部材の少なくとも一部に付与するために部
材にイオンを照射させて混ぜ込んで含有させる構成でも
よい。また写真フィルムの保存の形態は必ずしもアルバ
ムに限定せず、1枚のファイルのまま保管するものある
いは1コマの現像済みフィルムを収納する袋状のもので
もよい。この結果写真フィルムは細菌、カビによる影響
を受けることなく長期間安定した初期の写真性能が維持
される。
【0027】図6は写真プリントを収納する写真プリン
トアルバムの一例である。写真プリントのアルバム40
は一組のプリント台紙42と透明シート41をファイル
として複数を束ねたもので、写真プリント27を台紙4
2上に置きその上から透明シート41でプリント写真を
覆い、写真フィルムを埃や指紋等から保護して保管して
いる。図示しない装置により写真フィルムから露光処理
されて写真プリント27ができるが、写真プリント27
上に僅かな処理液が残ると写真プリント27に直接接触
して収納するプリント台紙42や透明シート41に細
菌、カビが発生すると、そこに納められているプリント
は勿論、最悪他のプリント台紙や透明シートにも細菌や
カビが繁殖して多数の写真プリントが一挙にダメージを
受ける危険性がある。
【0028】本発明においては写真プリントを収納する
アルバムの構成部材の一部あるいは全部の部材のなかに
防菌、防カビ剤を混ぜて含有させた構成、あるいはプリ
ント収納するアルバムの構成部材の少なくとも一部に防
菌、防カビ剤を塗布してアルバム構成部材上に塗膜を設
けたり、あるいは材料のなかにしみ込ませて含有させた
構成、あるいは金属イオンをアルバム構成部材の少なく
とも一部に付与するためにイオンを照射させて混ぜ込ん
で含有させる構成でもよい。また写真プリントを収納す
る容器の形状は必ずしもプリント台紙と透明シートから
なるアルバム形状に限定せず、図9に示すように写真プ
リント27をガラス51と樹脂材料の枠や木枠等のフレ
ーム52によって固定して保管するものや、図10に示
すように台紙(プリント台紙を含む)53の中央を円形
にくり抜いて、写真プリント27を台紙53に挟み込ん
で保管するもの等プリント写真を保存する容器の構成部
材の少なくとも一部に防菌、防カビ剤を含有させた構成
であればよい。この結果写真プリントは細菌、カビによ
る影響を受けることなく長期間安定した初期の写真性能
が維持される。
【0029】図7は写真店から顧客に写真フィルムや写
真プリントを返却するときに使用されるDP袋の一例で
ある。DP袋45は現像済みのフィルム24と写真プリ
ント27を収納して顧客に返却される。写真フィルム2
4あるいは写真プリント27に僅かな処理液が残ると直
接接触して収納するDP袋45に転写してそれを栄養剤
にして細菌やカビが発生しやすくなる。顧客は必ずしも
すぐに写真店から仕上がった写真プリントをアルバム等
に保管するとは限らず、そのままDP袋に入れたまま長
期間放置されることもしばしば起きる。放置されたDP
袋に細菌、カビが発生すると、そこに納められている写
真フィルムや写真プリントがダメージを受けるばかり
か、写真店の信用も失墜する。
【0030】本発明においては写真店から顧客に写真フ
ィルムや写真プリントを返却するときに使用されるDP
袋の部材の一部あるいは全部の部材の少なくとも一部に
防菌、防カビ剤を混ぜて含有させた構成、あるいはDP
袋の部材に防菌、防カビ剤を塗布して部材上に塗膜を設
けたり、あるいは部材のなかにしみ込ませて含有させた
構成、あるいは金属イオンをDP部材に付与するために
イオンを照射させて混ぜ込んで含有させる構成でもよ
い。この結果写真フィルム及び写真プリントは細菌、カ
ビによる影響を受けることなく長期間安定した初期の写
真性能が維持される。
【0031】図8は写真フィルムを目視でチェックする
ときに使用するライトボックスの一例である。ライトボ
ックス50はボックス内に照明機能を持ち、照度面51
上に写真フィルム24をおいて品質をチェックするのに
使用される。写真フィルム24に僅かな処理液が残って
いると直接フィルムに接触している照度面に転写してそ
れを栄養剤にして細菌やカビが発生しやすくなる。照度
面に細菌、カビが発生すると、フィルムの品質をチェッ
クするのが困難になるばかりか、写真フィルムにも細
菌、カビが転写してダメージを受ける。
【0032】本発明においてはライトボックスの部材の
一部あるいは全部の部材の少なくとも一部に防菌、防カ
ビ剤を混ぜて含有させた構成、あるいはライトボックス
の部材の少なくとも一部に抗菌、防カビ剤を塗布して部
材上に塗膜を設けたり、あるいは部材のなかにしみ込ま
せて含有させた構成、あるいは金属イオンをライトボッ
クス部材の少なくとも一部に付与するためにイオンを照
射させて混ぜ込んで含有させる構成でもよい。この結果
ライトボックスは細菌、カビによる影響を受けることな
く長期間安定した初期の写真品質検査性能が維持され
る。
【0033】
【実施例】以下本発明の優れた効果を実証するために行
った実験について説明する。
【0034】実施例1 ポリマー中への分散はパトローネの部材材料であるポリ
スチレン樹脂の成形材料中に所定重量の割合となるよう
に防菌、防カビ剤を加え、双腕ニーダーに入れ50rp
mの速度で200℃で30分予備混合を行い、ニーダー
を密封してロータリー式真空ポンプにてゲージ圧350
Torrの圧力に減圧して200℃60分間せん断力を
かけて50ppmで混練した。得られた分散体を図1に
示した構成に準じたパトローネの金型に射出し冷却後に
成形品を取出した。尚以上のパトローネ1個の成形品の
総重量は10gである。
【0035】防菌、防カビ剤として表1に示すような添
加量で試料101〜試料115を作成した。添加した防
菌、防カビ剤の添加量はパトローネ1重量%である。
【0036】a:2,3,5,6−テトラクロロ−4−
メチルスルフォニル−ピリジン b:2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール c:5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン A:本発明の化合物;抗菌性ゼオライト(シナネンの商
品名ゼオミック) B:本発明の化合物;抗菌性ガラス(石塚硝子の商品名
イオンピア) C:本発明の化合物;銀とリン酸ジルコニウム(東亜合
成の商品名ノバロンAG300)
【0037】
【表1】
【0038】(防菌、防カビの評価)防菌、防カビの評
価は、JIS Z 2911を参考にして以下のように
行った。
【0039】下記5種の菌株の斜面培地より胞子を一白
金耳採り、それぞれ殺菌水(Twen 80、0.05
%添加)5mlに懸濁液を調整した。
【0040】1.Chaetomium globos
um:ATCC 6205、 2.Cladosporium herbarum:I
AM・F・517、 3.Trichoderam:T−1 ATCC、 4.Aspergillus Penicillode
s:IAM 2772、 5.Aspe−rgillus restrictu
s:AHU 7422。
【0041】これを等量ずつ採って混合し、混合胞子懸
濁液とする。これを実施例で得られたパトローネの外面
と内面に前記混合胞子懸濁液を10ml噴霧し、温度2
8±2℃、相対湿度95%から99%に保った場所に1
週間おいて、カビや細菌の育成状況を判定した。
【0042】評価は菌系の成長程度を目視観察し、以下
4段階にて行った。
【0043】 A:極めて良好(細菌、カビの発生が全くない) B:良好(ごく僅かに細菌、カビが発生) C:やや不良(多少細菌、カビが発生) D:不良(多数細菌、カビが発生)
【0044】
【表2】
【0045】それぞれの試料におけるカビの育成状況を
調べた結果は表2に示す通りである。本発明の構成は防
菌、防カビ性に優れているのがわかる。
【0046】実施例2 図2で示した箱型容器の部材材料であるポリプロピレン
樹脂の成形材料中に成形樹脂重量比の1%の割合となる
ように防菌、防カビ材を混ぜ、これを射出成形して容器
を作成した。
【0047】防菌、防カビの評価法は実施例1と同様に
行った試料とその評価結果を表3に示す。
【0048】
【表3】
【0049】本発明の構成は防菌、防カビ性に優れてい
るのがわかる。また図3に示したスライドのマウントや
図4に示した複数スライドの容器も図9や図10の写真
プリントを保存する容器の樹脂製の枠や図8のライトボ
ックスも寸法や形状の違いだけで、構成部材は同様な樹
脂の成形材料であるため防菌、防カビ効果もほぼ同じ効
果が認められた。
【0050】実施例3 防菌、防カビの溶液を作成して図7の紙製のDP袋、及
び図5の写真フィルムの透明シート、及び図6の写真ア
ルバムの透明シートに塗布して、その後乾燥させて、防
菌、防カビ剤を含有させた。下記の防菌、防カビの塗料
組成物を示す。
【0051】 花弁状ケイ酸カルシウム微粉末 8重量部 抗菌性ゼオライト(シナネンの商品名ゼオミック)の15%エタノール溶液 25重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂バインダー(固形分濃度25%) 100重量部 酢酸エチル 25重量部 花弁状ケイ酸カルシウム微粉末に抗菌性ゼオライトの1
5%エタノール溶液を吸着させたものと塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合樹脂バインダーと酢酸エチルを混合攪拌
して塗布液とし、版深100μmのグラビア版を用いて
ポリプロピレンフィルムと紙上に塗布後、熱風乾燥し、
溶剤(酢酸エチル、及びエタノール)を除去して防菌、
防カビ含有したシートを得た。
【0052】防菌、防カビの評価法は実施例1と同様に
行った試料とその評価結果を表4に示す。
【0053】
【表4】
【0054】本発明の構成は防菌、防カビ性に優れてい
るのがわかる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、細菌やカビによる弊害
を被ることなく長期間に渡り細菌やカビによる写真品質
の性能低下を招かないようにすることができる抗菌剤を
含有する写真製品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像後も写真フィルムがパトローネに収納され
るパトローネ本体の一例を示す斜視図
【図2】複数のパトローネを収容する容器の一例を示す
斜視図
【図3】リバーサル写真フィルムのスライドの一例を示
す斜視図
【図4】リバーサル写真フィルムの複数のスライドを収
納する容器の一例を示す斜視図
【図5】現像済み写真フィルムを収納するパトローネ以
外の容器として写真フィルムアルバムの一例を示す斜視
【図6】写真プリントを収納する写真プリントアルバム
の一例を示す斜視図
【図7】写真店から顧客に写真フィルムや写真プリント
を返却するときに使用されるDP袋の一例を示す斜視図
【図8】写真フィルムを目視でチェックするときに使用
するライトボックスの一例を示す斜視図
【図9】写真プリントをガラスと樹脂材料の枠や木枠等
のフレームによって固定して保管するものの一例を示す
正面図
【図10】プリント台紙の中央を円形にくり抜いて、写
真プリントを台紙に挟み込んで保管するものの一例を示
す正面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B42F 5/04 B42F 5/04 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録部を有する写真フィルムのパトロ
    ーネにおいて、パトローネの少なくとも一部に無機系抗
    菌剤を含有することを特徴とする写真フィルムのパトロ
    ーネ。
  2. 【請求項2】磁気記録部を有する写真フィルムのパトロ
    ーネにおいて、パトローネ構成部分のいずれかの少なく
    とも一部に無機系抗菌剤を含有することを特徴とする写
    真フィルムのパトローネ。
  3. 【請求項3】写真フィルムのパトローネを複数収納する
    容器の部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有する
    ことを特徴とする写真フィルムのパトローネを収納する
    容器。
  4. 【請求項4】リバーサル写真フィルムのスライドマウン
    ト部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有すること
    を特徴とするリバーサル写真フィルムのスライド。
  5. 【請求項5】リバーサル写真フィルムのスライドを複数
    収納する容器の部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を
    含有することを特徴とするリバーサル写真フィルムのス
    ライドを収納する容器。
  6. 【請求項6】写真フィルムを保存するアルバムあるいは
    ファイルの部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を含有
    することを特徴とする写真フィルムを保存するアルバム
    あるいはファイル。
  7. 【請求項7】写真プリントを保存するアルバムあるいは
    プリント写真台紙あるいはフレームの部材の少なくとも
    一部に無機系抗菌剤を含有することを特徴とする写真プ
    リントを保存するアルバムあるいは写真台紙あるいはフ
    レーム。
  8. 【請求項8】写真店が顧客に写真フィルムと写真プリン
    トを収納して返却に使用するDP袋の部材の少なくとも
    一部に無機系抗菌剤を含有することを特徴とするDP
    袋。
  9. 【請求項9】現像済み写真フィルムを目視で観察するラ
    イトボックスの部材の少なくとも一部に無機系抗菌剤を
    含有することを特徴とするライトボックス。
  10. 【請求項10】前記無機抗菌剤が、抗菌性ゼオライトで
    あることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    写真フィルムあるいは写真プリントの容器。
  11. 【請求項11】前記無機抗菌剤が、抗菌性ガラスである
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の写真
    フィルムあるいは写真プリントの容器。
  12. 【請求項12】前記無機抗菌剤が、リン酸カルシウム・
    銀、アミノ酸金属セッケン、リン酸亜鉛カルシウム・
    銀、セラミクスリン・銀、リン酸ジルコニウム・銀から
    選ばれる少なくとも一つの化合物であることを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれかに記載の写真フィルムあるい
    は写真プリントの容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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