JP3130185B2 - カートリッジ収納アルバム - Google Patents

カートリッジ収納アルバム

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JP3130185B2
JP3130185B2 JP05193682A JP19368293A JP3130185B2 JP 3130185 B2 JP3130185 B2 JP 3130185B2 JP 05193682 A JP05193682 A JP 05193682A JP 19368293 A JP19368293 A JP 19368293A JP 3130185 B2 JP3130185 B2 JP 3130185B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント写真だけでな
く現像済みのネガフイルムも一緒に収納する写真アルバ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DPE取扱店に同時プリントを依頼する
と、顧客にはプリント写真と現像済みのネガフイルムと
が戻される。このとき、ネガフイルムは6コマずつのネ
ガシースに分断され、各々がネガシースに入った状態に
なっている。プリント写真は、DPE取扱店から提供さ
れた簡易アルバムや、別に購入した写真アルバムに整理
されるが、ネガフイルムはネガシースに入れたままでプ
リント写真とは別に保管されるのが通常である。
【0003】ところが、上記形態で返却されたネガフイ
ルムは収納,保管に不便で、実際には散逸させてしまう
ことが少なくない。したがって、焼増しプリントを行お
うとしたときに必要なネガシートが見つからないという
事態にもなりかねず、保管,整理しやすい形態でネガフ
イルムを返却することが望まれていた。
【0004】このような事情を考慮し、本出願人は特開
平3−179341号公報や特開平5−19441号公
報で知られるように、ネガフイルムを分断せずにカート
リッジにロール状に収納して顧客に返却することを提案
している。これによれば、ネガフイルムをカートリッジ
に入れたままで取り扱うことができるから、保管,整理
がしやすくなる利点がある。
【0005】また、現像済みのネガフイルムを分断せず
にプリント写真とともに保管できるようにした写真アル
バムが実開平2−40576号公報で知られている。こ
の写真アルバムは、プリント写真を収納する一対のアル
バム本体が互いに開閉できるように軸着された構造にな
っており、この軸着部に長尺のネガフイルムをロール状
に巻いて収納できるようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ネガ
フイルムをカートリッジに収納して顧客に返却すると取
り扱いが簡単になる利点はあるが、ネガフイルムとプリ
ント写真とが別々に保管されると、焼増しプリントを行
おうとしたときに対応するネガフイルムが見つけにくい
という難点がある。
【0007】この点、実開平2−40576号公報記載
の写真アルバムは便利ではあるが、現像済みのネガフイ
ルムをロール状にまとめてアルバムに収納する作業が面
倒なだけでなく、その出し入れを行うときにネガフイル
ムに傷を入れてしまうおそれが大きい。また、この写真
アルバムでは、その軸着部にロール状にしたネガフイル
ムだけを収納すればよいので、軸着部の構造を複雑化さ
せずに済むが、ネガフイルム入りのカートリッジをこの
軸着部に収めようとすると、軸着部が太径化したり、構
造が複雑になるという欠点がある。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、現像済みのネガフイルムを長尺のまま収納したカー
トリッジを、プリント写真とともに簡便に収納できるよ
うにしたカートリッジ収納アルバムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカートリッジ収納アルバムは、プリント写
真を収納する複数枚の台紙と、この台紙をブック状に綴
じた表紙部と、この表紙部の内側に設けられ、現像済み
の長尺状のネガフイルムを巻き込んだカートリッジを収
納するカートリッジ収納部とから構成したものである。
また、前記カートリッジ収納カートリッジ収納部は、表
紙部の一部を筒状に折って形成したものである。また、
前記カートリッジ収納カートリッジは、フイルムの巻き
緩みを防止する手段やフイルムリーダ部の先端をフイル
ムロールから剥離させてフイルム出入口へ導く先端分離
爪部を設けたカートリッジ本体内にスプールを回動自在
に設け、スプールを回転させることによってフイルムリ
ーダ部をフイルム出入口からカートリッジ本体の外へ送
り出すようにしたものである。
【0010】
【作用】アルバムを構成する表紙の一部を折り曲げてカ
ートリッジ収納部を形成したため、現像済みのネガフイ
ルムを長尺のまま収納したカートリッジとプリント写真
とを一緒に収納できるアルバムを従来の簡易なアルバム
と同様にローコストで作成することができる。
【0011】
【実施例】本発明のアルバム20は、図1に示すよう
に、例えば1枚の紙で形成した表紙部22a,22bの
内側に6枚の台紙23を綴じるとともに、表紙部22a
の内側下部にカートリッジ収納部24を設け、この中に
カートリッジ10を収納するようにしたものである。ま
た、1枚の台紙23には、セロハンで4つのポケット2
5が形成されており、表裏で合計4枚のプリント写真2
6を収納できるようになっている。
【0012】カートリッジ収納部24は、表紙部22a
の下部から矩形片22dを突出形成し、この矩形片22
dに図面の垂直方向に2本の切れ目22e,22fを平
行に入れてある。矩形片22dを折り目22gで表紙部
22aの内側へ折り曲げ、さらに折り目22h,22i
で折り曲げてから、矩形片22aの先端部を表紙部22
aの内壁面に接着して三角筒を形成する。なお、符号2
8で示したハッチング部分は、その接着部分である。ま
た、カートリッジ収納部24の表紙部22a内壁からの
突出量は、表紙部22a,22bを閉じた際にアルバム
20が平らになるように、アルバム20の背表紙22c
の内幅Dにほぼ等しくしてある。これよって、複数のア
ルバム20を積み重ねたり、本棚等に立てて置くことが
見栄え良くできるようになっている。
【0013】前記カートリッジ10は、図2に示すよう
に、上下ケース11a,11bからなる樹脂製のカート
リッジ本体11の内部に、フイルム12をロール状に巻
き付けたスプール13を回動自在に設けたものである。
上下ケース11a,11bの内壁には、フイルム12の
巻き緩みを防止するリブ14やフイルムリーダ部12a
の先端をフイルムロール12bから剥離させてフイルム
出入口15へ導く爪部16が一体的に形成されている。
そして、スプール13を回転させることによってフイル
ムリーダ部12aがフイルム出入口15から送り出され
るようになっている。
【0014】カートリッジ10は、撮影が終わった後、
現像所に集められる。暗室内でカートリッジ本体11か
らフイルム12が引き出され、スプール13から外され
る。このフイルム12は、現像処理された後、再びフイ
ルム出入口15からカートリッジ本体11内に差し込ま
れ、スプール13に係止される。次に、スプール13が
回転されて現像済みのフイルム12がカートリッジ本体
11内に巻き込まれる。
【0015】この後、このカートリッジ10は、プリン
ト工程へ移送,もしくは客に返却されるが、本実施例の
場合には、プリント工程へ移送され、必要なコマがプリ
ントされる。このプリント写真26はアルバム20のポ
ケット25にそれぞれ収納されるとともに、プリント工
程を終了した現像済みフイルム12はカートリッジ10
内に巻き込まれ、このカートリッジ10がアルバム20
のカートリッジ収納部24に収納される。
【0016】カートリッジ10をカートリッジ収納部2
4に収納するには、カートリッジ収納部24の挿入口2
9および切り目22e,22fに挟まれた部分22jを
破線で示した位置29aまで変形させながら、挿入口2
9からカートリッジ収納部24の中程までカートリッジ
10を挿入する。この後、挿入口29の変形を元に戻す
と、図3に示すように、カートリッジ10は部分22j
と表紙部22aの内壁面との間に挟み込まれるように保
持される。また、カートリッジ10の前後は、切れ目2
2e,22fの縁で規制され、カートリッジ10が挿入
口29や反対側の開口31から不用意に落ちないように
なっている。
【0017】このようにカートリッジ10およびプリン
ト写真26を収納したアルバム20は、図4に示すよう
に、表紙部22a,22bを閉じた状態で、例えば紙製
の袋33に入れられて客に渡される。この袋33はアル
バム20を収納しやすいようにマチ付きとなっている。
【0018】次に、別の実施例を説明する。図5におい
て、アルバム40は、1枚のプリント写真を収納する台
紙42を複数枚綴じるとともに、表紙部43aの下部に
幅広のゴムバンド45を取り付け、表紙部43aの内壁
とゴムバンド45との間にカートリッジ10を挟み込ん
で収納するようにしたものである。また、表紙部43
a,43bを閉じた際にゴムバンド45に相対する表紙
部43bの下部には切込み46が形成されており、ここ
からカートリッジ10を確認することができるようにな
っている。
【0019】図6において、別のアルバム50の表紙部
51の下部には、カートリッジ収納部52が設けられて
いる。このカートリッジ収納部52は、弾性を有するプ
ラスチックで形成されており、カートリッジ10を受け
る部分52aと押さえる部分52bとから構成され、受
ける部分52aの端が表紙51の内壁51aに接着剤等
の固着手段により固定されている。カートリッジ収納部
52の側方両端部(図面に垂直方向)は開放されてお
り、カートリッジ10はその一方から挿脱される。
【0020】なお、プリント写真を収納するポケットの
数や台紙の枚数は、上記の数字に限定されることなく、
任意の数にすることができる。また、それらのサイズも
限定されない。また、表紙や台紙の材料としては紙を使
用したが、例えば合成樹脂製のシートでもよい。また、
前記ゴムバンド45は表紙部43aの下部縁と平行に取
り付けたが、垂直方向に取り付けても、また十字型に2
本取り付けてもよい。また、前記切込み46は省略して
もよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のカ
ートリッジ収納アルバムによれば、表紙の一部を変形さ
せてカートリッジ収納部を形成したので、ローコストに
プリント写真とカートリッジとを一緒に保存管理するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルバムの表紙を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】カートリッジの構造を示す分解斜視図である。
【図3】カートリッジ収納部を挿入口側から示す平面図
である。
【図4】アルバムを閉じて袋の中に収納した状態を示す
斜視図である。
【図5】別のアルバムの表紙を開いた状態を示す斜視図
である。
【図6】さらに別の実施例のカートリッジ収納部を挿入
口側から示す平面図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ 20,40,50 アルバム 22a,22b,43a,43b,51 表紙部 23 台紙 24,52 カートリッジ収納部 45 ゴムバンド 46 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 1/08 B42F 5/02 - 5/04 B42C 1/00 G03D 15/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント写真を収納する複数枚の台紙
    と、この台紙をブック状に綴じた表紙部と、この表紙部
    の内側に設けられ、現像済みの長尺状のネガフイルムを
    巻き込んだカートリッジを収納するカートリッジ収納部
    とから構成したことを特徴とするカートリッジ収納アル
    バム。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ収納部は、表紙部の一
    部を筒状に折って形成したものであることを特徴とする
    請求項1記載のカートリッジ収納アルバム。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジは、フイルムの巻き緩
    みを防止する手段やフイルムリーダ部の先端をフイルム
    ロールから剥離させてフイルム出入口へ導く先端分離爪
    部を設けたカートリッジ本体内にスプールを回動自在に
    設け、スプールを回転させることによってフイルムリー
    ダ部をフイルム出入口からカートリッジ本体の外へ送り
    出すようにしたものであることを特徴とする請求項1記
    載のカートリッジ収納アルバム。
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