JPH11174589A - 記録材料マガジン - Google Patents

記録材料マガジン

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Publication number
JPH11174589A
JPH11174589A JP34658697A JP34658697A JPH11174589A JP H11174589 A JPH11174589 A JP H11174589A JP 34658697 A JP34658697 A JP 34658697A JP 34658697 A JP34658697 A JP 34658697A JP H11174589 A JPH11174589 A JP H11174589A
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JP
Japan
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recording material
magazine
flange
photosensitive material
spool
Prior art date
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JP34658697A
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English (en)
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Haruhiko Arai
治彦 新井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長尺な記録材料を巻回してなる記録材料ロール
を収納する記録材料マガジンであって、収納された記録
材料を引き出すことなく、収納された記録材料の幅を自
動的に検出することが可能な記録材料マガジンの提供。 【解決手段】マガジン本体と、このマガジン本体内に脱
着可能に設けられ、前記記録材料ロールの軸芯を挿通し
て、この記録材料ロールを所定位置に回転可能に支持す
るスプールと、このスプールに係合して設けられ、前記
記録材料の幅に応じて、前記記録材料ロールの端面位置
を規制する少なくとも1枚のフランジと、このフランジ
の位置を検出する検出センサと、前記画像記録装置と脱
着可能に構成され、この検出センサから伝送された検出
信号を前記画像記録装置に伝送するコネクタとを有する
ことにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材料を用いた
画像記録装置等に利用される、記録材料ロールを収納す
る記録材料マガジンの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】銀塩写真感光材料、熱現像感光材料、感
光感熱記録材料等の各種の記録材料がプリンタや複写装
置等の画像記録装置に利用されている。このような記録
材料は、予め所定長のカットシートとされて画像記録装
置に供給されるものもあるが、長尺なまま巻回されて記
録材料ロールとされ、この記録材料ロールのまま装置に
供給され、画像記録装置内で作成するハードコピーに対
応するサイズに切断されるものも多数ある。また、記録
材料ロールは、所定のマガジンに収納されて、画像記録
装置の所定位置に装填される場合が多い。
【0003】例えば、フォトプリンタ(写真焼付装置)
では、感光材料ロールを所定のマガジンに収納して、マ
ガジンを装置の所定位置に装填し、感光材料をマガジン
から引き出して、プリントサイズに応じた所定長に切断
した後に、所定の経路を搬送して露光、現像および乾燥
等の処理を施して(仕上り)プリントとし、あるいは、
長尺なまま所定の経路を搬送して露光、現像および乾燥
等の処理を施して、最後に切断して、一枚のプリントと
する。
【0004】なお、このような画像記録装置において、
マガジンからの感光材料の取り出しは、マガジンの取出
口近傍に設けられる引き出しローラ対で挟持搬送するこ
とにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトプリ
ンタにおいては、記録すべき画像に応じて、各種の幅
(サイズ)の感光材料が使用されている。このため、マ
ガジンをセットするに際し、いずれの幅の感光材料が収
納されているかを確認するとともに、確認した感光材料
の幅をフォトプリンタに手入力するというする作業が必
要であり、マガジンのセット作業が煩雑なものとなると
いう問題があった。
【0006】また、このような感光材料の幅の確認は、
マガジン内に収納された感光材料を、予めマガジン外に
引き出した状態にしておき、感光材料の幅を直接確認す
ることにより行われている。このため、マガジンから一
端引き出された部分の感光材料には、光がかぶってしま
い、その部分は使用不能となってしまう、すなわちペー
パーロスが発生するという問題がある。
【0007】なお、これらの問題は、フォトプリンタの
みならず、上述の各種の画像記録装置においても同様に
起こりうる。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、長尺な記録材料を巻回してなる記録材料ロール
を収納する記録材料マガジンであって、収納された記録
材料を引き出すことなく、収納された記録材料の幅を自
動的に検出することが可能な記録材料マガジンを提供す
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、長尺な記録材料を巻回してなる記録材料
ロールを収納し、画像記録装置に装填される記録材料マ
ガジンであって、前記記録材料が排出される排出口が形
成されたマガジン本体と、このマガジン本体内に脱着可
能に設けられ、前記記録材料ロールの軸芯を挿通して、
この記録材料ロールを所定位置に回転可能に支持するス
プールと、このスプールに係合して設けられ、前記記録
材料の幅に応じて、前記記録材料ロールの端面位置を規
制する少なくとも1枚のフランジと、このフランジの位
置を検出する検出センサと、前記画像記録装置と脱着可
能に構成され、この検出センサから伝送された検出信号
を前記画像記録装置に伝送するコネクタとを有すること
を特徴とする記録材料マガジンを提供する。
【0010】ここで、前記フランジは、半径方向に付勢
され、かつ、突出して設けられる付勢片を有し、前記検
出センサは、前記付勢片が接触または押圧することによ
り、前記フランジの位置を検出する接触式または押圧式
のセンサであるのが好ましい。また、前記検出センサ
は、使用が予定される各種の記録材料の幅に対応する位
置に設けられた複数個のセンサを有してなるのが好まし
い。
【0011】また、本発明は、長尺な記録材料を巻回し
てなる記録材料ロールを収納する記録材料マガジンであ
って、前記記録材料が排出される排出口が形成されたマ
ガジン本体と、このマガジン本体内に脱着可能に設けら
れ、前記記録材料ロールの軸芯を挿通して、この記録材
料ロールを所定位置に回転可能に支持するスプールと、
このスプールに係合して設けられ、前記記録材料の幅に
応じて、前記記録材料ロールの端面位置を規制する少な
くとも1枚のフランジと、一端が前記フランジの外側に
係合し、他端が前記マガジン本体の外表面に延在して、
前記記録材料の幅に対応した位置を表示する表示部材
と、この表示部材の一端を、前記フランジに付勢する付
勢部材とを具備し、さらに、前記マガジン本体は、前記
表示部材の他端が前記記録材料の幅に応じて移動可能に
形成され、遮光構造が施された溝部を有することを特徴
とする記録材料マガジンを提供する。
【0012】さらに、本発明は、長尺な記録材料を巻回
してなる記録材料ロールを収納する記録材料マガジンで
あって、前記記録材料が排出される排出口が形成された
マガジン本体と、このマガジン本体内に脱着可能に設け
られ、前記記録材料ロールの軸芯を挿通して、この記録
材料ロールを所定位置に回転可能に支持するスプール
と、このスプールに係合して設けられ、前記記録材料の
幅に応じて、前記記録材料ロールの端面位置を規制する
少なくとも1枚のフランジと、一端が前記フランジの外
側に係合し、他端が前記マガジン本体の内表面に延在
し、磁石を有してなる連動部材と、この連動部材の一端
を、前記フランジに付勢する付勢部材と、前記マガジン
本体の外表面に設けられ、前記連動部材の他端と磁力を
介して連動可能な表示片とを有することを特徴とする記
録材料マガジンを提供する。
【0013】ここで、前記マガジン本体の前記排出口の
内側近傍に設けられ、少なくとも前記画像記録装置への
装填時に、前記記録材料の先端近傍を挟持する補助ロー
ラ対を有するのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録材料マガジン
について、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳
細に説明する。
【0015】図1に、本発明の記録材料マガジンを利用
するプリンタ(画像記録装置)の概略図が示される。図
1に示されるプリンタ10は、デジタル露光によって感
光材料A(印画紙)を露光して潜像を記録して、プリン
ト(写真)として出力するデジタルフォトプリンタのプ
リンタ(焼付装置)であって、ロール状に巻回された長
尺な感光材料Aを、作成するプリントに応じた所定長に
切断してカットシートとした後に、バックプリントの記
録(裏印字)およびデジタルの走査露光を行い、プロセ
サ(現像装置)Pに供給する装置である。
【0016】なお、本発明の記録材料マガジンは、この
ような感光材料を切断してカットシートとした後に露光
を行うプリンタ以外にも、長尺な感光材料のままで、コ
マパンチの形成、露光、バックプリントの記録等を行
い、次いで現像および乾燥等の所定の現像処理を施した
後に、感光材料をプリント一枚毎に対応して切断するプ
リンタにも利用可能である。あるいは、通常の直接露光
のプリンタにも利用可能である。また、このようなフォ
トプリンタのみならず、熱現像感光材料を用いる画像記
録装置や感光感熱記録材料を用いた記録装置等、長尺な
記録材料を巻回してなる記録材料ロールを使用する装置
であれば、公知の画像記録装置に各種利用可能である。
なお、以下の説明では、これらをまとめて感光材料とも
言う。
【0017】図1に示されるプリンタ10は、感光材料
供給部12と、バックプリントを記録する裏印字手段1
4と、画像記録部16と、振分部18と、カットシート
とした感光材料Aを画像記録部16に搬送する第1搬送
部34および第2搬送部36を有して構成される。な
お、プリンタ10には、図示した部材以外にも、搬送ロ
ーラ等の感光材料Aの搬送手段や搬送ガイド、センサ等
の各種の部材が、必要に応じて配置されている。
【0018】プリンタ10において、感光材料供給部1
2(以下、供給部12とする)は、装填部20および2
2と、引き出しローラ対24および26と、カッタ28
および30とを有して構成される。装填部20および2
2は、長尺な感光材料Aをロール状に巻回してなる感光
材料ロールArを遮光性の筐体に収納したマガジン32
が装填される部位である。装填部20および22に装填
されるマガジン32には、通常、幅(サイズ)、面種
(シルクやマット等)、仕様(厚さやベース種等)等、
互いに種類の異なる感光材料Aを巻回した感光材料ロー
ルArが収納される。ここで、マガジン32は本発明の
記録材料マガジン(以下、マガジンとする)にかかるも
のである。
【0019】図2に、マガジン32の概略図を示す。な
お、図2において、(a)はマガジン32の側面の、
(b)はマガジン32の本体を取り除いた側断面の、
(c)はマガジン32内部の構造を背面(排出口と逆
側)から見た模式図を、それぞれ示す。
【0020】図示例のマガジン32は、基本的に、下部
ケース62、上部ケース64、スプール66、2枚のフ
ランジ68、および、本発明の特徴的な部分である検出
センサ90を有する。
【0021】感光材料ロールArは、スプール66によ
って軸芯を挿通されると共に、スプール66に挿通され
る貫通孔を有する円盤状のフランジ68および68によ
って端面を挟持されて、感光材料ロールArに巻回され
る感光材料Aの幅(軸芯)方向(以下、幅方向とする)
の位置を規定されて、スプール66に保持される。
【0022】マガジン32には、多数のサイズ(感光材
料Aの幅)の感光材料ロールArが収納される。スプー
ル66および/またはフランジ68には、これらの感光
材料ロールArのサイズに応じて、所定の間隔でフラン
ジ68をスプール66に係合・保持する係合手段が形成
される。ここで、図示例のフランジ68は、後述するよ
うに、検出センサ90に検出させるための付勢片80が
設けられるため、常に付勢片80を検出センサ90に接
触させた状態とするのが好ましい。このため、フランジ
68を軸受69を介してスプール66と係合させること
で、フランジ68を所定の向きに保持させたまま、スプ
ール66のみの回転が行えるように構成されるのが好ま
しい。例えば、図2(b)に示されるように、軸受69
として、空気軸受を用いればよいが、これに限定され
ず、公知の種々の軸受が使用可能である。なお、本発明
はこれに限定されず、フランジ68に軸受69を設けず
に、フランジ68がスプール66と連動するような構成
であってもよく、感光材料A幅の検出方法に応じて、適
宜決定すればよい。
【0023】このようなフランジ68をスプール66に
係合させる方法としては、貫通孔を有する板材と、これ
を挿通する円柱体とを位置合わせして係合・保持する公
知の方法が、各種利用可能であり、例えば、感光材料ロ
ールArのサイズに応じた間隔の2本の溝を、保持する
感光材料ロールArのサイズ数に応じてスプール66に
形成すると共に、フランジ68に、この溝に挿入自在な
係合部材を設ける方法、スプール66に互いに異なる方
向のネジを形成すると共に、フランジ68の貫通孔に、
これを螺合するネジを形成し、フランジ68の間に感光
材料ロールArを入れ、スプール66もしくはフランジ
68を回転してフランジ68で感光材料ロールArを挟
み込む方法等が例示される。
【0024】なお、後に述べるが、図示例のプリンタ1
0では、副走査搬送される感光材料Aの中心を走査方向
の中心に合わせる、いわゆるセンターを基準とする光ビ
ーム走査露光によって感光材料Aに潜像を記録するの
で、2枚のフランジ68は、その中間点が、感光材料A
の搬送(引き出し)方向と直交する方向の中心(以下、
搬送中心とする)となるように、スプール66に係合・
保持される。
【0025】一方、マガジン本体60(遮光性の筐体)
は、一面が開放する筐体である下部ケース62および上
部ケース64を組み合わせて構成され、感光材料Aは、
マガジン本体60の上方角部で排出方向に突出する排出
部72の排出口72aから排出される。下部ケース62
および上部ケース64は、ヒンジ74を介して、互いに
回動自在に係合しており、下部ケース62に対して上部
ケース64を矢印a方向に回動することにより、マガジ
ン32の内部を開放し、あるいは閉塞する。
【0026】下部ケース62と上部ケース64の互いが
当接する辺のほぼ中央部には、前記排出口72aの延在
方向と一致してスプール66の両端を回転自在に軸支す
る支持部76aおよび76bが形成される。また、支持
部76aおよび76bは、上部ケース64の開放によっ
てスプール66の軸支を開放するように構成され、従っ
て、スプール66(およびフランジ68)は上部ケース
64の開放によって、マガジン本体60内(支持部76
aおよび76b)に装着自在に構成される。
【0027】ここで、前述のように、フォトプリンタに
おいては、記録すべき画像に応じて、各種の幅(サイ
ズ)の感光材料が使用される。しかしながら、マガジン
をセットするに際し、収納された感光材料の幅を確認
し、確認した感光材料の幅を手入力するというする作業
が必要であり、作業が煩雑なものとなるという問題があ
った。また、感光材料の幅の確認は、マガジン内に収納
された感光材料を、マガジン外に引き出して行っていた
ため、引き出された部分の感光材料が使用不能となって
しまう、すなわちペーパーロスが発生するという問題が
ある。
【0028】そこで、本発明の記録材料マガジンは、マ
ガジン内に、フランジの位置を検出する検出センサを設
けて、マガジン内に収納された感光材料の幅を、感光材
料を引き出すことなく認識する構成としたことにより、
上記課題を解決したものである。
【0029】具体的には、図2に示されるように、マガ
ジン32内には、付勢片80と、検出センサ90と、コ
ネクタ92と、補助ローラ対93とがさらに設けられ
る。付勢片80は、その下端を検出センサ90に当接さ
せることで、フランジ68の位置を検出センサ90に伝
達するための部材であり、付勢部材82と、接触部材8
4とを有する。
【0030】付勢部材82は、接触部材84をフランジ
68と連結し、接触部材82が確実に検出センサ90に
接触または押圧し、検出センサ90に確実にフランジ6
8の位置を検出させ、従って感光材料Aの幅を正確かつ
確実に検出させるためのものであり、フランジ68の外
側面(感光材料Aと接しない側)にその半径方向に設け
られる。付勢部材82は、フランジ68の半径方向に付
勢することができるものであれば公知の種々の付勢部材
を用いればよく、特に限定されず、例えば、コイルばね
等の圧縮ばねが好適に例示される。なお、図示例の付勢
部材82は、この接触または押圧の際に加わる衝撃や重
量を緩和して検出センサ90の破損を防止するととも
に、その付勢力により、スプール66の回転にかかわら
ずフランジ68を所定の向きに保持させる役割をも有す
る。一方、接触部材84は、検出センサ90に直接接触
させるための部分であり、付勢部材82の下端に設けら
れる。接触部材84は、個々のセンサ片90aに対応す
る大きさに形成されていればよく、その材質、構造は特
に限定されない。
【0031】なお、このような付勢部材82、あるいは
さらに接触部材84は、フランジ68の外側にレール状
または筒状のガイド86を設けておき、このガイド86
に沿って伸縮可能な構成とするのが好ましい。こうする
ことにより、接触部材84が検出センサ90に対して示
す位置が、フランジ68の位置とより正確に対応したも
のとなる。
【0032】検出センサ90は、付勢片80の接触部材
84の位置を検出することにより、感光材料Aの幅を検
出するためのものである。この検出センサ90は、図3
(a)に示されるように、マガジン本体60の、感光材
料ロールArと平行な面のうち、少なくともいずれか1
つの面(図示例では2面)に、感光材料Aの幅方向と平
行に設けられる。なお、検出センサ90の設けられる位
置は、図示例に限定されず、少なくとも接触部材84が
接触可能な位置であればよい。
【0033】この検出センサ90の構造は特に限定され
ないが、例えば、図3(b)に示されるように、使用が
予定される各種の記録材料の幅に対応する位置に設けら
れた複数個のセンサ片90aと、これらのセンサ片90
aが列状に配列されるセンサ板90aとを有する構成と
して、プリンタ10に、いずれのセンサ片90aからの
検出信号かを識別させることにより、感光材料Aの幅を
認識させる構成とすればよい。
【0034】検出センサ90としては、接触部材84の
接触を検出する接触式のセンサや、接触部材84により
押圧されることにより検出する押圧式のセンサを用いる
のが、感光材料Aに悪影響がなく、安価でかつ簡易な構
成である点で好ましいが、本発明はこれに限定されず、
公知の種々のセンサが使用可能である。例えば、光セン
サ、磁気センサ等を用い、接触部材84の検出を行う構
成としてもよいし、あるいは、付勢片80を排して直接
フランジ68の位置を検出する構成としてもよい。
【0035】コネクタ92は、検出センサ90で発せら
れた検出信号(図示例の検出センサ90では、複数個の
センサ片90aのいずれか1個から発せられる検出信
号)を、プリンタ10側に伝送するためのものである。
従って、図1に示されるように、プリンタ10側にもコ
ネクタ92と電気的に接続可能なコネクタ94を設けて
おき、この両コネクタ92および94を互いに脱着可能
な構成とすることにより、マガジン32を装填部20,
22に装填する同時に、マガジン32側のコネクタ92
が、プリンタ10側のコネクタ94と電気的に接続さ
れ、プリンタ10がマガジン32内に収納された感光材
料Aの幅を、感光材料Aを一切引き出すことなく、自動
的に識別することが可能となる。これにより、ペーパー
ロスを無くすことができるとともに、ユーザが自ら確認
した幅を手入力する作業も不要となり、作業が簡便化す
る。
【0036】補助ローラ対93は、感光材料ロールAr
をマガジン本体60内にセットするに際して、感光材料
Aの先端の引き出しがスムーズに行えるように、予め排
出口72の近傍に感光材料Aの先端を保持させておくた
めのローラ対であり、排出口72aの内側近傍に設けら
れる。具体的には、図2に示されるように、下側ケース
62側に下側のローラを設け、上側ケース64側に上側
のローラを設ける構成とすれば、感光材料ロールArの
セット時において、感光材料Aの先端を容易に補助ロー
ラ93に挟持させることができるので好ましい。また、
この補助ローラ対93は、プリンタ10の装填部20,
22に装填されると、引き出しローラ対24,26と連
動可能となるように構成してもよく、この場合は感光材
料Aの引き出しをよりスムーズに行うことが可能とな
る。さらには、感光材料Aが引き出しローラ対24,2
6に挟持された時点で、感光材料Aの挟持を解除するよ
うに構成してもよい。このように補助ローラ対93は、
種々の構成が採用可能であるが、感光材料Aの先端を保
持させる手段としては、この補助ローラ対93に限定さ
れず、公知の種々の手段が使用可能である。
【0037】なお、図2(a)では、コネクタ92は、
マガジン32の排出口72の直下に設けられる構成とな
っているが、本発明はこれに限定されず、マガジン32
の装填部20,22への装填と同時に電気的な接続が可
能となる位置とすればよい。また、マガジン32の装填
部20,22への装填と別個にコネクタ92および94
間の接続を行う構成であってもよい。なお、コネクタ9
2,94の構造としては、電気的な接続が可能なもので
あれば特に限定されず、公知の種々のコネクタが使用可
能である。
【0038】図2に示されるマガジン32の基本構成は
以上の通りであるが、このマガジン32における、スプ
ール66およびフランジ68のマガジン本体60内への
セットは以下のように行えばよい。まず、上部ケース6
4を開放して、前述のように感光材料ロールArを保持
したスプール66の両端を支持部76aおよび76bに
装着して、感光材料Aの先端を補助ローラ対93の位置
まで引き出し、上部ケース64を閉塞することにより、
感光材料Aの先端を補助ローラ対93に挟持させた状態
で、感光材料ロールArをマガジン32にセット(収
納)する。このとき、付勢片80の向きと検出センサ9
0との向きが一致するように、フランジ68をマガジン
本体60内に収納することにより、付勢片80を検出セ
ンサ90に接触させた状態とすればよい。
【0039】ところで、上記図示例は、マガジン32内
に収納された感光材料Aの幅を、検出センサ90により
検出する構成であるが、本発明はこれに限定されず、機
械的に感光材料Aの幅を検出し、表示する構成としても
よい。具体的には、図4(a)に示されるように、マガ
ジン32内には、表示部材100と、付勢部材102と
が設けられるととともに、マガジン32には、溝部10
4が形成される。
【0040】表示部材100は、記録材料Aの幅を表示
するためのものであり、その一端がフランジ68の外側
面と係合可能に形成され、他端がマガジン32の溝部1
04を介して外表面にまで延在して形成される。従っ
て、この延在した端部100aがインジケータとして感
光材料Aの幅に対応した位置を表示する。なお、表示部
材100としては、特に限定されず、種々の形状、材質
のものが使用可能である。例えば、図4(a)に示すよ
うに、矩形状断面の棒材とすればよい。
【0041】付勢部材102は、一端がこの表示部材1
00のインジケータ100a側の端部近傍に設けられ、
他端がマガジン本体60に固定されることにより、表示
部材100をフランジ68に向かって付勢するためのも
のであり、コイルばね等の引張ばね等を用いればよく、
特に限定されない。このように付勢部材102を設ける
ことで、フランジ68の位置が感光材料Aの幅に応じて
変更されたとしても、表示部材100を追随させること
ができるので、常に感光材料Aの幅を正確に表示するこ
とが可能となる。また、付勢部材102の付勢力を介し
て表示部材100をフランジ68に係合させる構成であ
るので、表示部材100はフランジ68と脱着可能であ
り、感光材料ロールArの交換時においては、フランジ
68のみを取り扱えば足り、従来とほぼ同様の、簡便な
方法で交換作業を行うことが可能となる。さらに、この
場合には、フランジ68を軸受を介すことなくスプール
66に直接係合させて、スプール66とともに回転する
構成とすることもできる。
【0042】一方、マガジン本体60には、表示部材1
00がマガジン本体60の外表面に延在し、かつ、感光
材料Aの幅方向に移動可能となるように切り欠かれた、
溝部104が形成される。この溝部104は、マガジン
32内の遮光性を確保するような構造とするのが好まし
く、例えば、図4(b)に示されるように、その断面が
複数箇所で矩形状に屈曲してなるラビリンス構造とした
り、あるいは、不織布等の遮光性の部材を溝部104の
断面に沿って配設しておき、この遮光性部材間からイン
ジケータ100aを突出させる構成とすればよいが、本
発明はこれに限定されるものではなく、公知の種々の遮
光構造および手段が採用可能である。なお、表示部材1
00のインジケータ100a近傍の形状も、この溝部1
04の形状と係合しうるように構成すればよい。なお、
溝状ガイド114の近傍には、インジケータ100aが
感光材料Aの幅を示すように目盛りを設けておくのが好
ましい。
【0043】このような構成においても、プリンタ10
の装填部20,22であって、インジケータ100aと
対応する部分に検出センサを設ける構成とすれば、感光
材料Aの幅を自動的に検出することが可能となる。な
お、本発明はこれに限定されず、例えば、ユーザがイン
ジケータ100aを目視することにより感光材料Aの幅
を認識し、手入力によりプリンタ10に入力する構成と
してもよい。この場合においても、感光材料Aのペーパ
ーロスを無くすという本発明の効果を得ることができ
る。
【0044】なお、このような図4に示されるマガジン
における、スプール66およびフランジ68のマガジン
本体60内へのセットは、付勢部材102を引っ張りな
がらスプール66およびフランジ68をマガジン本体6
0内に収納することにより行えはよい。
【0045】さらには、図5に示されるように、磁石1
06aを用いてインジケータ110のみをマガジン32
外部に設けることにより、より十分な遮光性を確保する
構成としてもよい。具体的には、図5に示されるよう
に、マガジン32内には、連動部材106と、付勢部材
108と、表示片110とが設けられるととともに、マ
ガジン本体60には、溝状ガイド112,114が形成
される。
【0046】連動部材106は、フランジ68と、表示
片110とを連動させるための部材であり、その一端が
フランジ68の外側面と係合可能に形成され、他端がマ
ガジン本体60の内壁に形成された溝状ガイド112と
係合可能に、かつ、磁石106aを有して構成される。
なお、連動部材106としては、種々の形状、材質のも
のが使用可能である。例えば、図5(a)に示すよう
に、矩形状断面の棒材とすればよい。また、磁石106
aとしては、永久磁石、電磁石等を用いればよく特に限
定されない。付勢部材108は、この連動部材106の
磁石106a側の端部近傍に設けられ、連動部材106
をフランジ68に向かって付勢するためのものであり、
上述の図4の場合と同様のものを用いればよく、特に限
定されない。
【0047】一方、マガジン本体60の内壁には、連動
部材106の磁石106a側の端部が感光材料Aの幅方
向に係合しながら移動可能となるように、溝状ガイド1
12が形成される。また、マガジン本体60の外壁に
は、図5(b)に示されるように、その内壁に形成され
た溝状ガイド112と対応して他の溝状ガイド114が
設けられる。これにより、両溝状ガイド112,114
間は閉塞され、マガジン32内の遮光性が確保されるこ
ととなる。なお、このとき両溝状ガイド112,114
間で磁石106aの磁力がマガジン32外の表示片11
0に伝達されうるように構成される。
【0048】この外壁の溝状ガイド114内には、表示
片110が、マガジン32内の連動部材106の磁石1
06aと磁力を介して連動可能に設けられる。従って、
表示片112は、少なくとも一部が磁石あるいは磁性体
で、かつ、溝状ガイド114の幅よりも若干小さくして
形成されたものを用いればよいが、その材質および形状
は特に限定されるものではない。なお、表示片112が
磁石である場合には、磁石106aと表示片110とが
互いに逆極性となるような向きで設けられる。こうする
ことにより、感光材料Aの幅に応じて変更されたフラン
ジ68の位置に連動部材106を追随させ、さらにこの
連動部材106の磁石106aに表示片110を追随さ
せることができるので、表示片110の位置を感光材料
Aの幅に対応させて、インジケータとして機能させるこ
とができる。また、溝状ガイド114の近傍には、イン
ジケータ110が感光材料Aの幅を示すように目盛りを
設けておくのが好ましい。
【0049】このような場合においても、上述の図4の
場合と同様、プリンタ10の装填部20,22であっ
て、表示片(インジケータ)110と対応する部分に検
出センサを設ける構成としてもよいし、ユーザがインジ
ケータ110を目視して、感光材料Aの幅を手入力する
構成としてもよい。 なお、このような図5に示される
マガジンにおける、スプール66およびフランジ68の
マガジン本体60内へのセットも、上述の図4の場合と
同様に行えばよい。
【0050】なお、図示例のプリンタはセンター基準で
露光を行うので、マガジン32においては、感光材料ロ
ールArは幅方向の中心と搬送中心とを一致させて配置
されたが、本発明は、センター基準で露光を行うプリン
タ以外にも、感光材料Aの端面を基準(いわゆるエッジ
基準)として露光や搬送を行うプリンタにも利用可能で
ある。この場合には、感光材料Aの幅に応じて位置が変
更される側のフランジ68を検出するように構成すれば
よい。
【0051】引き出しローラ対24および26は、装填
部20および22に装填されたマガジン32に収納され
る感光材料Aを引き出して搬送する。この搬送は、対応
するカッタ28および30より下流に搬送された感光材
料Aが作成するプリント(記録画像)に応じた長さにな
った時点で停止し、次いで、カッタ28および30が作
動して、感光材料Aを切断して所定長のカットシートと
する。
【0052】装填部22のマガジン32から引き出さ
れ、カッタ30によって所定長に切断された感光材料A
は、多数の搬送ローラ対で構成される第1搬送部34お
よび第2搬送部36によって、他方、装填部20のマガ
ジン32から引き出され、カッタ28によって切断され
た感光材料Aは第2搬送部36によって、共に、上方に
搬送された後に右方向に搬送されて、記録面を上にして
画像記録部16(走査搬送手段42)に搬送される。
【0053】第2搬送部36の途中には、裏印字手段1
4が配置される。裏印字手段14は、感光材料Aの非記
録面(非乳剤面=裏面)に、写真の撮影日、プリント焼
付日、コマ番号、フィルムID番号等の各種の情報、い
わゆるバックプリントを記録(裏印字)するもので、感
光材料Aは、第2搬送部36によって搬送されつつ裏印
字手段14によってバックプリントを記録される。
【0054】また、第2搬送部36の裏印字手段14の
下流の搬送ローラ対36aおよび搬送ローラ対36bの
間は、ループ形成部38となっている。すなわち、第2
搬送部36における感光材料Aの搬送速度は、ループ形
成部38下流の搬送ローラ対36a以降は画像記録部1
6(走査搬送手段42)における走査搬送速度と同速度
で、ループ形成部38上流の搬送ローラ対36b以前は
それより高速に設定されており、第2搬送部36を搬送
される感光材料Aは、ループ形成部38において、上下
流の搬送速度差によって、図中点線で示されるように、
そのサイズに応じたループを形成する。図示例のプリン
タ10においては、これにより、短いパス長で裏印字手
段14と画像記録部16とを分離し、露光時における感
光材料Aの高精度な走査搬送を実現している。
【0055】感光材料Aは、第2搬送部36から画像記
録部16に供給される。画像記録部16(以下、記録部
16とする)は、露光ユニット40および走査搬送手段
42を有して構成されるもので、感光材料Aを副走査方
向に搬送しつつ、光ビームLで走査することにより、感
光材料Aを2次元的に走査露光して潜像を記録する。
【0056】露光ユニット40は、記録画像に応じて変
調し、主走査方向に偏向した3原色の露光に対応する3
種の光ビームを所定の記録位置Xに入射して、主走査方
向の中心と、副走査搬送される感光材料Aの幅方向の中
心とを一致してセンター基準で感光材料Aを走査露光す
る、各光ビームの光源、光ビームの変調手段、ポリゴン
ミラー等の光偏向器、fθレンズ、光路調整用のミラー
等を有して構成される、公知の光ビーム走査装置であ
る。
【0057】一方、走査搬送手段42は、記録位置X
(走査線)を挟んで配置される一対の搬送ローラ対と、
感光材料Aを好適に記録位置Xに保持するための露光ガ
イド(図示省略)とから構成され、感光材料Aを記録位
置Xに保持しつつ、搬送ローラ対によって主走査方向と
直交する副走査方向に感光材料Aを走査搬送する。前述
のように、光ビームLは、主走査方向に偏向されている
ので、感光材料Aは、記録する画像に応じて変調された
光ビームLによって2次元的に走査露光され、潜像が記
録される。
【0058】記録部16によって潜像を記録された感光
材料Aは、下流に配置される振分部18に搬送される。
振分部18は、露光済の感光材料Aを、サイズ等に応じ
て適宜決定されたシーケンスに応じて、感光材料Aを搬
送方向と直交する方向に振り分けて、搬送方向には重な
る複数列として、プロセサPに感光材料Aを供給する搬
送ローラ対44に搬送することにより、プロセサPの処
理能力を向上、例えば、2列であれば約2倍、3列であ
れば約3倍とする。
【0059】図示例の振分部18は、感光材料Aを載置
搬送するベルトコンベア46と、その上に配置される振
分装置48とを有して構成される。振分装置48は、ベ
ルトコンベア46による搬送方向に直交して配列される
2つの吸盤ユニット50を有するものであり、この吸盤
ユニット50は、感光材料Aを吸着保持して持ち上げ、
一方はベルトコンベア46の搬送方向に向かって右斜め
下流方向に搬送して、他方は同左斜め下流方向に搬送し
て、感光材料Aを左右に振り分け、複数列とする。
【0060】振分部18によって搬送された感光材料A
は、下流の搬送ローラ対44によってプロセサPに供給
され、発色現像、漂白定着、水洗等の現像処理を施され
た後、乾燥されて、(仕上り)プリントとして排出され
る。
【0061】以上、本発明の記録材料マガジンについて
詳細に説明したが、本発明は以上の例に限定はされず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や
変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、長尺な記録材料を巻回してなる記録材料ロール
を収納する記録材料マガジンにおいて、収納された記録
材料を引き出すことなく、収納された記録材料の幅を自
動的に検出することが可能となる。従って、記録材料マ
ガジン内に収納された記録材料を無駄なく使用すること
ができるとともに、マガジンのセット時における作業を
大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記録材料マガジンを利用する画像記
録装置の一例の示す概念図である。
【図2】 本発明の記録材料マガジンの一例の概略図で
あって、(a)は側面図を、(b)はマガジン本体を除
く側断面図を、(c)は内部の構造を背面から見た模式
図を、それぞれ示す。
【図3】 (a)は図2に示す記録材料マガジンの斜視
図を、(b)は(a)に示されるセンサの概略図を、そ
れぞれ示す。
【図4】 本発明の記録材料マガジンの他の一例の概略
図であって、(a)は内部の構造を背面から見た模式図
を、(b)はインジケータ近傍の断面図である。
【図5】 本発明の記録材料マガジンの他の一例の概略
図であって、(a)は内部の構造を背面から見た模式図
を、(b)はインジケータ近傍の断面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 12 (感光材料)供給部 14 裏印字手段 16 画像記録部 18 振分部 20,22 装填部 24,26 引き出しローラ対 28,30 カッタ 32 マガジン 34 第1搬送部 36 第2搬送部 40 露光ユニット 42 走査搬送手段 46 ベルトコンベア 48 振分装置 50 吸盤ユニット 60 マガジン本体 62 下部ケース 64 上部ケース 66 スプール 68 フランジ 72 排出口 74 ヒンジ 76a,76b 支持部 80 付勢片 82 付勢部材 84 接触部材 86 ガイド 90 検出センサ 90a センサ片 90b センサ板 92,94 コネクタ 93 補助ローラ対 100 表示部材 100a 端部(インジケータ) 102 付勢部材 104 溝部 106 連動部材 106a 磁石 108 付勢部材 110 表示片(インジケータ) 112,114 溝状ガイド A 感光材料 Ar 感光材料ロール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺な記録材料を巻回してなる記録材料ロ
    ールを収納し、画像記録装置に装填される記録材料マガ
    ジンであって、 前記記録材料が排出される排出口が形成されたマガジン
    本体と、 このマガジン本体内に脱着可能に設けられ、前記記録材
    料ロールの軸芯を挿通して、この記録材料ロールを所定
    位置に回転可能に支持するスプールと、 このスプールに係合して設けられ、前記記録材料の幅に
    応じて、前記記録材料ロールの端面位置を規制する少な
    くとも1枚のフランジと、 このフランジの位置を検出する検出センサと、 前記画像記録装置と脱着可能に構成され、この検出セン
    サから伝送された検出信号を前記画像記録装置に伝送す
    るコネクタとを有することを特徴とする記録材料マガジ
    ン。
  2. 【請求項2】前記フランジは、半径方向に付勢され、か
    つ、突出して設けられる付勢片を有し、 前記検出センサは、前記付勢片が接触または押圧するこ
    とにより、前記フランジの位置を検出する接触式または
    押圧式のセンサである請求項1に記載の記録材料マガジ
    ン。
  3. 【請求項3】前記検出センサは、使用が予定される各種
    の記録材料の幅に対応する位置に設けられた複数個のセ
    ンサを有してなる請求項1または2に記載の記録材料マ
    ガジン。
  4. 【請求項4】長尺な記録材料を巻回してなる記録材料ロ
    ールを収納する記録材料マガジンであって、 前記記録材料が排出される排出口が形成されたマガジン
    本体と、 このマガジン本体内に脱着可能に設けられ、前記記録材
    料ロールの軸芯を挿通して、この記録材料ロールを所定
    位置に回転可能に支持するスプールと、 このスプールに係合して設けられ、前記記録材料の幅に
    応じて、前記記録材料ロールの端面位置を規制する少な
    くとも1枚のフランジと、 一端が前記フランジの外側に係合し、他端が前記マガジ
    ン本体の外表面に延在して、前記記録材料の幅に対応し
    た位置を表示する表示部材と、 この表示部材の一端を、前記フランジに付勢する付勢部
    材とを具備し、 さらに、前記マガジン本体は、前記表示部材の他端が前
    記記録材料の幅に応じて移動可能に形成され、遮光構造
    が施された溝部を有することを特徴とする記録材料マガ
    ジン。
  5. 【請求項5】長尺な記録材料を巻回してなる記録材料ロ
    ールを収納する記録材料マガジンであって、 前記記録材料が排出される排出口が形成されたマガジン
    本体と、 このマガジン本体内に脱着可能に設けられ、前記記録材
    料ロールの軸芯を挿通して、この記録材料ロールを所定
    位置に回転可能に支持するスプールと、 このスプールに係合して設けられ、前記記録材料の幅に
    応じて、前記記録材料ロールの端面位置を規制する少な
    くとも1枚のフランジと、 一端が前記フランジの外側に係合し、他端が前記マガジ
    ン本体の内表面に延在し、磁石を有してなる連動部材
    と、 この連動部材の一端を、前記フランジに付勢する付勢部
    材と、 前記マガジン本体の外表面に設けられ、前記連動部材の
    他端と磁力を介して連動可能な表示片とを有することを
    特徴とする記録材料マガジン。
  6. 【請求項6】前記マガジン本体の前記排出口の内側近傍
    に設けられ、少なくとも前記画像記録装置への装填時
    に、前記記録材料の先端近傍を挟持する補助ローラ対を
    有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録材料マ
    ガジン。
JP34658697A 1997-12-16 1997-12-16 記録材料マガジン Withdrawn JPH11174589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139943A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
JP2007140233A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139943A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
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