JPH11172347A - 金属−セラミックス複合材料及びその製造方法 - Google Patents
金属−セラミックス複合材料及びその製造方法Info
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- JPH11172347A JPH11172347A JP34732697A JP34732697A JPH11172347A JP H11172347 A JPH11172347 A JP H11172347A JP 34732697 A JP34732697 A JP 34732697A JP 34732697 A JP34732697 A JP 34732697A JP H11172347 A JPH11172347 A JP H11172347A
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Abstract
ストが高く、特に深穴等の貫通穴の加工が難しかった。 【解決手段】 加工する部分が5〜40vol%の充填
率を有するセラミックス粉末等から成り、その他の部分
が50〜80vol%の充填率を有するSiC等の粉末
から成り、その境界に35〜55vol%の充填率を有
するSiC等の粉末から成ることとした金属−セラミッ
クス複合材料。上記複合材料の製造方法において、金属
の浸透方法を、50〜80vol%の充填率を有するS
iC等の粉末であらかじめ加工する部分を空間とするプ
リフォームを形成し、その空間部に5〜40vol%の
充填率を有するセラミックス粉末等を充填し、さらにそ
の周囲に35〜55vol%の充填率を有するSiC等
の粉末を充填した後、そのプリフォーム全体にアルミニ
ウムを主成分とする合金を浸透させる方法とした金属−
セラミックス複合材料の製造方法。
Description
合させた金属−セラミックス複合材料及びその製造方法
に関し、特に加工性に優れた金属−セラミックス複合材
料及びその製造方法に関する。
た金属−セラミックスの複合材料は、金属とセラミック
スの両方の特性を兼ね備えており、例えばこの複合材料
は、高剛性、低熱膨張性、耐摩耗性等のセラミックスの
優れた特性と、延性、高靱性、高熱伝導性等の金属の優
れた特性を備えている。このように、従来から難しいと
されていたセラミックスと金属の両方の特性を備えてい
るため、機械装置メーカ等の業界から次世代の材料とし
て注目されている。
ムをマトリックスとする複合材料の製造方法は、粉末冶
金法、高圧鋳造法、真空鋳造法等の方法が従来から知ら
れている。しかし、これらの方法は、強化材であるセラ
ミックスの含有量を多くできない、あるいは大型の加圧
装置が必要である、もしくはニアネット成形が困難であ
る、コストが極めて高いなどの理由により、いずれも満
足できるものではなかった。
方法として、米国ランクサイド社が開発した非加圧金属
浸透法が特に注目されている。この方法は、SiCやA
l2O3などのセラミックス粉末で形成されたプリフォー
ムに、アルミニウムインゴットを接触させ、これをN2
雰囲気中で700〜900℃に加熱して溶融したアルミ
ニウム合金をプリフォームに含浸させる方法である。こ
れは、化学反応を利用してセラミックス粉末への溶融金
属の濡れ性を改善することにより、加圧しなくても金属
をプリフォームに含浸できるようにした優れた方法であ
る。
率を30〜85vol%と広く、かつ高い範囲まで変え
ることができ、しかも、この方法で作製されたプリフォ
ームは、その形状の自由度が高いので、かなり複雑な形
状をニアネットで作ることも可能である。このようにこ
の方法は、加圧装置が不要であり、セラミックスの含有
率を高くすることができ、ニアネット成形も可能となる
方法であるので、前記した問題が解決される優れた方法
である。
法で作製された複合材料は、アルミニウム合金と極めて
硬いセラミックス粒子から成るため難削性の材料であ
る。そのため、セラミックス粒子の含有率が40vol
%以下であれば、金属加工と同様に切削加工が可能であ
るが、それが40vol%を超えるともはや切削加工は
不可能となり、砥石を用いた研削加工で対応せざるを得
なく、この砥石で削る研削加工が、刃物で削る切削加工
の比べ、1パスで削り取れる量が極めて少ないため、コ
ストが著しく高くなるという問題があった。
加工を必要とする部分を空間としたプリフォームを形成
し、その空間部に40vol%以下の低充填率を有する
セラミックス繊維または粉末を充填し、そのプリフォー
ム全体に金属を浸透させることで加工が容易な複合材料
とすることができることを見いだし提案した。ところが
この方法で作製した複合材料は、その製造中の冷却過程
で充填率の異なることに起因して冷却収縮に差異が生
じ、その差異の部分が大きくなる、即ち低充填率部と高
充填率部との境界の割合が大きくなるとその境界面で剥
離(引け鬆と称する)が生じるという欠点があった。
行して何本もの貫通穴を有する構造の複合材料を作製す
る場合、貫通穴を設ける部分を低充填率のファイバーボ
ードから成るものとするサンドイッチ構造とするため、
高充填率のプリフォーム板の間にそのファイバーボード
を挟み、ファイバーボードを含んだプリフォーム全体に
アルミニウム合金を浸透させ、そのファイバーボードの
部分をガンドリルで貫通穴を形成することで作製するこ
とができるが、その場合には、低充填率と高充填率の境
界面が板全体の大きさに及び、境界面に剥離が生じ得る
こととなる。
合材料が有する課題に鑑みなされたものであって、その
目的は、高充填率のセラミックス粉末から成る複合材料
の一部に低充填率の部分を設けてもその境界面で剥離が
生じることのない金属−セラミックス複合材料を提供し
その製造方法を提供することにある。
を達成するため鋭意研究した結果、加工が必要な個所と
それ以外との境界部に、加工が必要な個所の充填率より
高く、それ以外の個所の充填率より低い粉末充填率を有
するSiC粉末層を設ければ、その境界面で剥離が生じ
ることのない複合材料が得られるとの知見を得て本発明
を完成するに至った。
たは粉末に金属を浸透させた金属−セラミックス複合材
料において、該セラミックス粉末が、50〜80vol
%の粉末充填率を有するSiC、Al2O3もしくはAl
N粉末から成り、かつ複合材料の加工する部分が、5〜
40vol%の繊維充填率または粉末充填率を有するセ
ラミックス繊維または粉末から成り、さらにその周囲
が、35〜55vol%の粉末充填率を有するSiC等
の粉末から成ることを特徴とする金属−セラミックス複
合材料(請求項1)とし、また、(2)セラミックス繊
維または粉末を強化材としてプリフォームを形成し、そ
のプリフォームに基材である金属を浸透させる金属−セ
ラミックス複合材料の製造方法において、該金属の浸透
方法が、50〜80vol%の粉末充填率を有するSi
C、Al2O3もしくはAlN粉末であらかじめ加工する
部分を空間とするプリフォームを形成し、その空間部に
5〜40vol%の繊維充填率または粉末充填率を有す
るセラミックス繊維または粉末を充填し、さらにその周
囲に35〜55vol%の粉末充填率を有するSiC等
の粉末を充填した後、その充填したセラミックス繊維ま
たは粉末を含むプリフォーム全体にアルミニウムを主成
分とする合金を700〜1000℃の温度で浸透させる
方法であることを特徴とする金属−セラミックス複合材
料の製造方法(請求項2)とすることを要旨とする。以
下さらに詳細に説明する。
%の粉末充填率を有するSiC、Al2O3もしくはAl
N粉末から成り、かつ複合材料中の加工する部分が、5
〜40vol%の繊維充填率または粉末充填率を有する
セラミックス繊維または粉末から成り、さらにその周囲
が、35〜55vol%の粉末充填率を有するSiC等
の粉末から成る金属−セラミックス複合材料とした(請
求項1)。加工する部分を5〜40vol%の低充填率
のセラミックス繊維または粉末とすることにより、加工
する部分が切削加工可能な複合材料となり、その周囲に
35〜55vol%の粉末充填率を有するSiC等の粉
末とすることにより、その境界面で剥離の生じない複合
材料となる。
浸透方法を、50〜80vol%の粉末充填率を有する
SiC、Al2O3もしくはAlN粉末であらかじめ加工
する部分を空間とするプリフォームを形成し、その空間
部に5〜40vol%の繊維充填率または粉末充填率を
有するセラミックス繊維または粉末を充填し、さらにそ
の周囲に35〜55vol%の粉末充填率を有するSi
C等の粉末を充填した後、その充填したセラミックス繊
維または粉末を含むプリフォーム全体にアルミニウムを
主成分とする合金を700〜1000℃の温度で浸透さ
せる方法とする金属−セラミックス複合材料の製造方法
とした(請求項2)。
するため、空間部に低充填率のセラミックス繊維または
粉末を充填することとするが、これだけでは境界面で剥
離が生じ得るため、それを防止すべくその周囲に加工す
る部分より高く、加工しない部分より低い粉末充填率を
有するSiC等の粉末を充填することとした。この充填
したセラミックス繊維または粉末を含むプリフォーム全
体にアルミニウムを主成分とする合金を浸透させること
により、冷却過程における収縮差が緩和され、境界面で
の剥離が抑制される。
せた後の冷却過程における収縮が高充填率の部分と低充
填率の部分とで差異が生じ、その差異の生じる境界部分
の割合が大きすぎると、高充填率の部分の収縮が低充填
率の部分の収縮に追いつかず、境界面で剥離が生じるも
のと思われる。そのため、その境界部に中間の収縮率を
有するSiC等の粉末を設けることで収縮差が吸収さ
れ、境界面での剥離が抑制できるものと思われる。従っ
て、その部分の粉末充填率は、加工する部分の収縮率と
そうでない部分の収縮率の中間の収縮率を有する粉末充
填率にしなければならないが、その粉末充填率として
は、セラミックス粉末の種類が異なっても35〜55v
ol%の範囲にあればよく、35vol%より低いと高
充填率部分の充填率との差が大きすぎ好ましくなく、5
5vol%より高いと高充填率部分の充填率との差が小
さすぎこれも好ましくない。
述べると、先ず強化材としてSiC、Al2Oもしくは
AlN粉末を用意する。これら粉末に無機バインダー
を、必要があれば有機バインダーを加えて混合する。混
合方法は均一に混合できればどんな方法でも構わない。
沈降成形、射出成形、CIP成形などがあるが、いずれ
の方法でも構わない。要は非加圧で金属を浸透するのに
プリフォームの形態を保つことができ、かつ浸透を阻害
しない方法であれば何でもよい。加工する部分の空間部
の形成は、既に述べたサンドイッチ構造のような場合に
は、プリフォームに特に空間部を設ける必要はないが、
それ以外はプリフォーム自体に空間部を設ける必要があ
る。この場合の空間部を設ける手段は、成形によって
も、あるいは加工によってもいずれでも構わない。例え
ば、穴を設けることを例に採れば、穴を開けたマスター
型を反転させて作ったシリコーンゴム型にスラリーを流
し込んで成形してもよいし、スラリー中に予め埋め込ん
だ金属丸棒を成形後に引き抜いて空間部としてもよい
し、成形体にボール盤で穴を開けて空間部としてもよ
く、それらを焼成すれば空間部を有したプリフォームが
得られる。但し、チッピングや亀裂の発生は、金属が浸
透するとその個所がメタルベインと称する欠陥部となる
ため極力避けなければならない。空間部の大きさは、そ
の周囲の境界部のスペースも含んだ大きさとする必要で
あり、少なくとも加工する部分より3〜4mmくらいの
余裕を見た大きさの空間部とするべきである。
は、その空間部の中央に別に充填して固めた目標充填率
を有する充填物を置くか、あるいは仕切を設けその仕切
内に目標充填率を有するセラミックス繊維または粉末を
充填し、その周囲のスペースに目標充填率を有するSi
CやAl2O3等の粉末を充填する。目標の充填率にする
には、セラミックス粉末の粒径によってほぼ制御でき、
例えば、40vol%程度の充填率であれば、#800
(平均粒径14μm)のセラミックス粉末を単独で充填
することで得られる。また、#800のセラミックス粉
末をスラリーにして塗布しても同程度の充填率が得ら
れ、サンドイッチ構造のような場合には、#800のS
iC粉末から成るスラリーをファイバーボードの両面に
適当な厚さで塗布し、しかる後に高充填率のプリフォー
ム板で挟めば極めて容易に形成できる。
を含むプリフォーム全体の上部あるいは下部にアルミニ
ウムを主成分とする合金を置き、窒素気流中で非加圧で
700〜1000℃の温度で合金を浸透させ、冷却す
る。用いるアルミニウム金属にはAl−Mg、Al−M
g−Si系などのMgを含んだものを使用した方が浸透
は容易であるが、これに限定されるものではなく、最終
製品に要求される物性を劣化させる元素が含まれていな
いアルミニウム合金であれば何を用いてもよい。
は粉末充填率の低い箇所を設けた金属−セラミックス複
合材料を作製すれば、その部分が加工し易くなるので、
深穴等の貫通穴を容易にかつ安価に加工できる金属−セ
ラミックス複合材料とすることができ、しかもその境界
で剥離が生じ難い複合材料とすることができる。
に挙げ、本発明をより詳細に説明する。
iC粉末を70重量部、#800(平均粒径が14μ
m)の市販SiC粉末を30重量部配合し、その粉末に
対し、バインダーとしてコロイダルシリカ液を10重量
部(シリカ分が2重量部となる量)添加し、それに消泡
剤としてフォーマスタVL(サンノブコ社製)を0.2
重量部、イオン交換水を24重量部加え、媒体を入れて
ないポットミルで12時間混合した。得られたスラリー
を50×50×厚さ20mmで面中央部にφ20mmの
貫通穴を有する成形体ができるシリコーンゴム型に流し
込んでセディメントキャスト(沈降成形)を行ない、−
30℃に冷却して冷凍品を得た。得られた冷凍品を脱型
し、1050℃で3時間焼成し、プリフォームを形成し
た。
が120μmのAl2O3粉末からなるφ16mmの充填
物(プリフォームと同じ)を置き、その周りの隙間に#
800のSiC粉末を充填した。その上部にAC8A組
成(Al−12Si−1.0Mg−1.8Ni−1.1
Cu−1.0Zn−0.8Fe)のアルミニウム合金を
置き、窒素雰囲気中で825℃の温度で24時間非加圧
浸透させ金属−セラミックス複合材料を作製した。
り出し、切り出し部の嵩密度をアルキメデス法で測定
し、金属と強化材の比重を基に粉末充填率を求めた。そ
の結果、加工する部分の粉末充填率は30vol%であ
り、それ以外の部分の粉末充填率は70vol%であっ
た。なお、それら境界部の粉末充填率は、その厚さが薄
いため別に充填した粉末充填率の結果で40vol%と
推定した。また、得られた複合材料の加工する部分を含
め切断し、その切断面の加工する部分とそれ以外の部分
の境目を中心に目視で観察し、切断面の状態を調べた。
その結果、境界部を含め金属が完全に浸透し、境目の剥
離も認められず、完全に一体化していた。さらに、加工
する部分の中央部にφ15mmの超硬製のドリルで穴開
けを行ったところ、容易に貫通穴ができた。
iC粉末を70重量部、#800(平均粒径が14μ
m)の市販SiC粉末を30重量部配合し、その粉末に
対し、バインダーとしてコロイダルシリカ液を10重量
部(シリカ分が2重量部となる量)添加し、それに消泡
剤としてフォーマスタVL(サンノブコ社製)を0.2
重量部、イオン交換水を24重量部加え、媒体を入れて
ないポットミルで12時間混合した。得られたスラリー
を50×50×厚さ20mmで面中央部にφ20mmの
貫通穴を有する成形体ができるシリコーンゴム型に流し
込んでセディメントキャスト(沈降成形)を行ない、−
30℃に冷却して冷凍品を得た。得られた冷凍品を脱型
し、1050℃で3時間焼成し、プリフォームを形成し
た。
0μmのAl2O3粉末からなるφ16×厚さ20mmの
充填物(プリフォームと同じ)を置き、その周りの隙間
に#800のSiC粉末を充填した。その上部にAC8
A組成(Al−12Si−1.0Mg−1.8Ni−
1.1Cu−1.0Zn−0.8Fe)のアルミニウム
合金を置き、窒素雰囲気中で825℃の温度で24時間
非加圧浸透させ金属−セラミックス複合材料を作製し
た。
り出し、切り出し部の嵩密度をアルキメデス法で測定
し、金属と強化材の比重を基に粉末充填率を求めた。そ
の結果、加工する部分の粉末充填率は40vol%であ
り、それ以外の部分の粉末充填率は70vol%であっ
た。なお、それら境界部の粉末充填率は、実施例1と同
様に40vol%と推定した。また、得られた複合材料
の加工する部分を含め切断し、その切断面の加工する部
分とそれ以外の部分の境目を中心に目視で観察し、切断
面の状態を調べた。その結果、境界部を含め金属が完全
に浸透し、境目の剥離も認められず、完全に一体化して
いた。さらに、加工する部分の中央部にφ15mmの超
硬製のドリルで穴開けを行ったところ、容易に貫通穴が
できた。
が120μmのAl2O3と平均粒径が20μmのAl2
O3とを8:2で混合した充填率が30vol%の粉末
を充填する他は実施例1と同様にプリフォームを形成
し、複合材料を作製し、評価した。その結果、高充填率
部と低充填率部の境目で剥離が生じていた。
ス複合材料であれば、容易にかつ安価に深穴等の貫通穴
を加工ができる金属−セラミックス複合材料とすること
ができ、しかも充填率の異なる部分があってもその境界
面で剥離の生じない複合材料とすることができるように
なった。これにより、金属−セラミックス複合材料の性
能を具備しながら、大幅な加工コストの低減を可能にす
る加工性に優れた複合材料とすることができ、工業的利
用の範囲が非常に広がった。
Claims (2)
- 【請求項1】 セラミックス繊維または粉末に金属を浸
透させた金属−セラミックス複合材料において、該セラ
ミックス粉末が、50〜80vol%の粉末充填率を有
するSiC、Al2O3もしくはAlN粉末から成り、か
つ複合材料中の加工する部分が、5〜40vol%の繊
維充填率または粉末充填率を有するセラミックス繊維ま
たは粉末から成り、さらにその周囲が、35〜55vo
l%の粉末充填率を有するSiC等の粉末から成ること
を特徴とする金属−セラミックス複合材料。 - 【請求項2】 セラミックス繊維または粉末を強化材と
してプリフォームを形成し、そのプリフォームに基材で
ある金属を浸透させる金属−セラミックス複合材料の製
造方法において、該金属の浸透方法が、50〜80vo
l%の粉末充填率を有するSiC、Al2O3もしくはA
lN粉末であらかじめ加工する部分を空間とするプリフ
ォームを形成し、その空間部の内側に5〜40vol%
の繊維充填率または粉末充填率を有するセラミックス繊
維または粉末を充填し、さらにその周囲に35〜55v
ol%の粉末充填率を有するSiC等の粉末を充填した
後、その充填したセラミックス繊維または粉末を含むプ
リフォーム全体にアルミニウムを主成分とする合金を7
00〜1000℃の温度で浸透させる方法であることを
特徴とする金属−セラミックス複合材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34732697A JPH11172347A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 金属−セラミックス複合材料及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34732697A JPH11172347A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 金属−セラミックス複合材料及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172347A true JPH11172347A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18389471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34732697A Pending JPH11172347A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 金属−セラミックス複合材料及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11172347A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003221A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-08 | Taiheiyo Cement Corp | 金属−セラミックス複合材料 |
JP2008050647A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Taiheiyo Cement Corp | Al−SiC複合材料接合体及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP34732697A patent/JPH11172347A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003221A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-08 | Taiheiyo Cement Corp | 金属−セラミックス複合材料 |
JP2008050647A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Taiheiyo Cement Corp | Al−SiC複合材料接合体及びその製造方法 |
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