JPH11170961A - 車両用エアバッグ制御装置 - Google Patents

車両用エアバッグ制御装置

Info

Publication number
JPH11170961A
JPH11170961A JP9343147A JP34314797A JPH11170961A JP H11170961 A JPH11170961 A JP H11170961A JP 9343147 A JP9343147 A JP 9343147A JP 34314797 A JP34314797 A JP 34314797A JP H11170961 A JPH11170961 A JP H11170961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
vehicle
seat
control device
deployed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9343147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3716589B2 (ja
Inventor
Naoki Okano
直樹 岡野
Takeshi Takagi
毅 高木
Toshihiro Ishikawa
敏弘 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP34314797A priority Critical patent/JP3716589B2/ja
Publication of JPH11170961A publication Critical patent/JPH11170961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716589B2 publication Critical patent/JP3716589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R2021/0002Type of accident
    • B60R2021/0004Frontal collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R2021/0002Type of accident
    • B60R2021/0006Lateral collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の衝突時に、回転式シートに設置された
エアバッグを適正に展開させて乗員を保護する。 【解決手段】 車体に回転可能に支持された回転式シー
ト1,2と、この回転式シート1,2の車外側部に配設
されたエアバッグ4と、車両の側突時に上記エアバッグ
4を展開させるように制御するエアバッグ制御手段(制
御ユニット9)とを有する車両用エアバッグ制御装置で
あって、上記回転式シート1,2の向きを検出するシー
ト向き検出手段(シートセンサ6)を備え、このシート
向き検出手段の検出信号に応じて回転式シート1,2が
車室の内方側に向けられていることが確認された場合に
は、車両の側突時に上記エアバッグ4が展開するのを禁
止するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の衝突時に回
転式シートの車外側部に配設されたエアバッグを展開さ
せることによって乗員を保護する車両用エアバッグ制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平6−234342号
公報に示されるように、車両のドア部に側突エアバッグ
を設け、この側突エアバッグを車両の側突時に展開させ
ることにより、乗員を保護することが行われている。上
記のように側突エアバッグを車両のドア部に設置した場
合には、シートがシートスライダに沿って車体の前後方
向にスライド変位し、あるいはシートバックが車体の後
方側に傾動されてリクライニング状態となることによ
り、乗員の着座位置または着座姿勢が変化しても、これ
に適合させてエアバッグの展開位置を変化させることが
できないという問題がある。
【0003】このため、上記シートバックの外側端部に
エアバッグを展開し得るように設置し、このエアバッグ
を車両の側突時に展開させるように構成することによ
り、上記シートがスライド変位し、あるいはシートバッ
クが傾動変位して乗員の着座位置または着座姿勢が変化
した場合に、これに対応させてエアバッグの展開位置を
変化させことができるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにシートバ
ックの外側端部、つまり車外側の側壁部にエアバッグを
展開し得るように設置してなる構成を、例えば特開昭6
3−154441号公報に開示された車体に設置された
回転式シートに採用した場合には、この回転式シートを
回転させて車室の内方側に向けると、上記エアバッグが
車両進行方向の前方側部に配設されることになる。この
状態で、車両の側突事故が発生すると、乗員に作用する
衝撃荷重、つまり乗員を車幅方向に移動させようとする
慣性力とは関係のない位置においてエアバッグが展開す
ることになり、このエアバッグを展開させるインフレー
タの駆動力が浪費されるとともに、エアバッグを元の状
態に折り畳む等の煩雑な作業が必要になるという問題が
ある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、車両の
衝突時に、回転式シートの車外側部に配設されたエアバ
ッグを適正に展開させて乗員を保護することができる車
両用エアバッグ制御装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
車体に回転可能に支持された回転式シートと、この回転
式シートの車外側部に展開し得るように配設されたエア
バッグと、車両の側突時に上記エアバッグを展開させる
ように制御するエアバッグ制御手段とを有する車両用エ
アバッグ制御装置であって、上記回転式シートの向きを
検出するシート向き検出手段を備え、このシート向き検
出手段の検出信号に応じて回転式シートが車室の内方側
に向けられていることが確認された場合には、車両の側
突時に上記エアバッグが展開するのを禁止するように構
成したものである。
【0007】上記構成によれば、回転式シートが車室の
内方側に向けられた状態で、車両の側突事故が発生した
場合には、上記エアバッグが展開することが禁止される
ため、乗員に作用する慣性力と関係のない位置において
エアバッグが展開状態となるのを防止し、インフレータ
の駆動力が浪費されるのを防ぐことができる。
【0008】請求項2に係る発明は、車体に回転可能に
支持された回転式シートと、この回転式シートの外側端
部に展開し得るように設置されたエアバッグと、車両の
側突時に上記エアバッグを展開させるように制御するエ
アバッグ制御手段とを有する車両用エアバッグ制御装置
であって、上記回転式シートの向きを検出するシート向
き検出手段を備え、このシート向き検出手段の検出信号
に応じて回転式シートが車室の内方側に向けられている
ことが確認された場合には、車両の前突時に上記エアバ
ッグを展開させるように構成したものである。
【0009】上記構成によれば、回転式シートが車室の
内方側に向けられてその外側端部に設置されたエアバッ
グが車両進行方向の前方側に位置した状態で、車両の前
突事故が発生した場合には、上記エアバッグが展開する
ことになるため、上記前突時に作用する慣性力に応じて
車体の前方側に移動しようとする乗員の体が上記エアバ
ックにより効果的に保護されることになる。
【0010】請求項3に係る発明は、上記請求項2記載
の車両用エアバッグ制御装置において、回転式シートが
車室の内方側に向けられた状態でエアバッグが展開した
場合に、このエアバッグが車両進行方向の前方側に移動
するのを規制する規制部材を設けたものである。
【0011】上記構成によれば、回転式シートが車室の
内方側に向けられてその外側端部に設置されたエアバッ
グが車両進行方向の前方側に位置した状態で、車両の前
突事故が発生した場合には、上記エアバッグが展開する
とともに、このエアバッグが上記規制部材によって支持
されることになるため、車体の前方側に作用する慣性力
に応じて前方側に移動しようとする乗員の体が上記エア
バックおよび規制部材により効果的に保護されることに
なる。
【0012】請求項4に係る発明は、上記請求項3記載
の車両用エアバッグ制御装置において、回転式シートの
前方側に位置する前部シートのシートバックによってエ
アバッグの前方移動を規制する規制部材を構成したもの
である。
【0013】上記構成によれば、回転式シートが車室の
内方側に向けられてその外側端部に設置されたエアバッ
グが車両進行方向の前方側に位置した状態で、車両の前
突事故が発生した場合には、上記エアバッグが展開する
とともに、このエアバッグが前部シートのシートシート
バックによって支持されることになるため、車両の前突
時に作用する慣性力に応じて前方側に移動しようとする
乗員の体が上記エアバックおよび前部シートのシートシ
ートバックにより効果的に保護されることになる。
【0014】請求項5に係る発明は、上記請求項3また
は4記載の車両用エアバッグ制御装置において、車室の
内方側に向けられた回転式シートのエアバッグ設置部
と、回転式シートの前方側に配設された規制部材との間
に、展開状態となったエアバッグの厚みよりもやや大き
な間隙を設けたものである。
【0015】上記構成によれば、回転式シートが車室の
内方側に向けられてその外側端部に設置されたエアバッ
グが車両進行方向の前方側に位置した状態で、車両の前
突事故が発生した場合には、上記エアバッグが回転式シ
ートと上記規制部材との間においてスムーズに展開する
とともに、このエアバッグが上記規制部材により安定し
て支持されることになるため、車両の前突時に作用する
慣性力に応じて前方側に移動する乗員の体が上記エアバ
ックおよび前部シートのシートバックにより効果的に保
護されることになる。
【0016】請求項6に係る発明は、上記請求項2〜5
のいずれかに記載の車両用エアバッグ制御装置におい
て、シート向き検出手段の検出信号に応じてシートが車
室の内方側に向けられていることが確認された場合に
は、車両の側突時にエアバッグが展開するのを禁止する
ように構成したものである。
【0017】上記構成によれば、回転式シートが車室の
内方側に向けられてその外側端部に設置されたエアバッ
グが車両進行方向の前方側に位置した状態で、車両の側
突事故が発生しても、上記エアバッグが展開することが
禁止されるため、乗員に作用する慣性力と関係のない位
置においてエアバッグが展開状態となるのを防止し、イ
ンフレータの駆動力が浪費されるのを防ぐことができ
る。また、回転式シートが車室の内方側に向けられた状
態で、車両の前突事故が発生した場合には、上記エアバ
ッグが展開することになるため、車体の前方側に作用す
る慣性力に応じて前方側に移動しようとする乗員の体が
上記エアバックにより効果的に保護されることになる。
【0018】請求項7に係る発明は、車体に回転可能に
支持された回転式シートと、この回転式シートが車室の
前方側に向けられた状態でその車外側部に展開し得るよ
うに配設されたエアバッグと、車両の側突時に上記エア
バッグを展開させるように制御するエアバッグ制御手段
とを有する車両用エアバッグ制御装置であって、上記回
転式シートの向きを検出するシート向き検出手段を備
え、このシート向き検出手段の検出信号に応じて回転式
シートが車室の前方側とは異なる方向に向いていること
が確認された場合には、車両の側突時に上記エアバッグ
が展開するのを禁止するように構成したものである。
【0019】上記構成によれば、回転式シートが車室の
前方側以外に向けられた状態で、車両の側突事故が発生
した場合には、上記エアバッグが展開することが禁止さ
れるため、乗員に作用する慣性力と関係のない位置にお
いてエアバッグが展開状態となるのを防止し、インフレ
ータの駆動力が浪費されるのを防ぐことができる。
【0020】請求項8に係る発明は、上記請求項1〜7
のいずれかに記載の車両用エアバッグ制御装置におい
て、展開時に乗員の頭部を保護する頭部保護部を上記エ
アバッグに設けたものである。
【0021】上記構成によれば、車両の衝突時に、上記
エアバッグが展開すると、このエアバックの頭部保護部
によって乗員頭部が効果的に保護されることになる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る車両用エア
バッグ制御装置の実施形態を示している。この車両用エ
アバッグ制御装置は、車体に回転可能に支持された左右
一対の回転式シート1,2と、この回転式シート1,2
のシートバック3にそれぞれ設置されたエアバッグ4
と、このエアバッグ4を展開させるインフレータ5と、
上記回転式シート1の向きを検出するシートセンサ6か
らなるシート向き検出手段と、車体の前後方向に作用す
る加減速度を検出する第1Gセンサ7と、車体の左右方
向に作用する加減速度を検出する第2Gセンサ8と、車
両の衝突時に必要に応じて上記エアバッグ4を展開させ
るように制御する制御ユニット9とを有している。
【0023】上記回転式シート1,2は、それぞれ運転
席10および助手席11からなる前部シートの後方側に
配設されるとともに、車体に設けられた回転支持部12
によって回転可能に支持されている。そして、車室の前
方側に向けられた状態で係止された上記回転式シート
1,2のロックを解除することにより、この回転式シー
ト1,2を回動操作して車室の内方側に向けた状態、つ
まり対面状態に移行させることができるようになってい
る。
【0024】上記エアバッグ4は、シートバック3の外
側端部、つまり助手席11の後方側に配設された回転式
シート2においては、図2に示すように、シートバック
3の左側端部に配設されたケーシング13内に、折り畳
み状態で格納されている。そして、車両の衝突時に、上
記ケーシング13内に配設されたインフレータ5が作動
することによって発生するガスの圧力に応じ、上記エア
バッグ4が膨張してケーシング13の蓋体14が開放さ
れ、回転式シート2の左側面部を覆うようにエアバッグ
4が展開することになる。
【0025】このエアバッグ4は、上記のように回転式
シート1,2が車室の内方側に向けられた状態で展開し
た場合に、車両進行方向の前方側に移動することが、そ
の前方側に位置する運転席10および助手席11からな
る前部席のシートバック15によって規制されるように
構成されている。すなわち、上記車室の内方側に向けら
れた回転式シート1,2の外側端部(エアバッグ4の設
置部)と、上記前部席のシートバック15との間には、
展開状態となったエアバッグ4の厚みよりもやや大きな
間隙Wが設けられ、この間隙Wにおいて上記エアバッグ
4がスムーズに展開するとともに、このエアバッグ4の
車両進行方向の前方側部が上記前部席のシートバック1
5により支持されるようになっている。また、上記エア
バッグ4には、図3に示すように、回転式シート1,2
に着座した乗員の側面部を覆う本体部4aと、乗員の頭
部を保護する頭部保護部4bとが設けられている。
【0026】シートセンサ6は、上記回転式シート1,
2の回転角度を検出するロータリエンコーダまたはロー
タリスイッチ等からなり、上記回転角度の検出信号を制
御ユニット9に出力するように構成されている。この制
御ユニット9には、図4に示すように、上記第1,第2
Gセンサ7,8から出力される検出信号に応じて車両の
衝突状態を判別する衝突状態判別手段16と、この衝突
状態判別手段16および上記シートセンサ6の出力信号
に応じて上記エアバッグ4を展開させるか否かを判定
し、このエアバッグ4を展開させる際にインフレータ5
に作動指令信号を出力するエアバッグ制御手段17とが
設けられている。
【0027】衝突状態判別手段16は、上記第1検出手
段7の検出信号に応じて車体の前後方向に大きな減速度
が作用する車両の前突事故が発生したか否かを判別する
とともに、第2検出手段8の検出信号に応じて車体の左
右方向に大きな加速度が作用する車両の側突事故が発生
したか否かを判別し、かつ上記インフレータ5を作動さ
せるか否かの判別基準となるしきい値、エアバッグ4の
展開圧力およびインフレータ5の作動タイミングを設定
し、さらに衝突前の所定時点から衝突時点までの間にお
ける乗員の頭部の移動速度および移動距離を演算によっ
て求めるように構成されている。
【0028】また、エアバッグ制御手段17は、上記シ
ートセンサ6および衝突状態判別手段16の出力信号に
応じ、上記回転式シート1,2が車室の前方側に向けら
れた状態で、車両の側突事故が発生したことが確認され
た場合に、上記インフレータ5を作動させてエアバッグ
4を展開させ、かつ上記回転式シート1,2が車室の内
方側に向けられた状態で、車両の前突事故が発生したこ
とが確認された場合に、上記インフレータ5を作動させ
てエアバッグ4を展開させるように構成されている。ま
た、上記シートセンサ6の出力信号に応じ、上記回転式
シート1,2が車室の内方側に向けられていることが確
認された場合には、車両の側突時に上記インフレータ5
が非作動状態に維持されてエアバッグ4の展開が禁止さ
れるようになっている。
【0029】上記制御ユニット9において実行されるエ
アバッグ制御動作を、図5および図6に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。上記制御動作がスタートする
と、まず上記各センサの検出値を入力した後(ステップ
S1)、上記シートセンサ6の検出信号に基づいて回転
式シート1,2が車室の内方側に向けられているか否か
を判定する(ステップS2)。このステップS2でNO
と判定され、回転式シート1,2が車室の前方側に向け
られていることが確認された場合には、上記第2Gセン
サ7によって検出された車幅方向の加速度Gbが、予め
設定された3g(gは重力加速度)程度の衝突判定値以
上となった側突状態にあるか否かを判定し(ステップS
3)、NOと判定された場合には、上記エアバッグ4の
展開制御を実行する必要がないと判断してリターンす
る。
【0030】また、上記ステップS3でYESと判定さ
れ、車幅方向に3g以上の上記加速度Gbが作用したこ
と、つまり車両の衝突事故が発生したことが確認された
場合には、上記各センサの検出値等に基づき、エアバッ
グ4を展開させるか否かの判定基準となるしきい値V
s,Lsと、上記エアバッグ4の展開圧力Psと、イン
フレータ5の作動タイミングTsとを設定する(ステッ
プS4)。例えば、予め記憶手段に記憶されたマップの
データと、上記各センサの検出値とに基づき、乗員の頭
部の移動速度に対応したしきい値V1および同移動距離
に対応したしきい値Lsと、上記展開圧力Psと、作動
タイミングTsとを読み出して設定する。
【0031】次いで、上記加速度Gbの検出値に基づ
き、乗員の頭部の移動速度Vと同移動距離Lとを演算す
る(ステップS5)。すなわち、車両が側突状態となっ
たことが確認された現時点よりも所定時間だけ前(例え
ば1秒前)から現時点までの時間内において上記加速度
Gbの値を積分することにより上記頭部の移動速度V
{=∫Gbdt,(t=−1〜0)}を求めるととも
に、同時間内において上記移動速度Vの値を積分するこ
とにより上記頭部の移動距離L{=∫Vdt,(t=−
1〜0)}を求める。
【0032】その後、上記頭部の移動速度Vおよび移動
距離Lの演算値が、ステップS4で設定された上記しき
い値Vs,Ls以上であるか否かをそれぞれ判定し(ス
テップS5,S6)、この両ステップS5,S6のいず
れかでNOと判定された場合には、乗員に作用する慣性
力が小さいために、上記エアバッグ4の展開制御を実行
する必要がないと判断してステップS1にリターンす
る。そして、上記ステップS5,S6でそれぞれYES
と判定された場合には、上記ステップS4で設定された
展開圧力Psおよび作動タイミングTsでエアバッグ4
を展開させるように制御する(ステップS8)。
【0033】また、上記ステップS2でYESと判定さ
れ、回転式シート1,2が車室の内方側に向けられてい
ることが確認された場合には、上記第1Gセンサ7によ
って検出された車体前後方向の減速度Gaが、予め設定
された3g(gは重力加速度)程度の衝突判定値以上と
なった前突状態にあるか否かを判定し(ステップS
9)、NOと判定された場合には、上記エアバッグ4の
展開制御を実行する必要がないと判断してリターンす
る。
【0034】また、上記ステップS9でYESと判定さ
れ、車体の前後方向に3g以上の上記減速度Gaが作用
したこと、つまり車両の前突事故が発生したことが確認
された場合には、上記各センサの検出値等に基づき、エ
アバッグ4を展開させるか否かの判定基準となるしきい
値V1,L1と、上記エアバッグ4の展開圧力P1と、
インフレータ5の作動タイミングT1とを設定する(ス
テップS10)。
【0035】次いで、上記第1Gセンサ7によって検出
された減速度Gaに基づいて、乗員の頭部の移動速度V
{=∫Gadt,(t=−1〜0)}と、乗員の頭部の
移動距離L{=∫Vdt,(t=−1〜0)}とを演算
した後(ステップS11)、この頭部の移動速度Vおよ
び移動距離Lの演算値が、ステップS10で設定された
上記しきい値V1,L1以上であるか否かをそれぞれ判
定し(ステップS12,S13)、この両ステップS1
2,S13のいずれかでNOと判定された場合には、乗
員に作用する慣性力が小さいために、上記エアバッグ4
の展開制御を実行する必要がないと判断してステップS
1にリターンする。そして、上記ステップS12,S1
3でそれぞれYESと判定された場合には、上記ステッ
プS10で設定された展開圧力P1および作動タイミン
グT1で上記エアバッグ4を展開させるように制御する
(ステップS14)。
【0036】この結果、回転式シート1,2が車室の内
方側に向けられていることが確認された場合には、上記
第1Gセンサ7の検出信号に応じて車両の前突事故が発
生したことが確認されたときにだけ、上記エアバッグ4
を展開させる制御が実行され、上記第2Gセンサ8の検
出信号に応じて車両の側突事故が発生したことが確認さ
れたときでも、上記エアバッグ4が非展開状態に維持さ
れてその展開が禁止されることになる。
【0037】このように車体に回転可能に支持された回
転式シート1,2と、この回転式シート1,2の外側端
部に展開し得るように設置されたエアバッグ4と、車両
の側突時に上記エアバッグ4を展開させるように制御す
るエアバッグ制御手段17とを有する車両用エアバッグ
制御装置において、上記回転式シート1,2の向きを検
出するシートセンサ6からなるシート向き検出手段の検
出信号に応じ、回転式シート1,2が車室の内方側に向
けられていることが確認された場合には、車両の側突時
に上記エアバッグ4が展開するのを禁止するように構成
したため、エアバッグ4の不必要な展開を防止してイン
フレータ5の駆動力が浪費されるのを防ぐことができる
とともに、展開したエアバッグ4を元の状態に折り畳む
等の煩雑な作業が必要となるのを防ぐことができる。
【0038】例えば図1に示すように、車室の左側に位
置する回転式シート2が車室の内方側に向けられている
場合には、そのシートバック3の外側端部に設置された
エアバッグ4が車両進行方向の前方側、つまり車室の前
方側に移動しようとする乗員を保護する位置に配設され
ることになる。したがって、この状態で車両の側突事故
が発生したときに、上記回転式シート2のエアバッグ4
を展開させたとしても、乗員を保護する機能が十分に得
られないため、上記のようにエアバッグ4の展開を禁止
することにより、上記インフレータ5の駆動力が浪費さ
れること等を防止することができる。なお、上記エアバ
ッグ4を車両のドア部に配設した場合においても、同様
の作用効果が得られることになる。
【0039】また、上記のように回転式シート1,2の
シートバック3内においてその外側端部に展開し得るよ
うに設置されたエアバッグ4と、車両の側突時に上記エ
アバッグ4を展開させるように制御するエアバッグ制御
手段17とを有する車両用エアバッグ制御装置におい
て、シートセンサ6からなるシート向き検出手段の検出
信号に応じて回転式シート1,2が車室の内方側に向け
られていることが確認された場合には、車両の前突時に
上記エアバッグ4を展開させるように構成することによ
り、前突時に作用する慣性力に応じて車体の前方側に移
動しようとする乗員の体を上記エアバッグ4によって効
果的に保護することができる。
【0040】特に、上記実施形態に示すように、回転式
シート1,2が車室の内方側に向けられた状態で上記エ
アバッグ4が展開した場合に、このエアバッグ4が車両
進行方向の前方側に移動するのを前部席のシートバック
15によって規制するように構成した場合には、前突時
に作用する慣性力に応じて車体の前方側に移動しようと
する乗員の体を上記エアバッグ4および前部席のシート
バック15によって安定して支持することができるた
め、簡単な構成でさらに効果的に上記乗員を保護するこ
とができる。
【0041】また、上記実施形態では、車室の内方側に
向けられた回転式シート1,2のエアバッグ設置部と、
上記前部席のシートバック15との間に、展開状態とな
ったエアバッグ4の厚みよりもやや大きな間隙Wを設け
たため、この間隙W内においてエアバッグ4をスムーズ
に展開させることができるとともに、前突時に作用する
慣性力に応じて車体の前方側に移動しようとする乗員の
体を上記エアバッグ4および前部席のシートバック15
によって効果的に支持することができる。なお、上記前
部席のシートバック15に代え、回転式シート1,2が
車室の内方側に向けられた状態でエアバッグ4が展開し
た場合に、その前方移動を規制する別体の規制部材を設
けた構造としてもよい。
【0042】さらに上記実施形態では、展開時に乗員の
頭部を保護する頭部保護部4bを上記エアバッグ4に設
けたため、例えば回転式シート1,2が車室の前方側に
向けられた状態において車両の側突時に作用する慣性力
に応じ、車室の側方側に移動しようとする乗員の頭部を
上記エアバッグ4の頭部保護部4bにより安定して支持
し、乗員を効果的に保護することができる。また、回転
式シート1,2が車室の内方側に向けられた状態で、車
両の前突事故が発生した場合においても、その慣性力に
応じて車室の前方側に移動しようとする乗員の頭部を上
記エアバッグ4の頭部保護部4bにより安定して支持す
ることができる。
【0043】なお、上記実施形態では、シートセンサ6
からなるシート向き検出手段の検出信号に応じ、回転式
シート1,2が車室の内方側に向けられていることが確
認された場合には、車体の前後方向に作用する加減速度
を検出する第1Gセンサ7の検出信号に応じて車両が前
突状態にあることが確認されたときにのみ、上記シート
バック4を展開状態とすることにより、車両の側突時
に、シートバック4が展開状態となるのを禁止するよう
にした例について説明したが、回転式シート1,2が車
室の内方側に向けられていることが確認された場合に
は、車両の衝突状態に如何に拘らず上記インフレータ5
を非作動状態に維持することにより、エアバッグ4の展
開を禁止するように構成してもよい。
【0044】また、車体に回転可能に支持された回転式
シート1,2が車室の前方側に向けられた状態でその車
外側部に展開し得るように配設されたエアバッグ4と、
車両の側突時に上記エアバッグ4を展開させるように制
御するエアバッグ制御手段9とを有する車両用エアバッ
グ制御装置において、上記回転式シート1,2の向きを
検出するシートセンサ6からなるシート向き検出手段の
検出信号に応じて回転式シート1,2が車室の内方側に
向けられている場合に限らず、例えば車室の後方側また
は斜め内方側等の車室の前方側とは異なる方向に向けら
れていることが確認された場合には、車両の側突時に上
記エアバッグが展開するのを禁止するように構成しても
よい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車体に
回転可能に支持された回転式シートと、この回転式シー
トの車外側部に展開し得るように配設されたエアバッグ
と、車両の側突時に上記エアバッグを展開させるように
制御するエアバッグ制御手段と、上記回転式シートの向
きを検出するシート向き検出手段とを備え、このシート
向き検出手段の検出信号に応じて回転式シートが車室の
内方側等の車室の前方側とは異なる方向に向けられてい
ることが確認された場合には、車両の側突時に上記エア
バッグが展開するのを禁止するように構成したため、エ
アバッグの不必要な展開を防止してインフレータの駆動
力が浪費されるのを防ぐことができるとともに、展開し
たエアバッグを元の状態に折り畳む等の煩雑な作業が必
要となるのを防ぐことができる。
【0046】また、本発明は、車体に回転可能に支持さ
れた回転式シートと、この回転式シートの外側端部に展
開し得るように設置されたエアバッグと、車両の側突時
に上記エアバッグを展開させるように制御するエアバッ
グ制御手段と、上記回転式シートの向きを検出するシー
ト向き検出手段とを備え、このシート向き検出手段の検
出信号に応じて回転式シートが車室の内方側に向けられ
ていることが確認された場合には、車両の前突時に上記
エアバッグを展開させるように構成したため、前突時に
作用する慣性力に応じて車体の前方側に移動しようとす
る乗員の体を上記エアバッグ4によって効果的に保護で
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアバッグ制御装置の実施形態を
示す説明図である。
【図2】エアバッグの具体的構成を示す断面図である。
【図3】エアバッグの展開状態を示す説明図である。
【図4】エアバッグ制御装置の具体的構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】エアバッグ制御手段による制御動作の第1行程
を示すフローチャートである。
【図6】エアバッグ制御手段による制御動作の第2行程
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 回転式シート 4 エアバッグ 4a 頭部保護部 6 シートセンサ(シート向き検出手段) 15 前部席のシートバック(規制部材) 17 エアバッグ制御手段 W 間隙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に回転可能に支持された回転式シー
    トと、この回転式シートの車外側部に展開し得るように
    配設されたエアバッグと、車両の側突時に上記エアバッ
    グを展開させるように制御するエアバッグ制御手段とを
    有する車両用エアバッグ制御装置であって、上記回転式
    シートの向きを検出するシート向き検出手段を備え、こ
    のシート向き検出手段の検出信号に応じて回転式シート
    が車室の内方側に向けられていることが確認された場合
    には、車両の側突時に上記エアバッグが展開するのを禁
    止するように構成したことを特徴とする車両用エアバッ
    グ制御装置。
  2. 【請求項2】 車体に回転可能に支持された回転式シー
    トと、この回転式シートの外側端部に展開し得るように
    設置されたエアバッグと、車両の側突時に上記エアバッ
    グを展開させるように制御するエアバッグ制御手段とを
    有する車両用エアバッグ制御装置であって、上記回転式
    シートの向きを検出するシート向き検出手段を備え、こ
    のシート向き検出手段の検出信号に応じて回転式シート
    が車室の内方側に向けられていることが確認された場合
    には、車両の前突時に上記エアバッグを展開させるよう
    に構成したことを特徴とする車両用エアバッグ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 回転式シートが車室の内方側に向けられ
    た状態で上記エアバッグが展開した場合に、このエアバ
    ッグが車両進行方向の前方側に移動するのを規制する規
    制部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の車両用
    エアバッグ制御装置。
  4. 【請求項4】 回転式シートの前方側に位置する前部シ
    ートのシートバックによってエアバッグの前方移動を規
    制する規制部材を構成したことを特徴とする請求項3記
    載の車両用エアバッグ制御装置。
  5. 【請求項5】 車室の内方側に向けられた回転式シート
    のエアバッグ設置部と、回転式シートの前方側に配設さ
    れた規制部材との間に、展開状態となったエアバッグの
    厚みよりもやや大きな間隙を設けたことを特徴とする請
    求項3または4記載の車両用エアバッグ制御装置。
  6. 【請求項6】 シート向き検出手段の検出信号に応じて
    シートが車室の内方側に向けられていることが確認され
    た場合には、車両の側突時にエアバッグが展開するのを
    禁止するように構成したことを特徴とする請求項2〜5
    のいずれかに記載の車両用エアバッグ制御装置。
  7. 【請求項7】 車体に回転可能に支持された回転式シー
    トと、この回転式シートが車室の前方側に向けられた状
    態でその車外側部に展開し得るように配設されたエアバ
    ッグと、車両の側突時に上記エアバッグを展開させるよ
    うに制御するエアバッグ制御手段とを有する車両用エア
    バッグ制御装置であって、上記回転式シートの向きを検
    出するシート向き検出手段を備え、このシート向き検出
    手段の検出信号に応じて回転式シートが車室の前方側と
    は異なる方向に向いていることが確認された場合には、
    車両の側突時に上記エアバッグが展開するのを禁止する
    ように構成したことを特徴とする車両用エアバッグ制御
    装置。
  8. 【請求項8】 展開時に乗員の頭部を保護する頭部保護
    部をエアバッグに設けたことを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の車両用エアバッグ制御装置。
JP34314797A 1997-12-12 1997-12-12 車両用エアバッグ制御装置 Expired - Fee Related JP3716589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34314797A JP3716589B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 車両用エアバッグ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34314797A JP3716589B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 車両用エアバッグ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11170961A true JPH11170961A (ja) 1999-06-29
JP3716589B2 JP3716589B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=18359288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34314797A Expired - Fee Related JP3716589B2 (ja) 1997-12-12 1997-12-12 車両用エアバッグ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716589B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327337A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Honda Motor Co Ltd 乗員保護装置
JP2008519720A (ja) * 2004-11-10 2008-06-12 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 乗員拘束装置を有する自動車
KR20160056980A (ko) 2014-11-12 2016-05-23 현대자동차주식회사 차량용 승객 보호시스템 및 방법
DE102016102897A1 (de) 2015-03-19 2016-09-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Insassenschutzsteuersystem, Speichermedium, das ein Programm speichert, und Fahrzeug
GB2547778A (en) * 2016-01-25 2017-08-30 Ford Global Tech Llc Autonomous vehicle restraint selection
GB2547777A (en) * 2016-01-25 2017-08-30 Ford Global Tech Llc Autonomous vehicle restraint deployment
JP2017149331A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 ダイハツ工業株式会社 車両構造
JP2017210173A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 富士通テン株式会社 乗員保護装置の制御装置、乗員保護システム、および乗員保護装置の制御方法
CN107415886A (zh) * 2016-04-13 2017-12-01 丰田自动车株式会社 乘员保护装置
WO2018167911A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 本田技研工業株式会社 乗員保護制御装置、乗員保護制御方法、およびプログラム
WO2018167919A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
FR3066455A1 (fr) * 2017-05-22 2018-11-23 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede et systeme de protection d’un occupant d’un vehicule autonome en mode conversationnel
JP2019006153A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2019172033A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社Subaru 乗員保護装置
US10730473B2 (en) 2017-07-11 2020-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Front seat airbag device, method for controlling front seat airbag device, and method for folding airbag
JP2022048334A (ja) * 2017-06-20 2022-03-25 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519720A (ja) * 2004-11-10 2008-06-12 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 乗員拘束装置を有する自動車
US7983819B2 (en) 2004-11-10 2011-07-19 Daimler Ag Motor vehicle comprising an occupant restraint device
JP2006327337A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Honda Motor Co Ltd 乗員保護装置
KR20160056980A (ko) 2014-11-12 2016-05-23 현대자동차주식회사 차량용 승객 보호시스템 및 방법
US9463760B2 (en) 2014-11-12 2016-10-11 Hyundai Motor Company Method and system for protecting occupants in vehicle
US9981622B2 (en) 2015-03-19 2018-05-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Occupant protection control system, storage medium storing program, and vehicle
DE102016102897A1 (de) 2015-03-19 2016-09-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Insassenschutzsteuersystem, Speichermedium, das ein Programm speichert, und Fahrzeug
DE102016102897B4 (de) 2015-03-19 2019-09-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Insassenschutzsteuersystem, Speichermedium, das ein Programm speichert, und Fahrzeug
GB2547778A (en) * 2016-01-25 2017-08-30 Ford Global Tech Llc Autonomous vehicle restraint selection
GB2547777A (en) * 2016-01-25 2017-08-30 Ford Global Tech Llc Autonomous vehicle restraint deployment
JP2017149331A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 ダイハツ工業株式会社 車両構造
CN107415886A (zh) * 2016-04-13 2017-12-01 丰田自动车株式会社 乘员保护装置
JP2017210173A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 富士通テン株式会社 乗員保護装置の制御装置、乗員保護システム、および乗員保護装置の制御方法
WO2018167911A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 本田技研工業株式会社 乗員保護制御装置、乗員保護制御方法、およびプログラム
WO2018167919A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
JPWO2018167919A1 (ja) * 2017-03-16 2019-11-07 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
US11491941B2 (en) 2017-03-16 2022-11-08 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle occupant protection control device, vehicle occupant protection control method, and program
CN110402211B (zh) * 2017-03-16 2022-01-14 本田技研工业株式会社 乘客保护控制装置、乘客保护控制方法及存储介质
CN110402211A (zh) * 2017-03-16 2019-11-01 本田技研工业株式会社 乘客保护控制装置、乘客保护控制方法及程序
JPWO2018167911A1 (ja) * 2017-03-16 2019-11-07 本田技研工業株式会社 乗員保護制御装置、乗員保護制御方法、およびプログラム
FR3066455A1 (fr) * 2017-05-22 2018-11-23 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede et systeme de protection d’un occupant d’un vehicule autonome en mode conversationnel
CN110770073A (zh) * 2017-06-20 2020-02-07 提爱思科技股份有限公司 车辆座椅
EP3643559A4 (en) * 2017-06-20 2020-12-30 TS Tech Co., Ltd. VEHICLE SEAT
JP2022048334A (ja) * 2017-06-20 2022-03-25 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
US11407335B2 (en) 2017-06-20 2022-08-09 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
JP2019006153A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
US10730473B2 (en) 2017-07-11 2020-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Front seat airbag device, method for controlling front seat airbag device, and method for folding airbag
JP2019172033A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社Subaru 乗員保護装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3716589B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3716589B2 (ja) 車両用エアバッグ制御装置
JP5776648B2 (ja) 乗員保護装置
CN111284441B (zh) 用于车辆的乘客保护系统
JP5862435B2 (ja) 車両制御装置
KR101119654B1 (ko) 차량용 측면 에어백 유닛
JP6747327B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
US7201394B2 (en) Airbag apparatus
JP2006248276A (ja) エアバッグ制御装置
JPH03281458A (ja) 自動車のエアバッグ装置
EP1741605B1 (en) Vehicle passenger-restraining system and method
JP2018135095A (ja) 乗員保護装置
JP4424183B2 (ja) エアバッグ展開制御装置、エアバッグ展開制御方法
JP6826473B2 (ja) 乗員保護装置
JP3733720B2 (ja) 車両用エアバッグ制御装置
JP3147759B2 (ja) 車両用シート
JP3550909B2 (ja) エアバッグ装置
JP2846932B2 (ja) 車体側部の衝突エネルギ吸収構造
JP4561576B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP3885325B2 (ja) 車両用エアバッグ制御装置及び車両用乗員状態検出装置
JPH11198699A (ja) 車両用最後部シート
JP2867131B2 (ja) 車体側部のエネルギ吸収構造
JPH11208413A (ja) 衝突規模検知方法、シートベルト装置及びエアバッグ装置
JP2000203369A (ja) 車両用シ―ト
JP3738576B2 (ja) 車両用エアバッグ装置
JPH11278196A (ja) 自動車用エアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees