JP2974380B2 - 車体側部の衝突エネルギ吸収構造 - Google Patents

車体側部の衝突エネルギ吸収構造

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、車体側部の衝突エネルギ吸収構造に関す
るものである。
(従来の技術) 近年、車両の側突時における乗員保護の観点から、各
サイドドアの内側にそれぞれエアバッグを備えたエアバ
ッグユニットを配置し、該サイドドアあるいはこれに対
応するサイドシル等に設けた側突センサによって車両の
側突が検出された場合に該側突センサからの信号により
上記エアバッグユニットのインフレータを作動させてそ
のエアバッグを車室内部に展開させ、もっと乗員に対す
る衝突エネルギを該エアバッグによって吸収して該乗員
を保護することが試みられている(例えば、実開平1−
117957号公報参照)。
そして、このような場合、上掲公知例にも開示される
ように、従来一般には、各サイドドアに設けられたエア
バッグユニットはこれに対応して配置された側突センサ
とでそれぞれ一組の衝突エネルギ吸収機構を構成し、そ
れぞれ他の衝突エネルギ吸収機構とはその作動系統が相
互に独立しているのが通例である。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このように、各サイドドアに設けたエアバ
ッグユニットがそれぞれ対応する側突センサの出力のみ
によって作動する構成とすることを考えた場合には、上
掲公知例のように2ドアタイプ車(即ち、車体の一側に
サイドドアを一つしか持たないタイプの車)の場合には
さほど支障はないが、4ドアタイプ車のように車体の一
側に複数のサイドドアが存在する車においては、例えば
フロントサイドドアのみに他の車両が衝突しリヤサイド
ドアには衝突しなかったような場合には、該フロントサ
イドドア側のエアバッグユニットのみが作動し、リヤサ
イドドア側のエアバッグユニットは作動しないというよ
な事態の発生も考えられる。
また、衝突の仕方としては、上述のように他の車両が
自車のサイドドア部分に衝突する場合の他、例えば、前
後のフェンダ部分のみに衝突するような場合もあるが、
かかる場合、従来の構成ではいずれのエアバッグユニッ
トも作動しないということも起こり得る。
そこで本願発明では、衝突の発生時には、その衝突状
態の如何にかかわらず、確実にエアバッグユニットを作
動させて乗員を的確に保護し得るようにした車体側部の
衝突エネルギ吸収構造を提案せんとしてなされたもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段
として、 (I)請求項1記載の発明にかかる車体側部の衝突エネ
ルギ吸収構造では、車体側部に、車両の側突時に車室内
に向けて展開して乗員を拘束可能とされたエアバッグを
設けるとともに、車両の側突発生を検出して上記エアバ
ッグに展開信号を出力する複数の側突センサを車体の適
所に相互に離間状態で配置するとともに、車両の乗員の
着座状態を検出する着座センサを配設し、上記エアバッ
グと側突センサとを、側突発生を該各側突センサのいず
れかが検出した場合に上記着座センサによって着座が検
出された乗員に対応した位置のエアバッグに対して展開
信号が出力されるように電気的に結合したことを特徴と
し、 (II)請求項2記載の発明では、請求項1記載の車体側
部の衝突エネルギ吸収構造において、衝突センサを車両
の各サイドドアにそれぞれ設けたことを特徴とし、 (III)請求項3記載の発明では、請求項1記載の車体
側部の衝突エネルギ吸収構造において、衝突センサを車
両の各サイドドアとフェンダ部内方にそれぞれ設けたこ
とを特徴としている。
(作用) このような構成とすることにより、本願各発明では、
車両の側突を車体に設けた複数の側突センサのいずれか
が検出すれば、着座センサにより着座が検出された乗員
に対応する位置のエアバッグに対して上記側突センサか
ら展開信号が出力され、この展開信号を受けて該エアバ
ッグが展開することで乗員にかかる衝突エネルギが確実
に吸収緩和される。
(発明の効果) 従って、本願各発明の車体側部の衝突エネルギ吸構造
によれば、それぞれ次のような効果が得られる。
請求項1記載の車体側部の衝突エネルギ吸収構造に
よれば、当該車両に対する他の車両の衝突位置の如何に
かかわらず、側突発生時には車体に配置した複数の側突
センサのいずれかがこれを検出すると、着座センサによ
り着座が検出された乗員に対応する位置のエアバッグに
対して上記側突センサから展開信号が出力され、この展
開信号を受けて該エアバッグが展開することで、保護の
必要な乗員に対応するエアバッグが確実に展開し、該乗
員に対する衝突エネルギが吸収緩和されることから、乗
員に対する保護性能がより一層向上するという効果が得
られるものである。
請求項2記載の車体側部の衝突エネルギ吸収構造で
は、上記記載の効果に加えて、各サイドドアにそれぞ
れ側突センサが設けられているため、例えば4ドアタイ
プ車においてその前後二つのサイドドアのうちのいずれ
か一方側のみに他の車両が衝突し他方のサイドドアには
なんら衝突しなかったような場合でも上記一方のサイド
ドア側の側突センサの出力を受けて上記他方のサイドド
ア側のエアバッグを含む総てのエアバッグが展開され、
衝突位置から離れた位置にある乗員の保護がより完全な
らしめられるという効果が得られるものであり、特に4
ドアタイプ車の如く車体の一側にサイドドアが複数設け
られている車両においてその効果がより顕著である。
請求項3記載の車体側部の衝突エネルギ吸収構造で
は、記載の効果に加えて、側突センサが各サイドドア
以外のフェンダ部内方にも配置されていることから、例
えば、他の車両の衝突位置が乗員に直接的に対応しない
フロントフェンダ部あるいはリヤフェンダ部であったと
してもフェンダ内方に配置された側突センサからの展開
信号を受けて総てのエアバッグが展開し、車室から離れ
た位置での衝突に対する乗員保護がより完全ならしめら
れるという効果が得られるものであり、特にフェンダ部
が車室部分から比較的大きく車体前後に張り出す形態の
乗用車タイプの車においてその効果はより顕著である。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本願発明の好適な実施例を
説明する。
第1実施例 第1図には本願の請求項1及び2に記載の発明の実施
例にかかる車体側部の衝突エネルギ吸収構造を備えた車
両1が示されている。この車両1は、その車体11の左右
両サイドにそれぞれ前後に二枚づつ、合計四枚のサイド
ドア14〜17を備えたいわゆる4ドアタイプ車であって、
これら各サイドドア14〜17によってその側部が囲まれた
車室1a内には、その右側フロントサイドドア14と左側フ
ロントサイドドア16に対応するようにして運転席3と助
手席4が、また右側リヤサイドドア15と左側リヤサイド
ドア17に対応するようにして後部座席5がそれぞれ配置
されている。
そして、これら各座席3〜5にはそれぞれ乗員の着座
を検出して着座信号を出力する着座センサ30〜34が設け
られる一方、上記各サイドドア14〜17にはそれぞれ後述
のエアバッグユニット21〜24と、車両1の衝突発生を検
出して上記エアバッグユニット21〜24に展開信号を出力
する衝突センサとしてのタッチセンサユニット25〜28と
がそれぞれ設けられている。
A:エアバッグユニットの構成 上記エアバッグユニット21〜24は総て同一構成を有す
るものであり、従って、ここでは第2図を参照して右側
フロントサイドドア14に配置された右側フロント用エア
バッグユニット21を例にとってこれを説明すると、この
エアバッグユニット21は、略扇形断面を有するケーシン
グ21a内に、折り畳み状態のエアバッグ21cと、後述のタ
ッチセンサユニットからの展開信号を受けて通電されて
発火し所要量のガス(例えば、窒素ガス)を発生するイ
ンフレータ21bとを収容して構成されている。
そして、このエアバッグユニット21は、右側フロント
サイドドア14のインナーパネル14bの車室側面に、しか
も該インナーパネル14bを覆うようにして配置されるド
アトリム18の上下方向中段部に車室側に膨出状態で形成
されたアームレスト部19の内部に格納状態で取付けられ
ている。この場合、上記ドアトリム18のうち、このエア
バッグユニット21の上面(即ち、エアバッグ21cの展開
方向前方位置)に対応する位置は、エアバッグ21cの展
開力によって開蓋可能なリッド部20となっている。従っ
て、上記エアバッグ21cは、インフレータ21bの作動に伴
って同図に鎖線図示(符号21c′)するように、該リッ
ド部20を押し開いて上方に膨出変形し車室1a側に展開す
ることとなる。
B:タッチセンサユニットの構成 タッチセンサユニットは、上述のように特許請求の範
囲中の側突センサに該当するものであって、第1図のよ
うに当該車両1に対して他の車両2がそのサイドドア側
に横方向から衝突し該サイドドアが所定量以上に変形し
た場合にこれを側突として検出して上記エアバッグユニ
ットに展開信号を出力するためのものであって、この実
施例においてはこのような検出形態に最適な構成をもつ
公知のタッチセンサでこれを構成している。
即ち、これら各タッチセンサユニット25〜28は全て同
一構成を有するものであるため、これを第2図〜第4図
を参照して右側フロントサイドドア14に配置された右側
フロント用タッチセンサユニット25を例にとって説明す
ると、このタッチセンサユニットは、第4図のように、
可動側電極44を備えた電極支持板47と、感圧導電層46に
よって被包された固定側電極45を備えた電極支持板48と
を、左右一対の接着剤49,49によって所定の間隔をもっ
て対応配置して一体化したタッチセンサ43を、帯板状の
基板42に対して所定ピッチで複数個固定して構成されて
いる。尚この実施例においては、これら各タッチセンサ
43,43,・・を接着剤50によって基板42に貼着するように
している。
そして、このように構成されたタッチセンサユニット
は第2図〜第4図のように、サイドドア14のアウターパ
ネル14aの裏側に車体前後方向に向けて配置された側部
補強材41の外面41a(即ち、上記アウターパネル14aに対
向する面)に上記各タッチセンサ43,43,・・を外方(ア
ウターパネル14a側)に向けた状態でビス止めされるこ
とによりサイドドア14に対して固定配置されている。
このようにしてタッチセンサユニット25をサイドドア
14に取り付けると、側突によりサイドドア14のアウター
パネル14aが凹状に変形した場合、該アウターパネル14a
の変形に伴ってタッチセンサ43の電極支持板47が側部補
強材41側に移動しその可動側電極44を側部補強材41側の
固定側電極45に接触させることとなる。このように両電
極44,45が接触することにより通電状態となり、側突発
生が検出されるものである。
C:各エアバッグユニットの制御系統 続いて、上述の如く構成された各エアバッグユニット
21〜24の制御系統を第5図を参照して説明する。
各エアバッグユニット21〜24の制御は、コントロール
ユニット10によって電気的に行なわれるが、この場合、
上記各タッチセンサユニット25〜28のいずれか一つが作
動した場合には総てのエアバッグユニット21〜24を展開
させるように制御することを基本とし、その上で請求項
1に記載の発明を適用して、乗員保護上不必要な場合に
は特定のエアバッグユニットの展開制御をキャンセルで
きるようにしている。
具体的には、上記各タッチセンサユニット25〜28の出
力信号はOR回路61に総て入力される。そして、このOR回
路61からの出力は、右側フロント用エアバッグユニット
21に対応するAND回路62と、右側リヤ用エアバッグユニ
ット22に対応するAND回路63と、左側フロント用エアバ
ッグユニット23に対応するAND回路64及び左側リヤ用エ
アバッグユニット24に対応するAND回路65に対してそれ
ぞれ入力される。
一方、上記運転席側着座センサ30と助手席側着座セン
サ31からの出力信号は、OR回路66にそれぞれ入力され、
さらに、このOR回路66の出力信号は上記AND回路62及び
同64にそれぞれ入力される。
従って、右側フロント用エアバッグユニット21と左側
フロント用エアバッグユニット23は、各タッチセンサユ
ニット25〜28の少なくともいずれか一つが側突を検出
し、且つ運転席3と助手席4のうち少なくともいずれか
一方に乗員が着座している場合においてのみ展開し、こ
れ以外の場合、例えば、側突は発生したが運転席3と助
手席4のいずれにも乗員が着座していないような場合に
は側突発生にもかかわらず展開されない。即ち、右側フ
ロント用エアバッグユニット21と左側フロント用エアバ
ッグユニット23は、運転席3あるいは助手席4の乗員の
保護が必要な場合においてのみ展開されることにより、
不必要なエアバッグ展開が未然に防止されるものであ
る。
また一方、上記後部座席用第1着座センサ32と後部座
席用第2着座センサ33と後部座席用第3着座センサ34の
出力信号は、それぞれOR回路67に入力される。さらに、
このOR回路67からの出力信号は上記AND回路63及び同65
にそれぞれ入力される。
従って、右側リヤ用エアバッグユニット22と左側リヤ
用エアバッグユニット24は、衝突位置の如何にかかわら
ず側突が発生した場合であって、しかも後部座席5の三
つの着座位置のうち少なくともいずれか一つに乗員が着
座している場合には両者とも展開して乗員保護を図る
が、例え側突時であっても後部座席5に乗員が一人もい
ないような場合には展開しない。これにより、側突時に
おける乗員の保護が確実に行なわれると同時に、不必要
なエアバッグ展開が未然に防止されるものである。
即ち、この実施例のものにおいては、四つのサイドド
ア14〜17の少なくともいずれか一つの他の車両2が衝突
した場合には、側突により変形しないサイドドアがあっ
たとしてもこれに対応するエアバッグユニットも展開さ
れることにより、乗員保護がより確実ならしめられるも
のである。
第2実施例 第6図には、本願の請求項1及び3記載の発明の実施
例にかかる車体側部の衝突エネルギ吸収構造を備えた車
両1が示されている。この実施例のものは、側突時にお
ける乗員保護を上記第1実施例のものよりもさらに完全
なものとすべく、上記第1実施例の構成に加えて、車両
1のフロントフェンダ部12とリヤフェンダ部13とにそれ
ぞれ側突センサとして後述する横力センサ35,36及び同3
7,38を追加配置したものである。
即ち、車両の側突の仕方としては、上述の第1実施例
のように車体側部のサイドドア部分に他の車両2が衝突
する場合の他、第6図のようにこれらサイドドアから車
体前後方向に離れたフロントフェンダ部12あるいはリヤ
フェンダ部13部分に衝突するような場合もある。かかる
場合、上記第1実施例のように各サイドドア14〜17に配
置したタッチセンサユニット25〜28のみで側突を検出し
て各エアバッグユニット21〜24のエアバッグを展開させ
るようにすると、側突が発生しても各サイドドア14〜17
は変形を生じないところから、エアバッグが展開されな
いということも起こり得る。
そこで、この実施例においては後述する如く側突によ
る横荷重によって作動する横力センサ35〜38をフロント
フェンダ部12及びリヤフェンダ部13にそれぞれ二個づつ
配置し、フェンダ部への側突時にはこの各横力センサ35
〜38のいずれかによってこれを検出して総てのエアバッ
グユニットを作動させ、以って乗員保護の完全を期する
ようにしたものである。
尚、上記横力センサ35〜38は同一構成を有するもので
あるため、ここではフロントフェンダ部12に配置された
フロント用第1横力センサ35を例にとって、これを第8
図を参照して説明する。
フロント用第1横力センサ35は、導電性を有するボー
ル53と、相互に対応状態で配置された左右一対の電極板
55,56とを有している。そして、このボール53は、その
後方に配置した磁石54の磁力によって常時後方側(矢印
A方向)に引き寄せられた状態で保持されているが、側
突により矢印A方向に横力がかかった場合には、その慣
性力により上記磁力に抗して矢印B方向に移動し得るよ
うになっている。
一方、各電極板55,56は、その常態時には図示のよう
に、上記ボール53に対して離間対向した位置に、しかも
相互に非接触状態(即ち、通電遮断状態)で配置されて
いる。しかし、側突により上記ボール53がその慣性力に
よって矢印B方向に移動し各電極板55,56に接触する
と、これら各電極板55,56は該ボール53を介して相互に
通電状態とされ、これにより側突発生を検出し且つ各エ
アバッグユニット21〜24に対して展開信号を出力するよ
うになっている。
尚、このように横力センサはその構造上、作動方向性
をもつことから、この実施例においてはフロントフェン
ダ部12とリヤフェンダ部13にそれぞれ二個づつ且つ相互
にその作動方向を逆方向に設定した状態で配置するよう
にしている。
そして、このように構成され且つ配置された各横力セ
ンサ35〜38からのの展開信号は、第7図に示すように、
上記各タッチセンサユニット25〜28と同様に、OR回路61
に対してそれぞれ入力するようにしている。このような
制御系統とすることにより、各タッチセンサユニット25
〜28と各横力センサ35〜38のうち少なくともいずれか一
つが作動することによって、総てのエアバッグユニット
21〜24が同時に展開し、乗員に確実に保護することとが
できる。
尚、乗員の着座状態に応じて各エアバックユニット21
〜24の作動をキャンセルし得ることは上記第1実施例の
場合と同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の第1実施例にかかる車体側部の衝突
エネルギ吸収構造を備えた車両の平面図、第2図は第1
図のII−II部拡大縦断面図、第3図は第2図に示したタ
ッチセンサユニットの一部斜視図、第4図は第3図のIV
−IV縦断面図、第5図は各エアバッグユニットの制御回
路図、第6図は本願発明の第2実施例にかかる車体側部
の衝突エネルギ吸収構造を備えた車両の平面図、第7図
はそのエアバッグユニットの制御回路図、第8図は横力
センサの構造説明図である。 1……車両 2……他の車両 3……運転席 4……助手席 5……後部座席 10……コントロールユニット 11……車体 12……フロントフェンダ部 13……リヤフェンダ部 14〜17……サイドドア 18……ドアトリム 19……アームレスト部 20……リッド部 21〜24……エアバッグユニット 25〜28……タッチセンサユニット 30〜34……着座センサ 35〜38……横力センサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側部に、車両の側突時に車室内に向け
    て展開して乗員を拘束可能とされたエアバッグを設ける
    とともに、車両の側突発生を検出して上記エアバッグに
    展開信号を出力する複数の側突センサを車体の適所に相
    互に離間状態で配置するとともに、車両の乗員の着座状
    態を検出する着座センサを配設し、上記エアバッグと側
    突センサとを、側突発生を該各側突センサのいずれかが
    検出した場合に上記着座センサによって着座が検出され
    た乗員に対応した位置のエアバッグに対して展開信号が
    出力されるように電気的に結合したことを特徴とする車
    体側部の衝突エネルギ吸収構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、側突センサが車両の各
    サイドドアにそれぞれ設けられていることを特徴とする
    車体側部の衝突エネルギ吸収構造。
  3. 【請求項3】請求項1において、側突センサが車両の各
    サイドドアとフェンダ部内方にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする車体側部の衝突エネルギ吸収構造。
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