JPH11170417A - 積層構造の隔壁 - Google Patents
積層構造の隔壁Info
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- JPH11170417A JPH11170417A JP10222313A JP22231398A JPH11170417A JP H11170417 A JPH11170417 A JP H11170417A JP 10222313 A JP10222313 A JP 10222313A JP 22231398 A JP22231398 A JP 22231398A JP H11170417 A JPH11170417 A JP H11170417A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16S—CONSTRUCTIONAL ELEMENTS IN GENERAL; STRUCTURES BUILT-UP FROM SUCH ELEMENTS, IN GENERAL
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- F16S1/04—Sheets, panels, or other members of similar proportions; Constructions comprising assemblies of such members produced by deforming or otherwise working a flat sheet
- F16S1/06—Sheets, panels, or other members of similar proportions; Constructions comprising assemblies of such members produced by deforming or otherwise working a flat sheet by deforming only
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】中空強化構造材は、対向側壁間に配置され
た熱的に拡張される樹脂の層を有する隔壁を有する。袖
部は樹脂層内に保持され、強化構造材の縦軸に垂直に配
向される。袖部は、ボルトが挿入可能なように強化構造
の対向面のボルト孔と一直線になっている。構成要素は
次に強化する場所で強化構造材にボルトで固定すること
ができる。 【効果】部品の強度を増加するのみならず振動と騒音の
伝達を低減する。
た熱的に拡張される樹脂の層を有する隔壁を有する。袖
部は樹脂層内に保持され、強化構造材の縦軸に垂直に配
向される。袖部は、ボルトが挿入可能なように強化構造
の対向面のボルト孔と一直線になっている。構成要素は
次に強化する場所で強化構造材にボルトで固定すること
ができる。 【効果】部品の強度を増加するのみならず振動と騒音の
伝達を低減する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願へのクロスレファレンス】本出願は、1997年
7月18日に米国に出願された仮出願シリアル番号60/053,
118に基づくものである。
7月18日に米国に出願された仮出願シリアル番号60/053,
118に基づくものである。
【0002】
【発明の背景】特に自動車に用いられる際、主フレーム
レールの様な箱型断面は横材がレールにボルトで固定さ
れている個所においてかなりの応力を受ける。例えば、
エンジン受け台が主フレームレールにボルトで固定され
るとき、そのジョイント部分は時間超過の持久力による
亀裂を受け易い。さらに、それらの部材を適切に保持す
るボルトはジョイント部での振動によりゆるむかもしれ
ない。さらに、従来構造のものでは、自動車の車輪とエ
ンジンからフレームを通って乗客区画に延びる"雑音経
路"が形成されている。
レールの様な箱型断面は横材がレールにボルトで固定さ
れている個所においてかなりの応力を受ける。例えば、
エンジン受け台が主フレームレールにボルトで固定され
るとき、そのジョイント部分は時間超過の持久力による
亀裂を受け易い。さらに、それらの部材を適切に保持す
るボルトはジョイント部での振動によりゆるむかもしれ
ない。さらに、従来構造のものでは、自動車の車輪とエ
ンジンからフレームを通って乗客区画に延びる"雑音経
路"が形成されている。
【0003】本分野の熟練者により認められているよう
に、レール部分の側面に重い部材をボルトで固定するた
めには、ボルトの取り付け部に強化領域又は支持構造を
設ける必要がある。本分野で使用される一つの手段は、
金属ブッシングを支えるスタンプ隔壁を提供することで
ある。隔壁は一般的にレールC部分にスポット溶接され
る三つのフランジ部材を含んでいる。特に、スタンプ隔
壁はレール部分の一方の壁から対向する壁又はキャップ
に延びる壁部材を有する。この様に、隔壁はレールによ
り規定される溝又は空洞に仕切りを形成する。この壁部
材を適切に保持するためには、隔壁は隔壁壁部材に垂直
な三つの表面又はフランジを有する。即ち、隔壁は本質
的に一方の側に開口している浅い長方形の箱である。こ
れら三表面はレールの内表面と組み合わせられ、適切に
スポット溶接される。
に、レール部分の側面に重い部材をボルトで固定するた
めには、ボルトの取り付け部に強化領域又は支持構造を
設ける必要がある。本分野で使用される一つの手段は、
金属ブッシングを支えるスタンプ隔壁を提供することで
ある。隔壁は一般的にレールC部分にスポット溶接され
る三つのフランジ部材を含んでいる。特に、スタンプ隔
壁はレール部分の一方の壁から対向する壁又はキャップ
に延びる壁部材を有する。この様に、隔壁はレールによ
り規定される溝又は空洞に仕切りを形成する。この壁部
材を適切に保持するためには、隔壁は隔壁壁部材に垂直
な三つの表面又はフランジを有する。即ち、隔壁は本質
的に一方の側に開口している浅い長方形の箱である。こ
れら三表面はレールの内表面と組み合わせられ、適切に
スポット溶接される。
【0004】隔壁をそこに取り付けられる交差構造に対
する支持材として利用するためには、隔壁スタンピング
にスポット溶接される金属ブシングを適当な場所に置く
ようにデザインされる。ボルトがブシングを貫通して交
差構造を隔壁強化領域でレールに保持する。この従来法
は後に詳しく説明する。従来の隔壁のデザインは交差部
材の取り付け部でレール部分を補強するのに役に立つ一
方、大きなゲージブシングとスタンピングを一般的に必
要とし、実際には望ましくない振動と騒音を増加する。
する支持材として利用するためには、隔壁スタンピング
にスポット溶接される金属ブシングを適当な場所に置く
ようにデザインされる。ボルトがブシングを貫通して交
差構造を隔壁強化領域でレールに保持する。この従来法
は後に詳しく説明する。従来の隔壁のデザインは交差部
材の取り付け部でレール部分を補強するのに役に立つ一
方、大きなゲージブシングとスタンピングを一般的に必
要とし、実際には望ましくない振動と騒音を増加する。
【0005】さらに、通り抜けボルト,ブシング,金属
スタンピング及びレール部分は、一元の完全な補強構造
よりむしろ個別的要素として本質的に機能する。その結
果、上述のように振動と騒音が増加するのみならず、レ
ールの完全な強化が得られなくなり、ジョイント部及び
特に溶接部に金属疲労が生じる。本発明者は中空金属部
品を強化する多くの方法を開発してきた。その例として
は、熱硬化性又は熱可塑性の樹脂を基材とする物質で充
たされた縦穴を持つ開口溝型金属部材を含む自動車ドア
に使用される強化ビーム;ある長さに切断され、樹脂を
基材とする物質で充填された中空ねじり棒;構造部材に
対する、熱硬化樹脂と発泡剤を含む複数の小粒で形成さ
れた組立て強化インサート、ここで組立て部材は構造部
材中適切に拡張され硬化されている;金属チューブの穴
を三分の一以下占めている樹脂を基剤とするコアを持つ
複合ドアビーム;高い剛性/質量比により特徴づけら
れ、薄層の構造泡により内部のチューブから分離された
外部の部材を有する中空積層ビーム;外部泡を持ち予め
形成された構造的インサートを含み、中空構造材に挿入
されるIビーム強化材;中空部で適切に泡を形成してい
る拡張可能な樹脂に対するキャリアとして用いられるW
字型の金属ブラケット;等が挙げられる。
スタンピング及びレール部分は、一元の完全な補強構造
よりむしろ個別的要素として本質的に機能する。その結
果、上述のように振動と騒音が増加するのみならず、レ
ールの完全な強化が得られなくなり、ジョイント部及び
特に溶接部に金属疲労が生じる。本発明者は中空金属部
品を強化する多くの方法を開発してきた。その例として
は、熱硬化性又は熱可塑性の樹脂を基材とする物質で充
たされた縦穴を持つ開口溝型金属部材を含む自動車ドア
に使用される強化ビーム;ある長さに切断され、樹脂を
基材とする物質で充填された中空ねじり棒;構造部材に
対する、熱硬化樹脂と発泡剤を含む複数の小粒で形成さ
れた組立て強化インサート、ここで組立て部材は構造部
材中適切に拡張され硬化されている;金属チューブの穴
を三分の一以下占めている樹脂を基剤とするコアを持つ
複合ドアビーム;高い剛性/質量比により特徴づけら
れ、薄層の構造泡により内部のチューブから分離された
外部の部材を有する中空積層ビーム;外部泡を持ち予め
形成された構造的インサートを含み、中空構造材に挿入
されるIビーム強化材;中空部で適切に泡を形成してい
る拡張可能な樹脂に対するキャリアとして用いられるW
字型の金属ブラケット;等が挙げられる。
【0006】しかしながら、これらの先行技術のいずれ
も、交差部材の取り付け部でレール部材の従来の強化隔
壁に関連する課題の解決について特に論じているものは
なにもない。本発明は先行技術に固有の多くの問題を解
決する。本発明の目的は、隔壁の構成部材が強化構造と
一体ユニットとして一緒に機能するように、隔壁構造に
ブシングとスタンピングが取り込まれている、強化中空
金属構造を提供することである。
も、交差部材の取り付け部でレール部材の従来の強化隔
壁に関連する課題の解決について特に論じているものは
なにもない。本発明は先行技術に固有の多くの問題を解
決する。本発明の目的は、隔壁の構成部材が強化構造と
一体ユニットとして一緒に機能するように、隔壁構造に
ブシングとスタンピングが取り込まれている、強化中空
金属構造を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、振動及び騒音の伝達
レベルを有意に増やさないで、断面に大きい強度を提供
している強化金属箱型断面を提供することである。本発
明のさらに別の目的は、応力が個別の溶接部にというよ
りもむしろ強化レール領域全体に分布するように、また
騒音及び振動が減衰するように、エンジン受け台のよう
な交差材の取り付け部に強化フレームレール部分を提供
することである。
レベルを有意に増やさないで、断面に大きい強度を提供
している強化金属箱型断面を提供することである。本発
明のさらに別の目的は、応力が個別の溶接部にというよ
りもむしろ強化レール領域全体に分布するように、また
騒音及び振動が減衰するように、エンジン受け台のよう
な交差材の取り付け部に強化フレームレール部分を提供
することである。
【0008】本発明の上記及び他の目的、さらに本発明
の利点は、本発明の好ましい実施形態の説明とその図面
により完全に理解され、高く評価されるであろう。
の利点は、本発明の好ましい実施形態の説明とその図面
により完全に理解され、高く評価されるであろう。
【0009】
【発明の要約】ある局面で、本発明は強化構造を提供し
ている。この強化構造は中空構造材とそれに配置される
強化材とを含む。この強化材は一対の対向する壁を有す
る。熱で拡張されるポリマーの層がその対向する壁の間
に配置され、対向する壁に接着される。また、このポリ
マーの層も構造材に接着剤で直接接着される。袖部は、
対向壁間で対向壁に平行にポリマー層を通り延びてい
る。ポリマーは袖部に接着され、袖部がポリマーを通り
抜ける通路を形成している。強化構造は袖部の端部と一
直線になっている穴を有する。ボルトが構成要素を構造
材に保持するために使用される。このように、中空構造
材は本発明では強化材の力によりその場所で局所的に強
化されている。ポリマーは組立て後全構造を加熱するこ
とにより適切に拡張される。即ち、ポリマーは拡張して
強化構造と構造材の間の隙間を充たし、強化構造を構造
材に接着する。
ている。この強化構造は中空構造材とそれに配置される
強化材とを含む。この強化材は一対の対向する壁を有す
る。熱で拡張されるポリマーの層がその対向する壁の間
に配置され、対向する壁に接着される。また、このポリ
マーの層も構造材に接着剤で直接接着される。袖部は、
対向壁間で対向壁に平行にポリマー層を通り延びてい
る。ポリマーは袖部に接着され、袖部がポリマーを通り
抜ける通路を形成している。強化構造は袖部の端部と一
直線になっている穴を有する。ボルトが構成要素を構造
材に保持するために使用される。このように、中空構造
材は本発明では強化材の力によりその場所で局所的に強
化されている。ポリマーは組立て後全構造を加熱するこ
とにより適切に拡張される。即ち、ポリマーは拡張して
強化構造と構造材の間の隙間を充たし、強化構造を構造
材に接着する。
【0010】別の局面で、本発明の強化構造はフロント
レールのような自動車のレールである。そこでは、エン
ジン受け台のような構成要素の接着に局所的強化が必要
とされている。この局面で本発明は、強化部位での部品
の強度を増すと同時に振動と騒音の伝導を低下する。更
に別の局面では、袖部は薄い壁の金属ブシングであり、
対向する壁は構造材に溶接されているフランジを持つ金
属スタンピングであり、ポリマーは、密度を低下するた
めに中空小球を含む熱的に拡張されるエポキシ樹脂であ
る。
レールのような自動車のレールである。そこでは、エン
ジン受け台のような構成要素の接着に局所的強化が必要
とされている。この局面で本発明は、強化部位での部品
の強度を増すと同時に振動と騒音の伝導を低下する。更
に別の局面では、袖部は薄い壁の金属ブシングであり、
対向する壁は構造材に溶接されているフランジを持つ金
属スタンピングであり、ポリマーは、密度を低下するた
めに中空小球を含む熱的に拡張されるエポキシ樹脂であ
る。
【0011】さらにまた別の局面では、本発明は縦の溝
を有する構造材を強化する方法を提供する。この局面で
は、熱的に拡張できるポリマー層により分離された二つ
の対向壁を有する積層構造がレール部分等の溝に配置さ
れる。積層構造は、熱的に拡張可能なポリマーの層に配
置された袖部を有する。袖部は対向壁に垂直な通路を規
定する。積層構造も又一対のフランジ端部を有する。積
層構造は、前述の袖部の通路が縦形の溝に垂直になるよ
うに縦形の溝に配置される。積層構造はフランジ部で構
造材に溶接されている。全構造はポリマーの発泡剤を活
性化するのに有効な温度に加熱され、積層構造を構造剤
に接着するようにポリマーが熱的に拡張する。
を有する構造材を強化する方法を提供する。この局面で
は、熱的に拡張できるポリマー層により分離された二つ
の対向壁を有する積層構造がレール部分等の溝に配置さ
れる。積層構造は、熱的に拡張可能なポリマーの層に配
置された袖部を有する。袖部は対向壁に垂直な通路を規
定する。積層構造も又一対のフランジ端部を有する。積
層構造は、前述の袖部の通路が縦形の溝に垂直になるよ
うに縦形の溝に配置される。積層構造はフランジ部で構
造材に溶接されている。全構造はポリマーの発泡剤を活
性化するのに有効な温度に加熱され、積層構造を構造剤
に接着するようにポリマーが熱的に拡張する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1と2の図面において、先行技
術に係る前部レール形材20は、溝23を規定しキャッププ
レート24を受けるC-形材22を有している。隔壁スタンピ
ング26は垂直壁28とフランジ30とを有している。壁28の
弧状曲げ部33においてブシング32は壁28に溶接されてい
る。フランジ30は形材22に溶接され、隔壁26を適切に保
持する。ボルト36は、キャップ24,ブシング32及び形材
22の垂直壁37を通過し、レール20に取り付けられる構成
要素38を貫通する。ナット40がボルト36に取り付けられ
構成要素38を適切に保持する。これは先行技術の代表的
なものであり、不適切な強化,不適切な消音及び振動の
問題等の欠点を有している。
術に係る前部レール形材20は、溝23を規定しキャッププ
レート24を受けるC-形材22を有している。隔壁スタンピ
ング26は垂直壁28とフランジ30とを有している。壁28の
弧状曲げ部33においてブシング32は壁28に溶接されてい
る。フランジ30は形材22に溶接され、隔壁26を適切に保
持する。ボルト36は、キャップ24,ブシング32及び形材
22の垂直壁37を通過し、レール20に取り付けられる構成
要素38を貫通する。ナット40がボルト36に取り付けられ
構成要素38を適切に保持する。これは先行技術の代表的
なものであり、不適切な強化,不適切な消音及び振動の
問題等の欠点を有している。
【0013】図3の図面において、強化構造50は自動車
フレームの強化フロントレールとしての一実施形態であ
り、溝又は空洞56が強化構造50に規定されるようにキャ
ッププレート54により閉じられているフレームレールC-
形材52を含む。即ち、フレームレールは中空である。C-
形材52は垂直壁部材58と対向壁部材60及び62とを含む。
各対向壁部材60及び62はフランジ部64を有し、キャップ
プレート54がそのフランジ領域に溶接等によって取り付
けられる。強化材または隔壁68はC形材52の溝56に配置
され、第一壁またはサイド70及び第二壁またはサイド72
を有する。壁70と72とは互いに平行であり、ポリマー層
74により分離されている。即ち、ポリマー層74が壁70と
72との間に配置されている。
フレームの強化フロントレールとしての一実施形態であ
り、溝又は空洞56が強化構造50に規定されるようにキャ
ッププレート54により閉じられているフレームレールC-
形材52を含む。即ち、フレームレールは中空である。C-
形材52は垂直壁部材58と対向壁部材60及び62とを含む。
各対向壁部材60及び62はフランジ部64を有し、キャップ
プレート54がそのフランジ領域に溶接等によって取り付
けられる。強化材または隔壁68はC形材52の溝56に配置
され、第一壁またはサイド70及び第二壁またはサイド72
を有する。壁70と72とは互いに平行であり、ポリマー層
74により分離されている。即ち、ポリマー層74が壁70と
72との間に配置されている。
【0014】図4と5の図面に最もよく示されているよ
うに、各壁70及び72は関連弧状部分(壁72に対し76、壁
70に対し78)を有し、以下により完全に説明されている
ように、この部分が袖部81を収容するように形成されて
いる。各弧状部76及び78は各壁70及び72の長さに沿って
ほぼ中間にあり、湾曲した内表面として見ることもでき
る。袖部81は金属ブシングまたはこれに類似のものであ
り、図4の図面によく示されているように、溶接点83と8
5とで壁70と72とにスポット溶接される。ポリマー層74
は図4に示すように袖部81を本質的に含む。
うに、各壁70及び72は関連弧状部分(壁72に対し76、壁
70に対し78)を有し、以下により完全に説明されている
ように、この部分が袖部81を収容するように形成されて
いる。各弧状部76及び78は各壁70及び72の長さに沿って
ほぼ中間にあり、湾曲した内表面として見ることもでき
る。袖部81は金属ブシングまたはこれに類似のものであ
り、図4の図面によく示されているように、溶接点83と8
5とで壁70と72とにスポット溶接される。ポリマー層74
は図4に示すように袖部81を本質的に含む。
【0015】隔壁68は、壁70と72とからそれぞれ90度の
角度で延びる接着フランジ80及び82によって溝56に適切
に保持される。即ち、各壁70と72とは各端部に湾曲部を
有し、この湾曲部が対向壁の同様の部分と接合して、そ
れぞれ側壁60,62に溶接される接着フランジ80,82を形
成する。壁70と72の幅(垂直壁58とキャッププレート54
との間の距離)は、隔壁68が垂直壁58とキャッププレー
ト54に接触するようになっている。このため、ボルト84
は穴66でキャッププレート54を通り、袖部81と垂直壁58
の対応する穴(図示せず)を通過する。ボルト84は、架
空に断片86として示されるエンジン受け台86のような交
差材の穴を通り抜ける。ナット88はボルト84に保持さ
れ、エンジン受け台86を強化構造50に保持する。
角度で延びる接着フランジ80及び82によって溝56に適切
に保持される。即ち、各壁70と72とは各端部に湾曲部を
有し、この湾曲部が対向壁の同様の部分と接合して、そ
れぞれ側壁60,62に溶接される接着フランジ80,82を形
成する。壁70と72の幅(垂直壁58とキャッププレート54
との間の距離)は、隔壁68が垂直壁58とキャッププレー
ト54に接触するようになっている。このため、ボルト84
は穴66でキャッププレート54を通り、袖部81と垂直壁58
の対応する穴(図示せず)を通過する。ボルト84は、架
空に断片86として示されるエンジン受け台86のような交
差材の穴を通り抜ける。ナット88はボルト84に保持さ
れ、エンジン受け台86を強化構造50に保持する。
【0016】隔壁68は、フレームレールに加えられる力
の量に対し比較的軽重量の構造体である。壁70と72と
は、薄い鋼のスタンピング、例えば0.02から約0.08イン
チの厚さのもので形成できる。軽度から中程度の強度の
鋼が特に好まれる。好ましくは金属ブシングである袖部
81は、約0.08から約0.2インチの厚さの壁を持つ薄い壁
のチューブであってもよく、好ましくは軟鋼である。も
っとも、これらの寸法は単に例示したものであり、請求
項に規定されている発明の全範囲を限定するものではな
い。各接着フランジ80と82とは、一般的に壁70と72との
長さの約15%から約30%の長さである。袖部81の外径は
典型的には約0.5インチから約1インチになる。ポリマー
層74の幅は、壁又はプレート70と72との間の距離に関係
する関数であり、一般的には約0.1から約0.4インチであ
る。隔壁68の奥行き全体がポリマー層74で充たされてい
る。即ち、図5の図面に示されるように、ポリマー層74
が隔壁68の前面から背面まで延びている。ポリマー層74
を形成するために使用されるポリマーは、熱的に拡張で
きる樹脂を基材とする物質である。本発明では、熱的に
拡張される層74を形成するために数多の樹脂を基材とす
る組成物を利用する。好ましい組成物は、優秀な強度及
び硬度特性を与えるが、一方でほとんど重量を増やさな
い。層74の組成物に関して、当物質の密度は好ましくは
重量を最小化するために1立方フィート当たり約20パウ
ンドから約50パウンドとすべきである。融点,熱変形温
度及び化学分解温度は、ペンキオーブン等で典型的に使
用される高温で層74がその構造を維持するように充分に
高くなければならない。このため、層74は短時間の間32
0°F及び好ましくは350°より高い温度に耐えることが
できるべきである。また、層74は本質的に熱による変形
または分解を起こさないで、長期間約90°Fから200°
Fの熱に耐えられるべきである。
の量に対し比較的軽重量の構造体である。壁70と72と
は、薄い鋼のスタンピング、例えば0.02から約0.08イン
チの厚さのもので形成できる。軽度から中程度の強度の
鋼が特に好まれる。好ましくは金属ブシングである袖部
81は、約0.08から約0.2インチの厚さの壁を持つ薄い壁
のチューブであってもよく、好ましくは軟鋼である。も
っとも、これらの寸法は単に例示したものであり、請求
項に規定されている発明の全範囲を限定するものではな
い。各接着フランジ80と82とは、一般的に壁70と72との
長さの約15%から約30%の長さである。袖部81の外径は
典型的には約0.5インチから約1インチになる。ポリマー
層74の幅は、壁又はプレート70と72との間の距離に関係
する関数であり、一般的には約0.1から約0.4インチであ
る。隔壁68の奥行き全体がポリマー層74で充たされてい
る。即ち、図5の図面に示されるように、ポリマー層74
が隔壁68の前面から背面まで延びている。ポリマー層74
を形成するために使用されるポリマーは、熱的に拡張で
きる樹脂を基材とする物質である。本発明では、熱的に
拡張される層74を形成するために数多の樹脂を基材とす
る組成物を利用する。好ましい組成物は、優秀な強度及
び硬度特性を与えるが、一方でほとんど重量を増やさな
い。層74の組成物に関して、当物質の密度は好ましくは
重量を最小化するために1立方フィート当たり約20パウ
ンドから約50パウンドとすべきである。融点,熱変形温
度及び化学分解温度は、ペンキオーブン等で典型的に使
用される高温で層74がその構造を維持するように充分に
高くなければならない。このため、層74は短時間の間32
0°F及び好ましくは350°より高い温度に耐えることが
できるべきである。また、層74は本質的に熱による変形
または分解を起こさないで、長期間約90°Fから200°
Fの熱に耐えられるべきである。
【0017】泡74は最初壁70と72との一方または両方に
塗布され、次に両者の壁及び袖部81と密接に接触するよ
うに拡張されてもよい。泡74が熱拡張できる際には、泡
74を拡張するためにペンキオーブンからの熱を使用して
もよい。さらに詳しくは、特に好ましい実施形態におい
て、層74の熱的に拡張される泡構造は合成樹脂,気泡形
成剤及び充填剤を含む。合成樹脂は層74の約40重量%か
ら約80重量%、好ましくは、約45重量%から約75重量
%、最も好ましくは、約50重量%から約70重量%含まれ
る。最も好ましくは、樹脂の一部分は柔軟性エポキシを
含む。ここに用いられているように、"気泡形成剤"とい
う用語は層74に気泡,気孔,または空洞を生成する試薬
を一般的に指す。即ち、層74は、質量体全体に分布する
数多の気泡を有する気泡構造を持つ。この気泡構造は、
強くて軽量の構造を有する低密度で高強度の物質を提供
する。本発明に一致する気泡形成剤は、ガラスまたはプ
ラスチックで形成される強化"中空"小球または小泡を含
む。また、気泡形成剤は化学的または物理的いずれの発
泡剤を含んでもよい。ガラス小球が特に好ましい。気泡
形成剤が小球または大球を含む場合は、それは、層74を
形成する物質の約10から約50重量%、好ましくは約15か
ら約45重量%、最も好ましくは20から約40重量%含まれ
る。気泡形成剤が発泡剤を含む場合は、発泡剤は熱的に
拡張される泡構造層74の約0.5から約5.0重量%、好まし
くは約1から約4.0重量%、最も好ましくは、約1から約2
重量%含まれる。好ましい充填剤としては、ガラスまた
はプラスチック小球,発煙シリカ,炭酸カルシウム,粉
状のガラスファイバー,細かく切られたガラスより糸等
が挙げられる。揺変性充填剤が特に好まれる。他にも適
当な物質があるかもしれない。充填剤は層74の約1から
約15重量%、好ましくは約2から約10重量%、最も好ま
しくは約3から約8重量%含まれる。
塗布され、次に両者の壁及び袖部81と密接に接触するよ
うに拡張されてもよい。泡74が熱拡張できる際には、泡
74を拡張するためにペンキオーブンからの熱を使用して
もよい。さらに詳しくは、特に好ましい実施形態におい
て、層74の熱的に拡張される泡構造は合成樹脂,気泡形
成剤及び充填剤を含む。合成樹脂は層74の約40重量%か
ら約80重量%、好ましくは、約45重量%から約75重量
%、最も好ましくは、約50重量%から約70重量%含まれ
る。最も好ましくは、樹脂の一部分は柔軟性エポキシを
含む。ここに用いられているように、"気泡形成剤"とい
う用語は層74に気泡,気孔,または空洞を生成する試薬
を一般的に指す。即ち、層74は、質量体全体に分布する
数多の気泡を有する気泡構造を持つ。この気泡構造は、
強くて軽量の構造を有する低密度で高強度の物質を提供
する。本発明に一致する気泡形成剤は、ガラスまたはプ
ラスチックで形成される強化"中空"小球または小泡を含
む。また、気泡形成剤は化学的または物理的いずれの発
泡剤を含んでもよい。ガラス小球が特に好ましい。気泡
形成剤が小球または大球を含む場合は、それは、層74を
形成する物質の約10から約50重量%、好ましくは約15か
ら約45重量%、最も好ましくは20から約40重量%含まれ
る。気泡形成剤が発泡剤を含む場合は、発泡剤は熱的に
拡張される泡構造層74の約0.5から約5.0重量%、好まし
くは約1から約4.0重量%、最も好ましくは、約1から約2
重量%含まれる。好ましい充填剤としては、ガラスまた
はプラスチック小球,発煙シリカ,炭酸カルシウム,粉
状のガラスファイバー,細かく切られたガラスより糸等
が挙げられる。揺変性充填剤が特に好まれる。他にも適
当な物質があるかもしれない。充填剤は層74の約1から
約15重量%、好ましくは約2から約10重量%、最も好ま
しくは約3から約8重量%含まれる。
【0018】本発明に使用される好ましい合成樹脂は、
エポキシ樹脂,ビニルエステル樹脂,熱硬化ポリエステ
ル樹脂及びウレタン樹脂のような熱硬化剤を含む。本発
明の範囲は樹脂の分子量により制限されるものではな
く、適当な重量が本発明の開示に基づいて本分野の熟練
者には判断されるであろう。液体充填剤の樹脂成分が熱
硬化樹脂である場合には、イミジゾールのような種々の
促進剤及び硬化剤、好ましくはジシアンジアミドが硬化
速度を上げるために含まれてもよい。促進剤の機能量
は、樹脂,気泡形成剤または充填剤の3成分の1つを対
応量削減して、典型的には樹脂重量の約0.5から約2.0重
量%である。同様に、使用される硬化剤の量は、樹脂,
気泡形成剤又は充填剤の3成分の1つを対応量削減し
て、典型的には樹脂重量の約1%から8%である。工程補
助剤,安定剤,着色剤,UV吸収剤等の効果量も層に含め
てもよい。また、熱可塑性剤も適当である。
エポキシ樹脂,ビニルエステル樹脂,熱硬化ポリエステ
ル樹脂及びウレタン樹脂のような熱硬化剤を含む。本発
明の範囲は樹脂の分子量により制限されるものではな
く、適当な重量が本発明の開示に基づいて本分野の熟練
者には判断されるであろう。液体充填剤の樹脂成分が熱
硬化樹脂である場合には、イミジゾールのような種々の
促進剤及び硬化剤、好ましくはジシアンジアミドが硬化
速度を上げるために含まれてもよい。促進剤の機能量
は、樹脂,気泡形成剤または充填剤の3成分の1つを対
応量削減して、典型的には樹脂重量の約0.5から約2.0重
量%である。同様に、使用される硬化剤の量は、樹脂,
気泡形成剤又は充填剤の3成分の1つを対応量削減し
て、典型的には樹脂重量の約1%から8%である。工程補
助剤,安定剤,着色剤,UV吸収剤等の効果量も層に含め
てもよい。また、熱可塑性剤も適当である。
【0019】以下の表では、層74に対する好ましい組成
が規定される。この組成により約320°Fで完全に拡張し
硬化する物質が提供され、優秀な構造特性が提供される
ことが解った。本開示におけるすべての百分率は特に指
定される場合を除き重量パーセントである。 成分 重量% EPON 828(エポキシ樹脂) 37.0 DER 331(柔軟性エポキシ樹脂) 18.0 DI-CY(ジシアンジアミド硬化剤) 4.0 IMIDIZOLE(促進剤) 0.8 発煙シリカ(揺変性充填剤) 1.1 CELOGEN AZ199(アソジカルボンアミド発泡剤) 1.2 83MICROS(ガラス小球) 37.0 WINNOFIL炭酸カルシウム(CaCO3充填剤) 0.9 本発明は主として自動車部品に関連して説明されてきた
が、飛行機,船,自転車またはエネルギーで動くほとん
どすべてのもの等のような他の製品の部品として実施し
てもよい。同様に、本発明は、建物のような動かない又
は静止した構造に対し地震からのような振動を受けたと
き堅固な支持を提供するために、あるいは単純に負荷を
受ける構造に対し軽量の支持を提供するために用いても
よい。さらにまた、本発明は主に熱拡張性の泡に関し
て、及び内部チューブ16,58,76のような金属部品に関
して説明されてきたが、他の物質も使用することができ
る。例えば、泡は、化学的に活性化されて膨張し剛性構
造の泡を生成する適当な既知の拡張性泡であってもよ
い。隔壁70、70及び袖部81は、泡に対する背景膜または
支持として機能するのに充分な剛性を持つ種々のプラス
チックまたはポリマー性物質、あるいは種々の木製の繊
維性物質等の金属以外の物質からできていてもよい。熱
拡張性の泡が使用されるときは、隔壁の壁と袖部は熱硬
化の際受ける熱に耐えなればならない。しかしながら、
他のタイプの泡物質が使用される場合は隔壁の壁と袖部
が高温に耐えることができる事は必要ではない。その代
わり、隔壁の壁及び袖部に対する基本的必要事項は、そ
れらが意図する方法で機能するのに充分な剛性を持つこ
とである。例えば、硬化又はさらに処理した際堅固にな
る隔壁の壁及び袖部の物質として用いることもできる。
本発明はまた隔壁の壁及び袖部が金属以外の物質で出来
ている場合にも実施してもよい。しかし、膨張時薄い膨
張しない泡が隔壁の壁及び袖部と強い結合を形成しその
結果構造的組成物が生成するように材料が選択されるの
が好ましい。
が規定される。この組成により約320°Fで完全に拡張し
硬化する物質が提供され、優秀な構造特性が提供される
ことが解った。本開示におけるすべての百分率は特に指
定される場合を除き重量パーセントである。 成分 重量% EPON 828(エポキシ樹脂) 37.0 DER 331(柔軟性エポキシ樹脂) 18.0 DI-CY(ジシアンジアミド硬化剤) 4.0 IMIDIZOLE(促進剤) 0.8 発煙シリカ(揺変性充填剤) 1.1 CELOGEN AZ199(アソジカルボンアミド発泡剤) 1.2 83MICROS(ガラス小球) 37.0 WINNOFIL炭酸カルシウム(CaCO3充填剤) 0.9 本発明は主として自動車部品に関連して説明されてきた
が、飛行機,船,自転車またはエネルギーで動くほとん
どすべてのもの等のような他の製品の部品として実施し
てもよい。同様に、本発明は、建物のような動かない又
は静止した構造に対し地震からのような振動を受けたと
き堅固な支持を提供するために、あるいは単純に負荷を
受ける構造に対し軽量の支持を提供するために用いても
よい。さらにまた、本発明は主に熱拡張性の泡に関し
て、及び内部チューブ16,58,76のような金属部品に関
して説明されてきたが、他の物質も使用することができ
る。例えば、泡は、化学的に活性化されて膨張し剛性構
造の泡を生成する適当な既知の拡張性泡であってもよ
い。隔壁70、70及び袖部81は、泡に対する背景膜または
支持として機能するのに充分な剛性を持つ種々のプラス
チックまたはポリマー性物質、あるいは種々の木製の繊
維性物質等の金属以外の物質からできていてもよい。熱
拡張性の泡が使用されるときは、隔壁の壁と袖部は熱硬
化の際受ける熱に耐えなればならない。しかしながら、
他のタイプの泡物質が使用される場合は隔壁の壁と袖部
が高温に耐えることができる事は必要ではない。その代
わり、隔壁の壁及び袖部に対する基本的必要事項は、そ
れらが意図する方法で機能するのに充分な剛性を持つこ
とである。例えば、硬化又はさらに処理した際堅固にな
る隔壁の壁及び袖部の物質として用いることもできる。
本発明はまた隔壁の壁及び袖部が金属以外の物質で出来
ている場合にも実施してもよい。しかし、膨張時薄い膨
張しない泡が隔壁の壁及び袖部と強い結合を形成しその
結果構造的組成物が生成するように材料が選択されるの
が好ましい。
【0020】本発明の特別な実施形態がここに示され説
明されているが、本発明の開示に照らして特に本分野の
熟練者により多くの修飾が行われるので本発明はそれら
の実施形態に限定されるものではない。従って、付随の
請求項によりそのような修飾がカバーされ本発明の真の
精神と範囲に入ることが期待される。
明されているが、本発明の開示に照らして特に本分野の
熟練者により多くの修飾が行われるので本発明はそれら
の実施形態に限定されるものではない。従って、付随の
請求項によりそのような修飾がカバーされ本発明の真の
精神と範囲に入ることが期待される。
【図1】従来技術の隔壁強化構造の図式的分解組立て斜
視図。
視図。
【図2】キャッププレートを取り除いた図1の構造の図
式的前部の立面図。
式的前部の立面図。
【図3】強化積層隔壁の構築を説明する本発明の強化レ
ール部分の図式的分解組立て斜視図。
ール部分の図式的分解組立て斜視図。
【図4】図3の構造からキャッププレートを取り除いた
図式的前部の立面図。
図式的前部の立面図。
【図5】図3と4の隔壁部の図式的背部図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:30
Claims (24)
- 【請求項1】空間を規定する構造材と;第一,第二対向
壁を有し前記空間に配置される強化材と;前記第一,第
二対向壁の間に配置され前記第一,第二対向壁に接着さ
れている拡張ポリマー層であって、前期拡張ポリマーが
前記構造材にも接着されている拡張ポリマー層と;前記
拡張ポリマーを通って延び、前記第一,第二対向壁の間
に配置され、前記拡張ポリマーに接着されている袖部で
あって、ボルトを受けるように適合している通路を規定
している袖部と;を含む強化構造。 - 【請求項2】前記構造材を通って延び、かつ前記袖部を
通って延びるボルトをさらに含む、請求項1に記載の強
化構造。 - 【請求項3】前記強化構造が自動車のレール部分であ
る、請求項1に記載の強化構造。 - 【請求項4】前記自動車のレール部分がフロントレール
である、請求項3に記載の強化構造。 - 【請求項5】前記レール部分は外側に延長するフランジ
を有するU型部材であり、キャッププレートが前記フラ
ンジに保持されている、請求項4に記載の強化構造。 - 【請求項6】前記対向壁が前記構造材に溶接されてい
る、請求項1に記載の強化構造。 - 【請求項7】前記袖部が前記第一,第二壁の少なくとも
ひとつに溶接されている、請求項1に記載の強化構造。 - 【請求項8】前記強化構造材が前記袖部の前記ボルト受
け通路と一直線上にある一対の通過孔を有している、請
求項1に記載の強化構造。 - 【請求項9】前記拡張ポリマー層がエポキシである、請
求項1に記載の強化構造。 - 【請求項10】前記袖部が前記第一、第二対向壁と実質
上平行である、請求項1に記載の強化構造。 - 【請求項11】前記拡張ポリマー層が、重量%で約40%
から約60%の樹脂と;約10%から約50%の小球と;約0.
5%から約5%の発泡剤と;約1%から約15%の充填剤
と;約0.5%から約2.0%の促進剤と;約1%から約8%の
硬化剤とから形成され、熱的に拡張されている、請求項
1に記載の強化構造。 - 【請求項12】対向側壁を有し、縦の溝を規定するレー
ルであって、前記縦の溝は縦軸に沿っているレールと;
前記縦の溝に垂直に前記溝に配置されている積層強化材
であって、一層の拡張ポリマーにより隔てられた二つの
対向する保持壁を有する積層強化材と;前記対向する保
持壁の間に配置され、通路を規定する袖部と;前記レー
ルの前記対向壁と前記袖部とに接着される拡張ポリマー
の層と;前記レールと前記袖部とを通り延びるボルト
と;を含む強化構造材。 - 【請求項13】前記レールは鋼からなり、前記壁は前記
鋼のレールに溶接されたフランジを有する、請求項12
に記載の強化構造材。 - 【請求項14】前記対向する保持壁が前記袖部の位置に
凸表面をそれぞれ含む、請求項12に記載の強化構造
材。 - 【請求項15】前記袖部が前記対向保持壁の少なくとも
一方に溶接されている、請求項12に記載の強化構造。 - 【請求項16】前記拡張ポリマーの層がエポキシであ
る、請求項12に記載の強化構造。 - 【請求項17】前記エポキシが熱的に拡張され、さらに
前記エポキシの密度を低下する小球を含んでいる、請求
項16に記載の強化構造。 - 【請求項18】前記積層強化材がその各端部にフランジ
部を有している、請求項12に記載の強化構造材。 - 【請求項19】縦の溝を持つ構造材を強化する方法であ
って、 縦の溝を規定する構造材を提供するステップと;一層の
拡張可能なポリマーにより隔てられる二つの対向壁を有
する積層構造を提供するステップであって、前記積層構
造は前記拡張可能なポリマーの層に配置される袖部を有
し、前記袖部は前記対向壁の間の通路を規定しているス
テップと;前記袖部の通路が実質的に前記縦の溝に垂直
になるように前記縦の溝に前記積層構造を配置するステ
ップと;前記積層構造を前記構造材に溶接するステップ
と;前記ポリマーを作動して拡張させ前記壁と前記袖部
に密接に接触させるステップと;を含む方法。 - 【請求項20】ポリマーが熱的に拡張可能であり、前記
ポリマーが前記積層構造を前記構造材に接着させるよう
に、熱的に拡張可能なポリマーの前記層を熱的に拡張す
るのに充分な温度に前記構造材を加熱する、請求項19
に記載の方法。 - 【請求項21】前記構造材が自動車のレールである、請
求項19に記載の方法。 - 【請求項22】前記エポキシが前記エポキシの密度を低
下する小球をさらに含む、請求項20に記載の強化構
造。 - 【請求項23】請求項19に記載の方法により形成され
る、強化構造材。 - 【請求項24】空間を規定する構造材と;第一,第二対
向壁を有し、前記空間に配置される強化材と;前記第
一,第二対向壁の間に配置され、前記第一,第二対向壁
に接着され、前記構造材にも接着される熱的に拡張可能
なポリマーの層であって、重量%で37%のエポキシ樹
脂,18%の柔軟性エポキシ樹脂,4%のジシアンジアミ
ド硬化材,0.8%のイミジゾール促進剤,1.1%の発煙シ
リカ,1.2%のアゾジアルボンアミド発泡剤,37%のガ
ラス小球及び0.9%の炭酸カルシウムを含む前記熱的に
拡張できるポリマーの層と;前記熱的に拡張可能なポリ
マーを通って延びる袖部であって、前記第一,第二対向
壁の間に配置され前記熱的に拡張可能なポリマーに接着
され、ボルトを受けるように適合した通路を形成してい
る前記袖部と;を含む強化構造。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US5311897P | 1997-07-18 | 1997-07-18 | |
US60/053118 | 1998-06-23 | ||
US09/103,032 US6237304B1 (en) | 1997-07-18 | 1998-06-23 | Laminate structural bulkhead |
US09/103032 | 1998-06-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11170417A true JPH11170417A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=26731469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10222313A Pending JPH11170417A (ja) | 1997-07-18 | 1998-07-21 | 積層構造の隔壁 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6237304B1 (ja) |
EP (1) | EP0891918B1 (ja) |
JP (1) | JPH11170417A (ja) |
KR (1) | KR19990013559A (ja) |
AR (1) | AR016354A1 (ja) |
AT (2) | AT3114U1 (ja) |
BR (1) | BR9802436A (ja) |
CA (1) | CA2242860A1 (ja) |
DE (2) | DE29812737U1 (ja) |
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GB (1) | GB2327386B (ja) |
IT (1) | IT1305566B1 (ja) |
NL (1) | NL1009642C2 (ja) |
PL (1) | PL327391A1 (ja) |
TR (1) | TR199801382A2 (ja) |
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ZA991856B (en) | 1998-08-27 | 1999-09-22 | Henkel Corp | Storage-stable compositions useful for the production of structural foams. |
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JP2001074011A (ja) * | 1999-09-02 | 2001-03-23 | Honda Motor Co Ltd | 部材の共締め構造 |
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